このページでは小野寺五典衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○小野寺五典君 自由民主党の小野寺五典です。 私は、自由民主党・改革クラブを代表し、ただいま議題となりました政府案、自民党案、公明党案について、政府並びに提出者に質問を行います。(拍手) まず、私は、外務大臣政務官、副大臣時代に、COP10、COP13の二回の会合に出席をし、実際に国際交渉を行った経験があります。国際交渉を肌身で感じた経験から、この問題は速やかな具体的行動を起こすべきだと強く認識しています。そして、その具体的行動とは、中身のないスローガンではなく、地に足のついた対策の積み重ねにほかならないと確信をしております。 先週、総理とオバマ大統領との十分間の会談の模様が、日米のマス……
○小野寺五典君 自由民主党の小野寺五典です。 私は、自由民主党・無所属の会を代表し、在日米軍駐留経費負担に係る新たな特別協定の締結につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 討論に先立ち、三月十一日に発生しました、言語を絶する悲惨な被害をもたらした、原発災害も引き起こしました今回の東日本巨大地震及び津波の被災者の皆様に対し、心からのお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた皆様の御冥福をお祈り申し上げます。 今なお、被災地では、寒さ厳しい現地、ここにおいて、昼夜を分かたず、危険を顧みず、復興・救援活動に、自衛隊、警察、消防、海上保安庁、関係自治体、ボランティアの方々並びに米国を……
○小野寺委員 それでは、沖縄の基地問題について引き続きお伺いします。
岡田外務大臣は、二〇〇五年五月、沖縄県内基地移転反対県民大会、ここで、心を一つにして県外移設を実現という発言をされました。また、同年八月二十五日、外国特派員協会において、普天間の県外、国外への移設実現を目指し、政治生命をかけて交渉したい、そうおっしゃっておりました。
この政治生命をかけてというのは、どのような意味にありますか。
【次の発言】 ということは、現在、この普天間の県外、国外への移設実現というのは政治生命はかけていない、そう考えていいんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、二〇〇五年時点では県外、国外への移設……
○小野寺委員 冒頭、委員長からお話がありましたように、先般、与党のみでの採決ということになりました。これから大切な条約の問題になりますので……(発言する者あり)失礼いたしました。自民、公明欠席のもとでの採決ということになりました。ぜひ、これから慎重な、公平な審議を委員長にはお願いしたいと思っております。 きょうは、南東大西洋における漁業条約を含め、漁業の問題、特に公海上のマグロ漁業についてのお話について質問させていただきたいと思っております。 今回の南東大西洋に関する漁業条約でありますが、これは、今管理に協力している日本が実はこの締約国会議に入っていないということで、資源管理について物が言……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党、小野寺五典です。 きょうは、初めに、いわゆる核密約問題について質問をさせていただきます。 冒頭、このような大変な調査をされた、そのことに対して敬意を払います。私ども、政府におりましたときにも、なかなかこの問題、私どもが部内で聞いていてもオープンにされなかったところをこうして表に出されたということは前提として評価をしたい、そのように思っております。 その上でお伺いをいたします。 今回、この調査に当たって、一つ私は奥歯に物が挟まったような印象を持ちました。それは、密約について、狭義の密約と広義の密約と二つの言葉を使い分けていらっしゃいます。本来……
○小野寺委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表しまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 国際社会には現在、解決の糸口が見えない北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題、イランの核問題、不安定な治安状況が続くアフガニスタン情勢、ソマリア沖における海賊被害の多発など、早期解決が求められる数多くの懸案がある。また、金融危機後の経済政策、国際テロリズム対策、核兵器廃絶や気候変動問題への取組、イラク復興に対する援助、ハイチやチリで発生した地震災害の……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 改めて、日・EU刑事協定について伺いたいと思います。 まず、共助の拒否事由、日・EUですが、死刑を科し得る犯罪について、私は不平等ではないかというふうに思っております。 例えば、EUの国民が日本において複数の日本人を殺害し、そしてまたEUの加盟国に帰ってしまった。この場合、日本はこのEUの加盟国に対して、当然この共助協定に基づいて情報の提供なり身柄の引き渡しを求むる、そのことが出ます。ですが、日本国内では、複数を殺害された場合、もしかしたらこれは死刑になる可能性があるということで、EUがこれを拒否することができるということになります。 逆に、……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、鶴岡さんにお伺いをしたいと思っております。 今回、このグアム協定のお配りしている資料がございますが、その協定を見ますと、下線で、私は線を引いておりますが、「二千六年五月一日の日米安全保障協議委員会の会合において、関係閣僚が、安全保障協議委員会文書「再編の実施のための日米ロードマップ」に記載された」ということが前文にございます。また、下にあります第三条「移転は、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設の完成」、その下にまた「ロードマップに記載された」という記述がございます。 では、ロードマップがどうかということで、もう一枚開いていただ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 租税四条約につきまして質問をさせていただきますが、その前に、昨日、一部報道で明らかになりました、十二日に開催します核安全保障サミットで、鳩山首相とオバマ大統領との公式首脳会談が見送られることになったということがございました。 考えてみますと、前回、気候変動のCOP15におきましても、実は日米首脳会談の見送りということが、これは二度までも行われております。大変異常な事態だと思っています。さらに、私どもが懸念を思いますのは、オバマ大統領は、二日間のサミットの間に、中国、インド、ドイツ、パキスタン、マレーシアなど九カ国の首脳と二国間会談を行う、日本が外……
