このページでは吉井英勝衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、経済産業委員長東祥三君解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手) 去る五月二十五日の理事懇談会において与野党間で一致した内容は、翌日の委員会で一般質疑を行うことと、新規の案件として、いわゆる北朝鮮制裁措置承認案件についての趣旨説明を聴取するというところまででありました。 承認案件の質疑を何時間行うのか、採決日程はどうするのかなど、具体的な審議の進め方について意見の一致を見なかったことから、引き続き協議を行っていたその最中に、委員長みずからが、与党提案そのままの一方的な委員会日程を強行したのであります。 その内容は、極めて異例な、いわゆる五階建ての……
○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、APEC報告について質問します。(拍手) まず、TPP、環太平洋パートナーシップ協定の問題であります。 米国オバマ政権は、TPPを、アメリカの通商政策、対アジアを中心とした輸出倍増計画の柱に位置づけ、アメリカ主導で強力に進め、日本の対応を求めています。 菅総理が十月の所信演説で、新成長戦略の工程表にもなかった参加検討を突如打ち出し、協議開始を強行したのはなぜなのですか。もともと日本は、東アジア共同体、ASEANプラス6を提唱してきました。なぜ方針を大転換し、アメリカ主導のTPPにかじを切ったのですか。明確な答弁を求めるものであります。 先週九日……
○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、原子力損害賠償支援機構法案について質問いたします。(拍手) 三月十一日に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故は、チェルノブイリ原発事故に並ぶ史上最悪の大事故であり、いまだに収束していません。そのもとで、大気、水、土壌、海洋などを放射能で汚染し、福島県民初め日本国民の生命、健康、財産に甚大な被害を及ぼし続けています。 まず、今回の原発災害に対する被害補償を考える上ではっきりさせておかなければならないのは、なぜ原発事故が起きたのか、その原因と責任の問題であります。 そもそも、今回の福島第一原発事故は、想定外の事故ではありません。私は二〇〇五年以降……
○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、再生可能エネルギー買い取り法案及び電気事業法改正案について質問いたします。(拍手) 私たちは、かねてから、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を提唱し、再生可能エネルギーの爆発的普及を主張してきました。それは、放射能汚染という最悪の環境汚染を起こさないそうしたエネルギーこそが、人類社会の将来を展望したときに、不可欠だからであります。その必要性は、まさに今回の東電福島原発事故によって実証されました。 そこで、質問に入ります。 第一に、再生可能エネルギーと原発をエネルギー政策にどう位置づけるのかという問題です。 政府は、エネルギー政策基本法に基……
○吉井英勝君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の原子力規制組織関連法案及び自公両党提出の法案について質問します。(拍手) 法案は、昨年三月十一日の東京電力福島第一原発事故を受けて提案されてきたものであります。 原発・エネルギー政策を考える際、忘れてならないことは、いまだ事故の収束が見えない中で不安な日々を送る被害者の方々のことであります。被害の補償と復旧復興がはかどらず、避難者と被災者の暮らしと権利の回復は進んでおりません。 事故が浮き彫りにしたものは、東電初め電力業界と歴代政府が原発安全神話に浸り、原子炉メーカー、鉄鋼、ゼネコン、メガバンクなど財界中枢が築いてきた、原発利益共同体と……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 最初に、一言申しておきたいと思うんですが、こちらを見ると、自民、公明がいないわけです。旧自公政権時代と同じように、強引な国会運営というのは随分ありましたが、民主党政権がそれを引き継ぐようなことになってはやはり問題がありますから、特にそういうことはだめだ。 委員長、最初にごあいさつされたように、公正円満な運営に努めるということですから、そういうことを実現するようにやっていただきたい。このことを申し上げて、質問に入っていきたいと思います。 大臣あいさつの中で、約七割を支える中小企業対策に全力を挙げますということがありましたので、最初、その問題から入って……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 ちょうど泉さんに今来ていただきましたので、何か次の日程もおありのようなので、最初に、きょうは宇宙基本法にかかわって質問をしておきたいと思います。 ちょうど二年前ですが、泉さんも加わられて、自民、公明、民主三党で宇宙基本法を提出されました。このときに議論したんですが、この法案の基本になっているのは、二〇〇六年八月三十一日の自民党宇宙開発特別委員会、いわゆる石破研究会で示された「わが国の防衛宇宙ビジョン」であることと、その委員の中には防衛省幹部が入り、専門委員には日本航空宇宙工業会メンバー各社幹部も入ってまとめたということ、それから、ビジョン実現のための……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 最初に、中小企業庁長官の方に三点確認をしておきたいというふうに思います。 資料をお配りさせていただいておりますけれども、まず、資料の図一の方を見ていただきたいと思うんです。 事業所統計の方で見て、一九九九年と二〇〇六年の事業所数の比較です。従業員五人未満の事業所で、この間、一〇・七%というふうに減っていますね。これは、九九年の三百九十万社が、二〇〇六年に三百四十九万社と非常に大きく減っているわけです。十人未満で五・五%減など、これはグラフに書いてあるとおりであります。 小規模共済の加入対象となる事業所が、まさにこの七年間で一割も減ってしまった。規……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
今度の法案の貸付限度額を政令事項とした場合、白紙委任でないこと、限度額を政令で定めるときにやはり国民の意見とか国会での議論をよく聴取して行うべきだと考えるんですが、この点について、最初に大臣のお考えを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 実は、事業所統計で見ると、一九九九年と二〇〇六年の事業所数の推移で、全業種で三十二万二千六百七十六社が減少し、中でも大きいのが卸、小売という分野です。二十五万九千二百二十三社の減少、全体の八割を占めておるんです。その中でも五十人未満の中小企業ですべてマイナスで、二十五万九千九百七社減っています。さらに、その中でも一……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、きょうはエネルギー政策を中心に伺いたいというふうに思います。 最初に、敦賀原発が、せんだって、三月十四日で運転開始から四十年ということになりました。それで、四十年たった、かなり老朽化した原発をさらに六十年働かせよう、こういう話が出ているときですから、やはりこの点について少し考えておかなきゃいけないと思うので、質問します。 最初に政府参考人に伺いますが、敦賀原発一号機の運転開始後の脆性遷移温度の変化、これは、第六回の検査というのは、一〇〇%ずっと運転を続けたとすると今まで何年運転してきたかということになりますが、八・六年という計算をしたときの中……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、何度か武器輸出三原則にかかわって質問してまいりましたが、きょうもそのかかわりで質問したいと思います。 先日、早期警戒衛星打ち上げ用のデルタロケットに搭載する主要機器である大型燃料タンクについて取り上げました。あのときに、直嶋大臣は、ロケットにしても、軍事用もあれば民生用もあるということでございまして、これらも含めて武器ということには慎重でなければならない、デルタの燃料タンクは汎用品だ、武器ではないという判断をしております、その判断は、形状とか属性に照らして慎重に判断している、こういうお話だったんです。 最初に政府参考人に伺っておきますが、まず……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうはまず、法案の第一日目ということで、幾つか順番に伺っていきたいと思うんですが、第二条第三項のエネルギー環境適合製品について最初に伺います。
