山口鶴男 衆議院議員
29期国会発言一覧

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山口鶴男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山口鶴男衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

山口鶴男[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第47号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○山口鶴男君 私は、ただいま議題となりました銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党を代表し、反対の討論を行なわんとするものであります。  この法律案を提案するにあたって、政府は、「最近において銃砲刀剣類または危険な刃物をもって暴力犯罪を犯す傾向が高まり、社会不安を招いておると見受けられるので、暴力犯罪防止対策要綱を定めて、暴力犯罪の根絶のため総合的施策を推進するとともに、その一環として銃砲刀剣類等の所持、携帯に関する現行法を改正し、警察官が取り締まりをする場合の権限を強化し、明確にする必要があると認めます。」と述べておるのであります。この説明は、一応もっともらしく……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第21号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○山口鶴男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に関し、政府提出法案に反対、わが日本社会党提出案に賛成の討論を行なうものでございます。(拍手)  討論にあたって、まず、政府提出法案について指摘いたさなければならない点は、国税、地方税を通ずる国民の税負担の割合についてであります。昭和三十七年度の税負担率は二二・三%に達するのでありまして、昭和三十五年当初の二〇・五%、昭和三十六年度当初の二〇・七%をはるかに上回り、戦前の平均である一二・九%に比較すれぱ、ほぼその倍額に達しておるのであります。これでは池田内閣の政策は、所得倍増ではなく、税金倍……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第42号(1963/06/28、29期、日本社会党)

○山口鶴男君 定数ありますか。
【次の発言】(続) これでは定数ないですよ。
【次の発言】(続) 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました地方行政連絡会議法案に対し、反対の討論を行ないたいと存じます。  さて、この法案は、名前は地方行政連絡会議法案でありますが、その実は都道府県知事と指定都市の市長、並びに大蔵、農林、通産、運輸、警察等の各出先機関の長とが九ブロックに分かれて集まり、昼食ないしは夕飯をともにするという、地方公共団体と地方の出先機関の昼食会ないしはサロンをわざわざ御丁寧にも法律をもって規定したという、きわめて無意味な法律であるといわなければなりません。(拍手)  政府は……

山口鶴男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

山口鶴男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。ただいま政務次官と官房長のお答えを聞いておりますと、非常に奇異に感ずる点がありますのでお尋ねをいたしたいと思うのですが、政務次官がお答えされました点では、この契約については、とにかく買い手は日本であり、売り手はアメリカである、向こうは商法があるけれども、こちらとしては日本国の財政法もある、そういう中で奇妙に思っていろいろ調べたところが、何しろ、こちらは原子力の問題に関してはまだ幼稚園の段階であって、強いことが言えないというような点で、やむを得なかったというようなお答えをせられました。ところが、先ほど官房長からお答えがありました点では、こういうことを述べておられます。……

第38回国会 建設委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間もだいぶおそくなって参りましたので、重複する点はできるだけ避けましてお尋ねをいたしたいと思います。  三県の知事さんにお伺いしたいと思います。いずれの知事さんも口をそろえて、いわゆる上流県の水源涵養の問題について、今回の促進法並びに公団法については配慮がなされておらない、こういうことをおっしゃっておられるわけでありますが、河川法の規定は、都道府県知事に河川の管理権がございます。その上に立ちまして、地方自治法におきましても、都道府県の任務というものが、河川の管理をしておる都道府県の重要な権限といたしまして、河川を涵養するためのいわゆる治山治水、またこれに関連をする林産資源、……

第38回国会 地方行政委員会 第8号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 地方財政計画の問題に関しまして、最初に総括的な問題について数点お尋ねをいたしまして、そのあと具体的な問題について若干質問を行ないたいと思います。  地方財政計画が二月の二十四日国会に提出をせられまして、われわれその報告を受けたわけでございますが、われわれの感じといたしまして、いかにもこの地方財政計画を提出される時期がおそきに失するのではないか、かような感を持たざるを得ないのであります。地方財政計画の提出の時期等の問題につきましては、過ぐる地方行政委員会でも問題になりましたし、また過日行なわれました予算委員会におきましてもわが党の川村委員等からいろいろと御指摘があったわけでござ……

第38回国会 地方行政委員会 第9号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 一昨日に引き続いて若干お尋ねをいたしたいと思うのですが、一昨日給与費の単価の問題につきまして公務員課長でしたかにお伺いをいたしましたら、後日計算をいたしましてお答えをするという点がございましたので、その点をまずお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 今のお答えは非常におかしいと私は思うのです。三十六年度は宿日直両方二百六十円ですか。三十五年度は日直が二百五十円ですね。宿直が二百円でしょう。三十六年度は幾らですか。
【次の発言】 労働省の見解でいきますと、宿日直ともに三分の一を下回ってはいけないことになっているわけでしょう。個々の地方自治団体について云々と言われており……

第38回国会 地方行政委員会 第15号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して一つだけお伺いしたいと思うのですが、事業費支弁の臨事職員の問題です。都道府県がいたしておりまする仕事にいたしましても、具体的にたとえば土木費におきまして、橋梁あるいは道路の改修、あるいは災害の復旧、そういった国庫補助金が参りますと、その中で六%ですか七%であったかと思いますが、いわゆる指導監督に支出していい経費というものがありますね。この中から現実に支払われている職員というものは相当おります。河川の場合もそうであるし、それからまた林野行政の場合も、たとえば治山治水の工事、こういうものにも同じような事業費から支払われている職員が非常に多い。それから土地改良事業にいたしま……