○小野寺委員 おはようございます。 今、ちょっと呼び出しをお願いいたします。 早速、ODAのことについてちょっとお伺いしたいと思います。福山副大臣、ありがとうございます。 私ども前政権におきましても、このODAの問題は大変重要だと思っておりまして、さまざまな評価その他をする会議等を検討しておりましたが、報道によりますと、この座長が役員をされている財団がODAのさまざまな事業を受注しているということがございました。このような不正がないこと、しっかり正すこと、これは前政権においても私ども大切なことだと思っておりますし、また、今回、このような形でしっかり再検討されることは大事だと思っております……
○小野寺委員 こんなに早く順番が回ってくるのは初めてです。
冒頭ちょっとお伺いしたいのは、前回の外務委員会の中で、これは鈴木委員長の方からも明確に指示がございましたが、竹島の不法占拠の問題、この問題に関して累次の申し入れをしていると副大臣の方から答弁がございました。これについて、累次ということではわからない、明確にしてくれということで、委員長から指示があったと思いますので、その明確になった内容について、副大臣からお伺いします。
【次の発言】 この間の委員長の指示は、この四月十六日の前の指示ですので、その前の累次の武正副大臣のことについて指示、注意があったと思います。
委員長の指示に対してそ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、中井大臣、きょうはどうもありがとうございます。初めに、中井大臣初め皆様に、拉致問題についてちょっとお伺いをしたいと思っております。 私どもも、拉致問題の一日も早い解決、そしてまた、現在、例えば横田さん御夫妻初めこの問題に長い間取り組んでいらっしゃる皆さんには大変な敬意を払っております。そういった中、横田めぐみさんに会ったことがあると申しておる金賢姫元死刑囚、この発言について私どもも大変注意深く関心を持っておるところですが、昨日帰られました中井大臣にお伺いしたいと思います。 金賢姫元死刑囚の来日について要請されたと私ども承っておりますが、そ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、冒頭、最近大きな話題になっております口蹄疫のことについて少し触れたいと思っております。 実は、今、十一万頭を超える大変大きな被害が出ておりまして、これは宮崎県だけではなく全国の畜産関係者、大変この問題で心を痛めているところでありますし、消費者も同じ状況だと思います。 さて、その中で今、赤松農林水産大臣が一番大切な初期の対応のときに外遊をしていた、この問題について、かなりあちらこちらで問題を取り上げられております。我が党でも、この問題を取り上げた農水委員会の古川議員に対しまして、赤松大臣から、これは大変重要な会議だ、EPA、FTAは大切……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 まず初めに、社会保障に関する日本国とアイルランド政府との協定について質問をさせていただきたいと思います。 さまざまな委員の質問で大体この問題の重要性が明らかになったと思うんですが、一点だけ確認をさせていただきます。 日本がいろいろな国と保険料の二重払いを防止するということでこの協定が結ばれることだと思いますが、これは経団連の資料を見ますと、二〇〇六年の資料でありますが、日本貿易会による試算ということであります。実は、二重払いが一番行われているのは、予測でありますが、イタリアが約四十五億、チェコが二十九億、三位がブラジルで二十一億、スペインが十二……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは質問の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。 まず、今、谷委員がお話をされた、湾奥で二メートルを超えるような場所もあったというお話がありました。それは、私の自宅の前でございます。目の前で、本当に津波というのはこういうふうに上がってくるのかということを実体験いたしました。 そしてまた、実は漁業者の皆様、沿岸をずっと私はこの後も何回か視察をしておりますが、皆様から言われる言葉は、いや、大津波警報を出してもらってよかったということです。これだけのことは来るということを皆さん予測したので、実は、漁船を沖合にいち早く出すとか、ある……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 それでは、まず初めに、尖閣諸島の問題について触れたいと思っております。 ここに地図をお示しさせていただきました。この地図を見ていただくとおわかりだと思うんですが、この青いところ、これが日本の領土ということになります。そして、下の方、かぎ括弧で囲っておりますが、ここには尖閣とそれから魚釣島という地名がございます。 実は、台湾に近いこの場所が今大きな問題になっているんですが、この地図は一九六〇年、中国の地図です。中国が、実はこの時点では、日本の領土ということで、明確にこの尖閣諸島そして魚釣島を地図として表記をしております。ですから、この時点までは日……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問をさせていただきます。
冒頭、これは外交案件とは少し違いますが、民主党の代表経験者であります、そしてまた枢要な閣僚でもあります前原大臣にお伺いします。
民主党は企業献金の再開を党の方針として決めたということが報道されております。二〇〇九年のマニフェストでは、企業・団体献金の廃止ということ、これが多くの国民に受け入れられたと思いますし、前原大臣は従前から同じようなお考えをお持ちだと思っております。今回のこの企業献金の再開ということについてどのようなお考えをお持ちか、お伺いいたします。
