赤松勇 衆議院議員
27期国会発言一覧

赤松勇[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期
赤松勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤松勇衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

赤松勇[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第9号(1956/02/16、27期、日本社会党)

○赤松勇君 私は、日本社会党を代表いたしまして、春季闘争に関する質問を行いたいと思います。私の質問は、鳩山内閣総理大臣に対する質問でございますから、総理大臣から明確なる御答弁をいただきまして他の閣僚の答弁を要求いたしません。さよう御了承願います。  まず第一に、私は、政府の雇用及び賃金対策の根本政策について、鳩山総理大臣に質問をしたいと思うのでございます。政府及び日経連は、勤労所得が四九%にまでなったのは、労働者の取り分が大きくなり、生活は向上し、家計が黒字になっている証拠である、こう言っております。しかしながら、この資料の消費実態調査は、労働者の生計費調査でなく、高級官吏、医師、商店主、工場……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第6号(1956/11/26、27期、日本社会党)

○赤松勇君 ただいま議題になりました倉石労働大臣不信任決議案の趣旨弁明を行いたいと思います。  まず、最初に主文を朗読いたします。  本院は、労働大臣倉石忠雄君を信任せず。  右決議する。  今日政府が労働行政として特に全努力を傾注しなければならないのは、第一に、労働者の基本的人権を守るという問題であります。第二には、生産力を増強し、経済の規模と構造とを拡大して雇用の増大をはかり、失業を絶滅するという問題であります。第三には、勤労者の生活水準を高めつつ、国民全体の生活水準を相関的に高めていくという三点に要約されると思うのでございます。(拍手)  第一点の問題につきましては後ほど申し上げます。 ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第23号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○赤松勇君 ただいまの御質問にお答えいたします。  まず、賃金増加額はどの程度のものか。これは非常に重要な問題でございまして、この際数字をあげて御説明申し上げたいと思います。  まず、適用人員の全体に対する割合につきましては、一人から九人までの所におきましては五・四%、十人から二十九人までは三%、三十人から九十九人までは一・九%、百人から四百九十九人までは一・一%、五百人以上につきましては〇・一八%、この全体の平均は一・七%――これは六千円の場合でございます。従いまして、私どもは、こういう賃金増加額から考えまして、当面三年間は準備期間として、六千円をこの際法律の中に盛り込むということは最も現実……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第7号(1958/02/01、27期、日本社会党)

○赤松勇君 私は、日本社会党を代表し、岸内閣総理大臣以下関係大臣に、労働基本権、雇用、社会保障の三点について質問を行わんとするものであります。(拍手)  まず、国際労働条約の批准について質問いたします。  国際労働機関憲章は、その前文におきまして、世界の永続する平和は社会正義を基礎としてのみ確立することができる、また、結社自由の原則の承認こそ労働条件を改善し、平和確立の手段であると規定し、かつ、一九四四年、第二次大戦終結に際し、これを再確認いたしまして、完全雇用及び生活水準の向上、労働者の福祉に関する義務、賃金、労働時間、最低賃金の保障、団体交渉権、団体行動権などをあげ、総会は、国際労働機関が……

赤松勇[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

赤松勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 議事進行に関して。私も約三年ほどこの地方行政委員会に入っておりますが、御案内のように本委員会はまったく超党派的な委員会でありまして、広く国家的見地から地方自治体のあり方は本来どうあるべきか、憲法に規定されておるところの地方自治体に対しまして、国はどういう待遇をすべきであるか、事務の配分等、きわめて重要な問題が含まれております。ゆえに前内閣は地方制度調査会を設けまして、この地方制度調査会に国会議員を初め、広汎なる学識経験者をば入れて、長期にわたり慎重かつきわめて細心にこの調査をば進めて参りました。本日この問題が取り上げられましたのは、おそらく国会といたしましては最初の問題であろうと思……

