赤松勇 衆議院議員
29期国会発言一覧

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赤松勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤松勇衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

赤松勇[衆]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第11号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○赤松勇君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました大平外務大臣不信任案について、その趣旨を説明せんとするものであります。(拍手)  まず、案文を朗読いたします。     主 文  衆議院は、外務大臣大平正芳君を信任せず。  右決議する。  以下、その理由について説明を申し上げたいと思います。  大平君は、自民党にあって将来を嘱望されておる政治家でありますが、今日ここに不信任案を提出せざるを得ないことは、私としてまことに遺憾にたえないところであります。(拍手)  大平外務大臣不信任の理由として、まず第一にあげなければならないのは、外交方針の基本にかかわる問題であります。  大……

赤松勇[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

赤松勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会 第29号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○赤松委員 この際港湾局長にお尋ねしたいのでありますけれども、港湾運送事業法の十六条の三に、検数人等は、船の貨物については、左の各号に該当する行為をしてはならない。すなわち「箇数の不正な計算又は受渡の虚偽の証明」こういうことをしてはいけないと明確に規定をしてございますけれども、その通りでしょうね。
【次の発言】 それでは、第七条の「検数人、鑑定人又は検量人になろうとする者は、その者の住所を管轄する海運局の検数人登録簿、鑑定人登録簿又は検量人登録簿に、運輸省令で定める手続により、登録を受けなければならない。」これもその通りですね。
【次の発言】 それから労働者の募集にあたっては、職安法の第三十六……

第38回国会 運輸委員会 第30号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○赤松委員 先般、港湾行政の近代化の問題に関連をいたしまして、いわゆる検数人の問題について港湾局長に質問をいたしましたが、要領を得なかったので、その後港湾局の統一見解を持って本委員会に臨んでもらいたい――本委員会に報告するということでございました。  以下、港湾局長に質問をいたしますが、その前に労働省に一、二お伺いをしておきます。先般基準局長に対しまして、いわゆる基準法三十六条に基づく協定を結ばないでオーバー労働をやらせることは基準法違反であるということで、現にその違反が行なわれている地域に対する行政指導を強く要求しておきましたが、その後どうなっているか、御報告願いたいと思います。

第38回国会 決算委員会 第31号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○赤松委員 参考人その他忙しい人を呼んでいるのですが、定足数を欠いているのは、一体どうなんですか。

第38回国会 決算委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○赤松委員 関連して。自治省にはたくさん質問があるのですけれども、あと西村委員がおりますから、僕は、二点だけ質問しておきたいと思います。  それは、御承知のように、きのう、母子福祉貸付に対する法律案が衆議院を通過しましたね。実はあの問題で、採決以前に、厚生大臣と私との間で若干の意見の対立があった。それはどういうことかといえば、今度政府の努力で若干増額になったんだが、母子福祉の貸付金が、地方においてスムーズに行なわれていない。その理由はいろいろあると思う。なぜそれがうまく行なわれないかという点について、厚生大臣の意見は、大体二億ほどのものだ。つまり三分の一は地方自治体の負担です。三分の二が国庫負……

第38回国会 社会労働委員会 第1号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○赤松委員 委員長、ちょっとこの際……。
【次の発言】 厚生大臣にお尋ねしますが、参議院で今御説明になった説明をされてきたのですか、どうですか。
【次の発言】 言うまでもなく、憲法上のそれを見ても、衆議院が優先するので、しかも今度の通常国会再開の冒頭、厚生省の施政方針を説明するにあたって、すでに衆議院においては、昨日の理事会で、本日まず厚生大臣の説明を聞き、さらに労働大臣の説明を聞いて、午後は厚生大臣に対する質疑を行ない、明日は労働大臣に対する質疑を行なう、このようにスケジュールがきまっておるわけであります。厚生当局もそのことは委員部を通じあるいは委員長を通じて十分知っているはずであります。な……

第38回国会 社会労働委員会 第32号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○赤松委員 この際労働省にお尋ねしたいのですけれども、今社団法人の全日本検数協会、いわゆる全検協会というのと、さらに日本貨物検数協会、日検ですが、公益法人としてそれぞれ設立をされまして、船舶貨物の荷揚げの際に、荷主及び船主より依頼を受けて、個数の計算、貨物の受け渡し業務の代行を行なっております。通常全検は荷主側、日検は船主側としての業務の内容のもとに、経営されておるわけであります。ところが本来業務の性格の違う、いわゆる港湾運送事業法によってきめられておるところの荷主側とそれから船主側、この受け渡しについていわゆる全検協会と日検が、それぞれ荷を渡すものと受け取るものと一人にしているわけです。従っ……