【次の発言】 率直な発言、ありがとうございます。私ども政治家と……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは質問の機会をありがとうございます。
まず冒頭、実は、これは質問通告にございませんでしたが、昨夜からきょうにかけて今大きな報道をされております、今回の尖閣漁船のビデオの流出についてお伺いをしたいと思います。
まず事実確認をしたいのですが、きょうは保安庁長官、済みません、お忙しい中ありがとうございます。まず、今回のこのビデオは海上保安庁が撮影したものかどうか、それが確認できたかどうかをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 だれが見てもこれは保安庁の方が撮ったとしか思えない、当然、船上から撮っていますから。これは保安庁が撮ったビデオで間違い……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 条約の案件の前に、特に中国漁船ビデオ流出の問題について少し質問をさせていただきたいと思います。 まず、おとといでしょうか、仙谷官房長官が、政治職、執行職の責任のとり方は違うというお話をされました。これは、かいつまんで言うと、きょう出席していただいています鈴木保安庁長官が今回の責任者であって、政治家、政務三役に及ぶものではないというお話をされていましたが、前原大臣にお伺いします。 今回の事案について、官房長官が言うように、政治職、執行職、これは責任のとり方が違うから、今回の流出事件の責任は鈴木長官にある、官房長官と同じお考えかどうか、お伺いしたい……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 まず、冒頭お伺いをしたいのは、海上保安官の逮捕見送りということが昨日決まったと報道をされております。まずこのことについてお伺いをしたいんですが、これは、政府を初め、きょういらっしゃる仙谷官房長官を初め、このビデオの漏えい事件以降、大変この問題については強い憤慨をされ、そして、事件発生時から断固たる対応をとるというような発言をされておりました。今回は司法は司法の判断ということで今後着々と進むんだと思っておりますが、これとは別に、政府として、特に国土交通省としての懲戒などの処分、このこ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。
本日は、質問の機会をありがとうございます。
まず、大臣にお伺いをいたします。
今回、日本がこのTPP交渉を行うに当たって、恐らく最大の交渉相手となるのはアメリカです。この交渉に入る過程において、まず入場門について、アメリカがどのようなことを要求してくるか、そのことについてどう情報として把握しているか、教えてください。
【次の発言】 委員の皆さんに聞いていただきたいことがございます。
私は、先月十四日、USTRに行ってまいりました。農務省にも行ってまいりました。そして、TPPにもし日本が入るときには、どういうことが日本政府として必要かということ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 まず、今回の北朝鮮による韓国砲撃事案ですが、これは、アジアの平和と秩序に対する重大な挑戦だと思っております。我が党としても、北朝鮮のこのような蛮行に対して厳しく抗議するとともに、この抗議の意思を国会決議という形で示すべきだと考えております。 また、今回の砲撃で、韓国軍の兵士のみならず民間の方まで亡くなられたということでございます。心から哀悼の意を表しまして、また、負傷された方もいらっしゃいます。一日も早い御回復をお祈りしたい、そう思っております。 さて、その中、実はけさ、テレビ、新聞等で報道があり……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、大変政府お忙しい中、こうして松本大臣初め皆様においでいただきまして、ありがとうございます。 また、冒頭、小平委員長の御提案によりまして、今回の被災者に対しての黙祷をさせていただきました。私どもも、被災者に対しての黙祷、特に、まだ見つかっていない方の一日も早い救出をお祈りさせていただきました。心から感謝を申し上げます。 さて、きょうは、大臣所信に対する基本的質疑ということでございますので、まず、外務大臣の外交に対する基本姿勢、特に日米関係について、初めにお伺いしたいと思います。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、北澤防衛大臣、災害対策で大変お忙しい中、御出席いただきまして、心から感謝を申し上げます。 ですが、このHNSの協定につきましては、私ども、これは与党、野党、政権をかわる前から、大変重要な案件だということで、通常、例えば重要広範議案あるいは総理入りでの集中審議、そして長時間にわたる審議、これがあって初めて締結が行われたというような状況でもあります。今回は、あくまでも震災対策ということで、総理入りについては私どもは求めませんでしたが、このような外務大臣、防衛大臣という、この外務委員会では恐らく異例の形になったと思います。全体を通じて御努力い……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょう、まず冒頭に、本来、本日採決を予定しておりました日・ヨルダン原子力協定について、福島の原発の問題等がありまして、今、原子力の安全性の問題が問われているということで、本日の採決は行わず、改めて審議を行うという判断をしていただきました。この委員会の極めて良識ある判断だと思っております。しかるべきときに、原子力の安全についてしっかり議論をする中で、この協定の速やかな締結を進めていくことが大切かと思っております。 さて、冒頭、今ちょうどお話ししましたが、原子力の問題について、外務省に一問お伺いをしたいと思っております。 先ほど、午前中の質問でもさ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問の機会をありがとうございます。 まず、松本大臣にお伺いをしたいと思います。 ただいま松野委員からも御指摘がありましたが、恐らくこのゴールデンウイーク、連休中だと思いますが、大臣はさまざまな外国訪問を予定されているというふうに聞いております。私はやはり、今の原発の問題、それから日本が置かれている立場の問題、これをしっかりと諸外国に示す必要があるんだと思います。また、特に、百六十以上の国から日本はさまざまな支援をいただいています。ぜひ大臣にはしっかり諸外国を訪問いただけるよう、私どもも国会の日程については最大限配慮していきたい、そのように思っており……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