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/06/25、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 一点だけお尋ねしておきたいと思います。それは、本委員会におきまして先般一日かかりまして参考人を招致して調査を行なったのでありますが、非常に大きな関係がございますので、時間がございませんから、一点だけお伺いしておきます。  自治庁の行政部長にお尋ねいたしますが、先般本委員会におきまして、参考人を呼びました。全国で町村合併のテスト・ケースと言われますところの、内閣総理大臣に対する申請の行われました名古屋周辺の八カ町村の合併問題でございます。これはすでに関係書類を添えまして、町村合併促進法第三十三条第一項の規定に基いて、審査の請求を四月四日に提出しております。その後これがいかようになって……

第22回国会 予算委員会 第2号(1955/03/25、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 先ほどの理事会におきまして、小坂善太郎君より議事進行に関して発言をしたいという申し出がございました。そこで私ただちに理事会におきまして中曽根理事それから上林山理事、この二人の理事に、本予算大綱なるものは政府において閣議の決定を見ていないと書いてあるが、責任は持てるものであるかどうかということ、その点についての明確な御答弁を要求したいということは、理事会で了承済みなんであります。従いまして、その了承済みの了解に基いて大蔵大臣の発言を求めておる。理事会の決定なんです。従って本予算委員会において、満場一致理事会において決定した線に沿って、大蔵大臣より責任ある御答弁をお願いしたい。大蔵大臣……

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 議事進行について。この際私は委員長の所信をお伺いしておきたいと思います。と申しまするのは、先日来理事会におきましては、いわゆる暫定予算でもございまするし、ことに少数党政府でありまするから、われわれといたしましては、できる限り誠意をもって協力をしたい、こう思って予算委員会に臨んだのでございます。昨日も理事間の打ち合せでは、本日正十時より開会をする。なお念のため官房長官に中曽根理事を通じまして、政府の都合をお伺いしました。そうしますと、政府の方は十時より開会してもらいたい、そして十時にはぜひ出席をする、こういうお話でございました。しかるにこの委員会の状況を見ますると、定足数を欠いている……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 この際私から一点政府に対しまして質問をしておきたいと思います。  それは、先般来この暫定予算につきましては、私どもできる限りの協力をして参りました。しこうして政府の都合につきましても、でき得る限り私どもはあるいは質問時間を制限し、あるいは質問者を制約するというように、いろんな点で協力して参ったのでございまするが、昨日政府及び与党の懇談会が総理大臣の私邸において行われたようでございます。本日の新聞を見ますると、この会議におきましては、国会運営がもし行き詰まる場合には、衆議院解散も辞せずとの決意を固めて進む必要があるとの強硬意見が主張された。しかしこの重大決意については、今後の含みとし……

第22回国会 予算委員会 第7号(1955/05/07、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 日本社会党を代表いたしまして、若干の質疑をば行いたいと思います。  まず質疑に入ります前に、鳩山内閣総理大臣の御心境につきまして、一言お伺いをしたいのでございます。これははなはだ失礼な御質問かとも思いますが、われわれといたしましては、ぜひこの一点はお聞きしておきたい、こう思いますので、率直簡明に心境をば披瀝していただきたい。それは、総理はかって田中内閣当時書記官長をおやりになったことがあり、いわゆる対文九ヵ条要求、あるいは東方会議、こういう中国に対する侵略戦争の一つの推進力的な役割を演じておられたわけでございます。また第五十四帝国議会におきましては、治安維持法の改悪法案をお通しにな……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 ただいま増原君からも、杉原長官からも、空軍についての計画はあるということは言われておる。これはあってしかるべきだ。ないものが予算に計上されるはずはないのであって、従って予算委員会で三十年度予算を審議するに当って重要な事項でございますから、この際空軍計画の全貌、もしその全貌が言えなければその要綱でも示していただきたい。それまで暫時この委員会を休憩されたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 簡単に昨日御質問を申し上げまして御答弁をいただいてない三、三の点につきまして、総理の御見解をばお伺いしたいと思います。  その前に、ただいまの今君の質問に関連をいたしまして、富士山のいわゆる……