第38回国会 社会労働委員会 第34号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○赤松委員 関連して。あなたは地方行政に長くおって、地方自治体の現状というものは、おそらくだれよりも知っておると思うのです。それでなぜ地方自治体で貸し付ける金が余るのか。もちろん三分の二国庫補助をしておっても、あとの三分の一の金がなかなか出せない。おそらく地方の財源の問題じゃないというようなことを大臣は言っているけれども、それはあなたは一番よく知っているはずです。決算委員会でこの間厚生省の決算について、実は社会党の委員の中で問題になった。この点で大臣から昭和三十四年度の決算について一つ十分聞こうじゃないかということになっておったけれども、あなたが忙しかったので遠慮しておいたのだが、しかしこの委……

第38回国会 社会労働委員会 第36号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○赤松委員 関連して。今島本君から、労働組合法に準拠して行なうべきであるという意見が出されております。それで今答弁を聞いていると、相も変わらずこの間と同じような考え方なんで、それでお前さんのような近代労働法に対する知識を持たない無理解な人には、私はここで一つ判決を紹介して、そうして今の裁判所が公企体の労働者の権利についてどういう考えを持っているかということを教えて上げようと思う。この間、君の方から出してきたのは民間の労組の品川白煉瓦の例、あれは暴行事件を伴っておる。これは暴行事件も何も伴っていない。公共企業体労組の争議行為に刑事免責が適用されておる。これは国鉄の摩周丸事件、札幌高裁判決なんです……

第38回国会 法務委員会 第18号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○赤松委員 議事進行――公安調査庁の次長、關君というのか、これは質疑の関係で呼んだのだけれども、先ほどから見ていると、盛んにあそこで答弁についていろいろ入れ知恵しているが、これは議員立法なんです。衆議院の法制局が来て、法制局の意見を聞くのなら、これはもう幾ら時間をかけてもいいし、なんぼ聞いてもいい。それでもって答弁をしてもらうというのならけっこうなんだけれども、公安調査庁の次長がうしろで入れ知恵しているというのはけしからぬ。議員立法の趣旨に反するから、やはり衆議院の法制局と十分打ち合わせをしながらやるのなら、その点は意地悪くいわないから、時間をとっていいから、十分意見を聞いてやるようにしてもら……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○赤松委員 最近頻発する右翼テロ事件に関しまして、本院におきましては地方行政法務の連合審査会を開きまして政府の責任を追及したわけであります。それで、その際の政府の答弁で明確を欠いておる点がありますから、この機会に、国の治安行政の責任者は一体だれであるか、このことを政府にお尋ねをしたいと思う。
【次の発言】 政治責任とは一体何ですか。法律上の責任と政治上の責任という区別がありますか。あれば一つその解明をしていただきたい。
【次の発言】 行政委員会の特質と機能について、あなたはどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 たとえば国家公安委員会とかあるいはいろいろな行政委員会があるでしょう。その機……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 社会労働委員会 第7号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○赤松委員 ただいま法務委員会の方におりましたので、質問者の八木君には大へん失礼でありますけれども、二点ほどこの機会に厚生大臣に要望しておきたいと思います。それは、国民年金の問題は八木君がやっておられますので、年金事業団法の問題で二点ほど要望しておきたい。私が要望する前提は、もちろん年金事業団法をこの臨時国会において成立させたいということを前提として要望するのでありますから、どうぞ明確に一つお答えを願いたいと思うのです。  第一点は、御承知のようにこの事業団法が出て参りまする経緯につきましては、前の石田労働大臣が、中小企業の近代化のための配慮、というよりも、中小企業の労働者の福利施設の充実その……

第39回国会 社会労働委員会 第11号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○赤松委員 通常国会の予算委員会の分科会で、私から企画庁の長官、それから労働省当局に対しまして、自由化の問題について質問をいたしました。その際、当時労働省の発表いたしました所得倍増計画の中におきまして、貿易の自由化に伴って日本経済にどういうような影響があるか、さらに雇用の問題、賃金の問題、諸般の影響について質問したわけであります。その際労働省が資料として発表しましたのは、この貿易の自由化によって影響を受ける労働者の数は、これは推計でありますが、鉱業、製造業、食料品、パルプ、化学、鉄鋼、非鉄金属、機械、電気機器、輸送用機器その他合計この常用労働者が六百二十八万一千四百十五人、これに対して直接悪影……