まず初めに、外務大臣にお伺いしますが、今回のこの協定の審議の中で、実は、韓国側に日本の貴重な図書、資料が多数存在するということがわかりました。例えば、韓国の国史編纂委員会が所有をしております約二万八千冊の対馬宗家文書、これは一九二六年と一九三八年に日本の朝鮮総督府が対馬宗家より購入したということでありますが、これは研究者によっても大変な文化財的な価値があると伺っております。
この文書の価値について、外務大臣の評価をお伺いします。
【次の発言】 そうなんです。実は、これらの膨大な文書には、日……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典であります。 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、日韓図書協定の締結につきまして、反対の討論を行います。 まず、今回の震災に対して、協定の対象となりました韓国からも、官民を挙げて多大な支援をいただきました。被災地選出の議員の一人として、厚く御礼を申し上げます。 韓国は、基本的価値を共有する最も重要な隣国であります。今回の協定の目的である「相互理解に基づく文化交流及び文化協力」は、両国関係にとってまことに重要であり、我が党としても大いに推進すべきと考えております。しかしながら、今回の協定は、その目的を達成するには余りにも拙速かつ無定見に進められたもの……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。
初めに、普天間の問題についてお伺いいたします。
報道等で出ておりますが、米上院の軍事委員長のレビン委員長が、今回、普天間について、嘉手納統合ということについての考え方を示した、これに対して枝野官房長官が、即座にだと思いますが、現行の日米合意を堅持するという意向を示したということでありますが、外務大臣も同じ考えと考えてよろしいんでしょうか。
【次の発言】 一言確認をします。
そうしますと、今回のこの嘉手納統合の案ということに関しては、政府は現時点としては反対ということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。
きょうは、昨日、韓国の国会議員、民主党の姜さんほか三名が国後島を視察した、この問題についてお伺いしたいと思います。
まず冒頭、この視察についての一連の経緯について教えていただければと思います。
【次の発言】 この国後の視察については、例えば二十日の時点でもう既に新聞報道されており、行くということがほぼわかっておりました。この行くことに関して、外務省として何か韓国政府に事前にこの問題についての対応を求めたことはございますか。
【次の発言】 そういう報道があったということであれば、通常、外交ルートでそのようなことが事実かとい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、中野大臣、御出席いただきまして、大変ありがとうございます。また、松本大臣、このたびはASEAN外相会談、大変御苦労さまでございました。 まず冒頭、松本大臣にお伺いいたしますが、今回、ASEAN外相会談の議事録等を見ますと、特に北朝鮮問題について、日米韓の三カ国協議をしっかりされているということで、今回は北朝鮮問題に対しての解決、その内容について、例えば六者会合が再開されるためには、北朝鮮と韓国との関係を改善するため真摯で建設的な南北対話を重視するということを今回も強調されまして、また、同様のコミットメントをそれぞれ出しているということだ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、櫻井副大臣、ありがとうございます。篠原副大臣、ありがとうございます。 冒頭、少しIMFのことについてお伺いをしたいと思います。 また、その前に、財務省にまずお伺いしたいのは、今、一ドル七十七円、大変進んだ円高という状況になっています。そして、日本の各種企業が今、どんどん海外に展開をする。国内の産業の空洞化が叫ばれております。ここまで日本の円が高くなる、そして、それほど日本国内の経済、景気がいいわけではないのに、ここまで厳しい円高を強いられてしまう。ところが、ふとアジアの諸国を見ますと、中国の元あるいは韓国のウォン、ウォン安も含めて現在……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 被災地の方から先ほど着いたばかりですので、前の質問も聞く時間がございませんでした。質問がもし重複してしまいましたら大変申しわけなく思っておりますが、ぜひきょうは、被災地を日ごろ回りまして、住む者の一人として、その地域に住む方あるいは避難所で日々暮らす方の声ということで聞いていただき、また安心できる回答をいただきたい、そのように思っております。 実は、私の住んでいるところもそうですが、まだ電気、ガス、水道は一切通っておりません。余震が起こるたびに毎晩毎晩起きている、そういう状況にご……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、このような質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は、今回被災をしました宮城県の気仙沼というところに住んでおります。今回、地域の皆さんからさまざまな声が上がっております。一番初めはやはり避難、被災ということで、その日の生活ということを大変心配しておりましたが、今電話がかかってくる内容、現場で聞く内容は、悲痛な話が大変多くなっています。 例えば、これからの生活設計。