吉井英勝 衆議院議員
44期国会発言一覧

吉井英勝[衆]在籍期 : 39期-40期-41期-42期-43期-|44期|-45期
吉井英勝[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉井英勝衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院44期)

吉井英勝[衆]本会議発言(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 衆議院本会議 第5号(2006/01/31、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇五年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  災害対策など緊急、切実な補正は当然であります。しかし、今回の補正予算には、看過できない重大な問題があります。  第一に、在日米軍再編計画関連経費、すなわち、沖縄県の普天間基地にかわる新しい基地をキャンプ・シュワブ地区に建設するための調査経費を初め、米軍と自衛隊の六つの基地について、基地再編の調査費を盛り込んでいることであります。  これは、昨年の日米合意に基づき日米軍事同盟の再編強化を進め、自衛隊と米軍の軍事一体化、日米同盟の地球的規模への拡大を一層推し進めようとするものであります。こうした基……

第164回国会 衆議院本会議 第16号(2006/03/23、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、行政改革関連法案について質問します。(拍手)  小泉総理は、本法案を構造改革の総仕上げとして提案してきました。この五年間の小泉構造改革は、国民生活に一体何をもたらしたでしょうか。  医療費の大幅負担増、年金や介護保険の改悪など社会保障の連続的な改悪、リストラ応援による雇用破壊と賃金破壊など、国民には痛みを強要し、その一方で大企業には減税を行い、まさに強者を助け弱者をくじく政治を行ってきたのであります。  耐震偽装問題や相次ぐ公共交通機関の事故は、国民の安全をないがしろにする規制緩和路線の害悪を示したものであります。リストラや派遣労働など、労働法制の規制……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 衆議院本会議 第30号(2007/05/15、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員法等の一部改正案について総理に質問いたします。(拍手)  第一に、天下り規制の問題です。  国、地方を問わず官製談合が続発し、談合と天下りが密接不可分の関係にあることが改めて明らかになっています。今、官業癒着を防止するために必要な改革は、現行の離職後二年間、国の機関と密接な関係にある営利企業への天下り規制について、規制期間を五年間に延長し、規制対象を公益法人や特殊法人などに拡大するなど、抜本的強化に取り組むことではありませんか。  法案の最大の問題は、現行の不十分な天下り規制を全廃していることです。総理、これは天下りを原則禁止から原則自由に百……

第166回国会 衆議院本会議 第40号(2007/06/07、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員法等一部改正案について、反対の討論を行います。(拍手)  初めに、天下り問題や国民の行政サービスと公務員労働者の権利にかかわる基本法を、不十分な審議のまま採決を強行することは、国会審議を形骸化するものであり、強く抗議するものであります。  法案に反対する第一の理由は、官僚の天下りを原則禁止から原則自由に百八十度変えて、官業癒着をさらに深めるものとなるからであります。  法案は、官民人材交流センターさえ通せば、公共事業や建設業に大きな監督権限を持つ国土交通省の局長が、退職の翌日からでも大手建設会社の役職につけることになります。銀行や証券会社の不……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 衆議院本会議 第15号(2009/03/17、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、消費者行政に係る政府提出三法案及び民主党提出二法案について質問いたします。(拍手)  消費者問題は、豊田商事事件、霊感・マルチ商法など形を変えた多くの悪徳商法の被害から、BSE汚染牛肉、偽装食品、パロマガス器具など製品欠陥による事故まで、生命、健康に直接かかわる広い範囲にわたります。  なぜ消費者被害拡大を早期に食いとめることができなかったのか、どこに欠陥があったのか、それは法律の不備によるものなのか、行政執行が不十分ないし不作為によるものか、安全の規制緩和による体制の弱体化か、商品テストや相談活動の予算削減によるものなのか、一つ一つきちんと検討して、……

第171回国会 衆議院本会議 第17号(2009/03/24、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、産業活力再生法等の一部改正案について質問いたします。(拍手)  最初にお尋ねいたしますが、この法案提出の背景にある世界経済金融危機は、どこに原因があったのでしょうか。日本は金融危機の被害者であるだけなのでしょうか。  第二回金融サミットに向け、改めて、今般の世界金融危機を引き起こしたのはだれなのかが問われています。それは、インチキな証券化商品を世界じゅうにばらまいたウォール街や欧米の巨大複合金融機関とヘッジファンドであり、投機マネーと信用バブルを膨張させてきたアメリカ政府とIMFではありませんか。  日本政府と日銀は、米国の金融政策に追従し、超低金利の……

第171回国会 衆議院本会議 第24号(2009/04/17、44期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、消費者庁設置関連三法案について、与野党全会派による共同修正の上で可決することに賛成の討論を行います。(拍手)  最初に、この法律は、消費者被害に遭われた方々や、それらの方々を支援して長年にわたり消費者運動に取り組んでこられた団体や弁護団、消費生活相談員などの皆さんの取り組みによって実現する力が生まれたものであります。改めて、消費者運動に取り組まれてきた皆さんに心から敬意をあらわしたいと思います。  私は、一カ月前の本会議で、「各会派が知恵を持ち寄って、本当に消費者の立場で機能する法律に仕上げていくことが重要であります。」と述べましたが、与野党の共同修正……

吉井英勝[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院44期)

吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 厚生労働委員会 第4号(2005/10/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  七月の当委員会に引き続いて、きょうはアスベスト集中ということで質問をいたします。  私、先日の石綿による健康被害の救済に関する基本的枠組み案、あれについていろいろな御説明をいただきましたけれども、対象疾病が中皮腫と肺がんという二つになっておりましたので、実は、この問題についても記者会見をされた細田官房長官にこの間、十月十二日の内閣委員会でこの問題について質問をいたしまして、それは、そのとき私が紹介しましたのは、七月にも御紹介しましたけれども、ニチアスという会社のあの死亡された石綿被害者の方の疾病は中皮腫と肺がんだけじゃなくて、じん肺、間質性肺炎……

第163回国会 国土交通委員会 第3号(2005/10/18、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  先日のパキスタンの大地震の場合にも、多くの方が建物の倒壊等によって犠牲になられました。私は、まず最初に、犠牲となられた方に対しまして心より御冥福をお祈りしたいと思いますし、また、すべての被災者の方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  さて、建物の耐震改修というのはもう日本でも待ったなしのことですが、本法案は、東海、東南海地震など切迫する大地震の発生に備えて、住宅・建築物の耐震化を緊急に進めるための耐震改修促進の法律の改正ということでありますが、この委員会で説明があったように、住宅で千百五十万戸、建築物で百十六万棟がいまだ耐震化できていな……

第163回国会 国土交通委員会 第11号(2005/12/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  先ほど来の証言の中で、九八年、木村建設の篠塚氏の圧力で偽造が始まったということですが、姉歯証人は、通らないはずなのに確認が通ったのでびっくりしたということですが、この通らないはずのもの、耐震基準を満たさないものなので、この建物を建てたら危険だ、危ないという認識、自覚はそのとき持っておられましたか。
【次の発言】 この九八年の建築基準法改正のときでありますが、九八年の建築基準法改正について、建築士にとってはこれは重大な関心事であったと思いますが、そういう関心は持っておられましたね。
【次の発言】 構造設計の計算など、裁量が広がった、そういうふうにそのとき……

第163回国会 国土交通委員会 第15号(2006/01/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に井上参考人に伺います。  昨年十月二十五日の、イーホームズ本社でヒューザーの曽我常務、井上参考人、姉歯設計士など十一人でグランドステージ北千住に係る協議を行い、その時点で偽装が判明したのは四物件であること、そして、姉歯設計士が偽造を行ったという事実を言明したということ、ヒューザーの曽我常務とあなたは偽装の事実を聞かされてこのことを知ったということ、このことを最初に伺います。
【次の発言】 その二日後の十月二十七日、ヒューザー本社社長室において、小嶋社長、スペースワンの井上さん、イーホームズ藤田さんほか十一人で会されたわけですが、井上参考人は……

第163回国会 総務委員会 第5号(2005/10/20、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に国家公務員退職手当法関連から質問をしていきたいと思います。  政府参考人にまず伺います。国民の皆さんの批判は、一回の退職金が高額であるのに加えて天下った先でも退職金をもらうという、いわゆる高級官僚の渡り鳥問題、ここにあります。一昨年の退職手当法の見直しの際に役員出向という制度を導入しましたが、この役員出向という制度は、政令で定める独立行政法人等への出向という形を認めることによって退職手当の支給なしでの関連団体への勤務を認めるもので、天下りのたびに退職金を手に入れているというこの批判にこたえたものですね。これは、ちょうど二〇〇三年四月のこの法……

第163回国会 内閣委員会 第2号(2005/10/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  最初に、細田官房長官にアスベスト対策について伺いたいと思います。  先日、五日の日にも、所信あいさつでも述べられましたし、実は八月二十六日の関係閣僚会議の後の記者会見も見せていただきましたけれども、その中で、労災補償を受けずに死亡した労働者、家族及び周辺住民について、すき間を生じないような仕組みで、救済のための新たな法的措置を講ずることとしたというふうに、すき間のない対策をということで、そして内閣挙げてということで表明しておられますので、そのことに関して伺っておきたいと思うんです。  それで、十月七日の日に昨年の人口動態調査が発表されまして、中皮腫によ……

第163回国会 内閣委員会 第3号(2005/10/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  五月十一日に発表されたILOの強制労働に反対する世界同盟という中で、日本についての記述で、日本は世界じゅうから性的搾取のために人身売買の犠牲者が送り込まれている主要な目的地国であるというふうにされております。先ほどお話がありましたように、アメリカ国務省の指摘もあります。  このILOの報告の中では、売春は違法であるが、性関係の特定のビジネスによって成り立っている強力な犯罪組織は、性産業を支配し、人身売買のセンターであるということも指摘しています。  今回の風営法改正で、人身売買に関する罪を風営法の許可の欠格事由に挙げているというのは、これはこの……

第163回国会 内閣委員会 第4号(2005/10/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。きょう私は、棚橋大臣の担当していらっしゃる中の原子力政策を中心に質問するようにしたいと思います。  それで、最初に、これは原子力安全委員長さんの方に伺いたいと思います。  今、原発はもう随分、二十五年以上だとか三十年以上とか、老朽化してくる中で、これまで日本の原発は多重防護で大丈夫としてきたわけですが、そこには、例えば何かトラブったときにはECCSが作動するとか、これはあくまでもECCSがきちっと正常に動くということが前提です。  例えば、中国電力島根原発一号機で九月二十一日に、ECCS系の一つで高圧注水ポンプを駆動するタービンの配管付近に貫通孔が、穴があ……

第163回国会 内閣委員会 第5号(2005/10/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  先日の愛媛県警調査に基づいて、踏まえて質問をしたいと思います。  先日も愛媛県警で本部長にも伺ったわけですが、私は最初に列車警乗旅費の問題から質問をいたします。  それで、お手元に今資料を配ってもらっていますが、実は、まず最初に二枚目の方、グラフを載せてあります。  警察の方にもけさ既にこれはお渡ししてありますので、見ていただいておると思いますが、列車警乗回数と、その支払い旅費及び受給人員ですね。  これは、この間も本部長にもこのことで伺いましたが、もともと警察庁の方からいただいている資料ですから、このグラフのように整理したものについて、これは間違いな……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 外務委員会 第19号(2006/06/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  この協定というのは、もともと、日英、日仏の原子力協定の再処理委託とプルトニウム利用というところから始まっているものですから、私は、それに関連して、まず最初に政府参考人の方に伺っておきたいと思います。  高速増殖炉「もんじゅ」開発の行き詰まりなどで、余剰プルトニウムというのは、海外返還分だけで三十七・四トン、国内分を合わせると四十三・一トンで、プルトニウムというのは、臨界質量が八キロですから、長崎型原爆に直すと五千六百発分のプルトニウムを既に蓄積している。イギリス、フランスにある日本の核分裂性のプルトニウムで見ると二十五・六トンですが、東海村の処理工場分……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(2006/04/04、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは最初に竹中大臣に一言伺っておきたいんですが、竹中さんは小さな政府担当大臣でいらっしゃるわけですね。
【次の発言】 つもりどころの話じゃなくて、昨年十二月二十六日に全国の都道府県知事さんあてにお手紙を出してはりますね、総務大臣竹中平蔵ということで。それで、もちろん今おっしゃったように、政府として閣議決定した小さくて効率的な政府を実現するので頑張るんだという決意を述べられ、総務大臣就任時の会見で私の務めは小さな政府担当大臣であると申し上げましたと。それから、行政改革の重要方針では小さくて効率的な政府を実現していくんだと。これは昨年の十二月末……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(2006/04/05、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  この間の本会議で私質問いたしましたときに、人口千人当たりの公的部門の職員数では要するに小さな政府になっているということなど、これらは既に小泉総理が答弁で認めていらっしゃるわけですが、きょうは、最初に内閣府の政府参考人の方に伺っておきたいと思います。  年次経済財政報告〇五年度版を見ると、一般政府の支出規模について、これは九十四ページに書いてありますが、OECD統計で見ると、日本は世界の中で、公共投資等を含む経済、公共の比重が他の国と比べてやや高いが、一般公共サービス、保健、社会保障などは比較的小さい政府だ、そういう評価でありますが、まず、こうい……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(2006/04/10、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、私は、公務員制度、公務という問題、あるいは公権力の行使ということにかかわる問題について質問したいというふうに思います。  最初に厚生労働大臣に伺っておきますが、厚労省の方でもともとつくっていらっしゃる資料で、内閣府市場化テスト推進室が出した資料というのを見ましたけれども、要するに国民年金保険料の納付率の推移というものを、もともと厚労省でつくっておられるのを見ましたけれども、私この推移を見ておりまして、九〇年代、バブル崩壊後ですね、九五年の超円高不況までは大体八五%ぐらいの納付率でずっと推移してきているんですね。  この超円高不況、一ド……

第164回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(2006/04/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、民主主義社会をつくっていく上で参政権を権利として認めるということは、憲法でも規定され、当然のことですが、実質的にもどのようにそれを保障していくかということは大事な問題だと思います。  それで、きょうは最初に郵便投票について伺っておきたいと思いますが、郵便投票ができる対象者は今どれぐらいいらっしゃるのか。それから、そのうちで代理投票のできる対象者はどれぐらいいらっしゃるか。参考人の方にまず伺います。
【次の発言】 何か、答えてもらうのに、新大阪から東京まで来られる大体の距離がありますけれども。  私がまず最初に伺いましたのは、郵便投票の対象……

第164回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(2006/05/31、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  早速質問をいたします。  二〇〇四年一月の最高裁判決で、既に出ておりましたように、漫然と現在の状況が維持されるならば次回は違憲判断の余地は十分に存在する、要するに次回は違憲判断が下されるという、指摘された状況をどれだけ是正しようというお考えでいらっしゃるのかというのが基本になると思います。一対五でいいとする考えなのか、やはり主権者の一票の価値の平等という点では一対二以内にできるだけ近づける、限りなく近づけるという立場に立つのかということが非常に大事なところだと思うんですが、まず基本のお考えを伺っておきたいと思います。

第164回国会 総務委員会 第1号(2006/01/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、地方交付税と、それからこの交付税法によらないようにするための特例法の問題、これについての質問に先立って、既にこれまで各委員の皆さんからも、政治の基本的姿勢といいますか、こういったことについて質問がありましたので、私も若干最初にそれを伺っておきたいと思います。  一つは、証券取引法違反の容疑で逮捕されたライブドアの元社長堀江容疑者を竹中大臣が総選挙で、小泉、ホリエモン、竹中で改革をやり遂げると持ち上げて応援された話は予算委員会などでも出ておりましたが、この堀江容疑者の行為というのは、市場のルールを踏みにじり、市場を大混乱させ、多くの投資家に損害を与……

第164回国会 総務委員会 第2号(2006/01/31、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、二〇〇五年度分、平成十七年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案に対して、反対の討論を行います。  交付税法は、年度途中で増額された地方交付税は当該年度に特別交付税に加算して地方公共団体に配分しなければならないと規定しています。また、地方財政法は、地方財政の年度間調整は地方公共団体自身の手によって行うとしています。これは、交付税が地方公共団体の固有の財源という性格にかんがみ、当該年度分の交付税は年度中に速やかに地方公共団体に配分しなければならないこと、財源の年度間調整はその財源の属する地方公共団体自身の手によって行わなければならない旨を……