第38回国会 地方行政委員会 第18号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、主として基本的な問題に関しまして質問をいたしたいと思います。従いまして主として大臣にお尋ねをいたしますので、大臣から責任ある御答弁をまずお願いいたします。  今回地方税法の一部を改正する法律案が提案をされまして、池田内閣が公約の三本の柱の一つとしてかねがね宣伝して参りましたいわゆる減税、さきには国税の改正が提案をせられまして、今回また地方税の改正が提案をされることになったのでありますが、今回の地方税の改正もそうでありますし、さきに問題となりました国税の改正もそうでありますが、いわゆる池田内閣の重要な柱として非常に宣伝をしたのに比較を……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 この問題に関連してお尋ねいたします。  行政局長にお尋ねしたいのですけれども、先ほど御答弁を聞きましたが、問題は現在この義務制諸学校の宿直の、いわゆる条件の許可権者は、地方公務員法並びに教育委員会の法律によりまして市町村長になっておるのでしょう。県立学校の職員は人事委員会、あるいは県庁の職員の許可権者は人事委員会、ですから労働基準監督署が行なうべき許可権を人事委員会なりあるいは市町村長が代行しているという形になるわけですね。そこで私は行政局長にお尋ねしたいと思うのですけれども、局長も労働次官通達が出ておるということは承知をしておる。そうして現にその義務制諸学校の教職員の給与の……

第38回国会 地方行政委員会 第30号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいまの問題に関連してお尋ねいたしますが、東京都における水道事業が、経常が相当困難な状態に立ち至りまして、水道料金の値上げを一応考慮せられた。こういうことを聞いておるわけでありますが、結局今回無期限、無利息の出資ができるようになったのです。この場合、東京都の水道事業が相当困難になって、料金を上げなければどうしても収支相償わないという状態に立ち至ったという場合を考慮して、今回の――そればかりではないと思いますが、当然そういうような場合には出資の制度が適用せられる、こういうことをお考えでございますか。東京都の場合は、たしか料金値上げを申請したところが、政府のいわば公共料金の値上……

第38回国会 地方行政委員会 第37号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間もお忙しいようでありますので、きわめて簡潔にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まず、この銃砲刀剣数等所持取締法の一部を改正する法律案がよって出て参りましたところは、大臣の御説明によりましても、政府で決定をいたしました暴力犯罪防止対策要綱、これを一応もとといいますか、これを具体化するものとして出て参ったようであります。そこでこの対策要綱に関しまして大臣に幾つかお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、まずこの要綱を拝見いたしますと、「最近における暴力の横行は、民主主義の根底をも危うくするおそれがあり、まことに憂うべき傾向である。」よって、この対策として行政上の措置及び……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 科学技術基本法の考え方につきまして、科学技術会議の梶井先生からいろいろお話があり、また、和達先生の方からは、学術会議の勧告に沿いまして、学術会議の考え方をいろいろと表明いただいたわけでございますが、先ほど齋藤委員も御指摘されましたように、私ども拝聴いたしておりまして、科学技術会議の梶井先生のいろいろ論議をしておられます考え方と申しますか、そういうものと、和達先生が学術会議を代表されまして、勧告にのっとって表明されました御意見というものが、若干食い違っておると申しますか、ニュアンスが違っておると申しますか、そういう点を感じた次第でございます。  そこで、お尋ねをいたしたいと思う……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 すでに先輩のお二人の方々から原子力行政全般の基本的な問題につきまして広範な御指摘がございましたが、菊池原研理事長さんがお見えでございますので、具体的な問題に対しまして簡単にお尋ねいたしたいと思います。  先ほど菊池先生の放射線禍に対する御見解の表明がございましたが、一号炉から二号炉と、次第に放射線のレベルも高まっておるので、ある程度の放射線というものについてはやむを得ない。従って、現在国際的な水準においてきめられておるいわゆる許容量までは、予防補償というものについては一切考えないというようなお話がございました。そこで、私しろうとでありますのでよくわかりませんが。許容量というも……

第39回国会 地方行政委員会 第3号(1961/10/05、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 それでは、昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案につきまして、幾つかお尋ねをいたしたいと存じます。  大臣の提案理由の説明を拝見いたしますと、今回の法律案を提案いたしました理由といたしまして、いわゆる人事院勧告を十月一日から実施をするに必要な財源を保証することが第一、また第二としましては、生活保護基準について十月一日から引き上げを行なうことになりましたので、これに必要ないわゆる財源措置、この二つの理由からこの法律案を提案せられた、かように述べておられるようでございます。  そこでお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、大臣がおられませんので政務次官にお尋ね……

第39回国会 地方行政委員会 第7号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 社会党を代表いたしまして、提案をせられました昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案に対しまして、反対の討論を行ないたいと存じます。  今回提出をせられました地方交付税の単位費用の特例に関する法律案は、国家公務員の給与改定に準ずる地方公務員の給与改定に必要な財源の措置及び生活保護基準の若干の引き上げに伴うところの地方負担分の財源措置、この二つに限定いたしておりまして、二百十億円を地方自治団体に交付するための単位費用の改定でございまするけれども、現在の地方自治団体の財政状況を考えてみまするに、池田内閣のいわゆる所得倍増計画、経済の高度成長という名の経済政策の失……

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 気象庁長官がお見えになってないようですから、それまで自治省関係の方々に幾つかの点をお尋ねをしてみたいと思います。  まず最初に、第二条の定義というところに災害とは何ぞやということがずっと並べられております。これを見て疑問に感ずる点を二つお尋ねしたいと思うのです。  まず第一は、「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波」こう並べてありまして、「その他の異常な自然現象」とあるわけであります。災害としてこれだけ並べてあるわけでありますが、わが日本には常襲的に襲ってくる災害というものがもっとこれらのほかにもあると思うのです。見てみますと、あとで政令で定めるようなことが書いてあるよう……