そして、実は多くの方々が、今回津波で流された住宅に関しても、家屋、工場に関しても、既に借金、ローンを組んでこのようなものをそろえていた。今回津波で一瞬にし……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、質問の機会をありがとうございます。また、委員長初め委員の皆様には、被災地の視察をしていただきまして、大変感謝を申し上げます。 まず冒頭、片山大臣にお伺いをしたいと思います。 実は、十三日でございますが、閣議の中で、公務員の給与一〇%削減、これは報酬それからボーナス含めての削減ということが発表されました。 まずお伺いしたいのは、この一割削減というのは菅総理の指示から出たものなのかどうかということ、そしてこの一割という基準、どういう考えで一割ということを提案されたのか、これでどのぐらいの財源が見込まれるか、お伺いしたいと思います。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 引き続き、震災復興についての質問をさせていただきます。 まず、実は、今回被災を受けた市町村、ここは今回合併をした市町村がたくさんございます。気仙沼市、南三陸町、石巻市、東松島市、岩手県沿岸も恐らく福島沿岸もそうだと思うんですが、こういう合併をした場合には、合併特例債のほか合併の特例事業が幾つかございます。 ところが、もともとこの市町村は、この特例事業をつくって、例えば大きな総合病院をつくろうとか大きな福祉施設をつくろうとかいろいろな計画を立てていたんですが、今回の震災によりまして、この特例事業がある面では後回し、初めにまず復旧のさまざまな事業を……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 実は、ここに来るつい十分ほど前まで、委員長の御地元、陸前高田の戸羽市長、西條議長初め皆様からさまざまなお話を伺っておりました。恐らく、今委員長席にいらっしゃるので黄川田先生はなかなか発言できないと思いますが、この市長が何と言ったかということをぜひ皆さんに聞いていただきたいと思います。 本当に災害対策に対しての進捗が遅い、そして国会と地元では本当に臨場感、危機感、それが余りに違い過ぎる、このようなお話をされておりました。例えば、陸前高田でも今瓦れきが九十万トンあり、これが実は市街から一歩も外に出ていない、海岸に今うずたかく積まれているけれども、これ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 実は、昨日午前中、東京の食肉市場に行きまして、ちょうど福島、宮城それから三重等の牛が上場されるので、その枝肉をずっと見ておりました。 実は、冒頭上場されましたのが福島の枝肉であります。これは、セシウムの検査をして、これは大丈夫だというお墨つきが出た牛の上場だったんですが、Aの5等級、一番いい等級です。通常、恐らく一キロ当たり二千七、八百円から三千円ぐらいするような非常にいい牛なんですが、その福島の牛で、検査をしたにもかかわらず、Aの5が二頭ありまして、一頭は五百円、もう一頭は四百円。 なぜ切りのいい値段かというと、だれ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 今、谷委員のお話がございました瓦れき撤去の費用負担について、ならしでは九五%、今回国が負担をするということですが、特に被災を受けた自治体、例えば石巻、あるいは気仙沼もそうですし、陸前高田もそうでしょうし、東松島、南三陸、こういうところは今瓦れき量が圧倒的に多い。そしてまた、自治体の財政が大変厳しい。こういう中で、財務大臣から、もう九九%とも、場合によっては九九・五とか、そういう数字が出ておりました。 これだけしっかり対応できるという財政的な裏づけも今お話がございましたので、これを担当されます環境大臣にお伺いしたいのですが……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。本日は、質問の機会をありがとうございます。 被災地気仙沼に住む人間の一人として、きょうは、全国の皆様にさまざまな御支援をいただいていることに心から感謝を申し上げます。 ですが、本当に想像を絶するような大変な災害だったと思います。また、今でも、実は、避難所に住む皆さん、あすの生活を心配して、あすの町づくりを心配して日々暮らしている状況にございます。きょうは、生活再建を含め、産業の再生についてお話を伺いたい、そのように思っております。 まず、副大臣にお伺いします。 今回の災害で一番の特徴というのは大きな津波でした。そして、この津波の影響で、私の家か……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 先般は、委員長を初め委員の皆様には、私の地元気仙沼を含みます三陸沿岸を御視察いただきまして、大変ありがとうございます。特に、津波といいますと漁業被害ということがイメージにわくんですが、今回、農地についても相当の被害が出ております。つぶさに見ていただきまして、ありがとうございます。 きょうは、土地改良の中で特に除塩ということについて審議をしていただいております。私、地元の農地をずっとつぶさに見ておりまして、確かに、津波をかぶって塩害というのがこれから相当予想されるんですが、それ以上に、例えば家の廃材とか工場の廃材とか、そういう大きなものが農地に散逸……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 先日、京都の大文字焼きで、今回津波、震災で町がほとんど壊滅しました岩手県の陸前高田市の高田松原、ここは私のうちから車で二十分ぐらいのところです、ここのまきを使って大文字の送り火をしよう、そういう企画がありました。ところが、これが放射能の心配があるということで中止をされた。これは、陸前高田を含めて私ども被災地の人間にとっては大変ショックな事案でした。 例えば陸前高田、専門家も非常に疑問を投げています。広島大学の原爆放射線医学研究所の細井教授。陸前高田市は福島第一原発から二百キロ近く離れており、そもそも……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。連日御苦労さまです。 まず、冒頭、本日は北方領土の日ということになります。