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/10、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 これは西田国務大臣にお願いいたします。先般私どもより資料の要求をしました。その資料の要求は、米軍使用飛行場の名称、及び拡張が予定されておるところの飛行場の所在地、それから拡張工事の規模、それから予算、この三つの資料の要求をしました。ところが出て参りました資料というのは、西田さんごらんの通り、これ一枚です。こんなばかな資料がありますか。これの予算が十二億計上されておる。十二億を要する飛行場の拡張の資料がこれ一枚です。しかもその内容たるや、拡張予定の米軍使用飛行場の名称は、小牧は調査中、新潟は調査予定、木史津、立川、横田は検討中、こう書いてある。検討中の飛行場をばなぜ予算に組むんですか……

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 私は日本社会党を代表いたしまして、遭難されました犠牲者の皆さんに対しまして心からなる哀悼の意を表したいと思います。  第一にお尋ねしたいのでございますが、先ほどレーダーの設備の問題がございました。次に私は、沿海または平水区域におけるところの就航各般に無線電信施設があるのかどうか、この点を運輸大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 船舶安全法施行規則の第二十二条によりますと、無線電信施設は免除されておるということになっておりますが、いかがでございますか。
【次の発言】 それは法律で義務づけていないのですか。
【次の発言】 義務づけていないにかかわらず備えつけてあるということは、これは……

第22回国会 予算委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 ただいま柳田君の質問は大蔵大臣の責任ある答弁を要求しております。主計局長には要求いたしておりません。従って大蔵大臣の答弁があるまで暫時休憩願います。
【次の発言】 予算委員であるかないかということを委員部において一つ再確認をさしてもらいたい。これを要求します。
【次の発言】 しようがありません。

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/18、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 この際、防衛庁長官と、それから高碕国務大臣に、念のため御質問をばしておきたいことがございます。それは、あとの質問にも関連をしまするから議事進行の発言を求めたのです。先般、五月七日の本委員会におきまして、私は防衛庁長官に対しまして、いわゆる防衛六カ年計画なるものがあるのかどうか、あるいはそれにかわる計画というものがあるのかないのか、こういう点を質問いたしました。その際、防衛庁長官は、いまだその計画はない、私は、それが公文書でなくても、何らかの形で米軍側に、あるいはアメリカ政府にそういうものをば提示したのではないか、ございません、こういう御答弁でございました。しかるに本日、自由党の綱島……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/24、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 去る二十一日に予算委員長に対する不信任の動議を提出いたしましたが、この際発議者を代表いたしまして私よりその撤回に関し発計をいたします。  二十一日に提出をいたしました予算委員長の不信任の理由でございますが、その責任の一切は予算委員長にあるのでございます。すなわち私どもが本動議を提出いたしましたゆえんなるものは、予算の審議を故意におくらせようとか、あるいはこれを党利党略のために利用しようとか、そういう意図は毛頭ないのでございまして、今日まで暫定予算及び三十年度予算の審議に際しまして、野党各派がいかに協力して参ったかということは、これは委員長みずからよく御存じの通りでございます。あの際……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○赤松委員 昨日、本委員会の理事会におきましては、予算案の審議につきまして、それぞれ総括質問をば行い、その総括質問が終了した後、民自両党の共同修正案の動議の提出があり、これに対する質疑を行い、しこうして質疑終了後、社会党両派提出の共同組替案及び政府提出の予算原案に対する討論、採決をば本日行い、本日の本会議にこれを上程する、こういうように理事会におきましては申し合せをいたしまして、私ども鋭意予算の審議に当って参りました。しかるに、午後一時五十分本委員会をば再開する委員長の宣告によりまして、暫時休憩をいたしまして一時五十分の再開をば待っていたのでございます。しかしながら、委員会は二時五十分になりま……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○赤松委員 私は日本社会党を代表しまして、本予算委員会の最後の総括質問をば行いたいと思います。  つきましては、鳩山内閣に対する諸般の質問をば進めていきまする前提といたしまして、この際鳩山内閣総理大臣にぜひお尋ねをしておきたいことがございます。それはほかでもございません。御承知のように、自由民主党の結成大会におきまして、三木代行委員は次のようなことを申されました。二大政党が対立の時代に入るということは、大へん喜ばしいことではあるけれども、しかしながら自由民主党が総裁をきめないで、代行委員制をしがなければならないということは、政党政治の上からいってまことに遺憾である。こういう演説をされましたこと……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○赤松委員 私は最近頻発しております密集地域における飛行機事故及びこれに関する補償の問題等につきまして、外務当局及び調達庁にお尋ねをしたいと思います。この機会に、時間を与えていただきました委員会の皆さんに感謝いたします。  これは階級や政党の問題ではございません。まさに日本人といたしましては、その生命、財産保全のためにお互いに考えなければならぬ重大な問題でございまして、さきに小岩に事件が発生をいたしました。さらに全国各地におきまして、かような事件が頻発しておる。たとえば愛知県における最近の被害状況を見ましても、昨年一月十五日に春日井という所に落ちた。二月二十四日には西春日井郡に落ちた。六月十七……

