このページでは保岡興治衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○保岡委員 戦後四十年余りに及ぶ国際交流の進展、これは観光目的の往来はもとより、企業の相互進出、さらには政治、経済、学術、文化などいろいろな分野において著しいものがあります。一方、こうした我が国の急激な国際化ないし国際交流の進展に伴って、我が国の国際的責任や使命はますます大きくなってまいっておりますし、その反面、さまざまな緊張が生まれて厳しい環境にも立たされてきております。その中で、遺憾ながらいろいろな誤解や不信などに基づくトラブルなども増加しておりまして、その原因は外国との言語、風俗、習慣などの相違や、それらに基づく考え方の違いによるものも相当多いと思われます。しかし、我々日本は、いや応なし……
○保岡委員 せんだって行われました林田法務大臣の所信に対して質問したいと思います。 所信の中に、刑事施設法案について、その審議成立へ向けて非常に強い決意を述べておられたわけですが、この刑事施設法案は昨年の四月に国会に提出されて以来今日まで、国会の外では日弁連などが、また国会の中では野党各党からいろいろ問題があるということで、当委員会に付託されてそのまま実質審議に入らないでいる状態にありますけれども、私が今まで聞いていたところによれば、現行の監獄法の早期しかも全面改正、これはもともと昭和四十年代に日弁連が法務大臣に申し入れをしたことから動き出した。当時の国会においても当委員会などで野党の委員か……
○保岡委員 参考人の四人の先生方におかれましては、大変お忙しい中を貴重な御意見を聞かせていただきまして大変ありがとうございます。時間が十五分しかありませんので、端的にお伺いをしてまいりたいと思うのでございます。 諸先生のお話を聞いておりまして、やはり国家の裁判の司法の手続で死刑になったり拘禁をされたりした方々が、後に誤りであったということで無罪になった場合の補償というものは、国家という物の考え方あるいは人間というものに対する物の考え方ということで非常に難しい哲学的な、また、人間社会の文化的な物の考え方というものに連動しているという感が非常に深くするものでございます。そういった意味で、国家刑事……
○保岡委員 今、我が党の鈴木委員から北を代表していろいろ質問がされました。私は、南の方の地域の者として若干の質問をさせていただきたいと思います。 今、質疑の中にもいろいろ出ておりましたけれども、我が国の農産物の輸入自由化、これはさきの十二品目の交渉、日米牛肉・かんきつ交渉などが決着をされまして、農産物の輸入が急速に進行していくのではないだろうか、我が国の農業や農村地域の経済に大変な影響を与えるのではないかということが懸念されて、農家も非常に心配をしておる。また国全体としても、このことについては将来どうなるかということについて、国民が関心を持っているところだと思います。 このような中で、農家……
○保岡委員 それでは質疑をさせていただきたいと思います。 刑事施設法案及び同法施行法案につきましては、昭和五十七年四月、第九十六回国会に提出されて、翌五十八年十一月、第百回国会まで継続審査扱いとされておりましたけれども、衆議院の解散によって廃案となり、昭和六十二年四月、第百八回国会に再提出されましたものの、実質的な審議に入れないままに経過して前国会に至って、本年の五月二十四日、ようやくにして本委員会において法務大臣から両法案の提案理由の説明がなされたのであります。 私は、刑事施設法案は、明治四十一年に制定され施行以来八十年を経過しております現行監獄法が、現代の刑務所や拘置所の運営制度の基本……
○保岡委員長代理 午後一時三十分に再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時四十一分休憩
○保岡委員 きょうは、私も予算委員会で質問するのは初めてで、こうやって与党の一人として質問させていただく機会を得たことを大変うれしく思って、これからは国会というところは、与党も大いに論戦に参加して、政策論議を深めて国民にわかりやすい国会を目指していくべきだと思って、与えられた機会に大変感謝をいたしているところでございます。 また、海部内閣がスタートいたしまして、海部総理大臣は、私たち自由民主党の本当に命がけでつくった政治改革大綱、これを実施するための、党にあっての政治改革推進本部の行動隊長として、政治改革の先頭に立たれるというようなことを、総理大臣になられる前に一生懸命努力をされておられまし……
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