第一号の非化石エネルギーの中には、再生可能エネルギーとともに原子力発電施設も入るということになると思いますが、どうですか。
【次の発言】 これは、「主務大臣が定めるもの」という書き方なんですね。ですから、きちんと確認をしておくことが大事だと思うんです。
第二号で石炭火力も対象となるのかどうかということと、この第二号でハイブリッド車、第三号でEV車、第四号でEV車用のリチウムイオン電池、第五号で蓄電池が入る……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、最初にやはり一言申し上げておかなきゃいけないと思うんですが、本日、朝十時五十分からの正式の理事会において、本日の日程は明後日にする方向で、民主党、自民党、公明党間で調整をされて、あしたの夕刻の理事懇談会において、金曜日の委員会を開くという方向で臨むということになって、理事会は散会となりました。 ですから、自民党、公明党の皆さん、いらっしゃらないわけですが、そういうもとでの委員会の開き方というのは、これは、形式的に呼びに行ったということはあるにしても、余りにも異常だということをやはり考えなきゃいけないと思うんです。 この法案は、温対法ともかかわ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、最初に、やはりこの法案そのものの性格にかかわって、少し総括的に見ておくことが大事だと思いますので、二〇〇二年の六月に、石油公団法を廃止して、そしてJOGMECに移す法案のときに、膨大な国費を投入して進めてきた無責任な当時の石油公団について、成功払い融資制度は外すんだけれども、石油会社のJBICや市中銀行からの借入金に対して、国が債務保証制度を残して、支援措置については残すものだ、こういうことを指摘いたしました。 そこで、石油公団設立以来、三百五社に出資して、実は生産に至らず終了、解散した企業というのがありますが、何社になるのかを伺います。
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうは、最初に「もんじゅ」について伺いたいと思います。
以前から、高速増殖原型炉「もんじゅ」の燃料の方の、特にプルトニウムにかかわる同位体組成はどうなっているのかということを伺ってまいりました。
「もんじゅ」が動いたときの、初めての装荷のとき、それから九五年の「もんじゅ」事故のときには燃焼度が上がっていますから変わっているわけですが、現在、改めて入れるわけですから、装荷しているときの同位体の組成はどうなっているのか、最初に伺います。
【次の発言】 先日紹介いたしました、文科省、経産省共管にある社団法人原子燃料政策研究会の報告書の中で、プルトニウム……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
私は、最初にきょうは、電力会社の鉄塔倒壊事故の最近の状況、これが一体どうなっているのかということから伺っておきたいと思います。
【次の発言】 鉄塔事故というと、普通の人は何か鉄塔がぶっ倒れただけの感じでとどまると思うんです。しかし問題は、例えば今おっしゃった美浜にしても、原発の送電鉄塔なんですね。これは、発電した電力を送る方と、原発が事故をやったときに、二次冷却系のポンプを回す電源として、外部電源が断たれてしまう、内部もアウトになりますと、自然崩壊熱を除去する二次系の冷却ポンプは動かなくなるんですね。これは単なる鉄塔事故にとどまらない深刻な問題を抱えて……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 昨年の消費者庁設置関連の法案の審議の中でも幾つかの大事な論点がありましたけれども、その一つは、やはり、パロマ、シンドラー事故など不幸な経験の中から、それを教訓としてどう生かすのか、何を生かすのか、どういうふうにやっていくのかということがあったと思います。 きょうは、最初に政府参考人の方に伺っておきたいんです。 重大製品事故が放置されてきたことがずっと続いてきたのでこれは問題だったんですが、だから、消費者庁を設置して消費者行政の一元化、すなわち消費生活用製品安全法に基づく重大製品事故の報告先が経済産業省から消費者庁に移管するということなどをやってきた……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
私は、きょうは最初に、今も御質問がありましたベリリウムの入った歯科医療用補綴物について伺いたいと思うんです。
まず、ベリリウムというのは、WHOの下部機関であるIARCより、発がん性があるとされておりますが、政府参考人に先に伺っておきますが、厚労省が、義歯などにベリリウムや鉛が混入されることにより健康被害が生じることを防止しなければならない、この問題を認識するようになったのはいつからですか。
【次の発言】 鉛については、アメリカのADA、米国歯科医師会の研究報告の発表はことしの三月六日ですが、鉛の検出が問題になったのは二年前の二〇〇八年の二月末ですね……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 既に何人かの方からライターの安全規制についてお話がありましたので、最初はこの問題から伺いたいと思います。 子供のライターによる火災事故、死亡事故などが相次いで起こっていますが、まず初めに、政府参考人の方から伺っておきたいのは、ライターの安全規制について、アメリカやEU諸国では、アメリカの場合ですと五十一カ月未満の子供ということでやっていますが、簡単に着火できなくするチャイルドレジスタンスを義務づけていますが、いつから義務づけが行われて、その効果はどうなっているのかということについて伺います。
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 鳩山総理は、本会議でも、命を守りたいということを何度もお話しされましたが、そこで、命という問題にかかわって、今、安全が非常に大きな問題になってきていると思います。きょうは、最初に、トヨタのリコールの問題について聞きたいと思います。 アメリカではアクセルペダルがリコールとなり、きょう、先ほど、プリウスのブレーキペダルのシステムにかかわってのリコールの届け出がありました。それで、この問題については、実は二月四日の日に、トヨタの横山常務の記者会見、ずっと記録を見ましたが、保安基準には合致している、フィーリングの問題だという話であったわけです。 国交大臣に……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうは、地球温暖化対策について質問したいと思います。
まず最初に環境大臣に伺いますけれども、日本政府として、COP15を受けて、国際約束、目標、これはこの間出されたと思うんですが、条件をつけないで二五%削減ということでいかれたのかどうか、これをまず伺います。
【次の発言】 そこで、資料を配らせていただいておりますが、まず、資料一の図の一の方、ここには、アメリカ、中国、EUなどの一人当たり二酸化炭素排出量のインドとの比較を、日本ももちろんそうですが、載せておきました。