第39回国会 地方行政委員会 第13号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して一つお尋ねいたします。  ただいまの航空機を気象庁が持つ問題については、運輸大臣、自治大臣の見解は非常に消極的のようです。ところが、この法律の第八条の二項七号を見てみますと、非常に雄大な計画を政府お考えになっておるようで、台風に対して人為的調節をするというのです。台風のエネルギーたるや、どのくらいであるか御存じですか。何メガトンというような原爆のエネルギーよりも、台風のエネルギーの方が大きいんですよ。そういうような膨大なエネルギーを持つ台風に対して、人為的な調節をお考えになる。これはエネルギーの量からいうと莫大なもので、金額についても非常な額だと思います。一方では、そ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/12/20、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、先ほど齋藤委員からお尋ねのございました日米科学委員会の性格に関する問題であります。  お答えによりますと、六月における池田・ケネディ会談の結果による、いわゆる共同声明の結果として、両国政府の勧告機関としてこれが持たれた、こういうお話でございます。しかし、私どもといたしますと、ほかの国々と同じような形で科学協力なりあるいは科学の合同委員会なり、こういうものが持たれておるという状況でありますならば、必ずしも問題ないと思うのでありますが、各国との間にそういった機関はいまだ設置をされておりません。そうして日本とアメリカとの間……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 過日わが党の河野委員から基本的な問題についてお尋ねがございましたので、幾つか具体的の問題について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初の問題は、アメリカのケネディ大統領が二月七日、イギリスのクリスマス島で大気圏内の核実験を再開する、こういう声明を発せられました。また、これに対して英国のマクミラン首相もそれを許可する声明を出されておるわけであります。長官は、昨年設置せられました放射能対策本部を主宰いたしておる立場もございますが、このアメリカの大気圏内の核実験再開に対していかにお考えであり、また政府としていかなる態度をおとりになろうとしておりますか、お聞かせいただきたい……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま齋藤委員からいろいろな質問があり、政府の所信も述べられたのでありますが、このような南極の観測事業が中止になりましたことにつきましては、われわれといたしまして心から遺憾に思う次第でございます。従いまして、各位の御賛同を得まして、南極地域における科学調査に関する件を決議として御提案申し上げますので、各位の御賛同をいただきたいと思う次第であります。    南極地域における科学調査に関する件(案)  政府は、国際地球観測年の一翼として連年継続実施して来た南極観測事業を来年度をもつて一応中止することとしたが、本件について当委員会はかかる結果にいたることのないよう数次に亘り政府当……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間もだいぶおそくなりましたので、一つだけお尋ねしたいと思います。  ただいま、海外技術協力事業団の趣旨といいますか、目的といいますか、その問題について松前委員からお尋ねがありまして、外務当局からお答えがございました。いろいろ答弁については訂正をせられたりされておりますが、全体として感じられる点は、たった二億の海外技術協力事業団でもって、あわよくば輸出を伸ばし、輸出振興に役立たせ、所得倍増計画を達成する一環にしていきたいというような、何か非常に見えすいたといいますか、ちゃちなといいますか、そういうお考えでこれをお始めになったような感が私どもいたすのであります。  この低開発地……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大臣が来られましてからお尋ねした方がいいかと思いますが、大臣お見えでございません。とりあえず次官おいででございますから、次官にお尋ねいたしたいと思います。  過日、ある新聞に、原子力委員会が原子力基本法の運用に関して、特にインドにおいて今問題になっておりますコールダーホールの原子力発電、その建設に関連をいたしまして、その部品の輸出に関して――これはかって当委員会でも中曽根委員あるいは岡委員から質問がありまして、大臣がお答えになっているところであります。三月一日の委員会におきまして、岡委員が、この問題に関してはやはり統一見解を示すべきだということを要求せられておるわけでございま……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間も大へんおそくなりましたので、きわめて簡単に一、二お尋ねをいたしたいと思います。  先回当委員会で決定をいたしました決議の内容は、すみやかに再開をせられたいということもございましたが、問題は、現在の南極観測の推進本部が文部省の中にありまして、そしていろいろ問題点として出ました飛行機の問題でありますとか、あるいは船の問題でありますとか、いずれもこれは海上保安庁なり、あるいは防衛庁のお話も出ましたが、そういう形で各省にまたがっておる。そういう状態の中で、文部省の中にある推進本部では、これはもちろん各行から代表の方もおいでになっておるとはいうものの、実際強力な推進ということにな……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま齋藤委員がお尋をいたしました薬事法にも該当しないし、食品衛生法の添加物にも該当しない。毒物取締法にも該当しない。こういうことを先ほど局長から言われたのです。私も非常に不思議に思いまして、お尋ねをいたそうと思ったのです。公衆衛生局長さんでございまして薬務局長さんでございませんから、お尋ねするのは控えたいと思いますが、私の感想を申し上げますと、かつて私の所属しております地方行政委員会で、農薬のチップ剤をブドウ酒に入れて飲まして死亡させたという殺人事件がございました。そのことを問題にいたしました際にも、確かに薄ければ問題ないですよ、しかし濃いものを飲ませれば当然有毒である。……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1962/04/06、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 自由民主党、日本社会党、民主社会党三党の御賛成を得まして、附帯決議を御提案申し上げたいと思います。  最初に、案文を朗読いたします。    原子力委員会設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、放射能対策を実施するにあたり、左の各項の実施を要望する。  一、放射能対策は、終局的には米・英・ソ等の核実験を停止せしめ、更に他の国が核実験を行なうことを防止することにあるをもって、原子力委員会も進んで適切な方針を樹立し、その措置につき遺憾なきを期すべきである。  二、放射能で汚染された水あるいは食品等が人体に及ぼす影響の調査並びに必要と認められる場合における対策……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 本日は科学技術週間のまん中の日でございまして、十六日から始まる一週間の科学技術週間の中心である本日、こうして民間におかれまして発明の仕事に尽力されておられる方々の御意見をお伺いできましたことを非常にうれしく思う次第であります。先ほど山田さんからお話もあったのでありますが、これから幾つか政府関係の方々及び参考人の方々にお尋ねをいたしたいと思うのであります。四月一日は普通うそを言ってもいいというふうにいわれておりますが、科学技術週間の中心の日でありますから、政府あるいは他の官庁等に若干差しつかえがありましても、思っておりますことを率直に言っていただいても本日は差しつかえないだろう……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1962/05/08、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間もあれですから、一言だけお聞きしたいと思います。  今、永田さんから南極観測の意義につきましていろいろ御説明をいただきまして、大へんありがとうございました。私も、過日南極観測の意義について当委員会で議論がありました際にも、やはりアメリカやソビエトというような、人工衛星を飛ばして宇宙観測に熱意のある国の方がむしろ南極における観測にも力を入れておる。やはり科学というものは、人工衛星を飛ばして直接いろいろのデータを集めることも必要であるけれども、同時に、南極というような特殊な地域において精密ないろいろな観測を地上においてやる、それが両々相待ってこの地球物理というものも進歩するの……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 原子力産業の赤字の問題に関連をいたしまして、また先ほどのことを蒸し返すようでございますが、お尋ねをいたしたいと思います。  原子力産業会議の事務局次長さんは、今赤字の原因といいますか、それについていろいろお話をされました。私どもも新聞でもって、原子力産業会議が出しました白書を読みまして、原子力産業が経済的に非常に苦境に立っているということを知ったわけです。一方でそういう原子力産業が赤字だという宣伝をいたしている中で、経済同友会の代表幹事でもあり、また三井物産の社長でもあり、また原子力産業グループの有力な責任的立場にあるお方でもある水上さんが、二十八日にわざわざ記者会見をされて……

