このページでは小野寺五典衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○小野寺五典君 自由民主党の小野寺五典です。 私は、自由民主党、公明党を代表しまして、ただいま議題となりました在日米軍駐留経費負担特別協定につきまして、外務大臣及び防衛庁長官に対して質問を行います。(拍手) 初めに、我が国の周辺情勢についてお伺いします。 ポスト冷戦下のアジア太平洋地域の情勢は、中国の軍備近代化、北朝鮮の核開発に加え、テロや大量破壊兵器の拡散など新たな脅威もあり、不安定な状況が依然として続いております。このような状況のもと、在日米軍の抑止力を維持することは、我が国の平和と安全に不可欠なことです。しかし、我が国は、国債発行残高が約七百七十五兆円に達しており、極めて厳しい財政……
○小野寺五典君 自由民主党の小野寺五典です。 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました今国会の会期を十二月二十五日まで二十五日間延長する件につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 国会に与えられた使命は、国益や国民生活に資する法案を審議し、その成立を期することです。全力を挙げて諸問題の解決に取り組み、しっかりと結論を出していくべき姿勢は、国民を代表してこの議場に集うすべての議員に求められる重い責務であります。とりわけ臨時国会は、限られた短い会期で特定の法案を審議することを最大の目的としています。この臨時国会におきましても、真摯な議論を続けてきた与野党議員各……
○小野寺大臣政務官 外務大臣政務官を再度拝命しました小野寺五典と申します。 浜田委員長を初め委員各位にごあいさつを申し上げます。 外務大臣政務官として、国民の皆様の期待にこたえる外交を推進するため、町村外務大臣を補佐し、全力を尽くしていく所存でございます。 なお、三政務官のうちで、私が特に本委員会を担当することになっております。委員長を初め皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 再度、外務大臣政務官を拝命しました小野寺五典です。 外務大臣政務官としての職責を果たすため、町村大臣の指導のもと、沖縄及び北方問題に対して全力を尽くす決意でございます。 なお、三人の大臣政務官の中では、私は本委員会を担当することになっております。 川内委員長を初め委員会の皆さんの絶大なる御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○小野寺大臣政務官 大臣政務官、再任いたしました小野寺五典と申します。 国民の生命財産を守るため、町村大臣を補佐して頑張ってまいります。 原田委員長初め皆様の御指導をよろしくお願いします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 ただいま御指摘の公電のうち、非公式協議に関する公電全体及び非公式協議の内容を記載した部分については、公開しないことを前提という条件のもとで各国が行った発言が記載されております。このような性格の文書を開示した場合には、他国との信頼関係が損なわれるおそれがあります。開示していませんが、それ以外については既に開示してきたと思っております。 なお、不開示部分も含めた条約の審議過程につきましては、本条約に関係する法案の御審議のためという事情も踏まえ、本年七月八日及び十月十九日の法務委員会理事懇談会において、書面にて配付いたしました。とりわけ十月十九日に配付させていただいたものは、審……
○小野寺大臣政務官 委員がICCに大変御関心を持っていただくことを大変感謝いたします。 我が国の、国際社会における最も深刻な犯罪の発生を防止し、もって国際社会の平和と安全を維持する観点から、ICCの設立を、ローマ外交会議以来一貫して日本は主張してまいりました。ICC規程の締結のためには、同規程の対象犯罪が大変多岐にわたるため、これらの犯罪と国内法との関係について、各国の実行なども調査しながら検討する必要がありまして、また、犯人の逮捕、引き渡し等にかかわるICCからの要請に応じる義務の履行のためにも法整備が必要だということは委員御存じだと思っております。 昨年十二月に日本で開催されましたセミ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。トップバッターとして質問させていただきます。 冒頭、このたび御就任されました麻生外務大臣、安倍内閣官房長官、塩崎外務副大臣、御就任おめでとうございます。