小泉純一郎 衆議院議員
43期国会発言一覧

小泉純一郎[衆]在籍期 : 33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-|43期|-44期
小泉純一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小泉純一郎衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院43期)

小泉純一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 衆議院本会議 第1号(2004/01/19、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年十一月に行われた総選挙において国民の信任をいただき、再び内閣総理大臣の重責を担うことになりました。(拍手)  構造改革なくして日本の再生と発展はないというこれまでの方針を堅持し、「天の将に大任をこの人に降さんとするや、必ずまずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ」という孟子の言葉を改めてかみしめ、断固たる決意を持って改革を推進してまいります。(拍手)  私は、就任以来、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にとの方針で改革を進めるとともに、国際社会の一員として我が国が建設的な役割を果たすことに全力を傾けてまいりました。  我々が目指す社会は、国民一……

第159回国会 衆議院本会議 第2号(2004/01/21、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅議員に答弁いたします。  自衛隊のイラク派遣は憲法違反ではないかというお尋ねではございますが、現在の現地の治安情勢は、必ずしも予断を許さない、安全とは言えない状況であるということは私も認めます。しかし、自衛隊は、これまでの調査や各種の情報を踏まえまして、非戦闘地域の要件を満たす区域において人道復興支援を行うものであります。万一、活動の場所において戦闘行為が発生した場合などには、法の定めるところに従い、実施区域の変更や避難等の措置を行うこととしております。  さらに、現地において、自衛隊員やあるいは一緒にいる人に危険が迫った場合、やむを得ず武器を使用する行為は憲……

第159回国会 衆議院本会議 第3号(2004/01/22、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武正議員に対する答弁に先立って、昨日の松本議員の質問に対する補充答弁をいたします。  自衛隊活動に係る国会承認についてでありますが、イラク特措法によれば、国会承認の対象は、基本計画に定められた対応措置の実施についてであり、具体的には、人道復興支援活動または安全確保支援活動を自衛隊の部隊等が実施すること、及び、いかなる国において実施するかという点であります。一つの基本計画に定められている対応措置の実施に関して、既にその全体について実施命令が出されていることから、一つの国会承認を求めることは適当であると考えます。  自衛隊による安全確保支援活動についてでありますが、……

第159回国会 衆議院本会議 第4号(2004/01/27、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原口議員にお答えいたします。  イラク派遣に対する基本的認識についてでございますが、イラクの復興に対して世界各国が協力する必要があると思います。イラクの安定というのは、日本のみならず、国際社会全体の平和と安全の観点からも重要であります。こうした考え方に基づきまして、我が国にふさわしい貢献として、自衛隊の部隊が人道復興支援活動を中心とする活動を行うこととしたものであります。  今後とも、情報開示に努めるとともに、国民の理解と協力を得られるよう、できるだけの努力をしていきたいと思います。また、情報開示に努めるとともに、各種手段によりまして広報にも理解を得られるような……

第159回国会 衆議院本会議 第5号(2004/01/29、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二十七日の本会議の答弁において、私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回します。  これは、サマワ市評議会議員は総辞職したとのオランダ軍及びCPAからの情報に基づく報告を受けたからであり、現地情勢については引き続き注視する必要があると考えております。  いずれにしても、現時点において、市評議会の問題が治安情勢の悪化に直接関係があるとは見られないことから、自衛隊の派遣について判断の前提となる現地情勢に対する認識を変更する必要はないと考えます。  今後とも、現地情勢については十分に注視してまいりたいと考えております。(拍手)

第159回国会 衆議院本会議 第13号(2004/03/11、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 永田議員にお答えいたします。  昨年の臨時国会召集の要求に対する対応でございますが、昨年、内閣に提出された臨時国会召集の要求に対しては、政府としてこれに適切に対応するため、国民生活にかかわる諸課題を整理し、これをもとに予算編成を行った上で、本通常国会の召集を図ったものであり、迅速かつ適切に対応していると考えております。  新たな公的資金制度の必要性に関するお尋ねでありますが、経済にもようやく明るい兆しも見えてまいりました。これを持続的な経済成長につなげていくことが、政府に課せられた責務であると認識しております。このための政策努力の一環として、金融機関が一層リスク……

第159回国会 衆議院本会議 第18号(2004/03/30、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 永岡議員にお答えいたします。  民営化法案の意義についてでございますが、道路関係四公団の民営化は、行政の構造改革の一環として行う特殊法人改革の中で最も重要なものであり、民営化委員会の意見を基本的に尊重して法案を作成し、国会に提出したものであります。  この民営化により、九千三百四十二キロメートルのこれまでの整備計画を前提とすることなく、未供用の区間について費用対便益分析等を厳しく実施するとともに、抜本的見直し区間を設定し、これについては、現行の計画のままでは整備を進めないこととします。  また、徹底したコスト縮減等により約二十兆円の有料道路事業費をほぼ半減すると……

第159回国会 衆議院本会議 第19号(2004/04/01、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 能勢議員にお答えいたします。  法案の早期成立の必要性と社会保障制度改革についてのお尋ねであります。  今回の政府提出の年金制度改正法案は、従来のように五年ごとに改正するのではなく、長期にわたって制度が維持できるように、給付の下限と負担の上限を定め、基礎年金の国庫負担割合を三分の一から二分の一に引き上げるとともに、経済情勢や人口構成の変化に応じて給付と負担を自動的に調整する仕組みを定めたものであり、年金制度が高齢者の生活の基本的部分を支えるという役割を果たすことができるようにするための抜本的な改正であります。(拍手)  少子化、高齢化の急速な進行が見込まれる中で……

第159回国会 衆議院本会議 第35号(2004/05/25、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月二十二日、北朝鮮の平壌を訪問し、日朝首脳会談を行いました。  私は、金正日国防委員長との会談で、拉致問題及び核問題やミサイル問題といった安全保障上の問題等について、大局的かつ率直な意見交換を行いました。この首脳会談の結果、今後の日朝関係を進めていく上で、日朝平壌宣言がその基礎であり、同宣言を双方が誠実に履行していくことが再確認され、国交正常化に向けて互いに努力していくことを申し合わせました。  拉致問題については、拉致被害者である蓮池薫さん、祐木子さんの御家族、地村保志さん、富貴恵さんの御家族、計五名の御家族の日本への帰国が実現いたしました。(拍手) ……


