吉井英勝 衆議院議員
39期国会発言一覧

吉井英勝[衆]在籍期 : |39期|-40期-41期-42期-43期-44期-45期
吉井英勝[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉井英勝衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

吉井英勝[衆]本会議発言(全期間)
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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 衆議院本会議 第18号(1991/03/12、39期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地価税法案に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。  土地問題は、言うまでもなく、今日の政治に課せられた最重要課題の一つであります。海部首相は、さきの施政方針演説で、豊かな国民生活の実現をしていくと言われました。そのためには、まず欧米先進国に比べて著しく立ちおくれている住宅、公園、下水道など生活基盤の整備充実を急ぐことであり、その根幹である土地問題を解決することが緊急の課題であります。  地価は鎮静化してきているとはいえ、超高値安定であり、大都市部を中心とした住宅難は深刻な事態と言わなければなりません。事実、一月に発表された国税庁の最高路……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 衆議院本会議 第7号(1991/09/11、39期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、いわゆる政治改革三法案について質問いたします。  そもそも今回の政治政章の出発点は、八八年に発覚したリクルート疑獄であります。自民党は政治改革大綱で「リクルート疑惑をきっかけに、国民の政治にたいする不信感は頂点に達し、わが国議会政治史上、例をみない深刻な事態をむかえている。なかでも、とくにきびしい批判がわが党に集中している。」として、そして自民党政府は、巨額の金を必要とする政治の仕組みに目を向け、金権体質をもたらす根源に踏み込み、政治のあり方そのものの抜本的な改革を行うとしておりました。  ところが、今回の三法案は、これら政府・自民党みずからの言い分さ……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 衆議院本会議 第23号(1992/05/14、39期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表し、ただいま提案されました証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案並びに金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律案に関し、総理並びに関係大臣に質問します。  昨年、世界でもトップクラスの日本の超一流銀行や証券会社が、不正融資、株価操作、損失補てんなど犯罪的行為に走り、事もあろうに広域暴力団と癒着し、その不正行為に加担していたという驚くべき一連の銀行・証券スキャンダルが起こりました。国民の怒りや国会における証人喚問など厳しい追及の前に、関係した銀行、証券会社のトップはみずから、収益至上主義に走った、国民に申し……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第7号(1993/02/25、39期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、一九九三年度地方財政計画、地方交付税法並びに地方税法改正案に関連して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  この国会は、二つの大きな課題があります。言うまでもなく、その一つは佐川暴力団疑惑の解明です。東京佐川急便や平和相銀の公判廷でも、先日の証人喚問でも、竹下、金丸、小沢氏らの偽証の疑いが深まりました。ところが総理は、この疑惑解明に全く熱意がありません。一方、深刻な不況に苦しむ中小企業、労働者、国民の暮らしを守る課題について政府の出してきた予算案は、中小企業対策費はマイナス、切実な減税要求は無視するなど、国民本位の不況対策には背を向けています。その一……

吉井英勝[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 科学技術委員会 第3号(1990/05/24、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、きょう、青森県六ケ所村に予定されております核燃料サイクルの施設について質問したいというふうに思います。  それで、午前中からもいろいろ議論がございましたし、私自身もいろいろな観点から質問をしたいと思いますが、ただ、時間の関係もありますので、主にきょうは航空機の事故等に関連して、その辺に絞って御質問いたしたいと思うのです。  まず最初に、初歩的なところで伺っておきたいのですが、アメリカやフランスにおける原発とか再処理工場やウラン濃縮工場などで、六ケ所村の場合ですと射爆場と十キロ離れたところということになりますが、六ケ所村ほど施設の至近距離に射爆場や空軍の基地などがある、そ……

第118回国会 科学技術委員会 第5号(1990/06/22、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 けさほど来、東京電力の福島原発のことが随分議論となりました。本当に各委員の方からもいろんな御指摘がありましたように、実際に国民の不安を増すばかりと申しますか、そういう状態が今東電福島原発に見られると思うわけです。  私もそこでまず一つお伺いしたいんですが、せんだって六月十二日に再循環ポンプのメカニカルシールのところで故障を起こして、これで翌十三日の午前三時半ですか、東電福島第二の四号機がまずとまり、午前九時半には一号機がとまり、そしてメカニカルシールの部分ですね、部品を交換して、六月十六日の午前四時にこの四号機が運転再開したと思えば、十時間ほどすると交換した部品のところでまた……

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号(1990/06/12、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 一昨日の福岡県の参議院の補欠選挙で、その結果というものは、国民の皆さんの意向が今日も消費税廃止である、このことをはっきりと示したもの、改めて示したものであるというふうに思います。この点で、消費税の廃止三法案が共同して提出されておりますが、これは当然のことでありますし、消費税廃止を公約に掲げて選挙を戦った者として、私どもはこれに賛成をするものであります。  ところで、今、私、若干のマスコミ報道等を最近のをずっと見ておりまして、例えば、この国会で消費税廃止法案も見直し法案も廃案にした上で、与野党間の税制協議の場を設けて政府見直し案の見直しぐらいで決着をさせるというような水面下の動……

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第4号(1990/06/13、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私、質問に先立ちまして、午後の他党の方の御質疑の中に少し誤解を招くような御発言もありましたので明らかにしておきたいと思いますが、グリーンカード制度の導入に関連して、日本共産党の名前も挙げていただいておりました。我が党は、既に御存じのように、うんと高額の所得者の方の所得の捕捉という点ではしり抜けであるというそういう問題を持っておりますし、それからプライバシーの保護という観点からしたときに、納税者番号制度というのはこれは賛成できないということ、また問題になっているものについては、証券会社等のこれは名寄せによって実現できるものだということで、あのときにちゃんと我が党はこれは反対とい……

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号(1990/06/21、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 不公平税制というものに対する国民の怒りや不満というものを私自身本当に痛いほど実感しておりますが、特にその中でも、不公平税制の最たるものが消費税だ、これは率直なところ庶民の声としてあるわけです。  と申しますのは、これは既に二年前の消費税の審議のときからありましたけれども、我々庶民の方は、何でも、大根一本買っても三%じゃないか。しかしその一方では、土地については異常な値上がり、そして株についても、ほんの数カ月にして数千万円とかうんと大きな利益を得ている人がいるのに、そういう資産課税については非常に不十分。そういう点で、庶民の感覚からするとそこに非常に大きな不公平というものを感じ……

