吉井英勝 衆議院議員
43期国会発言一覧

吉井英勝[衆]在籍期 : 39期-40期-41期-42期-|43期|-44期-45期
吉井英勝[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉井英勝衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院43期)

吉井英勝[衆]本会議発言(全期間)
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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 衆議院本会議 第12号(2004/03/05、43期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇四年度政府予算三案に対する反対討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、国民が最も求めている景気の回復と生活の安定に逆行するものだからであります。  政府は、景気は着実に回復していると言っていますが、経済の実態も国民生活の実感も全く違っています。輸出上位三十社で輸出総額の五割を占める大企業が、輸出と大規模リストラで史上最高の利益を上げているだけです。肝心の国民生活は、厚生労働省の調査によっても、給与は三年連続減少、完全失業率は五%を超え、正規社員はこの五年間に百九十二万人リストラで減少し、派遣労働は百二十八万人ふやされたのを初め、アルバイトや……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 衆議院本会議 第7号(2005/02/22、43期、日本共産党)

○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、三位一体改革関連三法案について質問いたします。(拍手)  三位一体の改革と言われるものは、国と地方の税財源のあり方の見直しとして始まったものです。これに地方が一定の期待を寄せたのは、国のひもつき補助金を減らして税源を地方に移譲することで、地方自治体の自主性が高まるのではないかということでありました。しかし、実際には、国庫補助負担金削減と地方交付税の削減と、不十分な税源移譲しか行わないことで、自治体財政を圧迫し、住民サービスを脅かしています。  二〇〇五年度の地方交付税総額は、二〇〇四年度に配分するべき一兆円を繰り入れたことで、ほぼ前年同額に維持したとい……

吉井英勝[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院43期)

吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 外務委員会 第19号(2004/05/28、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは横須賀への原子力空母の母港化という問題について質問をしたいと思います。  通常型の空母キティーホーク、この横須賀母港化ということは、これは一つにはキティーホークの後継空母の、これは原子力空母になりますが、母港化ということにかかわってくる問題です。ですから、人口密集地の首都圏での原発事故の危険というものを、これまでの原子力潜水艦のときからもそうなんですが、考えなければなりません。  実は、四十五年前になりますか、国の委託研究で原子力産業会議が行ったのが、原子炉の事故が起こったときの理論的可能性と公衆損害に関する試算というのを、これは国の委託……

第159回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(2004/05/12、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  さきの総選挙時に、買収は四百十四件、検挙者六百二十三人と報告がありましたが、私は、このうち、さいたま地裁で判決が下された、新井正則前衆議院議員の公選法違反事件について伺いたいと思いますが、この事件というのは、起訴状などによりますと、新井被告は、二〇〇三年十月十七日ごろ、自身が支部長を務めた自民党八区支部の政党助成金一千万円のうち五百万円を、選対本部長だった元所沢市議の砂川被告に買収資金として渡し、そのうち二百九十万円が、戸別訪問、駅頭でのビラ配りなどの選挙運動への協力者への報酬として、地区長ら十八人、所沢市議九人の合計二十七人に渡った買収違反ということ……

第159回国会 総務委員会 第4号(2004/02/26、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、まず最初に、今度の地方交付税法案で、二〇〇四年度、平成十六年度から向こう三カ年間、通常収支の財源不足の補てんについて、これまで同様の、国と地方で折半して、地方負担分については赤字地方債の増発で補てん、こういう方法がとられることになっておりますが、この補てん方法について、交付税法の趣旨に反するばかりか、かつて自治省みずからが赤字地方債での補てんは法律違反になると言っていた問題がありまして、それにもかかわらずそれを行ったという意味では、二重の法律違反だということをこれまで追及してきました。今回の改正でもその本質的な問題は解決されておりません。  そこ……

第159回国会 総務委員会 第5号(2004/03/02、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょうは地方税法について質問をしたいと思います。  端的に、政府参考人の方にまず伺いますが、個人住民税の均等割の引き上げですね。今度、人口段階別の税率区分を廃止して、税率を市町村一律、年三千円に統一することということにするわけですが、税率区分を廃止する理由は何なのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 なぜ三千円かの話はまた後ほど大臣とと思います。  とりあえず、税率区分を廃止する、なぜ税率区分を廃止するのか、そこのところを先に政府参考人の方に伺っておきたいと思うんです。
【次の発言】 政府参考人にもう一遍そこのところを伺っておきますけれ……

第159回国会 総務委員会 第6号(2004/03/05、43期、日本共産党)

○吉井委員 私は、日本共産党を代表して、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案、所得譲与税法案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案、以上三法案に対する反対の討論を行います。  まず、地方税法についてであります。  本改正によって、平年度ベースで増減税合わせて千四百三十九億円の増収が見込まれていますが、そのほとんどが個人住民税の老年者控除の廃止、均等割の引き上げという、個人の負担増によるものであります。一方、今回の減収額の最も大きなものは法人事業税の個別の課税標準の特例ですが、その恩恵は、銀行、鉄道、大手民間ディベロッパーなど担税力のある法人が受け……

第159回国会 総務委員会 第8号(2004/03/16、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私、成田財特法案について確認的にまず伺っておきます。法案は、法律の有効期限を五年間延長するというものですが、五年間延長すればこの新東京国際空港周辺地域整備計画の事業が完了する見込みであるのかどうか。これを最初に伺っておきます。
【次の発言】 五年間の中で完了させていかなきゃいかぬということですが、整備計画の実施状況によると今年度末の進捗率は九六・四%ですね。ですから、この数字だけですと五年延長すれば大体いけるだろう、一〇〇%というのはわからぬことはないんですが。  実情を少し見てみますと、残事業で来年度の予算がどうなっているかと聞きますと、例えばかさ上……

第159回国会 総務委員会 第14号(2004/04/20、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  自治体が合併するかしないか、これを決めるのは、そこに住んでいる住民の意思と、その上に立って判断する自治体議会と首長、すなわち、住民自治と団体自治にゆだねられなければならないものだというふうに私は考えております。そうした合併に関して、国や都道府県の関与を新たにつくるということは、地方自治の拡充、地方分権に逆行するものだ、こういう立場から、きょうは質問をしていきたいと思います。  合併新法の第五十九条に、都道府県は、市町村の合併の推進に関する構想を定めるものとするということが書かれてありますが、この構想を定める事務というのは、法定受託事務なのか自治事務なの……