第164回国会 総務委員会 第5号(2006/02/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、竹中大臣に、きょうは税源移譲の問題を中心にして質問したいと思います。  竹中大臣は、今度の三位一体改革に関連して、ガバナンスという雑誌での発言とか、せんだっての委員会での答弁の中でも、三兆円の税源移譲がなされたのは画期的な成果、大きな成果というふうに発言をしておられます。  確かに三兆円という金額はそれ自身大きな数字ではあるんですが、総務省は、先年、片山大臣が五兆五千億円の税源移譲を経済財政諮問会議で提案したこともありますし、それからすると、まだ道半ばということになってきます。  昨年五月の経済財政諮問会議に麻生大臣が提案した地方税財政改革の推進……

第164回国会 総務委員会 第8号(2006/02/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、私は最初に、地方税法の中の固定資産税の問題について質問をしたいというふうに思います。  昨年三月三日の総務委員会におきましては、私はちょうど、住宅の耐震化問題、これを進めていく上で、耐震化して値打ちが上がると固定資産税が上がったりすると逆になりますからね、耐震化することによって、耐震化する住宅については、例えば固定資産税の減免を考えるなどインセンティブを与えること、それは、今住宅の耐震化ということは非常に大事なときだけに、考えるべきではないかと質問をしまして、麻生大臣の方からは、これは検討させていただきたいというお話でありました。  固定資産……

第164回国会 総務委員会 第10号(2006/03/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案に反対の討論を行います。  まず、地方税法等の一部を改正する法律案についてです。  反対の第一の理由は、定率減税の廃止を盛り込んでいることです。定率減税の廃止によりサラリーマンは大増税となりますが、これは、サラリーマン増税はしないとした与党みずからの総選挙公約に違反するものであります。この間、労働者の給与所得は毎年減り続けています。そこへサラリーマン直撃の増税をかけるなど、断じて許せません。  第二に、固定資産税の負担調整措置の見直しです。全国的には土地評価額が下がり続けていると……

第164回国会 総務委員会 第11号(2006/03/10、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、放送・通信ということではいろいろなテーマがありますけれども、きょうはまず、放送界の皆さんが取り組んでいらっしゃる二〇一一年七月をめどにした地上波アナログのテレビはこれを停止してデジタル放送に移行するという、これは非常に大きな事業ですし、それだけに現状が今どういう状況にあるかということを伺っておきたいと思います。  それで、NHKも民放も、皆さんの地上波アナログテレビ放送というのは国民生活に非常に深く浸透して、大事なものとなっていると私は思っております。それだけに、デジタル放送への移行が円滑にいかなかったら、これは、そのままアナログ停止とな……

第164回国会 総務委員会 第12号(2006/03/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、消防研究所解散法について最初に質問したいと思います。  これは、独立行政法人を国の機関として戻していくということについては賛成でありますが、同時に、やはり消防研究所の果たしている役割、どんなにいい研究をしてもらっていて、これをどう充実させていくかということは、これは、ただ機関をどっちへ移すかどうかということだけじゃなしに、大事な問題だというふうに考えております。  それで、私はきょうは、東海、東南海・南海地震が連動して起こるという可能性も今想定されているときに、大規模な地震、それに伴う石油化学コンビナートなどの防災対策をどう進めるかと……

第164回国会 総務委員会 第13号(2006/03/17、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、二法案のうち、まず独立行政法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、機構の基礎・基盤的研究は、直ちに企業利益に結びつかなくても、国として必要な研究分野であり、これは本来国の責任で行うべきものであります。職員の非公務員化は国の責任をあいまいにしてしまうから、反対をいたします。  機構の研究業務の中には、時刻や周波数などの物差しである標準時の設定・通報や周波数標準値の設定、標準電波の発射という重要なものがあります。周波数や時間のもととなる国家標準値を定めるもので、極めて公共性が高く、本来国が行うべきも……

第164回国会 総務委員会 第14号(2006/03/23、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょう最初に、石綿による、アスベストによる業務災害について質問したいと思います。  昨年、総務省は、石綿暴露による職員の健康調査の結果を発表しました。それによると、私は以前から問題意識は持っていたんですが、水道管、石綿管ですね、これの石綿管布設がえ工事がよく行われてきましたが、必ずそのときカッターで切ったりするものですから、石綿を使っている石綿管の場合、石綿が飛び散るわけですね。それによる暴露で被害が発生するということがあったわけですが、実際に職員が中皮腫を発症した、死亡した事例というのが水道業務の中で公務災害として認定をされております。……

第164回国会 総務委員会 第16号(2006/04/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、最初に政府参考人の方に伺っておきたいと思いますが、今度の法律で、一つは高度通信施設整備事業、二つ目に高度有線テレビジョン放送施設整備事業、三つ目に信頼性向上施設整備事業、この三つに対しての支援策として、低利融資、税制優遇、債務保証、この仕掛けを定めているわけですが、まず債務保証について、これまで債務保証の実績がどうなっているのかを伺います。
【次の発言】 次に、税制優遇について伺いたいと思います。  高度通信施設整備事業と高度有線テレビジョン放送施設整備事業の法人税特別償却の直近五年の実績、これについて、いただいた資料を見ていると、高度通信……

第164回国会 総務委員会 第17号(2006/04/20、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、最初に、インターネット社会になりまして、成り済ましとか改ざんとかを防ぐためには、個人認証というもの、そこがはっきりしないと成り済ましその他が出てくるということがありますから、それで電子証明書が必要になってくるというのが説明であります。  そこで、最初に政府参考人に確認をしておきたいんですが、民間認証機関の事業者と発行の状況については、これは、ことし三月末で十八社、二十一万六千ということと、一方、公的個人認証サービスの方、これは二〇〇三年度は三カ月間ですが、二〇〇四年度、二〇〇五年度とやってきて、こちらは現在、発行累計で十三万四千百七十二枚……

第164回国会 総務委員会 第19号(2006/05/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょう私は、第三者納付の問題、それから行政財産について質問をしたいと思います。  第三者納付の問題についてはせんだって行革特の方でも幾つかの角度から取り上げましたが、最初に政府参考人に伺っておきますが、今回の法案でクレジットカードによる第三者納付が可能になるのはどの分野かという問題ですね。また、法案には「歳入」という言葉が使われておりますので、地方税の第三者納付がもちろんできることになりますが、もともと地方税法第二十条の六には第三者納付の規定があって、地方税もクレジットカードによる納付は可能なものであるというこの点、新しくどの分野ということとあ……

第164回国会 総務委員会 第21号(2006/05/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初、政府参考人の方に伺っておきますが、一つは、四月二十八日に厚生年金、共済年金一元化について基本方針が閣議決定されました。まずその一つは、地方議員年金というのは地方公務員共済組合に一応入っているんですが、今回の一元化決定では地方議員年金の方は関係がない話だと思いますが、これを確認しておきたい。  もう一つ、あわせて伺っておきますが、この一元化の決定によると、公務員共済における恩給期間に係る給付について、負担に見合った水準に減額するというふうにありますが、「ただし、減額により、給付額が二百五十万円を下回らないこととする」となっているんですね。そこ……

第164回国会 総務委員会 第23号(2006/05/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、二人の参考人の方には、大変お忙しいところありがとうございます。  私、最初に大田参考人に伺っておきたいと思うんです。  もともと、国と地方の仕事量と税源、これは、よく言われておりますように、比率でいうと二対三で、三の方が地方の仕事量で、普通でしたらその仕事量に見合う税源があって当たり前の話なんですが、実際は、税源の方は、税収の方は国の方がうんと多いわけです。ですから、その中には言ってみれば地方にかわって国が集めた税金と見るべきものがありますから、一定割合を地方交付税として地方にお渡しする。そういうことですが、今回の三位一体改革と言われ……

第164回国会 総務委員会 第24号(2006/05/30、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に、政府特別補佐人の方に幾つか伺っておきたいと思います。  一九九九年十二月七日の内閣委員会で成立した官民交流法ですね。あのときは、制定の際に、民から官へ交流ということで行くときに、官民の癒着を招いてはならないということで制限を設けていたと思うんですが、まず、どういうものであったのかを伺います。
【次の発言】 そのときに、官から民へは退職規定をあえて設けなくて、あのときの中島さんの答弁にありますが、要するに、そのことで、服務規制とか信用失墜行為の禁止とか懲戒処分とか、官民癒着によるさまざまな問題が出てくることを防止する措置としてやるんだと。 ……

第164回国会 総務委員会 第25号(2006/06/01、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、法案にかかわって、まず最初に伺いたいのは、今回の法案というのは、国が基本指針をつくる、基本指針に基づいて都道府県が推進計画を策定する。都道府県がつくる推進計画の中には、どことどこの消防本部を合併しようという対象市町村の組み合わせを必ず入れなければならないということになっておりますし、都道府県知事は、消防本部の広域化、つまり合併のための必要な援助を行う、法律上、こういう仕組みとしてあるわけですが、この手法は、都道府県を間にかませておいて、市町村消防の合併をかなり強引に進めていくというやり方につながってくると思うんです。この間の市町村合併推進……

第164回国会 総務委員会 第26号(2006/06/06、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私も、留学費用の償還に関する法律に先立って、昨日問題になったこと、ちょうど竹中大臣は規制緩和の推進とか金融担当大臣を私が財金のときにやっておられて質問いたしましたが、今はちょうど総務大臣ですが、ことしになってからはライブドアのホリエモンの逮捕、昨日は村上ファンドの村上氏の逮捕というふうに続いておりますが、この村上氏のライブドアとのインサイダー取引のような問題をどういうふうに考えているかということが一つ。  それから、株式市場の規制緩和のときには、あわせて、インサイダー規制、そういう規制をどうきちっとやっていくかということ、これが必要なことと思う……

第164回国会 総務委員会 第27号(2006/06/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょう、住基台帳法に先立って、ちょうど一昨日も、大臣の方に、村上ファンドの村上氏の問題、規制緩和の問題について伺いましたので、最初にこの間の続きを少しやっておきたいと思います。  それで、政府の行政改革推進本部の規制緩和委員会委員長だとか、それから規制改革・民間開放推進会議の議長などに大体十年近くついてこられたのがオリックス会長の宮内義彦さんですが、この宮内氏が村上ファンドのM&A社の設立時に資金を出した問題とか、設立登記の場所はオリックスの一〇〇%子会社ブルーウェーブに本店所在地を置いていた問題とか、このオリックスの研修施設の運営会社である休眠……

第164回国会 総務委員会 第28号(2006/06/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、最初に松原参考人に伺いたいと思いますが、きょうも最初に懇談会報告を聞かせていただきましたけれども、その二ページで「第一は、一般利用者の観点」ということを書いてはいらっしゃるんですが、大体この一行なんですね。「対応」というところで、融合を進める環境整備とか、通信における競争促進、放送における自由な事業展開など、きょうも繰り返しお話ありましたビジネスモデルの話とか、商売の観点はよく見えました。  しかし、例えば放送の問題、今も出ておりましたスポーツ・娯楽番組にしても、今は受信料を払ってさまざまなものを見られるんですね。もちろん民放の場合は広告……

第164回国会 総務委員会 第29号(2006/06/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律というのがありますが、今配っていただいております資料の五ページ目、一番最後のところに載せておきました。この第三条に、国と自治体の法人の債務についての保証契約を禁止する規定があります。こうした制限規定を設けた理由があると思うんですが、その理由は何なのかということを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 それで、これは一九四六年に石橋湛山大蔵大臣が立法趣旨を説明されたりとかいうことでありましたし、今おっしゃったとおりなんですが、ただし書き規定で、法律に基づく会社法人の債務保証についてはこの……

第164回国会 総務委員会 第31号(2006/08/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは、人事院の参考人の方にまず最初に伺っておきますが、人勧報告をまとめるときは、これは職員給与に関する報告書なども資料として出されておりますが、そういう勧告をまとめるために各種調査をやっているわけですね。消費者物価指数はどうなっているのかとか、民間賃金指標で給与はどうなっているのか。上がっているとき、下がっているときで当然判断は変わってくるわけですが、まず、その基本となる指数、指標がどうなっているのかを最初に伺います。
【次の発言】 えらい長い御答弁をいただいたんですが、要するに、私が聞いた二つの点でいいますと、消費者物価指数については……

第164回国会 内閣委員会 第3号(2006/04/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  この一年余り、愛媛県警の裏金問題について内閣委員会ずっと取り組んでまいりましたけれども、あれほど問題があった裏金問題について、ことし二月に、県警の調査報告書が出されました。愛媛県警は、自信を持って調査した結果、最終報告だというわけですね。  それで、最終報告ですから、それで発表したわけですから、この報告書にはまず間違いはないんでしょうね。これから変更されるということはないんでしょうね。まず、このことを伺います。
【次の発言】 二月のこの報告書で、例えば「調査の結果」で、「捜査費として本来執行し得ない使途に執行されているもの」とかあります。しかし……

第164回国会 内閣委員会 第7号(2006/05/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、日本の原子力発電所も大体三十年から四十年たってきましたから、原発というのは、原子炉の圧力容器の中で核燃料が要するに核分裂反応をやっているわけですから、中性子がどんどん飛び交い、それによって連鎖反応が次々と起こっていく、そういう現象ですが、中性子によって材料がたたかれることによってもろくなってくるという問題があるんですね。わかりやすく言いますと、要するに、熱いガラスのコップの中に冷たい水を入れたらぱりんと割れるように、もろくなるということはそういう意味なんです。  そこで、きょうは、脆性遷移温度というのをお手元に資料を配らせていただいておりますが、……

第164回国会 内閣委員会 第8号(2006/05/17、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  改造ソフトエアガンによる事件が続いておりますから、準空気銃の所持禁止などの法改正というのは、これは、私は国民の安全を守る立場から当然のことであり、必要なものだというふうに考えております。  そこで、最初に警察庁の方に、政府参考人に伺っておきますが、法改正後、準空気銃の所持は禁止されますが、例外の規定もありますね。  一つは、法令に基づき職務のために所持する場合、これは、取り締まりをするために警察官が例外になるのは当たり前の話だと思いますが、そのほかに自衛隊員も含まれるというふうに説明を聞いております。自衛隊の場合は、改造エアソフトガン、この準空気銃につ……

第164回国会 内閣委員会 第9号(2006/05/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、探偵業の業務の適正化に関する法律案の起草案に賛成するとともに、意見の表明をこの機会に行っておきたいと思います。  第一は、探偵業、興信所等の法的規制の必要性についてです。  近年、探偵業、興信所等に関係する消費者被害、また事業者やその従事者の犯罪などの増加が顕著です。これは、探偵業が他人が秘密にしている事柄を調査する業でありながら、これを直接規制する法律が全くないということが大きな要因となっています。  探偵業は一定の社会的需要があり、正当な目的の調査依頼で、かつ、調査方法が違法にわたらない限り、許容されるべき業務であると考えます。例えば、依頼者に請求する権利があるものの、相……

第164回国会 内閣委員会 第10号(2006/05/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、昨年三月三十日それから十月二十六日に取り上げました愛媛県警の警乗旅費の問題について質問をしたいと思います。  裏金づくりを告発した仙波巡査部長が、当時所属していた鉄道警察隊で、九九年度と二〇〇〇年度の二年間に八回の長距離列車警乗を行ったんだけれども、一日千七百円の警乗旅費が支給されるべきなのに本人に渡っていなかったという問題。  そもそも、当時、鉄道警察隊では警乗旅費について支給されていること自体を知らなかった、ところが、警察庁からこの二年間に八十九万七千六百円の警乗旅費が十人に支給されていたことになっている。そこで、警乗旅費をだれが……

第164回国会 内閣委員会 第11号(2006/05/31、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  冒頭に、あしたから違法駐車の確認業務を民間の法人が行うということが始まりますので、国家公安委員長にこの点について一、二最初に伺っておきたいと思います。  私たち日本共産党が、ことしの予算委員会のときに、予算関係の要求資料として求めたのに対して、警察庁から二月十六日に提出していただいた資料を見ますと、一月三十一日現在で民間法人の落札した状況は、その段階で三十七法人でした。  その中で、私も見ておりまして、警察天下り法人が、例えばジェイ・エス・エスが、牛込、新宿など東京都で見ても四つの警察署で仕事をとっている。それから、一方、私、もともと京都出身で……