第39回国会 社会労働委員会 第13号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○赤松委員 本委員会から国政調査のために調査に参られました同僚諸君に対しまして、心からお礼を申し上げたいと思います。  しこうしてこの際、ぜひ委員長並びに各委員諸君に要望したいことは、新しい憲法がしかれまして、いわゆる国権の最高機関として国会が新しい性格を持つようになった。ところが、年々歳々国政調査を行ないますけれども、これを行政の面に適切に反映させる方法、手段において欠くるところがないかどうか。私は全国をしばしば調査いたしまして、切実なる要望を聞くのであります。これが単に会議録にとどまって、いわゆる国会の記録にとどまって、行政府の予算その他に反映しないということになりますならば、事は国権の最……

第39回国会 地方行政委員会 第6号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○赤松委員 公安条例の問題につきまして質問をいたします前に、一言念のため大臣に申し上げたいことがあるのであります。  それは、きょうはわが党の浅沼前委員長が凶刃に倒れました日でございます。当時、委員長を失いまして、続いて嶋中事件が発生した。この嶋中事件に関連しまして、私は予算委員会の部屋におきまして、あなたに対して、国家公安委員会の責任を追求しました。当時、国家公安委員の中で出席常ならず、しかも国家公安委員としてふさわしからぬ言動をするという一、二の公安委員につきまして、これを糾弾しました。ところが休会中再び政府は、私が指弾いたしました国家公安委員を任命した。そうしてこの国会に承認を求めるの手……

第39回国会 法務委員会 第5号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○赤松委員 一番最初に大臣がお見えになりませんので、政務次官にお尋ねいたします。  先般泥酔した三人組から中学生の娘を守ろうとした父親が、一人を殺し二人に傷を負わせる事件が発生いたしました。今、取り調べの段階はどうなっておりますか。
【次の発言】 それではあとでお調べになって、私の質問が終わるまでにお答え願いたい。特に新聞の投書欄などを見ますと、この事件に対する同情といいますか、そういったものが非常に高まっておる。昨日の読売新聞におきましても、執行猶予にしてもらいたいという署名運動が自発的に起きておる。こういうような背景の中で、ただいま取り調べが進んでおると思うのであります。あの当時の新聞に載……

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○赤松委員 関連して――労働争議に関連するいわゆる刑事事件につきまして、最近の判決などを見ますと、非常に無罪になる場合が多いわけです。このことは、たとえば最初に警察権を発動する。この警察権の発動の場合は一般の刑事事件と同じような態度でもって取り締まっていく。それでまだ当初――当初といいますと終戦直後のことでありますけれども、その当時におきましては、検察庁は憲法第二十八条に基づく団体行動権あるいは団結権の行使というように理解をいたしまして、これに対する態度というものが非常に慎重でありました。しかしながら、最近における労働争議に対する態度というものは、ややもすれば戦前の状態に返ってくるような傾向が……

第39回国会 法務委員会 第7号(1961/10/31、29期、日本社会党)

○赤松委員 わが社会党は、先ほどの理事会で多数で決定を見ました人事訴訟手続法等の一部改正に関する請願、鹿児島地方、家庭裁判所川内支部の甲号昇格に関する請願外四件につきましては、これを採択せられんことを望みます。  さらに皇室の尊厳をおかす者を処罰する法律の制定に関する請願外十四件、裁判所の代行書記官等制度廃止に関する請願外二件、新潟地方検察庁相川支部等の新庁舎建設地に関する請願、新潟地方裁判所相川支部等の所在地に関する請願、新潟地方裁判所相川支部等の佐和田町移転に関する請願、以上の請願に関しましては、理事会の決定通り留保に賛成をいたします。  政治的暴力行為防止法案反対に関する請願(第六三号)……

第39回国会 法務委員会 第8号(1961/11/14、29期、日本社会党)

○赤松委員 私は、調査の質疑に入ります前に、文部当局に対しましてお聞きしておきたいことがあります。  先般、当委員会におきまして、私立大学に相次いで起こっておりますから手問題、これは人権じゅうりんの疑いがあるということから、また学生スポーツとしては明らかに行き過ぎであるという見地から、これが善処方を文部当局に要求いたしましたが、その後青山学院大学、さらに静岡大学におきまして不祥事件が発生しておるのであります。これに関しまして体育局長のその後の措置について、またどのように指導されておるかということにつきましてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は空手をやったことはありませんが、ものの本を読……

