このページでは山口鶴男衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○山口(鶴)委員 はなはだ僣越でありますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表し、私から新委員長に対し、一言ごあいさつを申し上げます。 金丸新委員長は、皆様御承知のとおり、かつて長年当委員会の理事として活躍され、また、建設委員長や自民党の国会対策委員長等を歴任され、国会運営については豊富な経験と高い見識をお持ちの方でございます。 今回、衆望を担い、国会運営の中心であります当委員会の委員長に就任されましたことを、われわれ心からお喜び申し上げるとともに、また、心強く存じておるものでございます。 ここに、委員長の一層の御指導と御鞭撻をお願い申し上げまして、はなはだ簡単でございますが、お祝い……
○山口(鶴)委員 発言順位の問題につきましては、従来から議員総数に対する十分比を尊重いたしまして発言の順位を決定してきたのが例だと記憶をいたしております。もちろん、それをそのまま何が何でもしゃくし定規に当てはめるということではございません。私どもといたしましても、発言順位十番目に三番目の社会党が出てまいるわけでございますが、話し合いを尊重いたしましてこれについては遠慮を申し上げておるわけでございます。 そのような点を十分お含みをいただきまして、発言順位につきましては、社、自、社、公、民、共、新自由クラブという順序でされますことが、従来の慣例によってよろしいのではないか、かように存じます。
○山口(鶴)委員 ただいまの山田委員のお尋ねを聞いておったわけですが、今度の地方税法が国会に提案されましたのが二月十六日ですね。普通でしたらそれ以前に出ております大陸棚協定とかいろいろあったわけでありますが、私どもとしては山田委員から御指摘のありましたような地方自治体のことも考えまして、それ以前に出しております法律案を飛ばしまして、三月一日に本会議で地方税法と地方交付税法の提案理由の説明を大臣からしていただきまして、各党質疑をいたしまして地方行政委員会に付託をした。このようにいわば特急列車のように大サービスをしても、山田さん御指摘のように地方自治団体が改正された地方税法に基づいて条例を審議する……
○山口(鶴)委員 私ども、今度の臨時国会におきましては、当面する不況対策の問題あるいはエネルギー対策、さらには日韓癒着の問題等緊急課題について実質審議のできる会期が必要であるということを主張し続けてまいりました。 八月三日までの八日間の会期では、このような実質審議を予算委員会等において行うことは物理的に不可能であります。このような実質審議を物理的に不可能とするような会期につきましては、社会党といたしまして断固反対であります。
○山口(鶴)委員 社会党としましては、今度の臨時国会は、不況、インフレを克服して国民生活を防衛するとともに、現在の状況から考えまして、現在の自民党内閣の外交政策については転換をすべきである、こういうことを主張し、この問題を十分議論することが今国会の重要な課題だと思っております。 したがいまして、そのような議論をいたしますためには、三十日程度の日数があれば足りる、かように考えているわけでございまして、今国会の会期は三十日程度とすべきである、かように主張いたします。
○山口(鶴)委員 はなはだ僭越でございますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 金丸前委員長は、昨年暮れの総選挙直後の、いわゆる与野党伯仲という大変むずかしい政治状況の中で議院運営委員長に就任されたのでありますが、以来約一年間にわたり、温厚篤実なるお人柄をもって、またかつて国対委員長という豊富な経験を生かされ、終始われわれを御指導いただきました。 また、当委員会の運営につきましては、誠心誠意徹底した話し合いというよき慣行を定着させる等、その功績は大なるものがあります。 また、御在任中、これほど与野党の委員から信……
○山口(鶴)委員 今臨時国会の召集の目的が一体どこにあるのか、どういう審議を国民のためにやろうとしているのか、エネルギー危機あるいは経済問題あるいは明年度の財政再建の問題等々、議論すべき課題は山積をしております。 さらにまた、ダグラス、グラマンの疑惑に対して、国民の側から、これが徹底的究明の要望はたくさん寄せられているわけでございまして、このような国民の期待にこたえて堂々議論をすべきだと思うのですが、自民党側からは、一体今臨時国会をどういう目的で召集し、そしてさらにどのような審議をやっていくかということについて、何ら誠意ある考え方が示されておりません。何をやっていいのかわからぬものが会期幾日……
