中川正春 衆議院議員
42期国会発言一覧

中川正春[衆]在籍期 : 41期-|42期|-43期-44期-45期-46期-47期-48期-49期
中川正春[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中川正春衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

中川正春[衆]本会議発言(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第24号(2001/04/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川正春君 民主党の中川正春でございます。  税理士法の一部を改正する法律案に対して質問を行いたいと思います。(拍手)  森総理が実質、退陣表明をされました。きょう、私の質問は、まさに幻の内閣、蜃気楼に対して質問をすることになります。このことに対して非常に憤りを感じておりますし、さらに、これから自民党の総裁選挙に入る一カ月余りの政治空白。この大事なときに、国会と内閣が機能不全に陥ってしまっておるわけでありますから、これに対する責任を、そしてまた、政府・自民党の危機管理能力が全く欠如しているのだというその現実を、ここで明らかにしていきたいというふうに思います。(拍手)  振り返って、日本の税制……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 衆議院本会議 第9号(2002/02/19、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川正春君 民主党の中川正春であります。  平成十四年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案について、民主党を代表して、関係大臣に質問をいたします。(拍手)  先ほど、ブッシュ大統領の歓迎式典がありました。大統領の日本国民に対するメッセージ、この中で、改めて私は、小泉総理は、国家の意思、この日本の平和に対する思いというのをはっきりと表明すべきだということ、これをまず思いました。  同時に、小泉政権の構造改革と経済運営に期待を寄せるこのブッシュ大統領の演説の中には、改めて、もしここで失敗すれば日本にはもう後がないんだ、このことを小泉……

第154回国会 衆議院本会議 第32号(2002/05/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川正春君 民主党の中川正春です。  瀋陽の日本総領事館事件に関する外務大臣報告に対して、民主党・無所属クラブを代表して、質問をいたします。(拍手)  中国警察官が、不法な侵入と難民の強制連行という行為をもって日本領事館の不可侵権を侵害したことに対して、まず、中国政府に対し抗議を行うものであります。(拍手)  民主党は、国際社会の重要なパートナーである中国が、国際法にのっとり、この五人の北朝鮮家族を日本領事館に引き戻すべきだと訴えております。同時に、領事館内への強引な侵入により、日本の不可侵権を侵したことに対し、中国政府は、即刻、謝罪をすべきであります。(拍手)  また、小泉内閣は、中国政府……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第42号(2003/06/24、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川正春君 民主党の中川正春でございます。  私は、党を代表して、イラク人道復興支援特別措置法案につき、総理及び関係大臣に質問いたします。(拍手)  最初に、国際政治の枠組みに対する基本的な認識について意見を述べ、あわせて、総理の認識をただしたいと思います。  ブッシュ政権誕生後に起きた九・一一テロ事件が、アメリカの姿勢を先鋭化させています。私たちは、この一国主義的なアメリカの姿勢に強い懸念を持っております。  イラク問題に対し、民主党は、当初から、徹底的な国連査察を通じた平和的解決を訴えました。さらに、イラク攻撃に対しては、既存の安保理決議では不十分として、新たな国連決議の採択を訴え、単独……

中川正春[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

中川正春[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第148回国会(2000/07/04〜2000/07/06)

第148回国会 大蔵委員会 第2号(2000/07/17、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。続いて質問に入らせていただきます。  基本的なところでまず二点ほど問題提起をしたいのですが、一つは、我々この何年か、金融改革に取り組んできました。その流れの中で、一つの基本的な指針といいますか目標というのが、やはりルール行政を確立していこうじゃないか、いわゆる護送船団方式、その当時は官僚ということが前に出ていましたが、大蔵省の恣意的な行政で引っ張っていくのじゃなくて、オープンでルールを基本にした行政というのが最終的にはこの国にも取り入れられなければならない、国際的にもやはりそうした流れが大切なのだ、これでやってきたわけなんです。  今回のそごうの……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 大蔵委員会 第3号(2000/11/10、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  今回の法改正は、基本的には我々も賛成をしていくということでありますが、しかし、その中に、先ほどの意見陳述を前提にしても割り切れない部分があるということ、ここのところを一つ二つ確認をしながら議論をしていきたいというふうに思っております。  まず最初に、これは動機不純なんですね。衆議院選挙を挟んで酒販業界から規制緩和に対して非常に大きなプレッシャーがかかったということ、それに対して、選挙を目前に控えた自民党が一つの妥協案という形で見出したのが今回の理屈であるということ。この辺が、ともすると国民全般にとっては、法律の効果、あるいは我々が本来本気で意……

第150回国会 地方行政委員会 第2号(2000/10/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。私も衆法の方の提案者の一人になっていますので、閣法に限って質問をさせていただきたいと思います。  まず、実際に警察法の質問に入る前に、国会が正常化されまして、きのうのいろいろな各段階の議論の中でも問題になってきております中川官房長官、私と同じ名前なので非常に不都合を感じておるのですが、この問題について、一つ二つ確認をさせていただきたいというふうに思います。  まず、警察に関して、三つほど課題が出てきたというふうに思うのですね。  一つは、ああいう形で週刊誌の上に、警察の捜査情報というのが特別に漏えいをしていた、しかも、権力の座にあるということを利用して、……

第150回国会 地方行政委員会 第4号(2000/11/02、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、警察法の一部を改正する法律案について、まず民主党案に賛成、政府案並びに社会民主党の修正案に反対という立場で討論を行います。  今回の警察法の改正は、一連の警察不祥事が深刻であっただけでなく、警察の閉鎖性と自浄能力の喪失が危惧され、公安委員会の管理機能の回復と強化が求められたことから必要になったものであります。したがって、法改正のポイントは、まず公安委員会の事務局機能の強化、公安委員会の監察の権限の明確化、公安委員会みずからの苦情処理システムの確立、そして警察情報の開示促進であります。  以上の課題の認識にお……

第150回国会 地方行政委員会 第6号(2000/11/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  それぞれ、ゆうべは御苦労さんでございました、けさですね。まだ頭の中がもうろうとしておられる方もおられると思うんです。元気を出してと言いたいんですけれども、きのうの結果を見ていて、やはり国民全体を失望させてしまった。特に、新しい政治の芽というのがここから出てくるんじゃないか、こういう期待感を持って、緊張感を持って我々も取り組んでいたわけでありますが、結果として、自民党の中の権力抗争だけで終わってしまった。また、それが一番自民党の体質として問われなければいけないところ、そこのところが一番悪い形で出たということで事がおさまったということについては、……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 財務金融委員会 第4号(2001/02/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春でございます。  不正常ながら予算委員会が続きまして、それに答弁に立たれた皆さんも、あるいはまた攻めている野党の方も、もっと言えば国民自体が、もううんざりしてきているんじゃないかということであります。総理の問題、あるいは村上さんの問題、あるいは額賀さんの問題。天下国家をどうするかということ、これに本来は今の時代しっかりと議論の焦点を当てていかなければならないところが、国会自体がこのような形で本当の意味での正常化がなされていかないということ、これに大きく憂いを感じております。  その上に立って、きょうは本来の議論に戻して、天下国家といいますか……