そしてまた、そのトップバッター御答弁というところの質問をさせていただくことを大変光栄に思います。 また、平沢委員長におかれましては、大変御専門の分野でもございます。すばらしい差配、御期待しております。 まず、この質問に入る前に、冒頭、一問だけ外務大臣にお伺いしたいと思います。 昨日行われました小泉首相とブッシュ大統領との日米首脳会談についてお伺いいたします。 報道によりますと、会談では、在日米……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。本日最後の質問をさせていただきます。 初めに、この特別協定の委員会審査でございますけれども、二日間にわたりまして、延べ八時間の審議を行ってまいりました。この間、与野党双方から、特別協定のみならず、在日米軍再編にかかわる諸問題、さらに我が国を取り巻く国際情勢、南京大虐殺の評価など、さまざまな問題が取り上げられた結果、単なる条約審査にとどまらず、我が国の安全保障問題について、相当突っ込んだ議論が行われたと思っております。私は、この二日間の審議を踏まえ、この総括という立場から政府の御意見を賜りたいと思っております。 まず初めに、この駐留経費負担が果たして……
○小野寺委員長代理 これにて篠田陽介君の質問を終わります。 次に、谷口和史君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、在日米軍再編と我が国の安全保障戦略、特に海兵隊のグアム移転経費についてお伺いしたいと思っております。 今回の額賀防衛庁長官とラムズフェルド国防長官との合意では、総額百二億七千万ドル、このうち日本が五九%、そしてまた米側が四一%という負担に決着したというふうに報道されております。 また、この過程の中で、一部報道によりますが、この案、折衷案というんでしょうか、日本の融資、日本の真水、米国の真水を三分の一ずつにする、このアイデアを出されたのは麻生外務大臣だという報道があります。三方一両損の大岡裁きというのがありましたが、極めて政治的な判断かな……
○小野寺委員長代理 規定の時間が来ておりますので、手短にお願いします。
【次の発言】 これにて鈴木馨祐君の質疑は終了いたしました。
次に、安次富修君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 初めに、きょうはこの漁業の方についてお話を進めたいと思っております。 この協定、大変長いので、これを読んでいると、これで質問の時間が終わってしまいますので、ここでは公海漁業協定と略させていただきたいと思います。 まず初めに、日本の漁業者、今まで累次のこのような漁業協定あるいは国際的な漁業の取り決めについて参加してきましたが、その都度、もしかしたら自分たちの漁業の制約が多くなるのではないか、かえって私たちにとっては不利ではないかという不安がございます。初めに、今回の協定に加盟することが日本にとってプラスになるのか、日本の漁業にとって不利にならない……
○小野寺委員長代理 これにて谷口和史君の質疑は終了いたしました。 次に、松原仁君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問の機会をありがとうございます。 初めに、実は質問の順番をちょっと変えまして、官房長官、公務でちょっとお立ちになるということを伺っております。初めに一つだけお伺いしたいと思っております。 今回、サンクトペテルブルクのサミットで拉致問題を取り上げる努力をされるということは、従前からの答弁でお伺いをしておりました。ぜひ最善の努力をお願いしたいと思っております。 そこで、実は、金英男さんのお母さんであります崔桂月さんですが、報道によりますと、五月二十七日に日本を訪れて、二十八日に予定されている日本の拉致被害者家族の皆さんの集会に参加されるというふうに……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 きょうは、北朝鮮の核実験の問題からお伺いしたいと思っています。 特に、十四日、国連安保理におきまして制裁が決まりました。我が国が、安保理議長国として、決議案の提示に始まりまして、また、北朝鮮の伝統的な友好国でありました中国、ロシアを含めた憲章第七章に踏み込んだ制裁決議を全会一致で採択したということは、これは日本外交の中で大変大きな成果だと思っております。大変御苦労さまだと国民一同思っていると思います。 その中で、当然、この決議に従いまして、北朝鮮の核問題の解決に数年努力してきました六カ国協議を含めて……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 木村委員長、時宜を得た委員会の開催、大変ありがとうございます。また、溝手大臣、昨日佐呂間町に調査に行かれたということ、大変迅速な対応、本当に感服しております。また、九名の被害者の方が出たということ、本当に心から痛ましく思っております。 災害というのが、最近ちょっと変わってきました。といいますのは、佐呂間町での竜巻の事件もありますが、同じように、先月、十月の上旬ですが、三陸沖、北海道沿岸を非常に大きな低気圧が発生しました。何か災害というと、日本全国、台風が来た、大雨だ、そういう身構えた中で状況が起きるというのが通常でありますが、最近は恐らく、気象変……