第164回国会 予算委員会 第3号(2006/01/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうはアスベストの問題について質問したいと思います。  アスベストについての今度の政府の法律案というのは大変不十分なものであります。そこで、幾つかまず伺いたいんですが、労災認定では五つの疾病を挙げているのに、ところが、中皮腫と肺がんだけで、すき間なく対策をとるというのであれば、現実に、良性石綿胸水、石綿肺、びまん性胸膜肥厚で通院している人とか、そういう人たちには治療の補償、それから、それで亡くなった人には同じように弔慰金を支給していく、これは当然の話だと思うんです。  何か、この制度からこの二疾病以外の方を締め出さなければいけない理由というもの……

第164回国会 予算委員会 第4号(2006/01/30、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  前回に続いて、アスベスト問題について質問をいたします。  前回、私が質問したときに環境大臣は、要するに、将来石綿肺などの指定を考えていくということでした。だけれども、現実には、例えば東京で一人親方の方、事業主の方、もともと石綿の分野で働いていた労働者としてやってきた方なんですが、今在宅酸素療法を受けていらっしゃるんですが、それで石綿肺で申請したら、労基署長の方は管理区分四相当として認めているんですよ。認めているんだけれども、事業主の期間の方が長いからということで却下されているんですね。  だから、小池大臣は将来石綿肺などを指定疾病にするということを言っ……

第164回国会 予算委員会 第13号(2006/02/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私はきょう、構造改革の本丸としてきた郵政民営化がどのように進められていっているのか、地域住民、地域社会にとってどういう問題が今出ているのか、これを取り上げたいと思います。  せんだって、二月四日の日経は、「郵政公社 千局で業務集約 労組に提案 集配・簡保営業など」という記事を掲げておりましたが、郵政公社に最初伺いますが、全国で約四千七百の集配をやっている郵便局、ここの集配や郵貯、簡保の営業業務を集約して、約一千局の業務を近隣の局に移す。これは、二〇〇七年十月の民営化までにこれを実施する方針として労働組合に提案をしたということが言われておりますが、こうい……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 総務委員会 第2号(2006/10/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、皆さんからも質問がありましたが、私も、菅大臣がNHKの短波ラジオ国際放送で北朝鮮の拉致問題についての留意を求める命令書を出す、重点的に取り上げるよう命令する意向を表明したという問題ですが、十一月の電波監理審議会に諮問するとしていることですが、これについて聞きたいと思います。  拉致問題の解決のために努力するのは、これは当然のことと思います。菅大臣は放送の自由は守ると会見で言っているんですが、どんな問題であれ、政府がNHK、放送局に対して放送内容にかかわって命令を発するということは、これは番組編集の自由という放送の大原則を侵すこと……

第165回国会 総務委員会 第4号(2006/11/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、給与二法案について、まず人事院の方に伺いたいと思います。  本年の人事院勧告の基礎となっている民間給与実態調査では、対象企業規模を、五十人以上百人未満の事業所を新たに加えているわけですね。対象企業規模の変更というのは、一九六四年以来の四十二年ぶりのことということになりますが、八月の総裁答弁では、人事院は一九六四年に仲裁裁定を勘案して、人事院みずからの判断として比較の対象規模を百人以上の企業規模に改めることを決定したというのが、六四年当時の百人という規模が適当であるとした理由だという、また勘案した内容などについてお話があったわけですが、改めて伺って……

第165回国会 総務委員会 第5号(2006/11/07、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  一九九三年の本会議で地方分権推進に関する決議を行って、あのころ、地方分権の推進ということについて、どういうことかということで、やはり住民自治の上に立つ団体自治としての地方自治を進めていく、拡充していく、そういうものとしてやっていくんだから、やはり住民自治をどのように進めるかということと、同時に、権限と財源を保障していくということが当時の地方行政委員会でも大きな議論になったと思うんです。  この本会議決議以降、地方分権推進委員会の設置、そして五次にわたる勧告と報告、それを受けての政府による地方分権推進計画の作成と地方分権一括法の成立を経て現在に至……

第165回国会 総務委員会 第6号(2006/11/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところをお越しいただき、貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  私は、三人の参考人の方々にお一人お一人まず伺いたいのは、三位一体の改革はああいう形で一段落したわけですが、その段階で、これからの地方分権を推進していく上で何を最重要課題とするべきだというふうにお考えかを三人の方からそれぞれお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 小早川参考人に引き続いてお伺いしたいと思うんです。  先ほどもお話がありましたように、地方分権推進委員会の参与ということで分権推進にかかわってこられたわけです……

第165回国会 総務委員会 第7号(2006/11/28、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私、先日、質問レクをとりに来られたときに、九八年五月二十九日に閣議決定された地方分権推進計画、これを、これまでの機関委任事務をどう分類したかということにかかわる話ですから、ごらんいただくようにということを言っておきましたが、まず、ごらんいただいたでしょうか。
【次の発言】 それで、九八年五月二十九日に政府が閣議決定した地方分権推進計画には、どの法律のどういう事務が法定受託事務ということになるのかということが載っていると思うんですが、この点はどうですか。
【次の発言】 これを見ると、要するにどの法律のどの事務が法定受託事務かというのは、ぱらぱらっと見たら……

第165回国会 総務委員会 第8号(2006/12/07、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。きょうは、四人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  私、やはりこの問題は、一つは、日本の戦後処理の問題がまだまだ幾つも課題として残っているというふうに思うんです。シベリア抑留の問題もそうですし、恩給欠格者問題もそうですし、従軍慰安婦問題とか、中国人、朝鮮人の強制連行の問題また強制労働の問題、それから中国残留孤児の問題とか民間被災者問題など、戦後処理の問題というのは、六十年余りたっても解決されていない問題が数多くありますし、やはり一つ一つきちっとしていかなきゃいけない。  とりわけシベリア抑留者の問題としては、皆さん本当に長年御苦労いただいて御……

第165回国会 総務委員会 第9号(2006/12/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、まず、郵便集配業務の統廃合問題から伺いたいと思うんです。  公社は今、民営化に向けて、人員削減とか集配業務の統廃合といったコスト削減計画を進めておりますが、こうした中で、最近、これはマスコミなどでも随分取り上げられておりますが、遅配、誤配などがふえていると思うんです。  実は、私も、九月に自宅へ戻って、それで、滋賀県で高レベル放射性廃棄物の処分場問題が起こっていましたので、原子力の講演に行ったんですが、その講演に行くために、国会図書館の方から琵琶湖の地史とか活断層等の資料を取り寄せて、東京から自宅へ届けてもらえるようにしたんですけれども、一週間か……

第165回国会 総務委員会 第10号(2006/12/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、最初にNHK会長に伺いたいと思いますが、会長は、十一月二日の会見でお話しになられたことはNHKインフォメーションの方で読ませていただいておりますが、テレビ国際放送について、NHKブランドで放送を出すことが実効的な国際発信の強化につながるのではないかと主張していらっしゃいますね。これに対して、記者の方から、命令放送ではなくてという意味が言外にあるのかと質問されて、そういうことだと答えておられます。  やはりNHKが国際的に信頼を高めていくということを考えたときに、命令放送では実効的な国際発信の強化にならない、そういう趣旨になっているものと思……

第165回国会 内閣委員会 第3号(2006/10/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私、最初に、核開発といいますか、核兵器にかかわる問題から伺っていきたいと思います。  日本の分裂性プルトニウムの保有量、これは文部科学省関係の分で別に四・二トンあるわけですけれども、これを除いて、今の原子力発電所から出てきている分で、ことし一月六日現在で、返還プルトニウムと国内再処理分合わせますと、日本の持っている分裂性プルトニウムの量は二十六・二トンだというふうに資源エネルギー庁から説明を受けておりますが、この量が変わっているのかどうか、これを最初に伺っておきます。
【次の発言】 何か違う数字を言うてはるの違うかと思うんですが、ことし、ちゃんと電事連……

第165回国会 内閣委員会 第5号(2006/11/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  今度の道州制特区ですけれども、午前中からもいろいろな議論がありました。北海道だけだったら憲法九十五条の問題が出てくるということもあって、何かほかの地域をくっつけて、それをクリアしようとしているような印象が非常に強いとか、要するに、どれだけ住民的な議論を政府としてもされて出てきたかという点が余りよく見えてこない、非常に生煮えという感じがするんです。  そこで、最初に、タウンミーティングというのをよくやっておられるんですが、これにかかわって質問しておきたいと思うんです。  タウンミーティングというのは小泉内閣のときから始まったわけですが、全国でこれ……

第165回国会 内閣委員会 第6号(2006/11/10、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、ありがとうございます。  私、北海道に少し集中して質問をしたいというふうに思っておりますので、主に佐藤、相内両参考人の方にお伺いしたいというふうに思います。  それで、これはもともと、この話が出てくる中で、二〇〇三年の経済財政諮問会議で、北海道の高橋知事が「道の行政区域と多くの国の出先機関の所管区域が一致しているので、この地方支分部局との事務事業の一元化をモデル的・段階的に実施をしたい」という発言があり、このとき小泉総理の方も、国の出先機関と北海道庁の統合、とりわけ北海道開発局を道庁と統合……

第165回国会 内閣委員会 第7号(2006/11/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の陳述人の方には貴重なお話、ありがとうございました。  それで、私は、道州制とか道州制特区の問題を考える最大のポイントとなってくるのは、住民自治の上に立つ団体自治としての地方自治の拡充につながるものとなっていくのかどうか、そういう基本的なところが大事だと考えておりまして、言葉をかえて言えば、住民の身近な自治体に力をつけていくものになるのかどうか、権限と財源保障を一体として基礎自治体に、本当にそれが移っていくのか、移されていくのかどうか、こういう角度から考えているものでございます。  それで、最初に高橋陳述人に伺いますが、一つは、先……

第165回国会 内閣委員会 第8号(2006/11/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、道州制問題のタウンミーティングについて十一月八日の質問で取り上げまして、それで十一月十日の委員会冒頭には、佐田大臣の方から発言依頼はなかったということで御報告があり、私はさらに、実際になかったかどうかなどについては資料等で見なきゃいけないからということでお話ししまして、調査をするという答弁をもらっていました。  十三日に公聴会に行ったわけですが、十四日に私の部屋の方へ担当の方が報告に来ていただいております。  きょうはそのタウンミーティングのところからまず伺っていきたいと思うんですが、六月四日の福岡、七月三十一日の大阪、そして八月二十七日……

第165回国会 内閣委員会 第10号(2006/12/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、塩崎官房長官に最初の十分間、質問をいたします。  それで、先ほど記者会見で、本間税調会長の辞任を総理が了承したことを明らかにされました。一身上の都合として、首相の任命責任はないとしておられたわけですが、本間正明さんの辞任の契機となった公務員宿舎の問題というのは、これはプライバシーにかかわる一身上の問題では済まないものがあるというふうに思います。  本間さんの税調会長辞職は、道義的責任、国民の信頼が必要な税調の職責からしても当然だと思います。しかし、一身上の都合とか任命責任はないで済む問題じゃないと思うんです。これは、大体この間、ほとんどの閣僚の皆さんからは、うわさのとおりなら……

第165回国会 文部科学委員会 第4号(2006/11/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、私はいじめと未履修の問題について質問したいと思いますが、最初に未履修の方の問題を伺いたいと思います。  せんだって、十一月六日に、日本共産党の石井郁子議員の質問に対して銭谷政府参考人の答弁がありました。そこから伺っていきたいと思いますので、最初は政府参考人の方に幾つか伺います。  事実関係を申し上げますと、かつて、長崎、熊本、広島、兵庫において未履修の事例があったのは事実でございますということですから、未履修というのは今回初めてわかったような問題じゃなくて、かなり以前からこれはあったんだということ、これをまず冒頭確認しておきます。


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 外務委員会 第7号(2007/04/13、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、イーター関連三協定について最初に基本的な考え方というものを申し上げておきたいと思いますが、原子核の研究とか原子力エネルギーの平和で安全な取り出しの研究というものについては、これは非常に大事なことだというふうに考えておりますから、当然、核融合の研究というものは必要だというふうに考えております。  その上に立って、問題は、原発の場合ですと高レベルの放射能の問題とか出てきますが、では核融合だったら全く心配ないのかといったら、そうじゃないわけですから、ですから、高速中性子を大量に発生させるタイプなのか、原理的に中性子を発生しない反応というものはもち……

第166回国会 総務委員会 第4号(2007/02/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょう最初に、夕張の問題について質問したいと思います。  昨年九月三十日付の日経のインタビューを読みましたけれども、菅大臣はこういうふうに言うてはりますね。「第三セクターの破綻は、銀行にも当然責任をとらせるべきだ。自治体に対しては憲法上の問題もあると聞くが、基本は貸し手が責任をとるべきではないか。これまでは自治体がつぶれるわけがないと、どんどん融資してきた。今はそういう時代ではない」という発言を読みました。この発言は間違いないですね。
【次の発言】 第三セクターということで、市そのものじゃなくて、市も第三セクターも含めて今問題になっていま……

第166回国会 総務委員会 第6号(2007/03/01、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょうは地方税法について質問したいと思います。  まず、総務省、財務省が各紙に出されたこの広告について伺いたいと思いますが、「所得税は一月から、住民税は六月から納税額が変わります。」「年額の納税額は基本的に変わりません!」と書いていたわけですね。ところが、その下の方に小さい字で、「実際の納税額には、平成十九年から定率減税が廃止されることの影響があることにご留意ください。」と。留意する方が小さいんです。  そこで、まず伺うんですが、留意するようにと言われている定率減税の廃止の影響は、これは政府参考人の方に伺っておきますが、一体どれぐらい増税……

第166回国会 総務委員会 第9号(2007/03/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、最初に、本日午前中の国会の異常、不当な事態については一言申し上げておきたいと思います。  憲法調査特別委員会というのは、これは理事会で各党合意を得て運営するべきものでありますが、与党単独で本日公聴会日程を強行した。これは憲法と議会制民主主義の根幹を揺るがす重大問題として、その誤りをまず冒頭に厳しく糾弾しておきたいと思います。  さて、NHKの予算について質問いたしますが、会長の諮問機関として設けられておりますデジタル時代のNHK懇談会、この報告を読みましたが、昨年六月十九日のこの報告書で、まず冒頭に、「一昨年以来相次いで発覚した金銭的不祥……

第166回国会 総務委員会 第10号(2007/03/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私、最初に政府参考人の方に伺っておきますが、二〇〇六年度の恩給受給者生活状況調査報告書というのを見ると、恩給額の満足度という点で、一般文官恩給受給者、それから旧軍人恩給受給者のどちらにおいても、全体としては満足しているという方が大体六割ということですね。超えているんですが、ただ、唯一、満足できない、不満があるという方が過半数を超えている受給者層、それが傷病者遺族特別年金の受給者ですが、満足できないという、そこにはやはり理由があると思うんですね。どういう理由からですか。
【次の発言】 そこで、不満とか要望を受けて今度引き上げるわけですが、その引き上げ額が……

第166回国会 総務委員会 第11号(2007/03/29、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  最初に政府参考人に伺いますが、三月二日に、新型交付税の導入に伴う基準財政需要額の変動額の試算を発表していますね。新型交付税で、小さな市とか町村は交付税が減らされるのではないかという危惧をしていたわけですが、もともと現行の基準財政需要額との間に大きな差を生じさせないということを前提としての試算であったことから、試算結果そのものは、当然といえば当然のものが出ているというふうに思うわけです。問題は、今回の新型交付税が自治体の財政需要を的確に算定するものになるかどうかということですね。  そこで聞きますが、測定単位や単位費用の条文が、従来の交付税、個別……

第166回国会 総務委員会 第12号(2007/04/10、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、この法案審議の前提になる問題について最初に伺っておきたいと思います。昨年の通常国会での法改正に関連して、改正する必要のない部分を改正したという不備があったということですが、昨年の十月ごろわかったというふうに伺いました。大臣がこのことを知らされたのはいつであったのかを大臣に伺っておきます。
【次の発言】 三月二十七日ですか。
【次の発言】 私は三月六日にこの法案について事務方からレクを受けたんですが、このときは、こういう改正ミスをこの法案に盛り込んであるということは全然説明はありませんでした。何か特別な配慮でもあったのかと思うんですが。  それで、……

第166回国会 総務委員会 第13号(2007/04/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  統計学では、標本と確率論とそれから相関関係の分析など評価、こういうところが中心的な問題になってくるかと思うんですが、そのときに問われてくるのは、やはり調査対象をどう選ぶかということと、それから調査の対象の回答が正確であるかどうかとか、それから調査者側の調査の手法がきちっとしているか。つまり、調査の信頼性と精度をどう高めるかということが非常に大事な問題になってくると思うんですが、この信頼性と精度をどのように高めていくのか。  この大事な問題について、まず政府参考人の方に伺っておきたいと思います。