第118回国会 地方行政委員会 第5号(1990/03/22、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私、地方交付税法そのものについての質問に先立って、日米構造協議の問題が今政治の一つの焦点になっておりますが、この問題は大店法関連の条例とか指導要綱など地方独自に取り組んでおります問題にも直接かかわってこようかとしておりますので、こういう点では地方自治そのものにかかわる問題、そういう観点から質問いたしたいと思います。  自治大臣は十三日の閣議の後の記者会見で、日米構造協議で問題となっている大店法の規制緩和に関連して、自治体が条例などで上乗せ規制を行っている現状について自治体に運用の緩和を求める旨の発言をされた、そういうことが伝えられておりますが、それは一体事実なのか、また大臣の……

第118回国会 地方行政委員会 第6号(1990/03/27、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 せんだって、三月二十三日に一九九〇年地価公示価格というのが公表され、各紙を見ておりますと、一斉に大阪圏は五六%強の急騰とか東京圏再上昇とか、そういう見出しで報道されておりますが、一昨年の東京での地価の暴騰が、このときに有効な手を打っていなかったということがやはり全国に波及していったものだと思います。  ちょうどこの発表があった三月二十三日に土地対策閣僚会議が開かれましたが、わずか三十分というふうに報道されております。土地対策は現内閣の最重要課題ということに位置づけられてきているわけでありますが、こういう点では、短い限られた時間での会議というんじゃ、地価高騰で苦しんでいる国民の……

第118回国会 地方行政委員会 第7号(1990/04/17、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、地方自治の問題、民主主義の問題、その基本問題について自治大臣に御質問をしていきたいというふうに思います。  具体的な例といたしまして、茨城県真壁町の議員報酬等が真壁警察署の警察官に定期的に渡されていたという問題について質問したいと思うのです。  私、ここにも持ってきておりますが、二月十一日の東京新聞では「議員に無断で支出明細提供」と報じています。それから、同日の「新いばらき」では「議員の個人情報漏らす 警察の要請に応じ町職員」という見出しがあります。翌十二日付の読売新聞は、「警察へ議員報酬明細 真壁町事務局「求めに応じ提供」」との見出しで報道しております。真壁町の議会事……

第118回国会 地方行政委員会 第10号(1990/05/29、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、まず質問に入るに先立ちまして、せんだって、四月十七日の当委員会で奥田自治大臣からいただきました答弁に関連して最初に伺っておきたいと思うのです。  ちょうどここへ会議録を持ってきておりますので、若干関係した部分だけ紹介をして、少し思い出していただきたいというふうに思うわけです。  これは、「兵庫県の山南町農業委員会がことし二月二十三日に米市場開放阻止に関する要望書を全会一致で決議したことについて、兵庫県警柏原署の警備課員が、決議のいきさつ、農業委員会の構成などを聞きに来た」「そのことについて実は山南町農業委員会は抗議文を決議しております。」その後はちょっと省略しまして、「……

第118回国会 地方行政委員会 第11号(1990/05/30、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 参考人の皆さんにはお忙しい中どうも御苦労さまでございます。私は、きょうは地方自治体の地方行政の分野で大変御苦労いただいておりますお二人の市長さんにいろいろお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  最近の決算を見せていただきますと、益田市の方では公債費比率が一八・七%ぐらいとか三笠市で一六・七%ぐらいですか、両市長さんとも非常に財政運営の面で大変御苦労なさっておられると思うのですが、行政を担当する責任者として、財政運営の面で特に市としての目標とされておられるもの、あるいは通常心がけていらっしゃること、そういうことについてお聞かせ願えればと思うわけです。また……

第118回国会 地方行政委員会 第12号(1990/05/31、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、まず、先ほどの大蔵大臣答弁の中でも議論がありましたけれども、ことしの四月十九日の衆議院本会議の答弁の中で地方財政余裕論についてということでお話がありまして、「平成元年度、二年度を通じまして大幅な余剰も見込まれておりまして、比較的健全な状況にあるのではないかと思われます。」それがいわゆる地方財政余裕論の一つの根拠ではないか、そういう御趣旨のお話でありました。  そこで、この大幅な財源余剰の問題ですね、これは、大幅の余剰ということについては具体的に何を指して言っていらっしゃるのか、この辺のところをお聞きしたいと思います。

第118回国会 地方行政委員会 第13号(1990/06/05、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党共同提出の修正案に反対の討論を行います。  まず政府案についてであります。政府案では今年度の交付税総額十三兆七千五百九十四億円のうち一兆二千七百六十八億円を消費税を原資としております。消費税は昨年十二月十一日参議院で廃止法案が可決され、二院制をとる我が国の一つの院で廃止という国民の意思が反映されたのであります。そして、衆議院でも廃止について議論が行われるであろうことは法案作成の過程で予想できたはずであります。にもかかわらず、消費税を前提とし……

第118回国会 予算委員会 第17号(1990/05/09、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の平成二年度予算三案に対して反対し、我が党提出の予算編成替えを求める動議に賛成する討論を行います。  国際情勢の劇的な変化のもとで、世界は戦後の冷戦構造から抜け出して、軍縮と軍事ブロック解体、外国軍隊の撤退の方向へ大きく踏み出すか否かが問われています。アジア・太平洋地域においては、日米安保体制を打破することがそのかなめをなすものであり、この枠組みの再検討を行うことが、日本の主権と安全のために必要となっています。  また、消費税が強行されて一年余りがたち、この税がまさに最悪の大衆課税であることを国民は痛感させられています。そして、海部総理自身……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 科学技術委員会 第3号(1991/03/07、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 今回の関電美浜原発の事故に際しまして、私は改めてTMIの事故の記録などを読み返してみました。そこで幾つか大事な点が浮かんでくるのです。  スリーマイル島の原発事故のときは、一つは二次冷却水用のポンプが故障したといいますね。それから二次冷却水循環補助ポンプを作動させたんだけれども、肝心の弁が閉まったままだった、これも二つ目に大事な問題だと思います。それからもう一つ、加圧器の水位計が原因不明で振り切れてしまってECCSがとまってしまった、最初は作動しておったのですけれども。そういう問題などがあったわけですが、私は今回の事故を考えましても、原子力安全委員会は、安全審査をされるそのと……

第120回国会 災害対策特別委員会 第8号(1991/06/14、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず私は、災害で亡くなられた方の御冥福をお祈りいたしますとともに、避難されておられる方々を初め、被災地の関係者の皆さんに心より御見舞い申し上げたいと思います。  私も先日、十二日に、委員長さんとともに御一緒に現地調査に行ってまいりました。もうあの地域に入ったときから火山灰で道路も田畑も大変でありましたし、それからまた、水無川流域だけでないところで新たな土石流の危険も指摘されているようでありますし、さらに、せっかく月曜日から運航されたフェリーも、一昨日からですか、欠航という状態。島原市民のほとんどが避難しなければならない事態にもなるかもしれないという。そういうことになりますと、……