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第160回国会(2004/07/30〜2004/08/06)

第160回国会 衆議院本会議 第2号(2004/08/02、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報告に先立ち、一言申し上げます。  平成十六年七月、梅雨前線豪雨は、新潟県、福島県、福井県等に大きな被害をもたらしました。お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。  政府としては、被災者への支援、被災地の復旧復興に全力を尽くしてまいります。また、現在でも大雨による大きな被害が懸念される台風十号への対応にも、万全を期してまいります。  私は、六月八日から十二日まで、米国のシーアイランドで行われた主要国首脳会議に出席するとともに、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、ヨルダンの首脳と個別に会談いたしました。  今……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 衆議院本会議 第1号(2004/10/12、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ことしは豪雨や台風による災害が多発し、多くの人が犠牲になりました。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げます。被災地の早期復旧復興を図るとともに、情報伝達や高齢者の救援が迅速になされるよう、防災対策の改善を図り、災害に強い国づくりを進めてまいります。  バブル崩壊後、長期にわたり我が国経済は低迷し、失業や倒産がふえる中、人々は自信を失い、日本の将来について悲観的な見方が強調されていました。今まで機能してきた仕組みが、二十一世紀の経済社会に必ずしも対応できないものとなっていたからであります。  就任以来、私は、構造改革なくして日本の再生と発展はないとの……

第161回国会 衆議院本会議 第2号(2004/10/13、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員にお答えいたします。  内政、外交上の重要課題の優先順位についての御質問であります。  私は、構造改革なくして日本の再生と発展はないとの信念のもとに、構造改革を断行し、個人や企業の挑戦する意欲と地方の自主性を引き出し、自信と誇りに満ちた活力ある社会を築くとともに、国際社会の一員として世界の平和と安定に積極的に貢献していく考えであります。  郵政の民営化は、構造改革を進めるに当たり、行財政改革や経済の活性化の観点から極めて重要な方策であります。  これに加え、御指摘の内政、外交のさまざまな案件は、いずれも重要な課題と考えており、年金を含む社会保障制度、金融……

第161回国会 衆議院本会議 第3号(2004/10/14、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 横路議員にお答えいたします。  経済の現状についてのお尋ねです。  日本経済は、地域や企業間で格差があるものの、個人消費、設備投資を中心に、民間主導で堅調に回復しております。失業率は、ピークの五・五%から四・八%へ低下し、有効求人倍率も、十一年ぶりの高水準、〇・八三となっております。賃金は横ばいで推移していますが、家計の消費は緩やかに増加しております。  引き続き、個人や企業の挑戦する意欲と地方の自主性を引き出すための改革に全力を挙げ、民間需要主導の持続的な経済成長を図り、改革の成果を地域や中小企業にも広く浸透させてまいりたいと思います。  小泉改革が目指す社会……

第161回国会 衆議院本会議 第7号(2004/11/02、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷本議員にお答えいたします。  香田さんがテロの犠牲になられたことに対しまして、心から哀悼の意を表したいと思います。また、このような残虐な、非道な行為に対しては、強い憤りを覚えるものでありまして、御家族の方々に対しまして、心からお悔やみを申し上げたいと思います。  我が国のイラク支援についてでございますが、我が国といたしましては、今回の卑劣なテロの行為に屈することなく、引き続きイラクの復興支援を続けていかなければならないと思っております。  なお、自衛隊のイラク派遣の基本計画では、派遣期間が本年十二月十四日までとされておりますが、その後の対応については、イラク復……

第161回国会 衆議院本会議 第15号(2004/12/03、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、日米関係を一層緊密なものへと発展させ、アジア太平洋地域ひいては世界の平和と繁栄を実現すべく最大限の努力を払っていく考えであります。(拍手)


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 衆議院本会議 第1号(2005/01/21、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 演説に先立ち、ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。(拍手)  政府といたしましては、ただいま採決された御決議の趣旨を十分に体しまして、インド洋沿岸諸国に対する国際的支援活動において積極的な役割を果たしてまいる考えであります。  第百六十二回国会の開会に臨み、小泉内閣として国政に当たる基本方針を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力を得たいと思います。  先月、紀宮清子内親王殿下の御婚約の内定という慶事を迎えました。国民とともに心からお祝い申し上げます。(拍手)  昨年は、豪雨や台風による災害が多発するとともに、新潟県中越地震により甚大な被害を受け、年末には……

第162回国会 衆議院本会議 第2号(2005/01/24、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡田議員にお答えいたします。  被災地復興支援についてでございますが、まず、被害に遭われた方々、そして今なお困難な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  昨年発生した台風、地震等の災害については、これまで最大限の支援を行ってまいりました。今回の補正予算案においても、新潟県中越地震に係る財政上の支援を含め、一兆三千六百億円の災害対策に要する経費を計上し、しっかりとした対応を行っております。  被災者生活再建支援法については、昨年の通常国会で、被災者が住宅を再建、補修する際に負担する経費の一部を支援する制度が設けられ、その積極的活用を図……

第162回国会 衆議院本会議 第3号(2005/01/25、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小宮山議員にお答えいたします。  まず初めに、私の本会議質疑に臨む考え方についてでございますが、国会は国権の最高機関であります。国民の代表たる議員が国の基本的な政策について審議する場であり、私はこれまで、国会における質疑において、常に誠意を持って丁寧に答弁してまいりました。  昨日の本会議における岡田議員の質問に対しても、私は、そのすべてについて丁寧に答弁したところであります。岡田議員の再質問に対しましても、その旨申し上げたところでございます。  お互いに意見が異なることがあっても、国会は、その意見を闘わせ、審議を行う場であるという基本的な考えに立って、今後とも……