第166回国会 総務委員会 第18号(2007/05/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に、地方公営企業の一つである公立病院の問題について、政府参考人に幾つか伺っておきたいと思います。  兵庫県但馬地域では、公立九病院のうち七病院、約三百床の病床削減が進められ、三病院は診療所に、二病院は病床を半減するということで、地域医療を切り捨てるのかという怒りの声が地域で広がっておりますが、実は、こうしたことは別に今御紹介した兵庫県の但馬だけじゃなくて、全国各地域で公立病院の危機というものが今広がっております。  そこで、最初に政府参考人に伺っておきますが、自治体病院の果たしている役割というものについてどういうふうに考えているのか、伺います……

第166回国会 総務委員会 第20号(2007/05/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは最初に政府参考人に伺っておきたいと思いますのは、住民票の交付が住基ネット運用後少し減ってきたんじゃないかと思われるんですが、一体どれぐらい発行されているかということを伺いたいと思うんです。  市町村の窓口での発行分と、それから自動交付機の発行分と、それから郵便局ですね。その発行場所ごとに、二〇〇五年度で見た場合、それぞれ大体どれぐらい発行されているものか、これをまず最初に伺います。
【次の発言】 同じ総務省管轄のところなんですが、郵政公社の方の資料を見れば、郵便局の発行枚数を把握していないということなんですが、この資料では、郵便局は百三十……

第166回国会 総務委員会 第21号(2007/05/18、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは、放送規制機関の問題と地デジ対策について伺いたいというふうに思います。  放送法を一部改正する法律案というのは、既に国会に提出されているわけですが、法律案の持っている放送内容への政府介入を強める条項を含む問題など、容認できない内容を持っておりますが、そういう問題については、改めてまた法案審議の中で、そうした問題点を徹底的に究明し、広く国民の皆さんに、危ない問題、危険性というものを明らかにしていきたいと思います。  きょうは、法案審議に先立って、放送への政府介入を防ぐために各国がいろいろな取り組みをやっているわけですね、国際的にどのような取……

第166回国会 総務委員会 第22号(2007/05/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。きょうは、三人の参考人の皆さん、お忙しいところどうもありがとうございます。  私、最初に宮脇参考人に伺っておきたいと思います。  宮脇参考人は、新しい地方財政再生制度研究会の方も、それから債務調整等に関する調査研究会なども、ずっと座長として取り組んでいらっしゃって、報告の取りまとめ等では中心的な役割を果たしておられます。この研究会報告では、財政破綻に至らない早期の段階から財政の健全化に取り組むようにと、先ほどもお話を伺いましたが、二段階のハードルを設定して財政再建策を提案しているわけですけれども、ハードル設定が政令にゆだねられるということになるわけ……

第166回国会 総務委員会 第23号(2007/05/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  前回に続きまして、私は、最初に、財政健全化計画の策定というのが、自治体の長が作成し、議会の議決を経てこれを住民に公表するということになっている、この段階でとどめたらいいじゃないか、前回この話をしたわけですが、ところが、報告、勧告というふうにあるわけで、ですから、知事や大臣への報告、それから健全化計画の実施状況に係る報告、これがないとなぜだめなのかということについて、どんな不都合なことがあるのか、まずこのことを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今の答弁をこの間もしはったわけですが、比較、参考としてもらうというわけですね。  比較をしてもら……

第166回国会 総務委員会 第25号(2007/06/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に、今回の法案には法案の改正漏れに対応する改正が行われているというふうに聞いておりますが、ところが、衆議院でも参議院でも、趣旨説明の中で一切そのことについては触れられておりませんでした。  それで、改正漏れに係る改正部分と、改正漏れが起きた原因、そして大臣の所見、これを伺っておきたいと思うんです。
【次の発言】 この間、条ずれに伴う実害はなかったとしても、実際はもう全然いいかげんな法律がそのままずっと施行されてきたということになるわけです。それについて、その部分の条ずれ改正をやりながら、大臣の趣旨説明のときにはきちんとそれは今おっしゃったおわ……

第166回国会 総務委員会 第26号(2007/06/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  これまでから石油コンビーナートでは、企業ごとに自衛消防隊があり、そして、公設消防との間で消防応援協定などを結んで対応してきたわけですが、今回の改正案では、多数の者が出入りする、政令で定める大規模な防火対象物に自衛消防組織の設置を義務づけることとなっているわけでありますし、そういうところにも自衛消防組織をということですから、これは評価をしているものです。問題は、結局実効性あるものになっていくのかどうかということが一番のポイントだと思うんです。  実は、防火対象物によっては一年に二回以上の実施が義務づけられているが、しかし、実態としては、例えば東京都内では……

第166回国会 内閣委員会 第2号(2007/02/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  この内閣委員会は警察庁を所管する委員会ですので、私は冒頭に、女性保護に当たって電車事故に遭い、亡くなられた宮本邦彦巡査部長の御冥福をお祈りいたしたいと思います。  そこで、きょうは最初に、原子炉の問題から入っていきたいと思います。  「ふげん」補助建屋のコンクリート強度不足が今問題になっておりますが、私は、二〇〇四年の十月と十二月に、原発に使用しているコンクリートのアル骨反応について質問主意書を出しました。  この中で取り上げた浜岡四号の試験成績書改ざん問題、それから試験サンプルのすりかえについて、中部電力は事実とこれを確認しました。東京電力も……

第166回国会 内閣委員会 第3号(2007/03/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、地域再生は次回に質問するとして、きょうは特区制度について聞きたいと思います。  二〇〇三年六月の特区法改正によって、株式会社東京リーガルマインドの設置した大学、LEC東京リーガルマインド大学に対して、ことし一月二十五日、文科大臣より学校教育法第十五条第一項の規定に基づく勧告を出しておりますが、どういう内容か、そのポイントをまず政府参考人より具体的に説明を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 私もその勧告文書を見まして、本当にびっくりしたんですけれども、百七十三人の専任教員のうち、勤務実態のない者が六割の百六人ですね。残る六十七人も、資格試験予……

第166回国会 内閣委員会 第4号(2007/03/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  最初に、地域再生にかかわって質疑をしたいと思います。  この間、構造改革それから地方分権、三位一体改革というふうに、国から地方へ権限を移したり財源を移したりという話はあったんですが、国から地方への税源移譲という点では三兆円で、一方、地方交付税と国庫支出金、合わせて十兆円の削減というのが行われました。この結果、地方団体は財政運営に苦しんで、地方再生を図るにもそもそも力がそがれてしまっている、これは今、全国の深刻な実態だということをまず見てかからなきゃいけないと思うんです。  私、一昨日ですが、高知県の東洋町というところへ、調査と住民の皆さんとの懇談に行っ……

第166回国会 内閣委員会 第5号(2007/03/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、先ほども質問ありました、ことし一月十七日の、財団法人東京市政調査会から「構造改革特区制度の改善に向けた提言」というのが発表されておりますけれども、このことについては先ほどの答弁で大臣は知っていますということですから、この理事長の西尾勝さん、この方が、通達、通知による特例措置が全体の三割以上に及んでいることを発見した、特区制度運用に異議ありということを言っておられますが、まず、これを読まれての大臣の感想を端的に伺いたいと思います。
【次の発言】 お読みになってどう理解していただいたかということが、いまいちよくわからないんですが、この調査会の提言の中……

第166回国会 内閣委員会 第6号(2007/03/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、まず最初に大臣に伺っておきたいと思いますが、先ほど法務大臣の方に伺いましたけれども、マネロン対策とかテロ対策を国際的に連携して行う場合、その対策というのは、国際人権基準とか国際人権法、日本国憲法などに合致しているということが前提にならなきゃいけないと思うんですが、この点についての国家公安委員長の考え方というものを最初に伺います。
【次の発言】 各国の憲法が違うように、各国の法制度については、実態も違えば、国民感情とか文化、各国さまざまに、その国ごとに実情があるわけですね。やはりそうした実情に即した対応というものを考えていかなきゃいけないと……

第166回国会 内閣委員会 第7号(2007/03/23、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。きょうは、参考人の皆さんには、どうもありがとうございます。  最初に、参考人の三人の方からそれぞれに一言まず伺っておきたいと思いますのは、今度の法律で、弁護士も他の士業も特定事業者としては規定するわけですね。それは、第一段階で、弁護士などにしても特定事業者の枠組みに乗せるといいますか、入れるという形がまずできているというのが一つと、疑わしい取引への届け出は、士業については見送りとはなっておりますが、しかし、士業以外については、これはまず疑わしい取引の届け出と、届け出たことを漏らしてはならないわけですから、形としては密告制度というものがここには持ち込……

第166回国会 内閣委員会 第8号(2007/03/28、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  定足数に足りましたので、質問に入っていきたいと思います。  私、せんだっての能登半島沖地震で記録された加速度を幾つか見ていますと、それをまず最初に政府参考人に聞きたいと思うんですけれども、最大値が何ガルであったのか、平均値は二百二十六ガルと言われているんですが、志賀原発のサイト内の最大値が何ガルであったのか、一号機、二号機の緊急停止の基準は幾らなのか、このことを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 今お話がありましたように、一号機で二百四十ガル、二号機で二百六十四ガル。ですから、平均値の方は二百二十六ガルとか伝えられていたんですけれども、随……

第166回国会 内閣委員会 第11号(2007/04/11、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは四人の参考人の皆さんには大変お忙しいところをお願いいたしまして、貴重な御意見をありがとうございます。  私は、最初、桜田参考人に伺っておきたいんですけれども、今回の政策金融の改革は、大手銀行、大銀行が主張する民業圧迫という考え方、これを理由にして、住宅金融公庫の廃止、それから郵政民営化に続いて、今度は商工中金などの民営化など、九〇年代、特に半ばぐらいから国会でも議論がうんと進んだんですけれども、規制緩和を万能とする考え方などと並んでの中で出てきたように私は感じているんですが、政策金融機関は政府の施策に基づく金融機関ですし、一方、金融市場……

第166回国会 内閣委員会 第14号(2007/04/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  政府行政改革推進本部事務局資料の中で、今度の法案に関連して、民間補完に徹しながら不断に見直していくということは、要するに民間補完ということをうたってやっているんですが、よく民業補完というふうに言うてはりますが、民間が何をしているかということによって、これは意味が随分変わってくると思うんです。  最初、中小企業公庫の問題について伺いますが、一般貸し付け廃止ということについて、政府は量的支援はもはや必要ないというわけですが、それでは、一般貸し付けを受けていた企業、あるいはこれから受けていこうとする企業、こういう企業は、政府系金融機関の一般貸し付けを……

第166回国会 内閣委員会 第15号(2007/04/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に、せんだって三月十四日の内閣委員会と、その前に二月二十八日の予算委員会で取り上げているんですが、高知県東洋町の問題について伺います。  東洋町長がNUMOの高レベル放射性廃棄物最終処分施設建設の文献調査に応募した問題を予算委員会で取り上げましたけれども、地元町議会も反対、周辺自治体もすべて首長も議会も反対、高知、徳島両県の知事も反対、議会も反対、こういう状況の中で、町長一人が文献調査に応募したわけですね。そういう形で、資源エネルギー庁が、NUMOの方が仮に申請を出してきても、認可するのはおかしい、認可するべきじゃないとそのときに私は予算委員……

第166回国会 内閣委員会 第17号(2007/05/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  登記業務乙号事務と呼ばれる、登記事項証明書の交付とか登記簿の閲覧についての請求受け付け、証明書の作成交付など、登記事項の交付事務を丸ごと市場化テストの対象となる特定業務に追加して、民間に開放しようというのが今度の改正案ですが、登記業務というのは、本来的には、所有権とか抵当権とか会社設立、あるいは株式発行とか、それらの真正性を調査し、判断し、登記し、また証明する、これが主な業務だと思うんですが、それだけにこの登記業務というのは、国民の財産の権利義務を明確にして、取引の安定性といいますか、安全と保護を図るという非常に大事な役割を持っているものだと思うんです……

第166回国会 内閣委員会 第18号(2007/05/11、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、この前の二月二十一日の当委員会で、政府広報の契約、タウンミーティングの問題で林副大臣などに質問いたしましたが、その際、最初の二〇〇一年度の前半は電通との随意契約であり、随意契約はタウンミーティングの経費を非常に高価格にした要因だということなどを指摘しました。  政府は、随意契約の後は企画競争を取り入れたという答弁でしたが、企画競争とは、競争の文字は入っているが競争契約ではなく、随意契約の相手を決める方法の一つで、結局これは随意契約であるということですが、この点は間違いないですね。まず最初に政府参考人に確認します。

第166回国会 内閣委員会 第20号(2007/05/18、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  官房長官が何か七時から御予定がおありということですから、当初通告しておりましたのより順番を変えて質問するようにしたいと思います。  この法案で各府省の押しつけ的天下りを根絶すると強調してきているわけですが、私は、そういうふうになっているとは思わないんです。そこでまず法案の十八条の七の三項、ここでは、官民人材交流センター長は官房長官をもって充てるということですから、官房長官がまず長になられるということですが、次の十八条の七の五項で、「官民人材交流センター長は、」「関係行政機関の長に対し、資料の提出、意見の開陳、説明その他必要な協力を求め、又は意見を述べる……

第166回国会 内閣委員会 第21号(2007/05/23、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、せんだって、前回の時間切れになった問題から始めたいと思いますが、この間は、官業癒着の防止ということであれば天下り規制の強化をやらないと実現できない、一方、官民交流の促進というと、これは天下りも天上がりも両方とも進めましょうということになりますから、天上がりも天下りも両方進めるという立場だったら天下りは根絶できないではないかというところを前回の終わりにやったわけですね。これに対して、官民交流を図りながら官民癒着の防止に持っていくというのが大臣の答弁でした。  官民人事交流法では、これは、三年以内、派遣元企業と密接な関係がある官職にはつけないなどの規……

第166回国会 内閣委員会 第22号(2007/05/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  官房長官の日程の方、一番最後を予定していたんですが、若干時間が変わってきましたので組みかえながらやりたいと思います。本来は委員会審議に合わせて大臣に来てもらうのですが、しかし、異例なことですが、きょうは大臣日程に合わせて調整をしていきたいと思います。  最初に人事院に伺いますが、分限規定の問題についてです。  今回の法案で一部改定されていますが、その前に、現行国公法に分限規定が置かれている意味について、これをまず人事院の方に聞きたいと思うんです。さらに、人事院は昨年の十月に分限処分の指針について各府省に通知していますが、その目的は何なのか、このことを政……

第166回国会 内閣委員会 第23号(2007/05/29、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん方には、大変お忙しい中を御出席いただき、貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  それで、最初に私、四人の参考人の皆さんお一人お一人から伺いたいと思うんですが、安倍内閣はこの国家公務員改革については、戦後レジームからの脱却、あるいは戦後レジームの打破の一環として、そういう位置づけで臨んでいますけれども、この公務員制度というのを少し歴史的に見ていきますと、官吏から全体の奉仕者としての公務員へと変わってきた長い中で、戦後、国家公務員法が制定されたころは、労働基本権がもともとあったわけですね。それが非常に早い時期……

第166回国会 内閣委員会 第24号(2007/05/30、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうも、先ほど松野委員からも質問やまた問題の提起がありました。この法律を提案しているのは渡辺大臣なんですけれども、しかし、国公法とか公務員制度というのを所管するのは総務省、総務大臣で、センター長の方は官房長官ということになるというのがこの法律の仕組みですけれども、それだけに、やはり総務大臣に出席をしていただいての質疑が本来的には非常に大事であるというふうに私は考えているんです。  理事会では松原理事からも総務委員会との連合審査という提起もありましたし、総務委員会におきましても武正理事の方から連合審査ということが提起されているわけですが、やはりこの法律……

第166回国会 内閣委員会 第25号(2007/06/01、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今のやりとりでも、審議はまだ途中、とても審議は尽くされていないということが明らかになったと思うんです。  実は、けさの午前三時に、非常に異常な事態ですよね。夜中の午前三時に理事懇を持つというのは異常なんですが、そこで本日の日程案が示され、それから、総務大臣も出席を求められれば出て答弁するというお話ですが、私は、総務大臣の質問については、内閣委員会と総務委員会との連合審査をもともと武正さんと総務委員会の理事会で求めているわけですが、内閣委員会でも松原さんなどと求めておりますが、総務大臣質問というのは内閣委員会と総務委員会の連合審査のときに、引き続いて開か……

