このページでは中川正春衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○中川正春君 中川正春です。 民主党・無所属クラブを代表して、質問をしていきたいというふうに思います。(拍手) まず、質問に入る前に、先ほど、今回の国会の混乱についてのコメントがありました。これは、問題をごまかしてはだめだと思うのです。本来の、今回の国会の混乱については、すべて自民党に責任があります。(拍手) 橋本元総理は、国民に対して説明をする責任があるんです。それに対して、国会は調査権を持っております。そのみずからの調査権を自民党国対が否定をしていくような今回のこの運営については、猛省を促したい。私たちは断固闘っていくことを改めて表明をしていきたいというふうに思います。(拍手) 特……
○中川(正)委員 総理を相手にやりたかったのでありますが、残念なことに、行かれました。 まず冒頭、私からも、奥大使、そして井ノ上一等書記官の御冥福を心からお祈りしたいというふうに思っております。 同時に、その犠牲の上に立って、我々の国が過ちないよう、改めてきょうは、方向転換をすべきだ、今すぐの自衛隊の派遣というのは見送るべきだということ、このことを一つの私自身の、あるいはまたうちの党の方向性としてしっかりと持ちながら質問をしていきたいというふうに思っております。 先ほどもお話が出ていましたが、今回の二人の犠牲者を出したこの状況というのは、自衛隊を派遣すべきかどうかという判断の上に非常に大……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。お許しをいただいて質問をしていきたいというふうに思います。 今議題に上がっています社会保障、アメリカあるいは大韓民国との関係につきましては賛成です。早くこんなものはどんどん整理をしながら前向きにいくということだと思っております。これについては以上であります。 次に、もう少し日朝問題をこの場でひとつ整理をさせていただきたいということで、通告をさせていただきました。 総理大臣があんな形で急遽訪問することになった。そして、それでなくてもということだったと思うんですが、五人の拉致被害者の家族が無事日本に帰ってきた。このことについては、よかったなという率直な……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 まだ、このイラクの特別委員会はきのう始まったばかりでありまして、こうして議論すればするほど、ますますその論点が混迷してくるし、派遣命令を出したその基本的なデータあるいは情報そのものが、どうも捏造されたものじゃないか、あるいは故意に正当化だけをねらってその情報を集めてきただけのものじゃないか、そういう懸念が増してくる。 そんな中で、実は、質問に入る前に一言しっかり言っておきたいんですが、この委員会の開催当初から、非常に異常な状況で開催されております。まず交渉して、これは理事会というものがこれをどういうふうに運営していくかという話し合いをして、与野党の……
○中川(正)委員 話の緊急性を理解していただいて、急遽質問に立たせていただくことを許していただいた与党の理事の皆さんに感謝をしたいと思います。 その上で、先ほどの議論をずっと総括をしますと、二つ、一つは質問、それから一つは提案をしたいと思うんです。 一つは、これは国民にとっても我々にとってもそうなんですが、外務省がなぜ総括的にこのことを説明しないのかということ、これが一番問われているんです。説明責任を果たしていないんですよ。そういう意味からいって、警察が四月の初めに何らかの形で証拠について説明をするということが出てきていますが、外務大臣、外務省としては、いつ総括的な説明を国民にする、その期……
○中川(正)委員 きょうは、今さまざまに進展しています問題をトータルで整理していきたいというふうに思うんですが、その前に、ちょっと通告が遅かったので恐縮だったんですけれども、一つ確認をしていきたいというふうに思います。 日本でもアルカイーダの系列のテロ容疑者、ヒム容疑者あるいはデュモン容疑者、これも明らかになって、潜伏をしていたということなんですが、その辺がはっきりとしてまいりました。 これは、公安の方で、今回の事件といいますか、この容疑者の背景と、具体的にどのように日本でのテロが起きる可能性があるのかというところも含めて、説明をまず冒頭いただきたいと思います。
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 私は、質問に入る前に、ひとつ、きょうの委員会について大枠の話をしておきたいというふうに思うんですが、本来は総理大臣が国会に対して説明責任を負うべきところであるということ、これは、国民だれしもあるいは国会もそういう意向でありました。ですから、この委員会も理事会でそのことを皆で確認し、また、国会の国対の方もそういう意味合いで、官邸に対しても、総理大臣がこの委員会に出席をしなさい、そういう話を持っていったはずであります。 これについて、総理大臣、逃げちゃったんですけれども、これはどういうことだったんですか。官房長官、まずそこからお答えをいただきたいと思い……