第162回国会 衆議院本会議 第6号(2005/02/15、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 萩生田議員にお答えいたします。  十七年度予算の特色でございますが、一般歳出を三年ぶりに前年度以下に抑制し、新規国債発行額を四年ぶりに減額するなど、財政規律堅持の姿勢を明確にするとともに、増額するのは社会保障と科学技術振興の分野のみ、公共事業関係は四年連続、防衛費は三年連続マイナスとするなど、めり張りのある予算編成を行うことができたと考えております。  特に、三位一体の改革については、地方の提案を真摯に受けとめた上で、十七年度は一兆七千億円余の補助金の廃止・縮減等を行い、一兆一千億円余の税源を移譲するとともに必要な地方交付税を確保するなど、国から地方への改革をよ……

第162回国会 衆議院本会議 第7号(2005/02/22、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、日露両国の利益に合致する戦略的パートナーシップの構築に向けて、ロシアとの間で幅広い分野での協力を進めるとともに、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結し、もって両国関係を飛躍的に発展させるべく、引き続き最大限の努力を払っていく考えであります。(拍手)
【次の発言】 河本議員にお答えいたします。  義務教育について国が果たすべき役割と改革の方向性についてでございます。  我が国の学力が低下傾向にあることは深刻に受けと……

第162回国会 衆議院本会議 第10号(2005/03/10、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  地球温暖化は、その影響が将来の世代にわたり、また、地球全体に及ぶ問題であり、世界各国が一体となって取り組む必要があると認識しております。  政府は、ただいまの御決議の趣旨を十分体しまして、京都議定書目標達成計画の策定とその確実な実施並びに脱温暖化社会の実現に全力で取り組むとともに、将来に向けて、すべての国が参加する枠組みの構築に努力してまいります。(拍手)

第162回国会 衆議院本会議 第11号(2005/03/15、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 古川議員に答弁いたします。  新防衛大綱策定に当たっての決意についてでございます。  冷戦終結から十年余りたち、我が国をめぐる安全保障環境は大きく変化しております。新防衛大綱は、みずからの国はみずからで守るという考え方のもとに、我が国の今後の安全保障の基本指針として、テロや大量破壊兵器、弾道ミサイルの拡散といった新たな安全保障環境に適切に対処し得る防衛体制を構築することを目的とするものであります。  こうした考えのもとに、将来の安全保障を見据えた防衛力の構築を目指す所存でございます。  残余の質問につきましては、関係大臣から答弁させます。(拍手)

第162回国会 衆議院本会議 第14号(2005/03/22、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁に先立ち、今般の地震について一言申し上げます。  去る三月二十日に発生した福岡県西方沖を震源とする地震は、福岡県及び佐賀県で震度六弱を記録し、大きな被害をもたらしました。お亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  政府としては、被災者への支援、被災地の復旧復興に全力を尽くしてまいります。  大村議員に答弁いたします。  社会保障の一体的見直しでございますが、社会保障の見直しは早急に取り組む課題であり、年金制度を初めとした社会保障制度の議論に国民的立場から取り組むことは、政治の責任であります。  現在、与……

第162回国会 衆議院本会議 第27号(2005/05/26、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳澤議員にお答えいたします。  郵政民営化の目的、必要性、なぜ今民営化なのかという点についてのお尋ねでございます。  郵政事業については、郵便、郵貯、簡保、いずれの分野も、民間企業が自由な経営のもとで同様のサービスを提供しており、公務員でなければできない事業ではなく、民間による運営が十分可能であると考えております。  他方、現在の公社制度には、郵便局では郵便、郵貯、簡保しか取り扱えない等、業務範囲が限られるため、環境変化にも柔軟に対応できないこと、法人税等が非課税であること等、民間企業と対等な競争条件となっていないこと等の問題点があるところであります。  このた……

第162回国会 衆議院本会議 第36号(2005/07/26、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、七月六日から七月九日まで、英国のグレンイーグルズで行われた主要国首脳会議に出席するとともに、カナダ、ロシア及びG4の首脳と個別に会談しました。  今回のサミットの会議当日、ロンドンにおいて連続爆発事件が発生しました。しかし、G8として、このような卑劣な行為に屈することなく会議を進め、よりよい世界をつくるため、アフリカと気候変動という主要二議題のほか、世界経済、地域情勢などにつき、実り多い意見交換を行うことができました。  世界経済については、堅調な成長が見込まれていますが、世界的な不均衡に対処するため、G8として、構造改革の推進、財政健全化等各国の役割を果……

第162回国会 衆議院本会議 第38号(2005/08/02、43期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましても、種々の機会において、いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの我が国の戦後一貫した立場を表明してまいりました。  ただいま採択された御決議の趣旨を深く受けとめまして、唯一の被爆国として、平和主義と国際協調の精神に基づき、国連を強化するための改革実現に一層努力しながら、今後も世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。(拍手)

小泉純一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第158回国会(2003/11/19〜2003/11/27)

第158回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/12/15、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 法案の成立過程から十分審議を重ねて理解されている久間さんですから、この法律の趣旨はだれよりも理解されていると思います。  私どもも、今回の、自衛隊をイラクに派遣するという点につきましても、まずイラク人が希望を持ってみずからの国を立ち上げる、そのための復興支援、人道支援、何ができるかということを考えて、資金的支援のみならず人的支援もするべきだということから、自衛隊派遣を決定したわけであります。その際に、誤解をされている点については、自衛隊が戦争に行くんだということをよく言われておりますが、自衛隊は戦闘行為に参加するわけじゃないし、武力行使もしない。  そして、日本が国際社会の……

第158回国会 予算委員会 第1号(2003/11/25、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 今回の選挙の大きな争点は、政権選択を問う選挙だと思いました。自民党中心の政権がいいのか民主党中心の政権がいいのか、いわゆる政権交代是か非か、これを問う選挙だったと思います。  結果は、おかげさまで、自民党が目標としておりました単独で過半数の議席を確保することができました。また、自民党、公明党、保守新党、三党の安定多数のもとで今まで進めてきた改革を進めていきたいということを我々は訴えてきたわけでございますが、これにつきましても、三党で絶対安定多数の議席を確保することができました。  保守新党も自民党と合流いたしまして、いわば自由民主党と公明党、合わせて安定多数の議席を確保する……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 決算行政監視委員会 第7号(2004/06/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 まず、小学生の女の子同士でどうして死亡事件が起こるのかなと。また、それが事実であれば、余りにも痛ましいことだと思います。詳細は存じませんが、また、どういう事情でこのような殺傷事件が少女の間で起こったのかも詳しくは知りませんが、いずれにしても、我々の想像を超える事件だったと思います。  世の中のお子さんを持つ親御さんも大変心を痛めていると思いますし、お互い、当の関係者が、再発の防止にどういう対応が必要かということを今後十分検討するのはもちろんでありますが、そのほかに、我々自身が、日ごろから、家庭のあり方あるいは学校のあり方、地域社会の、それぞれ、子は社会の宝だという考え方、こ……