第159回国会 総務委員会 第16号(2004/04/27、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  せんだっての委員会で、大野政府参考人は、「よるべき基準、このような規定ぶりがあります法律も幾つかある」という答弁をされましたが、自治事務の基準として、よるべきという表現を使っている法律はどれですか。
【次の発言】 地方自治法の中で、「法定受託事務を処理するに当たり」というところではあるんですが、地方の法律におきまして自治事務の例というのは全くありません。ないものをあるというのはとんでもない答弁だということをきちんと申し上げた上で、前回、現行地方自治法の第八条の二との関係をただしたのに対して、法定受託事務とするメルクマールの一つに該当する、こういうお話で……

第159回国会 総務委員会 第19号(2004/05/25、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  石油コンビナート等災害防止法などにおいて大事なことは、私は何といっても、これまでの事故例等教訓をきちんと生かすということと、それから災害予測などに基づく研究報告等をきちんと生かしていくということが非常に大事だというふうに考えております。それを前提とした上で、定期点検の強化とか、それからタンク、塔槽類、パイプライン等石油コンビナート等における施設の必要な改修、老朽化が進んでおりますから。そして消防防災力の強化、これは自衛消防の面でも公設消防の面でも非常に大事な課題だというふうに考えております。  きょうは、そういう角度から幾つか質問していきたいと思います……

第159回国会 総務委員会 第21号(2004/06/01、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  最初に政府参考人の方に幾つか伺ってから、大臣にも質問するようにしたいと思います。  まず、地方公務員法の改正について伺いますが、人事委員会、公平委員会の委員というのは兼職禁止が原則ですが、部分的に解除するのはなぜなのかということです。一般的には、委員の職務執行の公平性を確保するためとされてきました。ですから、改正案によってこの公平性の担保というのは保障されるのかどうか、これを最初に伺います。
【次の発言】 人事委員会を設置しなければならない規模の都道府県、政令市などが、委員の人選難であるとか選任に苦労しているという話はまず聞きませんね。それで、人事委員……

第159回国会 内閣委員会 第2号(2004/02/26、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。きょうは、科学技術政策にかかわって質問をしたいと思います。  茂木大臣の所信表明も聞かせていただきましたけれども、私は、核融合の問題については、大事な研究の分野であり、その中で、炉材料の開発その他、それから安全技術の確立等、そしてまたコスト的にもきちんと解決される時代が来たときには、これは将来のエネルギーとして考えられるべき分野の一つだというふうに、大事なものと考えております。  ただ、大臣の所信の中で、ITERの日本誘致についての部分なんですが、これが今本当に誘致を考える段階なのかどうかとか、本当のところ、国会でも根本のところから実はよく研究、検討される……

第159回国会 内閣委員会 第4号(2004/03/19、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私、警察法というものを考えるときに、やはり一番根底にあるのは、警察がそもそも信頼される組織になるということが一番の根幹ですから、きょう、そういう点では、この前予算委員会でも大臣に伺っておりますが、北海道警の裏金づくり問題について伺います。  内部文書の発覚に続いて、これを裏づける元釧路方面本部長原田宏二氏の告発証言、さらには道警弟子屈署次長の告発の証言、さらに福岡県警、静岡県警、高知県警、長崎県警など、全国から、元警察官の方や匿名の現職警察官の方から、警察の裏金づくりの問題が続々と告発されております。  北海道警の中間報告が十三日に道議会に報告されまし……

第159回国会 内閣委員会 第6号(2004/04/09、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今回の暴力団対策法改正というのは、これは対立抗争の被害に限定されたものですが、抗争事件について指定暴力団の代表者等に対する損害賠償責任を法定するというものですから、暴力団被害を救済する上で一定の改善される措置だと評価をしております。  しかし、今回の改正で暴力団による被害救済のために十分な施策であるとまではやはり言えない問題がありますから、その一つは、暴力団の報復に対する不安の問題ですね。暴力団に被害を受け、損害賠償請求をしようとしても、暴力団による報復を恐れて訴訟の提起をちゅうちょせざるを得ないという状況は、これは容易に想定されるところです。  そこ……

第159回国会 内閣委員会 第7号(2004/04/14、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょう、私、最初に公安委員長に、まず、これまでの一連のいろいろな出来事がありました。私も予算委員会、内閣委員会を通じて取り上げてまいりましたけれども、その中で、この間の不正を認めた警察の側の発表とか報告を少し整理してみますと、静岡県警の空出張を認めた記者会見もありましたし、それから旭川中央署の中間報告も出ました。弟子屈署の途中経過報告も先日ありました。福岡県警は四月二十日に中間報告をすると言われておりますが、よく見てみますと、共通した特徴があるんですね。  その一つというのは、不正を認めたものは、資料が既に提示されていて、絶対にこれはもう逃げられない、……

第159回国会 内閣委員会 第9号(2004/04/21、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  この構造改革特区法案というのは、最初に政府が出してきたのは、ちょうど総合デフレ対策の一つの柱として規制改革の加速を掲げ、医療の分野に医療法人でなく株式会社の参入を図ったということでありました。二〇〇二年十二月の総合規制改革会議の第二次答申に向けて、公的関与の強い分野を中心とした規制改革として医療、福祉、教育、農業等を挙げ、株式会社の参入が大きな課題になって、二〇〇二年の法律、こういうふうになったわけです。  そこで、きょうは、医療への株式会社の参入を認めようとする医療法の特例について質問していきたいと思います。  初めに政府参考人に伺っておきますが、医……

第159回国会 内閣委員会 第12号(2004/05/07、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  最初に内閣府の方に質問しますが、今回の法改正は、警備業務の依頼者の保護についての規定の整備があります。この背景には警備業務に対する依頼者の苦情が増加しているという問題があると思いますが、そこで、警備業務の依頼者から国民生活センターなどへの苦情件数の推移と、苦情内容はどういうものが多いのか、これを簡潔に最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 今の話で、要するに、六年間で四倍に苦情がふえているわけですね。ですから、警察庁としては、その原因は何なのか、どう見ているかということについて伺っておきたいと思います。