第120回国会 地方行政委員会 第1号(1990/12/18、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 リクルートの国会から二年がたちました。内閣改造問題が言われる中で、いつまでもリクルートのことを言うておるな、こういう声も聞こえてまいります。そこで、私は、今改めて大臣たる者の政治姿勢の基本が問われているときだというふうに思うわけです。  そこで、最初に少し御討議いただく大臣にお伺いしておきたいと思いますが、四年前の一九八六年十二月十日に、あなたの政治団体、政策研究美川会設立に当たって、あなたとそして大物総会屋と言われております浜本征司という人物との関係が取りざたされ、当時も大きく報道されました。一体あなたとこの大物総会屋との関係はいかなるものかということをまず伺っておきたいの……

第120回国会 地方行政委員会 第4号(1991/02/28、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 せんだっての大臣所信の中で「交付税特別会計借入金の返済措置のほか、五千億円を減額する特例措置等を講ずる」というお話がございましたが、まずこの点について自治省のお考えというものをきょうは伺っておきたいと思うわけです。  この五千億円の特例減額というのは、地方交付税法附則第三条の規定に基づくものですね。
【次の発言】 いずれにしろ四千五百二億円、大体五千億のほとんどを占めるわけでありますが、これが附則第三条に基づくものですね。  そこで、少しお伺いしておきたいわけでありますが、この附則第三条などの制度改正、一九八四年度に行われましたときに、当時の石原財政局長の方は交付税法附則第三……

第120回国会 地方行政委員会 第5号(1991/03/07、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、まず固定資産税の評価がえの問題について伺いたいと思います。実は、三年前のときには指示平均価額の上昇率が一・一二六倍で、このときに宅地全体で平均の上昇割合は一一%だということを、前回についてはこの衆議院の地行におきましても税務局長の方からお話がありましたが、今回は指示平均価額上昇率は一・二七七倍ということのようですが、そこで固定資産の評価額の上昇割合ですね。宅地全体で今回平均の上昇割合が何%ぐらいになる見通しなのか、これをまず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 まだわからぬわけですか。これは困った話ですね。みんなすごく心配しているのですよ、とにかく随分上がるようだと……

第120回国会 地方行政委員会 第6号(1991/03/12、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 戦後の憲法の中で大事な柱の一つが地方自治というものですね。これはやはりいろいろな歴史的経過もあって、地方自治体というのは国の下請であってはならない、地方自治体というのは独自の団体なんだというところから、極めて厳しく地方自治というものを保障していく、さまざまな制度的保障と申しますか、こういうことが今設けられているというふうに思うわけです。私はそのことについて質問を進めていきたいと思うのですが、まずそういう中で、機関委任事務ということについて伺いたいと思うのです。  現在総務庁の方で各省庁が所管している機関委任事務を規定している法律、政令、府省令の数は各省庁ごとに一体幾らであるの……

第120回国会 地方行政委員会 第7号(1991/04/11、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、二つのテーマについて通告をしておきましたが、地方交付税法六条三の二項に係る財源余剰の問題などの議論につきましては、先ほど来の委員の方の議論がございましたので、重複を避けたいと思います。  それで、もう一つ通告をしておきました質問というのは、昨日も社会党の委員の方が参議院の方で質問されて、大蔵大臣答弁があったことにかかわる件でありますが、三菱商事のルノワールの絵画取引に係る十五億円のお金の問題です。このとき、参議院の方では国税庁次長より、安易に使途不明金扱いにしないように指導しているということとか、また、使途不明金の解明に全力を挙げるという答弁もあり、その後、橋本大蔵大臣……

第120回国会 地方行政委員会 第9号(1991/04/17、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 参考人の先生方には大変お忙しいところ、本日はどうもありがとうございます。  私、最初に太田参考人と野呂参考人にお伺いしたいのですが、先ほど来の意見陳述とか質問に対する御意見を伺っておりまして、若干重複する部分とか既にお答えいただいた部分もあるのですが、八四年度に、地方の財源不足を補てんする方法として交付税特別会計借入金という従来の方法をやめて、特例措置の制度が導入されました。この改正については我々は、当該年度としては交付税総額の圧縮を制度化するもので地方財源を保障する国の責任を放棄するものだとして、そして最終的には地方の共有財源である交付税の減額にねらいがあるんだと批判をして……

第120回国会 地方行政委員会 第10号(1991/04/18、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 日本は、今日GNPは世界で第二位ということですが、国民の豊かさの実感というものは非常に乏しい。それはなぜかといいますと、やはり社会資本の整備が非常におくれているということにあるわけであります。昨年六月に政府の方では、公共投資基本計画を決定されました。これは、構造協議の結果出てくるというものじゃなくて、本来的には自主的に考えてこういうものが出てくるべきものだと思いますが、いずれにしろ十年間で四百三十兆円、これは過去十年間の二百六十三兆円に比べても一・六倍と非常に拡大されるわけであります。  そこで、まず最初にお伺いしておきたいのは、この過去十年の二百六十三兆円について、地方負担……

第120回国会 地方行政委員会 第11号(1991/04/19、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず質問に入るに先立ちまして、私はやはりこの法律案の提出の仕方とか時期、これについては一言申し上げておかなければいけないというふうに思うわけです。  幾ら暴力団対策という目的がよくても、やはり法律としてつくるからには、できた後は今度はひとり歩きをすることもありますし、実際、この法案をまとめるに際して、皆さんの方は日弁連の民事暴力対策の弁護士さんなども含めて研究会を持ってやってこられて出してこられたわけですが、国会の方はいよいよ審議というときにもう時間がないわけですね。こういうことで仮にできたときに、例えば今国会でもあの自衛隊法百条の五の特例政令の問題のように、提出するときのお……

第120回国会 予算委員会 第11号(1991/02/13、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は二月の十一日に、寺前議員とともに美浜原発二号機事故の現地調査に入りました。関電の方からは副社長、発電所長などの皆さんから三時間ほど事故の状況を伺い、制御室で一時間ほど事故当時の計測器のチャートなどを見てまいりました。今回、あわや空だき状態になるというときにECCSが作動したわけでありますが、我々の指摘に対して発電所長らは、これは重大事故であったということを認めました。  まず最初に総理に伺いたいのですが、総理も重大事故と認識していらっしゃるか、この点をまず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 その事故調査、事故原因の徹底究明とともに、私はやはり調査内容及び関連データの……