それで、確認しておきたいんですが、これは私の方でつくった分ですけれども、インドの……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、四人の陳述者の方には、大変お忙しいところ、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。 私は、最初に嶋田陳述人と三谷陳述人の方から、日本の中小企業、物づくりにかかわって、まず御意見を伺いたいというふうに思います。 今、トヨタのリコールが大きな問題になっておりますけれども、これは最近のプリウスの問題だけじゃなしに、昨年は特に北米トヨタのアクセルペダルにかかわるリコールが随分たくさん出ましたし、その部品の方は、実は日本の国産の部品じゃなくてアメリカ工場でつくられた部品であったという問題がありますので、もちろん、どこでつくろうと……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 大田区とか浜松とか東大阪市、こうしたところで、今、円高不況の状況は極めて深刻な事態になっています。 私、先日、ものづくりの基盤的技術集積地の一つである東大阪の方へ町工場の調査に入ったんですけれども、中小企業といっても、一社で門形マシニングから平面研磨、そして門形の複合プレーナー、あるいは立形も横形も、フライス盤、ラジアルボール盤など、相当なものを持っているんですよ。そこがこれまでは十人、不況の中でも雇用を支えて頑張ってきたところが、今八人で、このままだったらさらにやめてもらわなきゃ大変だというところがあります。それから、別なところでは、一社でボール盤……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、私、安保委員会で質問をさせていただくことになりましたので。 アメリカの国防総省の顧問をやっているP・W・シンガーさんという方が「ロボット兵士の戦争」という本を出しておられて、これを読みましたら、ちょうどNHKの特集でも、「貧者の兵器とロボット兵器」というのが放映されました。 アメリカ中部の草原に置かれたコンテナの中のコックピットで、一万数千キロ離れたアフガニスタンの山岳地帯の人の姿とか地形をパソコン画面で見ながら無人偵察機を操縦して、そしてミサイルを発射して殺害するということが今行われております。これはタリバンの兵士だけじゃなしに、人は区……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私、新成長戦略の問題を中心にして、きょうは質問していきたいというふうに思います。 まず、今円高で日本の輸出が非常に不利になっているというのは事実だと思うんです。資源がない国だから輸出立国でやっていくということはよく言われてまいりましたけれども、しかし、輸出依存度というものを見てみると、これは産業構造ビジョン二〇一〇にもグラフでちゃんと示されておりますが、日本は、ドイツ、イギリス、フランスよりずっと割合は低いんですね。アメリカよりやや多いんですが、それでも二〇〇八年度で一七・四%と、決して輸出に依存し過ぎている国じゃないわけですね。 しかし、政府の方……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 最初に、国会の歴史にもかかわってきますから、一言、先ほどの政府答弁の中で、国会で拉致問題を初めて取り上げたのは一九九〇年代の終わりごろにいらっしゃった議員のようなお話がありましたが、これは違っていて、実は、横田さんの問題など、初めて国会で取り上げられたのは一九八〇年代の後半なんです。日本共産党の橋本敦参議院議員が質問をして、これに対して、ちょうどここにいらっしゃる梶山議員のお父さんが、国家公安委員長として、拉致事件というのは、これは北朝鮮が行った拉致事件であるときちんと答弁をされたわけですから、十年も国会の会議録が、答弁が狂ってしまうというのはあきませ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 最初に、原発の安全管理にどう取り組むかということについて政府参考人に伺っておきたいと思います。 かつて四国の多度津に大型起振台があって、本来だったら、ここで老朽化した原発なんかを実証試験ができたんです。三百億円かけてつくった施設を三億円で売り飛ばしたんですね。スクラップにしてしまって、もったいないことをやったわけです。ですから、老朽化してくる中で、現在まともに原発の安全性を実証する装置がないんです。それだけに、溶接部検査漏れが今問題になっておりますが、こういうことがあっては本当に大変だと思うんです。 まず政府参考人に伺っておきたいのは、PWRの再循……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、きょうは最初に「もんじゅ」にかかわって伺っておきたいと思います。 二〇〇八年の四月四日の内閣委員会で、実は原発敷地や直下に活断層のあるものはあるのかという質問をいたしましたときに、当時の佐藤均原子力安全・保安審議官は、原電敦賀の敷地表面に耐震設計上考慮すべき活断層がある、関電美浜については、原発の地下深く活断層があります、「もんじゅ」から二百メートルのところに活断層を認めているという御答弁がありました。 寺坂院長も五月十一日の経産委員会で、活断層から一キロメートル以内の原発として上記三つを挙げられたわけですが、福島第一では、外部電源の喪失が炉……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、四人の参考人の皆さんに貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。 私は、最初に、医学、物理学をやってこられたお三方に伺っておきたいと思うんですが、あらかじめいただいておりました資料の中で、久住参考人は、四月十日の臨時会議で、二十ミリシーベルトに急に上がるということを大変心配されるのではないかと思いますが、しかし、あくまで、一年間に百ミリシーベルトまでは、確定的影響という、被曝をしたときに短期間にあらわれる身体的影響も、長期的に起こってくる晩発的、確率的影響も起こらないということをはっきり御理解いただきたいというお話で……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 ちょうど、この基本計画のもとになります科学技術基本法、十六年前になりますが、一九九五年十月三十一日の衆議院科学技術委員会で、私も賛成し、全会一致で成立させたものが出発になっております。この法律をつくるときに、日本学術会議やら大学財政懇談会などさまざまなところから、要するに、基礎研究費が八〇年代ずっと横ばい、これをやっておったら、純粋基礎研究が大学の研究の本領なんだけれども、その大学においてこれがしっかり行われなかったら応用研究の基礎が崩れてしまう、非常にそういう危機感がいろいろなところから語られて、そして、何としても科学技術基本法をつくって予算をふやさ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 小柴先生にはITERの六ケ所誘致のときなどに随分いろいろ御意見を伺って勉強させていただきましたが、ちょうど、科学技術、今度の五カ年計画の中でも核融合の問題が一つテーマとしてありますから、この機会に先生のお考えを伺っておきたいと思うんですが、三点伺いたいんです。 一つは、DT反応というのは、トリチウム除染の問題とか、それから高速中性子が出てくる問題とか、いろいろな問題があるので問題だと思うんですが、DD反応についての核融合の研究というのは一つの考えるべきテーマなのかどうかというのが一点です。 それから二つ目に、フランスに結局ITERは行きましたけれど……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
最初に、政府参考人に伺っておきますが、原子力の安全に関する条約において、推進機関と規制機関のあり方についてどのように規定されているかを伺っておきます。
【次の発言】 要するに、この条約で、今答弁にありましたように、八条二項で規制機関と推進機関の分離というのをもともと定めていたんですよ。ところが、そうはなっていなかった。