第159回国会 内閣委員会 第13号(2004/05/12、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  障害者基本法が一九九三年に制定されてから十年が経過しました。この間、障害者施策は、関係者の皆さんの努力で一定の前進が見られますが、障害者を取り巻く現実は依然として厳しい状況にあります。  国連では、障害者権利条約の制定作業が進められており、新たなアジア太平洋障害者の十年も始まりました。障害者の人権保障とノーマライゼーション実現のために、障害者基本法の改正を求める声が高まってまいりました。  本来、障害者基本法改正とあわせて、障害ごとに法律、施策体系、福祉施策等が設定されている現実を改め、障害者の範囲を拡大し、総合的な障害者福祉法を制定すべきものでありま……

第159回国会 内閣委員会 第14号(2004/05/14、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律案についての意見を述べたいと思います。  コンテンツの創造、保護及び活用を促進するために、基本理念、基本施策及びコンテンツ事業の振興に必要な事項を定めてこれを推進する法律に賛成するものです。その上で意見を述べます。  一つは、コンテンツの持つ文化芸術的側面についてです。  コンテンツの創造、保護、活用を考えるとき留意しなければならないことは、経済的効果、効率やコンテンツビジネスを強調する余り、コンテンツの持つ文化的な側面が軽視されがちになることです。政府のコンテンツ専門調査会の中でも、事業の量的拡大だけで……

第159回国会 内閣委員会 第15号(2004/05/19、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、参考人の皆さんには大変お忙しいところをありがとうございます。  私は、順番に伺っていきたいと思うんですが、最初に大村参考人に伺います。  ヨーロッパの方では、今企業の社会的責任が非常に重視されてきていますね。コンプライアンス経営は当然のことと思うんですが、そしてヘルプラインなど内部処理も必要だと思うんです。ただ同時に、やはり外部通報にも道を開くということですね。ここには、やはり早く問題にすることが、結局、企業の社会的責任を果たしていく上でも、あるいは企業のコストを低減することにもつながっていくということが随分多いと思うんです。  私、……

第159回国会 内閣委員会 第16号(2004/05/21、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、前回も前々回も取り上げました原子炉規制法の内部告発に係る規定に関連して、最初に伺っておきたいと思います。  原子炉規制法六十六条の二というのは、ずっと以前、告発、申告するというのは、鉱山保安法、船員災害防止活動の促進に関する法律とか、いろいろ若干あったわけですが、しかし、それが、九九年のジェー・シー・オー事故を受けた原子炉規制法改正の中で、内部告発というものが組み込まれてきたわけです。それを今度、公益通報者保護法として新しい法律をつくるからには、やはりまず原子炉規制法六十六条の二、この内部告発の仕組みが、道を開いたにしてもきちんと機能したのかどう……

第159回国会 内閣委員会 第17号(2004/05/26、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、官房長官の政治資金にかかわる問題について質問をいたします。  昨日も参議院で質疑がありましたが、細田官房長官の答弁では、日本道路興運とのつき合いは細田吉蔵氏のときからのことだということも既にお話ありました。  きょう最初に伺いたいのは、日本道路興運の関係からあなた御自身が政治資金をもらわれるようになったのはいつからのことか、これを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 あなたの資金管理団体、通商産業エネルギー政策研究会ですね、これの九六年分で、この日本道路興運の現会長、現副会長から百五十万円受け取っておられることなど、それは記載されておりま……

第159回国会 内閣委員会 第18号(2004/06/02、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に、違法駐車対策をどう進めるかという問題から聞いていきたいと思います。  朝の質問にもございましたが、現在、年間駐車違反標章取りつけ件数というのが二〇〇二年で二百九万件、それに対して放置駐車違反取り締まり件数は百六十万件で、七六・六%ということですが、そうすると四分の一はいわば逃げ得、その逃げ得という表現がいいかどうかは別として。  現行道交法では、車両使用者には管理責任はありますが、法的罰則まではありません。つまり、努力義務にしかなっていないんですね。その理由は、法的に処罰する対象としては適当でないと判断したものであったと思いますが、まず、……

第159回国会 内閣委員会 第19号(2004/06/09、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私、会計文書廃棄の問題から質問をしたいと思います。  三月十九日のこの内閣委員会で、警察庁の会計課の人が都道府県警察への会計検査院の検査が入る前に出張をしていたという事実を確認しました。それから、その出張が裏金隠ぺいの操作を指導するためという、こういうことは以前から警察の幹部の方たちのお話などでありましたから、そこで私は、やはり警察庁の会計課の方の旅行命令書の提出が必要だ、こういうことを主張しました。そうしたら、警察庁会計課の旅行命令簿は、私が提出を求めたのは三月十九日なんですが、三月二十四日の警察庁の保存せよという指示が出される前に廃棄処分されている……

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号(2004/04/20、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、担当三大臣にいろいろ質問をしたいと思います。  国民保護法案というのは膨大な法案ですが、この法案は、政府は、武力攻撃事態等に至ったと判断すれば、武力攻撃事態等への対処に関する基本的な方針、これを閣議決定し、この対処基本方針と、それからあらかじめ策定する国民の保護に関する基本指針、これに基づいて、国はまず警報を発し、住民避難を行うのが基本的な柱になっています。住民避難に伴う一連の措置を決めたものですが、この措置の中身、書きぶりの方について、井上大臣に最初に伺っておきます。  この書きぶりというのは、基本的に災害対策基本法や災害救助法の規定を準用……

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号(2004/04/23、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。  私は、大体、緊急時にどう対応するかという問題については、自然災害であれば、これは、大規模地震その他にしても、災害対策基本法など法律そのものをきちっと整備すること、それから、何といっても、防災に強い国をつくっていく、万一どこかで地震等が起こっても小規模な被害に抑え込めるような、そういう防災に強い国土をつくるということが一番の基本だと考えております。  それで、武力攻撃、テロについては、これは、武力攻撃を招かない国をどうつくるか、この点では、外交の力を成長させていくこと、それからテロにつ……

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号(2004/04/26、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今、イラク問題の解決をめぐって、国連中心にイラク国民の自主的な復興の後押しをするのか、それとも国連の看板だけ掲げてアメリカの占領統治を続けるのか、このことが国際的焦点になってきております。  日本は、アメリカの占領統治をやめさせ、国連中心でイラク国民の自主独立の国づくりを応援すること、自衛隊を一日も早く撤退させること、この二つのことを行うべきであります。  さて、昨年イラク戦争を戦った国はアメリカ、イギリス、スペインですが、三つの交戦国の中で、スペインが撤兵を決めました。なぜ撤退するのか。サパテロ首相は、スペインはテロに屈して撤退するのではないと明言し……