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。 きょうは、冒頭、一般質疑という形態をとっておりますが、本来、この後上程されます特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法案、これについて集中的に質問をさせていただきたいというふうに思っております。 これは、私たち民主党とそれから与党の方で、同じ危機感といいますか、一つの今の外交情勢の上に立って、船舶を日本の国家の意思によってコントロールしていくことが必要であろう、そういう共通認識の中で、お互い法案を提出させていただいておりました。その結果、それぞれ目的とするところが同じだということ、それと同時に、一番外交的に効果のある、いわば内閣総理大臣、これ……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。
質問に入る前に、委員長に一つ、こんなことでどうでしょうかという提案を申し上げたいんですが、さっきから外務大臣、体の調子が悪いんだというメモをいただいていまして、もし後の皆さんの御了解をいただければ、これでお引き取りをいただく方がいいんじゃないかというふうに思うんですが、どうでしょうか。
【次の発言】 その上で、一つ苦言を呈したいんですが、こういう中途半端な仕切りをしないようにしてください。もしだめであるのであれば、最初からそのような前提で、理事会でちゃんと了解をとって、大臣なしでやるかあるいはこの委員会をやめるか、そういうことは理事会でしっかり議論し……
○中川(正)議員 歳入庁という方式は、外国でも採用をしておるところがあるわけであります、その際、私たちも前提として考えていったのは、民主党案の中で、所得比例方式を前提にしていく中で考えていくと、やはり所得の把握というのが基本になるのだろう。そういう意味からいっても、歳入庁でまとめて、しっかりとした信頼関係を国民と結んでいくということが正しい方向じゃないか、そんな議論を経た上で歳入庁方式ということになったわけでありますが、御指摘のとおりに、それに対してさまざまなまた問題点もあろうかと思います。 効率的に行っていくために、そうした議論もさらに弾力的に考えていきたいというふうに思っておりますので、……
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。 今回の実務者協議を中心にして質疑を進めていきたいというふうに思います。 まず冒頭に申し上げておきたいんですが、今回外務大臣、外へ出られてこの委員会に出席できなかったということなんですが、そのことと同時に、それだけに官房長官の出席、当然そうした意味ではあるべきだというふうに思うんですが、それも拒否をされたということです。肝心の与党の筆頭がここに今いないんですけれども、改めてこういう委員会の運営について厳重に抗議をしておきたいというふうに思うんです。 もう一つ、後ほど申し上げますが、参考人に出てもらう話についても、本当に国会の私たちの調査権と……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 引き続き質問に入らせていただきたいと思います。 先ほどからいろいろ議論を聞いていて、二つのことを思いました。 一つは、小泉総理の例の発言でありますが、自衛隊の行ったところが非戦闘地域だということです。最近の議論を聞いていても、私が法律だ、私の言っていることを皆が理解しないのが悪いんだ、こういうことだと思うんですね。すべてがそんな流れで動いていまして、この国がそうした大きな転換期に来ているときに、そんな総理大臣を抱きながらやっていく危うさ、ここがあると思うんです。それが象徴的に出てきた言葉なんだろうなということを一つ思います。 それからもう一つは……
○中川(正)委員 同じく民主党の中川正春です。ちょうど二年ぶりぐらいに委員会に戻ってきまして、改めて張り切ってやらせていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。 先ほどから議論を聞いておりまして、かつ、これまで谷垣大臣就任以来何回にもわたっていろいろな席で述べておられることを聞いておりますと、いろいろな政策の課題がある、その中でも、先ほどから話の出ている、いわゆる財政の健全化、プライマリーバランスを中心にして、何とかまともな形に近づくように持っていこうということ、これが政策課題としてはまず第一なんだ、そのために大臣に就任したという、それぐらいの気持ちで取り組んでおられる……
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。 お二人の参考人には、ありがとうございました。ちょうど二十分ほどでありますが、もう少し、私自身、先ほどのお二人の説明の中でここと思うところを深掘りしてお話を聞いていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 まず最初に、神作参考人にお尋ねをしたいんですが、最後の方で今回は業法の改正で入り口であるということ、本来は、信託というのを日本でどのように発展させていくか、あるいは資産運用の手段あるいは金融手段、あるいはまた、もう少し後でまた聞いていきたいと思うんですが、ほかの分野での活用ということも含めて考えていきたいという流れがあるんだ……