○小野寺委員長代理 これにて長島昭久君の質疑は終了いたしました。 次に、笠井亮君。
○小野寺委員長代理 これにて松原仁君の質疑の時間は終わりました。 次に、やまぎわ大志郎君。
○小野寺委員長代理 これにて笠浩史君の質疑は終了しました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
各件審査のため、政府参考人として法務省大臣官房審議官三浦守君、公安調査庁次長北田幹直君、文部科学省大臣官房審議官板谷憲次君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、前原誠司君。
【次の発言】 理事会にて協議いたします。
【次の発言】 これにて前原誠司君の質疑は終了しました。
次に、笹木竜三君。
【次の発言】 これにて笹木竜三君の質疑は終了しました。
次に、笠井亮君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは、質問の機会をありがとうございます。また、連日大変御苦労さまです。 まず冒頭ですが、済みません、質問通告はなかったんですが、昨日、六カ国協議の合意文書の採択ということでこの協議が閉幕しましたので、ちょっとこのことに簡単に触れて御質問させていただければというふうに思っています。 内容については既にもう報道で明らかになっておりますが、私ども大変心配しておるのは、いわゆる交渉相手がかの国といいますか北朝鮮、今まで、もう何度もいろいろな交渉をしながら、ある面ではのらりくらりと、ある面では約束をほごにされたということは言い過ぎかもしれませんが、そうい……
○小野寺副大臣 おはようございます。外務副大臣の小野寺五典でございます。 嘉数委員長を初め委員の皆様に謹んでごあいさつを申し上げます。 国際社会におきまして外交、安全保障の課題が山積する中、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の生命と財産を守ることは、政府が取り組むべき最優先課題だと思っております。私は、高村外務大臣を補佐しまして、我が国が直面する外交、安全保障上の諸課題に取り組んでまいります。 委員長初め皆様の御指導をよろしくお願いします。 ありがとうございます。(拍手)
○小野寺副大臣 外務副大臣の小野寺五典です。 高村外務大臣を補佐し、沖縄及び北方問題に全力で取り組んでまいります。 藤村委員長を初め委員各位の御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○小野寺副大臣 我が国の平和と繁栄を確保することは、外交に課せられた最も重要な使命であります。 私は、先般、イランを訪問し、同国政府要人に対して、イラン南東部で拘束されたと見られる邦人の早期解放に向けた協力要請を行ってまいりました。 引き続き、高村大臣を補佐し、直面する外交課題に全力で取り組み、我が国が国際社会においてリーダーシップを発揮できるよう頑張ってまいります。 平沢委員長を初め委員各位の御指導をよろしくお願いします。 ありがとうございました。(拍手)
○小野寺副大臣 日米同盟のことにつきましては、今鈴木委員の方からお話ありました、福田総理、訪米をいたしております。これは、日米同盟一層の強化の一端だというふうに私ども受けとめております。
日米同盟が日本外交のかなめであるという視点は今後も変わることがないと考えておりますし、この連携の強化というのは、政治、安全保障、経済を含む幅広い分野におきまして、しっかりとしていきたいというふうに思っております。
【次の発言】 おっしゃるとおり、重要な課題として含まれております。
【次の発言】 御指摘のとおり、北朝鮮の核の脅威というのは我が国が一番感じているところでもあります。六者協議の中で、日本も主体性を……