第159回国会 予算委員会 第11号(2004/02/17、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  資料の配付の方をお願いいたします。  私は、初めに、北海道警の裏金づくりの疑惑について質問したいと思います。  元北海道警釧路方面本部長で、旭川中央署長も務めた元警視長の原田宏二氏が二月十日、記者会見をして、在任中、警察が組織的に裏金をつくっていたという衝撃的な事実を証言されました。  それで、今お手元に配付させていただいております資料の一ですね。この資料の一をごらんいただきますと、これが原田氏が記者会見のときに配付された資料ですが、まずその2の方ですね。「裏金はどのようにして作られていたか」「対象は、国費の旅費、捜査費、道費の報償費、旅費のほか日額旅……

第159回国会 予算委員会 第14号(2004/02/20、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、まず最初に、総務大臣に端的にお伺いしたいと思うんですが、二月九日の全国知事会の緊急コメントで、政府の三位一体の改革の結果、これでは〇四年度、平成十六年度の地方公共団体の予算編成にも著しい支障を来している、財政運営に致命的な打撃を与えるものであり、極めて遺憾だというふうにしておりますが、今全国で怒りやあるいは悲鳴に近い声が上がっています。こういう事態は事前に想定できなかったのかということを大臣に最初に端的に伺っておきたいと思うんです。
【次の発言】 端的に重ねて伺っておきますが、要するに、今回悲鳴が上がっているような事態は、これは想定はしていた、こ……


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第160回国会(2004/07/30〜2004/08/06)

第160回国会 内閣委員会 第1号(2004/08/04、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは警察の裏金問題中心に伺いたいと思いますが、全国に今、これは問題が広がっております。昨年の十二月の北海道議会で日本共産党の道議団が取り上げて、ことしに入って国会の予算委員会、全国の都道府県の議会などでも取り上げられておりますが、この問題、ますます深刻になっていますね。  北海道警、福岡県警、静岡県警が内部調査を報告しましたが、不十分でとても国民の皆さんは納得できるようなものではありませんでした。警察の内部調査にやはり限界が見えてきた。  その一方で、係争中の宮城県警の問題では、宮城県知事が警察の不正の疑い濃厚だという所感を裁判所に提出……

第160回国会 農林水産委員会 第1号(2004/08/04、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、きょうはBSEの問題を中心に質問したいと思います。  まず、BSE全頭検査の意義について最初に確認しておきたいと思うんですが、これは政府参考人の方に最初に伺います。  まず一つは、第三回食品安全委員会プリオン専門調査会の北本専門委員の発言にもありますが、「政治的判断をしたから、今回全頭検査が若いBSEが見つかったわけです。これがヨーロッパ並みの検査であれば見つかっていないわけです。だから、すごくいいこともあった。当時のサイエンティストが膝詰めをして、三十か月であるとか、二十四か月であるとかという基準を設けていたら、今回のはわからなかったわ……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(2004/11/16、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  提出されております法案にかかわって、幾つか政府参考人の方に少し確認的に伺っておきたいと思います。  外国人登録をした外国人、納税の義務が生じます。何かこの永住外国人の間で、外国人登録原票の国籍が、例えばA国の人は納税義務が生じる、B国の人は納税義務が課されないとか、A国ともB国とも国籍の記載はない、もともとの領土的に言えばC国に当たるそういう人には納税義務を課すとか、何かこの外国人登録原票によって納税に差別を設けるようなそういう法律があるのかと。あれば伺っておきたいと思います。
【次の発言】 納税義務は平等なんです。登録原票によって差別されているという……

第161回国会 総務委員会 第6号(2004/11/09、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  国家公務員、地方公務員の災害補償法について質問いたします。  まず最初に、公務災害の現況について確認を一言しておきたいと思います。  国家公務員の場合、災害補償法適用職員数が減少しているのに応じて、認定件数も減少しております。地方公務員の場合は、災害補償法適用職員数は減っているんですが、認定件数の方は増加している。だから、普通で考えますと、適用する職員数が減ればそれに応じて公務災害も減少すると考えられるわけですが、現実の姿は逆になっている数字が出ております。  まず、逆になっているというこの事実だけ、最初に一言確認しておきます。

第161回国会 内閣委員会 第3号(2004/10/29、43期、日本共産党)

○吉井委員 私は、きょうは二人の大臣に伺いたいと思います。  最初に、村田国家公安委員長は、災害の現場へ警察広域緊急援助隊を出すということとか、また現場では、警察も自治体も、それから国土交通省であれ厚労省であれ、本当に混然一体となって取り組んでいるところで一番頑張っていただいている大臣ですし、とりわけ、警察庁を初めとする各省庁を取りまとめて、政府の非常災害対策本部長ということでも頑張っていただいておりますが、ちょうど二十三号のときには、豊岡などあの地域へも政府調査団長として直接行かれたりしていますが、私もちょうどあなたの行かれたその後を追うように行ってまいりましたので、だから見てきた現状の認識……

第161回国会 内閣委員会 第5号(2004/11/10、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  幾つか最初に確認をしておきたいと思いますが、電子技術の進歩、ペーパーレス化していく社会、その中で、書類の電子的保存というのは私は当然の流れだというふうに考えております。  そこで、法案では、電子化による保存も認めるというものであって、従来どおり書面による保存も認める、電子保存を義務づけたり強制したりはしないという、この選択の自由は将来にわたってその立場をきちっと守っていくんだ、貫いていくという、この点だけまず最初に確認しておきたいと思います。
【次の発言】 だから、どっちを選ぶかという選択肢の自由ですね、これはこれからもきちんとそれを貫いていく……

第161回国会 内閣委員会 第6号(2004/11/12、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは最初に、警察の裏金問題、ずっとことしに入ってから何度もこの委員会で取り上げてきておりますが、質問をしたいと思います。  警察庁の方に最初伺っておきますが、幾つかの都道府県で、不正支出について、県や国に返還したりあるいは返還する意向を示しているというところが出ておりますね。これまで都道府県が国や県に返還あるいは返還の意向を示した、その都道府県と返還額はどういうふうになっているかを伺います。
【次の発言】 最近、岩手県警が激励慰労費三十万円を県に返還するという通知をしたということも伺っております。  それで、今回、会計検査院の検査報告の中で……