推進機関である資源エネルギー庁の中に、規制機関である原子力安全・保安院を置いていたというこの問題が、あちこちの説明会でやらせ問題とかいろいろ出てきましたけれども、資源エネルギー庁が契約して説明会をやっているのに、そこへ規制機関の人がの……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私、最初に伺っておきたいのは、日本は資源が少ない国だとかつて言われていましたけれども、考えてみれば、太陽のエネルギーからしますと、地球に降り注ぐのは年間四千三十ゼータジュールで、日本の面積にかかってきますけれども、しかし、水とか太陽とか風力とか木質バイオマスとか、いろいろな形であると思うんですね。 一方、地下資源などにかかわってくる方ですけれども、これは、石油にしても石炭、レアメタルにしても、長期にわたって輸入してきましたから、もちろん製品にして出した分もあるんですけれども、国内に随分ストックがあって、やはり石油で見ても、石油化学製品をどういう形でリ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、まず最初に、今回の地震、大津波で犠牲となられた方々に対して哀悼の意を表したいと思います。それからまた、今も大変な生活を余儀なくされている被災者の皆さんに心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 地震と津波というのは、これは間違いなく自然災害です。しかし、全電源喪失と炉心溶融という問題については、実は私は、二〇〇五年の質問主意書以降、二〇〇六年の国会質問なども通じて、ずっとこの問題を取り上げてきたんです。対策をとらなきゃだめだということを言ってきたんです。 最初、寺坂原子力安全・保安院長に伺っておきますが、昨年五月二十六日の当委員会で、私の質問……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、きょうは、原発関係は一番最後に時間があれば、なくなったときには十二時十五分から内閣委員会で引き続いてやりたいと思いますので、まず中小企業の支援策について最初に伺っておきたいと思います。 店も家も機械も商品も、そして帳簿も伝票も、全部この津波でなくなってしまって、残ったのは借金だけ、これが、今回の地震、津波による、過去に例のないほどの被害でありました。 その中で営業を再開するのは容易でないわけですが、被災地の中小企業の皆さん方も、何とかという思いで頑張っておられるときです。全国にその関係は及んでいって、取引先まで広く、さまざまな影響が広がってい……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、きょうは、最初に工程表にかかわって質問をしたいというふうに思います。 いただいた資料を見ておっても、一号機、二号機、三号機とも原子炉内の圧力、水位が上がらないわけですね。要するに、核燃料棒が半分近く露出した状態がずっと続いているわけですよ。このことは、格納容器に冷却水を入れても漏れているということをあらわすものでありますし、水素爆発対策で窒素ガスを封入したんだけれども圧力が上がらないのは、これは格納容器からも漏れが出ているということになると思うんですが、津波が圧力容器の中に及ぶわけはないので、それでつぶれるほどやわな装置だったら話にならないんで……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 まず最初に海江田大臣の方に伺っておきたいと思うんですが、この法案は、今もお話ありましたように、もともと、新成長戦略、それから産構審のインフラ・システム輸出部会の報告とか、そういうものを受けて、地震前まで非常に言葉が華々しく躍っておりました、トップセールスで原発輸出をしようというものなどと一体のものなんですね。 そのために、システム輸出として、原発について見ておきますと、昨年の十月二十二日に設立され、社長が東京電力の武黒一郎さんで始まった国際原子力開発株式会社、これは電力九社で出資は七五%で、うち二〇%は東京電力、原発メーカー三社で一五%、二〇〇九年産……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、三人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところ、ありがとうございます。 私、最初に大橋参考人にお伺いしておきたいと思うんです。 今も出ておりました一九七〇年の八幡、富士の合併、今回、ことし二月三日だったと思いますが、新日鉄と住金の、二〇一二年の十月に企業合併をすべく検討開始ということが公表されましたけれども、国内では、こうして鉄鋼分野でも本当に数社体制、その数もうんと、一か二に近いぐらいの体制に進んでいく。一方、西オーストラリアの鉄鉱資源会社二社の合併には反対だということも言ってきたわけですね。 そうすると、国内では合併、海外で合併をやら……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、浜岡原発を中心に質問したいと思います。 この浜岡原発問題というのは、日本共産党が国会で取り上げたのは三十年前からになりますが、一九八一年の二月四日の予算委員会で、当時、書記局長だった不破哲三議員が、確実に来る大地震への備えこそ最大の安全保障だとして、浜岡原発のすべてが東海地震の震源域の真上にあると。ですから、一、二号機はもとより、さらにその上に三号機の建設を当時の通産省が認可した問題を追及しました。 それで、先日ようやく、三十年おくれましたけれども、菅総理が浜岡原発運転停止を求めたわけです。 そこで、きょうは順番に伺っておきたいんですが……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、鉱業法第三条における適用鉱物というのはすべてで四十一種ありますが、最初はその中の亜炭鉱について、その亜炭鉱の跡地問題を伺っておきたいと思うんです。 十二の県の各地で鉱害が問題になっております。昨年十二月の二十四日には、岐阜県の人たちが我が党の佐々木憲昭衆議院議員とともに、前の大畠大臣にお会いして、鉱害復旧のための基金があるが、復旧にしか使えない、予防措置にはだめとなっている、事故が起こるのを待つことになってしまうと。現に、来られた方たちの場合には、御嵩町で五世帯十七人の方が避難をしておられた、そういう状況にありました。しかも、避難場所となっ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、きょうは、班目委員長に来ていただきましたので、最初に伺っておきたいんですが、今、再臨界のことがよく言われておりますけれども、それに先立つ基本的な問題として、制御棒が溶け落ちてしまったのか、健全であるのかどうかということ。このことが一つ大事な問題だと思いますので。 通常で考えると、ハフニウムの制御板、これはハフニウムの物性値、融点が二千二百三十三度、ボロンにしても、ボロンについては融点が二千七十七度ですから、ジルコニウムが溶けるぐらいの温度、これは千八百五十二度が融点ということに一応なっていますけれども、蒸発している蒸気雰囲気中で仮に液面の上に燃……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 最初に、不正競争防止法について伺いたいと思います。 九九年の不正競争防止法改正で、アクセスコントロール回避機能のみを有する装置等の提供行為を不正競争行為の類型として加え、差しとめ請求、損害賠償請求の対象としました。この「のみ」という要件を付したのは、製品開発や技術開発の萎縮を招かないようにしながら、必要最小限の規制を導入するという観点からだったというふうに思うわけです。 しかし、近年、いわゆるマジコンと呼ばれる回避機器や回避プログラム、改造サービス等のはんらんにより、コンテンツ産業に大きな被害が生じているというふうに伺っておりますが、まず、被害規模……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、最初に、前回に続いて東京電力の決算にかかわるところから伺っていきたいと思います。 最初は政府参考人に伺っておきますが、昨日の、原子力委員会でしたか、安全委員会でしたか、シンクタンクなどから補償の予想額が出されたりしておりますが、幅がまだ随分ありますから確定的なものは言えないわけですけれども、多い場合には二十兆円ぐらいの補償額も考えていかなきゃいけないということも言われておりますが、国の方としては大体どれぐらいを見込んでいらっしゃるのか、あるいは、シンクタンク等の数字でどれぐらいのものが出ているというふうに見ていらっしゃるのか、伺っておきたい……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
核開発に対する制裁は当然だと考えております。