第40回国会 地方行政委員会 第9号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 今回提案されました地方税法の改正について、おもな問題点を一、二お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一番目といたしましては、税制調査会の答申を当局としてはどの程度尊重されたのか、この点をお尋ねいたしたいと思うのです。今回税制調査会は中央、地方の財源配分について、より抜本的な答申を出すのではないかと私ども期待をいたしておったのでありますが、その期待は非常に裏切られまして、この問題についてはきわめて不完全な答申しか出しておりません。われわれといたしましては、この問題については非常に遺憾に思うわけでありますが、ただ、今回の税制調査会の答申で、全国民に非常に歓迎をもって迎えられた事……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 引き続きまして、地方税の問題について幾つかお尋ねをいたしたいと思います。  今回入場譲与税が廃止になるわけでございますが、この点につきましては、過日も、門司委員から、入場税というものは、本来、地方の税金である、それを今回たばこ消費税の二%引き上げと所得税の道府県税への移譲、この二つの措置によって廃止をするということは全く筋が通らない、こういう御指摘があったわけでございます。その際、政府といたしましては、いや、この入場税というものは、これは斜陽税であって、将来伸びが乏しいのだ、これに対して所得税ないしたばこ消費税は、これは成長的な傾向があるのであって、かえってその方をとった方が……

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 大蔵大臣がお見えでございますので、地方財政計画のうち特に都道府県が国庫補助金を受け入れることなく行なうところの単独事業の問題についてお尋ねいたしたいと思うのです。  今度の財政計画を拝見いたしますと、国のいわゆる投資的経費である公共事業費が二六%もはね上がりまして、その結果自治体が国庫補助金を受け入れまして行なうところのいわゆる公共事業費は約一千億円ふえたわけでありますが、自治体の単独事業は六百八十三億円しかふえておりません。そこで、公共事業費は相当ふえておりますけれども、現実に建設省なりその他の省が補助金として自治団体に流してくる場合のいわゆる単価というものが私は非常に問題……

第40回国会 地方行政委員会 第16号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案につきまして、政府提出法案に反対をいたし、わが日本社会党提出にかかるところの地方税法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行ないたいと思います。  まず、政府提出法案について指摘をいたさなければならない第一の点は、国税、地方税を通ずる国民税負担の割合の問題でございます。昭和三十七年度の税負担率は、実に二二・三%に達しておるわけでございまして、昭和三十五年度当初の二〇・五%、昭和三十六年度当初の二〇・七%をはるかに上回っておりまして、戦前の平均でありました一二・九%程度の税負担に比較をい……

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 昭和三十七年度の地方財政計画について幾つかお尋ねをいたしたいと思います。  地方財政計画の策定方針を拝見をいたしたのでありますが、これを見ますると、昭和三十七年度においては、地方財政の自主性及び健全性を強化することにより、地方財政の基盤の充実をはかり、国と同一の基調により財政の弾力的運用に配意しつつ、立ちおくれた地方行政水準のすみやかな向上をはかり、地域格差の是正を行なうということを定めておるのでございまして、確かにこの策定方針は文章として拝見をいたしますと非常にりっぱに見えるのでありますが、はたして私は今回の昭和三十七年度の地方財政計画が、地方財政の自主性及び健全性を強化し……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間もだいぶ経過をいたしておりますので、手短かに要点だけをお尋ねいたしたいと思います。  まず前回の委員会におきまして、国が二七%ばかり公共投資をふやしていく、この公共投資が二七%もふえておるわけでありますが、はたして国が公共投資において補助金として見込んでおるこの見込みといいますか、単価、あるいはその算定の根拠、こういったものが妥当でないんじゃないか。もしそれが妥当でないといたしますならば、三分の二補助、三分の一当該自治体のいわば経費で資金を充当して、事業を進めるという形に形式はなっておっても、現実には地方自治団体では、二分の一以上のものは、純県費なり市町村費を充当しなけれ……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました地方交付税法の一部を改正する等の法律案に反対の意見を申し上げたいと思います。  今回、〇・三%の臨時地方特別交付金を廃止をし、二八・九%の交付税率といたしたわけでございますが、しかしこれによって交付税が地方自治団体に幾ら配分せられるかと申しますと、国税三税の二八・九%に加え精算分百七十三億円、繰越分八十九億円を合計いたしましても、四千五百八十一億円にすぎないわけでございます。そしてこの四千五百八十一億円を地方自治団体に交付いたしますために、単位費用につきまして若干の引き上げを行なっているわけでございます。  内容といたしまして……

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 きわめて簡単に二、三の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、まず第一は、公社等に対する地方公共団体の規制に関する改正の問題でありますが、今回の改正によりまして、地方自治団体が出資をし、債務の保証をなし、損失の補償を行なっている法人で政令で定めるものについては、当該地方公共団体が報告を徴し、調査を行ない、監査をさせ、必要な措置を講ずるように求めることができるというような点が主たる改正のようでありますが、調査室からいただきました資料によりますと、地方公共団体が、たとえば観光公社でありますとか、いろいろな形において公社をたくさん作る、これに該当いたしますような団体……