第151回国会 財務金融委員会 第7号(2001/03/02、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十三年度における公債の特例に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対し、法人税法等の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。  まず、特例公債法案に反対する理由を述べます。  政府・与党は、財政健全化への道筋を全く示すことなく、将来の世代に負担を強いる公共事業ばらまきの列挙など、政府としての使命、責任が欠如した予算案を提出しておりました。本法律案は、このような放漫な財政支出を埋め合わせるために、十九兆五千五百八十億円もの赤字国債の発行を可能にしようとするものであります。それは、財政法の理念に……

第151回国会 財務金融委員会 第13号(2001/05/31、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 続きまして、民主党の中川正春でございます。  通告に従って質問していきたいと思うのですが、その前に、午前中にもちょっとお話が出ていましたが、塩川大臣、非常に快調に飛ばしておられまして、なかなか思い切ったことをそれぞれ言っていただいておるということ、このことについて私も評価していきたいと思いますし、午前中に出ていた、塩じい人気というのですか、これもなかなかのものだと思うのですね。  これを一回聞いてみたかったのですが、この塩じい人気はどこのところにあるのか、どこが今受けているのか、御本人はどうお考えでございますでしょうか。

第151回国会 財務金融委員会 第15号(2001/06/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。民主党、午前中から引き続きまして、質問をさせていただきます。  塩川大臣、事前にちょっとこれは通告がしていなかったのですが、基本的な話なので御所見を伺いたいのですけれども、ことしの予算で開発あるいは研究という分野で、TMD、NMDの方へ向いて日本も参画をしている、そういうことですね。この間から田中外務大臣がいろいろなところで発言があって、基本的には、日本の国内でこのTMD、NMDについてどういう議論をしてきたかということになると、これ自体も私は未成熟といいますか、議論自体が十分でないということも、今回の一連の物議を醸し出した発言の背景にはあるのだ……

第151回国会 財務金融委員会 第18号(2001/06/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。上田委員に引き続いて質問をしていきたいと思います。  先ほどから、経済財政諮問会議の答申について議論が出ておりました。やはり議論すればするほど、これはもう少し総括的に、全体として論点をはっきりすべきだということを改めて思います。  その上に立って私も、先ほどから、この底に流れるサッチャリズムみたいなものがあるという議論が出ていましたけれども、これは競争原理だと思うんですね。それを基調にしながら日本の再生をしていこうという、その議論の延長線上でいきますと、私は三つの条件が確実に抜けていると思うんですよ、この計画の中に。  それは、まず一つは、今の経……

第151回国会 総務委員会 第14号(2001/05/17、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。お許しをいただいて、質問をしていきたいというふうに思います。  小泉内閣は快進撃をしていますが、その所信表明をお聞きしても、構造改革を中心にして、やるべきことはやっていきますよというその意気込みは私たちも評価をしたいと思います。ただし、これから中身でありまして、これはよく言われることですが、どこまでそれを参議院選挙までに煮詰めていけるか、こういうことだと思うんです。  そういう意味に立って基本的なことをお尋ねしたいんですが、その構造改革も、不良債権を中心にした金融問題あるいは経済問題ということがあるんですが、もう一方で、この国の形として、本来は地……

第151回国会 法務委員会 第16号(2001/06/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続き議論をさせていただきたいというふうに思うんですが、最初に、ちょっと確認といいますか、お尋ねをしておきたいのです。  今回のこの法案というのはなぜ議員立法という形で出てきたんですか。普通であれば、こういうのは審議会にかけて、これまでのいろいろな議論を踏まえながら慎重にやる。さっきから話を聞いていると、これはそんなに急ぐような話ではないんですね。緊急対策とは関係ないんだというふうな話も出てきていましたけれども、それをこういう形で急いでやっていくということは何があるのか、そこから尋ねていきたいと思います。


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第152回国会(2001/08/07〜2001/08/10)

第152回国会 財務金融委員会 第2号(2001/09/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほど皆さんと一緒に黙祷をささげさせていただきましたが、このテロという問題について、改めて犠牲者の御冥福をお祈り申し上げたいというふうに思います。同時に、先ほどもちょっとお話が出ましたが、ここで世界のそれこそセントラルバンクが中心になって、このテロに負けることがあってはならない、経済というものを混乱させない、これがもう一つの重要なテロ対策、民主主義が挑戦されたときに私たちが改めて力を合わせて頑張っていく、その流れをつくり出していくということ、これがいかに大切かということであろうかと思うのです。  その上に立って、先ほどもお話が出ましたが、初期……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 財務金融委員会 第2号(2001/10/17、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     銀行法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 金融機関に対する国民の目は極めて厳しい。その根底には、バブル期にみられた不動産融資、金融商品をめぐる営業姿勢、中小企業等に対するいわゆる貸し渋り問題、金融機関経営者の経営姿勢等に対する批判がある。いうまでもなく、金融機関には極めて高い経営モラルが求められており、金融機関は改めてこの点を自覚する必要がある。従って、政府は、このような趣旨を十分に踏まえ……

第153回国会 財務金融委員会 第5号(2001/10/31、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 それでは、続けて質問をさせていただきたいと思います。  先ほどのマターがそのまま結論を得ていないような形で中途半端になっていますので、もう一回確認をしたいのですが、本人に聞くこともしない、調べることもしない、そういう意味なんですか。それとも、調べたけれども答えることはできないということなんですか。そこのところをはっきりしてください。
【次の発言】 一般論と、それから今度のこの特定の問題とをすりかえていられるように思うんですね。  というのは、この問題が始まったというのは、これは新生銀行からウォールストリート・ジャーナルへ向いてこの情報が漏れて、漏れてというよりも意図的にそれを……

第153回国会 財務金融委員会 第6号(2001/11/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 租税特別措置法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由説明をいたします。  ただいま議題となりました租税措置法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由は以下のとおりであります。  現在、我が国の証券市場改革の最大の課題と言われる個人投資家の市場参入の促進については、これは言うまでもなく、証券市場の信頼回復、透明性の向上、株主重視の企業経営などのインフラの改革が不可欠であります。したがって、証券税制のみで貯蓄から投資に資金の流れを変えられるものでないことは、これは言うまでもありません。市場の透明性向上の観点からは、民主党が提案しているように、まず米国SEC並みの……