第24回国会 社会労働委員会 第18号(1956/03/12、27期、日本社会党)

○赤松委員 参考人及び理事者側にお尋ねをしたいと思います。なお同僚議員からたくさんな質問の通告がありますから、私はごく基本的な問題に限りまして簡単に質問を申し上げてみたいと思います。  まず第一に、これは労組側の諸君にお尋ねをいたしますが、私の質問に対しましては、どなたでもけっこうですから答えていただきたいと思います。と申しますのは、われわれこの調停案の内容をいろいろ皆さんの御意見とともに研究する過程におきまして、どうしてもやはり今度の春闘の性格の問題が問題になるわけでございます。よく国会で論議をされますが、きょうは公労協の諸君が中心なんですけれども、皆さんが所属されておりますいわゆる総評、日……

第24回国会 地方行政委員会 第20号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○赤松委員 最近警察官の争議に対する不当待遇が各所において頻々と行われておるのでございます。戦前におきましても、いわゆる争議に関しましては、一警察官が抜刀をしてでもこれが国会の問題になりまして、非常に物議をかもしました。しかるに最近におきましては、武装せる警察官が労使の団体交渉あるいは労働者の団体行動権に公然と介入をいたしまして、不当と思われる弾圧行為が繰り返されておる。のみならず昨年十月、東京高等裁判所におきましては、警視庁の石井刑事なるものが労働組合の組合員に対しまして酒、たばこその他の供応をして、思想調査をば行なっておる等の事実があるのでございます。  この際、私は大麻国務大臣の御所信を……

第24回国会 内閣委員会 第46号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○赤松委員 理事会の御決定によりまして、ごく簡単に一点だけお伺いしたいと思います。なお同僚議員が基地問題等重要問題につきまして質問することになっておりますので、できる限り簡単に申しますから、誠意を持ってお答え願いたいと思います。  私のお聞きしたいのは、潜水艦の侵入を阻止するために水中防備施設をば戦前持っておったわけです。これは津軽海峡、東京湾、紀伊水道、豊後水道、佐世保湾、下関海峡、こういうところにあったわけでございますけれども、現在防衛庁がこの施設をばすでに行なっておりまするのは、津軽海峡、それから三浦半島、この二カ所であると承わっておるのでございますが、防衛庁の全国的な潜水艦侵入に対する……

第24回国会 予算委員会 第14号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○赤松委員 人事院の問題が出ましたが、この際わが党の態度をば明らかにしておきたいと思います。  御承知のように、昭和二十三年七月マッカーサーの指令で国家公務員法ができました。その国家公務員法ができました際に、指令の中にもありますように、人事院というものはベース・ダウンをする機関でなくて、常に民間給与と見合って下回らないように注意をして、そうして一年一回必ず内閣及び国会に報告するか、勧告しなさい、こういう規定になっておる。これは松野さん十分御存じだと思う。従って人事院がその法律に規定された義務を怠った場合、当然われわれはその義務を履行せよ、こう言うのは当りまえのとこで、間違っておりません。それか……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 社会労働委員会 第2号(1956/11/20、27期、日本社会党)