第39回国会 法務委員会 第9号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○赤松委員 今回の調査にあたりまして、調査員諸君のきわめて適切にしてかつ熱心な協力に対しまして、委員の一人として心からお礼を申し上げたいと思うのでございます。  続いて釜ケ崎地区の問題でありますけれども、大阪府並びに大阪市がきわめて乏しい地方公共団体の財政の中から、従来に見られないいわゆる地区の環境改善のために努力をしておることは、これまた敬意を表する次第でありますが、全体に見まして、政府の施策が著しく立ちおくれておると思うのであります。特に検察当局から強く要望されました点は、今日釜ケ崎は一応平穏を保っておるけれども、いつ暴動が発生するかもわからない、そういう基本的な条件というものはいささかも……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 法務委員会 第9号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○赤松委員 本日は、吉田石松君の人権に関する問題につきまして質問をし、さらに本委員会で調査を進めたいと思っておりますけれども、その前に特に最高裁あるいは検察庁等にお尋ねしておきたいことが一点あるわけであります。  それは、去る二月二十二日の新聞の報道によりますと、東京放送が十時五十分から三十分間テレビ放送をすることになっておった「真犯人は誰か、丸正事件」の放送に関しまして、最高裁、最高検、司法協議会――これはおそらく在京の判検事、弁護士有志をもって構成されておる会であると思うのでありますが、最高裁、最高検、司法協議会が二十一日の午後東京放送に対してこのテレビ放送の中止を申し入れた。その中止を申……

第40回国会 法務委員会 第10号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○赤松委員 官房長官にお尋ねをいたしますが、御承知のように、昨年は釜ケ崎事件が発生しまして、政府並びに国会におきましては、この事件の発生の背景なりあるいは原因というものを非常に重要視をいたしまして、その結果、政府当局も釜ケ崎の調査に着手して、国会におきましても、わが法務委員会、社会労働委員会及び地方行政委員会の三委員会が現地に調査団を派遣いたしまして、しさいに調査を行なったのであります。その結果得ました結論は、もとよりああした事件は望ましいものではないのであって、これを防止する治安上の措置はもちろん必要ではあるけれども、しかし、ただ治安対策を強化しただけで問題の発生を防げるものでもない。要する……

第40回国会 法務委員会 第12号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○赤松委員 法務大臣に関する質問につきましては、閣議が終わって宮中へ行かなければならぬということでありまして、十一時半に当委員会に出席する予定でありますから、その際に言うことにいたします。  まず最初に人権擁護局長にお尋ねをいたしたいが、先般私は、報道機関に対していわゆる司法協議会なるものが申し入れを行なった、いわゆる憲法二十一条の報道の自由、表現の自由を侵害するような申し入れを行なった事実がある、これに関して擁護局長に聞いたところ、自分は十分知らない、こういう返事でありましたから、私から調査の上この委員会に報告するように、こういうことを言っておきましたが、どのような調査を行なったか、まず最初……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第7号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○赤松委員 私は、日本社会党の中央執行委員会の決定によりまして、日本国有鉄道公社の総裁の責任に関する問題につきまして、政府にただしたいと思うのであります。  まず第一に、官房長官にお尋ねしたいのは、総理は内閣組閣以来、いわゆる責任政治ということを強調されて参りました。すなわち政治に筋を通す、折り目を正す、こういうことを絶えず強調されて参ったわけであります。もちろんその所信には変わりはないと思いますけれども、この際政府の所信を一つ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 慎重に折り目を正すということはよくわかりませんけれども、大体綱紀を粛正し、かつ責任の所在を明らかにして、もって政治の……

第41回国会 運輸委員会 第10号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○赤松委員 私は十河総裁に対しまして初めて質問するわけでありますけれども、十河総裁が、長い間鉄道マンとして、いわゆる鉄道の専門家である、また長い鉄道生活を経られまして、その識見におきまして、能力におきまして、かけがえのない人であるということも、よく存じ上げておるのであります。しかし、一番大切なことは、この前官房長官も運輸大臣も明確に御答弁になりましたように、責任の所在を明らかにし、かつ政治の中に倫理を確立するということが、何よりも大切である。政府の方は盛んに道徳教育を強調されておりますけれども、まず政府みずからがえりを正して政治の筋を通していくということが大切であるという観点から、前の運輸委員……