第153回国会 財務金融委員会 第9号(2001/11/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  私自身の質問に入る前に、塩川大臣に一つお願いをしたいんです。  さっき大臣そのものもおっしゃったように、河村委員の質問がここ何回か、同じことを繰り返しながら、なかなかその十分な資料提供というのがすぐに出てこない。それで、がりがりやってやってしているうちに、ちょっとずつまたはっきりしたことが出てくる。  これを客観的に見ていると、どうも今のあっせんという行為、いわゆる税務署という公権力を背景にしながら、それは自分たちの老後の問題も含めて、生活設計が立っていけるように、公務員としてそれなりの魅力があるようにというその理屈の中でこの制度というのが続……

第153回国会 財務金融委員会 第14号(2001/12/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 きょうは珍しく時間どおりに進んでおりますが、民主党の中川正春です。続けてやらせていただきたいというふうに思います。  冒頭、一つ確かめておきたいといいますか、認識を統一していきたいところがあるんです。  というのは、今、私たちは地元に帰りますとそれぞれ同じ立場だと思うのですが、経済に対しての信認性というか、非常に危機感というのがあふれております。一つはペイオフが近づいておるということ、これもあるんでしょうが、それ以上に、中小企業は特にそうなんですが、収益力が落ちてきていて、デフレスパイラルの入り口といいますか、もうほとんどその形で経済が動き始めてきている。どうもこのままでは、……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 外務委員会 第2号(2002/02/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  この一年ほど外務省は大混乱で、さまざまなその混乱の果てに川口大臣が誕生をしたということかと思うんですね。国民の方から見れば、何が今問われているかといったら、やはり信頼、いかにして外務省というのがその信頼を取り戻していくかということ。恐らく大臣自身も、そのために私はここに来たんだという気持ちで頑張っておられるんだということ、このことを信じたいと思うんですね。  しかし、信頼というその言葉というのは何から生まれてくるかというと、ただ、改革をします、あるいはこんな調査機関をつくります、そういうことだけじゃないと思うんですよ。その後ろにある、今外務省というの……

第154回国会 外務委員会 第4号(2002/03/22、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まず、実質的な審議に入る前に、ちょっとこれは事前通告がないんですけれども、大臣、一度お考えをいただきたいというところがございます。  それは参考人の質疑に関してなんですが、この委員会の進行の中で、それぞれ、理事懇あるいは理事会でさまざまな、この際には、直接事情を聴取するという意味で参考人を呼ぶべきではないかということで、大体、与野党問わず話が一致しております。  具体的には、今回、青木前ケニア大使と、それから、前コンゴ大使で、今、支援委員会の事務局長の高野さん、この二人を招致したいということで、実は今この時間、日程を入れておりまして、本来、大臣、非常……

第154回国会 外務委員会 第6号(2002/04/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 続いて、民主党の中川正春でございます。先ほどに関連して質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、先ほども出ましたけれども、「鈴木氏に公電連日配達」というこの記事に関連して、この中身を見ていると、ただ調査をするということだけにとどまらず、これは刑事訴追というか、守秘義務、同時に、極秘や秘指定のものを解除せずに、その手続をとらずにそのまま届けていた、そういう報道がなされているんですね。ここまで来ると、大臣、ただ省内の者に聞くということだけでおさまらずに、これは刑事事件になるんですよね。法に違反しているんですよ。そういう問題意識があるかどうかということ、これをお尋ねし……

第154回国会 外務委員会 第8号(2002/04/10、42期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○中川(正)委員長代理 次に、東門美津子君。
【次の発言】 これは事前通告したんでしょう。どうしているの。
【次の発言】 東門さんのたっての希望でございますから。

第154回国会 外務委員会 第9号(2002/04/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。引き続いて議論をしていきたいというふうに思います。  まず最初に、先ほどの木下委員の拉致問題に関連してもう少しお聞きをしたいと思うんですが、先ほど大臣もちょっと御指摘があったように、最近、北朝鮮の風向きというか、さまざまな意味での姿勢というのが変わってきているということ、これはそれぞれの関係者の間で指摘をされておることであります。  その中で、先ほどちょっと話の出ましたスパイ容疑で抑留をされていた杉島前日本経済新聞の記者、この方と大臣が一日の日にたしか会見をされている、外務省の方に杉島さんが訪問をして大臣に報告をされているというふうに思うんですね……

第154回国会 外務委員会 第12号(2002/04/24、42期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○中川(正)委員長代理 次に、首藤信彦君。
【次の発言】 今呼びに行きましたから。続けてください。
【次の発言】 与党の方、呼びに行ったんでしょう。
【次の発言】 時間が来ていますので、これを最後にしたいと思います。
【次の発言】 次に、桑原豊君。
【次の発言】 次に、前原誠司君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十二分休憩
【次の発言】 次に、丸谷佳織君。

第154回国会 外務委員会 第13号(2002/04/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほどの金子さんの質疑時間が途中で切れたというか、予定しているものが切れましたので、私が引き受けて、少しつけ足してやりたいと思うんです。  前回の金子さんの質問で、在外公館で会計責任者が集って支出の説明会をやった、その資料が、これは無期限の秘扱いのものなんですが、流出をして、その中身が公になったということがありました。これについて、もう一回確認をさせていただきたい。  このときに委員長預かりで、先ほど理事会でも議論をしたんですけれども、その結果を踏まえて、もう一度確認をさせていただきたいんですが、この資料の存在について、資料というか議事録のメ……

第154回国会 外務委員会 第14号(2002/05/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  首藤さんの質問に引き続いて、残り時間、関連のことをやらせていただきたいというふうに思います。  さっきの話の続きなんですが、議論の中で、NGOとの関係を先ほど取り上げてございました。一度お聞きしたいのですが、青木さんにとっては、NGOというのはどういう存在であったわけですか。
【次の発言】 ここに、二〇〇一年六月に、日本の外務省経済協力局の有償資金課の北野さんが調査団の一員として地元に入ったときの、イースト・アフリカン・スタンダードの記事があるんですね。  ここで私も疑念を持つのは、さっきのお話の、いわゆるNGOの連合体の話だろうと思うのです……

第154回国会 外務委員会 第16号(2002/05/29、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 それでは、引き続いて質問をしていきます。  まず、条約についてでありますが、WIPOの、今回限定された問題ですけれども、本来は、日本がかつてたどってきた道といいますか、アメリカとの関係で、それぞれの技術を吸収していく過程で、やはり発展途上国と先進国との問題があったということですね。それが今回は、特に日本の場合は、中国を初め新興国で、大いに前とは逆転した悩みというのを持って、それに対して対応していくという意味では私たちは賛成をしていきたいというふうに思うんですけれども、その上に立ってどういう認識をしているか、そこのところをひとつお尋ねしたいところがあるんです。  それは、この条……