第120回国会 予算委員会 第18号(1991/02/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、政府の九十億ドルの追加支援、すなわち一兆一千七百億円の補正予算案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  湾岸戦争は一昨日、ついに地上戦に突入いたしました。これによって、生まれかけていた平和的解決の機会が閉ざされたことは極めて残念であり、我が党は、戦火の拡大がさらに多くの人命を犠牲にし、中東に公正な平和を実現する上でも新たな困難をつくり出したという点で、これに深い憂慮を表明するものであります。問題解決を阻んでいるのは、最大の障害はイラクの態度にあります。イラク・フセイン政権はあれこれの条件をつけることなく、クウェートから即時無条件、完全撤退……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 科学技術委員会 第1号(1991/09/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 原発の危険から国民の安全を守るということは、原発については推進の立場をとる人、反対の立場をとる人、さまざまな立場の人を含めて、今国民にとって緊急の課題だというふうに思います。ことしに入ってからも、きょうも議論がありましたように、美浜原発二号機の事故を初めとして原発の事故等が続いておりますが、私は、きょうはその問題について質問をいたしたいと思います。  まず最初に、美浜二号の問題でありますが、ことし六月六日のエネ庁のSG伝熱管損傷事象の調査状況についてという報告書を読ませていただきまして、ここで触れられておること、一つは振れどめ金具の欠損、これは細管アドレスでX45・Y11から……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号(1991/09/02、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、先日来、本会議でもそれから予算委員会、また当委員会におきましても、橋本大蔵大臣の小林秘書、そして赤坂の料亭のおかみへ無担保で十億円の融資ですか、そういう問題などについて質問があり、大臣から答弁がありました、その答弁を聞いておりまして、またせんだって三十日の日に富士銀行頭取の参考人の答弁と照らし合わせまして、少し食い違いがあるのじゃないか、その点についてまず伺いたいと思うのです。  三十日の日に富士銀行橋本頭取の答弁では、要するにこの融資は不正の形でやってい。たようなわけでありますということをはっきり答弁されて、不正融資であったという、そういう立場でありました。  それに……

第121回国会 地方行政委員会 第3号(1991/10/01、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 今国会の中心問題の一つは証券・金融スキャンダルの究明でありましたし、その中で、政官財、暴力団、結びついた日本の政治経済社会の病根にメスを加えなければならないということが浮き彫りになってきたと思うわけです。過日の証人喚問でも、野村証券の田渕節也前会長は、秘書室担当役員が出入りの総会屋から稲川会石井と会ってほしいと紹介された、また、本店営業部長に自分の知り合いの大事な人だから取引してくれと紹介したんだと証言をいたしまして、大企業の重役と総会屋、暴力団との癒着は明らかになったわけであります。  そこで私は伺いたいのですが、一九八一年五月十三日の法務委員会の会議録を持ってまいりました……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 科学技術委員会 第1号(1991/11/21、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私はまず、せんだって阪大基礎工学部で発生いたしましたガス爆発事故の問題から質問に入りたいと思います。  亡くなられた二人の学生の方、また負傷された皆さんに対して御冥福と、そしてお見舞いを申し上げたいと思います。  あれから一カ月半がたちました。通産省の方は今も、先ほど御答弁ありましたように、高圧ガス取締法を一部改正する法律案を準備しておられます。それはこの説明の冒頭にも、先般大阪大学での事故を契機にしてということで言われているわけでありますが、一方文部省の方、阪大のシランガスを使う研究室でこれから防災対策をとった上でこの分野の研究ができると――つまり、通産の方は管理規制強化の……

第122回国会 地方行政委員会 第2号(1991/11/22、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 戦前戦後の憲法上の扱いで大きく変わった一つが地方自治であることは言うまでもありませんが、憲法第八章でそれは明記されています。きょうはこの地方自治論というのはおいておきますが、議論になっております地方財政余裕論とか、地方交付税交付金削減問題などで大蔵省と自治省の問題もあります。また、それとともに国と地方の問題ということでも考えておきたいことがあるわけです。  この点で少し経過的に見ますと、戦後、地方財政委員会というのがありました。内閣から独立した行政委員会であったわけですが、一九五二年の自治庁へ併合されていった過程で、自治庁附属の諮問機関として、今日地方財政審議会というふうに変……

第122回国会 地方行政委員会 第3号(1991/12/11、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 吉井です。  今回の地方交付税法等の一部を改正する法律案のポイントというのは、法人税の減収に伴う地方交付税の減額、この穴埋めをどうするかというところが主要なポイントでありますが、これまでも、交付税減額の責任はどこにあるのか、こういう議論というのはこの地方行政委員会でも行われたことがあります。  そこでまず最初に、交付税総額の見積もりの責任はだれにあるのか、まずこういうところから伺いたいと思います。
【次の発言】 地方交付税法第四条、もちろんよく御存じのところで、「自治大臣は、この法律を実施するため、左に掲げる権限と責任とを有する。」その一、「毎年度分として交付すべき交付税の総……

第122回国会 地方行政委員会 第4号(1991/12/16、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず私は冒頭に一言申し上げておきたいのは、ことしの通常国会で民間の育児休業法が成立した際、政府は、公務員の育休法について次期国会で速やかな成立を図り、民間と同時に施行したいと言っておったわけであります。ところが、一百二十一臨時国会に提出せず、今百二十二臨時国会でも十二月十日の会期末がわかっていて、そのぎりぎりの時点で提出ですね。これは、国権の最高機関である国会での審議が十分尽くされるよう本来早く提出することが当然のことでありました。ことしの暴力団新法の審議のときにも、会期末直前の国会提出となったことについて、自治大臣は反省と謝罪の言葉を述べておられます。こういうことに照らして……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 科学技術委員会 第3号(1992/03/05、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、きょうは高速増殖炉「もんじゅ」について幾つか議論をしたいと思います。  既に何点か議論がありましたが、最初に、数字の方については理事長さんじゃなくて科学技術庁の方から伺っておきたいと思いますが、「もんじゅ」に一九九一年度までに幾ら投じてきたか、これを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 五千二百九十八億円でしょう、いただいている数字は。それで、九一年度末で約五千三百億円。詳細設計を終えた時点の八五年の見積もりでは建設工事費四千三百三十億円。それが、いただいている資料から見ても、九一年度までで、すなわち工事完成までの建設工事費合計が四千二百六十七億円となっておりますか……

第123回国会 科学技術委員会 第4号(1992/03/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず、研究交流ということを考える場合にも一番大事な問題の一つは、現在の国立試験研究機関自身の自主性であるとか主体性を強化するためにも人的、物的体制の強化といいますか、先ほども出ておりましたが、国研の研究基盤を強化していくことですね。そのことに今本当に力を尽くすことが大事なときだというふうに思うわけです。  そこで、最初に少し伺いたいのですが、国立試験研究機関の研究職あるいはサポーティングスタッフの方、研究支援職、技能職、こういった人たちが一九八〇年から一九九一年にかけて何名削減をされたのか。この具体的な数字のところから質問に入っていきたいと思います。