第41回国会 法務委員会 第7号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○赤松委員 本委員会におきまして再審制度小委員会ができましたそのきっかけになったところのいわゆる吉田石松さんの事件につきまして、最高裁におきまして再審がきまりました。この再審は横田裁判官以下十三名全員一致の決定でございます。まことに喜ばしい結果でございます。当時、この特別抗告の理由としましては、この事件は旧刑訴法によって審理さるべきであり、旧刑訴法は異議申し立てが許されないことになっている。だから検察側の異議申し立ては判例に違反している。第二の理由として、名古屋高等裁判所第五部が再審制度だけに新刑訴法の精神を当てはめて再審請求人の刑事手続上の利益を奪ったのは憲法三十一条違反である。第三の理由と……

第41回国会 法務委員会 第8号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○赤松委員 御承知のように、本委員会の国政調査の重点は、いわゆる暴力団の一掃、善良な国民の不安なき生活を確率するというところに重点を置きまして、従来調査を進めてきたわけでございます。はなはだ遺憾でございますけれども、関西方面に例をとれば、尼崎あるいは姫路というような方面では、なお暴力団がばっこしておる。私、この間姫路へ参りまして聞いた話でありますけれども――これは間接的に聞いた話ですが、あそこの警察署長は、警察官の異動を行なわなければ、とても姫路の暴力団を一掃することは困難である。つまり、長期にわたって暴力団との因果関係ができ上がっておる。従って、予算の関係があってなかなか困難ではあるけれども……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 社会労働委員会 第6号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○赤松委員 この際厚生大臣にお尋ねしたいと思いますが、御承知のように交通事故が頻発しております。この交通事故の頻発に伴う医療対策といいますか、そういうことについて厚生省の基本的な方針をこの際お伺いしたい、こう思います。
【次の発言】 大体日本全体の民間のお医者さんの中で、脳の専門医というのは何割くらいおりますか。
【次の発言】 全部含めて三百くらいということになりますと、今の交通事故の頻発する状況からいって、とても追いつかないわけですね。  それからもう一つお尋ねしておきたいのだが、たとえば厚生省が公的な医療制度を行なっていこう、いわゆる公共性を持った医療制度を確立していこうという場合に、いつ……

第43回国会 法務委員会 第2号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○赤松委員 今委員長がごあいさつ申し上げましたように、非常に多忙なところ本委員会の要請にこたえられまして御出席いただきましてありがとうございました。昨年の暮れ、私から委員長に要請をいたしまして、ぜひぐれん隊防止条例の効果について、これを警視庁当局に聞くことはもちろんでございますけれども、実際にぐれん隊防止条例の対象になっている人たちから陰に陽に圧迫を受けておられる善良な都民の皆様方から、本条例の長所短所、そういったものを忌憚なく聞かしていただきたい。と申しますのは、ぐれん隊防止条例は単に東京都だけでなしに、大阪、福岡、愛知を初め、主要な都市におきましてこれが施行されるようになっております。また……

第43回国会 法務委員会 第6号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○赤松委員 本委員会におきまして特に調査を進めましたいわゆるがんくつ王吉田石松氏の強盗殺人事件につきまして、その後幸い聰明な裁判所の措置によりまして再審が認められまして、昨日名古屋高等裁判所におきまして無罪の判決が確定したわけでございます。私も、本人及び家族の要望によりまして法廷に立ち会いました。裁判長の最後の言葉は、先輩の犯したあやまちについて深くおわびをする。被告と言って、それから言葉を変えて、いや吉田翁は五十年間無実の罪を訴え戦ってこられた、その努力に対しては深甚なる敬意を表する。どうぞからだを大切にして長命をしてもらいたい。まさに温情あふるる裁判長の判決であったわけであります。きのうは……

第43回国会 法務委員会 第7号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○赤松委員 私は、日本社会党の中央執行委員会の決定によりまして、一言法務大臣に対し質問しておきたいと思うのであります。  この際法務大臣にお尋ねしておきたいのは、言うまでもなく、国会は国権の最高機関であります。しかも憲法によりまして、この言論の自由が保障されておるわけであります。何人といえども、この国会における発言を抑制することもできないし、いわんや、これに対して威嚇、どうかつをするということは許されないことであります。この点につきまして、法務大臣の見解をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 法務大臣のおっしゃる通りでありまして、従って、政府としては、そういう考えのもとに事を処さなけれ……