第154回国会 外務委員会 第18号(2002/06/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  最初に条約の方をまずやらせていただきたいというふうに思うんですが、毎回私はこうしたたぐいの条約が出るたびに同じことを聞いているんですが、このことによって経済的なインパクトというのはどのように予測をしているのかということ、これがいつも、そんなこと考えたことないというような答弁が出てきまして、これは私は、何という組み立てをしているのだということが不思議で仕方がないんですよ。  前の議定書の話でもそうですし、あるいはその後のモントリオールでもそうですけれども、これはそれぞれが、やはり経済活動に密接に絡んだ、この国の構造と将来の方向性とい……

第154回国会 外務委員会 第19号(2002/06/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。きょうはありがとうございます。  時間が限られているので、端的にそれぞれお話を聞きたいと思うのですが、私たちの日本の対北朝鮮外交だけじゃなくて、韓国も太陽政策に対する大きな転換期の議論を始めております、そういう意味で、一つの総括をしていかなければならない。  まず、端的に述べていただきたいのですが、なぜ外務省、あるいは日本の歴代の政府ということかもしれませんが、それは、特に拉致問題、あるいは北朝鮮に対する総合的な対応に対して、これだけ、弱腰とよく言われる、やるべきことをやってこなかったか。  最初に、特に拉致問題については、拉致だと認定をするまでに時間が……

第154回国会 外務委員会 第20号(2002/07/10、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  先ほどの首藤委員の質問に引き続いてさせていただきたいというふうに思います。  私も最初そのサミットの関係なんですが、中東和平、この問題、先ほど議論を聞いていて、私自身ももう一つ納得がいかないというか、はっきりさせていただきたいところがございます。  川口大臣は、アラファト議長を訪問していったということは、現在の時点でもアラファトさんがいわゆる統治能力というか、あるいは交渉の当事者としての能力を保持しているという前提の中で会いに行かれたんだろうと思いますし、そういう発言が川口大臣からたびたびありました。それは今も変わっていないんですか、その認識は。

第154回国会 外務委員会 第21号(2002/07/12、42期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○中川(正)委員長代理 土田龍司君。

第154回国会 外務委員会 第25号(2002/07/26、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 おはようございます。  今国会も質疑としては、質疑といいますか審議自体はきょうで最後ということになりました。その間、それぞれ厳しい局面はございましたけれども、大事な条約そのものはそれぞれ理解のもとに全部上げられたということ、これを改めて私からもお礼を申し上げたいというふうに思います。  きょうは阿南大使に来ていただいたわけでありますが、大使、あなたがここへ来ていただくまでにどれだけ我々が苦労したか。外務省が抵抗するんですよね、だめだだめだということで。しかし、私は、本来は、こうした機会にそれぞれの赴任地での問題あるいはこれからの日本外交というものを大使みずからが国民に向かって……

第154回国会 外務委員会 第27号(2002/09/20、42期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○中川(正)委員長代理 次に、松本善明君。

第154回国会 外務委員会 第28号(2002/10/10、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  まず、木下議員の続きをやらなきゃいけないと思うんですが、マツタケ。こんなことで審議が中断するとか理事会を開かなきゃいけないとか、そんなことにならないように心して聞いていただきたいんですが、私は先ほどの議論を聞いていて改めて思ったんですけれども、まだ外交の展開というのが変わってきたんだということを認識していないんじゃないかなというふうに思うんですよね。  国民世論というもの、これに対して余りにも鈍感ですよ。大体、今なぜマスコミが取り上げて、国民の人たちがあれを見て何だこれはという気持ちになっているか、そこのところをしっかり認識しなければいけない……

第154回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2002/02/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほど、原点に返ってというお話が出ておりましたが、私自身は、首都移転、国会移転議論というのは、ただ物理的に国会を移すということだけで始まったものではないと思っているんです。  その原点は、この国の形、分権型、分権論を前提にして、そのネットワーク化をしていく議論の全体の中でこの国会移転というものがあって、それが一つの、国会移転そのものがきっかけになっていくというか、精神的な気持ちの整理になっていくというか、そんなものがやはり原点にあったんだということ。これは今でもやはり生きていると思いますし、経済状況にかかわらず、私たちのこれからの生き方という……

第154回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(2002/05/31、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川でございます。  これまでの国会での議論というものがこれだけ時間がかかってきただけに、一つは、当初出発をした時点とやはり国民の意識が相当ずれてきているということ、それからもう一つは、経済的な背景というか日本の国力といいますか、そういうものも大きくその当時とは違った形の認識というのが出てきているなということ、このことは、私は、国会としてもしっかり受けとめていかなければならないことだろうというふうに思うんです。この点が一つ。  それからもう一つは、先ほど渡辺委員からも御指摘がありましたように、政治的なプロセスというのが、本当にこういう形で物事を決定していっていいものだ……

第154回国会 財務金融委員会 第9号(2002/04/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。引き続き質問をしていきたいというふうに思います。  まず、JT法の関連からやっていきたいんですが、きょうは厚生省の方からまずお聞きをしたいというふうに思うんですが、こうした改正の問題、あるいはたばこ税の値上げの話が出ると必ず出てくる議論でありますが、いわゆる愛煙コストというか、厚生省のサイドでは、たばこに対して非常に厳しい見方をしておられる。この間の、特にたばこ白書なんかを通じて、たばこが人体に害を与えるんだ、そういう議論というのが厚生省サイドでは非常にはっきりしているわけですね。  これをまずコストに置きかえて、その前に、厚生省のはっきりとした……

第154回国会 財務金融委員会 第25号(2002/07/19、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  毎回といいますか、こうして日銀報告をいただくわけでありますが、最近つくづく感じるんですね。この報告のトーンが、まあうちとしてはやるべきことをみんなやって、特にデフレ化の中では、これまでタブーとされてきたあるいはこれまで常識では考えられなかったところまでやってきたつもりなんです、だからあとは政府のサイドの政策、構造改革初め金融における不良債権の処理を早いところやってもらうということでしかないんじゃないか、ずっとこういうトーンなんですね。そこが、私たち聞いていて、もうひとつ物足りないところなのかなと。  いわば日銀の存在感といいますか、あるいは経……