第123回国会 科学技術委員会 第5号(1992/04/02、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、前回に続きまして、きょうは法律案の第三条関係についてまず質問したいと思います。  この第三条というのは、人事院規則第十五条の二、原則は、「恒常的に置く必要がある官職に充てるべき常勤の職員を任期を定めて任用してはならない。」という、この原則を踏まえた上で、ただし書き規定として任期を定めた任用、これは一九六八年に定めたわけでありますが、その理由というのは、電話自動切りかえに伴う特別の例外的措置、つまり、近い将来官職がなくなるとして特定職種に限定していたというのがそもそもの出発点だというふうに思います。今回の任期つき任用というこの部分は、さまざまな研究プロジェクトに研究職とし……

第123回国会 科学技術委員会 第6号(1992/05/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、まず科学技術庁長官に最初に伺いたいんですが、四月末から五月の初めまで米国を訪問されて、エネルギー省のワトキンズ長官とお会いになられて、そしていろ。いろ協議をされたようですが、それまでまず最初に伺いたいんですが、日米原子力協定附属書五の(b)によって、プルトニウム輸送について日米間で輸送計画書を協議してつくるということになっていますね。あなたの訪問中に日米間で合意に達したのかどうか、これを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 合意に達していないから、協議中ということですね。  そこで、せんだってアメリカの下院の内務委員会では、国家総合エネルギー政策法案の修正条項が可決……

第123回国会 地方行政委員会 第2号(1992/02/27、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 いよいよ一日から暴力団対策新法が施行ということになりますが、昨年四月のこの法案を審議したときのこの委員会におきまして、きょう来ていただいております警察庁長官それから当時の吹田国家公安委員長の方から、暴力団新法をつくるに当たって、まず暴力団というのは壊滅させるんだ、資金源は断つんだ、これが基本的なスタンスなんだということを乱やまた同僚委員の質問に答えていただいておりますが、新しく国家公安委員長となられた塩川大臣の方に、この点についてのまず大臣の基本的なお考えを最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それで、けさほど来議論もありましたように、せっかく新しい法律もっくって、……

第123回国会 地方行政委員会 第3号(1992/03/10、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、時間も限られておりますから、きょうは固定資産税そして生産緑地法との関係ですね、それが一つと、もう一つは非課税限度額制度の問題について質問したいと思います。  まず最初に、生産緑地法に関連する問題でありますが、三大都市圏において生産緑地法に基づく生産緑地の申請が出されたその割合というのは、今何%ぐらいですか。
【次の発言】 最終的に三、四割ぐらいと推計していらっしゃるようですが、少ないところは一〇%台ですね。二〇%会もありますし、三〇%を超えているところもあります。これは逆に、悪くすると七割から八割の農地が農地でなくなってしまう、そういう問題を持っているわけです。  それ……

第123回国会 地方行政委員会 第4号(1992/03/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず、暴力団対策新法に基づいて警察庁の組織機構を整備しようというのが今回の警察法一部改正の趣旨でありますが、この暴力団対策新法もいよいよ三月一日から動き出して、暴力団に対して従来より決意を表明していらっしゃるように、これから暴力団を壊滅させるのだということで今取り組む、そういうときでありますが、このときに、せんだって二十日の日に、自民党の金丸副総裁が右翼団体員から短銃で狙撃をされるという、言論を暴力で封じ込めようという本当に許しがたい事件が発生しておりますが、これに当たって塩川自治大臣は、総理の方からの警備強化の要請に対して、今後は、要人警備を強化するだけでなく、けん銃に対す……

第123回国会 地方行政委員会 第6号(1992/04/16、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、あらかじめ六つのテーマについて質問通告をしておきましたが、十五分という限られた時間でありますので、既に他の委員の方から、地方財政余裕論であるとか、地方交付税法第六条の三の二項に関連する問題、交付税特金借り入れの問題等について議論がありましたので、その質問をきょうはおいておきまして、他の通告しております質問に入りたいと思います。  今OECD各国では、納税者の権利の擁護とか権利救済ということを中心にして、随分制度的にも前進が図られているときでありますが、そういう点で少し伺いたいと思います。  一九七六年、昭和五十一年四月一日に国税庁の方で出した「税務運営方針」では、この点……

第123回国会 地方行政委員会 第7号(1992/04/22、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 参考人の先生方には、本日お忙しいところ、どうもありがとうございます。  同僚委員の方たちからも既にいろいろな御質問がございましたので、できるだけ重複を避けて伺いたいと思います。  一つは、一九八四年の補助金カット以来、地方で事業を進めると、補助金が削られておりますから地方負担がふえるということもあって、どうしても事業は抑制的に働くといいますか、そういう傾向になってきたと思います。一方、公共料金の引き上げとか、またバブルによる固定資産税収入を初めとする税収の伸びということもありまして、見かけ上地方財政が余裕のあるような姿になったということです。しかし、これは余裕ではなくて、やは……

第123回国会 地方行政委員会 第8号(1992/05/12、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず、地方財政が多額の財源不足を生じたときにとられた補てん措置について、二月二十八日の本会議で、かつては地方財政が非常に苦しいときは、国から多額の御支援をいただいて交付税を財源確保してきたということもございますし、今回は特例措置をもって八千五百億円の措置をせざるを得なくなりました、こういう答弁がありました。「国から多額の御支援」という ことが言えるかどうかということがまず問題だと思うのです。  本来交付税率の引き上げを行うべきところを、交付税特会からの借り入れと地方債の増発という、大半が結局地方の借金で穴埋めという形をとりました。このときの地方債の増発が今でも地方財政の重荷に……

第123回国会 予算委員会 第7号(1992/02/24、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず、総理の疑惑というのは、何よりもまず解明されなければならない問題です。  そこで伺いますが、せんだって二月の四日、我が党不破委員長の質問の中で、服部元秘書の依頼で三千万円振り込んだという事実、これを松本秘書からいつ聞いたのか、こういう質問に対して、その話は前からずっと言っているとか、松本を通じて金が払われたということは初めからちっとも変わっていない、何度もそういう答弁をされました。問題は、この初めからとは一体いつなのかというところなんですが、これをまず総理の方から伺いたいと思います。
【次の発言】 実は総理が今おっしゃったことは、昨年の十二月十三日に我が党上田副委員長の参……