○赤松委員 本法律案につきましてはいろいろ問題があると思います。今大臣の御指摘のように、憲法上の疑義の問題もたくさんあるわけでございます。これは十六国会等におきましても、いろいろな学者からも指摘された問題でございます。そう簡単には今大臣の解釈のようには参らぬのであって、本委員会におきましては、論議を尽して真の憲法の精神を追究しなければならぬという問題もあります。あるいはこの法律案が政府の意図に反して国会において修正されまして、時限立法になったという過程と、本法の持つ修正された意義等も考えなければなりません。それからさらに三年の間、当時小坂労働大臣の言っておりました正常なる労使の慣行というものが……

第25回国会 社会労働委員会 第3号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○赤松委員 どうも長い間長途の旅行で御苦労でございました。実は私ここに議院運営委員会の議事録を持って参りまして、いろいろ総理にお尋ねしたいと思ったのでありますけれども、同僚議員の質問もありますし、あまりこまかいことをあなたにお尋ねすることもこの際よした方がいい、まあ急に友愛精神がわいて参りまして、そこであまりむずかしいことでなくて、ただ一点だけあなたに、将来の国会の運営あるいは民主政治のために私はお尋ねしておきたいことがあるわけであります。どうぞ総理はそういうおつもりで、私、あなたのあげ足をとって何かしようなんという気持は全然ありません、一つまじめな気持でお尋ねいたしますから、やはりあなたも真……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会 第3号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○赤松委員 関連して。労政局長にお尋ねしますが、これは非常に大事な問題だと思うのです。要するに労働省というものは何をやるところなんだ、こういうことになってくると思うのです。私は労働省が一般労働者を啓蒙するということは、これはやはり労働省設置法の上から申しましても当然あり得ていいし、やってしかるべきだと思うのです。問題はやはり労働省設置法の中で、その目的に明示したる線に沿うておやりになるということが大事であって、この中に書かれておる労働条件に関する画一的闘争云々からいたずらに政治的色彩を加えとか、強気一点張りの争議をあおりやすいとか、あるいは縁の遠い政治的な目標を掲げてみたり、あるいは実情を無視……

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○赤松委員 多賀谷君が質疑続行中なんですけれども、この際私から三点または四点ほど特に労働大臣にお伺いをしておきたいことがあるのであります。  その第一点は、現在わが党におきましても立法化に努力をしておりますいわゆる最低賃金法の問題でございます。この最低賃金制につきましては、いろいろな議論もあると思うのですけれども、これを制度として全体にやるという方法の中には、たとえば労使を含めた賃金協定というようなやり方もありましょうし、あるいは一つの法律を作って、その法律で基準を作っていくという方法もあると思うのですが、私どもは何としても今次国会におきまして、勤労大衆の要望である最低賃金法を制定いたしまして……

第26回国会 社会労働委員会 第24号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○赤松委員 労働大臣に数点お尋ねしたいと思います。御承知のように調停案が出まして以来、公社側の態度がきまっておりませんでしたが、本日午前十一時に公社側の仲裁委員会に対する仲裁裁定の申請があった、こういうことなのです。そこでお尋ねしたいのは、遠からず裁定が出ると思いますが、労働大臣の見通しとしてはいつごろ裁定が出されるか。むろん仲裁委員会に関与しておられませんから、あなた自身には責任はないのでありますけれども、春闘の第四波、第五波等と非常に深い関係がありますので、その希望なり見通しなりを述べていただきたいと思います。
【次の発言】 公労法ができましたのは、争議権を規制する、しかし一方においては調……

第26回国会 社会労働委員会 第50号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○赤松委員 従来の問題につきましてはあとの委員諸君がそれぞれの立場から十分なる質問をいたしまするので私は将来の問題につきまして、時間がありませんから四点ばかりこの際総理大臣の御所見を承わっておきたいと思います。  まず第一点でございますけれども、公労法が制定されましたいきさつにつきましては総理十分御承知だと思いますが、公労法が制定をされまして、団体交渉から調停委員会、調停委員会から仲裁裁定にいく、仲裁裁定が出たならば国会にその議決を求める。予算上資金上不可能な場合奪いろいろな条件がありますけれども国会の承認を求める。それで、手続といたしましては当然裁定に関する議法を求める手続が最初に国会におい……