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 伊藤委員がお尋ねいたしました点は私もお尋ねしてみたいと思っていた点でありますが、自治省並びに大蔵省におきましても責任者の方がお見えでございませんので、お尋ねをいたすのに非常に差しつかえるわけでありますが、基本的な最終的なお答えというものはあとに保留いたしまして、主として事務的な面をそれではお尋ねしてみたいと思います。  まず第一は、今回従来の恩給制度あるいはその他の制度を廃止いたしまして、共済組合一本によって、もちろんこの共済組合は七つの種類に分かれていたわけでありますが、とにもかくにも地方公務員共済組合法案という一つの法律によってこの性格を規定をして、そして退職年金の制度を……

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 参考人の方々に、二、三簡単にお尋ねをいたしてみたいと思うのであります。  まず社会福祉審議会委員をなされております大野木さんにお尋ねをいたしたいと思います。先ほどのお話をお伺いいたしたのでありますが、その中で次のようなことをお述べになっておられますね。それは、今回の給付内容については従前よりよくなっており、一応既得権、期待権も配慮いたしておる。私どもとしては十分に期待権、既得権が確保されておるとは思っておりませんけれども、しかし一応はそういうことは配慮しておる。従って問題はその掛金に問題があるのだけれども、これは保険数理上の計算で出たものであって、ある程度増額されることはやむ……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 時間がなくなっておりますので、まくら言葉は一切抜きにいたしまして、質問だけを申し上げますので、一つ明確にお答えをいただきたいと思います。  大屋さん、石原さんから、いろいろそれぞれのお立場でのお考え方が述べられたのでありますが、先ほど石川委員からこの安全性の問題についてお話しがありました。これについて、将来はいろいろ検討されておるようですが、今のところは明確なものはございません。大屋さんのお話でございましたか、現在の国家賠償法を改正して民間の責任限度をきめてもらいたいという御希望がございました。この点は、現在の法律では青天井の賠償が規定をされておるわけで、これに対して、民間企……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 二つばかり簡単にお尋ねしたいと思うのです。  まず第一は、原研の当事者が中労委のあっせん案とか、あるいは理事長の諮問機関としておつくりになられました予防補償委員会ですか、そういったいろいろな機関をどうお考えになっておりますか、この点お尋ねいたしたいのであります。理事長さんの先ほどのお話では、とにかく原子力関係の労使問題というのは、前例がなくて、これから新しい問題として一々判断をしていかなければならぬ問題だ、こういうことを言われました。確かに私はその通りだと思うのです。そういった前例のない新しい問題を解決していくということになりますならば、私は、当然原子力関係の知識、学識を十分……

第41回国会 地方行政委員会 第10号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 阪神の広域都市並びに岡山県の県南地域を視察をいたしまして、ただいま高田委員さんの方から全般的な御報告がありましたけれども、それと関連をいたしまして一、二お尋ねをいたしてみたいと思うわけです。  まず第一は、水島の、いわゆる岡山の県南地域の問題でありますが、私あちらへ参りまして、岡山県の三木知事が非常に苦心をせられましていろいろな構想をお立てになり、百万都市建設に向かっていろいろ努力をいたしておる姿を拝見いたして参りました。そこで私といたしましては、新産業都市建設法を受け入れ、そうしてこの地域に対する開発計画を促進するという場合に、現在の二十幾つに分かれた市町村ばらばらの姿では……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 地方行政委員会 第2号(1962/12/17、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 給与改定に伴う基準財政需要額算定の基礎資料の御答弁が明確にならないことは、非常に残念だと思いますから、これは一つ早急に出していただくことにしまして、二、三の点をお尋ねいたしたいと思います。  この法律案提案の説明を拝見いたしますと、次のようなことが述べられているわけであります。それは、「なお、本年十月から実施を予定いたしておりました地方公務員の退職年金制度は、関係法律の成立時期の関係でこの十二月から発足いたしましたため、財源計算に若干の異動を生じて参りましたので、今回の単位費用の改定に当っては、この点をも勘案いたしております。この結果、基準財政需要額はすでに決定した額よりも総……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま答弁を聞いておりますと、外務省の安全保障課長は、全くものの見方が楽天的でありまして、すべてアメリカに対して信頼をする、こういう立場で答弁をなさっておられます。  そこで、私は、岡先生が質問された点に重複をしては恐縮でありますから、違った角度からお尋ねをしたいと思うのであります。ただいまの御答弁を聞いておりますと、核兵器の問題は別として、少なくとも原子力潜水艦の寄港に関する限りは、これは絶対に安全である、こういう立場を言い切っておられるわけであります。ところが、課長さんも御存じだろうと思いますけれども、あなた方の同じ外務省の、しかも駐英大使という責任ある方が、原子力潜水……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 お忙しそうですから、関連してお尋ねいたします。  結局問題は、寄港するのはノーテラスとは限っていないんですね、新聞に発表されたものを見ましても。結局スレッシヤー型も含むポラリス以外の原子力潜水艦の寄港問題が、一九六一年のラスク・小坂会談でも問題になり、今回もポラリス以外の原子力潜水艦の寄港が問題になっているわけです。ということになれば、当然スレッシャー型が入るわけですね。そういたしますと、このスレッシャー型に、岡委員が再三お尋ねをいたしましたサブロックがつけられて、しかも、実際に発射実験をされたのが一九六二年の春でございます。そういたしますと、すでに一年近くも時間が経過をいた……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 防衛庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。予算委員会の分科会におきましてお尋ねいたした問題でございますけれども、かつて防衛庁長官は記者会見におきまして、中国が近く核実験を行なうであろう、これに関連をいたしまして、日本の科学が中国よりもはるかにすぐれている、中国の核実験により日本国民が心理的にも圧迫をされることのないように、日本政府が原子力船の建設に踏み切ったことは非常に好ましい、こういう言明をいたしたことを取り上げまして、長官の真意をお尋ねいたしたのであります。長官は、私としては中国の核実験という事態に対して原子力商船の開発は好ましいことだ、こういう見解を持っておる、こういう……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 岡委員のほうから全般的なお話があったかと思いますので、具体的な問題につきまして一、二お尋ねをいたしたいと思います。  この大気汚染の問題は、一つは既成都市のいわゆる過大都市といいますか、そこの問題であり、さらに最近は、その対策として打ち出されております新産業都市、ここにおいてすら問題になっているというところに、私は一つの注目すべき問題があろうかと思うのであります。過大都市の分散等の問題につきましては、たぶん岡委員のほうからお話があったかと思いますので、最初に、現在新たに建設されつつある新産業都市においてすら大気汚染の問題が非常に住民に被害を与えている、このことについて一、二お……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま佐々木委員から説明のございました三党共同提案にかかわるところの公害防止の促進に関する決議案につきまして、賛成の討論を申し上げたいと思います。  最近の科学技術の進歩、さらには産業経済の非常な伸展によりまして、従来四大工業地帯といわれました既成の工業地帯はもちろん、現在新しく新産業都市として発展の途上にありますところの四日市あるいは水島その他のコンビナート地帯におきましても、公害の状況というものが非常に顕著になってまいっておるのが現状だと思います。  内容といたしましては、スモッグもございます。あるいは地下水のくみ上げによる地盤沈下の問題もございます。さらには工場等が排……

