このページでは赤松勇衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○赤松勇君 表彰されるにあたり一言あいさつを申し上げます。 私は、昭和五年、労農党に入党し、社会主義運動の第一歩を踏み出しました。当時、農村では、貧農のほかに、中小地主階層が金融資本の制圧に対して極度に不満を持ち、ただならぬ政治状況にありました。これが社会ファシズムの基盤をなし、五・一五事件、二・二六事件の発生を見るに至ったのであります。 金融資本は巧みにこれを利用し、これらの階層の不満のはけ口を帝国主義侵略戦争に向け、昭和六年満州侵略戦争が始まりました。 私は、当時二度にわたって投獄され、昭和十二年、中国侵略戦争が始まるや、近衛内閣の手で三たび投獄されました。鈴木茂三郎、加藤勘十、大内……
○赤松勇君 私は、日本社会党を代表し、三木内閣総理大臣の所信表明演説に対し、緊急かつ主要な国民的課題について質疑を行い、問題の所在を明らかにしたいと思うものであります。(拍手) 日本経済は、いまインフレと不況の同時進行の激化というきわめて異常な危機的状態に置かれており、現在の国民生活だけでなくて、将来にわたっても大きな不安に陥れられているのであります。ここまで危機を深め不安を増大させてきた原因は一体何であるか、また、その責任者はだれであるか、まずそのことを明らかにしたいのであります。 申すまでもなく、その原因は紛れもなく自民党内閣の経済政策の重大な失敗によるものであり、その責任者は明らかに……
○赤松委員 さっき法務大臣は、十分調査をしてその結果を報告する、こういうことなんだが、その調査の中へぜひ入れてもらいたいのは、この問題は刑事事犯と見るよりも、学校の朝鮮人に対する差別教育の産物である、こういうように考える。したがって、問題は単なる検察行政や警察行政の問題でもない。基本的には、さっき横山君もちょっと触れましたけれども、やはり私どもが朝鮮を侵略してそして植民地政策をとってきた、そういう反省の上に立った――ことに田中首相が中国に参りまして、中国での彼のことばは、御迷惑をかけました、こういうことです。これは田中総理だけでなくて日本人全体がやはりそう考えなければならぬ問題であると思うので……
○赤松委員 実はこの国士舘大学の問題は単なる刑事問題ではなくて、これは言うまでもなく善隣友好の立場から言えば重要な政治問題であります。 きょうは大平外務大臣の出席を要求しましたが、外務委員会と重複しましたので、来週本委員会に出席をしてもらう、こういうことになっておりますが、きょうは法務大臣の田中さんでなくて、田中内閣の閣僚の一員である国務大臣としてのあなたに、政府の見解として私はただしたいと思います。 まず第一にお尋ねしたいのは、例の関東大震災の際に六千人にのぼる朝鮮人が一部の扇動者の手によってたいへんな迫害を受けて、中には虐殺された者もあります。これはあなたも十分御承知のところです。それ……
○赤松委員 外務大臣が参議院の会議のためにちょっと出席がおくれます。そこでその前に文部省、法務省、警察庁に質問します。ただし、断わっておきますが、外務大臣も多忙ですから、大臣が出席しましたら一応質問を切りかえますから、御了承願います。 六月二十七日に本委員会で国士舘大学の暴行事件について、また国士舘大学の教育方針等について文部省にただした。その際、審議官が出てまいりまして、その審議官から若干の説明がございましたが、ただ申しわけない、至急対処しますというようなきわめて不満足な回答しかなかった。そこで私は彼らの答弁を拒否しまして、あらためて文部大臣の出席を要求しましたが、文部大臣きょうも姿を見せ……
○赤松委員 先ほど、流通面に対する行政府の決意の一端を総理からお聞きしました。私は、この寒空で洗剤などを買うために行列をなして非常に苦労している庶民の皆さんの気持ちを代表しまして、主として、現在貯蔵され、もしくは隠匿されておる物資に対する行政府の姿勢について質問をしてみたいと思うのです。