○小野寺副大臣 この問題に関しましては、発生当時から、私ども大変深い関心を持っておりました。もちろん、河野先生を初め委員の先生方も大変深い関心を持っていらっしゃるということも、再三御指摘をいただいて私ども感じております。 そういった中、御指摘があった中、まず外務省で何ができるか、そういうことを木村副大臣を先頭に検討していただきまして、調査チームを外務省自身で派遣をするということになったと思います。 ただ、その報告がどういう時点で出されるかということが、内部でなかなか煮詰まっていなかった中で、恐らく委員の御不信を買ったのではないかと思います。指摘をいただいて、私ども、すぐに相談いたしまして、……
○小野寺副大臣 事前に私どもに通告されている内容について、ちょっと、今の事項は入っていないんですが。政府参考人でいいですか。ちょっと私、今、質問の内容について事前に……
【次の発言】 今御指摘がございました委員の質問は、中国の遺棄化学兵器について、処理事業と外務省のかかわりという、かなり大きな御質問でありましたので……(泉委員「根本ですよ、根本」と呼ぶ)ええ。ただ、もし質問の際に今の個々のことについて言っていただければ、私ども誠心誠意を持って答弁する準備をさせていただいたと思いますので、申しわけありませんが、至急調べさせまして、御報告させていただきたいと思います。
○小野寺副大臣 外務副大臣の小野寺五典です。 高村外務大臣を補佐しまして、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現すべく努力してまいります。 山本委員長を初め委員皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺副大臣 日韓関係を改善するためにシャトル外交の再開ということ、委員の御指摘のとおり決定いたしましたが、開催につきましては、基本的に、まず一回目の開催、訪日ということになりますと、どうしてもやはり東京ということが通常の慣例ということになります。
ただ、これはシャトル外交ですので、これから逐次開催ということになります。過去の事例を見ましても、その際には、地方を含めた開催地の検討ということが行われることが通常だと思っております。
【次の発言】 過去に、日韓首脳会談、日本の地方で行った事例といいますのは、京都市、大阪市、別府市、熱海市、指宿市で開催がございました。今後、やはり韓国側と相談しま……
○小野寺副大臣 まず、けさほど大臣の方から発表させていただきましたが、日米両国政府は今後、在日米軍人の脱走が判明した場合には、そのすべてについて直ちに、米側から関係都道府県警察に対して逮捕要請を行うとともに、日本政府に対して当該脱走兵に関する情報を提供することで基本的に合意いたしました。 今回のこの脱走の問題については、速やかに対策をこのような形で講じております。 また、共同パトロールの件ですが、これは、この委員会でも、たしか委員が御指摘をされた内容があるかと思っております。このことについては、日本側の警察それから米側の関係機関とたびたびの調整を行っております。さらなる調整が必要な状況です……
○小野寺副大臣 米側からは、その都度、年一回、在日米軍の兵員の数ということの報告がございます。ただ、この兵員というのは、先ほど委員が御指摘されましたように、その作戦によって変動がかなり行われるということになっております。 二〇〇六年五月のロードマップに関する協議の過程では、米国政府から、沖縄に駐留する海兵隊の人数については約一万八千人というふうに伺っておりますし、その都度公表していただいていることになっていると思います。
○小野寺副大臣 平成二十年度外務省所管予算案について概要説明をいたします。 平成二十年度一般会計予算において、外務省は六千七百九十三億七千二百万円を計上しております。これを前年度と比較いたしますと、一・三%の増額となっております。また、ODA予算は、外務省所管分として、対前年度比三・〇%減額の四千四百七億二千九百万円となっております。 外交は、中長期の観点を踏まえ、国益を確保することを目的とするものです。我が国の国益である我が国国民の幸福及び我が国の平和と繁栄の確保は、世界の平和と繁栄の実現なくしてあり得ません。平和な世界をつくるため、平和協力国家として、我が国の外交を積極的、機動的に進め……
○小野寺副大臣 三原先生の御指摘がありましたザンビア大学獣医学部、これはルサカ市にございますが、ここは、一九八五年一月から九七年七月まで、日本が、専門家九十七名の派遣、研修生五十八名の受け入れ等をやってまいりました。 御指摘がありました今ザンビア大学獣医学部長ムウィーネ氏ですが、これはこの医学部の第一期の卒業生ということになります。北海道大学で博士号を取得されまして、ことし一月からこの獣医学部長に就任されました。 御指摘がありましたように、我が国の協力を通じた人材が途上国において中核的な人材として活躍している技術協力の成功例として、大変私どもも注目しておりまして、今後ともこうした協力を途上……