午前中の質疑で実はこの問題に触れられていないということで、事務所の方に、ぜひ触れてほしいという御意見もございました。 北方領土の返還、これは旧島民ならず日本人全体の悲願ということになりますが、気がかりになる報道が一つございました。お手元に配付の資料がございますが、民主党の鳩山由紀夫前首相、五日に北海道根室で講演をされまして、「北方領土交渉について「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫平行線のままだ」」「その上で「二島にプラスアルファという考え……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 安住さんと同じ三陸、私は気仙沼で生まれ育ち、今も気仙沼市民です。今回の津波におきまして私の自宅も事務所も全壊をしました。また、二台の車が流され、そのうち一台にはまだ友人が乗ったまま行方不明ということになります。 今回、この被災を通じまして、本当に全国の皆様からたくさんの支援をいただきました。この場をかりて感謝を申し上げます。民間団体、NGO、ボランティア、警察、消防、自衛隊、自治体、米軍、本当に多くの皆様から御支援をいただきました。幼稚園児からお年寄りまで支援物資を送っていただきました。心から感謝を申し上げます。 その中で、菅総理に少し現場のこ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 まず、野田総理には、先日、総理御就任直後、今回の津波被災地の一番初めに私どもの地元気仙沼を選んでいただきまして、大変ありがとうございます。私どもも、地元の代表として現地の状況をしっかり説明させていただきました。 また、七カ月がもう既にたちます。私もこの七カ月間は、振り返ってみると、やはりさまざまな思いがあります。発災直後は、家族を捜して真っ暗な中、避難所をずっと歩き回りました。その後は、消防団の皆さんと一緒に瓦れきの中を歩いて、少しでも生存者の救出に役立つように仕事をさせていただいたことを、ついこの間のように覚えておりま……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。どうぞよろしくお願いいたします。
冒頭、TPPについて改めてお伺いをいたします。
先ほど来の質問の中で、もしこのTPPの交渉参加に入り、これが最終的に決裂し、日本がTPPに入らないという判断をした場合には、これは日米関係にとって大変ゆゆしき問題になる、大変大きな問題だというふうにお話をされていましたが、この見解についてはお変わりないでしょうか。
【次の発言】 そうなんですよ。最終的には政治判断、そしてこれは国会の承認が必要になる。
ということは、今の国会の雰囲気、きょうここに委員もいらっしゃいます。また、民主党内での今さまざま、離党を含めた大変な……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、野田総理、お忙しいところ、大変ありがとうございます。 冒頭、一点確認をしたいことがあります。 これは、きょうは総理が入っていただくほど重要な審議ということで、きょうの採決の後、本会議上程ということになるんだと思いますが、実は、民主党の議場進行係、議長と呼んで、そして議案を提案する、この議場進行係の太田和美さん、この方が、福島御出身ですが、この上程については反対だということで、きょう、その議場進行係自身が反対して上程できないので、差しかえるということが急遽決まったと伺っておりますが、これは総理の指示でしょうか。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 質問をさせていただきます。 まず冒頭、玄葉大臣におわびをしていただきたいと思います。原子力協定、これは、松本前大臣そして玄葉大臣も含めて、熱心に私どもにこの協定の重要さをずっと説いてこられて、そしてこの委員会の中で、私ども、これはやはりそこまで政府が考えるのであればということで、さまざまな決断をしました。それは、賛成の党もあれば反対の党もあれば、それぞれ決断をしたんです。党の中でまとめて決断をしたんです。私どもも、玄葉大臣を信じて賛成をさせていただきました。ところが、昨日の本会議の採決で、十数人の方がこれは反対だと造反をされた。 このことについ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 きょう午前中、宮城県の南三陸町、ここで仮設の市場ができました。また、沿岸漁業、今、カキ、ワカメの養殖の準備をしております。そういった中、水産業の復活がないと、私ども地域の雇用はありません。そして、その雇用を生み出すためには、例えば冷蔵庫や水産加工場、この再建が必要です。 平野大臣も現地にお入りいただきました。今、今回の津波というのは、この工場や冷蔵庫を壊しただけではなくて、実は水没をしている、大潮のときには水面下になっている、こういうところが例えば気仙沼の魚市場周辺や鹿折でもございます。安住大臣の御地元、魚町や門脇あるい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうも被災地から上京してまいりました。実は、この二重ローンの問題も確かにそうなんですが、被災地は農林漁業が中心です。ですから、TPPの問題、これは大きな津波とも言えるような深刻な状況になっています。 冒頭、きょうはハワイからお帰りになったばかりの枝野大臣がいらっしゃいますので、一言お伺いをしたいのですが、今回枝野大臣がUSTRを含めAPECの各国の代表と協議のことについてお話をされてきたのは、TPPに入るための協議なのか、あるいは、お隣にいらっしゃる鹿野大臣がおっしゃるように、交渉参加を前提としない情報収集のための協議なのか、ここをはっきりして……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 まず、復興交付金基幹事業についてお尋ねをします。 基幹事業の中の被災市街地復興土地区画整理事業についてなんですが、これは、今回被災して、例えばもう沈下して、一度沈んでしまって、今大潮になると水面下になるような、そういうところをもう一度土地区画整理をしてしっかり対応するという事業なんですが、実はこの対象の場所、私どもが想定しているのは工場とか水産加工場とか市場の背後地、こういうところを主に想定しております。 ところが、従前の事業ですと、一定以上の計画人口密度が必要、住む住民の密度が必要ということに規定上なっております。そ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、TPPについて少しお話をします。 実は、つい数十分前まで、外務委員会で、玄葉外務大臣にTPPのことについて質問をしておりました。そして、玄葉外務大臣は、TPPをもし途中で抜けるようなことがあったら、当然これは重要な日米間の大きな外交問題になる、そういう認識を改めてお話をされました。そこで、もう一回聞いたんです。最終的にはTPPは国会の承認が必要になる、では、国会承認を受ける見込みはありますかと。明確に答えが出ておりませんでした。 恐らく、今後、農業の問題だけじゃない、保険や金融やサービスやさまざまな問題で、今回かなりのTPPへの懸念が出て……