第123回国会 予算委員会 第17号(1992/03/13、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、一九九二年度政府提出の来年度予算三案に反対、我が党提出の予算編成替えを求める動議に賛成する討論を行います。  反対の第一は、軍事費の削減という世界の大勢に逆行し、軍事費を増額していることであります。  冷戦の終結、ソ連の解体という情勢のもとで、アメリカ、イギリス、ドイツなど主要国は、兵器削減、軍事費削減に具体的に踏み出しています。ところが、政府予算案は、この世界的な軍縮の流れに逆行し、削減どころかF15戦闘機七百二十七億円を初め八千六百五十億円にも上る正面装備の新規調達を行おうとしているのであります。  また、米軍への思いやり予算は、初めて二千億円……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 科学技術委員会 第1号(1992/12/08、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず最初に、これは一九八八年の国会で、いわゆるPP法、核物質防護について法律を通しました。そのときに全会一致で附帯決議をしております。それは「原子力の研究、開発及び利用について、民主、自主、公開の三原則を定めた原子力基本法の精神を堅持すること。」ということで、全会一致だったわけです。このときの伊藤科学技術庁長官も、この決議を尊重するんだと決意表明をされました。私はけさほど来のいろんな議論を聞いておりましても、これは核ジャック等のこういうものに対するPPは必要なわけです。しかし、PPを拡大してしまって、それで当然公開されるべき情報が管理されてしまう、非公開になってしまう、これは……

第125回国会 地方行政委員会 第1号(1992/11/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、地方交付税法等の一部改正案について本来中心的に議論したい問題というのは、これは交付税特会借り入れの問題についてでありますが、何しろいただいている時間が物すごく短いものですから、それで、本題に入る前に、今問題になっております佐川、暴力団疑惑に関連して、城内長官に来ていただいておりますので、 特に八七年、竹下政権誕生時の自民党事件に暴力団が関与したという問題について、あなたの方でこれに関連して十月十五日に記者会見をなさって、そして自民党の特定派閥から警察庁への要請があったのかという記者の質問などに対して、当時のことを警備局などに調べさせたがそういった事実は出てきていない、私……

第125回国会 地方行政委員会 第2号(1992/12/01、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論をいたします。  まず第一に、国の責任についてであります。  今回のように年度途中に交付税の減額が発生した場合、第一に、交付税の原資となる国の税収の見込みそのものが国の責任に属するものであること、第二に、税収減の要因が政府の経済政策、今回は大銀行、大企業の株や土地の買い占めを容認し、バブルをあおってきた政府の経済政策の失敗にあること、そして第三に、地方に配分される交付税総額が大蔵、自治両大臣の協議で事実上決定される仕組みになっており、したがって、その額については国が地方団体に配分を約束したものな……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 科学技術委員会 第3号(1993/02/23、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、きょうは細かい話はまた改めてするとして、大臣の所信に関連して幾つかの問題を伺いたいと思うのですが、最初に情報の公開ということについて伺いたいと思うのです。  実は先日科学技術庁主催で、第四回ウェースト・フォーラムが行われ、その講演の三では、スウェーデンにおける「社会的合意形成に関する活動」、これはスウェーデンの核燃料・廃棄物管理会社の方で、リンドクイスト氏が報告をされました。非常におもしろい報告でした。  この人は、「民主的な決定は正しい事実と情報の提供が必要だ、それはバックグラウンド情報も含めて提供するべきである。」また、質問に答えてリンドクイスト氏は、「住民に対して……

第126回国会 科学技術委員会 第6号(1993/03/25、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、まずセンター・オブ・エクセレンスの関係から伺いたいと思うのです。  今回の法案というのは、昨年四月の科学技術大綱に基づいて提案されたとありますが、大綱で初めてセンター・オブ・エクセレンス、COEの育成ということがうたわれております。近ごろ横文字や略字が多いものですから、まずこのCOEとは何かということですね。どのように定義をしておられるか、ここのところを最初に伺っておきたいと思うのです。
【次の発言】 科学技術大綱でも少し長い説明が入っておりますが、これは日本と諸外国との間でCOEについて概念が違っておってはいけませんから、訳語でまず一致していなければおかしいと思うので……

第126回国会 科学技術委員会 第7号(1993/04/22、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 どうも皆さんお疲れのところ、私、最後の質問者でございますので、御協力のほどをよろしくお願いいたします。  例の「ロシア連邦領域に接する海洋における放射性廃棄物の投棄に関する事実と諸問題」と題した報告書をいただきました。この報告書というのはエリツィン大統領への委員会報告をもとにしてつくられておりますが、また同時に削除部分がこの中にはありますが、放射性廃棄物の海洋投棄に関しても、落下衛星、飛行機事故などによる核兵器が沈んだもの、あるいはミサイル発射の失敗によるものなどは考慮されていないのだ、こういうふうにも述べておりますし、さらにこの白書は、旧ソ連及びロシアの核廃棄物の海洋投棄に……

第126回国会 地方行政委員会 第3号(1993/02/23、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 昨年末の十二月二十四日付でありましたが、全国的に各新聞の一面あるいは社会面などでかなり大きく取り上げられた問題の一つに、大阪の羽曳野警察署と右翼の癒着の問題がありました。大体市民の皆さん方は、右翼団体が物すごい装甲車で、黒色に塗ったりして、日の丸や軍歌をがんがん鳴らしておがっていく、そういうものに対して非常に迷惑も受ければ威圧も受けて、警察に連絡されてもなかなか対応してもらえない。しかし、警察に非常に期待をしておられるのですね。そうしたら右翼と癒着しておったということで、羽曳野市民はもとより、大阪府民にとっても全国民にとっても、これは非常にびっくりするような出来事でありました……

第126回国会 地方行政委員会 第5号(1993/03/24、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 参考人の皆さん、本日はどうも御苦労さまでございます。  最初に、私は細田参考人の方から伺いたいと思うのですが、今問題になっております土地の評価の問題、自治省の方は九四年度の評価がえに向けて、本日議論になっております公示価格の七割評価ということで、引き上げることを全国の自治体に指導しておりますが、全国平均で見て大体三倍に上がるという、大幅な評価額の引き上げになるということは自治省も認めております。きょういらっしゃった細田市長のところも首都圏ですから、上がり方は非常に急激ですし、私のところも近畿圏なものですから、大阪市内などですと十倍、二十倍というところも現実に出てくるということ……

第126回国会 地方行政委員会 第6号(1993/03/25、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は固定資産税の問題について伺いたいと思うのですが、評価がえそのものは来年度行うわけですね。ところが、昨年の十月下旬から十一月上旬にかけて全国五カ所で固定資産税問題を中心に市町村長の意見を聞く会というのが持たれ、自治大臣の市町村長あての手紙の中でも評価がえの理解を求める、こういうことがありました。また、従来、負担調整措置の導入というのは評価がえを行うときなんですね。今回は一年前倒しということで、評価がえは来年なんだけれども、今年度の地方税法の改正案にこれを入れていこう、こういうわけですよね。  ですから、これ自身が随分従来にない異例なことだと思うのですが、せんだって、二月二日……