内田長官にお尋ねいたしますが、名古屋の京田町倉庫に、十月末に洗剤が千五百四十一トン、十一月には六百二十トン、十二月末には二百二十六トン、さらに一月十日現在四百二十三トン、これが長期にわたって貯蔵されておりましたが、御存じでありますか。
【次の発言】 そのほか、エーコープラインという会社が名古屋にあります。こ……
○赤松委員 内田長官にお尋ねしますが、時間がないから、もうあなた、べらべらしゃべっちゃだめだ。私の質問に対する答弁を簡潔にやってください。 一月二十八日に、私は、物資の調査について、政府は行政指導でやっておるか、第三条の机上調査に基づいておるのか、あるいは第五条の強制立ち入り検査でやっているか、あるいは第四条の退蔵物資のある場合には、これを売り渡し命令をすることができるというところのものでやっておるかということを聞きました。政府は答弁ができず、調査の上回答するということが、私の質問の答弁だったわけであります。どういう条項に基づいて調査をしたか。数字はいいです。
○赤松委員 昨日の論戦を一応整理いたしますと、一月の二十八日、私は社会党を代表しまして、総理以下、関係閣僚に対しまして、いかなる隠匿物資の調査を行なっておるかということを尋ねました。 その際に、中曽根通産大臣は、第五条で調査をしておる、つまり強制立ち入り権を行使して調査をしている、こういう答弁でありました。倉石農林大臣は、農林省はまだ五条、三条は発動しておりません、任意でただいま調査をしております、こういう答弁でした。運輸大臣の答弁は聞きませんでしたが、運輸大臣は、私の資料要求に対しまして、二月一日、物価対策特別委員会に運輸省海運局が行なった倉庫の点検の結果を報告しております。これも私には大……
○赤松委員 去る一月二十八日、二月四日、両日にわたりまして、私は投機防止法に関係する諸問題について質問しました。なお、その際、質疑の未質問部分がございますので、以下、私はこれを申し上げまして、時間がありませんから、当面の所管大臣であります経企庁の長官、それから、法律上の問題ですから、長官の政治的解釈では困りますから、法制局長官、このお二人に、私の質問要旨を渡しますから、十分協議をして、私の質問終了まぎわにこれを御答弁願いたい、こう思います。 まず第一点は、先般の質問によって、政府は買占め売惜しみ防止法については、第五条を積極的に活用するということを明らかにいたしました。その後、具体的な適用に……
○赤松委員 私は、午前中の質疑におきまして、まず企業の売り惜しみ、それから便乗値上げの問題を追及して、午後の質疑におきましては、社会党の洗剤値下げに関する具体的な提案を行ないたい、こういうように思っています。
そこで、この際、花王石鹸が業界のトップメーカーでありますから、丸田さんから、昨年末の洗剤騒動についてどのような反省をしておられるか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 あの寒空の中で洗剤を買うために行列をされた、非常な家庭の主婦の御労苦に対しまして、あなたどう思っていますか。(丸田参考人「ちょっとこちらと……」と呼ぶ)あの洗剤の不足の状態の中で、家庭の主婦の皆さんが、あの寒空の……
○赤松委員 質問に先立ちまして、私はおおむね内閣総理大臣に答弁を求めますが、必要ならば助言は結構ですけれども、やはり三木さん自身が責任を持って答弁をしていただきたい、これを要望いたします。いかがですか。
【次の発言】 その際は質問者の私がコントロールいたしますから、どうぞ御心配なく。ただ、メモをお読みになっても結構だし、助言をされても結構でありますが、答弁はあなたにしていただきたい。
それからいま一点。この予算案を中心としまして、いまどのように不況を打開するか、日本経済をどのように持っていくか、これは大変国民が関心を持っています。そのときに当たりまして、政党間の問題やあるいは不況打開に余り関……
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