○小野寺委員 自由民主党、小野寺五典です。よろしくお願いいたします。
まず冒頭、お伺いをしたいんですが、実は今国会、これは日切れ法案も含め、それから、アメリカから大変強い要請がありますハーグ条約も含め、二十本近くの条約、法律の審議が必要とされております。ここに至ってまだ一本も、提案理由も説明されていないという異常事態になっています。私どもとしましては、ぜひしっかり会期を延長してこの審議をするということが筋だと思っておりますが、外務大臣として、これらの条約を所掌する大臣としてどのようなお考えか、教えてください。
【次の発言】 既に我が党では、党内手続はかなり終わっております。ですから、早く国会……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 質問の機会をありがとうございます。きょうは、今回の予算の中で大変重要な震災復興について主に質問をさせていただきたいと思います。 まず、安住大臣、このたびは被災をされ、また御地元も大変な状況で、改めてお悔やみを申し上げさせていただきたいと思っております。 そんな中、実は、瓦れきの撤去の問題、きょうも読売新聞に出ておりましたが、瓦れき、これは安住大臣の御地元の石巻六百十六万トン、東松島百六十五万トン、女川四十四万トン、私の地元の気仙沼も百三十六万トン、南三陸も五十六万トン、大変な状況です。今、被災地を見て回りますと、まだまだ撤去されない建物があちら……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうはよろしくお願いいたします。 おととい土曜日、仙台におきまして、きょういらっしゃいます平野大臣御出席のもと、二重ローンの買い取り支援のための支援機構がスタートいたしました。私ども被災地の各企業の経営者あるいは金融機関、この活躍を大変期待しております。 ただ、その場、ちょうど私も出席した後、大臣がお帰りの後、村井宮城県知事に呼びとめられました。私は知事があそこまで、言ってみれば、目に涙をためながら、非常な強い語調で、言葉を荒らげて、かなり怒った状況でございました。それは何かといいますと、今回の復興交付金の配分の金額、これが余りに少ないということ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 久しぶりの復興特になりました。この間、委員会が開かれない中で、平野大臣には直接さまざまな御要望を聞いていただきまして、ありがとうございます。 私ども、今回ここまで空白が続いたことの理由に、税と社会保障の問題、これは恐らく、被災地に関係する議員はひとしくこの消費税の問題については大変重い気持ちを持っております。そういった中、今回こうして新たに委員の構成を見ますと、せっかく与野党関係なく被災地一丸となって頑張ろうという仲間が、それぞれの党で今回は分かれてしまいました。みんな重い気持ちを持ってこのように分かれてしまったんだと思います。 被災地から見れ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうも質問の機会をありがとうございます。 通告をさせていただいた順番を少し変えさせていただきまして、まず冒頭、防潮堤の復旧整備に関する行政の縦割りについて少し質問をさせていただきたいと思います。 実は防潮堤、今回の津波、震災を含めて、私ども地域住民は、防潮堤で暮らしを守ってもらうということはどうしても大切なことになります。ですから、今防潮堤をどの高さにどこにつくるかということを住民に説明する住民説明会が地域でそれぞれ行われています。 その中で、実は住民が大変混乱することがあります。例えば、この防潮堤、住民から見たら全て同じ防潮堤でありますが……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。
今、小里委員からお話がありましたTPPについて、冒頭触れたいと思います。
先ほど来のお話にありますように、米を初めとする例外品目が認められる可能性があるということ、これは報道で出ております。大臣にお伺いしますが、このような例外についての可能性、これは農林水産省としても、あるとお考えでしょうか。
【次の発言】 今、米を含めた例外品目についてのことはなかったんじゃないかという大臣のお話だと思いますが、それでは筒井副大臣にお伺いいたします。
実は、四月十二日、官邸で関係副大臣会議がありまして、ここで外務省の片上経済外交担当大……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。新大臣、御就任おめでとうございます。早速宮城を訪問していただきまして、ありがとうございました。 きょうは、次期社長に内定されています東京電力の廣瀬常務においでいただいています。よろしくお願いいたします。 まず、廣瀬常務にお伺いをいたします。 今回、私どもは宮城ですが、原子力発電所の事故の後、実は、セシウムを含んだ放射能に汚染をされている地域がたくさんございます。特に、震災直後、牛に食べさせる餌の稲わらにこのセシウムが付着をして、残念なことに、国としてはこの稲わらの検査を行わなかった、そしてまた規制を行わなかったということで被害が広がってしまいまし……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、震災復興のことについて一つお伺いをしたいと思います。 