第126回国会 地方行政委員会 第7号(1993/04/06、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、現行法十条それから改正案の十条、この点についての「何人も」という規定のところについてまず最初に伺いたいと思います。  まず、現行法では、何人も暴力的要求行為を指定暴力団に依頼することの禁止ですね。これに今度は追加して、今度の場合には「何人も、指定暴力団員が暴力的要求行為をしている現場に立ち会い、当該暴力的要求行為をすることを助けてはならない。」ということで、ここは追加なんですが、この追加によって、この規定に違反した場合には警察が中止命令を出すことができるようにするということで、ですから、こういう点では、規制の範囲が「何人も」、つまり一般人にまで拡大してくるわけですね。そ……

第126回国会 地方行政委員会 第10号(1993/04/14、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 本日は、参考人の皆さん方、どうも御苦労さまでございます。  私は、まず一つ、特例減額の問題にかかわって伺いたいと思うのです。  九三年度も四千億円の交付税の特例減額、これで三年続けての措置ですが、こうした特例減額に加えて、九三年度に交付税特別会計に繰り入れられるはずの法定加算、覚書加算も先送りされております。ですから、九三年度の交付税のカットの額は一兆円を超えるものになりますが、こうして先送りされた額の合計は四兆円を超えているわけです。一方、返さなければいけない方は大体二兆円ですから、四兆円の財源があるならば二兆円の借金返しに充てたらいいではないか、こういう意見もあります。こ……

第126回国会 地方行政委員会 第12号(1993/04/16、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、特例減額の問題や公経済のバランス論などについて質問したいところなんですが、何しろ持ち時間が十五分なものですから、この枠の中ではとてもじゃないが、これだけで一時間や二時間要りますから、今さきの議員からもお話がありましたが、今ちょうど金丸元副総裁の不正蓄財、脱税と大手ゼネコンの巨額の裏献金問題などに対して国民の怒りが非常に高まっているときでありますし、また政治の世界にかかわってきた暴力団の問題などについても問題が大きいときだけに、税の観点からその点について伺いたいと思います。  せんだって、東急建設の社長が記者会見で、山梨選挙で資金応援を求められ数百万円を提供した、その金は……

第126回国会 地方行政委員会 第14号(1993/04/22、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、せんだって犠牲になられました中田厚仁さんの御冥福を祈りますとともに、不幸なことが起こらないように、そのことを願いながら、最初にカンボジアの選挙監視問題を伺いたいと思うのです。  まず第一に、ポル・ポト派はパリ和平協定遵守と言っているから枠組みは壊れていないとしてきているわけでありますが、パリ協定の枠組みといえば、まず停戦合意の遵守それから武装解除、選挙人登録から中立的環境での総選挙実施、こういうことになってこようと思うのですが、現在、ポル・ポト派はこれらの枠組みの中でどういう点を守っているか、まずこの点を具体的に伺っておきたいと思うのです。

第126回国会 地方行政委員会 第15号(1993/05/11、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、まず法案の質問については、自治大臣臨時代理がちょうど今の時間他の日程と重なっておられるようでありますから、後ほどでもうまく間に合えば、そのときの質問に重なりますとちょうど一番いいわけですから、ちょっと法案の方は後回しにいたしまして、先にカンボジアに関することを伺っておきたいと思います。  せんだっての中田厚仁さんに続いて、文民警察官としての活動中犠牲になった高田晴行さんの御冥福を祈り、負傷された方たちにお見舞いを申し上げつつ、これ以上の犠牲者を出さないということを願って質問したいと思うのです。  今朝の朝刊に、城内長官の記者会見が載っておりました。「カンボジアの文民警察……

第126回国会 地方行政委員会 第16号(1993/06/01、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 まず、交付税について伺いたいのですが、二月二十三日のこの委員会におきまして、四千億円の特例減額の問題について、「この四千億円は法律の定めるところによって将来きちんと返済をしてもらうわけでございまして、交付税総額の安定的確保にも資するものだ、こういう総合的な判断に基づいて決断をいたしました。」これは村田大臣の答弁です。今回は四百六十四億円、これは国に貸していた交付税が、四千億の説明のときには全部返してもらうんだという話ですが、この交付税が四百六十四億円分は戻ってきた、こういう認識に立っておられるのですか、どういう立場ですか。

第126回国会 予算委員会 第15号(1993/02/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、中小企業の業者の皆さんと不況問題の懇談会をずっと重ねてまいりましたが、今まさに生死の境をさまよっているという深刻な状態です。そこへ円高の追い打ちということで、これまでから大手の企業は産業空洞化を進めておりますが、富士通など、テレビでも生産拠点を改めて海外へ移すのだということも言われておりまして、一層激しく進行していこうとしております。そういうときに、今も少しお話ありましたが、日産座間工場閉鎖という問題の発表があり、失業者の増大であるとか、あるいは何も座間市だけにとどまらないで、周辺にも一次、二次、三次と下請企業がありますから、かなり広範囲に中小企業の経営にとって深刻な打……

第126回国会 予算委員会 第26号(1993/05/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 私は、今不況の中で一番困っている社会的弱者、所得の低い人たちに力を尽くすことが今日そもそも政治の根本問題の一つだというふうに思うわけです。  そういう点で少し厚生省などからもいただきましたデータを見てみますと、横浜市と札幌市の例で見ますと、昨年九月より生活保護開始が廃止を上回ってきております。全国的に見ましても、昨年一月より開始の方が増加に転じて、昨年三月から廃止が減少に向かう。その点では、従来、厚生省の方は大体不況が始まると一年のタイムラグをもって影響が出ると言っておりましたが、この点ではっきりこの生活保護の様子を見ておっても不況というものが社会的弱者にあらわれている、こう……


吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|39期|-40期-41期-42期-43期-44期-45期

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各種会議発言一覧(衆議院39期)

吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1990/06/16、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、お二人の公述人の皆さんには本当に御苦労さまでございます。持ち時間が限られておりますので、場合によっては、ひょっとして大島公述人の方には残念ながら御質問できないままに終わるかもしれませんが、そのときはひとつ御容赦いただきたいと思います。  山本公述人の方に、先ほど来のお話も伺っておりましてさらに二、三お伺いしたいと思うのですが、主権在民、国民主権という立場に立って考えた場合のそもそもの税のあるべき姿と申しますか、こういう点についてのお考えを聞かせていただければと思います。