第26回国会 社会労働委員会 第55号(1957/07/10、27期、日本社会党)

○赤松委員 藤田参考人の御意見全くその通りだと思います。ただ今御指摘の労組法十七条の臨時工を本工組合に加入さして、労組法十七条を生かしていくようなことを考えたらどうかという御意見でございました。私どももそういうふうに思っているんですけれども、今本工側の方からそういう努力を払うべきであるという御意見でしたが、実情はたとえば名古屋造船におきましては、臨時工が、総数三千五百人おるわけですが、三千五百人の中でいわゆる労働組合員といわれておる本工が千三百人、それから社外工と称される者が千三百人、その他の者が臨時工です。この構成から申しますと、本工から働きかけていくということは非常に困難である。ことにこの……

第26回国会 社会労働委員会 第56号(1957/07/29、27期、日本社会党)

○赤松委員 まず第一に私がお尋ねしたいのは、六月二十九日の自民党の労働問題特別調査会におきまして労働政策の要綱がきめられまして、これが七月の上旬に発表されております。続いて労働省は七月二十三日省議におきまして労働政策の大綱の原案を作られまして、これを発表されております。さらに大臣は大阪におきまして二十一日記者会見において所信を発表されております。そこでお尋ねしたいのは、石田労働大臣のこの大阪における発表あるいは労働省の省議に基く要綱の発表などは、六月二十九日の自由民主党労働問題特別調査会の決定とどのような関連があるのか、この点につきまして一つ御答弁をば承わりたいと思います。

第26回国会 地方行政委員会 第31号(1957/06/11、27期、日本社会党)

○赤松委員 この際いわゆる環境衛生適正化に関する法律の実施に関しまして、若干質問をしておきたいと思います。  まず第一に、いわゆる指定都市の問題でございます。これは厚生当局も御承知のように、自民党より議員立法をされまして、社会労働委員会に付託をされました。そこで自民、社会両党より小委員をあげましていろいろ検討したわけでございます。その際、当然地方自治法の十六項目の委譲に伴いまして、指定都市におきましては、都道府県知事の権限と同じように、五大市の市長にそれを与えるべきであるという強い意見が出たのであります。それに関しましては、いろいろな審議の結果、とにかく一、二年実施をして、そのあとで当然地方自……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 社会労働委員会 第8号(1957/12/19、27期、日本社会党)

○赤松委員 今回厚生省では、貧困と疾病の追放を目ざして、厚生白書をばお出しになりまして、かなり長文にわたって、しかもあらゆる厚生関係の諸問題につきまして、相当の調査なり、あるいは御意見をば発表されております。まだ委員には渡されておりませんけれども、新聞を通し、あるいはただいま私の手元にありますこの白書を通しまして拝見をいたしましたが、かなりやはりつくべき点はついておられると思うのであります。たとえば所得の問題等につきましても、あるいはエンゲル係数の問題にいたしましても、不完全就業の存在にいたしましても、あるいは低賃金等の問題につきましても、むしろ労働問題にも関連をさせまして指摘をされております……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○赤松委員 労働問題に関して国民の理解を深めるための重要な法案が目下審議されておるわけでございます。ところが他方におきまして、これに逆行するような現象が実は生まれてきておる。この点につきまして、行政府の御見解をこの際ただしておきたいと思うのであります。  問題は、裁判所の判決の問題でございますけれども、使用者が従業員に相談なく一方的に時間外労働をさしたときに、労働基準法の規定の割増賃金を支払わなければならないが、たとい支払わなくても同法違反ではなく、刑事罰を加えるべきではない、こういうような判決が名古屋高等裁判所で行われたわけであります。これにつきまして、愛知労働基準局長は、困った判決だ、割増……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○赤松委員 法案の政治的背景と申しますか、そういう問題は先般同僚滝井君の質問によりまして、少し触れられております。その問題はあとで同僚の中原議員も触れられると思うので、時間をあまりとることはいけませんので、そういう点を私はきょうは省きたいと思います。  ただ一点お聞きしたいのは、この協会の目的が非常に抽象的に書かれておるわけであります。すなわち「広く労働者及び使用者並びに国民一般の労働問題に関する理解と良識をつちかうことを目的とする。」こういうことになっております。これは滝井委員が前に指摘いたしましたように、その方法いかんによりましては逆の結果をもたらすおそれもあると思うので、この際その目的に……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/03/25、27期、日本社会党)