第166回国会 内閣委員会 第26号(2007/06/06、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  能力・実績主義のお話とかいろいろありますが、何といっても、公務労働というものは、これは全体の奉仕者としての役割を果たさなきゃいけない、企業利益や採算第一ではやっていけない分野を受け持っているわけでありますし、そして、中立公正という立場をどう貫いていくかということが大事なところでありますが、私は、きょうは天下り問題について質問をしていきたいと思います。  それで、最初、人事院の方に伺っておきますが、現行法による本省局長以上の再就職について、例えば、国交省の局長が退職後ゼネコンに再就職するという申請が来た場合、これを承認できるのかどうか。もう一つの例として……

第166回国会 内閣委員会 第27号(2007/06/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、まず、飲酒して悪質な危険運転を行う者のために危険にさらされ、命を奪われるなどということはもう絶対許されない。そして、こういうことが、何度も何度もそういう事故が発生しているのに、それでも飲酒による危険運転によって犠牲者が生まれ、被害者が生み出されているというこのことに対しては、本当に腹の底からの憤りというものを感じております。  それだけに、今回の法改正については、こうした悪質な危険運転を未然に抑止していく効果が生まれてくると思いますし、また、犠牲者をこれ以上つくらないという立場からも、日本共産党はこの法案に賛成をする、こういう立場で臨んでおります……

第166回国会 内閣委員会 第28号(2007/06/13、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さん、大変貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございます。  私は、飲酒による本当に悪質、危険な運転を繰り返して多数の被害者、犠牲者を出しているような、そういう事故を見るたびに本当に怒り心頭に発すという思いです。ですから、今回の法律改正に賛成するという立場をとっているものです。  その上に立って参考人の方にお伺いしたいんですが、既にこれまでの質問者の方から出されておりますので、重複を避けまして、最初に三人の参考人の方お一人お一人からお考えを伺いたいと思いますのは、例えば、先ほど井上参考人の方から、加害者が飲酒が常習……

第166回国会 内閣委員会 第29号(2007/06/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、国家公安委員長とそれから警察庁長官に質問をしたいと思っております。最初にまず、長官の方にお伺いいたします。  警察庁の二〇〇六年中の銃器情勢、これを読んでおりますと、「銃器発砲事件についてはけん銃発砲事件も含め、発生件数、死傷者数ともいずれも過去最少の水準で推移しており、暴力団等が関与する銃器発砲事件についても減少し、対立抗争事件の発生はなかった。」二つ目に、「けん銃使用事件の認知件数は、減少傾向である。」三つ目に、「けん銃押収丁数は減少傾向であるが、密輸入事件のけん銃押収丁数は増加した。」ということなどを読ませていただいているのですが、この……

第166回国会 内閣委員会 第30号(2007/06/20、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今回のこの法案というのは、認可法人総合研究開発機構のNIRAを廃止して、総合研究開発機構を認可法人から財団法人に移そうという内容のものですが、実はNIRA法を審議した一九七三年の法案審議のときには、日本共産党は、会長とか理事長など役員構成の面では、財界、大企業の方とか高級官僚の天下りに偏っているという問題を挙げまして、国民のために役立つものとして運営されていない、こういう点を批判して反対した法案でした。  NIRA法の第一条の「目的」には、民主的な運営のもとに、自主的な立場で総合的な研究開発を進めて、成果を公開し、もって国民の福祉の増進に資する、そうい……

第166回国会 予算委員会 第12号(2007/02/20、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょうは、地域格差の拡大の問題、こうしたことについて質問をしたいと思います。  今月の四日の毎日新聞で、地域間の所得格差の問題については、「「小泉政権下で拡大」実証」というのが出ておりましたけれども、神野直彦東大教授は、その算出したジニ係数で、地域間格差拡大について「感覚的に論じられてきたものを初めて定量的に示せた」、こういうことを語っておられます。  その試算の過程で、二〇〇四年の平均所得を地域別に比較すると、東京港区の一人当たり平均所得九百四十七万円、これに対して宮崎県山田町は二百二十六万円と、四・二倍の開きがある。こういうふうに、今……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 経済産業委員会 第2号(2007/10/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、最初に大型店の問題について質問したいと思います。  この問題は、ちょうど九〇年代半ばごろでしたか、甘利大臣とも一緒にUSTRへ行ってバシェフスキー女史などと議論したころは、アメリカのすさまじい、アメリカとの貿易摩擦で、その後もアメリカが大店法を廃止しろと随分圧力をかけてきておったころからの問題で、それで、あのころは、大店法を廃止して、その結果、全国各地にシャッター通りが広がっていくのは大変だということで、そこは共通の認識を持って取り組んでいたと思うんです。  大店法廃止、そしてまちづくり三法ということで、私は、大店法は改正強化すべきだ……

第168回国会 経済産業委員会 第4号(2007/10/31、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  お手元に資料を配らせていただいておりますが、私、最初にまず、政府参考人に確認的に伺っておきたいんです。  電気用品取締法、旧法ですね、電気用品安全法の対象になった電気用品の事故発生件数及びリコールの件数、これを九〇年代からまとめたのがこの表です。家電製品の事故件数というのは、旧法のもとにあった九〇年度の百七十二件、それから、ちょうど電安法を審議した九九年、これはまだ旧法のもとですが、そのときの二百六十八件、大体その間ぐらいで上下しているんですね。電安法施行後の二〇〇一年度は六百八十三件と大体二・五倍になって、施行から五年たった二〇〇六年度は千二……

第168回国会 経済産業委員会 第5号(2007/11/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  甘利大臣は、先日の提案理由の中で、我が国は、平成十八年、つまり二〇〇六年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表を初めとする我が国を取り巻く国際情勢にかんがみ、同年十月十四日より、一度の延長措置を経て、ことし十月十三日までの間、北朝鮮からの輸入禁止等の措置を厳格に実施してまいりましたと述べられました。  外務、経産、国交の三省の共同発表で、「北朝鮮に対する制裁措置の継続について」というこの間の文書の中で経緯が示されておりますが、二〇〇六年七月五日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、「以下の措置」として、万景峰92号の入港禁止、そ……

第168回国会 経済産業委員会 第6号(2007/12/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、私、原油価格高騰問題について質問をしたいと思います。  原油価格高騰では、町村官房長官にせんだって緊急対策を申し入れしましたが、政府としても、先日、関係閣僚会議を持って緊急対策を発表されました。この対策で私は二つのことが大事だというふうに思っているんです。一つは、当面する緊急対策として何をするかということと、もう一つは、原油価格高騰、特に最近のものは投機資金が暴れて上げているということはもうみんなの共通の認識ですから、この投機資金の規制をどうするのか、この二つのことが原油価格高騰対策でやはり大事だというふうに考えるものであります。  ……

第168回国会 内閣委員会 第3号(2007/10/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、最初に国家公安委員長の方にかかわる質問をしたいと思います。  まず、政府参考人に一、二伺っておきますけれども、二〇〇三年四月に行われた鹿児島県議会議員選挙において当選した新人候補とその関係者が選挙違反ということで逮捕され、しかし、ことし二月二十三日、鹿児島地裁が公選法違反で起訴された十二人の被告全員を無罪判決、これは確定しましたけれども、その判決の中で、警察にうその自白をさせられた冤罪事件であったということが明らかになってきておりますが、実は、その判決の後の三月十五日、参議院の法務委員会で我が党の仁比聡平議員が、誤った見込み捜査に基づく重大……

第168回国会 内閣委員会 第5号(2007/11/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  銃刀法改正については、ことし七月二十八日の産経新聞を見たときに、「組員発砲 組長も責任」との見出しで、「政府は二十七日、銃刀法を改正し、拳銃の発射について行為者だけでなく、使用者の責任も罰金刑で追及する両罰規定を新設する方針を固めた。」というふうに報じていました。  組員の発砲に組長の責任を問うことができれば非常に大きな抑止効果というものが生まれてくるというふうに思うんですが、警察庁は当初はそういうことを検討しておられたのかどうか、これを伺います。
【次の発言】 今回の法改正で、法人の代表者等への両罰規定を規定している、そういう銃刀法三十七条改……

第168回国会 内閣委員会 第6号(2007/11/07、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、今ちょうど鈴木原子力安全委員長に来ていただいておりますので、ちょっと順番をひっくり返して、先にそちらの方から伺いたいと思います。  ことしの中越沖地震、これは、老朽化してきている原発機器に巨大地震動が加わったときにどういう問題が起こってくるか、それに対してどういう安全対策をとらなければいけないか、そうしたことが問われることになったと思います。  あの地震で、柏崎刈羽原発では既に約三千件に及ぶ事故、故障が見つかっておりますし、これは、毎週毎週、東電の発表のたびにふえてくるんですが。それから、安全にかかわる重大なものとして考慮しなければい……

第168回国会 内閣委員会 第7号(2007/11/28、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、この内閣委員会でこれまでから、政府広報とかタウンミーティングなどの契約をめぐる随意契約が非常に多い、あるいは一般競争入札の形をとった結局随契という、その問題をずっと取り上げてまいりましたが、きょうは、防衛省と軍需企業との契約の実態について質問をしていこうというふうに思っているんです。  最初に、泉大臣に伺っておきたいのは、実はこの問題というのはなかなか歴史的に深いものがあって、一九七六年の二月にロッキード疑獄がアメリカの方で最初に発覚をして、しかしそれは、単なるトライスターの導入という民間機の話よりも、一番大きな本筋の問題というのは、実は一……

第168回国会 内閣委員会 第8号(2007/12/05、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは二つのテーマで行いたいと思いますが、最初に、前回取り上げました防衛庁装備品調達の問題ですね。これは六年間で七兆円という非常な巨額に上っており、一般競争入札をやった形をとって随意契約に化けたというものが、調達件数で七割、金額で九割を超えているということ。また、久間、額賀、石破大臣らの大臣指示で随意契約が行われたものが、六年間で二百四十七件ですから約二百五十件、それから、金額でいいますと、五千八百二十六億円ですから約六千億円。非常に巨大なものであるということを、前回この委員会で明らかにいたしました。  きょうは、この政治、そして政軍財とでも……

第168回国会 内閣委員会 第9号(2007/12/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私も、佐世保のスポーツクラブでの銃乱射事件につきまして、まず、犠牲となられた方の御冥福をお祈りし、負傷者の方また御家族の方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  きょうは、その銃器規制の問題について質問をいたします。  あの事件で国民がみんな衝撃を受け、不安に思った一つは、何だ、銃器の保管というのは、事実上、ほったらかしといいますか、野放しと言ったら言い過ぎかもしれませんが、そんな状態じゃないかということに驚いているわけです。  昨年一年間の猟銃、空気銃の所持許可件数は二万件で、不許可になったのは十一件です。ですから、申請すればほとんど許……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 経済産業委員会 第2号(2008/03/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、二つのテーマで大臣に伺いたいと思います。  最初の問題は、昨年十月からの国に信用補完制度に責任共有、部分保証制度が導入されてきた問題ですが、信用保証協会が融資額の一〇〇%保証だったのを、二〇%は金融機関にリスクを分担させる、こういうことで始まりましたが、しかし、保証つき融資にしますと、もともと、保証つき融資というのは中小企業の命綱であったわけですね。厳しい経済情勢が続く中で、今度の制度を実施すると融資が受けにくくなる企業が出てくる、導入すべきじゃないということを我が党は一貫して求めてまいりました。  しかし、これは始まっているわけです……

第169回国会 経済産業委員会 第3号(2008/04/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  最初に、特許庁長官の方に伺いたいと思います。  日本の特許制度の基本というのは、原則公開だと思うんですね。それは、公開するかわりに権利を保護するというのが一つありますね。それからもう一つは、公開によって、他の企業が研究開発費などで無駄なコスト負担をしないで済むようにするという意味もあると思うんです。例えば、一生懸命研究開発をやっておって、突然サブマリンで浮上してきて、さあ、商品化して売ろうと思ったら、それはおまえ、特許を押さえているからこっちに特許料を払え、払わなきゃ売らせてやらぬと言われたら大変ですから、そこに原則公開という問題があるんじゃな……

第169回国会 経済産業委員会 第5号(2008/04/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  今、中小企業経営者の平均年齢が大体五十八から五十九歳になっていますね。それで、ちょうど団塊の世代が日本経済の大事な柱である中小企業経営者の中心に今座っている、こういう状況にあります。今、その中で引退したいとしている現役経営者の方の平均年齢を見ますと、これは六十四・五歳。ですから、今後大体五年から十年以内に世代交代の対応が迫られてきている、そういうところに今あるというふうに思うわけです。中小企業の後継者問題は、ものづくりの技術の継承を含めて、これからの日本経済にとっても深刻な問題に今なってきております。  そこで、東の大田区、西の東大阪、八尾、そ……

第169回国会 経済産業委員会 第7号(2008/04/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、最初、農商工連携ということですから、順番に、まず農の方をお聞きして、それから大臣に伺っていくようにしたいと思います。  資料一をごらんいただきたいんですけれども、日本は食料自給率が一九六一年から二〇〇三年にかけて約四〇年間で半減しているわけですね。それで、この間、イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、どこでも上昇しておりますが、特にイギリス、ドイツは、一時低かったんですが、農業再生に力を入れて、七〇%、八四%へと回復してきているわけです。イタリアも日本と同様に下がっているんですけれども、イタリアの場合、OECD……

第169回国会 経済産業委員会 第8号(2008/04/18、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、地球温暖化対策の問題を伺っていきたいと思います。  IPCCの第四次評価報告書、AR4や、スターン報告、気候変動の経済学、これらに基づいて、大体、ヨーロッパ諸国では気候変動に対する共通した理念があるように思います。それは、気候システムの温暖化の原因は、人為的起源によるCO2排出量の増加によることは疑う余地がないということと、それから、世界的規模での対策は今すぐ必要だ、今対策をとることによるコストの方が対策をとらずに将来必要となるコストより少ないと。  本当に総排出量規制をしないと、やはり人類社会とか経済産業、自然環境、生態系にとっても……

第169回国会 経済産業委員会 第9号(2008/04/23、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、大変お忙しい中、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  私は、最初に、松橋参考人に伺っておきたいと思うんです。  この間のG20でもバンコクの会合でも、セクター別アプローチについては先進国の二酸化炭素排出削減目標を代替するものではない、補完するものだということで、まとめの文章で大体そういうことがまとめられております。  そこで、先ほどお話を伺っておりまして私もそうだと思いましたのは、いわゆるベンチマーク、これは、理論値からいいますと、先生おっしゃったように物理的計算で出てくるものがあるわけですね。しかし、それは現実的には……

第169回国会 経済産業委員会 第10号(2008/04/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  省エネ法に基づく取り組みについて、これはコンビニ本部とか規模の大きな中小企業などに報告を求めることとか、それから、小売店についてみれば三百平米以上の建物に届け出義務を課すことなど、強化するということは前進面ですから賛成をするものですが、同時に考えておかなきゃいけないのは、コンビニ本部なり親企業の方からCO2削減に要する負担分をちゃんと面倒見てもらえる仕組みができるかどうかとか、そこにかかるコスト負担が転嫁されるだけではなかなか大変な面がありますから、やはり法目的を達成するためにも中小企業の支援には力を尽くしてもらいたい、このことを最初にまず求め……

第169回国会 経済産業委員会 第13号(2008/05/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは最初に、新銀行東京について伺っておきたいと思います。  新銀行東京というのは、自治体の制度融資とは別に、これは中小企業のための融資を行う銀行を都がつくるということでつくったというふうに伺っておりますが、設立後の中小企業貸し出しの比率の推移はどうなっているかを最初に伺います。
【次の発言】 今、お話を伺いましたように、要するに中小企業向けは四七%ほどですから、残りすべてなのか、かなりの部分なのかはともかくとして、大企業向け貸し出しが五三%中の方に入る。  これは、最初できたとき竹中金融相も歓迎するという意向を示していらっしゃったもので……