第43回国会 法務委員会 第17号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○赤松委員 総理府総務長官にお尋ねしたいと思います。  これは現在沖繩で問題になっております昭和三十八年二月二十八日の午後四時過ぎ発生をいたしました事件でありまして、那覇市の国場有仁の長男秀夫君という十三歳の上山中学の一年生の子供が、アメリカ海兵隊第三マリン師団上等兵ロナルド・D・ジャクソン(二十歳)の操縦する大型トラックによって轢殺をされた事件であります。すなわち、青信号で約十五人が横断をしておる際に、一番後方におりました国場君が犠牲になったわけでありますが、しかもこれは軍法会議におきまして無罪の判決があった。沖繩におきましては非常な問題になっておる。一昨日、日本社会党の中央執行委員会におき……

第43回国会 法務委員会 第18号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○赤松委員 円山さんの御提案は非常に重要な御提案でありまして、先ほど特任の裁判官というお話がありました。これはぜひひとつ再審制度小委員会で研究したいと思います。それからいまお話しの例の人権擁護局の問題でございますが、御指摘のように終戦直後、たしか片山内閣当時だと思いますが、私どもが政府を担当しておる当時に、GHQの示唆によりまして、ああいういわば変則的な形で機構ができたわけです。しかし制度、機構の上に問題がありましても、民主主義の基本である人権を保障していくという考え方が、とにもかくにも一応憲法の上にもあるいは諸制度の上にも貫かれておるという点は、御指摘のようにこれを抹殺するのでなしに、ますま……

第43回国会 法務委員会 第20号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○赤松委員 私がこの事件をこの委員会の議題に要求しましたのは二つの理由があります。一つは、この事件は日本の民主主義の根本に触れる問題である。すなわち思想裁判の再現を見てはならぬ。したがって事件の社会的背景、それから当時の権力者のいわゆる独裁的なやり方、そういうものを十分に糾明をして、ややもすれば日本の民主主義は反動化の傾向にある、それを阻止するために私どもはこの事件から何かを学ばなければならないということが第一点。第二点は、ただいま森長参考人が御指摘になりましたように、現に冤罪を訴えておる人が生き残っているわけであります。したがいまして、裁判所はすみやかに再審を行なって、そして事件の黒白を明ら……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○赤松分科員 国鉄の労使関係の問題が出ますと、私も一言述べてみたい気がするのでありますけれども、許された時間がありませんので、ことに吾孫子さんがきょうは来ているので、非常にこっちも闘争心が燃えるわけでありますけれども、このことは別の機会に譲りまして、二点だけ伺っておきたいと思います。  その第一点は、御承知のように伊勢湾台風で、その対策の一つといたしまして、運輸省の方では防潮堤を作るということで、その着工の運びとなり、予算も計上されておるわけであります。ところが、この防潮堤の建設について伊勢湾一帯の十九漁業組合、六千人の生活保障の問題が喫緊の問題になっております。先般もこの漁業協同組合の総決起……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○赤松分科員 政府の所得倍増十カ年計画の中に最も重要な当面の貿易の自由化の問題あるいはドル防衛措置の問題、そういう影響からくる日本経済及び雇用質金の問題等については、今まで全然明らかにされていないわけであります。先般社会労働委員会におきましても、労働大臣からいわゆる労働行政に関する方針が説明されましたが、遺憾ながらその中におきましてもその点は全然触れておりません。予算委員会におきまして当然これらの問題が議論されなければならないと考えておりますが、きょうは労働大臣に主として雇用賃金の立場から質問をしたい、こう思っておりましたが、聞くところによりますと何か非常な高熱で、とうていこの席にいることが許……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 法務委員会再審制度調査小委員会 第1号(1962/03/27、29期、日本社会党)

○赤松小委員 植松先生、私は全然法律家でも何でもないのでわかりませんけれども、学者の方なり専門家の方のものの見方と言いますか、視点と言いますか、そういったものが非常に客観的で、アカデミックで、それは大へんけっこうだと思うのです。またそうあるべきだと思うのです。しかし、現実に今吉田石松事件が論議になっておりますけれども、やはり歴史的なプロセスというものを抜きにしては、この問題は抽象化されてしまって、ほんとに象牙の塔的なものになってしまうのですね。私は、明治憲法時代の、いわゆる旧々刑事訴訟法当時と、民主憲法に移行した今の段階と明らかに区別をしなければならぬ。それは、御承知のように、いわゆる帝国憲法……