第159回国会 厚生労働委員会 第10号(2004/04/09、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 日本人の三人の方々、イラクに入って、イラクのために何か自分たちのできることはないかということで支援活動に当たってきた方々だと思っております。そういう善意の方々を人質にしていろいろな要求を突きつけてくる、あのテログループといいますか、そういう人たちに対して、私も強い憤りの念を持っております。  今、政府としては、官房長官を本部長として、この人質救出のための本部を立ち上げました。関係省庁一致協力いたしまして、この事実はどうなのか、この事実確認を、日本政府のみならず関係国にも働きかけまして、事実の確認をしているところでございます。  同時に、現在の一番の目標は、この三人の人たちを……

第159回国会 厚生労働委員会 第17号(2004/04/28、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 社会保障制度というのは、年金だけではありません。介護、医療、この基本であります社会保障について、経団連の会長の奥田さん、連合の会長笹森さんも、先日官邸にお越しになりまして、そのようなお話をいたしました。できれば多くの国民の声を聞いてくれるような場を設けたらどうかというような話もいただきました。  年金も大事、介護も大事、医療も大事。いずれも、給付は多ければ多いほどいい、負担は軽い方がいいという多くの国民がございますが、やはり、給付を受けるためにはどの程度負担が必要か、また、だれが負担するのかという問題もありますから、この給付と負担も含めた社会保障全体を協議する場を設けたらど……

第159回国会 厚生労働委員会 第18号(2004/05/07、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 昨日、自民党、公明党、民主党との間で年金改革に関する三党合意がなされたということは、特に長年年金問題にかかわってこられました長勢議員にとりましても感慨深いものがあると思っております。また、その間、各方面との、関係者との話し合いにも格別の御尽力を長勢議員にはいただきました。  それぞれ、多くの国民の関心のある問題、そしてこれからの課題等について、大変詳しい長勢議員ですから、関係各者間のできるだけ理解と協力を得ながら、何とかこの年金改革法案を今国会で成立させたい。同時に、この法案に反対している方々も、この年金制度を将来持続可能なものにしていかなきゃならないという点については共通……

第159回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号(2004/01/30、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 情報はできるだけ確認をし、正確を期さなきゃならないということは当然でありますが、自衛隊が、オランダ軍なりCPAなりいろいろ協議をし、連絡を密にしながら、そういうような総合的な情報に基づいて報告するというのもいいと思います。自衛隊も自衛隊独自の判断もあるでしょうし、あるいは、そこに前から駐留といいますか、滞在しているオランダ軍なりCPAの関係者にどういう状況かということをよく聞いて報告するのもあっていいのではないかと思っております。
【次の発言】 それは政府が、自衛隊も含めて現地の情勢を総合的に判断したということであります。どういう文言を入れるかというのは、総合的に判断して政……

第159回国会 国土交通委員会 第10号(2004/04/06、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 基本的な目的は何かというふうに問われるならば、必要な道路はできるだけ負担の少ない形でつくらなければならない、そして、今までの四十兆円に上る債務、これを後々ツケ回すのでなく確実に返済しなくてはならない、これが基本的な考え方であります。
【次の発言】 我々は、必要な道路をできるだけ少ない負担でつくらなきゃならない、そして、今まであった債務、この四十兆円も確実に返済する、四十五年以内に返済する、これははっきり示しております。  きょうは民主党も出席しておりませんし、とやかく言う立場ではございませんが、これを全部無料にするということは、債務もまた税金で返すということですね。しかも、……

第159回国会 国土交通委員会 第12号(2004/04/09、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 政治のあり方として、やはり民間主導の自律的な持続的な経済成長をいかに図るか、経済を豊かにしていくかという点については、この視点が大事ではないか。もとより、税金というもの、この負担をできるだけ少なくしていこうという視点が、現在の財政状況を考えますと特に重要だと思います。  そういう観点から、私は、今まで、民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、いわば余り政府が余計な干渉をしない方がいい。そのためにも、官は民の補完であるという言葉はよく今まで言われておりました。官業は、民業の足らざるところ、民間にはできない、国民にとって必要なことをやるべきだ。そういう観点も大事であ……

第159回国会 国土交通委員会 第17号(2004/04/23、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 私は、民主党が対案を出されたのはいいことだと思います。批判するのはだれでもできます。批判すると思えば、民営化論者の中でも民営化を批判しますし、民営化反対論者でも批判はできます。そういう批判だけでなく、みずからが対案を出されたということについてはいいのではないかと思っています。  ただ、民主党は、今まで、民間にできることは民間にということについて賛成していたのではないかと思うのであります。それを具体的に、今政府・与党は、不可能と思われた、無理だと思われた道路公団を民営化しようという案を出しているわけであります。でき得れば、でき得れば、民営化賛成論者だった民主党ですから、違う民……

第159回国会 財務金融委員会 第20号(2004/04/21、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 就任以来、民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、そして民間の持っているやる気、創意工夫を引き出さなければならない、いわゆる改革なくして成長なしという構造改革の重要性を訴えてまいりました。  当初の目標は、民間主導の持続的な成長を目指すということであります。そういうことから、就任時に大きな議論の的になっていたのが、不良債権処理を早く進めろということでありました。しかしながら、いざ金融機関の不良債権処理を進めていきますと、各方面から急ぎ過ぎるなという批判も起こってまいりました。逆に、遅過ぎるという批判もありました。両方ありました。  急ぎ過ぎるという批判におきまし……