第169回国会 経済産業委員会 第14号(2008/05/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、日本共産党を代表して、信用保証協会法の一部を改正する法律案並びに中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案の二法案に対して反対討論を行います。  初めに、信用保証協会法の一部を改正する法律案についてであります。  信用保証協会はこれまで、金融機関と中小企業を結びつける公的保証人として、中小企業が必要とする資金供給の橋渡しをしてきました。現在、六割を超える中小企業が保証つき融資を利用しています。そのうち三分の二は保証つきでなければ金融機関からの融資を受けられない実態からも、担保力や信用力の弱い中小企業にとって、まさに資金繰りの命綱の役割を果た……

第169回国会 経済産業委員会 第15号(2008/05/21、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところありがとうございます。  この法律というのは、被害も随分たくさん生まれてきて、そして、消費生活相談員の皆さん方が相談に乗られたり、また弁護団の皆さんも随分頑張っていただいたり、そういう中で前進させなきゃならない、そういう世論といいますか、生まれてきたことと、それから経済産業省の担当の方たちも随分頑張っていただいて、いい法律になってきたと思うわけですが、ただ、その中で幾つかのことをやはりお聞きしておきたいと私は思うんです。  最初に、池本参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、例えばダンシン……

第169回国会 経済産業委員会 第16号(2008/05/23、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  もう随分議論が深められておりますから、最初に、私は基本的なことについて確認をしておきたいと思います。  この法律は、消費者保護、被害救済と被害拡大の防止、そこに、それを実現するものというところに大事な立法趣旨があるということと、消費者に安心、安全、そして信頼されることで業界にもメリットがあるという考え方に立っている。もう一つは、現行法上の規定や判例等を含めて現に到達したもの、水準があるわけですね。それを後退させるようなものではないということ、この点を最初に確認しておきたいと思います。
【次の発言】 通達で既に示してきたことの法律化の部分と、そこ……

第169回国会 経済産業委員会 第17号(2008/05/28、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  前回、大阪の十階建てのビル丸ごと、株式会社愛染蔵というのが店舗販売で、呉服の次々販売で大きな被害を生み出しているという問題を取り上げました。  きょうは、たけうちという呉服販売問題について最初に伺っておきたいと思います。  こちらは、従業員で雇ってあげるという形をとって、それでクレジットつきで呉服販売をしたわけです。実態としては従業員として雇用ということにならなくても、従業員として雇っているということを言って、それでいけるんだからとかなんとかいいながらクレジットつき呉服販売をして、これで被害者がグループ十五社で数百人、負債総額約二百五億というも……

第169回国会 経済産業委員会 第18号(2008/05/30、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは外務省の方に伺っておきたいと思います。  五月二十七、八日に持たれた米朝会談の内容について、ヒル国務次官補から齋木アジア大洋州局長はどういう説明を受けたのかということと、外務省はこの内容をどう評価しているのか、このことを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 テレビでの映像とかそれからマスコミ報道でも、会談の後、ヒル次官補は非常ににこにこして、なかなかいい方向に行っているような感じの雰囲気を見せておりました。  ヒル国務次官補は、一万八千ページの文書などについては、検証には物理的に時間がかかるものですけれども、第二段階の措置から次……

第169回国会 内閣委員会 第2号(2008/03/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  岸田大臣の場合も、何かいっぱい担当がありますね。もうぐちゃぐちゃの感じやけどね。それで、きょうは、消費者行政の問題と科学技術、二つ担当してはることについて質問をしたいと思います。  まず、消費者行政の方からですが、改めてこの委員会のあなたの大臣所信も読ませていただきました。それで、食の安全について、ギョーザの毒物混入について取り上げておられるわけですが、これについては、まず私は、早期に真相解明をやり抜くと、強く求めておきたいと思うんです。  さて、今回の問題でわかってきたことは、日本の大商社などの開発輸入ですね。海外で開発輸入を進めて、生産から……

第169回国会 内閣委員会 第4号(2008/03/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  昨年十二月の五日の当委員会で、私、宇宙の平和利用という国会決議に関連して質問しました。きょうは、改めて平和利用決議について伺っておきたいと思うんです。  この平和利用決議によって宇宙の軍事利用はできないという立場なのか、それとも、国会の平和利用決議があっても宇宙の軍事利用はできるという立場なのか、政府の考え方というものを最初に官房長官に伺います。
【次の発言】 今のお答えで大体尽きているかなと思うんですが、改めて、軍事のための宇宙開発はしないというのが政府の考え方ということで理解しておいていいですね。重ねて伺っておきます。

第169回国会 内閣委員会 第5号(2008/03/28、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、ちょうど二〇〇四年十一月のこの委員会で、犯罪被害者等基本法を全会一致で採択するということになりましたけれども、このときにも、被害者の皆さんの権利を保障するという立場から犯給法の充実が必要だということを求めてまいりました。ですから、今回のこの法改正については、もちろん賛成をするものであります。  その上に立って幾つかの問題をお伺いしたいと思いますが、最初に、私は、昨年十月二十六日のこの委員会で、鹿児島県志布志と富山県氷見の二つの冤罪事件について、県警本部長は被害者に直接お会いして謝罪したんでしょうなということをお聞きしました。あれからおよそ……

第169回国会 内閣委員会 第6号(2008/04/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  本日提案されております法案について私は賛成をいたしますが、ただ、地域再生のあり方については、やはり深い吟味をするということが大事だと思うんです。きょうは、その一つの例として、まず最初に諫早湾干拓と有明海地域の再生について伺いたいと思います。  長崎県諫早市で進められている「おいしい農のふるさと・諫早」親水空間再生計画という地域再生事業の中身を見ると、公共下水道、農業集落排水施設、個人設置型浄化槽整備ということで、これ自体は、全国各地いろいろなところで、下水整備など、こういうものを入れた地域再生計画というのがあるのを私もよく知っております。  と……

第169回国会 内閣委員会 第7号(2008/04/04、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  初めに、私、ちょうど一昨日のこの委員会で、農水省に対して、諫早湾干拓の調整池から通常排出される排水によって漁業被害が発生したのかどうかというその事実を伺いました。このときに回答が明確にありませんでしたから、改めて伺います。
【次の発言】 通常の排水によっては被害がなかったということなんですよね。  それで、諫干事業の短期開門調査のときに事前事後調査というのがありますが、開門調査に伴う事前事後調査委託事業という名で、実は、随意契約で財団法人九州環境管理協会という団体に、当初額は千三百二十八万円ですが、契約変更して最終的に千八百五十万円で発注したも……

第169回国会 内閣委員会 第9号(2008/04/11、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところをありがとうございます。  最初に、島野参考人と神田参考人の方にお伺いしたいと思います。  最初の消費者契約法をつくったときにはまだ団体訴権が入っていなかったときで、やはり、皆さんの頑張りなどもあって、当時から団体訴権を入れるべきだということでなかなか大変だったんですけれども、これも入ってきて前進が始まっていると思うんです。まだ団体訴権が入る前の段階でちょうど島野参考人は、二〇〇二年六月の「国民生活」の中でお書きになった論文の中でも、消費者契約法四条四項には該当しない不実告知ということで、消……

第169回国会 内閣委員会 第10号(2008/04/18、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、国会で決議しております宇宙の平和利用に関する決議、これが自然災害とかから守る防災などにどういうふうに使われているのかということを伺っていきたいと思うんです。  雲仙・普賢岳の噴火、火砕流の発生で大規模な犠牲者が、当初四十三名でしたか、被害者を出したのは一九九一年の六月三日でしたから、あれからもう十七年ぐらいになるんですね。このとき、最初の大きな異常というのは、実は橘湾の群発地震、これが一九八九年にあって、一年ほどたった九〇年十一月十七日に噴火が起こって、さらに、小康状態を保っておったんですが、翌年の九一年二月十二日に再噴火、そして四月……

第169回国会 内閣委員会 第12号(2008/04/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  最初に、政府参考人に伺っておきますけれども、法案に関連していろいろな資料もいただいておりますけれども、資金獲得活動による検挙状況の表というのを見ていますと、要するに、覚せい剤、恐喝、賭博、のみ行為といったいわゆる警察分類による伝統的資金獲得活動の検挙数は、この十年間、九七年から十年間で一万四千四百五人から九千四百十二人と減っているわけですね。割合では、検挙率は四五%から三三%に減っております。しかし、覚せい剤、恐喝、賭博、のみ行為以外のいわゆる非伝統的資金獲得活動で検挙された人数というのは、これは一万七千七百四人から一万九千五人へふえていて、割……

第169回国会 内閣委員会 第13号(2008/05/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、高速増殖炉「もんじゅ」の問題から入っていきたいと思います。  高速増殖炉「もんじゅ」に取りかかったのが一九五六年ですから、五十二年ほどになるんですね。半世紀以上やってきました。そこで、高速増殖炉「もんじゅ」開発に要した予算額は合計幾らになっているのか。もちろん、五十年前の金額からすれば本当はもっと高いわけですけれども、それを最初に確認したいと思うんです。  「もんじゅ」の総事業費八千八百二十九億円、これは建設費と運転費ですが、ナトリウム関連研究開発で千九百六十億円、実用化戦略研究で三百四十九億円、高速増殖炉再処理技術開発で千四百四十九……

第169回国会 内閣委員会 第14号(2008/05/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  「はやぶさ」とかそれから「かぐや」の成果を見ても、一般的に言えば、宇宙の研究開発を推進する法律であれば、これは普通のことだというふうに考えます。ただ、問題は、今度の場合、軍事に道を開くというところに大きな問題があるものですから。  そこで、私は思うんですけれども、一九六〇年に例えば安全保障について議論したとき、極東条項だけでも物すごい時間をかけて審議しているんですね。それは、賛成、反対は別にして、やはり重要な内容なんです。それを今度、安全保障を地球上から宇宙に拡大しようというわけですから、これを二時間の審議で短時間で終わらせようということについ……

第169回国会 内閣委員会 第16号(2008/05/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、この法案について、やはり、皆さんからもお話ありましたように、もともと、地域中小企業の資金繰りを応援するとかそういう法律としての再生法であれば、これは経済産業省で検討してきたものがあるわけですね。それから、自治体出資の第三セクターの破綻処理での再生であれば、これは総務省でつくった自治体財政健全化法により、今、三セク等のことを含めた特別会計の処理を急ぐ中で、いろいろな問題が出てきているときですから、これは総務省が考える問題なんですね。実際には担当省庁が事実上ない内閣委員会に持ってくる、この法案のつくり方が非常に筋が悪いものだと言わなきゃならぬと……

第169回国会 内閣委員会 第18号(2008/05/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  四人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、きょうはどうもありがとうございます。  私、三セク問題をきょうは中心にお聞きしたいと思いますから、入谷参考人、そして後ほど矢田参考人の方にお伺いしたいというふうに思います。  最初に、入谷参考人にお伺いしたいんですけれども、地域力再生機構をつくって、再生見通しの立ちそうな三セクを選んで取り組むとするならば、今直面している全国の破綻した三セク問題の解決としては余り期待ができないということになってくるかと思うんです。  だから、まず、なぜ三セクは破綻したのか、かなり多くのものが破綻していますから。それは……

第169回国会 内閣委員会 第21号(2008/06/04、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、私は、オウム真理教犯罪被害者等を救済するための給付金に関する法律については、これは後ほど提案されますし、それからまた、逐条的にこういうふうに解釈を明らかにした方がいいということは、理事会での議論が、これは公開されるということになっておりますので、きょうはオウムの方はおいておいて、大田大臣と、それから後ほど官房長官に来ていただいて、主に投機資金の問題などについて質問をしていきたいというふうに思います。  四月十一日から三日間のワシントンでの、G7と、それからIMFとか世銀の一連の国際会議の中で、今世界が直面している経済問題が議論されてお……

第169回国会 内閣委員会 第22号(2008/06/11、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  岸田大臣は、原発・エネルギー問題、原発の方、それから科学技術、公共料金等消費者問題を担当してもらっていますから、それできょうは岸田大臣に来ていただきました。  中心的なテーマとして、洞爺湖サミットが近いですから、この間は私は、多分大きな議題になるだろうと思われます原油高、穀物高、投機マネー規制をどうするのか、こういうことをやりましたが、きょうは、環境問題、エネルギー問題を中心に伺いたいというふうに思います。  そこで最初に、太陽光発電について政府参考人の方に伺いますが、ことし二月に東京のビッグサイトで太陽電池展というのが開かれて、私も見に行きま……

第169回国会 予算委員会 第8号(2008/02/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、初めに、随意契約については、福田総理も今国会で所信表明で述べられたりして大きな問題になっておりますから、このことから伺いたいと思うんです。  実は昨年の秋の国会で、歴代防衛庁長官指示による随意契約、防衛大臣指示による随意契約となるもの、その随意契約で防衛装備品の調達が行われているものが六年間で二百四十七件、六千億円に上ることを指摘して、実態の解明と是正をするべきだ、こういうことを求めました。  もちろん、天下りと結びついた談合や随契などは論外だということを指摘したわけですが、ことし、福田総理は所信表明と代表質問への答弁の中で、随意契約の適……

第169回国会 予算委員会 第13号(2008/02/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、今の笠議員の取り上げておられたイージス艦の清徳丸衝突事故について、最初に官房長官に二、三お伺いしたいと思います。  首相は、あの事故のあったときに、漁船員の安否確認と救出、救援について指示し、そして事故原因の調査究明、これを指示していらっしゃるわけですが、事故から一週間たちました。依然として清徳丸の吉清さん親子は見つかっていないし、仲間の人たちが非常につらい思いをしてずっと捜してこられたわけですが、それなのにこの事故の方については、当事者の海上自衛隊から、例えば衝突の二分前だったとか、一日たったら十二分前にわかっていたとか、ころころ話は変わ……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 経済産業委員会 第2号(2008/11/14、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、最初、外務省に伺っておきますが、この六カ月間の延長の間に、北朝鮮との間で何回の交渉、外交的取り組みを行ったのか、これをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私、この制裁措置の期間を延長しているということだけじゃなしに、やはりその間に日本政府としては外交的努力をどれだけどんどんやっていくのかということが非常に大事なことだというふうに思うんです。  そういうことをやはりやるべきだということを申し上げた上で、もう一つ聞いておきたいことは、今、アメリカ発金融危機で世界じゅうの国民が、また経済が非常に打撃を受けております。そういう中で、途上……

第170回国会 経済産業委員会 第3号(2008/11/26、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、私、これまで投機マネーの問題、今日の金融危機の大もとになる問題ですね、これを取り上げてまいりましたので、この問題から質問していきたいと思います。  昨年十二月の経産委員会で、私、投機マネー規制について伺ったときに、当時の中尾国際局次長が、ハイリゲンダム・サミットでドイツの提案の投機規制に余り賛成ではない、要するに、日本政府としては反対という立場をとったことは事実だ、こういう答弁がありました。  ことし二月の予算委員会では、当時の甘利経産大臣から、原油価格高騰の要因の一つに投機マネーがあることは間違いない、このことを認められたわけですが……

第170回国会 経済産業委員会 第4号(2008/12/03、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは最初に、電気料金の値上げ問題から伺っていきたいと思います。  お手元の方に資料を配らせていただいております。これはいろいろいただいている資料をもとにつくったものですが、「東京電力の標準家庭世帯における、料金改定による電気料金の比較」というものを配らせていただきました。この内容は、実は、二ページ目の方にグラフの計算式はどういう根拠によるものかということを挙げておりますから、これをごらんいただきたいと思うわけです。  それで、一般家庭の電気料金の方ですけれども、これは、東京、関西では七月二十八日から、他の電力会社もほぼ同じころに改定をし……

第170回国会 経済産業委員会 第5号(2008/12/17、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  本日は、大変お忙しい中、四人の参考人の皆さん方にはどうもありがとうございます。  私は、最初、村本参考人にお伺いしたいと思います。  調査室の方からあらかじめいただいておりました資料の中で、リレーションシップバンキングとスコアリングローンのことなどを論じておられるところを関心を持って読ませていただいたんですが、私たちも地域金融機関を活性化するその仕組みについて、これは非常に重要だしそれをやっていかなければいけないということで、これまで提案もしているところでございますが、ちょうど二〇〇〇年代に入ってから、二〇〇一年以降でしたか、一年間で六十近い地……

第170回国会 内閣委員会 第2号(2008/11/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは最初に、ちょうど官房長官が提案者になられた、ことし五月九日の当委員会での宇宙基本法審議のときに、あのとき私の質問に、宇宙基本法により平和利用決議を否定したり無効にするようなものではありませんと、これは繰り返し言ってこられたことですが、六九年の平和利用決議の政府解釈というのは、あれは非軍事であったんですね。今度、宇宙基本法によって、その解釈は非軍事から非侵略に変えたわけですが、だから軍事利用できるようになったわけですね。  それで、自衛隊が公然と自衛隊の手で宇宙開発もできる、利用もできる、こういう解釈になっているというふうに思うんですが、……