第118回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1990/04/27、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 私は、原子力船「むつ」の問題について、幾つかの問題点についてお伺いをしていきたいというふうに思います。  少し日を追って見てみますと、原子力船「むつ」については、相次ぐトラブルが起こっておりますね。そのトラブルというものに対する原研当局のお考えなり姿勢なりについて、私は、いささか心配になる部分があるわけです。  例えば三月二十九日には「反応度計」の接触不良、三月三十日には原子炉が、これは試験用の仮設機器に電気を送るコードに誤って足をひっかけたとかいうことで緊急停止ですね。これは、原研当局はマスコミに追及されて初めてこのトラブルを明らかにしているわけですが、四月一日は中性子検……

第118回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 私は、高校生の海外留学問題、ホームステイ問題について伺いたいと思います。  高校生の海外留学については、交換留学とかあるいは私費留学とか形態はそれぞれ異なっておりますが、まず文部省に、交換留学、私費留学について、そうした形態での海外留学生の最近の動向はどんな状況にあるか、簡単にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 短期と長期がありますね。短期では一カ月から二カ月、また二十日間ぐらいのものとかがありますし、長期になりますと一年、二年のものがあるわけですが、この期間は短期にしろ長期にしろ当然日本の学校は休学とか夏休み中とかそういうことになりますので、いずれにしろ日本の学校……

第118回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 私は、自動車のトンネル内排気ガス対策について最初に幾つかお伺いをいたしたいと思います。  環境庁の方に来ていただいておりますが、まず、大気汚染の主因とされる道路における自動車の窒素酸化物の低減対策が急がれておりますが、環境庁ではこれまで道路トンネル内のNOx低減対策について国立公害研究機関等で研究開発を進めていっていただいておりますが、今後さらに実証試験のための実験プラントづくりを進めていく計画もお持ちというふうに伺っておりますが、まず道路トンネル内のNOx低減対策、その研究状況、今後の対策などがどのようになっているかということ、予算も含めて環境庁の取り組みを伺いたいと思い……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 先日資源エネルギー庁の方より関西電力美浜原発二号機の事故について原因究明の状況及び関係電力会社への指示というのが発 表されました。その中で「振止め金具が設計どおりの範囲まで入っていないため、高サイクル疲労により破断に至った蓋然性が極めて高いとの判断に至った。」こういう指摘などもありまして、新聞記事などを見ておりましても、資源エネルギー庁の担当の課長の方は、これは想定外の原因であったと、繰り返しそういうふうに表明されたとあります。  私はまず冒頭にお伺いしたいのですが、これは本当に想定外の事故ということで扱ってこられたのかどうか、これを伺いたいと思います。


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法運用調査小委員会 第1号(1991/10/15、39期、日本共産党)

○吉井(英)小委員 本日は参考人の皆様にはどうも御苦労さまでございます。私は他の委員の方からの質問との重複する部分につきましては省略をいたしたいと思いますので、幾つかの点についてすぐにずばりとお聞きしていきたいと思います。  まず、暴力団という属性がわかった場合の措置ということなんですが、特に証券業界では今度の問題で一番かかわりが深いわけですが、野村証券の方でも、大田渕氏に来ていただいての証人喚問の中でも明らかになってまいりましたが、総会屋の紹介でまず秘書室担当役員が、例の暴力団ですね、取引をするということで紹介を受けて、属性がわかっておったが、本店の営業部長でしたか、紹介するということになっ……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第2号(1992/04/21、39期、日本共産党)

○吉井(英)委員 政府は、今回の法案は地方の自主性、創意性の尊重をするものという説明をしておられますが、ところで、そういう点で早速伺っていきたいのですが、地域指定それから計画策定に当たって、地域住民の総意を酌み上げるシステムがどのようになっているかという点が一つ問題だと思うのです。今回の法案で見てまいりますと、都道府県知事の地方拠点都市地域の指定、それからもう一つは関係市町村の基本計画策定という面で、実は地方議会の関与が外れているわけですね。  まず最初に、そこで伺いたいのは、なぜ地方議会の関与を外しているのかということを伺いたいと思います。

第123回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1992/03/12、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 私は、二年前の予算委員会の分科会で、大阪の方の第二阪奈道路の生駒山トンネルの建設をめぐって、大阪府の道路公社と東大阪市の間で協定書が交わされて、これからつくるトンネルには自動車の排気ガス処理のために最新の知見を取り入れて開発された脱硝装置をつけるんだ、こういう協定が結ばれていることを御紹介いたしまして、環境庁にもまた建設省にも脱硝装置の開発について特段の努力を払ってもらいたい、そういう趣旨の質問もすれば議論もいたしました。  あれから二年たちましたが、自動車排ガス中の窒素酸化物を処理する脱硝装置の開発が進んで、工場内の大型実験プラントでは八〇%の脱硝のめどがついたというふう……

第123回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1992/03/12、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 私はきょう、建設業法の問題に関連して伺いたいのですが、まず、建設大臣認可の特定建設業者というのは、これは、業法の第十五条の中で「許可の基準」というのが定められておりますが、「請負契約に関して不正又は不誠実な行為をするおそれが明らかな者でないこと。」となっております。つまり、誠実にやってもらう、これが建設大臣認可の特定建設業者の基準になると思うのですが、これはこういうことですね。
【次の発言】 また、この建設業法、それから昭和四十九年五月十七日の通達、昭和五十一年十一月三十日の通達、昭和五十三年十一月三十日の通達、それらの通達とともに、またそれらに基づく指導を守るということは……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法運用調査小委員会 第1号(1993/02/09、39期、日本共産党)

○吉井(英)小委員 幾つかお聞きしたいのですが、まず、暴力団員であるということの氏名が特定できるということを言っておられて、これは特にこの法律をつくるときいろいろ御説明をいただいたことがあるのです。何人までそれぞれの組が、大体十人とか百人単位までじゃなくて何人と、例えば三百六十五人とか、そういう何人まできっちり特定できるということを言っておられましたが、この法施行後、なかなか相手の方のガードもかたくなってきたというかそういう面もあるみたいですが、現在はきちっと氏名を特定するのは非常に難しくなっているのか、それとも今でも特定はきっちりできるのかどうか、これを伺いたい。  もう一つは、随分偽装して……

第126回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本共産党)

○吉井(英)分科員 文部大臣も大変お疲れのところ、しょっばなにまず疲れるような話から、実は物すごい階段を上らないと大学へ行き着かないという、その話を最初に伺いたいと思うのです。  きょう、私は二つ伺いたいと思うのですが、一つは障害者対策、もう一つは文化財保護の問題です。  最初に、国際障害者の十年に当たって、それに前後してですが、建設省などでは、障害を持った方も健常者の人もお互いにごく普通のように生きていけるように、そういう世の中をつくらなきゃいけないということで、国や自治体の建物その他について基準や指針を示してまいりました。そういう各省庁の取り組みを総理府の方で大体まとめていただいて、「障害……



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データ更新日:2023/02/05

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