○小野寺副大臣 御指摘にありますように、この事案、米側は神奈川県警からの要請があればいつでも御指摘の米軍人に対する事情聴取に応じるということで言っております。
一方、本件事案につきましては、引き続き神奈川県警で捜査中でありまして、捜査に関することでありますので、外務省からお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 この内容につきましては、あくまでも刑事事案でございますので、これは神奈川県警が一義的に捜査に携わっているというふうに私どもは認識をしております。
【次の発言】 この案件につきましては、現在、神奈川県警で捜査中でありまして、どういう内容になるか予断をすること……
○小野寺副大臣 今御質問いただきました、イランで発生しました日本人人質事案でございますが、昨日一部報道に流れました内容につきまして、三日、イラン時間でございますが、在イラン大使館よりイラン政府に対して確認を行いました。詳細については現時点では申し上げられませんが、すぐに解放につながるという状況にあるような大きな進展があるということにはないと思います。 ただ、この事件に関しましては、被害者の無事解放を最優先ということで今最大限努力をしていただきまして、一日も早い解放に向けて今後ともイラン政府と協議をしていきたいというふうに思っております。
○小野寺副大臣 委員御指摘のように、平成二十年度にはラトビアを初めとする五大使館の新設が盛り込まれました。 ラトビアにつきましては、近年、EUに加盟した諸国の中でも経済分野での発展が著しい同国と戦略的なさらなる関係強化を図るべき点などを考慮しました。 グルジアにつきましては、旧ソ連におけます新興民主主義国として同国との関係強化が重要であること、また、カスピ海の資源の輸送ルートに当たり、国際エネルギー安全保障上重要な国であることを考慮いたしました。 ブルキナファソにつきましては、我が国のアフリカ支援の観点からも、西アフリカでリーダーシップを発揮し、地域の重要な安定勢力である同国とのさらなる……
○小野寺副大臣 人権理事会は、国連の国際社会の人権問題への対処能力強化を目指して、それまでの人権委員会にかえて、二〇〇六年に新設された機関であります。設立以来、これまで七回の通常会合が開催されました。二〇〇七年六月には、今後の制度運営が決定され、国連加盟国すべての人権状況を審査する普遍的、定期的なレビューなどの新たな制度も設けられました。 世界人権宣言六十周年記念の関連行事も行われまして、昨年十二月の第六回人権理事会再開会合の際に、潘基文国連事務総長やアルブール国連人権高等弁務官が参加しまして、六十周年の記念イベントが終日行われました。また、ことし十二月までの間に、世界人権宣言の理想と原則を……
○小野寺副大臣 御指摘ありました、EPAを戦略的に活用するに当たりどのような順位づけをしているかということの基本の方針ですが、平成十六年十二月に策定しました今後の経済連携協定の推進についての基本方針において、東アジアを中心とした経済連携を推進することにしております。政府としては、そのような方針に従ってEPA交渉を進めてまいりました。 この結果、ASEAN原加盟国六カ国とのEPAについて発効または署名済みとなり、さらに先日、ASEAN全体とのEPAについても署名に至りました。現在は、アジア地域についてはベトナム及びインドとの交渉を推進しております。 また、東アジア地域以外とのEPAについては……
○小野寺副大臣 北方四島周辺におけますロシア警備艇による日本漁船の拿捕及びその後のロシア側の手続は、北方領土問題に関する我が国の基本的立場から受け入れられるものではないということが前提であります。 政府としましては、このような事件発生の直後より、ロシア側に対してこうした我が国の立場並びに乗組員及び船体の解放を申し入れており、拘束されていた乗組員については現在までに全員解放されております。 現在拘束されている船体につきましては、これまでの申し入れに加え、十四日に行われた外相会談において、高村大臣からもラブロフ外務大臣に対して速やかな解放を申し入れました。 政府としては、引き続き船体の速やか……
○小野寺副大臣 四月二十二日、クウェートでイラク周辺国会議があった際に、私の方からライス国務長官にこの問題についてお話をさせていただきました。短時間でありますが、ライス国務長官の方からは、当分の間、テロ指定国家解除の環境にはないということの言明をいただきました。
【次の発言】 四月二十九日の時点での件でございますので、今後、その内容をよく聞きまして、内容について政府部内で検討したいと思っております。