それで、北朝鮮の濃縮ウランプラントの実情、軽水炉建設の動きがどういうものであるのか。また、軽水炉を進めますと当然プルトニウムが生まれてきます。現在想定されるプルトニウム量、それからウラン量、幾ら保有しているのか。これを外務省に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 次に、原子力安全・保安院の方に伺っておきますが、日本の使用済み核燃料から生まれてきているプルトニウム、再処理済みのもの、まだ未処理だが核燃料棒の中にあるもの、これが幾らになるのか。それから、東京電力福島第一原発のメルトダウンで幾らのプルトニウ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 この法案について、例えば、今、関西電力のように原発依存率が五〇%を超えているところですと、原発がとまると電力の安定供給がうまくいかなくなるという非常に不安定性を持っているわけですね。事故による放射能汚染の問題など、さまざまな問題はもちろんありますから、やはり再生可能エネルギーというものを爆発的に普及する仕掛けというものをきちんと考えて、電力の安定供給の面でもCO2対策の面でもきちんととっていく。そういう点では、この再生可能エネルギー買い取り法案というのは進めていくべきものだと私は考えているものです。 そこで、せんだっても大臣の方から、原発コストについ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、四人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところお越しをいただきましてありがとうございます。 最初に八木参考人に伺っておきたいんですが、今回の三月十一日のあの地震、大津波による福島原発以降、原発がトラブったときに、電力、エネルギーの安定供給ができなくなるという深刻な問題に今直面しているというふうに思うわけです。 それで、関西電力の方からいただいた資料で見てみますと、設備容量で原発の比率が三〇・二%ですか、約三割、これに対して、総発電電力量に対する比率では約五一%で半分を超えるというのが二〇一〇年度の実績値としていただきましたけれども、これだけ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 再生可能エネルギー固定価格買い取り法案では、電力会社が買い取りに要した費用を電気使用者に請求することができる、こういうことにしているわけですが、電気代に上乗せして徴収される賦課金の上限について、海江田大臣は、〇・五円を上限とするという表明をしておられます。 公共料金でもある電気料金の際限のない上乗せということになりますと、これは一般家庭にも産業界への影響も大きいわけですから、悪影響を抑制するという観点からのものだろうというふうに思うわけです。 一方、この上限設定に対して、市民団体などからは、賦課金に上限を設定することは、再生可能エネルギーの買い取り……
○吉井委員 私は、日本共産党提出の修正案について趣旨説明を行います。 まず、政府提出のいわゆる再生可能エネルギー固定価格買い取り法案に対する日本共産党修正案について、その内容を説明するものでございますが、我が党は、かねてから再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を提唱してきました。本委員会でも、二年前のいわゆる非化石エネルギー関連二法案に対する修正案として提起してきたところです。 今回、政府が、不十分ながらも再生可能エネルギーの固定価格買い取り法案を提出したことは評価いたします。しかし、政府案には、住宅用太陽光発電の買い取りを余剰電力に限っている点や、国会関与が盛り込まれていないこと、接……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、経済産業委員会、内閣委員会に引き続いて、きょうは原子力安全委員長と原子力安全・保安院の院長に来ていただいての質問です。 食料等の放射能汚染を防止することと、それから消費者の安全を確保するというのが、この委員会の最大の役割の、今求められている大事な観点だというふうに思います。 そこで、最初に原子力安全・保安院長に伺っておきます。 ようやく、ずっと求めておりました、三月十一日から十二日、十三日、それ以降の原子炉圧力容器内の水位とか圧力とかのデータが出てまいりました。 福島第一原発一号機は、三月十二日八時三十六分から四月八日の午前六時までのもら……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、お忙しい中、四人の参考人の皆さんには大変ありがとうございます。 最初、八木参考人の方に伺っておきたいと思うんですが、今回の福島事故、これは、もともと、全電源喪失についても炉心溶融についても、何度何度も国会でも警告してきたわけです。それを聞き入れないで、対策をとらないでやったということが非常に重大な問題であったというふうに思うんです。 せんだって、七月の八日なんですが、本会議で菅総理に質問しますと、今回の原子力事故について、原子力に関する安全神話が政府にも事業者にもあったということを謙虚に反省すべきだという答弁が菅総理の方からありました。 ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 まず、今回の原発被害について、東京電力には、第一義的に責任集中と無限責任があります。これは、東電には、被害者に全面賠償をすることに誠意を持って取り組んで、そして、被害者の人生をもとに戻すことに責任を持つ、そういう大事な意味があると思います。 ところで、海江田大臣、前社長の清水正孝氏から、五月十日付で、原子力損害賠償法十六条によって、損害賠償の責めに任ずべき額は賠償額を超える、このままでは早晩資金ショートをするとして国に必要な援助を求めてきておりますが、私は、まず東電は、債務超過が見込まれて実質的に破綻している企業ではないかということがやはり事実の問題……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、せんだっての経産委員会で枝野長官にお聞きしたことに引き続いて、原子力災害の問題について伺いたいと思います。 最初に政府参考人の方に伺っておきますが、今回、東京電力は低レベル放射性の汚染水を大量に放出いたしました。この場合、すべての核種について、汚染水の核種は何なのか、それぞれの放射線量と半減期は幾らなのかということを明らかにすることが必要だと思うんです。 しかし、実際には、沃素131とセシウム134、セシウム137については公表されているんですが、ずっとこの間私も提出を求めておいたんですけれども、コバルト58、モリブデン99、テルル132……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、私は、TPPについて質問をしたいと思います。 日本が仮に参加すると、TPPは、日米でGDPの九割、オーストラリアを合わせると、参加十カ国のGDPのほとんどをこの三国で占めるということになります。それだけに、日本とアメリカ、日本とオーストラリアの関係が大勢を決めるということになってくると思うんです。 そこで、まず伺いますが、二月七日からきょう、十日まで、日豪EPA交渉が行われています。一年近く中断していたものが再開に至ったわけですが、昨年十一月九日の閣議決定、包括的経済連携に関する基本方針で、センシティブ品目について配慮しつつとはうたってい……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうは、私は、環太平洋パートナーシップ協定、TPPについて質問をしたいと思います。
昨年十月一日に菅総理が所信表明演説で、突然、TPP参加検討、第三の開国だと言ったわけですが、このTPPというのは、この前の二〇〇九年の総選挙マニフェストのどこに書いてありましたか。
【次の発言】 ここにマニフェストを持ってまいりました。二〇〇九年総選挙を前にした七月二十七日の方ではこう書いていますね。米国との間で自由貿易協定を締結、貿易・投資の自由化を進めるとしたわけです。ここには「締結」と書いてあるんですね。これに対して、農業者を初め国民の皆さんから、農業をつぶす……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は最初に、東日本大震災で犠牲となられた方に哀悼の意を表し、そして、すべての被災者にお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで、きょうは原発災害について伺いますが、東京電力福島原発で三月十一日に発生した事故というのは、水素爆発や放射能汚染によって八万数千人の人々が、地震と津波による被害の上に、原発災害で住んでいた地域にも入れないという避難生活を余儀なくされています。 総理は、あってはならない重大な事故が発生したと感じたと言っておられますが、菅総理の事故についての認識はこういう考えだと理解していいですね。
