このページでは野田毅衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○野田(毅)委員 質疑に入ります前に一言。 野党の皆さんが大事な審議をボイコットしている、大変残念なことだと思います。少なくとも、それぞれ主張が異なるのはわかりますけれども、それはこの論戦を通じて展開をしてもらうというのが本来の筋道であると思うんですね。自分たちの主張が通らないからといって審議拒否をして、議会の論戦を抜きに強引に自分たちの主張を通そうということはやはり憲政の常道に反するんじゃないか、どうしてもその主張を貫きたいというなら、閣僚の罷免を求めるならば、それでは堂々と不信任案を出せば結構なことだ、私はそう思います。 このことをまず冒頭、我々は野党の皆さんにぜひ猛省を促しておきたい……
○野田(毅)議員 役割分担ですので、この質問には私から答弁をさせていただきます。 ただいま柳澤先生から趣旨説明でも申し上げましたとおり、今日の金融資本市場の情勢は率直に言って異常な姿になっているということは、昨年の秋以来の状況を見て御案内のとおりであります。そうした環境の中で、少なくとも、特に外国のファンドを中心としてかなり集中的に日本株を売る、こういうような要因もありますし、特にまた、過度な変動ということが銀行の信用機能にも大変影響を与えてくる。さまざまなことがあります。特に、それらの結果、いわゆるPBRそのものが企業の純資産価値を下回るような株価が発生しているというようなことを考えますと……
○野田(毅)議員 ただいま宮下委員御指摘のとおり、特に昨年の秋以降の状況は、PBRが一を割るような銘柄も多数出てくる。特に、海外のファンドの換金売りというようなこともありまして、通常の市場の情勢とはかなり違った様相を呈してきている。 特に、その変動幅が過剰な形で行われていきますと、結果として、金融機関、まだなお多くの株式の持ち合いをやっている現実になっておるわけでありますから、その保有株が急速な下落ということになると、当然、金融機関自身の財務内容に大きく悪影響を及ぼす。そのことがまた過剰な信用収縮という事態になりかねない。特に、年度末等においてさらになお一層株式が下落に向けて進んでいくという……
○野田(毅)委員 麻生総理には、ダボスから強行軍、本当にお疲れでございました。体も大変だと思うけれども、頑張っていただきたいと思います。 今、保利政調会長とのやりとりの中で、社会保障、消費税についてかなり論議が進んでまいっておりますので、ちょっと質問順序を変えて恐縮なんですが、その延長線について少しお話をしてみたいと思います。 この本なんですけれども、総理、読まれたことがありますか。小沢一郎「日本改造計画」。これが出たのは一九九三年であります。今から十六年前。そのときに、何て書いてあるか。消費税一〇%にするということが書いてあるわけで、偉いなと思ったんですよ、その当時。そのころ日本の高齢化……
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