第170回国会 内閣委員会 第4号(2008/11/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今回の改正では、欠格事由の拡充の一つに経済的破綻というのを入れています。新たに追加された事由では、「破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者」ということですが、この範囲では欠格者を排除するのはなかなか難しいのではないかと思われます。  それで、「十七万人/三十万丁・総点検」、この中で、今回、二百三十八人から三百八十四丁の許可証の返納を受けたということで、二〇〇六年に比べたら四倍になっているんですが、その理由別自主返納件数という中で、経済的困窮で自主返納をした事例というのは幾らありますか。
【次の発言】 銃刀の適正な取り扱いのために経済的破綻を理由として……

第170回国会 内閣委員会 第5号(2008/12/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、思い起こしてみますと、一九九五年の十二月八日、高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい火災事故以降、九五年、六年、七年、八年のころは、動燃事業団の大石理事長などにもたびたび出席をしていただき、当時岡崎さんは原子力安全局長さんか原子力局長さんか、いずれにしても御答弁をいただいたのを今思い返しているんですが、あれからの十三年間に、「もんじゅ」を、要するに温度を下げたらナトリウムは固まりますから、それを維持する等だけでも既に二千三百億円からの予算を使っております。それから、ナトリウム技術そのものだけでも二百三十億円ぐらい使っておりますから、合わせ……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 経済産業委員会 第2号(2009/03/13、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に中小企業対策について伺いたいと思います。  お手元にグラフと表を資料一で配らせていただいておりますが、これはOECD各国の自営業者数と日本の中小企業対策の政策経費について、以前は自営業者数だけでしたが、政策経費の方も入れたもので載せております。  やはり、この表を見ても明らかなように、事実として日本の中小企業対策の政策予算が後退してきているわけですね。特にヨーロッパでは、EUの小企業憲章を制定した二〇〇〇年以降は自営業者数がふえているんです。一九八〇年に比べると日本とフランスは下がっておったんですけれども、フランスも二〇〇〇年から上昇に転じ……

第171回国会 経済産業委員会 第4号(2009/03/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、三人の参考人の皆様には、大変お忙しいところをお越しいただきまして、ありがとうございます。  最初に、草野参考人の方にお聞きしたいと思います。  きょうの資料でもエキゾチック金融の問題、これもあらかじめ大変興味深く読ませていただきましたが、実は、予算委員会に来ていただいた水野和夫さんにしても、あるいは神谷秀樹さんにしても、きょうの草野参考人のお話と非常に共通する部分も多いなと思いながら聞かせていただきました。  私、最初に伺っておきたいんですが、やはり自動車にしても住宅にしても、実際には二〇〇七年の春ごろから、サブプライムを組んでのロー……

第171回国会 経済産業委員会 第5号(2009/04/01、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  最初は政府参考人の方に伺いたいと思うんですけれども、私は、今の世界経済金融危機の中で、改めて産業活力再生法の認定企業が進めてきたROE重視の経営が何をもたらしてきたのかをやはり見ておくことが大事だと思うんです。  それで、トヨタ自動車を例に挙げて、大手自動車会社の二〇〇一年と二〇〇七年の自己資本当期純利益率が幾らから幾らになっているか、これを最初に伺っておきます。
【次の発言】 資料をお配りさせていただいておりますので、資料一をごらんいただきたいんですが、一九九五年の日米自動車合意のころでも、貿易摩擦が問題になっていたころですが、海外売上比率は……

第171回国会 経済産業委員会 第6号(2009/04/03、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、前回は、産業活力再生法の認定企業が進めたROE重視の経営が何をもたらしたかということについて、トヨタ自動車の例を見ました。  きょうは、日産自動車グループの産活法の活用がどういうものであったのか、このことについて、まず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 二〇〇〇年六月、二〇〇一年三月、二〇〇二年五月、二〇〇六年三月というふうに日産自動車やらグループ関係の企業が認定を受けているということで、今お答えいただいたとおりです。  そこで、次に伺っておきたいのは、一般事業会社に対する政策金融機関による公的資本の注入に当たって、損失を補てんする場……

第171回国会 経済産業委員会 第7号(2009/04/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、せんだっての連合審査に引き続いて、そのとき予定していたものの続きですね、経産省にかかわるものについて伺っていきたいと思います。  化学物質は約二万種類強存在しますが、リスク評価が必要と言われる化学物質が約七千種類であると言われ、二〇二〇年までにスクリーニング評価の対象になるのは、現在の第二種特定化学物質、第二種から第三種監視化学物質を含めて約千種類ということですが、私、この点では、やはりリスク評価ということを考えたときには、まずカナダ、EU並みに対象を拡大するということを考えるべきではないかと思うんですが、最初に経産省の方に伺っておきます。

第171回国会 経済産業委員会 第8号(2009/04/17、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  最初に、不正競争防止法にかかわって質問をしたいと思います。  今、金融危機に入ってから、持ち帰り残業とかそういうのは随分減ってはおりますけれども、従業員が残業のために営業秘密を持ち帰ったりUSBなどの媒体にコピーする、こういうことはこれまでから日常的に行われているのが実態です。いずれも、目的が残業のためなんですね。不正の利益を得たりとか企業に損害を与える目的というのは、これは全くそういう意味での持ち帰りじゃない。これは当然処罰対象外だというふうに思うんですが、例えばその場合、上司の許可を得て持ち帰る場合だけじゃなしに、明示的な許可は得ていないけれども黙……

第171回国会 経済産業委員会 第9号(2009/04/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 定足数は足りていますか。足りてへんかったら、僕は質問すると国会法違反になってしまうから、ちょっと見てください。
【次の発言】 日本共産党の吉井英勝です。  私は、家電量販店によるメーカーとの不公正取引の問題が、地域で電気製品の小売を行いながら、製品安全の確保とかメンテナンスとか、随分役割を果たしてきた中小企業の皆さんを圧迫してきたという問題、これまでから取り上げてまいりましたけれども、その問題はまた別な機会に考えておりますので、きょうは、ガラス製品分野について伺いたいと思います。  公取の方に最初に伺います。  日本のガラス業界というのは、シェアで見ますと、旭硝子が大体四一%、日本……

第171回国会 経済産業委員会 第10号(2009/04/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、三人の参考人の皆さんには、お忙しいところ、大変ありがとうございます。  最初に、北原参考人にお伺いしたいと思うんです。  かつて大規模小売店舗法廃止問題が出てきたときに、全国電機商業組合の会長さんにも各党を回っていただいて、私の党へも来ていただいて、お話も伺い、そして見解もお話をしたのを今思い出しているんですが、あのときに心配したとおりの事態が起こっているなということを、きょういただいた資料を見て、本当に痛切に思いました。  以前は、例えば私が以前住んでいたところなんかには、ちょうど来ていらっしゃるナショナルのお店がありまして、そこで買った家……

第171回国会 経済産業委員会 第12号(2009/05/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私も二階大臣と同じ関西なものですから、マスクが手に入るのが大変深刻な事態になってきていて、マスクで自主的にまず身を守ろうとしてもそれ自体が大変だというぐらいですから、そういう関係の業者への製造の督励はもとより、かつて石油危機のときの買い占め、売り惜しみのときに、お蔵入りしていた物統令を使っての売り惜しみ、買い占めを規制したことがあったように、今、インターネットオークションだといって十倍もの価格で売るような不心得者が出たりしておりますが、さまざまな経済活動への対策というものを、金融危機対応はもとより、迅速にやっていただきたいと、まず冒頭、私の方からも申し……

第171回国会 経済産業委員会 第13号(2009/05/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、中小企業の経営にとっての金融機関の役割というものについてまず伺いたいと思います。  非常時の資金供給が重要なことは言うまでもありませんが、恒常的な資金調達を支える金融機関の存在なしにはやはり成り立たないと思うんです。民間金融機関の中小企業向け融資は大幅に減らされてきて、一九九八年の金融危機のときには貸し渋り、貸しはがしが横行しましたが、このときに中小企業の資金繰りを支えたのが、民間金融機関の貸し出しが減った分を特別保証とか政府系金融機関で補うことで危機を乗り越えることができたと思うんですが、最初に、これは中小企業庁長官に伺っておきます。

第171回国会 経済産業委員会 第14号(2009/06/03、44期、日本共産党)

○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、中小企業者及び中堅事業者等に対する資金供給の円滑化を図るための株式会社商工組合中央金庫法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  もともとこの法案は、十四兆円にも及ぶ過去最大規模の補正予算関連法案として提出されたものであります。補正予算が長引く不況と世界的な金融危機に苦しむ中小企業にとって本当に役立つものになっているのか、国会における真剣な議論が求められております。とりわけ中小企業分野を担当する当委員会においては、中小企業の置かれている現状を踏まえた上で、その苦境を打開する施策を示す責任があります。  政府は、景気は底を打ち、年末から来春……

第171回国会 経済産業委員会 第15号(2009/06/05、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  一昨日の大臣の提案理由説明の中でも、再生可能エネルギーとともに原子力などを含む非化石エネルギーの導入の促進ということを挙げておられました。  そこで、最初に、これは政府参考人の方に伺っておきますが、今プルサーマル推進ということが出てきておりますが、一体プルトニウムの割合が幾らのMOx燃料なのかということがよくわからないので、これは最初に確認しておきたいと思うんです。私の方から、僕は早口だからぺらぺらとしゃべりますから、その数字が間違っていたら間違っていたということだけ言ってもらったら結構です。  北海道電力泊原発三号で核燃料ペレット中のプルトニ……

第171回国会 経済産業委員会 第16号(2009/06/10、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、ありがとうございます。  最初に、森参考人の方から伺っていきたいと思います。  今度の法案の第五条とか十四条にかかわってくるところで幾つかお伺いしたいと思うんですが、第五条の方で、経済産業省が導入を予定している太陽光発電の買い取り制度、これについて定めているわけですが、電気事業連合会として、買い取り価格の設定とか費用負担の方法、それから費用の転嫁について、政府にどのような要望をお出しになって、また大体政府とどういう合意という内容になったのか。  最終的には形としては法律として出てきているわけですから、私……

第171回国会 経済産業委員会 第17号(2009/06/12、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは政府参考人に最初に伺っておきますが、世界全体の先物取引は、二〇〇一年の約三億枚から二〇〇八年約十八億枚へと、七年間で出来高が六倍に増大する一方、我が国の商品先物市場は、二〇〇三年度の約一億五千五百七十九万枚をピークにして、〇八年度の約四千六百三十一万枚と、六年間で出来高が約七〇%減少。また、二〇〇三年三月末時点で商品取引員数が百社、登録外務員が一万四千三百十人、委託者数が十一万八千二百三十人であったものが、二〇〇八年三月末時点でそれぞれ、七十社、六千五百八十八人、九万六千十二人と、日本の場合は減少している。  こういう実態だと思いますが……

第171回国会 経済産業委員会 第18号(2009/06/17、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に政府参考人の方に伺っておきたいというふうに思います。  市場参加者の構成を国際比較すると、ロンドン金属取引所は一〇〇%当業者間取引ですね。それから、ニューヨーク商業取引所、シカゴ商品取引所でも、当業者と機関投資家がそれぞれ四〇%余りで、合わせて大体八〇%ぐらい、つまり個人投資家は二割以下ですね。ところが、東京工業品取引所では個人投資家が五五%、東京穀物取引所では七〇%が個人投資家で、当業者が二割以下。  海外の市場が当業者と機関投資家などプロ中心の市場であるのに対して、日本では、言ってみれば素人が中心になった市場のために、リスクヘッジ機能や……

第171回国会 経済産業委員会 第19号(2009/06/19、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、法案の第一条で掲げております「商店街の活性化を図ることを目的とする。」まず、目的にかかわって、最初に、これは法律がまだできる前であっても、いろいろな制度がこれまでからあるわけですが、実は、大阪や兵庫の商店街は、あるいは京都の商店街とか京都の観光産業、こういったところは、新型インフルエンザによって、その発生と予防対策で大きな影響を受けました。  それで、新型インフルエンザで商店街はシャッター通りになった時期があります。何とか客を呼び戻そうとして、例えばこれは神戸の南京町の方ですが、六月十三日から七月二十日まで、漢字で書くと加油ですが、ジャーヨー……

第171回国会 経済産業委員会 第20号(2009/06/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、クラスター爆弾というのはかなり歴史的に古くからあるものだというふうに思うんですが、私が一九七一年に、ベトナム戦争のときでしたけれども、北ベトナムへ一カ月半ばかり戦争中に調査に行ったときにも、あのころはパイナップル爆弾とかボール爆弾というので使われておりました。一発の中に二万五千個の鉄の小さな弾が入っていて、五百メートル四方に飛び散っていく。ですから、当たって亡くなる方もいるんですが、体の中に入ったまま取り出すことができないで、だんだん体が腐っていくとか、恐るべきものだったんです。  そういう爆弾だけじゃなしに、あのとき既にクラスター弾が使われてい……

第171回国会 経済産業委員会 第21号(2009/07/01、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私からは、六月二十八日に、今も出ておりましたが、日韓首脳会談が行われたわけですね。ここで五カ国協議について検討していくことになったというふうに伝えられておりますが、この五カ国協議と六カ国協議との関係、これはどういうものなのかを最初に外務省に伺っておきます。
【次の発言】 要するに、基本はあくまでも六者会合だということですが、G8外相会合の議長声明で、「我々は、二〇〇五年九月十九日の六者会合共同声明の完全な実施を通じた朝鮮半島の検証可能な非核化の目標に引き続きコミットする。我々は、北朝鮮が更なる不安定化させる行動をとらないこと、及び六者会合への参加を再開……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2009/03/18、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、麻生総理に、消費者庁設置法案などを考え出された出発は、輸入ギョーザや三笠フーズ事件を初め、やはり輸入食品の残留農薬あるいはカビ毒など食の安全に対する国民の不安から始まったというふうに思うんですが、最初、これについて伺っておきます。
【次の発言】 それで、福田総理もみんな、これは所信表明の中で、食品表示とか中国製ギョーザ、食の偽装問題ですね、これからだということをちゃんと言っておられるわけです。  私、三菱総研の研究レポートといいますか調査報告を読んでいまして気がついたんですが、二〇〇八年一年間を通じた最も怖いと感じたニュースについて、設問……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2009/03/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょうは国民の食に対する安心、安全の問題について取り上げたいと思うんですが、せっかく農水大臣に来ていただいておりますから、まずそこからお伺いしたいと思うんです。  今、遺伝子組み換え食品の問題とか、クローン技術による食品の流通の問題とか、国内の場合は監視がきくんですけれども、海外から来るものについては、実際のところ、なかなかわかりにくいという問題がたくさんあります。そこを入りますと、またそれはそれで議論したいと思っているんですけれども、とりあえず、きょうは、まず信頼が大きく損なわれることになった一つの三笠フーズの問題とか、残留農薬、発がん……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第8号(2009/03/30、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  一九九九年のことになりますが、電気用品取締法を電気用品安全法に変えるなど、このとき製品安全四法を改正して、国による事前チェックを廃止して民間業者による自主検査方式に変えたわけでありますが、家電製品の事故がそれから急増しているんですね。  製品評価技術基盤機構に寄せられた家電事故件数が、一九九九年の二百六十八件から、七年後の二〇〇六年には千二百九十五件へ五倍にふえたということを、これは二年前の経産委員会でも示しましたが、このとき、寺坂商務流通審議官は、傾向としてはふえておりますということを率直に認めておられるわけです。  そこで、きょう最初に政府参考人に……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第10号(2009/04/02、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  大和都市管財事件とか信託等金融商品、あるいはやみ金による問題など、次々と消費者被害が生まれています。特に金融商品被害は金額が大きくて、高齢者の老後の生活設計を狂わせてしまうなど、大変深刻な問題を起こしております。こうした問題について、やはり違法収益の剥奪とそれから消費者被害の救済というのは今重要な課題だというふうに思うんです。  最初、法務大臣の方に伺っておきたいんです。法務省は、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案を二〇〇六年に出しております。その検討過程で、これは十年も前からずっと検討を法制審などでやってきておりますが、法律を出され……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第11号(2009/04/07、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、ありがとうございます。  私は最初に齋藤参考人にお伺いしておきたいんですけれども、実は、この間、この委員会でも取り上げたかと思うんですが、経団連であるとともにパナソニックの方でやっていただいておりますから、同業の他社の話でお話ししにくいかもしれませんけれども、例えばソニーのVAIOの火災事故、世界で二百九件、国内で八十三件というのがありました。  私、これはPL法をつくるときにもやはり製造物責任ということで随分議論をしたのを覚えているんですけれども、あのときにも、やはり業界組織としても、そ……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第12号(2009/04/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  これまでから地方財政の問題については伺ってまいりましたけれども、きょうは総務大臣にも来ていただいておりますので、改めてこの問題について確認をしておきたいと思います。  最初、総務省の政府参考人に伺っておきますが、地方財政法上は、自治事務について、補助金で恒常的人件費の支出をしてはならないとしている、そういう規定がありますか。
【次の発言】 ですから、補助金で恒常的人件費を支出してはならないとする規定はないということですね。逆に、補助金で人件費に使ってもよいとしているものもあるということですから。  では、その方の規定を、今若干触れられましたけれども、補……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第13号(2009/04/09、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は最初に、豊田商事事件以来の大型被害となった大和都市管財事件について聞きたいと思うんです。  抵当証券という金融商品で一万七千人を超える多数の被害者、一千百億円を超える被害を出したものですが、近財局は、一九九五年八月一日に、この業者に行政処分に係る弁明の機会付与の通知を出して、八月二十一日には業務改善命令の文書を発出したんですが、当時の近財局長は、これを突き返されて、そのまま業務改善命令を撤回して、二年後の九七年には、業者の方が経営改善五カ年計画を出してきたとして、結局、登録免許期限を迎えたこの会社に、そのとき職員は進言しているんですよ。だけれども、……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第14号(2009/04/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  最初に、野田大臣に伺っておきたいと思います。  消費者問題解決で最も重要な一つは、やはり現場力といいますか、そこが大事だと思うんです。ところが、例えば東京都のような財政力のあるところでさえ、消費生活総合センターの消費生活相談員は五年で雇いどめとなっています。参考人からも公述人からも発言があったように、やはり、資格を取っても、五年、十年と経験を積んで、蓄積して力が発揮できるというものでありますから、その点では、五年で雇いどめというのはやはり本当の力が発揮できない、こういう発言等も、この委員会で参考人などの皆さんからもありました。  そこで、消費生活相談員……