【次の発言】 重要な御指摘だとは思っております。また、私自身が、先ほどお話ししましたように、四月二十二日ですが、ライス国務長官に直接このお話をさせていただきました。高村大臣の言葉をかりるわけではあ……
○小野寺副大臣 委員御指摘の、七日の福田総理と胡錦濤国家主席との首脳会談において、有益な協議が積み重ねられ、大きな進展があり、長年の懸案の解決にめどが立ったということは確認されました。また、今後さらに細目を詰めて、できるだけ早期に合意するということで認識の一致がありました。 大きな進展や解決のめどが立ったということの趣旨でございますが、具体的な共同開発のあり方につき詰めの作業に入る段階に至ったということであります。この点につきましてはさまざまな報道がなされておりますが、本件をめぐる交渉はまだ終結しておりませんので、ここでのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○小野寺副大臣 実は、台湾だけではなくて、日本の漁船も相当今自主的な休漁を行っております。私の家の目の前にもたくさんの日本のマグロ漁船が係留をされて、これは実は燃料高で出漁ができないという状況になっております。台湾の問題も同じような状況にあると思いますが、今、このマグロの供給の問題というのは重要な課題かと思っています。
この燃油対策、政府としてもいろいろな制度を出しておりますが、ぜひ委員の方でもしっかりと御意見を出していただき、支えていただければありがたいというふうに思っています。
【次の発言】 この条約、強化というのは大変重要な問題だと思っております。こうした取り組みの中で、この条約の発効……
○小野寺副大臣 アフリカ開発会議、TICADは、日本政府が主導しまして、国連、世銀とともに共催する、アフリカ開発をテーマとする国際会議であります。 一九九三年以来、五年に一回開催しておりまして、第四回でありますことしは、四十カ国以上のアフリカ諸国から元首、首脳クラスの出席を得る予定であります。 五月二十八日から三十日まで開催されますTICAD4では、近年のアフリカにおける政治、経済両面での前向きな変化を後押しするため、「元気なアフリカを目指して」の基本メッセージのもと、成長の加速化、人間の安全保障の確立、環境・気候変動問題への対処を重点項目としまして、アフリカ開発のために、我が国を含む国際……
○小野寺副大臣 十二日に中国四川省におきまして大規模な地震が発生した後に、相当の被害が予想されたことから、地震発生の翌日であります十三日、中国への当面の支援として、日本政府として、五億円相当の緊急援助物資及び無償資金協力の供与を決定いたしました。 具体的には、まず、六千万円相当の緊急援助物資としまして、中国側の要望を踏まえて、テント、スリーピングマット、毛布、発電機、コードリール、簡易水槽、浄水器、ポリタンク、プラスチックシートを供与することとしました。これらについては、既に十八日までに成都に輸送し、被害地に届けられております。十七日には、被災地の視察から北京に戻った温家宝総理が、被災地で最……
○小野寺副大臣 四月五、六日に開催されましたG8開発大臣会合では、食料価格高騰の問題の重要性について議論が行われました。この問題は、開発全般、中でもアフリカに対して深刻な影響を及ぼす問題として国際社会が真剣に取り組むべき問題であることについて見解が一致をいたしました。 食料価格高騰問題というのは、国際社会として緊急に取り組まなければならない重要な課題であり、我が国としては、四月下旬に、今後三カ月で約一億ドルの食糧援助を実施することを表明し、その具体的実施の第一段として、本日の閣議で、アフリカを中心に、合計五十五億七千万円の食糧援助実施を決定いたしました。 我が国としましては、国際社会の各種……
○小野寺副大臣 国土交通省の件が報道された時点で、私ども、タクシー券の使い方について確認をいたしました。外務省改革の折、さまざまな提案がなされ、現在は、基本的には、終電が終わった後、個々の職員がタクシーチケットを持っているのではなく、守衛さんにその引きかえ券を渡して、そこで守衛さんからタクシーチケットをもらうという形で厳密に管理をしているという報告を受けております。 また、今回の金品のことについては調査をするように働きかけておりますが、現在のところ、そのような心配はないというふうに私どもは信じておりますが、なお、きちっと精査していきたいと思っております。
○小野寺副大臣 ただいま御指摘ありました案件は、マレーシアにおける水需要の増大に対応するため、マレーシア東部のパハン州にダムを建設し、同州から首都クアラルンプールを擁するセランゴール州に導水トンネルを建設するというものです。政府は、二〇〇三年三月、マレーシア政府との間で、御指摘ありました八百二十億四千万円を限度額とする円借款供与のための交換公文に署名をしております。