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号(2004/04/19、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 イラクにおける人質誘拐事件につきましては、政府としても、各省連携のもとに、全力を挙げて、当初、三人の方々の無事救出を図らなければならないというもとで、一方では、犯行グループの、自衛隊を撤退させよという要求に応じてはならない、このような理不尽な要求に国策が左右されてはならないという観点から、犯行グループの要求に応じない、テロに屈しない、そして人質になった三人の無事救出を図るという難しい仕事だったと思います。  おかげさまで、関係省庁、連携を密にして、二十四時間昼夜兼行態勢をしいて、国内の対応はもとより、関係各国にそれぞれ協力を働きかけました。もちろん、現地の外務省の職員も、イ……

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号(2004/04/26、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 政権を担当して三年が経過いたしましたが、毎日毎日、全力投球でやってまいりましたので、気がついてみたら三年たったかという気持ちです。  これからも、構造改革なくして成長なしという路線には変わりません。その間、成長なくして改革なしという、いろいろ御批判をいただきましたけれども、やはり、ここに来て、改革路線、正しかったなと。  特に、財政をそれほど出動させないで民間企業がやる気を持ってきた。企業にしても、個人にしても、みずから助ける精神なくして発展はないと思っています。国家もそうです。そのような環境をどうやって政治が整えていくか。民間の意欲を引き出すか。個人のやる気をどのように伸……

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号(2004/05/19、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 緊急事態、いわゆる有事にどのように政府として、国として対応するかという問題については、昨年来から、有事関連法案等の審議を踏まえまして、与野党間で議論をしていたということも承知しております。  もとより、緊急事態等に対しては、それぞれの党派を超えて、どう対応すべきか、余り、本来、与党、野党として対立する問題ではないのではないかという考えを私自身持っておりました。  そういうことから、率直に与野党間で協議が進められ、今回、自民党、民主党、公明党の間で修正案が提出され、緊急事態に対する対応を、より国民の理解を得られるような対応をすべきだという点で合意を見ることができたということに……

第159回国会 予算委員会 第2号(2004/01/26、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 けさ、委員会が始まる前、八時過ぎですか、石破防衛庁長官から、現地の状況を伺いました。  比較的治安状況も安定し、自衛隊の諸君は現地の住民、部族長あるいは知事等から歓迎されている、今後ともイラク特措法に基づく非戦闘地域として自衛隊の活動できる分野はあるという報告を受けました。
【次の発言】 北朝鮮に対しては、拉致の問題、核の問題等、包括的に、総合的に解決しなければならない、なおかつ、北朝鮮が国際社会の責任ある一員となるように外交的、平和的解決を目指して取り組まなきゃならないというのは、日本政府の一貫した考えであります。  そういう中で、圧力、対話、両面が必要でありますが、去年……

第159回国会 予算委員会 第3号(2004/01/27、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 鳥インフルエンザによって、鳥肉に対しての不安というんですか、安全性について多くの国民が懸念を持っておられると思います。  今のところ肉や卵によって人に感染したという事例はないということでありますが、食品に対する安全確保ということに対しては、BSEの問題につきましても、かなり、生産農家に対しても、また消費者に対しても、流通業者に対しても大きな被害を与えた、また、国民にも不安を起こしたということで、より一層、食品に対する安全対策に対しては、今までの対応でいいのかという反省のもとに強化してきたところでございます。  こういう経験も踏まえまして、今後、この問題につきましては、国民に……

第159回国会 予算委員会 第4号(2004/01/28、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 昨日の本会議及び予算委員会の答弁において、私より、サマワ市評議会が現在存在しているとの発言をいたしましたが、これを撤回いたします。
【次の発言】 私は、自衛隊の諸君が立派に任務を果たす、そのために万全の措置をということによって責任を果たしたいと思います。
【次の発言】 これからは情報をより正確に国民にお知らせするように努力する、それが私どもの責任だと思っております。
【次の発言】 これから正しい情報を的確に収集するという点について、これからもより努力しなきゃいけないと思っております。(発言する者あり)
【次の発言】 それは、内閣としてというよりも、防衛庁長官自身としてあのよ……

第159回国会 予算委員会 第7号(2004/02/10、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 こういう委員会審議の場で、各質問者が自分の意見を述べるのはいいことだと思います。質問するばかりが能じゃない。政治家として、現下の状況に対して自分はどう思うかということを述べるというのは、私は極めて有意義だと思っております。  そういう中で、今の発言に対して私の所感を質問いたしましたけれども、私も、菅代表の、自衛隊のイラク派遣は憲法違反であるということの発言に対しましては、疑問に思っております。  自衛隊は戦争に行くのではありません。戦闘行為に参加するものではありません。復興支援、人道支援に赴くわけでありますので、これは憲法違反でも何でもない。憲法に合致する。まさにイラクの復……

第159回国会 予算委員会 第8号(2004/02/12、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 今までの枝野議員の指摘は、私は、いい線いっていると思いますよ。  官業の弊害、これがいかに大きかったか。だからこそ、私は民営化が必要だと言ってきて、ようやくこの郵政民営化、多くの反対者も理解を示してきて、快くとはわからないけれども、まあ仕方がないかということで協力してくれるようになってきた。  これから、役所に任せておくと、どんどんどんどん民業圧迫、肥大化の傾向は直らないから、ぜひとも予定どおり民営化、そしてこれは財投、特殊法人に全部つながってきますから、これをぜひとも実現に向けて邁進したいと思います。  御指摘は、私は十分理解できます。

第159回国会 予算委員会 第9号(2004/02/13、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 三年間で約四兆円の補助金、これを地方にできるだけ裁量権を与える形で渡そう、同時に、それに関連しますが、交付税の問題、それから税源の問題、この三つを一体的にとらえて、地方にできることは地方にという趣旨が生かされるように改革をしようというのが、この三位一体改革であります。  具体的には、今年度、十六年度におきましては、まず一兆円の補助金、それに見合う税源として、当面、所得譲与税というものを設けました。今後あと二年、残りの三兆円程度をどういう形で具体的に項目を決めて地方に移譲するか。あるいはまた、税源にしましても、譲与税ではなくて、どういう形で税源というものを地方のかなりの裁量権……