第40回国会 法務委員会文教委員会連合審査会 第1号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○赤松委員 ちょっと議事進行。委員長にお尋ねしますが、けさの理事会では、あらかじめ四人の質問者、これは四十分ということがきまって全部で百六十分、なお関連質問二名ということを理事会で了解し合ったわけであります。それでこの部屋は午後はどうなっておりますか。
【次の発言】 目下調査中だというけれども、午後はほかの委員会が使うのでしょう。本会議がありますし、午後他の委員会が部屋を使うということになれば、時間的にとても四名の質問と二名の関連質問はできませんよ。十時半から始まってすでに八十分たっているわけですね。そうすると百六十分の半分が一人の質問者によって占められている。私は、森山君が幾ら質問されてもい……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○赤松分科員 私が今政府にお尋ねしたいと思います問題は、本来内閣総理大臣にお尋ねすべき性質のものでございますけれども、その機会を得ませんでしたし、三十七年度予算が衆議院を通過いたしますると、いよいよその機会を逸しますので、この機会に大蔵大臣及び国務大臣として、あなたに一つ質問をしたい、こう思うのであります。  それは御承知のように、昨年釜ケ崎事件が発生をいたしまして、当時政府は釜ケ崎だけでなしに、日本におけるスラム街の全体の対策について十分に施策を行ない、かつ来年度予算においては十分にその対策を講じたいということをしばしば言明したことは御承知の通りであります。以来、衆議院におきましては法務委員……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 法務委員会再審制度調査小委員会 第1号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○赤松小委員 法務委員会は、人権擁護のためにいわゆる再審制度改正の必要性を痛感する委員の提案によりまして本小委員会ができたわけでありますけれども、本小委員会は、さきに去る三月、例の吉田事件、巌窟王事件を契機としまして学識経験者を本小委員会に招いていろいろ調査を行ないました。本日が第二回目でございますが、ただいま磯部参考人のお話を聞きまして、再審制度に関する調査の中で特に帝銀事件いわゆる平沢貞通の人権擁護に関する問題が非常に重要なウエートを占めておるというように私は考えるのであります。すなわち、さきにただいま陳述されました磯部参考人が平沢事件に関する人権擁護について日弁連に対しまして上申書を提出……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○赤松分科員 宮城の選挙違反の問題を御質問申し上げます前に、一点だけ法務大臣にお尋ねしておきたいと思います。  私の調査によりますと、交通違反による罰金、科料がずいぶん多額に上っておるのであります。ほとんど現金収入でございまして、おそらくお手元にはその資料があると思うのであります。ここにこまかく、運転免許手数料あるいは免許証更新手数料から、道路交通法違反の問題等、総計非常に多額な科料、罰金が納められておるのであります。そこでお尋ねしたいのでございますけれども、昭和三十六年度においては、総額どれくらいな罰金、科料が支払われておるか、そしてその金がどのように使われておるかということをお尋ねしたいの……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○赤松分科員 この際建設大臣にお伺いしておきたいのでありますが、私の認識では、日本海は日本の内海であり地中海である。たとえばソ連におけるシベリア開発などを含む将来の展望から考えまして、好むといなとにかかわらず、そういう方向にいくと思うのです。そういう重要な北陸三県と東海道は、これは、密接不可分な経済圏にあるのがありまして、この経済圏の核をなしておるのは御存じのように名古屋です。先般来大臣が名古屋にいらっしゃいましていろいろな声明をされておりますけれども、ここで私は、基本的な国づくりの一環をなす、しかも日本の非常に重要な東海、北陸を含む経済圏の構想、その動脈をなす道路政策につきまして聞いておきた……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○赤松分科員 仙台の選挙違反の問題を質問する前に、これは非常に事務的な問題ですけれども、しかし、地方住民にとりましては非常に重要な問題でありますので、地方公共団体手数料令に基づく手数料の問題につきまして興問したいと思います。  その前にちょっと聞いておきたいのですが、御承知のように、名古屋の方では地下鉄がすでに東西線が大体でき上がりまして、いよいよ南北線に移るというので起債を申請しまして、二十億の見通しがついたわけでありますが、これを二十四億にふやしてもらいたいというところの強い要求があるのでありますが、その後これはどうなっておるか、伺いたい。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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