第43回国会 災害対策特別委員会 第16号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連してお尋ねをいたしたいと思います。  二十二日の降ひょうの被害は、農林水産委員会なり、あるいは当委員会等でいろいろ御指摘があったわけですか、このひょうの被害というのは、本年の天候が非常に異常であった一つのあらわれだと思うのですが、同じような天候の不順の現象によりまして、五月の二十六日の早朝でありますが、群馬県あるいは栃木県、ちょうど降ひょうのございましたほぼ同じような地域でございますが、その山間地におきまして相当の霜がおりたわけであります。群馬県におきまして県当局が調査いたしたところによりますと、山間地でありますから、春蚕の掃き立て前あるいは直後という時期でありましたため……

第43回国会 地方行政委員会 第5号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して長官にお尋ねをしたいと思うのですが、実は私も先週宮城県に参りまして、仙台の町に汽車からおりたのでありますが、県庁まで参りますと、県庁に公明選挙をいたしましょうというような幕が張ってあります。公明選挙についてはそういう幕が張ってあるだけでありまして、現実には特定候補の名前を書いたものが、無慮十万近く県下にばらまかれておる状況を拝見をいたしまして、常識を持った一人の人間として、非常に奇異に感じたわけであります。  そこでお尋ねをいたしたいと思うのですが、今太田委員と宮地さんの問答をいろいろ聞いておりますと、要は四百七十万に近い公費を使って名前入りの手ぬぐい、タオルあるいは……

第43回国会 地方行政委員会 第10号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 十二月の臨時国会におきまして、第一次補正予算に伴いますところの交付税交付金の第一次補正がございました。このときにいろいろとお尋ねをしたのでありますが、当時は、給与改定に伴うところの基準財政需要の伸びに対して充当する経費が提案せられたわけでありますが、たしかあのときの交付税額の伸びでは、給与改定を完全に実施するに足るところの財源には非常に不足をしておったと記憶をいたすのでありますが、その際、奧野財政局長にお尋ねをいたしましたら、これは第二次補正に期待をされるのだというお答えでございました。で、第二次補正においては、毎年とったような、明年度へ繰り越すようなことはしないのかと聞いた……

第43回国会 地方行政委員会 第17号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ちょっと、今お話を聞いておったのですが、通産省には工業技術院もございましょう。ですから何か会社からデータを出させて、それでもって学者の方々なんかを網羅した、技術団か何か知りませんが、御意見を聞いてどうこうするというのじゃなしに、車両の重要部分については、通産省でも運輸省でもいいかと思うのですけれども、やはり官庁として独自の強度試験をきちっとやるくらいの考えを持ってもいいと私は思うのですけれども、そういうことは考えていないのですか。
【次の発言】 先ほどは何かデータを出させて以ているというようなお話だったのですが、そうすると、現実に車両の主要な部分については、張力の試験もやる、……

第43回国会 地方行政委員会 第21号(1963/05/10、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。今のお話は、公営企業に対して、税金である一般会計がどの程度公益性という面から出資なり補助金を出していくか、その限界は一体どういうことかということが問題ではないかと思いますが、私は角度をかえて、一つ別のことを聞いていきたい。工業用水、これも地方公営企業の対象になっていますね。ところが工業用水につきましては、通産省の方から補助金が出ます。ところがこれに対して、いわば企業の採算性というようなことから、通産省が自治省の方とは関係なしに、というとしかられましょうが、自治省の立場をある程度無視いたしまして、トン当りの価格を安く抑える必要がある。それを抑えるところまで自治体が補助……

第43回国会 地方行政委員会 第22号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 今回、地方財政法の一部を改正する法律案を提案せられまして、特に、財政秩序を乱す、または住民に負担を転嫁する、こういう問題につきまして、一番非難の多かった県立高等学校の問題について、一応禁止規定を提案せられましたことにつきましては、時期的におそかったというきらいはありますけれども、まあ、けっこうなことだと思います。私ども社会党としましても、税外負担解消の問題、住民負担の軽減の問題は、かねがね主張いたしておったところでございまして、この観点からいたしますと、一歩前進であることはけっこうであると思います。ただ問題は、いまお二人の方から質疑等もございましたが、本来であれば当然地方財政……

第43回国会 地方行政委員会 第24号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 一点お尋ねしたいと思うのですが、先ほどの川村委員の質問に対するところのお二人の次官の御答弁でございますけれども、行政管理庁の勧告、報告について、文部政務次官が全然それは知らぬ、見たこともない。そういうきわめて人ごとのような言い方をされておるのでございますが、私非常に遺憾だと思うのであります。次官といたしまして、詳細に目を通すいとまがなかったということは、これはもちろん事情としてあろうと思いますけれども、しかし少なくとも税外負掛の問題がいま大きな問題になり、しかも国会に地方財政法の一部改正というものを提案しようという時期、しかも国立高専の問題については、国会でも幾たびか議論にな……