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 先ほど遠藤議員から御紹介いただきましたように、私も一緒にチェルノブイリなどへ行ってまいりましたけれども、あわせて、ウィーンの北方約五十キロぐらいのところにツベンテンドルフ原発というのがあります。この原発は、建設して、さあ動かすかどうかというところで国民投票をやったんですね。動かさないでという方が五〇・五%、動かそうという方が四九・五%。差し引き一%差だったんですが、これは国民の意思だということで、動かさないと。原発はできたんだけれども、完全にできているんです、しかし動かさなかったんですね。核燃料棒を入れていない、全く臨界反応をやっていませんから放射能汚……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 一カ月余り前になりますか、カダラッシュで先生にお世話になりまして、ありがとうございました。 きょうは、最初に、あらかじめ事務局の方から、先生方がお書きになったものが「電気評論」ことしの六月号ですか、ここに出ている部分で、未来のエネルギー源の有力な候補として、五十年以上前から核融合を進めてきたというお話がありました。 ちょうど、核分裂も核融合も、物理学の世界では一九三八年、九年のころ非常に進んだわけで、理論的にはできていたんですが、原発の方は、プルトニウム生産炉とか原子力潜水艦とか、兵器生産から始まって、そして使用済み燃料の後始末とか高レベル廃棄物の……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私、最初に、きょうは電気料金制度について、まずこのことから伺っていきたいと思います。 枝野大臣は、十月十二日の会見で、電気料金の制度について、国民の信頼を得るために、有識者会議を設置し、東京電力に関する経営・財務調査委員会の報告書に指摘された電気料金制度とその運用についてのさまざまな問題点についての議論を速やかに開始したい、このように述べて、その後、十月十七日に、経産大臣主催の電気料金制度・運用の見直しに係る有識者会議というのを設置されました。十一月一日から年度内にかけて議論して、答えを出そうということのようです。 そこで伺っておきたいのは、最初に……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、東京電力の全面賠償の問題と、それから日本の核燃料サイクルの問題について質問をしたいと思います。 最初に、大臣にまず確認しておきたいんですが、東電はことし五月十日に、原子力被害担当大臣であった海江田万里殿として、原賠法第十六条に基づく国の援助の枠組みを策定していただきたく、何とぞよろしくお願いしますという文書をまず出しました。 これに対して、海江田大臣から、同日五月十日付で「確認事項」が示され、これは今お手元の資料のところにあるものですが、その六で、「全てのステークホルダーに協力を求め、とりわけ、金融機関から得られる協力の状況について政府に……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、私は、放射能汚染食品の安全検査にかかわる問題と、それから放射能問題を初めとする、要するに国の広報広聴にかかわる問題、これについて取り上げていきたいと思います。 最初に政府参考人に伺っておきますが、福島原発の事故の後、多くの消費者の皆さんにとって、自分の食べる食品が放射能汚染されていないのだろうかどうかとか、大変心配な状況に置かれております。それから、生活環境がどうなのかということもそうですが、そこで、まず伺っておきたいのは、まともに検出できる放射線検出器と、それからかなりインチキな検出器が商品としてネット販売その他も含めて出回ることによって……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょう、私は、宇宙開発戦略について伺っておきたいと思います。
まず、三菱電機のJAXA、内閣衛星情報センターと防衛省への水増し請求の問題が大きな問題として浮き彫りになってきて、指名停止となっておりますが、そこで最初に、内閣衛星情報センターとJAXAの方に、それぞれ一体幾らの水増しがあったのか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 内閣衛星情報センターにしてもJAXAにしても、「はやぶさ」を成功させるぐらいの技術を持ちながら、水増し請求の話が出て非常に長く時間がかかっておりますが、いまだに全容の解明もできない、明らかにできないということは、これはな……
○吉井議員 日本共産党の吉井英勝です。 ただいま委員外発言を許可する決議をいただきましたので、今から質問に移らせていただきたいと思います。 最初は、原子力安全委員長に来ていただいておりますが、まず、原発立地に当たって、安全評価審査指針において、運転時の異常な過渡的変化と、それを超える事態により、放射性物質が放出する可能性のあるものを事故として評価するということにしていますね。事故については、「周辺の公衆に対し、著しい放射線被ばくのリスクを与えないこと。」としております。 周辺の公衆の実効線量の評価値が事故発生時に何ミリシーベルトであればリスクは小さい、それを超えるものについては原子炉設置……
○吉井議員 日本共産党の吉井英勝です。
私は、環境省の立ち位置について最初に伺っておきたいと思います。
本会議での私の質問に野田総理は答弁を逃げたんですが、六月五日の委員会で細野大臣は、地球温暖化の手段として原子力推進という立場にはないと答弁をされました。
改めて伺いますが、そうすると、地球温暖化対策基本法第十六条から、「特に原子力に係る施策については、」「推進するものとする。」としているこの原発推進を削除するのかどうか、明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 地球温対推進法に基づく目達計画ですね、閣議決定したもの、二〇〇八年三月二十八日に閣議決定されたものが、改めて昨年の十二……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
私は、ちょうど三・一一から一年になりますから、いろいろな方面で今検証がされておりますけれども、最初に、まず班目委員長に、水素爆発にかかわって、基礎的なところから御質問をしておきたいと思うんです。
まず、水素爆発なんですが、そもそも水素は、どこで、どういう反応によって発生したのか、これを伺っておきたいと思うんです。
【次の発言】 圧力容器の中で発生した水素が、それでは、どこからどうして建屋の方に出ていったのかということですね。どこかから出ないことにはたまらないわけですから、どういうふうにお考えですか。
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうは最初に政府参考人の方に伺っておきますが、競輪やオートレースなどの公営競技、これは刑法の賭博罪、富くじ罪の特例として実施が認められています。それは、車券の売り上げを機械工業の振興、公益増進に交付金として社会還元する、この社会還元ということと地方財政の健全化を図るというこの三つの目的を満たす、このことにより賭博罪に問われないということになっていると思いますが、最初に確認しておきます。
【次の発言】 競輪というのは一九四八年、オートレースは一九五〇年にスタートして、戦後のあの時代に庶民の娯楽として人気を集めたわけですね。例えば、私は京都の生まれ育ちな……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、最初に、電気料金値上げの問題について伺っておきたいと思います。 実は、昨日の消費者問題特別委員会でも取り上げたんですが、東京電力は自由化部門で一方的値上げを通告するということをことし一月以降やってきたわけですが、この東京電力に対して、自由化部門についても、電気事業法十八条二項による電力供給義務があるんだということと、第十九条の二による最終保障約款があるのだから、一方的な値上げだとか、言うことを聞かなきゃ電力を打ち切るぞなどというおどし、こういうことはやってはならないと、この法律に基づく指導をきちんと行っていかれることを確認しておきたいと思い……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、多国籍企業の海外移転に歯どめがかかるのかどうか、どう歯どめをかけていくのか、そういう問題から入っていきたいと思います。 九〇年代の半ばでしたけれども、規制緩和論が一時期はやり病のようになったときに、「光り輝く国をめざして」というのを閣議決定して、それで進めてきた結果についての検証が本当は必要だと思うんです。 この決定に基づいて、その文書を読みますとよくわかりますけれども、企業が国を選ぶ時代だと。