○赤松委員 今中原君の質問しているのは、社会党の方ではこの訓練法を早くあげるように努力したい、御協力申し上げたい。ついてはいろいろあとで運営上疑問点が残るし、あるいはまたいろいろな方面からの問い合せもあるし、この際ざる法にならないようにできるだけこの法案の完璧を期したいという意味におきまして質問しているのですから、一つ政府の方も、また委員長においてもまじめに取り扱っていただいて、われわれとしてもできる限り協力申し上げますから、そのように一つお取扱いを願いたいと思います。

第28回国会 社会労働委員会 第27号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○赤松委員 基準局長が参議院の予算の分科会に出ておられておられませんから、遺憾ながら労働基準に関する質問は後日に延ばします。それから本会議も四時半からということで、なお同僚長谷川委員も質問の予定でございますから、簡単に二、三点だけお尋ねしておきたいと思います。  第一の点は、この旅館業法にも関係がありますが、先般本委員会におきまして環境衛生適正化に関する法律が通りまして、ただいま鋭意その全国団体の設立に努力中であります。当時本委員会におきましては、自民、社会両党の強い要望によりまして適正基準をば高めていく、その施設の改善等をばはかる資金的なめんどうを見ていこう、そういう資金面の援助をば、特に従……

第28回国会 社会労働委員会 第41号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○赤松委員 今委員長がおっしゃいますように総理の時間がありませんし、なお同僚議員が後ほど御質問申し上げますので、簡単に質問を行いたいと思います。  まず第一点でございますが、本問題はILOの条約にも関連がございますので、この際総理にお尋ねしておきたいのですが、去る二月一日、私、党を代表いたしましてこの問題について総理にお尋ねをいたしました。すなわち、ILO条約の八十七号の件につきまして、即時批准の用意ありやいなやを御質問申し上げた。その際総理は、目下検討中である、なおすみやかに善処をしたいという御答弁であったことは、速記の上に明瞭に残っております。しかるに今日まで二カ月になんなんとしております……

第28回国会 内閣委員会 第20号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○赤松委員 私は航空基地の問題と、これに伴う防衛分担金の問題、すなわち昭和三十年五月七日の予算委員会における私の代表質問に対する当時の重光外務大臣、鳩山内閣総理大臣あるいは一萬田大蔵大臣あるいは杉原防衛庁長官、これらの答弁があるわけであります。この防衛分担金の問題につきましては、外務省はまだ来ておらぬようでありますし、大蔵省の方もまだ出席がないようでありますから、この問題はあと回しといたしまして、さしあたり航空基地の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。同僚の石橋君から御質問もあると思いますし、なお予算委員会から要求もありまして、防衛庁長官はその方へ出なくてはならぬということでありますから……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1958/04/17、27期、日本社会党)

○赤松委員 井堀君からかなり詳細にわたっていろいろ質疑が行われましたので、私簡潔にお尋ねしたいと思うのです。  言うまでもなく、公述人の皆さんと論争したりなどしたくはないし、またそんな性質のものではございませんので、ただ必要なことだけをお聞きしたい。  それでで稲葉さんにお願いしておくのですけれども、ときには小委員会の委員長としてお尋ねする場合もあるし、あなた自身の御見解をただしたい場合もございますので、その辺のところは一つ御了承願いたいと思うのです。  第一にお尋ねしたいのは、三十二年四月に次官通牒が出されまして、業者間協定の行政指導、内面指導は基準局に労働大臣が命じておりますが、その間の実……



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データ更新日:2023/02/05

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