このページでは小泉純一郎衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○小泉説明員 このたび大蔵政務次官を拝命いたしました小泉純一郎でございます。誠心誠意職務に精励いたしますので、皆様方の御指導と御鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。(拍手)
○小泉(純)政府委員 財政当局としては、財政負担ができるだけ少ない方がいい、これは決まっております。しかし、農林水産業というのは国民にとって大事な産業でありますし、真に農林水産業振興のために必要な措置であるという要求に対しては、また、それが国民の利益に合致するものであるということならば財政負担を惜しむものではないと思います。
【次の発言】 渡辺委員の御指摘というのは、単に共済制度だけではなくて、日本が農産物あるいは水産物の振興のために積極的に取り組めというような御指摘だと思うのですけれども、やはりいま日本の国策としてもできるだけ自給力を高めるような方向に持っていっている。確かに日本は石油だけで……
○小泉(純)政府委員 確かに、正森委員の指摘した面もあると思いますけれども、裏返せばそれだけ日本の商品が脅威を与えているというか、競争力がある。戦後、安かろう悪かろう、そういう悪評を受けた一時期はありましたが、安いけれども、なぜいいのかということで日本の商品が世界各国から信頼をかち得ている、むしろその方がいま不思議である、こんな安いはずがないということで、いろいろ相手国に摩擦なり刺激を与えている。これはやはり日本の企業の対応力というか適応力がすばらしい、そういうことによって日本の経済は発展してきたのだと思います。ですから、短期的にあるいは一時的に見れば日本が譲歩しなければならない面もありますけ……
○小泉(純)政府委員 もちろん、税調の意見を聞いてそれを尊重したいという精神でやっておるわけでございます。
【次の発言】 確かに、税金についての苦情が多いということでありますが、大蔵省、国税庁としても、そういう苦情に対してできるだけ親切にまたわかりやすく処置できるような体制をとっているはずであります。そして、各税務署におきましても、そういう苦情処理に対してできるだけ適切に対処できるような体制をいままでもとってまいりましたけれども、今後ともとるように努力をしていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 その答申に沿ってできるだけ租税特別措置を見直していく、今年度の税制改正におきましてもで……
○小泉(純)政府委員 今度の予算案が福祉切り捨てではないかという御意見でありますが、政府として限られた財源の中でできるだけ福祉面に対しましても意を用いたと私自身思っております。そういう中で、所得税減税がどうしてできないのか、確かに昨年の総選挙によって国民多数の意見というのは増税を拒否したと思います。できるだけ増税を避けて、ほかの方法で財政再建をせよというのが大方の国民の意向ではないかと私は理解しています。そういう中で、増税の中でも一番国民が関心を持ったのは一般消費税でありますが、そういう国民の意向を受けながら予算を組んだわけでありますが、できたらば現在の情勢においては財政再建の面において増税を……
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