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。 きょうの委員会でも、それぞれ質問者から何回も何回も繰り返し出ていますように、人権と人の命というものを外交交渉でもてあそぶというような今の北朝鮮の体質、そして非道きわまる体制、このことに対して改めて心から憤りを感じております。それと同時に、こうして振り回されなければならない、こういう状況をつくり出している今の外務省の交渉過程というものに対しても、改めて私は警告を発していきたいというふうに思うんです。これが限界だと思いますよ。そのことを冒頭申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。 まずは、さっきから話に出ています経済制裁についてですが、……
○中川(正)委員 大変中途半端な時間に先週に引き続いてこの委員会を設定されまして、本来なら夜なべをしないで、まだしっかり余裕はあるわけですから、ちゃんとした時間で十分な議論を進めていくということを、今出席をしていただいておる皆さんを代表して申し上げたいというふうに思います。そのことをまず申し上げて、具体的に幾つかの項目を、事前に連絡をさせていただいた内容を議論していきたいというふうに思っています。 まず最初に、今回の法案、定率減税に関しまして、我々も実は対案を出していくというかそういうものを考えています、対案といったって、定率減税をやっちゃだめだということははっきりしているんですが、それ以外……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。先日に引き続いて質問をさせていただきたいというふうに思います。
一日御苦労さんでございます。大分お疲れでございましょうが、最後の頑張りを見せていただきたいというふうに思います。
時間の都合もあるようなので、最初に金融関係からお尋ねをしておきたいと思うのですが、ライブドア、ニッポン放送あるいはフジサンケイグループ、今国民的関心を集めてやっていますが、大臣はどちらが正しいと思われていますか。
【次の発言】 しかし、これは、今最中ですからなかなか難しいということもわかるんですけれども、市場にも影響しますしね、わかるんですが、一つは裁判という形で決着をする道……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 質問に入る前に私からも一言申し上げたいんですが、やはり大臣がこういうタイミングで、しかもこうした懸案を持っている中で出席しなかったということについては、これは委員長、しっかり問題意識を持っていただきたいというふうに思うんですよ。 それがためにわざわざこの委員会を分けて特別委員会とした。それは、日本の安全保障にとって北朝鮮の問題というのは、拉致はもちろんのことですが、核の問題も含めて、将来一つの分岐点になっていく課題なんですよね。それがずっと長い間開かれずに、しかも開いたら大臣が出席していない。しかも、六者協議を目前に控えているというこのタイミングで……
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。 前原委員に引き続いて、私も北朝鮮の問題を中心に議論を進めていきたいというふうに思っております。 先ほどの議論にありましたように、今回のいわゆるスポークスマンによる、何と申し上げたらいいか、瀬戸際外交詰まれりというんですか、余りにも稚拙な表現で訴えてきている今回の問題でありますが、それに対する解釈が出ました。先ほどのお話のように、アメリカと二国間協議をしたい、あるいは、瀬戸際外交を詰めることによって、ハードルを高くすることによって自国に有利な交渉を進めていきたい、いろいろそういう面での指摘はあったわけでありますが、もう一つ、まだ議論をされてい……
○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。 金さん、李さん、陣さんには、きょうは本当にありがとうございます。 民主党の拉致対策本部は、皆さんが日本で拉致問題について連携をしていく、日本の拉致家族の皆さんそして被害者の皆さんと連携をしていくことによって、そしてまた韓国政府がこれに乗り出してくることによって、さらに力強い北朝鮮に対する交渉力がつくということ、その思いを秘めながら日本にやってきていただきました。私たちが招待したことを、改めてよかったな、この連携がさらに大事だなということを思っております。 まず、私も、最初に日本人の消息についてさらにお聞きをしていきたいと思います。 か……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 まず、先ほどのいわゆるオンブズマンの議論について、これは設置すべきだという観点から、もう少し違った切り口でお話をさせていただきたいと思うんです。 ヨーロッパで発達をしてきたその背景というのがあるんだと思うんですね。いわゆる行政というものの運用形態というのが、日本独自の、いわゆる業界団体との話し合いの中で、護送船団方式とよく言われますが、業界団体自身が自主的にルールをつくりながら、それを指導指針とか行政指導とかいうような形で行政を進めてきた背景というのが日本にある。 