第154回国会 予算委員会 第28号(2002/05/22、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほどの、私自身も海江田議員と一緒に現地に入ったわけでありますが、一国の総理大臣らしからぬ、何といいますか、悲しくなるような表現で我々の行動を評価されたということ、これについては、これ以上やっても、国民の方から最終的には判断が下されるだろうという気持ちを持って、中身に入っていきたいと思います。  中身の中で、私たちがなぜ現場ということを大切にしたかということ、それから、最終的には、この五人が第三国に出て、日本の外交というのがそういう意味で、最初のプライオリティーである人権というものに対してしっかり重きを置いた形で交渉をしたということ、このこと……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 外務委員会 第2号(2002/11/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。引き続いて質疑を行っていきます。  質問に入る前に委員長にひとつお願いを申し上げたいんですが、実は、この交渉の当事者で頑張っていただいた鈴木大使にここに出てきていただいて答弁をしていただきたいという要請をしました。いつもの返事なんですけれども、田中局長がいるから鈴木大使はいいんだ、これが外務省当局の話なんですが、事は違うと思うんですね。もう一方で、マスコミに対してはちゃんと記者会見もして発表しているんですよ。国会に対してそれができないということ、これは国会軽視でありますし、それから、もう一つ言えば、この範疇の中でできないということであれば、委員長……

第155回国会 外務委員会 第6号(2002/11/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  冒頭、委員長からも先ほどお話がございましたように、きょうの参考人質疑に至る経過の中で、私たちが主張しておりました青山参考人にここに来ていただくことができなかったということ、このことに対して非常に遺憾に思いますし、率直に言って、外務省の都合、いわゆる外務省に不利な証言がされるから、だからここに来てほしくないというような、そういう圧力に屈した与党理事の皆さんに強く抗議を申し上げたいと思います。国益を当然優先させるべきところでありまして、省益がここでもまた優先されて、政治がその言うことを聞いた、そんな恥ずかしい結果になったということを心から遺憾に思……

第155回国会 外務委員会 第7号(2002/11/22、42期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○中川(正)委員長代理 その都度理事会で協議をして決定していきたいというふうに思っております。
【次の発言】 次に、首藤信彦君。

第155回国会 外務委員会 第10号(2002/12/06、42期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○中川(正)委員長代理 次に、桑原豊君。

第155回国会 外務委員会 第11号(2002/12/11、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  この臨時国会も、委員会、きょうで最後の議論になるわけですが、本当に精力的に委員会の開催をしていただきました。特に、今村筆頭理事には、そうした問題意識をしっかり持っていただいて、議論が大事だという認識のもとに御協力をいただいたことを、この場をおかりしまして改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。  それはそれなんですけれども、冒頭、一つ、青山健熙さんの参考人質疑のことについてコメントがありましたので、これは私としても反論をさせていただきたい。  私たちの意図ということを十分に理解していただいておったと思うんですが、それが何か自分の立場を正当化する……

第155回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第5号(2002/11/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  それぞれ四人の先生方にお尋ねをしたいんですが、本来は、ひょっとしたら我々自身の議論なんだと思うんですが、端的に言うと、この問題の決着をつけるのに、私は、最終は国民投票が一番ふさわしいんじゃないかというふうに思っておりまして、それを主張し続けているんです。その考え方に対してそれぞれ御意見をいただきたい。  失われた十年といいますけれども、考えてみれば、まあ三カ所に絞り込んできたわけですが、それぞれの自治体が自分のところに町をつくるわけですが、その町をつくるのに、どれだけそれに対して主体的に、この国会移転というのが、分権議論とあわせて、システムを……

第155回国会 財務金融委員会 第4号(2002/11/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続いて質問していきたいと思うんですが、冒頭、法案が出ておりますので、これについて質問をまずさせていただきたいというふうに思います。  ペイオフの凍結解除の再延期ということでありますが、基本的に、まず入り口の問題として改めて確認をさせてもらいたいのは、これを入れていった場合に、延期しないでそのまま実行した場合に、どういう状況が起こってくるというふうな想定があったのですか。
【次の発言】 言葉を多くして、私の質問からは外れてくる答えでありましたけれども、もう一つ、言い方をかえれば、ペイオフを入れるべきだという政策手段はそれなりの目標があったと思うんで……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号(2002/11/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続いて、基金とJICAについてお尋ねをしていきたいと思うんです。  独立行政法人、今、よく言われる英国などでのエージェンシーのモデルを参考にしながら、日本型の独立行政法人という形態で進めようとしているんだろうと思うんです。それを議論していく中で、外務省サイドの話は話として後ほど聞いていきたいと思うんですが、まず、それぞれ総裁と理事長、きょうは来ていただいていますけれども、それぞれの組織の中で、今回のその意味合いを受けて、議論をしていただいたんだろうというふうに思うんですね。  一つの流れは、民営化をしていける、民でやっていけるところは、精いっぱい……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2003/07/02、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 冒頭、質問に入る前に、委員長に一言申し上げておきたいというふうに思うんです。  先ほど、この委員会の理事会の席で、与党の筆頭理事から、これまでは非常に関係がうまくできておりまして、友情は育ってきておるんですが、きょうになって急に距離が開いてきまして、あした採決をやりたい、しかもこのイラクとテロとあわせた形での採決をやりたい、こういう提案がございました。  私は、憤りを感じております。一つは、この審議が始まったときに確認をさせていただいた事項、それは、たまたま特措法が二つおりてきましたけれども、本来は、これは目的が違うから特措法なんです、だから、そういう意味では、別々に審議をさ……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号(2003/07/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  質問に入ります。  イラクでは戦争が、いわゆる米軍の侵攻が始まってから七千六百人の人命が失われてきた、こんなふうに言われてきております。米軍が最近攻撃されて、六十人以上という数字はよく出てくるんですが、イラクの国民は七千六百人以上ということなんですね。そんな中で、戦争というのは一番弱いところへやはりしわ寄せが来る。子供たち、そして女性、老人、こういうことだろうと思うんです。  そんな中で支援をしていくということ、これについては、私たち、今の政府の対応以上にもっとやることがある、もっと人道的には日本が果たせる役割があるということ、このことを強調……

第156回国会 決算行政監視委員会 第2号(2003/04/09、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、外務省関係、大臣、おいでをいただいたわけでありますが、最初に、去年からの懸案も含めて、具体的な話をちょっと確認していきたいというふうに思います。  ことしの一月に、日本人妻、平島さんという方が脱北をして中国に渡って、それが、先に脱北をして韓国に在住の二人、そのうちの一人はイム・チョルという人なんですが、そういう人たちの助けを経て、日本に帰国をしたい、そういう意思表示をしていた。そのさなかに、日本政府、日本の大使館からの通報で、これはいわゆる身の代金を目的とした誘拐犯だ、誘拐事件だということで中国当局に通報をされて、それで中国当局の方……