第161回国会 内閣委員会 第7号(2004/11/17、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  我が国の犯罪被害者支援というのは諸外国に比べて著しく立ちおくれています。犯罪被害者支援を法的にきちんと確立するというこの基本法の制定が被害者団体などから強く求められてきました。  そこで、基本理念を初め、基本施策を規定し、施策を総合的に推進し、犯罪被害者の権利利益を図る犯罪被害者基本法の制定というのは、これは犯罪被害者施策の一歩前進であり、意義あるものであります。  しかし同時に、基本法という、枠組み法という性格のものですから、その効果や実効性というものは、今後の具体的施策にかかってきます。  私は、これを契機に、犯罪被害者の施策は大きく改善さ……

第161回国会 内閣委員会 第8号(2004/11/24、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  まじめなお年寄りの皆さんから、あるいは震災などの被害者まで食い物にしようとしているおれおれ詐欺というものは、本当に許せません。これを規制する手法の一つとして、銀行など金融機関の口座売買を禁止する、そのために、口座売買に罰則を加える法律として本人確認法の一部改正を行うことは、これは一歩前進だというふうに思うんです。  そこで、実効あるものにしていくという立場から若干お聞きしますが、まず、やみ金規制法ですね。やみ金の取り締まりを強化するということを昨年夏にやりましたが、そのやみ金業者や暴力団が、今度はおれおれ詐欺を資金稼ぎの手段に使っている問題など……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 経済産業委員会 第5号(2005/03/15、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。きょうは、四人の参考人の皆さんには大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、最初に清家参考人に伺いたいと思いますが、九八年の国会で、ちょうど大店法を廃止して大店立地法など三法を新しくつくるということが議論になったときですが、この国会で、私、ちょうど当時総理大臣の橋本さんに伺ったときに、聞いたことはこういうことなんですね。日本のもともとあった大店法はWTO協定に言うサービス貿易一般協定、いわゆるGATS違反に当たるのかと聞きましたら、橋本さんの方は、違反ではないとはっきり答弁をされました。当時、通産省の方は、商工業者の皆……

第162回国会 経済産業委員会 第17号(2005/06/08、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは、不正競争防止法そのものについてと、もう一つ、現行法も徹底的に活用して、それで不正取引とか不正競争による消費者とか中小業者などが被害を受けることのないように不正の発生を未然に防止し、そして被害者の損害の補償とか被害者救済ですね、経産省も被害者救済をうたっておりますが。そして、不正を働いた者には罰を与えて、やはり公正で安心できる社会をつくっていく、こういう角度から幾つかの問題を質問したいと思っております。  最初に、大臣も随分今関心を持って見てはると思うんですが、訪問リフォームの問題ですね。埼玉県の認知症の老姉妹が訪問リフォーム十九社から約……

第162回国会 経済産業委員会 第19号(2005/06/14、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。四人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、本日はありがとうございます。  私は、最初に、山本参考人と浅岡参考人に伺いたいと思いますが、地球温暖化防止というのは、これは人類の将来にかかわってくる問題でありますし、中でも、温室効果ガスであるCO2の地球的規模での総排出量規制というのは、死活的に緊急課題と言うべきものになっているというふうに思うわけです。  私も技術屋出身ですから、技術屋的発想からいくと、CO2の固定化技術だとかあるいはエネルギー転換効率とか発電効率をどう上げるかとか、あるいは、化学工場にしても発電所にしても、大量の熱を捨ててしまって……

第162回国会 経済産業委員会 第20号(2005/06/15、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、まず最初に、来られていきなりであれだけれども、大臣に基本的な考えを伺っておきたいと思うんです。  地球温暖化防止というのは、人類の将来に直結する問題ですし、中でも、地球的規模での温室効果ガスであるCO2の総排出量規制というのは、いわば死活的な緊急の課題であるというふうに私は考えております。そこは多分大臣も同じ思いだと思うんですが、京都議定書の目標達成というのは、やはり議長国である日本の国際的責務であるというふうに思うわけです。  そこで、二〇一〇年には九〇年比六%削減ということですが、現実に既に八%ぐらいふえておりますから、一四%を削減して……

第162回国会 厚生労働委員会 第35号(2005/07/20、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  日本共産党は、山原健二郎議員が一九七二年の六月七日の委員会でアスベストと肺がんについての質問をして以来、国会審議の中でアスベストの禁止とそして安全対策を主張してまいりました。  それでは、七〇年代から石綿による中皮腫やがんで労災認定した人が年度別に何人になるのか。実は、これは全国の労基署の持っているデータを中央の方で全部集めてきちっと整理すればすぐわかるわけです。私は七月の五日の日に七〇年代から毎年どれだけの人を認定してきたのかと求めてきたわけですが、毎年の、きのうまでのところでは、八〇年代以降はわかるのだが七〇年代はわからないということなんで……

第162回国会 国土交通委員会 第19号(2005/05/20、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。両先生には、きょう、お忙しいところ大変ありがとうございます。  私は、まず、新しい法律に変えていくときに、これまでの全総に対する評価、反省、総括というのが出発点の一番大事なことだというふうに考えておりますので、最初にお二人の先生に伺っておきたいことは、まず、これまで国土計画の中では、東京一極集中とともに国土幹線を考えて、同時に、コンビナートの配置だとか、あるいはその背後地としての新しい大規模ニュータウンをつくっていくとか、これは六〇年代からずっと進められてまいりましたけれども、やはりこのときに大型公共事業の発想というものが非常に強くて、地域の研究と……

第162回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(2005/07/08、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、法案の趣旨説明において双方どのように語られたかを改めて見ましたが、民主党は、日歯連による不正献金問題に対する国民の声に真っ正面からこたえて出してきたんだということであります。日歯連問題については、与党への質問の後、また民主党の方に伺いたいと思います。  そこで、趣旨説明で佐田議員は、昨今の政治資金をめぐる問題を踏まえて法案を提出したとお話をされました。昨今の政治資金をめぐる問題とはどういう問題なのかを最初に伺います。
【次の発言】 昨今の政治資金をめぐる問題といえば、これは法案提出時も今も、日歯連事件というのは重大な問題です。日歯連事件では、一つ……