第159回国会 予算委員会 第16号(2004/02/24、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 昨年、ベーカー元国務長官、財務長官、ブッシュ大統領の特使として日本を訪問された際に会談いたしました。そのときにイラクの債権問題が話題になりまして、イラク復興は必要だ、その際に、債権、イラクの債務の削減について、他の国はいろいろな考えがあるだろう、そういう中で、日本としても、パリ・クラブ等の会合、協議を経、よく検討し、債務の削減に関してできるだけの協力をする用意がある、額については、今後、パリ・クラブでの検討をよく見ながら考えようという話をいたしました。
【次の発言】 御指摘のとおり、私の郵政民営化論というのは、郵便局を民間の人の経営にゆだねるというだけじゃないんです。  郵……

第159回国会 予算委員会 第17号(2004/02/25、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 これは筒井議員もよく御承知だと思いますが、年金受給者、収入によって、また、働く形態によって、額もそれぞれ違ってまいります。そこで、一つ基準を示すことがわかりやすいのではないかということで、必ずしも、全部一々、条件がこうだああだと言うよりも、やはりわかりやすさということを考えますと、一つの標準だ。  今、こういう委員会で御指摘いただければそれぞれ説明できるわけでありますが、国民一般に対して一つの標準モデルであるという限定であるのは御指摘のとおりでございます。
【次の発言】 いや、正確なんですよ。わかりやすく説明しているんです。正確を期しますと、非常に細かくならざるを得ない。や……

第159回国会 予算委員会 第18号(2004/03/03、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 中山議員におきましては、奥様ともどもこの問題につきましては格別の御協力をいただいておりますことに対しまして、まず感謝申し上げたいと思います。  多くの国民の最大の関心事であります拉致問題につきましては、政府一体で今全力を挙げて取り組んでおります。その時々の情勢に適切に対応できるように、今後も政府一体で取り組んでいく、これが大事だと思っております。
【次の発言】 私は、金正日氏と会談したときも、北朝鮮にとって最大の国益、利益は何か、それは国際社会の責任ある一員になることだ、こういうことを私なりの表現で繰り返しお話しいたしました。  私は、今でも北朝鮮は、何とか国際社会の責任あ……

第159回国会 予算委員会 第20号(2004/03/05、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 この行政の効率化、そして税金のむだ遣いをいかに省いていくかというための会議の場を通じましても、出てきた結果なり検討を次の予算の編成に生かしていかなきゃならない。また、具体的なことについて、与党として提言なり提案があれば、これからも申していただきたいし、予算のむだ遣いにつきましては、会計検査院からも指摘されているところもございます。  そして、各役所におきましても、予算をいただいたならば全部使いたいというのが今までの習慣といいますか、習い性といいますか、もらった予算はむだと知りつつ全部使っちゃおう、そういう意識も変えていただいて、予算はとったけれども、余すことができるんだった……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号(2004/11/25、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 チリでのAPEC会合は、二十一の国と地域の首脳が一堂に会しての会議であったわけであります。経済交流、アジア太平洋地域の拡大を目指してこの会合が最初に創設されたわけでございますが、最近におきましては、経済が主眼でありますが、それだけではない、政治的にも、また安全保障の面においてもいろいろ議論が交わされるようになってまいりました。九・一一以後におきましては、テロ対策の面においても、一国だけの問題ではない、各国は協力してテロとの闘いに団結して立ち向かわなきゃならないという点も協議が行われました。  そういう中で、北朝鮮に対しましても、核不拡散の問題、これは単に六者協議、いわゆる日……

第161回国会 予算委員会 第2号(2004/10/18、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 私が総理に就任してからの小泉内閣の最大の課題の一つに経済の活性化があります。経済が低迷している状況、新しい時代に対応できるような体制をつくらなきゃいけないということから、どのように経済活性化を図るか。これが、いわゆる構造改革なくして成長なし、経済の発展、再生はないということから、改革をしていかなきゃいけない。  経済活性化のためには、官から民へ、中央から地方へ、民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、こういう方針、大方の賛同を受けていると思います。そういう中でも、経済活性化のためには行政改革、財政改革をしなきゃいかぬ、行財政改革を断行しなさい、これも、与野党、大……

第161回国会 予算委員会 第3号(2004/10/19、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 年金一元化についての議論につきましては、さきの国会で、自民、公明、民主、三党で今後検討していくということで合意がなされました。  今長勢議員御指摘の一元化の問題でございますが、全国民を対象とした年金一元化を実現するためには、その前提となります諸制度の整備が不可欠であるということは、長勢議員御指摘のとおりであります。代表質問においての民主党岡田代表の三項目の提案も含めて、その解決策を具体的に検討していくことが必要であると私も思っております。  このため、政府において、社会保障の在り方に関する懇談会を設置して議論を進めているところであります。与野党間におきましても、三党合意を踏……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 決算行政監視委員会 第6号(2005/06/22、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 かねがね日本の手続は煩雑過ぎる、複雑過ぎるという苦情が出ておりましたので、ただいま菅議員お話しのとおり、各省連携して、一度で済むような、あちこち役所を回らないで、できるだけ速やかな時間で対応できるような措置が必要だということで御努力いただいてきたことに対しましては敬意を表したいと思います。  しかし、そういうワンストップサービスに持っていこうという努力をしている中にも、まだまだ不十分だという御指摘を受けております。  今提示されましたパネルにおきましても、改めていかに日本の手続が複雑かというのがわかりますけれども、かなり前進した中でももっと改善すべきだという声をしっかりと受……

第162回国会 財務金融委員会 第9号(2005/03/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 谷垣財務大臣の答弁のとおりでありますが、法案の扱いという問題につきましては、院が決めることでもあり、私からどの委員会がいいかどうかについては控えたいと思っております。つい先ほども、院の決めることに総理は慎重に発言しろという御注意をいただいたところでありますので、慎重に、控えたいと思います。
【次の発言】 これは予算と一体でありますので、このようなお願いをしたわけでありますので、御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 今回の税源移譲、補助金改革、交付税改革につきましては、十七年度と十八年度、この間、おおむね三兆円程度の改革をなすということで決めたわけでありますが、十九年……