だから、多国籍企業の海外展開を後押しするということをやってきました。その結果、今どうなっているかということが問われていると思うんです。 その検証……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 ちょうど十分ぐらい前に、下の部屋で、環境委員会で、規制庁関連法案の採決に入っていると思うんですが、新しい規制組織をどうするかという問題も、これからの日本のエネルギー政策をどうするのかとか、原発をどうするのかとかいったことを考える上でやはり今改めて大事なことは、昨年三月十一日に発生した福島第一原発事故について、政府でも、国会でも、民間でも、事故調から中間報告や取りまとめが発表されておりますが、この事故原因の究明と責任、そこから生かすべき教訓というものがやはり中心になってくることが必要なときだと思うんです。 その中で、東京電力の責任というものと、三・一一……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 まず、この法案は、中小企業が財務、会計の専門的知識を有する経営革新等支援機関の助言を受けた事業計画の策定を支援するということとともに、海外展開を行う中小企業の海外子会社の資金調達を円滑化するための措置を講じることになっております。ですから、中小企業の海外での資金調達を支援するという法案ですから、賛成をいたします。 その上で考えなきゃいけないことがあると思うんです。それは、幾ら海外展開だといっても、一億人を超える多くの人々がこれからもこの国に暮らしていくには、やはり、地方に仕事が生まれ、雇用が生まれ、所得が生まれ、消費需要が活発になって国と地方の税収も……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、きょうは二つのテーマについて伺いたいと思いますが、最初に、福島事故と原発再稼働の問題について、ここから伺っていきたいと思います。 まず、二〇〇七年の七月十六日に発生した柏崎刈羽原発の事故のときには、基礎地盤面で六百ガルぐらいを記録し、三号機タービン建屋の方では二千五十八ガルというのを記録して、これは東電が二〇〇九年に報告したものですが、三千六百六十五件を超える機器の損傷そして事故、トラブルが発生しました。 三・一一で、一Fで一号機から四号機は損傷してしまっていますが、五、六号機については炉心溶融じゃないですから、本当は中にかなり入れるわけです……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは燃料費の問題について伺いたいと思いますが、枝野大臣は、一昨日夕刻に、東電の家庭用電気料金の値上げを認可しました。この値上げ申請額の、二兆四千七百四億円で最初申請してきたわけですが、圧倒的に大きいのは火力発電の燃料費、特にガス系、つまりLNGだとしていたわけですが、TEPCOが最近発表したプレス発表資料を見ると、天然ガスが一兆七千七百六十四億円と発表しています。 そこで、お配りしていただいておりますこの図一をまず見ていただきたいんですが、黒丸、これが日本のガス価格ですね。三角の方がアメリカのガス価格ですが、欧州の方が四角いものです。日本のガス価……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、ちょうど、経産省のもとにあった原子力安全・保安院が環境省のもとにある規制庁、人がそのままであるかどうか、これは別にして、そういうふうな組織がえの中で、福島第一原発事故にかかわるいろいろなデータが曖昧になってしまっちゃいかぬと思いますから、そういう点でまず伺っておきたいのは、溢水勉強会、研究会ですね、あれの議事録というのはいただいておりませんが、一応資料というのはいただいたので読ませていただきました。まず、この点について順番に伺っていきたいと思います。 この研究会は、二〇〇六年一月十八日に原子力安全・保安院とJNESが設置して、この研究会や勉……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、公共料金の問題、とりわけ電気料金の値上げというのが今大きな問題になってきておりますので、本当は東電の社長に参考人として来ていただいて質問をしたいと思っていたんですが、どうも社長が逃げちゃったみたいなので、それで、きょうは保安院の方に最初に伺っておきたいというふうに思います。 一月十七日に東京電力は、福島原発事故や柏崎刈羽原発の停止の長期化によって火力発電をたき増ししたことにより燃料費の負担が大幅に増加していることを理由として、自由化部門の電気料金を値上げするということを発表しました。 自由化部門では通常一年ごとに契約更新しているわけですが……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは東電社長の廣瀬参考人に来ていただいておりますので、最初に廣瀬参考人の方に幾つか伺いたいと思います。 まず、値上げ申請をやったその主な理由は、福島事故による原発停止で、火力のたき増しで経費が上がったということが大きな理由になっています。ですから、値上げと福島原発事故は直結しているわけですね。 実は、この問題について、三・一一福島第一原発事故以前に、もう何年も前から国会で、地震と、それから津波については、今回、押し波が中心ですが、押し波と引き波によって全電源喪失から炉心溶融に至る、この問題と、引き波が大きくなればそもそも機器冷却系の冷却水がとれ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 今回議論する法案についてはまず私は賛成する立場なんですが、もともと、自公政権時代で民主党が野党の時代に私たちも一緒になって議論して、最終的には超党派的にこの法律を実現したわけですよね。あのときにやはり問題になった一つは、もともと、すき間事案をなくすために、解決するために、消費者安全法と消費者庁設置関連法を実現しようということで取り組んだわけですね。 ですから、本来ですと、シンドラーのエレベーター事故にしろ、コンニャクゼリーの問題にしろ、あるいはパロマの製品事故など、こういう事故が起これば直ちに事故調査委員会を立ち上げて、消費者事故の原因の究明と対策に……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 今回の法律なんですが、もともと一九七六年につくられた訪問販売法は、たびたび法律の改正を行って、今、特商法というふうに呼ぶわけですが、最近で見ましても、二〇〇四年の改正と、大きな改正は二〇〇八年にも行われました。 そこで、いろいろな問題があって、豊田商事事件だとかいろいろな事件があって、そのときそのときに消費者行政を強化していくということでやってきたわけですが、まず最初に伺っておきたいのは、既支払い額が一円以上の相談件数というのは、二〇〇四年の改正以降、どのように推移しているのか。大体のこの傾向というものを最初に政府参考人に伺っておきたいと思います。
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きのうは「はやぶさ」の日でしたが、「はやぶさ」というのは、宇宙基本法がない時代、JAXA法改正案などが考えられていない時代に打ち上げられ、大きな成功をおさめたものです。国際貢献をしてきた日本のすぐれた宇宙科学とか宇宙物理学というのは、別にこういう法律がなくても、これはもともとやってきたものなんです。 先ほど、宇宙基本法について、超党派で全会一致みたいなお話がありましたけれども、当時、日本共産党は、私は委員でしたが、これは宇宙に軍事を持ち込む法律だということで反対をいたしました。 冒頭に、大臣に一言まず伺っておきたいんですが、JAXA法の目的規定から……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは、東京電力の勝俣会長にも参考人としてお越しいただいております。 そこで、勝俣会長にまず最初に伺っておきたいと思いますが、三・一一の福島原発事故で、今も十六万人を超える人々が避難をし、自主避難をしている人を入れると一桁上回るだろうというふうに言われるぐらい、大勢の人々が避難を余儀なくされる大変な思いをしております。 東電原発事故から間もなく一年になるわけですが、これまで国会へ来られた清水前社長の答弁をちょっと整理したのが、お手元に配らせていただいております表の一です。この表を見てもわかるように、要するに、想定外の津波が原因だとずっと主張してこ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 本日は、お忙しいところ、四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。 最初に、犬飼参考人から伺っていきたいというふうに思います。 日銀券をどんどん市場に出して、今日事実上のゼロ金利の状態ですから、そうすると、超低金利で調達して金融投機に走る、それで利益を上げるという一つの道があるわけですね。現実にそういうふうなファンドなんかの動きがあるわけですが、それとは別に、製造業の方は、今日グローバルに展開していますから、最適地調達、最適地生産、これで多国籍企業化して大きな利益を上げているわけですね。 先ほど加藤参考人のお話を伺っておりまして、私、ぱっと……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうは、宇宙関係予算について、そこからまず伺っていきたいと思います。