○山口(鶴)分科員 議運、国対の大先輩の長谷川建設大臣や、前の議運の委員長の田澤さんや、また、委員長席には議運の同僚でございました藤田さんと、三人座っておられるわけで、大変なつかしい思いがいたします。 国土庁が昭和五十一年四月十六日に閣議決定した、いわゆる利根川、荒川フルプランですね。「利根川水系及び荒川水系における水資源開発基本計画」を決定になりました。建設省もこれには深くかかわっておると思うのですが、これを拝見いたしますと、初めて八ツ場ダムがフルプランに組み込まれたわけですが、三百十二戸に上る水没が予想される、また地元の人たちの八割が結束をして反対をしておられる、こういうような経過もござ……
○山口(鶴)分科員 今度の国会関係の予算を拝見いたしました。昨年度とどのくらい伸びているかを調べてみたのですが、衆議院の場合は事務別館とか宿舎等のいわば投資的経費もありますから一一・八%伸びている。参議院はそういった投資的経費の関係でしょうか、八・二%。国会図書館は一二・二%。国会予算全体として一〇・七%の伸びですね。しかるに、国の一般会計は一体どうか。全体で二〇・三%の伸びだと承知をいたしておりますが、そのうち経常経費と投資的経費を分けてみますと、経常経費は一七・四%、それから公共投資を通じて景気浮揚を図るということなんでしょう、公共事業費は三四・五%伸びたというような関係もあって、投資的経……
○山口(鶴)分科員 私は、大臣に水資源開発に関する基本的な姿勢についてお尋ねをしたいと思うのです。 日本の水資源開発、方々にダムをたくさんつくりましたが、大体アメリカのTVAのまねをしたと言われております。ところが、アメリカのTVAは、それでは下流の工業地帯に水を持っていくだけの仕事をやったのかと言えば、決してそうではないわけですね。あのテネシー川流域のすべての住民に対して、たとえば公衆衛生の面から、あるいは農業開発の面から、あるいは電力の面から、すべてにおいて恩恵を与える、こういう形であの計画が立案され、またそのようにほぼ実行されたと聞いております。 ところが、わが国の水資源開発を見ます……
○山口(鶴)分科員 どうも砂田さん御苦労さまです。
最近、群馬県高崎市日高というところに、登呂遺跡にもまさる水田跡、及びそこで共同生活をいたしました人たちの集落の跡、また墓地というものが発見をされたということを大臣御存じだと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 そこで、お尋ねをしたいと思うのですが、群馬県と長野県の境に浅間山という活火山がございます。天仁元年ではないかと言われているそうですか、浅間山の大噴火があった。そのために大量の火山灰がこの地域に降り注いだわけでございまして、そこに住んでおられた方々にとっては大変不幸な出来事だったと思いますが、しかし、それが登呂遺跡以上に――約千七百……
○山口(鶴)分科員 三原総務長官にお尋ねしたいと思うのですが、昨日、灘尾議長の御努力もございまして、E2C問題に関する議長見解が出されました。一応この問題については決着がついたわけでございます。三原総務長官は、かつて防衛庁長官も歴任され、また自由民主党の国会対策委員長さんも経験されたわけでございますが、そういう中で今回の問題につきましてはいろいろ御感想があったのではないかと思います。しかし、私どもそのことをここで長官にお尋ねしようとは思いません。ただ、問題は、私ども議会を通じていろいろ仕事をさせていただいているわけでございますが、やはり議会というものは話し合いの場である。特に現在のように与野党……
○山口(鶴)分科員 主計局次長の禿河さんがおられるのですから、まずお尋ねしたいと思うのです。 きょうの新聞を拝見いたしますと、予算修正に関する記事が散見されます。そこでお尋ねをしたいのでありますが、一昨年は与野党書記長・幹事長会談で話し合いをいたしまして予算書の修正を行いました。昨年も与野党間で話し合いをいたしまして、私ども社会党はあくまでも予算の形式修正をすべきであるということで強く主張いたしたわけでございますが、当時長岡主計局長は、予算修正をいたします場合、特に政府修正をいたします場合は、修正案の作成の作業、それからさらに、参議院の事務総長もおられますが、参議院の審議のことを考えれば全部……
○山口(鶴)分科員 昭和二十二年、だったと思いますが、カスリン台風あるいはその後アイオン台風が関東を襲いまして非常な被害を出しました。やはり利根の治水が重要であるということで、群馬県地内に八斗島というところがありますが、そこで少なくとも毎秒三千トンのカットをしなければ首都東京を守ることができないということで、建設省は群馬県にその協力を要請いたしました。群馬県としましても、やはり首都東京を守るということはこれは重要なことでございますから、できる限り協力をしようということで、たとえば矢木沢ダムあるいは薗原ダム、藤原ダムあるいは下久保ダムあるいは相俣ダムという形で、県内に国の直轄あるいはは県営のダム……
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