第162回国会 総務委員会 第1号(2005/01/28、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今年度に生まれた交付税の増額、一兆一千六百八十六億円のうち、六%に当たる特別交付税の七百一億円、それから調整戻しの六百三十九億円、これなどを今年度地方に配分する、残る交付税の一兆三百四十七億円は翌年度に繰り越すというわけですが、その理由は何ですか。
【次の発言】 大臣も繰り返し言っておられるように、もともと交付税というのは地方の固有財源ですから、交付税を今年度地方団体に普通ならば配分するのは、これは当たり前の話なんです。では別の角度から聞きたいと思うんですが、来年度に繰り越すことによって、地方団体にとってどんなメリットが生まれてきますか。

第162回国会 総務委員会 第5号(2005/03/01、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、地方交付税に関連して質問をしたいと思います。  財務大臣の諮問機関である財政制度審議会が、二〇〇五年度予算編成の基本的考え方の中で、地方交付税による財源保障は、地方公共団体が国へ財政的に依存し、地方の自主性、自立性が生まれにくい状況をつくり出しているというふうにして、将来的廃止を打ち出しておりますが、財務省などは、この立場に立って、交付税の財源保障機能の縮小を今主張しております。  こうした主張に対して総務省は、これまでは交付税の財源保障機能と財政調整機能は表裏一体のもので分離できないんだと反論をしてまいりました。ところが最近、総務省の方は財源保……

第162回国会 総務委員会 第6号(2005/03/02、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、補助金を廃止して税源移譲するということで地方の自由度を高める、政府はこれをずっと言ってきたわけですが、この問題について見ていきたいと思います。  いざ税源移譲の段階になったら、ちょっとその額は多過ぎる、八割程度でとか、あるいは実は必要額の全額はこの程度だと値切ってくる、こういう作業が所管官庁でやられています。  普通は、補助金を削減ということは一〇〇%税源移譲と行くはずなんですね。ところが、税源移譲一〇〇%になっているわけではないという問題がある上に、実は、税源移譲したということになりますと、つまり、補助金をなくしたということは、国の関与をな……

第162回国会 総務委員会 第7号(2005/03/03、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  昨日、総理質問のときに、ちょうど、高齢者の非課税措置を廃止すると課税対象になる高齢者の中で負担が雪だるま式にふえていくんじゃないかと総理に質問していたら、麻生大臣の方が、雪だるま式と言われるほどのものではないという答弁でありました。  しかし、実際は、いろいろな制度が皆重なってきますから本当は雪だるま式になるんですが、増税が、制度としてどんなところにどんな影響が出てくるというふうに大臣はお考えか、この点を最初に一点伺っておきます。
【次の発言】 国保と介護でもそうですが、総務省が担当していらっしゃる各自治体にはいろいろな制度があって、大体、非課税か課税……

第162回国会 総務委員会 第8号(2005/03/08、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうは、地方税の徴収事務の民間委託について伺いたいと思います。  昨年十二月に総務省は民間委託する方針を出したような報道もありましたが、大臣に、そういう方針を決めたのかどうか、最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今のお話なんですけれども、要するに、民間委託ができるかどうかということ自体を検討するのか、それとも、民間委託を前提にして、どういうものが民間委託できるのか、それを検討しているのか。つまり、今いろいろ検討したりというところなんですが、何を検討しておられるのか、もう少し具体的に伺いたいんです。

第162回国会 内閣委員会 第2号(2005/02/23、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  初めに、官房長官に伺いますが、今、官庁の裏金問題というのは、警察だけじゃなしに、社会保険庁、厚労省労働基準局など各所で見られます。裏金問題は、最近だけの問題じゃなくて、以前からずっとあるわけですね。  例えば、一九七九年から八〇年にかけて、ちょうど官房長官はそのころまだお役所におられたころかもしれませんが、通産省、鉄建公団などのいわゆる空出張などによる裏金づくりの問題などが大きな問題になりました。  当時、大平内閣は、この問題の対策として、政府統一見解を当時の伊東正義官房長官が示しております。各省庁に徹底を図ったというはずでありますが、そこで、官房長官……

第162回国会 内閣委員会 第3号(2005/03/16、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  昨年の七月に、前の金子大臣のときに、地域再生支援に一千億円という話がありました。それが、最初は地域再生のことをいろいろ考えていたと思うんですが、お金の話からすると、どうも三位一体改革とかなり結びついた話になってきているなという感じがいたします。  それは昨年の秋の産経でしたけれども、補助金削減と税源移譲がセットであるのがそもそも三位一体ですが、交付金化された分は税源移譲が認められない可能性がある。だから、当時の知事会長の梶原さんは、補助金と同じで国に頭を下げる構図は変わらないというお話、コメントもありました。  それから、昨年十二月の朝日の方では、補助……

第162回国会 内閣委員会 第5号(2005/03/30、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初、警察庁長官に十分間というお話になっておりますが、その間に、まず長官に質問します。  ことし、年頭あいさつの中で、治安と信頼回復に向けた五つの留意事項というのを挙げておられて、その中で、不適正な予算執行が相次いで判明し、警察に対する国民の信頼を揺るがすような非違事案が発生するなど、この面でも一層の努力が必要な状況にありますと述べておられました。  北海道警以降この一年間、警察の裏金づくりについて警察は内部調査を進めてきたわけですが、警察の調査は国民の信頼回復に今つながっているというふうに考えておられるかどうかをまず伺います。

第162回国会 内閣委員会 第6号(2005/04/01、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  この法案は既に二回廃案になっていますが、最初に法案を提出されてから五年たっているんですね。法案が通らなくても、国民的な問題が起きているわけでもないし、別段困る問題が起こっているわけでもありません。つまり、この法案は成立しなくても国民は何も困らないんですが、このことは、法案を推進しているのが国民的規模なのではなくて、一部の特定団体が推進していらっしゃるということを示していると思うんです。  そこで、二回廃案になったのになぜまたこれを出して通そうとお考えなのか、これを最初に伺います。
【次の発言】 廃案になったのが政局絡みというお考えなんでしょうけれども、……