最初に古川担当大臣に伺いますが、宇宙開発戦略本部でまとめた宇宙関係予算案は幾らか、そのうち防衛省分は幾らかということをまず伺います。
【次の発言】 田中防衛大臣に次に伺っておきますが、二〇一二年度の防衛省の宇宙関連予算は幾らですか。
【次の発言】 配付いたしました資料をごらんいただきたいんですが、米印の一に注釈を書いておきましたけれども、内閣府から環境省までの民生利用の合計金額は二千五十一億二千百万円です。米印の二に示しておきましたように、防衛省予算は千九百七億七千五百万円、これ……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 原子力規制委員会は、十月二十四日に、全国十六サイトの原発で重大事故が発生したときの放射性物質拡散予測結果を公表しました。既にお話がありましたように、何度かの訂正も行われましたが、要するに放射性物質の拡散予測というのを出されたので、私も読ませていただきました。 この問題について触れる前に、この重大事故時の拡散の中で、実は福島第一原発による昨年三・一一からの三週間分はデータがないということでおいてあるんですが、四月一日からことしの三月三十一日までの丸一年間については、累積放射線量が、去る六月五日の衆議院環境委員会で、私の質問に対して当時の原子力安全・保安……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 温暖化対策基本法について考える上で、まず、現実の地球温暖化の現状と、事実としてあらわれている異常気象の問題、そして海面上昇、氷河、氷床の減少などは、地球温暖化対策に地球的規模で緊急に取り組まなければならないということを示しているというふうに思います。それだけに、二酸化炭素排出量を二〇二〇年に一九九〇年比で二五%削減するという法案の目標は、科学の要請、IPCCの期待する削減目標に見合うものとして評価できると考えているものです。 それだけに、法案第一条、第十条二項、附則第一条で、主要排出国の参加が得られたときに発効するとして、二五%削減の実現を、法律上実……
○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。 昨年私は、二回の質問、それから質問主意書で、考古学的見地から考えて確実に時代が合わない三つの陵墓の例を取り上げました。宮内庁の陵墓の治定の考え方の問題をただしたんですが、「陵墓の治定を覆すに足る陵誌銘等の確実な資料が発見されない限り、現在のものを維持していく所存である。」という答弁書でした。 エジプトのクフ王とかツタンカーメンの墓などの場合は、ファラオの名前を記したカルトゥーシュ、要するに墓誌銘によって明らかにされているんですが、中国でも銘文が刻まれた石牌で王が特定されています。 そこで、最初に宮内庁に伺っておきたいんですが、陵墓に葬られている皇……
○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。 きょう、私は、最初にソーラーセルについて質問したいと思いますが、まず、ソーラーセルへの補助金で普及を進めるというのは非常に大事な政策手法だというふうに考えているんです。 かつて、その中で補助金を当て込んで、訪問販売業者による被害というものが出ました。消費者庁に最初に確認しておきたいと思うんですが、国の補助があった時代で、二〇〇五年まで一度あったとき、ソーラーセルの訪問販売による苦情が随分ふえて、一度減ったんだけれども、昨年の補助金復活以降またふえている、そういう状況にあると思うんですが、数値はいいですから、まず傾向だけ確認をしておきたいと思います。
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、枝野官房長官がいらっしゃる間に、先に枝野さんにお伺いしたいと思うんです。 今もお話ありましたように、第一原発から、特に事故炉から二十キロ圏内を警戒区域ということで設定したわけですね。これは枝野さんの発表でありましたが、なぜ二十キロ圏内なのかとか、そういうことについての議論は議論としてあると思うんです。 大体、累積放射線量の予測からして、年間被曝量からして、ある一定の閾値を超えたら発がんリスクは確実にふえていく。これは絶対的危険の問題ですね。閾値以下であれば、一応発がんは大丈夫だろうと考えられるんだけれども、しかし実際には、確率的には発がんとい……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
最初に、経産省の政府参考人から伺っておきたいと思いますが、日本の再生可能エネルギーの可能性について、物理的限界潜在量は、太陽光、風力、小水力、バイオマス、地熱など、それぞれの潜在量と、それから合計のものを発電電力量の単位でお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今お答えいただいたのは、住宅とかに限った、限界の中での太陽光の話なんです。いわゆる物理的限界潜在量として見ますと、太陽光発電だけでも八兆三千九百二十七億キロワットアワーと非常に大きなものがあるわけです。
それで、この機会に、環境省の方でも再生可能エネルギーの導入ポテンシャル調査をことし……
○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。
最初に、北澤大臣の方に、二〇一〇年十二月一日の防衛省の防衛生産・技術基盤研究会においてのあいさつの中で、武器輸出三原則の見直しを何としてもなし遂げたいと表明し、さらに、技術向上の中で共同開発ができないと技術基盤が劣化する危険がある、歯どめをかけ、防衛力を守りたいと発言されたと伺っておりますが、これを大臣からまず最初に確認しておきます。
【次の発言】 ここにも、ネットで、ウィキリークスで読むことができるんです。二〇〇九年九月のアメリカの国務省の在日大使館あての公電の中でのことですけれども、数多くのミサイル防衛能力の売却の可能性を含む、NATO及び欧州の……
○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 きょうは規制機関の問題について質問したいと思いますが、しかし、それに先立って、規制機関と電力やメーカーとの関係の問題についても、少し政府参考人の方に最初に伺っておきたいと思います。 福島第一事故の検証を行って、それを生かした原子力規制の方向を今考えなければいけないときですが、しかし、福島以前から多くの事故があり、検証はあったはずです。そこで、今、大飯原発再稼働に合わせて、福島のBWRとは異なるタイプのPWRの美浜原発二号が一九九一年に起こした蒸気発生器細管破断事故について、改めて伺っておきたいと思うんです。 これは実は、一九七五年から八〇年にかけて……
○吉井分科員 日本共産党の吉井英勝です。
きょうは、原子力規制のあり方にかかわって、幾つか伺っておきたいと思います。
まず最初に、政府参考人の方に伺いますが、これまで環境省が原発立地に当たって行ってきた環境アセスメント、どういう評価を行ってきたかということを伺いたいと思うんです。環境影響評価法に基づく原発に係る手続経緯によると、一九九九年以降で、何件、何基の原発の評価を行って、そのうち原発立地はノーだと答えたものがあるとすればそれはどの原発か、このことを最初に伺っておきます。
【次の発言】 要するに、伺いましたのは、原発建設ノーだと言ったのがあるのかと聞いたんです。あったならばどの原発かと……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。