このページでは山口鶴男衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○山口鶴男君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員福永健司先生は、去る五月三十一日、入院先の社会保険大宮総合病院において、七十七歳の生涯を閉じられました。まことに痛惜の念にたえません。 私は、ここに諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べます。 私が先生と親しく言葉を交わす機会を与えられましたのは、昭和四十五年、モナコで開催された列国議会同盟春季会議に同行したときでございました。 「僕は三途の川を途中まで渡り、地獄のかまをのぞいたんだよ」という話に始まり、サンフランシスコ講和会議で吉田首席全権の巻紙に墨書の演説原稿がどうしても間に合わない、とっさに「……
○山口鶴男君 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・民主連合の三党を代表いたしまして、ただいま議題となりました衆議院解散要求に関する決議案につき、提案の理由、その趣旨を説明いたします。 まず、案文を朗読いたします 衆議院解散要求に関する決議案 政府は、速やかに衆議院を解散すべし。 右決議する。 理由の朗読はこれを省略いたしまして、直ちに提案の趣旨を説明をいたします。 第一は、日本国憲法、主権在民の大原則に従って、政権の移動は総選挙を通じ国民の意思に基づいて決定するという政権移動の民主的ルール確立のために、衆議院の解散・総選挙を強く要求するものであります。……
○山口(鶴)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、また、ともに売上税粉砕のためにスクラムを組んでおります公明党、民社党の皆さん方とも連携をしつつ、公約違反の売上税、この問題について中曽根総理初め各閣僚にただしたいと存じます。 憲法六十六条でありますが、「内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。」とあります。そうして「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」こう定められております。まさにこの予算委員会の総括質疑は、この憲法六十六条をいわば体現したものというふうに考えております。議院内閣制をとる我が国の議会制民主政……
○山口(鶴)委員 竹下さんが総裁選を前にいたしましてお書きになりました「素晴らしい国・日本 世界に開く「ふるさと創生論」」拝見いたしました。また先日は、第百十二回通常国会における総理の施政方針演説を承りました。これらの中で述べられております総理のお考え方、それを逐次ただしていきたいと思っております。 竹下内閣が百十回臨時国会において首班指名の上誕生されました。直ちに閣議をお開きになったようでありますが、その際の閣議の声明を拝見いたしますと、中曽根政治を継承するということを明確にお述べになっておられます。 ところで、竹下政権が誕生いたしました、世界の情勢は一体どうでしょうか。中曽根前総理・総……
○山口(鶴)委員 昨日、非核三原則が国是であるかどうか、お尋ねをいたしました。若干やりとりはありましたが、総理も、それから防衛庁長官も、これは国是であるということを明確にお認めになりました。 そこで、私お尋ねいたしましたのは、今米ソの首脳会談によってINF全廃条約が調印され、ことしじゅうには戦略核も五〇%削減の合意がなされようとしている。しかし、我が国の周辺には核を搭載したトマホーク、その艦船というものがたくさん存在をしている。そうして、しかも横須賀を母港としてトマホーク搭載の艦船がしばしば入港をいたしておる。今、このように国際情勢が大きく変わりました。そういう中で、当然、私は、広島、長崎の……
○山口(鶴)委員 日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、竹下総理並びに各閣僚に質問をいたしたいと存じます。 それに先立ちまして、去る一月七日逝去されました昭和天皇に改めて哀悼の意を表したいと存じます。 あわせまして、大喪の礼についてお伺いをいたしたいと存じます。 護憲の党であります我が党は、主権在民を基本とする平和憲法のもとでは、象徴天皇に関する国家行事について皇室典範で即位の礼及び大喪の礼の二つだけを定めている。天皇主権の旧憲法下の旧皇室典範を初め一連の法令は既に廃止せられたわけであります。したがいまして、憲法九十九条、天皇を初め各閣僚を初め公務員は憲法擁護の義務を負っているわけでご……
○山口(鶴)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、海部総理の所信表明演説並びに当面する国政の重要課題について若干の質問を行いたいと存じます。 まず最初に、大嘗祭についてお尋ねをいたしたいと思います。 我が党は護憲の党であります。さきに大喪の礼と葬場殿の儀がございましたが、これにつきましては、政教分離を定めました憲法二十条及び八十九条を厳格に守って、皇室典範で定められた国家行事とそれから天皇家の宗教的、伝統的な行事とは峻別して行うことを求めてまいりました。天皇は、皆さんとともに憲法を守り、ということをおっ しゃっておられます。政府は、最近、即位の礼委員会を設けたと承っているわけ……
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