第156回国会 決算行政監視委員会 第6号(2003/06/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  前から、早いところこのお二人の顔をそろえて質問をしたかったということでありますが、きょうやっと実現をいたしました。財務大臣そして総務大臣、それぞれ、今話題になっています税財源の地方への移譲というテーマで話を進めていきたいというふうに思っています。  まず、塩川大臣にお尋ねをしたいんですが、分権推進会議で相当話が混乱をしておるようでありますが、本来は、調査会とかあるいは推進会議のような場で解決をしなければならない、あるいは決断をしなければならないテーマと、政治的に判断をしていかなければならないテーマ、これはやはり本来の議論の中から区分けをしてい……

第156回国会 決算行政監視委員会 第8号(2003/07/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十三年度決算を議決案のとおり決するに反対の討論を行います。  反対理由の第一は、十三年度以降、現在に至るまで、小泉内閣が経済失政を繰り返しているということであります。  小泉総理は十三年度に二度も補正予算を組みながら、経済のデフレスパイラルの進行をとめることができませんでした。結局、雇用のセーフティーネットが不十分であったり、従来型公共投資を繰り返したりで、十三年度を通じて悪化し続けた景気・雇用情勢を回復させることができなかったのであります。  それは、十三年度の経済成長率が当初見込みの一・七%に対してマイナス一・二%と大幅に下落した……


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第157回国会(2003/09/26〜2003/10/10)

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/10/02、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 この委員会は連日夜になってしまいまして、熱心に皆さんが参加をしていただいています。本来なら、委員長や与党の筆頭理事から、一言、済みませんねとか、御苦労さまですねとか、そういう話が出てきて当然なんだろうというふうに思うんですけれども、お二人に成りかわりまして、まずは、野党の筆頭理事としても、皆さんにお礼を申し上げたい。(発言する者あり)いや、謝っていない、お礼を申し上げたいということです。  まず最初の、イラクの復興支援のさっきの金額ですね。これについて、私も解せないんです、政府答弁が。  それで、例えばアメリカでは既にこれについて二百億ドル、アメリカの議会の中では、これはとん……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号(2003/10/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出のテロ対策特別措置法の一部改正案に反対し、民主党提出の修正案に賛成の立場から討論を行います。  二〇〇一年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、日本人を含む多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であります。このようなテロに対して、国際社会は毅然と一致団結して取り組み、テロリストに対するすきを与えてはなりません。  しかし、もう一方で、我々は今日、複雑かつ多様な脅威に直面しており、このような新たな社会にあって、世界に平和と安定をもたらす新秩序をつくっていくための重大局面に差しかかっています。残念ながら、我々は、テロとの闘……


中川正春[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
41期-|42期|-43期-44期-45期-46期-47期-48期-49期

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各種会議発言一覧(衆議院42期)

中川正春[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
41期-|42期|-43期-44期-45期-46期-47期-48期-49期
第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 憲法調査会 第2号(2001/02/22、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうはありがとうございました。非常に刺激的に聞かせていただきましたのと同時に、正直、私自身も自分がどこまでわかっているのかわからないという分野でございまして、そういうことを前提にしながら、私自身の頭の中を整理するためにも少々質問させていただきたいというふうに思います。  私がお話の中で理解をさせていただいたのは、どうもゲノムというのは三つのステージがあるんじゃないか。一つは、ゲノム自体の配列をいわゆる単純な情報として明らかにするというプロセスが一つ。それからもう一つは、それが何を意味しているかという、先ほどお話が出ましたが、それぞれのゲノム……

第151回国会 憲法調査会 第7号(2001/06/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  この一年余り、憲法調査会に席を置いて、憲法を論じるという機会を与えていただきました。日常の政治活動の中に憲法がいかに反映されなければならないか、あるいは、我々、おのずと憲法の原点に戻っていってこの国の形を考えていくということ、これがいかに大切かということを改めてこの一年の議論の中で私自身もかみしめているところであります。  また一方で、今、国の情勢、特に国会、それから内閣、あるいは司法、裁判所の問われているところ、新しい時代変革のさなかで、一つの統治能力、ガバナビリティーというのですか、そうしたものが欠如をしておる。立ち往生しながら、どこへ行……

第151回国会 予算委員会第二分科会 第1号(2001/03/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。先ほどの島議員のお話に続きまして、市町村合併、地方分権あるいはまた住民投票についてお尋ねをしていきたいというふうに思います。  まず、市町村合併であります。  先ほどもいろいろ議論が続いていたようでありますが、ひとつここで、ちょっと根本的なといいますか、そもそも論に戻ってみたいというふうに思うんです。  私も、もちろん推進する立場で、基礎自治体のあり方というのをもう少し大きくしていく、それによって、効率といいますか行政改革の立場と、人を確保しながら自立した、いわゆる質の高い行政サービスを供給していくという意味での合併に向かう動きというのは、それ……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 憲法調査会 第2号(2001/10/25、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。同じ中川が続きますが、よろしくお願い申し上げたいと思います。  護憲的改憲論という一つの軸というのは私も非常に共鳴するところでありまして、恐らく、今この調査会の中の議論の大勢の中で、もしそれが憲法の精神を生かして政治的に本当に可能なものであれば、そして、その憲法の精神というものがそれぞれの思いの中で一つの形に終局していく、いわゆる日本の国家の意思というのがそれで決めていけるという前提に立っていけば、まことにそのとおりなんだろう。今、それぞれの立場で改憲ということに反対している政党の皆さんであっても、その前提さえ可能になっていけば、先生の、解釈だけ……

第153回国会 憲法調査会 第5号(2001/12/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  どうも私が最後らしいということでございます。  この一年は、日本のあるべき姿を私たちは求めてきたような議論であったんですが、私の原点も、何とか日本に国家の意思、戦略、そんなものが形成されるべきだ、その意思が外から見ていて日本を透明性にして、日本が何を考えているかということを理解した上でそれぞれ対話が始まる、そんなことではなかろうかというふうに思っています。  そういう意味で、憲法を通じて日本の国家の意思を形成していく、特にこれだけ世界の構造が変わり、そして社会全体、日本の民族としても、いわゆる価値観の多様性の中でその方向性を模索しているという……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第4号(2002/07/23、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、難民問題あるいは外国人労働者の問題、あるいはまた移民そのものという、この外国人の問題を国としてどのようにコントロールしていくのか、そんな観点からお話を聞いていきたいというふうに思います。  まず最初に、北朝鮮の脱北者の問題なんですが、私も今、外務委員会を通じてさまざまにこの問題に取り組んでおりまして、情報を、特にNGO関係あるいは韓国の政府機関等々からそれぞれ聴取をしていきますと、かなり深刻な状況になってきている。それぞれもう数字もお持ちだろうと思いますが、例えば中国の国境付近には二十万人から三十万人、見方によっては四十万を超えて……