【次の発言】 本案件はマレーシア政府が実施主体となっており、本案件に関する情報も、マレーシア政府がマレーシアの国内法制度にのっとり、適切に公開しているものと承知をしております。
委員御指摘にありました案件形成促進調査は、国際協力……
○小野寺副大臣 日本は、人権理事会のアジアグループにおいて、今、人権理事国として再選されておりまして、その理事国として積極的に活動しております。 他方、死刑制度の存廃につきましては、基本的に、各国において、当該国の国民世論、犯罪情勢、刑事政策のあり方等を踏まえまして慎重に検討されるべきものだと思っております。それぞれの国で独自に決定すべきものと思っております。したがって、死刑廃止を前提に死刑執行の猶予を求める本決議等いろいろ出ておりますが、これはそれぞれ各国で考えるべきだと思っております。 なお、御指摘の口上書ですが、これは、お話がありましたように、エジプト主導の提案がございました。我が国……
○小野寺副大臣 聖火リレーをめぐる動きにつきましては、これは第三国のことでありますので、詳細なお答えは差し控えたいと思っております。
【次の発言】 KEDOへの出資金についてでございますが、このKEDO、一九九四年の米朝間の合意された枠組みの合意を実施するために設立され、北朝鮮との間で、北朝鮮に軽水炉を供給するために協定を締結いたしました。我が国とKEDOとの契約に基づき、JBICがKEDOの軽水炉プロジェクトのために貸し付けを行いましたが、その返済には、軽水炉完成後、北朝鮮からKEDOへの返済を充てることとなっておりました。
しかし、北朝鮮が二〇〇二年十月にウラン濃縮計画の存在を認めて、そ……
○小野寺副大臣 本日、実務者協議がございます。政府としましては、今までどおり、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するなど、日朝間の諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去の清算、国交正常化を実現するとの方針のもと、最大限の努力を図っていく考えでございます。 拉致問題を含む日朝関係につきましては、昨年十月の六者会合成果文書におきまして、日朝双方が平壌宣言に従って早期に国交を正常化するため誠実に努力すること、また、精力的な協議を通じて具体的な行動を実施していくことなどが約束をされております。 七日に北京で行われました日朝間の協議を踏まえまして、本十一日から日朝実務者協議が行われることになりまし……
○小野寺副大臣 まず初めの共同調査のことですが、この調査につきましては、再調査の具体的様態については北朝鮮側に一任するのではなくて、我が方としても、これが生存者を発見し、帰国させるための調査として実効的なものになるように北朝鮮側と調整を進めていく一方、共同調査といった形とすることが適切なのかどうか、慎重に検討することが必要だと考えております。 いずれにしても、政府としましては、生存者を発見し、帰国させるための調査が迅速に実施され、拉致被害者の帰国を含め、拉致問題の解決に向け早急に具体的な結果が得られるよう、北朝鮮側との協議に取り組んでいくという考えにあります。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問をよろしくお願いいたします。 当初はオバマ政権下における日米関係のことについてお伺いしようと思っておりましたが、ただいま松浪委員の方から御質問ございましたので、私は、次に、ロシアの原子力潜水艦の事故についてお話を伺いたいというふうに思っております。 今月八日ですが、日本海を航行しておりましたロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦、これはネルパと報道されておりますが、消火装置が誤って作動し、乗組員ら二十人が死亡、二十一名が負傷という、私どもにとっても大変衝撃的な事件が起きました。 この第一報というのは、政府として、ロシア政府から、いつの時点で、どのよう……
○小野寺委員 山浦参考人、本日は大変御苦労さまです。 会計検査院のことについて少しお伺いしたいと思っております。 検査院の検査官は、現在三名いらっしゃいます。院長は元内閣官房副長官補、それからもう一方の検査官は元総務事務次官ということで、いずれも官僚出身の方。そして、参考人は唯一民間からということで、その活躍に大変期待するところが多いところであります。 そういった中、ちょっと最近の不正経理問題についてお伺いをしたいと思っております。 愛知県を初め、十二の道府県で不正経理問題が発生いたしました。十二の抜き打ち検査ですべての道府県で同じような状況があらわれたということで、私たちも大変心配す……