第162回国会 総務委員会 第6号(2005/03/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 何か両方で、賛成反対がごっちゃになったもので、私も、間違ったことがあったら訂正します。  私が昨日郵政公社法案に民主党は反対したと申し上げたのは、民主党が参議院において、修正後の郵政公社法案に反対したことについて言及したものなんです。衆議院においては、原案に賛成して自民党の修正案に反対していたということなものですから、何か反対と賛成、両方あったものですから、正確に言えば、五十嵐さんの言われるとおり、賛成したところもあったんだなと思って、訂正いたします。
【次の発言】 郵政民営化は経済活性化のための一つの手段です。それは否定しません。大きな手段です。だから必要だと私は言ってい……

第162回国会 文部科学委員会 第5号(2005/03/11、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 四十七年ぶりですか、総理大臣が文教委員会といいますか文部科学委員会に出るのは。  きょうは、斉藤委員長初め、何か学校の先生の前に出てくるような、文教関係の専門家が多い皆さんの中で緊張しております。生徒のようなつもりで皆さん方の御意見をしっかりと聞かせていただきたいと思っております。  教育の重要性は言うまでもございません。これからも、日本の教育の振興に皆さん方が大いに頑張っていただきたいと期待しております。
【次の発言】 地方にできることは地方にということから、いわゆる今まで中央政府の関与が余りにも過ぎるのではないかという地方団体の声、国の役割、地方の役割それぞれありますが……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第7号(2005/06/03、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 園田さんには、本当に連日御苦労いただきました。会合をすれば、出てくる方はほとんど反対論。しかし、何とか国会に提出しよう、そのために反対論者を説得してまとめなきゃならない、何回やってもまとまらない、あるときは深夜三時ごろまでかんかんがくがくの議論をされて、ここまで、国会提出までこぎつけた御努力に対して、もう深く感謝しております。  それぞれの反対論も理由があると思います。百年以上続いているんですから、郵便局。そして、民営化になると郵便局がなくなるんじゃないかという不安というのはいまだにある。そういう中で、この郵便局が、民間の方々に経営を任せても郵便局の機能は維持されるんだとい……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第15号(2005/06/15、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 まず、その認識に変化はないかということでありますが、変化はございません。当初の私の主張がだんだんわかってきたな、理解されてきたなと思っております。そして、郵政民営化、賛成、反対、両論ありますけれども、私は、全体で考えれば、国民に今聞けば、郵政民営化、賛成か反対か、どっちが多いかといえば、必ず賛成論が多くなると確信しております。そこで、理由はいろいろあります。反対論も強いんです。私も、郵便局の職員の方が民間の銀行や金融機関よりも丁寧で身近で熱心だ、親しみを感ずる、同感であります。私は、郵政大臣をしておりますからよく知っております。  しかし、基本的に、私が大蔵政務次官になった……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第22号(2005/07/01、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 これまで長時間にわたりまして、この郵政特別委員会の理事、委員の皆様方、二階委員長の采配によりまして慎重に審議され、御協力いただいてきたことに対しまして敬意を表したいと思います。  私に対しましても、異常な決意とか申されましたけれども、並々ならぬ決意と言う方が適切ではないでしょうかね。その郵政改革の持つ意義の大きさ、これは、今までの官の分野、いわゆる役所の改革をするのに避けては通れない改革だと思って、長年この民営化の主張を展開してまいりました。  そういう中で、この改革をする際には、私どもは五つの原則を提示いたしました。それが一つが、いわゆる官から民へ、民間にできる仕事はでき……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第23号(2005/07/04、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 都議会議員選挙の結果についてどう思うかということでありますが、これは、自民党がほぼ目標としていた、五十議席前後を目標とするということで、四十八議席、第一党の議席を確保することができた。公明党はこれまた二十三人、候補者全員当選。民主党も議席を伸ばした。共産党もほぼ現有議席を確保した。社民党は残念ながらゼロになってしまいましたけれども、大体、社民党以外はほぼよかったなと思っているんじゃないでしょうか。自民党と公明党の議席を足しますと、余裕のある過半数を確保している。また、都議選は国政とは別ですし、都政の問題と国政とはまたいろいろ違いがあると思います。郵政民営化法案は是か非かとい……

第162回国会 予算委員会 第2号(2005/01/27、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 今回、昨年の台風あるいは集中豪雨、さらには新潟県中越地震等、多くの国民がこの被害に襲われました。そういう中で、被災者の救援あるいはその地の復旧復興等、その手当てをするための費用、これを早急に計上して被災者の方々の支援に役立てなきゃいかぬということで、今回補正予算を計上したわけであります。  今、多くの地域でいまだに困難な生活を余儀なくされている方がたくさんおられますので、こういう方々の要望をよく踏まえながら、しかるべき予算を計上して、今後の復旧復興に生かさなきゃならないということで補正予算を計上したわけでございます。

第162回国会 予算委員会 第3号(2005/01/28、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 私は、その例えが必ずしもいいとは思っておりません。赤信号は渡ってはいけないんです。生徒さんに渡ってもらうときは青信号。ですから、教育の場面においても、はい、青信号ですよ、みんなで渡りましょう。赤信号で渡ったらいけませんと注意しなきゃいけないんです、早く走りなさいとか、やっちゃいけませんと。  そして、自衛隊が活動する地域は非戦闘地域である。そもそも、非戦闘地域でなければ自衛隊は活動しないんです。戦闘地域だったら、自衛隊はその地域では活動しないんです。だから、一番わかりやすい説明は、自衛隊が活動している地域は非戦闘地域である。裏返せば、非戦闘地域でなければ自衛隊は活動しない、……

第162回国会 予算委員会 第4号(2005/02/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 松岡さんは農業、特に詳しいということで、私が言うことは十分承知だと思いますが、私も、農業は人間にとって最も重要な産業だという認識を持っているんです。私の地元は横須賀、三浦でありますけれども、都市農業で有名なところですから、農業の重要性はよく認識しているつもりであります。  そして、食料が人間の健康をつくるんだと。確かにお医者さん、薬も大事です。しかし、基本的に食物が血をつくる、いい、健康な体をつくるということから考えますと、食、これはもう極めて重要である。そういうことから、農業の重要性もよく考えながらやっていかなきゃならない。  そして、日本は最大の農産物輸入国です。かとい……