第154回国会 憲法調査会 第3号(2002/04/25、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 ちょうど、連休明けから本格的な有事法制の議論が始まってまいります。そのタイミングで沖縄に出かけていって公聴会をやっていただいたということ、これは非常に時宜を得たことでありますし、これからの議論にこの今私たちが取り組んでいる問題というのが大いに生かされていくということ、このことが大切なんじゃないかというふうに思っております。  その上に立って沖縄を考えてみますと、やはりこの憲法の矛盾といいますか、我々が抱えている憲法の理想と、それから現実というものの、いわゆるリアルポリティークというものの矛盾がこの沖縄にすべて集中された形で今あるということ、このことだというふうに思っております……

第154回国会 憲法調査会 第5号(2002/07/25、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、こうしてさまざまな御意見をいただいたこと、改めてお礼を申し上げたいと思います。  この憲法調査会を通じて、ちょうど半世紀のところで時代が激しく変わってきている、また国の形を再び問えるというか、そんな絶好の機会といいますか、どうしても私たちがクリアをしていかなければならない、そんな局面に来ているんだろうと思うんです。そんな中で、守っていくもの、改正していくもの、そして新しくつけ足していく理念、こんなものを国民の皆さんと一緒に考えていく、ぜひもっともっと広い参加の形を私たちも工夫をしていきたいなというふうに思っております。  その上に立……

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第2号(2002/03/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  畠山さん、これまでのもどかしさとか、日本の戦略に対する、あるいは政治に対するかもわかりませんが、そのもどかしい気持ちというのが一気にあふれ出たようなコメントをいただきました。  まず最初に、さっきの憲法との関係で関連してお聞きをしたいんですが、ドイツあたりでは、基本法の中に、国家の権限を一部国際機関へ移譲していこうというような決めがはっきりあるわけですね。これからの日本を見て、そういうような条項も必要なんではないか、あるいは示唆を、いわゆる国民に対して方向性を示すためにも必要なんではないかというふうなことはお考えでしょうか。

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第3号(2002/05/09、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 せっかく最後まで残っておりましたので、一言申し上げたいと思うのです。  きょうの寺島さんのお話の中の、国家の意思というか、そういうものをつくり上げていくということに対して執着していくべきだという、寺島さんのこれまでの貫徹した主張だと思うんですね。  考えてみたら、戦後のいわゆる米ソの冷戦の中で、その戦略に包まれた日本の意思があるなしにかかわらず、そうした枠組みの中で、ならざるを得ない選択を日本がして、日米安保条約の中で日本の役割というのが定義された。そういう状況の中で、日本が憲法九条をどう使ってきたかというと、憲法九条があるがために具体的な戦闘行為はできない、アメリカが、例……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号(2002/02/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  私も二点ほど、さっきの住民投票の話なんですが、実は、私たち民主党は住民投票法という法律案をもう既に提出をしていまして、これは完全に自民党に無視されて、干されて廃案になって、また何回も何回もやろうというふうに頑張っているんです。  整理をして考えるならば、国の問題は国民投票なんですね。地域住民に関する問題が住民投票。  私たちの趣旨は、今、それぞれの地域で直接に政治に参加をして、住民投票という形で自分たちの意思を表明したいという人たちが確かにいて、それは民主主義の原則からいって正しいことなんですよ。それに対して、議会が、あるいは首長がどうもそ……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第2号(2002/03/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  いつもきれいに整理をしていただいて、頭の中を私たちもクリアにしていただきまして、ありがとうございます。  これから推進委員会で議論をしていただきたい、こういう論点があるのではないかということを基本に申し上げたいと思うのです。私たちの党でも、地方分権というのは、もう総論の時代は終わった、これからは各論の時代なんだというような問題意識を持ちまして一つ一つ整理をしております。その上に立って質問をしていきたいというふうに思うんです。四点ほどございます。  一つは、財政あるいは財源移譲の問題でありますが、先ほどちょっと御指摘があった、財政危機というこ……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第4号(2002/06/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。非常に興味深く聞かせていただきました。ありがとうございました。  時間が限定されていますので、端的にもう少し御意見を聞かせていただきたいと思うんですが、一つは、議会と知事、首長の立場なんですけれども、これは大統領制ですよね。恐らく日本の歴史では、官選知事から、議会がお墨つき議会という背景の中から発展してきたという、このことがあるんではないかというふうに思っているんですよ。  普通、大統領制ですと、議会は予算権と立法権、いわゆる議定議案、議員が発議する議案を積極的に取り込みながらやっていくことが前提になっているんですけれども、日本の場合は、逆に言……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第5号(2002/07/11、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 私自身が三重県の出身で、しかもさっきの北川知事とは非常に近い関係にありますので、身内で余り質問をしないようにということもありまして、遠慮をさせていただきました。  ニューパブリックマネジメント、北川さんの立場というのは、特に強調されているのは、いかに県庁をマネージしていくか、新しい住民あるいは生活者起点という観点から見直してマネージしていくか、こういう議論であったと思うんです。こういうふうに知事が頑張ってくると、おもしろいのは、議会の方もつられて頑張ってきまして、三重県議会も非常にあか抜けしてきました。特に、議定議案等々含めて、活発に、主体的に議論がされるようになってきまし……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 憲法調査会 第2号(2002/11/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  民主党は、本憲法調査会に臨むに際して、初めに改憲ありきあるいは護憲ありきということではなくて、まず、憲法と現代社会の現実に関する冷静で自由濶達な議論を進めていくことが極めて大切なことだと提案し、論憲の立場で参加をしてまいりました。  この観点からも、二年半に及ぶ調査活動や論議を通じて、ここに、広く論点を網羅した中間報告を取りまとめることができたことは、本憲法調査会における論議の成果であり、この報告を土台に、さらに濶達な憲法論議を展開していくことが必要だと受けとめております。  わけても、委員各位の議論はもとより、いわば外に向かって調査活動を開……

第155回国会 憲法調査会 第3号(2002/11/07、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 大変厳しいスケジュールの中でありましたけれども、機会を与えていただいたことにまず感謝を申し上げたいというふうに思います。  私は、短く三点ほど報告と感想を述べさせていただきます。  まず第一に、中山会長からも御指摘があった話でありますが、各国ともに非常に活発に憲法改正についての議論があり、自分の国の目標、それから争点を、憲法を一つの手段としてまとめていくということ、その努力がなされていた。その結果、ちょっと前まで軍事政権であったところが、非常にすばらしい憲法といいますか、新しい、特に基本的な人権等々の考え方を取り入れながら、新しいものを取り入れながら憲法をつくり上げているとい……