第171回国会 内閣委員会 第3号(2009/03/13、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、以前は、急速真空排気とかスペースチャンバーにかかわる問題、そういう宇宙分野にもかかわる仕事もしておりましたし、久しく関心を持っておりますので、きょうは宇宙に関して質問したいというふうに思います。  前回もお話ししましたように、日本の宇宙物理学とか宇宙科学というのは随分大きな国際貢献をしてきているというふうに私は思っております。  そういう中で、昨年五月に、一九六九年の宇宙の平和利用に関する国会決議を実質的になきものにして宇宙分野への軍拡を進めていく、そういう内容を持った宇宙基本法がつくられました。この施行後、早速、昨年十一月二十七日には宇……

第171回国会 内閣委員会 第5号(2009/03/25、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  河村官房長官が記者会見に出ていかれる前に、一問伺っておきたいと思います。  二月二十三日の予算委員会で既に質問をいたしておりますが、既存の民家の屋根に太陽光パネルの設置をするとか耐震補強をする、それから介護設備等の設置を行うなどのリフォームをするとか、経産、国交、厚労というふうにそれぞれに補助金の制度はあるんですけれども、ばらばらで、なかなか使い勝手が悪い。施主の側からすると、施主は一人ですし、コーディネートする工務店も一社。ですから、こういうものを今、環境とか経済対策とか、こういうことで考えていくときには、やはり、工務店の役割もそうならば、需要が本当……

第171回国会 内閣委員会 第6号(2009/04/01、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、最初に、政府参考人の方に、刑務所特区に係る市場化テストの問題について伺っておきたいと思います。  刑務所業務に市場化テストを導入することについてなんですが、これは今回、構造改革特区による民間委託をやめて、市場化テストにより全国的に民間委託ができるようにしよう、特区から全国展開ということにしているわけです。民間委託可能な分野というのは、現在PFI手法によって民間運営されている四カ所の刑務所の業務分野と同じですが、地域限定の特区をやめて、今度は入札によって業務を担う者を決めるという市場化テストの導入ですね。これによると、結局民間刑務所の全国展……

第171回国会 内閣委員会 第7号(2009/04/03、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、最初に宇宙の問題から伺いたいと思うんですが、もともと日本の宇宙研究開発というのは、国会の平和利用決議に基づいて、宇宙物理の分野でも、それからそれを活用した民生機器の研究開発やコストダウンなど、いろいろな分野で国際貢献をしてきたというふうに考えております。  ただ、それが、昨年の宇宙基本法以降、かなり軍事利用に走ろうとする人たちが力を得てきているといいますか、元気づいてきて、きょうの東京新聞などでも伝えられておりますけれども、アメリカ、ロシアだけが持っている早期警戒衛星を日本でも持つようにしようじゃないかと。これに対して防衛省の幹部の方……

第171回国会 内閣委員会 第9号(2009/04/15、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  実は、一昨年二月六日に、警察庁交通局長名で「駐車規制及び駐車許可制度の運用の見直しについて」と、交通規制課長、交通指導課長連名で「駐車規制及び駐車許可制度の運用の見直しにおける留意点について」という二つの通達が出されておりますが、これによって、実は、身体障害者に対する駐車禁止区間における除外基準については、障害の区分が四級から三級に変わったために、障害の度合いによってはこの駐車除外措置の対象にならない人が生まれているという現実があります。  それで、私のところへも、実は、三重県の身体障害者の方から、使用期限の更新に最寄りの警察署に行ったところ、あなたの……

第171回国会 内閣委員会 第10号(2009/04/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは原発問題について伺っておきたいと思うんですが、最初に、原子力安全・保安院の方に伺います。日立製作所グループの原発配管の溶接部分における焼鈍記録の改ざんというのが何件あったのか、件数をまず最初に伺います。
【次の発言】 実は、保安院からいただいている一覧では、ほかに「もんじゅ」ナトリウム関係の溶接部の焼鈍記録の改ざん、それから原研のHTTRのものとか、とりあえず四件がまず明らかにされております。これは残留応力を取り除いておくということが大事、だからこそ焼鈍作業をやるわけで、こういうのがあいまいになっていると、大規模地震なんかのときに、焼きな……

第171回国会 内閣委員会 第11号(2009/05/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私はきょうは、せっかくせんだってJAXAに行ってまいりましたので、私も宇宙の問題についてやりたいと思います。  宇宙太陽光発電の構想、これは、一九六八年、ピーター・グレーザーが提案して、実はアメリカのNASAでは一九七八年に概念設計まで行っておったんですけれども、膨大なコスト負担から、事業化しないということで終わっておるんですね。  この問題について、宇宙開発戦略本部の計画は今どういう扱いとなっているのかを、最初に参考人に伺います。
【次の発言】 三年後ということになりますと、二〇一二年をめどにということですね。それは数キロワット程度の衛星で、二〇三〇……

第171回国会 内閣委員会 第12号(2009/05/27、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初、小渕大臣に、そもそも公文書とは何かという基本の問題について、考え方を簡潔に伺っておきたいと思うんです。  もともと、国民の税金を投じて行政が行う、これは公務ですね、そういう行政において作成される文書というのは本来的に公文書という性格を持つと思うんですが、この公文書、それから公的記録とか情報ですね、本来そういう公文書というのは国民共有の財産であるというこの考え方が、やはりこうした問題を考えるときの一番基本の問題として必要だと思うんですが、まずそのことを確認しておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、今度は政府参考人の方に伺っておきたいんで……

第171回国会 内閣委員会 第13号(2009/05/29、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、四人の参考人の皆さんには大変貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございます。  それで、四人の皆さんにそれぞれのお考えというものを伺いたいんですが、伺いたい内容につきましては、一つ、尾崎参考人も、昨年学習院大学で開かれた記録管理学会で講演されたものとか、それから、三宅参考人のお書きになった、市民の権利、自由を広げることに関する図書の中でお述べになったものなど、中間書庫の問題についていろいろ論じておられますが、例えば日弁連の方の意見書では中間書庫については非現用文書、三宅参考人の方は現用文書を含めてのお考えを、お書きになったものでは書いてお……

第171回国会 内閣委員会 第14号(2009/06/10、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  前回の委員会の質疑の中で、防衛省の宇宙開発利用推進委員会の議事録が作成されていないことが改めて明らかになりましたが、小渕大臣からは、意思決定過程における文書が残っていないという事実が明らかになっているのだと思うという答弁がありました。  平和な宇宙開発の一つに、例えば宇宙太陽光発電とマイクロウエーブを使った伝送システムの研究開発というのがあるんですが、しかし、これはキラー衛星技術と結びつく問題も持っているわけなんですよ。それだけに、日本のこれまでの宇宙開発の成果や国際的信頼を損なわないように、そして行政の文書主義をきちんと守っていくように、やはり大臣と……

第171回国会 内閣委員会 第15号(2009/06/24、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは、ユネスコ世界遺産登録をしたところの文化財保護の問題、それから、これから遺産登録をしようというところの文化財保護の問題を中心にして、考え方というものを伺っていきたいというふうに思います。  それで、一つは、例えば京都の場合ですと既に一九九四年に登録されたわけですが、登録文化財というのは大体京都の周辺部が中心で、中心部というのは緩衝地帯なんですね。説明書きなんかを見てみますと、しばしば発生した大火や兵火のため、相当部分は焼失してしまいましたが、郊外の山ろくには各時代にわたる代表的建造物や庭園が保存されていますというふうにしています。そして、……

第171回国会 内閣委員会 第17号(2009/07/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、お二人とも林さんですからややこしいんですが、私、最初、国家公安委員長の方の林さんにお伺いし、後に経済財政担当の林さんに伺いたいというふうに思います。  それで、最初に、ことし六月二十五日午前九時ごろ神奈川県厚木警察署で、同日十時四十分ごろ青葉警察署で、それぞれ、警察官が射撃訓練中に実弾が入ったけん銃を射撃訓練の映像に発射した。けん銃に実弾が入っていたわけですね。ですから、要するにテレビを壊してしまったわけですよ。  通常、けん銃の訓練を行うときには、私は実弾を外すのが当たり前じゃないかと思うんですが、それから、監督者として訓練立ち会い責任者を……

第171回国会 予算委員会 第9号(2009/02/05、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは経済について見ていきたいと思うんですが、まず最初に総理に、九〇年代以降のトヨタ、パナソニック、キヤノンなど輸出大企業の大きな利益がどのようにして生まれてきたものだとお考えなのかどうか、資料の方はまた後から議論しますが、総理のお考えを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 企業がどういう経営をやっているかの質問をしたわけじゃないんです。輸出大企業の大きな利益が出ておりますけれども、どういうふうにして出てきたのかということをまず冒頭に伺ったわけです。  次に、資料一をごらんいただきたいというふうに思います。  何度も経済危機というのはこれま……

第171回国会 予算委員会 第18号(2009/02/23、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、環境問題を中心に質問をしたいというふうに思います。  それで、最初に政府参考人の方に伺っておきますが、インドとか中国、日本、アメリカ、EUで、二酸化炭素の一人当たりの排出量が幾らなのかということを、まず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、私、外務大臣に伺っておきたいと思うんですけれども、人口の多いインド、中国、アメリカが総排出量で多いというのは当然としても、人間として考えたときに、一人一人の文化や便利さを享受する権利というのは、これは世界じゅうで平等だと思うんですが、外務大臣にまず伺います。


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吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 予算委員会第七分科会 第2号(2006/03/01、44期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、原子力発電所の地震、津波対策を取り上げたいと思います。  津波に関しては、二階大臣も地元でお詳しい、一八五四年の安政の南海大地震、あのときに、広川町の方で、当時は村だったと思いますが、「稲むらの火」、これは尋常小学校の教科書にも出てきたりしたものですが、あの中で、「村から海へ移した五兵衛の目は、」「風とは反対に波が沖へ沖へと動いて、みるみる海岸には、広い砂原や黒い岩底が現れてきた。」という記述があります。  同様のことは、例えば、私、きょう女川町の町史を持ってきて見ているんですが、この中でも、ちょうど一九六〇年五月二十四日のチリ地震津波が日……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号(2007/03/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  初めに、法務大臣に基本的なことを伺っておきたいと思うんですが、マネーロンダリング対策とかテロ資金対策を国際的に連携して行っていく場合に、国際的にやる場合であっても、それぞれの当該国の国民の人権を過剰に制約することがあってはならないというのは当たり前のことではないかと思うんです。当然、国際的な人権基準とか日本国憲法などに合致しているということがこういう対策をとる場合の前提になる、ならなきゃいけないと思うんですが、この点についての法務大臣の考え方というものを伺っておきます。
【次の発言】 FATFの勧告の、弁護士に対する疑わしい取引の届け出について……

第166回国会 予算委員会第七分科会 第1号(2007/02/28、44期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、二〇〇〇年五月に特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律を審議した者の一人として、きょうは、最初に、高知県東洋町の問題について質問したいと思います。  高知県東洋町がNUMOに応募した形になっていますが、しかし、これはよく伝えられているように、私も確認してきたんですが、二月九日の東洋町議会は放射性廃棄物持ち込み反対決議をやっていますし、六四%の住民の方が反対請願を出しておりますし、町長辞職勧告決議もこの町議会で採択されています。周辺自治体も、高知県内の隣接の二市町、徳島県側の三町も、議会も首長も反対し、高知県と徳島県の知事も反対をしておら……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 予算委員会公聴会 第1号(2008/02/22、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  最初に、片山公述人にお伺いしたいと思うんですが、先ほど、暫定税率の方の問題、期限が切れたときに、どうしても、地方として、鳥取で必要な場合には別な手だてをというお話がありましたけれども、どういうものをイメージしておられたのかなということを少し思いました。  私も以前、石油コンビナートで、これは住宅地と全く違うところにあるわけですから、そこで災害が起こったときに、以前ですと、コンビナート用の消防車両その他が必要だったわけですね。ですから、かつて、法定外普通税としての、石油タンクの容量に着目した防災税を提案したことがありますが、これは残念ながら地方議……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号(2009/04/08、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は最初に、法律そのものについて両大臣から幾つか確認をしておきたいと思いますので、最初、経産大臣にお伺いします。  今度の法律の改正の目的といいますか、ねらいとするところは、新規化学物質の事前審査体制は従来どおりだが、新規については有害性、ハザード評価を中心に据えるということ、これがねらいの一つだと思いますが、まず、このことから確認をしておきます。
【次の発言】 今も触れられましたストックホルム条約の規制対象の追加物質については、条約で許容される例外的使用を、厳格な管理のもとでの使用を認めるため、第一種特定化学物質に係る規制の見直しを行う、こういうふう……

第171回国会 予算委員会公聴会 第1号(2009/02/16、44期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の公述人の皆さん、大変お忙しいところ、ありがとうございます。  最初、私は、水野参考人にお伺いしたいというふうに思います。  今、アメリカ発の金融危機ということで、ずっとこの間言われておりますが、よく考えてみると、アメリカの巨大複合金融機関が、サブプライムローンにしてもあるいはCDSにしても、CDSなんか、今からどこで地雷が爆発するかわからないような危ないものですから、損失が次々広がるかと思いますけれども、なぜそういうふうなものに手を出すことができたかということを考えたときに、やはり資金の流れがあるわけですね。  日本の場合は、輸……

第171回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2009/02/20、44期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、私、奈良県桜井市の纏向遺跡群の中にあります箸墓古墳を取り上げてお聞きしたいと思います。  箸墓古墳を含めて、宮内庁が管理する陵墓も文化財であるという国会答弁がこれまでありましたが、これに変わりがないかということと、箸墓古墳を初め宮内庁が陵墓としている古墳は文化財であるという考えは間違いないのか、宮内庁が陵墓の調査や工事をする場合には文化財保護法に基づいてどのような措置がとられているのか、このことをまず最初に政府参考人に伺います。
【次の発言】 箸墓古墳は、宮内庁によれば、陵墓、ヤマトトトヒモモソヒメノミコトの墓とされておりますが、卑……



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データ更新日:2023/02/05

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