第162回国会 予算委員会 第5号(2005/02/03、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 施政方針演説をよく聞いてくれた方、あるいはよく読んでくれた方は、わかっていると思うんです。今の日本の抱える問題、外交、内政問題、全般的に触れていると。  私に対する批判というのは、主に言うと二つあるんですね。郵政民営化ばかり言っているじゃないか、ほかの問題に触れていないじゃないかという批判と、総花的だという批判なんです。総花的だという意味、御存じですか。これは、すべてに触れているということなんです。どうしてこういう全く逆の批判が起こるのかなと。  これからの新しい時代に向かって、政策の問題も意識の問題も、大きな変化にどう対応していくか。例えて言えば、雇用問題一つとっても、か……

第162回国会 予算委員会 第6号(2005/02/04、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 日本は、日米関係のみならず、ASEAN諸国、各国との友好関係をこれまで築いてまいりました。特にASEAN諸国の首脳と会いますと、さきの通貨危機の際の日本の支援、これを高く評価しております。今回のスマトラ島沖の地震・津波におきましても、日本の素早い支援に対しましては評価をいただいておりますし、これからも継続していかなきゃならない。  特に、またアフリカにおきましては、日本とはるか地理的には遠いんですけれども、アジア諸国と同じように日本とおつき合いをしたいと。日本も、アフリカは遠い国でありますけれども、多くの困難を抱えている、それに対して日本ができることをやっていかなきゃならな……

第162回国会 予算委員会 第8号(2005/02/08、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 我が党としては、これまで、政治と政治資金の……(発言する者あり)
【次の発言】 問題について、どのような対応をしているかということで、国会等の議論を踏まえて、改善策を講じてきたところであります。  昨年秋、十一月一日、各議員、選挙区支部長などに対して……(発言する者あり)
【次の発言】 政治資金の透明化に関する改革を決定し、その決定事項の遵守を徹底したところであります。  その内容として……(発言する者あり)
【次の発言】 今、馳議員が言われたように、自民党に所属するすべての国会議員の資金管理団体の収支報告をホームページで一括して公表すること、党本部、支部及び国会議員の資金……

第162回国会 予算委員会 第11号(2005/02/14、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 詳細につきましては後ほど外務大臣からも答弁あると思いますが、私は、今茂木議員が言われたような主要な指摘、そのとおりだと思っております。  まず、今回の北朝鮮側の声明については、これは問題がある。北朝鮮にとって決して利益にはならない。日本としては、日朝平壌宣言というのは両国の正常化に向けて重要な政治文書でありますし、将来、北朝鮮と日本との間に正常な関係を結ぶということが両国にとって利益になることである。同時に、この正常化を実現するためには、拉致の問題、核の問題、ミサイル等の問題、これを総合的、包括的に解決することが前提である。  そして、なおかつ、この北朝鮮との問題は、日本と……

第162回国会 予算委員会 第19号(2005/03/01、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 社会保障制度に対する御質問でありますが、来年度予算、現在審議しておりますこの予算委員会におきましても、今や、日本政府としても最も国民の税金を支出している分野であります。八十二兆の一般会計予算の中で、来年度既に二十兆円を超える予算を計上しているのは社会保障関係費以外ございません。  これは、国民の負担によっていかなる社会保障制度を構築していくかという場合に、年金、医療、介護、生活保護、こういうものを含むわけでありますが、今後とも手厚い配慮は当然でありますが、多ければ多いほどまた税金の負担というものをどう考えるか。この税金の負担が経済全体の活性化をそぐものであってはならない。社……

第162回国会 予算委員会 第20号(2005/03/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 日本とアメリカとは、共通の価値観を有する同盟国であります。民主主義の重要性をよくわきまえていますし、経済を繁栄させるためには市場経済を重視していこうという共通の価値観といいますか、理念を共有しております。しかも、経済力においても、日本とアメリカ、世界の中では大きな位置を占めている。  この両国が世界の平和と安定のためにどのような役割を果たすかということにおいて、お互いの考え方を整理して今後協力していこう、そういうのが世界の中の日米同盟。これを今後、具体的にどのような形で、お互い、役割の分担とかあるいは両国の問題とかというものを話し合いながら、今後とも日米関係の友好協力を発展……

第162回国会 予算委員会 第21号(2005/05/16、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 中国、韓国との関係というものは、近年ますます交流も深まり、経済関係も相互依存体制が強まって、お互いの交流を深めてきたと思います。しかしながら、ここに来て反日感情が強く出てまいりまして、これに対して、お互い自制的な対応をとりつつ、過去の経緯も踏まえまして、未来に向かって友好関係を発展させていかなきゃならない、そういう認識は共通しております。  これは、国連常任理事国入りの問題あるいは領土をめぐる意見の相違等に対しまして、過去の戦争の経緯もありまして、なかなか複雑な感情もあるのは事実でありますが、私は、両国政府とも、この問題につきましては、未来に向かってより一層友好交流関係を深……

第162回国会 予算委員会 第22号(2005/06/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○小泉内閣総理大臣 先々月、四月に胡錦濤国家主席と会談した際にも、過去の歴史的な経緯も踏まえて、未来に向かって、日中の友好関係は重要である、日中関係増進に異論はない、お互いが日中友好関係を重視して今後の交流を深めていこうという共通の認識が持てたと思います。  しかしながら、ある部分におきましては意見の相違もあります。これはどの国にもあることでございますけれども、意見の相違は相違として、また、過去の経緯もいろいろあると思います。  しかしながら、現在の日中関係の重要性もますます高まっている。将来を展望しますと、これから中国はますます発展するでしょうし、ASEAN初めアジア地域におきましても、中国……


小泉純一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-|43期|-44期

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各種会議発言一覧(衆議院43期)

 期間中、各種会議での発言なし。

小泉純一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-|43期|-44期

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データ更新日:2023/02/05

小泉純一郎[衆]在籍期 : 33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-|43期|-44期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。