第155回国会 憲法調査会 第4号(2002/12/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きのうのワシントン・ポストを見ておりますと、アメリカのブッシュ政権が、大量破壊兵器に対して核兵器をもって先制攻撃を行う権利をアメリカは有するというふうな、もちろんこれは一方的な宣言でありますけれども、そういうことがなされております。  冷戦時代が確実に変貌して、一国が世界を支配していくようなそういう新しい世界秩序の構築に対して、最近のイラク情勢あるいは北朝鮮の日本にとっての状況を考えていきますと、その新しい世界秩序に対して日本としてどういう主張をしていくのか。この世界秩序というものを受け入れながら、それに合わせていく形をとっていく行き方をする……

第155回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号(2002/11/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  きょうはありがとうございます。  NATOと一体化していきながら、そうした集団的安全保障という枠組みの中でドイツの軍事力をコントロールしていくというか、その国の流れをコントロールしていくという行き方という御説明をいただいて、なるほどと納得したわけであります。  その上に立って一つ二つお聞きしたいのですが、ここでも示されておりますように、冷戦時代のNATOの枠組みと冷戦後のNATOの枠組み、もう一つは、多国籍軍で国連が国連という枠組みを使いながら今展開している、先ほどお話に出ていましたけれども、イラクだとかあるいはテロに対する戦いというような……

第155回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号(2002/11/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 もうしばらくつき合っていただいて、ありがとうございます。  さっきも、国と地方の役割分担といいますか権限をはっきりさせるべきだという市長さんからの主張がありましたが、今頭の中が整理されずに議論が進んでいるのは、機関委任事務を整理したということによって、地方分権が一つ二つ進んだんじゃないかという議論だと思うんですよ。これは事務事業ですから、本来はそう大して実益がないというか、実態は変わらないんですね。こういう事務事業と、それから許認可権ということ、それから課税自主権ということ、こういう話は比較的簡単に整理ができるんですね。  ところが、一番ポイントは、いかにして法律の中でスタ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2003/05/19、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、NOx・PM法、ディーゼル規制について、これ一点に絞ってお尋ねをしていきたいというふうに思います。  私は三重県なんですが、その中でも鈴鹿市、四日市市を抱えていまして、今回、新しくこの地域、名古屋を中心にこの規制がかかる。この十月から始まるものですから、だんだんとこの法案の実態というのが地元に浸透してきまして、今あっちこっちで火山のごとく火が噴き上げているんですね。  基本的には、私たちの一つの時代の流れの中で、CO2はもちろんのことでありますが、NOxやPMについても、本当にひどい地域は地域指定をしながら規制していくというところ……

第156回国会 憲法調査会 第2号(2003/02/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 まず、先ほどから議論の中に出てくる元首という言葉の定義が、それぞれの思いの中で統一したものにはなっていないんじゃないかなというふうに思います。  まず、そういう意味で、第四条で規定されている、国事に関する行為のみを天皇は行い、国政に関する機能を有しない。これは正しいことだと思います。これは基本だと思うんですが、それ以外に、先ほどから議論に出ているように、海外から日本を見た場合のいわゆる象徴としての、あるいは国を代表する一つの主体といいますか、やはりそういう意味での天皇というもの、それからもう一つは、国民を統合していく、法治国家として国家権力を行使するものとは違った形の、いわゆ……

第156回国会 憲法調査会 第4号(2003/03/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)委員 アメリカの一連の対応と、それから国連との関係等々については、我々の前原委員の意見表明の中に尽くされているというふうに思うんですが、それを受けて、きのうの党首討論、あるいはそれ以前からの小泉総理の議論を聞いておりますと、本当に、この日本という国、私たちの国家としての意思といいますか、そうしたものが、どうしてこの程度の話でしか収束されないのか、いわゆる一つの表明というものができてないのかということにつくづく無力感を感じますし、こんな総理をいただいた国というのは何と不幸なことかという、そんな悔しい思いでいっぱいでございます。  論理をよく聞いていると、一つは、これはもともとイラクが……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号(2003/02/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、知事、お忙しい中ありがとうございました。広域連携について、非常に興味深く拝聴させていただきました。一度また温泉にでもゆっくりお邪魔をさせていただきたいというふうな気持ちになりました。  民主党でも、具体的に地方分権のプロセスを政策として打ち出しておりまして、五年間で税財源を移譲していく、特に所得税中心に七%ぐらい移譲しながら、新しい再分配の機構というのをつくっていこうということ、あるいは、十年ぐらいで道州制に向けて集結していこうというような提案をさせていただいておりますが、その中で、先ほどの知事のイメージをもう少しはっきりとお尋ね……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号(2003/03/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  町長さん、ありがとうございます。長時間にわたって本当に申しわけないことでございます。  全国そうなんですが、私は三重県の鈴鹿市を中心にした地域なんですけれども、やはり合併論がございまして、先ほどお話を聞いていますと、私の地元と比べると、合併の方向に対する方向性というか、それの基礎的な条件というのはすばらしくそろっている地域だなと。うちはもめてもめて、今何ともならなくなっているのですが、そのことと比べるとすっきりしているなと思いながら聞かせていただいていました。  地理的条件にしても、あるいは歴史的なさっきの御説明、それからまた行政的に、特に……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号(2003/05/15、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春です。  大分時間が長くなってきまして恐縮ですが、もう一人、二人続きますので、おつき合いをいただきたいというふうに思います。  大変興味深くお話を聞かせていただきました。特に、率直な話をさせていただきたいと思うんですが、それぞれの組織の長をきわめられたお二人だけに、話を聞いていますと、やはり今が一番いいんだ、私たちはベストを尽くしてきた、一言で言うとそういう論調がずっと続いたように思うんですね。  ところが、こうして憲法の改正議論も含めて憲法を論じていこうという機運が高まっているということの背景に、率直に、やはり内閣法制局はやり過ぎじゃないかというイメージ、……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第5号(2003/07/10、42期、民主党・無所属クラブ)

○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  統治機構の議論をするたびに私自身がつくづく思うことが一つあるんですが、それは、憲法を戦後新しく導入していく過程で、形態的にはイギリス型の議院内閣制という形態をとりながら、運用の面でアメリカの大統領制の部分というものが、それこそ混乱された中で、いわゆる整理がつけられない中で私たちのシステムの中に入り込んできたということ、このことがあるんじゃないかなというふうに思うんですね。  時代がよりずっと複雑になり、特に情報という面では、国民の中にさまざまな目覚めというかそんなものがあり、民主主義のあり方というのが大きく変わってきた中で、全体のコンセンサ……



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データ更新日:2023/02/05

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