ヨーロッパの場合は、今、特に金融関係で、ビッグバン以降、大きな変化が起こってきてい……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 最近、選挙をするたびに私、国民意識の中に、これで私たちの意思が本当に反映されているんだろうか、あるいは、国会あるいは地方議会もそうですが、国民の意識形成というか意思というのを集約しながら国民に選択肢を提示していくということが実際できているんだろうかという、言いかえればそういうことですが、そのことについて非常に難しい局面に来ているのかなということを選挙のたびに実は痛感をしております。 そんな中でマニフェストというものも出てきたんでありますが、それでもやはり問題はある。そのことの一つが、地方議会が総与党化しているという現象があるでしょうし、国会について……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。ありがとうございます。 今のテーマの二院制と政党ということについて考えていくのに、基本的に、この国の形の方向性というか、それをどう見定めていくかということと密接に関係があるんだろうというふうに思うんです。 そんな中で、私は、二つのテーマといいますかコンセンサスというのをとっていくべきであろうし、そういう方向性なんだろうというふうに思うんです。 一つは、分権に対する流れ。連邦制までいくかどうかということはともかくとして、今の中央集権という形のままでは、私たちの国の運営というのは行き詰まりがある。そんな中で、分権という流れを確実につくっていくということ……
○中川(正)委員 基本的に私も、この一条、二条、象徴という言葉で表現される先ほどの天皇の地位というものと、それから世襲であるということ、この基本はこれで正しかったんだろうというふうに思いますし、また、天皇もそして宮家も、私たちの国民の思いそれから期待に対して非常に真摯に、すばらしい役割を果たしてきていただいたというふうに思うんです。 それは、各国の今の皇室のあり方と比べると、そういう意味では日本の天皇制というのは本当に評価されるべきものであると思いますし、その努力が恐らく天皇みずからあるいは宮家の方々の中にあるんだということ、これをしっかり私たち国民も認識をしていって、その上でこれからの制度……
○中川(正)委員 民主党の中川です。 二点、指摘といいますか意見を申したいと思うんですが、一つは、最近、三位一体の議論を中心に地方分権の話が進んでいますが、そのときに必ず出てくるのが、社会権についてのナショナルミニマムをだれが保障していくのかということだと思うんです。 それで、相当議論がそこで混乱をしておりまして、二十六条なりあるいは教育を受ける権利、あるいは社会福祉の意味でのナショナルミニマムを保障するということ、これが、国の責任において保障をしなければならないというふうに解釈をするのか、それとも、これは国だけではなくて、それぞれ地方自治体はもちろんのことですが、コミュニティーも含めてこ……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 まず、八十九条の問題でありますが、大まかな点、多くの点について枝野幹事のお話と私も同調するわけでありますが、その中で、特に「公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業」というその具体的な中身ということになると、今、いわゆる公益法人の改革論議が進んでおりますが、これをどのように位置づけるかということにも密接に絡んでくるんだろうというふうに思うんです。 恐らく、私は、八十九条を想定したときの社会観というか世界観といいますか、そういうものは、この公益法人でなされるパブリックサービスを、補助金といういわゆる国に一たん通したお金を国の意思によって、権力の……
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。 表現の仕方についてはさっきの河野さんのお話のとおりだと思うんですが、それこそ、工夫の余地も含めてあるんだというふうに思います。 もう一つ、歴史的な背景の中で、前文だけじゃなくて憲法そのものを考えていったときに、私は二つの意味合いを持って考えていくべきだと思っています。 一つは、普遍的な価値観、主権在民あるいは平和主義、あるいはまた、前文にはそう強調されていませんが、人権ということについて、この憲法で日本国民はこれを普遍的な人類の原理であるということを受け入れたというか、それを普遍的な価値観として日本国民としてもしっかりと実現をしていこう、そういう……
○中川(正)分科員 おはようございます。民主党の中川正春です。 実は、きょう議題にしますNOx・PM法、これは三回目なんです。 私の気持ちとしては、環境行政、特に環境税や何かの議論も含めて、やはりしっかりと納得のいく、方向性としてはみんなそれは総論で賛成するんですが、個々の施策について議論をすると、どうしてもそこに公平性というものがしっかりと基本として入っていないんじゃないかということであるとか、あるいは、本来は、特に経済については中立でなければならないところが、その負担が片方にだけかかってきてしまって、いわゆる市場というものを乱していく、そういう懸念であるとか、中身を突き詰めていくと、そ……
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