第162回国会 内閣委員会 第7号(2005/04/06、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、この基本法の基本理念の方向というものは、基本的に同意できるものだというふうに考えております。名前が基本法であれ推進法であれ何であれ、しかし、相当真剣に法案を生かす具体的取り組みをやらなかったら、法律はつくっても、ほとんど紙くず同然になってしまうということになりますから、そこは非常に大事なところだというふうに思っているんです。  法案作成が現実の施策を伴うものとなるかどうかという、このところからまず伺います。  財政的裏づけの問題なんですが、実は国会図書館の方の「調査と情報」にまとめたもので、昨年四月の号で「欧米の食育事情」というのがありました。諸……

第162回国会 内閣委員会 第8号(2005/04/08、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。(発言する者あり)
【次の発言】 きょうは、三人の参考人の皆さんには……(発言する者あり)
【次の発言】 きょうは、お忙しいところ、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。  それで、今もお話がありましたように、委員長、やはり、せっかく参考人の方に来ていただいてお話を伺っているときです。そして、何よりも、提案会派の皆さんが一番熱心に、一番熱心と言ったら表現がおかしいかもしれませんが、我々提案会派でない者とともに、やはり提案している会派の方がきちっと出席をして、御意見も伺って、そして法律をつくり上げるという、この立場に立たない……

第162回国会 内閣委員会 第9号(2005/04/15、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょう、私は、法案の第七条、環境と調和した生産について、また食糧自給率について触れている部分についてですが、ここを中心に質問したいと思います。  政府参考人に最初に伺っておきますが、アサリガイの産地の表示が最近社会問題になってきておりますが、我が国のアサリ生産を見ると、一九九〇年に七万トンを超えていたのが年々減少して、一昨年の統計で五万トンを切っている。反対に輸入量の方は、一九九〇年の三万トン余りだったものが、二〇〇〇年の約七万六千トンをピークにして、若干今は減っているようですが、明らかに輸入の方が国産を上回っている。アサリの面でも自給率がぐんと落ちて……

第162回国会 内閣委員会 第11号(2005/06/03、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、最初に監獄法等の特例についてから質問したいと思います。  それで、今回の監獄法の特例による大幅な業務委託ですが、刑務所のPFIと一体で行われるもので、行刑施設の建設や運営を大きく変えるものになってくると思います。  刑務所業務については、これは食事の提供、洗濯、掃除など民間委託が可能な業務があることをもちろん否定するわけのものじゃありません。また、今回の刑務所医療機関を市立病院に委託するという措置も、まあ、当然の考え方だろうと思います。  刑務所医療機関の民間委託というのは、行刑改革会議で、刑務官の受刑者に対する暴力問題に関係して、矯正医療のあり……

第162回国会 内閣委員会 第12号(2005/06/08、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  四人の参考人の皆さんには、きょうは大変御苦労さまでございます。  私は、最初に海渡参考人に伺いたいと思います。  日弁連の方でアメリカの刑務所民営化について調査を行っておられますが、刑務所民営化のアメリカの実例を見ると、やはりいろいろな問題が起きているということは、報告にもうたっておられるし、私たちもそう思っております。このアメリカの民営化も、当初は業務委託から始まって、だんだんこじあけてといいますか、もともと構造改革の考え方が、ある意味では規制緩和の一点突破、全面展開という発想があります。ですから、その点をやはりよく見ておくことが大事だと思うんです。……

第162回国会 内閣委員会 第13号(2005/06/10、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、竹中大臣に、きょうは雇用、経済の問題を中心にして伺いたいと思います。  一九九七年から、あの年の国民負担増以降、消費不況がどんと広がったのと、二〇〇一年からのリストラ構造改革不況とでもいうべき状況の中で、日本経済と国民生活を長期不況の中に置いてきました。ちょっと政府の出している数字を見ても、雇用の状況というのは、失業率の方でいいますと、これは、大体三%を超えたら昔は大問題だったんですよね。  六〇年代で見てみますと、失業率というのは当時は大体一%台、それがその後、大体九五年ごろまでだったと思いますが、二%台になってきたわけです。しかし、それ以降、……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/02/18、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  原子力関係の予算で大体年間五千億円、それから宇宙開発の関係の予算で四千億円と、大体九千億円から一兆円近いところですが、特にこの十年の間を見ても大きく伸びております。ただ、ここで日本の科学技術の発展ということを考えたときに、当面の利益にすぐにはつながらなくても、長期を見通して基礎研究を進めていくという上では、経常研究費とか人当研究費と言われるものをきちんと伸ばしながらやっていかなきゃいけないということと同時に、ITERと「もんじゅ」については、科学技術に名をかりた大型公共事業と言われている面があります。こういったところをきょうは見ていきたいと思います。 ……


吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院43期)

吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 外務委員会北朝鮮による拉致及び核開発問題等に関する小委員会 第4号(2004/06/01、43期、日本共産党)

○吉井小委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私は、今回の小泉総理の訪朝問題につきましては、日朝平壌宣言を日朝関係の基礎として再確認したということ、それから、拉致問題、核問題の一定の合意を見て、国交正常化への前進の方向が確認されたということは非常に大事なことだと考えております。  そういう上に立って、小此木参考人がきょうもお話しいただきましたけれども、日朝交渉と六カ国協議、この連立方程式の話ですが、連立方程式の解を出すというのはなかなか大変なことだと思うのですが、まず最初に、核の面から。  かつて、米ソ対決の時代はお互いに核軍拡を進めて、結果的に地球を何回も何十回も破壊し尽くすぐらいの核……

第159回国会 憲法調査会 第1号(2004/01/22、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  今日、憲法問題の中心課題というのは、憲法違反の現状に憲法を変えて合わせようとする改憲の立場をとることではなく、憲法のすべての条項を厳格に遵守するということ、平和的、民主的条項の完全実施を図ること、このことだと考えております。  二十一世紀の世界の大局の流れを見てみますと、憲法九条というのは時代おくれどころか時代の先駆けをなすものです。  それは、憲法九条の戦争放棄の精神が、独立と主権の尊重、武力行使の放棄などを大原則とする、ASEANの平和憲法と呼ばれておりますタック、TAC、東南アジア友好協力条約に、中国とインドが加入して、二十数億人が参加する強力な……