○小野寺委員 自民党の小野寺です。 昨年の人事院勧告によりまして、中央省庁、特に国会対応の職員の方に新たな手当がつくことになりました。また、労働時間も十五分短縮ということが勧告をされました。どうも、国民的な感覚からいうと、どうしてそれがそうなのかなということに疑念を持つ方も多いと思います。 現在の人事院、例えば給与ベースも含めた民間との比較という、その基準について、今後どのようなお考えがあるか、お聞かせください。
○小野寺委員 本日の議運理事会におきまして、国民年金法みなし否決の動議について提案をしたところ、野党の方から、この動議について本日審議をするのであれば、予定されています核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議案、そして臓器移植に対する討論、それも含めてすべて欠席をするという話がありました。 この重い話を受けて、本日、委員長は、この国民年金法みなし否決をきょうしないということを決断されたと思いますが、これは憲法の規定にある重い衆議院の優越権ということを否定する大変な暴挙だと私は思っております。 もしこれが党利党略で行われたら、私どもここにいる衆議院議員一人一人が、今後この衆議院の権威をい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 済みません、時間がほとんどなくなってしまいました。先ほど、わたり、官僚の天下りの問題、廃止について、総理が踏み込んだ発言をしていただきました。大変ありがとうございます。 短い時間です。きょうは、午前、午後、お昼を挟んで約四十分ぐらいになると思います。午前中は外交のことをお伺いしたいと思います。 日米の問題です。 オバマ米政権で、今回、クリントン新国務長官が初めての外遊先ということで日本を中心に選んで調整を進めているというふうに伺っております。まだワシントン外交筋の報道だということですが、クリントン国務長官は、上院の公聴会でも日米の同盟を強調す……
○小野寺主査代理 これにて飯島夕雁君の質疑は終了いたしました。
次に、杉田元司君。
【次の発言】 これにて杉田元司君の質疑は終了いたしました。
次に、黄川田徹君。
【次の発言】 これにて田島一成君の質疑は終了いたしました。
次に、石関貴史君。
【次の発言】 これにて石関貴史君の質疑は終了しました。
次に、塩川鉄也君。
【次の発言】 これにて塩川鉄也君の質疑は終了いたしました。
次に、松本洋平君。
○小野寺副大臣 御指摘にありますように、我が国は、この出資金というのはかなりの額を出しております。 国際機関におきましては、会計検査、内部監査、外部監査などが各機関ごとに行われる、そういう制度が設けられておりまして、例えば、国連におきましては、三カ国の会計検査院の長から構成されます国連会計検査委員会が会計検査を行っています。また、国連内部監査部が内部監査及び国連の活動評価を行っています。さらに、外部監査ですが、国連合同監査団、これは日本もメンバーに入っておりますが、国連システムのマネジメントの向上や活動の効率性などを監査しております。国連会計検査委員会、国連合同監査団の作成する提言を含む報告……
○小野寺副大臣 ただいま御指摘ありましたように、平成二十年度NGO関連予算、外務省分は約百三十一億円を計上しておりまして、これは十九年度とほぼ同水準を維持しております。 このNGO、我が国は、開発途上国の戦後復興開発における地域住民の多様な援助需要にきめ細かく適応できるように、NGOの知見、役割を重視、評価しております。このような観点からも、今後ともNGOとの連携強化を進めていく考えでございます。
○小野寺協議委員 動議を提出いたします。
議長には河野太郎君を推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
副議長には三原朝彦君を推薦いたします。
○小野寺主査代理 これにて井澤京子さんの質疑は終了しました。
次に、渡部篤君。
【次の発言】 これにて渡部篤君の質疑は終了しました。
次に、高木美智代さん。
○小野寺主査代理 金森初等中等教育局長、時間が参っておりますので、手短にお願いします。
【次の発言】 これにて石原宏高君の質疑は終了しました。
次に、吉井英勝君。
【次の発言】 これにて吉井英勝君の質疑は終了いたしました。
次に、大畠章宏君。
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