第43回国会 地方行政委員会 第26号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま御提案をいただきました地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、おもな考え方の点だけ簡単に御質問をいたしてみたいと思います。  まず第一に、この財務会計制度の問題でありますが、確かに従来の地方自治団体の財務会計制度におきまして改善をすべき問題が幾多ありますることは、私もかつて地方議会におりました経験に徴しましていろいろ感ずるところがあるわけでありますけれども、今回の法律案改正の趣旨といたしましては、さきに答申をせられました地方財務会計制度調査会の答申、これをもとにいたしまして今回の改正案をおつくりになっておられると思うわけでありますが、その中で、特に答申に触れてお……

第43回国会 地方行政委員会 第27号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 どうもいまの御答弁を聞いておりますと、いままですら軽視されておりました公聴会の制度が、いわば議会の意思によって決定されるといいましても、いままで守られておらなかったのですから、しなければいかぬという規定をはずせば、ますます公聴会というものが持たれにくくなり、現実的に有名無実になっていくということは十分懸念されると思うわけであります。それと関連いたしましてお伺いいたしたいと思うのですが、何か今回の改正が議会のコントロールというものを非常に少なくしていくという点に懸念があるわけでありますが、同じ意味で前回もお伺いをいたしたのでありますが、地方自治法の九十六条及び二百四十二条の規定……

第43回国会 地方行政委員会 第28号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 幾つかの問題をきわめて手短に御質問いたしますから、歯切れのいい御答弁を佐久間さんにお願いいたしたいと思います。  まず第一は、この前お尋ねをいたしました金融機関の問題でありますが、これにつきましては、従来は法律に定めがございませんで、施行令でもっていろいろ規定をいたしておったようであります。そこでお尋ねをいたしますが、施行令の百六十四条、これの行政実例を見ますと、金庫は二カ所以上設置することができない、こうあるのですが、数学の常識から言いますと、二カ所はいいと思うのですが、これはどういうことですか。
【次の発言】 それでしたら、一に限ると、こう実例で書いておいていただけば間違……

第43回国会 地方行政委員会 第29号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。一部事務組合でもそういうところがあるというわけですね。今度の事業団の二百九十九条、規約を見ますと、「事業団の職員の身分取扱いに関する事項」というのがあるわけです。それを受けまして三百四条では「理事長は、事業団を代表し、その事務を総理する。」理事は云々、とこうあるわけですから、当然その事業団の理事あるいは理事長というものは、その事業団に送致されるところの職員の身分取り扱いについて権限を持っておるわけでしょう。とすれば、事業団に所属しておる人たちは、当然本給等はいままでの出向される前のものを継続することはけっこうだと思うのでありますが、現実的には新しい事業団という職場に……

第43回国会 地方行政委員会 第35号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 地方行政連絡会議法案について二、三お尋ねをいたしたいと思うのですが、すでにこの法案につきましては、自民党、社会党、各党の委員の方から、いろいろな観点から御質問があったわけでございまして、あまりこまかなことを重複してお尋ねいたすことも恐縮だと思いますから、きわめて簡単に、幾つかの問題をお尋ねしてみたいと思います。  まず、この法律案の提案理由を拝見をいたしますと、今日、社会経済の進展に伴う地域社会の広域化に相応し、地方行政においても、都道府県の区域を越えて広域的に処理すべき問題が増加をしておる。したがって、広域にわたる行政が総合的にかつ、円滑に実施されるようにこのような連絡協調……

第43回国会 地方行政委員会 第38号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連。野本法務政務次官と刑事局長のお二人に聞いてみたいと思うのですが、先ほど阪上委員、ただいまは松井委員から国政調査権の問題と司法権との関係に触れましていろいろお尋ねがございました。私はこういう方面についてはしろうとでございますが、しかし私ども考えまして、確かに国会議員の問題についてお尋ねをする問題が、司法権の問題を微妙な関係にあるということはわかります。しかし、それではなぜ私どもがこのような問題を問題にするのかということを、私はお二人に静かに考えていただきたいと思う。それはかってこの問題が問題になりました際は、嶋中事件あるいは浅沼事件に関連いたしました右翼テロに関する問題で……

第43回国会 文教委員会 第5号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいまお二人からいろいろ質問がありまして、大臣のお答えがございましたが、地方にいる一般の父兄の気持というものを大臣はどうもわかっていないような気がするのです。先ほど村山さんが数字をあげましたけれども、公立高校の全日制の募集人員が九十万ですね。これに対して、報道機関等の調査したところによりますと、全日制高校の希望者の数が百三十万ないしは百三十五万人くらいに達している。それだけを計算いたしますと、競争率でいえば当然一・四倍ないしは一・五倍に近づいているわけです。私も最近宮城県その他の県へいろいろ行って参りました。宮城県のごときはちょうどこれと同じようなわけで、公立高校の全日制に……

第43回国会 文教委員会 第10号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 宗教法人の関係につきまして簡単にお尋ねいたしたいと思うのですが、宗教につきましては、それぞれ宗教法人法に基づきまして所定の手続をいたしまして、文部省のいわば認可を得るわけだと思いますけれども、たとえば仏教に各宗派がございますね、曹洞宗とか黄檗宗とか真言宗とかありますが、そういった各宗派のいわゆる本山といいますか、教団という格好になるのですか、これの宗則というようなものは、宗教法人法にのっとりまして、文部省の認可を受けるという形になっておるわけでございますか。
【次の発言】 宗教法人につきましては、国なりあるいは都道府県というような行政庁がその内容にあまり立ち入ることはよろしく……


山口鶴男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1962/04/30、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 関連して。管理局長さんにお尋ねいたしますが、ただいま管理局長さんが山中委員にお答えになりました御答弁の中には、私は非常に問題があると思うのです。現在のここへ提案されました制度、それに基づいて計算をいたしました保険数理の上からいうと、若年停止の制度を採用した場合に二十億からの財源が必要であり、また掛金についても千分の四十四が千分の四十八になる。それに対して公的負担を考えるならば千分の八の負担増になるというようなお話をせられまして、いかにも保険数理上制度が無理だというようなことを言っておるようでありますが、私はそれならば文部省にお尋ねをいたしたいと思うのです。  文部省は公立学校……