第159回国会 憲法調査会 第6号(2004/04/15、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  先ほどお話ししておりましたときに、先生は南ベトナムで、私はちょうど同じ時期に北ベトナムで、お互い生命の危険を感じながらおったという共有するような土台を持って、今、生命と人間の尊厳という問題について考えているという、非常に大事なテーマだというふうに感じております。  それで、私、原子力をやっていたものですから、やはり先生のお話にもありましたけれども、二十世紀の前半に、エンリコ・フェルミであるとかアインシュタインであるとか、あるいはオットー・ハーンであるとかさまざまな、原子物理学の世界で名前の出てきた著名な方たちが原爆製造にいろいろな形でかかわって……

第159回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号(2004/05/20、43期、日本共産党)

○吉井小委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、最初に伺っておきたい一つは、十八世紀の末ごろの、所有権は絶対的不可侵とする、そういう時代の発想から、ずっと歴史的な経過を経て、一九一九年のワイマール憲法での、要するに、すべての人の生存権の保障とか社会権の保障、そういう範囲内での経済的自由の確保をどういうふうに実現していくかという、だんだん所有権とか経済的自由権というものが変わってきていると思うんです。  それが戦後の、今の日本国憲法の中で、当時の世界的な生存権、社会権の到達点といいますか水準というものはきちんと反映されていると思うんですが、大体今から十年前ぐらいから、憲法に基づく、政策的……

第159回国会 憲法調査会公聴会 第2号(2004/05/13、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  きょうの質問者の方の中に、時代に合わせて憲法の見直しを行うことが憲法調査会の共通の認識であるかのような御発言も一部ありましたが、この憲法調査会として、時代に合わせて憲法の見直しを行う、全くそういうことになっているわけじゃありませんので、それは、私、最初に申し上げておきたいと思います。  私は、最初に吉田公述人と日高公述人にお聞きしておきたいんですが、逆に言いますと、やはり時代の流れを大きくつかむ、大局的につかむということが今非常に大事なときだと思っているんです。  私たちの歴史を簡潔に振り返ってみましても、十九世紀から二十世紀前半の時代は力の時代。軍事……

第159回国会 予算委員会公聴会 第2号(2004/02/27、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝でございます。  きょうは、四人の公述人の皆さん、本当にありがとうございます。  先ほどの公述人のお話の中でも、売り上げは伸びなくても、大企業の方では特に史上空前の利益、数表等を挙げてお話がありました。その一方で、リストラとか、中小企業は単価据え置きで大変な状況が続いておりますから、ですから、そのことは、所得という面でも、それから年金や介護その他のことを考えても、財源をどう支えるかということにかかってくる問題ですから、きょうは、そういう角度から、公述人の方々に順にお伺いしていきたいと思います。  宮本公述人に伺いたいわけですが、宮本先生は、「消費者情報」のことし……

第159回国会 予算委員会第四分科会 第1号(2004/03/01、43期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝でございます。  私、きょうは、最初に宇宙放射線被曝問題について質問をしたいと思います。  報道等でも紹介されておりましたが、去る二月六日に、河村文部科学大臣に、日本乗務員組合連絡会議と客室乗務員連絡会より、「航空機乗務員の宇宙線被曝防護に関する再度の要請」というのが提出されているということであります。  私は、九五年の当時の科学技術委員会で、法案審議のときに、ちょうど私なんか大阪の方ですから、東京―大阪間、新幹線に乗りますと、大地放射線を一番受けるのがトンネルの中ですから、新丹那トンネルだとか、被曝線量が一番少ないのは、浜名湖の上ですと大地放射線が水で吸収さ……

第159回国会 予算委員会第七分科会 第1号(2004/03/01、43期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。  きょう私は、RDF発電などについて質問をしたいと思います。  全国二十九カ所のRDF製造、発電施設で、これまで三十五件に上る爆発、火災事故が頻発しています。特に、大臣ももうよく御存じと思いますが、昨年は、三重県桑名市の施設で、消火に当たっていた二人の消防職員の方が殉職される。なぜこういうことが起こってくるのかということを、きょうは明らかにしていきたいと思います。  最初に政府参考人の方に伺いますが、三重県企業庁に、なぜ技術的に確立していない問題を残しながらRDF発電施設の導入に走ったのかという質問をしたんですが、一つは、NEDOが、発酵、発熱、蓄熱は……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 憲法調査会 第3号(2005/02/17、43期、日本共産党)

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。  財政、地方自治について発言いたします。  日本国憲法の財政条項を見ていく上では、憲法の国民主権、恒久平和主義、基本的人権の尊重という基本的原則に照らして見るということが大事だと思います。  日本国憲法は、「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」と八十三条でうたい、財政国会中心主義の規定を置いています。具体的基本原則として、八十四条で収入の面における租税法律主義、八十五条で支出の面における国会議決主義、八十七条、八十八条で予備費や皇室費に対する国会の権能、九十条で決算の国会への提出、九十一条は財政状況の国会、国民へ……

第162回国会 予算委員会第五分科会 第2号(2005/02/28、43期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。  せんだって、二月十四日に、さいたま市で東武バスの運転手の方が、運転中に急性心不全で亡くなられて、これによって交通事故が発生しました。バスの運転手の方などが勤務中にこういう急性心不全等で亡くなられたりすると、それは直接事故につながり、乗客の安全とか、そういう国民にとって大変危険が広がるという問題がありますので、私は、きょうは、バスの運転手の方の過労死の問題について伺いたいというふうに思います。  奈良交通というところが奈良県にあるんですが、最近一年間に三人のバス運転手の方が過労死しています。  実は、一昨年十月三十一日に、五十七歳の中井頴さんという方で……

第162回国会 予算委員会第四分科会 第1号(2005/02/25、43期、日本共産党)

○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。  私は、きょうは、宇宙研究、宇宙開発という問題について質問をしたいと思います。  宇宙開発、宇宙研究の予算というのは、今、大体年間三千億円ぐらいですが、大変巨大な予算であります。これは、全国の国立大学法人八十九校への運営交付金一兆二千三百十七億円と比べてみても四分の一に当たるわけです。それから、大学や試験研究機関のプロジェクト研究などに振り向けられる科学研究費補助金の千八百八十億円と比べてみて、大体二倍近いものになってくる。大きな予算規模であるだけに、内容についてよく吟味していくということが大事だと思うんです。  私は、日本の宇宙研究というのは非常にす……



吉井英勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

吉井英勝[衆]在籍期 : 39期-40期-41期-42期-|43期|-44期-45期
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