第40回国会 文教委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいま川村委員も指摘されましたように、処分については非常に不均衡であるし、非常に誤っており、非常に矛盾した問題があることは大臣もお聞きになったと思う。  そこで、私のお尋ねしたいのは、そういった不当処分がなされる、しかもその処分の根拠である地公法三十七条の違反の問題については、これが違反であるかないかということは今後十分検討さるべき問題であり、それぞれの意見のあることは大臣御存じの通りだと思う。そこで、だれも、国民としては、行政処分に対しては不服がある場合は行政事件訴訟特例法に持ち込むという権利もあるし、また、このような処分に対しては人事委員会に対して審査請求をする権利がご……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 地方税の関係について一、二お尋ねしたいと思いますが、まず最初に、最近各自治体におきまして、第一次産業から第二次産業に発展をしたい、自治体の税収をふやしたい、こういうようなことから、工場の誘致ということに非常に努力をいたしておるようでございます。その結果、自治体におきましては、工場誘致条例――名前はいろいろありますが、そういった形の条例を作りまして、たとえば都道府県においては、事業税を減免するとか、あるいは不動産取得税を減免するとか、市町村においては、固定資産税を減免する、あるいは住民税を軽減する、こういうことをやっておるようでございます。大体こういう形で、工場誘致のために、……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 引き続きましてハンゼン氏病、らい対策の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのですが、まず最初に、国立らい療養所の目的について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  従来ややもいたしますと、ハンゼン氏病については、不治の病だ、しかも人に非常にきらわれる病だ、だからハンゼン氏病については強制入所を命じて、一般の社会から隔離をしておくのだ、こういうふうに一般では受け取られております。しかし私はらい療養所の使命というものはそうではないと思います。最近の科学技術の進歩に基づきまして、特にプロミンの登場等によりまして、ハンゼン氏病は決して不治の病ではない。初期に治療をいたすならば、完全……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 ただいまの保科委員のお話にございましたサブロックに関連をいたしまして、防衛庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  かつて、二月末でございましたか、科学技術特別委員会におきまして、私がサブロックの問題につきまして大平外相にお尋ねをいたしました。これに対する外務大臣の答弁は、要はアメリカを信頼する以外にないのだ、こういうきわめて簡単な御答弁であり、時あたかも大平外務大臣が韓国政府をたいへん信頼し過ぎましていろいろふがいないこともあった時期ですから、私もその点を指摘申し上げておいたわけです。  防衛庁長官にお尋ねをいたしたいと思うのですが、サブロックが開発中である、こういうことを……

第43回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第3号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○山口(鶴)委員 地方行政農林建設委員会の合同審査でありますので、私は、主といたしまして今回の新河川法がいわゆる地方公共団体、具体的には都道府県等の地方団体の権限と非常に関係をいたしてまいる場合が多いわけでございまして、そういう観点から幾つかの点につきましてお尋ねをいたしてみたいと存じます。  その前に、私は、ただいまの宇野委員の御質問とも関連をいたしましてお尋ねをいたしてみたいと思うのですが、従来水であるとか空気というようなものは、無限であり、要するに必要に応じて利用する、そういう観念が確かにあったと思うのです。特に日本におきましては、他の文明の進歩いたしましたヨーロッパ各国とは違いまして、……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 主として科学技術庁関係の予算についてお尋ねをいたしたいと思うのですが、その前に志賀防衛庁長官がおられますので、科学技術関係に関連をいたしまして、志賀防衛庁長官の御見解をまずもってお伺いしたいと思うのです。  それは、一月の十九日であったかと思いますが、志賀防衛庁長官が次のような談話を発表されておるわけであります。それは、中国はすでに原爆二個を完成し、今年中にはおそらく第一回の実験を行なうであろう、こう述べております。さらにこれに関連をいたしまして、日本の科学は中国よりはるかにすぐれている、中国の核実験により日本国民が心理的に圧迫されるような事態にならないためにも、日本政府が……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 時間厳守のお話もございましたし、予算関係以外の問題につきましては地方行政委員会でいろいろお尋ねする機会がありますので、予算に関連する問題だけお尋ねしたいと思います。  まず第一は、義務制小学校の教職員の定数の問題について大臣にお尋ねしたいと思うのでありますが、地方財政計画の策定をいたします場合に、国庫補助金との関連の事業がたくさんございます。文部省との関連、あるいは先ほどお話のございました清掃の場合におきましては厚生省との関連、あるいは公共事業につきましては建設省あるいは農林省等との関連、いろいろあろうかと思いますが、このように他の省が補助金をつけております費目につきまして……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 時間がだいぶ経過しておりますから、科学研究開発費に関する、質問はあと回しにいたしまして、義務制の諸学校の教職員定数と、これに関連する地方財政との問題について、一、二お尋ねをいたしたいと思います。  まず大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、本年、小中学校の児童生徒が九十三万人ほど減少するといわれておるわけでありますが、これに伴って、義務制の小中学校の先生に対して首切りというような事態は起きないか、その見通しと大臣の確信について一つお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 御答弁としては大へんけっこうであると思います。ただ私は、そのような御答弁をされております中の、た……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○山口(鶴)分科員 私はハンセン氏病対策と清掃問題につきまして、若干お尋ねいたしたいと思います。  最初に、ハンセン氏病対策についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、特に西村厚生大臣は科学技術にはきわめて豊富な識見をお持ちの方でございまして、厚生省行政に当たりましても、十分科学的な面での対策に力を入れているんじゃないかと思いまして、ひそかに尊敬をいたしているわけであります。特にハンセン氏病対策でありますが、大臣も御存じの通り、今や西欧諸国におきましてはハンセン氏病患者はほとんどおらないわけであります。いわゆる文明国といわれている国の中では、日本ほどらい患者、いわゆるハンセン氏病患者の多い……



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データ更新日:2023/02/05

山口鶴男[衆]在籍期 : |29期|-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
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