おかげさまで、農水省、特に水産庁のお力で、さまざま今、復興がようやく前に進みつつあります。昨日も気仙沼で、漁港区域を拡大しまして、今回、そこのかさ上げ事業というのがきのうスタートいたしました。おかげさまで、ようやくかさ上げができて、そしてその後に冷蔵庫をつくったり水産加工場をつくるということになっております。 ただ、そこで、地元で大きな懸念が出ております。実は、きのうからスタートしました漁港区域のかさ上げ事業、このかさ上げ事業が最終的に終わるのは来年の秋だということです。来年の秋になっ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうはテレビ中継は入っておりませんが、ネットで見ている方もいらっしゃるので、パネルを使わせていただきたいと思っております。きょうは復興について中心に聞かせていただきたいと思います。 まず、防災集団移転事業について、実はこれは、防災移転が、今、住宅の確保ということで最優先課題になっていますが、どうしても、津波の被災地におりますと、少しでも高台、安全な場所、そういうところに住みたいという気持ちがあります。ですから、多くの被災民は実はこの防災移転事業に大変期待をしている。例えば、新しい土地にはかなり安い土地の使用代で移ることができる。そこに建てる家に……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺です。
初めに、外交、安全保障のことについてお伺いをいたします。
防衛大臣、土曜日、沖縄視察、御苦労さまでした。沖縄の視察の中で、防衛大臣、これは記者会見で見ますと、知事とお会いをされて、あくまでもやはり普天間の危険性除去、そして辺野古への移転ということを明確にお話をされました。
まず、大臣に今回の視察についての感想をお伺いしたいと思いますが、今回、キャンプ・シュワブがあります辺野古崎、ここを視察されたと思います。そのときの御感想をお聞かせください。
【次の発言】 御視察をされて、改めて、やはりここへの移設が重要だということをお感じになられたと思います。
……
○小野寺委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖縄問題に関しては、沖縄が本土に復帰して四十年という節目を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりました。さきの国会でも、沖縄振興特別措置法が改正され、沖縄の主体性をより尊重した振興策が図られることになったところでございます。 しかしながら、米軍基地問題、そしてさまざまな問題等について、依然として沖縄には多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現という大きな問題がございます。 その解決の……
○小野寺分科員 自民党の小野寺五典です。
きょうは、ことし二月に発生しましたチリ地震津波による漁業被害について質問しようと思っておりましたが、冒頭、どうしてもこの問題に触れざるを得ないということで、少しだけ触れさせていただきます。それは口蹄疫の問題です。
宮崎で口蹄疫が発生し、今大変な大きな問題になっていますが、この問題、口蹄疫に対する担当大臣はどなたでしょうか。教えてください。
【次の発言】 大変不思議なのは、私ども、きのうもずっとテレビを見ておりましたが、出てくる大臣は、実は平野官房長官。現地に入り、宮崎県知事からお話を聞き、なぜかその平野官房長官が前面に立ち、さまざまな発言をしている……
○小野寺分科員 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 昨日、チリ地震による大きな津波が太平洋沿岸、特に三陸沿岸に大きな被害を及ぼしました。私も実は、終日この対策本部におりまして、津波が直接上がってくるところを現実に見ておりました。きょうの読売新聞の一面に大きな写真が出ております。このカラー写真は私の家のすぐそばの写真でありまして、本当に津波というのがいかに怖いかということを、子供のころから私どもは身にしみて伺っております。 そういった中、ようやく皆さんのお力で一段落したこの津波の被害なんですが、これから実は、大きな被害の全容が明らかになってまいります。それは特に漁業に対しての被害で……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、このような連合審査、ありがとうございます。連合審査の大きな理由は、恐らく、これは領土問題を含めた外交案件にかかわってくるから、このような外交ということで外務委員会との連合ということになったんだと思います。 冒頭、一点確認したいと思います。副長官、どうもありがとうございます。 まず、今月十五日、ロシアの副首相初め十省庁の代表が、何と択捉、国後を訪問したということがありました。外務大臣はこのことに関して抗議をされたと伺っておりますが、メドベージェフ以降、何度も何度も日本の北方四島にロシアの枢要な方が来られるということをなかなか防ぎ切れてい……
○小野寺小委員 委員長を初め皆様には、先日、被災地を訪問していただきまして、直接被災民の声を聞いていただいて、大変感謝を申し上げます。 先ほど来の議論を聞いて非常に不思議に思うのは、石黒局長から国内立地推進事業の補助金のお話がございました。被災地に住む者として、どう考えても、今回この補助金がついている企業が被災地に何らかの効果があるとは考えられません。ですから、風が吹けばおけ屋がもうかるどころじゃなくて、完全にこじつけでしかないと思います。 それからもう一点、先ほど局長がいみじくもお話しされましたが、これは円高対策だということ。私たちは、この震災によって円高になったわけではない、そう理解を……
○小野寺分科員 自由民主党の小野寺五典です。 大臣には、日ごろ復興支援に大変御努力いただきまして、ありがとうございます。 まず、前回、二月二日の予算委員会でも確認をさせていただきました防災集団移転促進事業、このことについてお伺いをしたいと思っております。 実は、この事業で今一番問題になっておりますのは、例えば低地ゾーンということで、ここは自治体が購入するようなそういう場所については集団防災移転の対象ということでしっかり対応できる。ですが、そこに隣接する、例えばかさ上げをするゾーン、このかさ上げをするゾーンについて集団防災移転を希望する方、この方は、かさ上げをする場所なんだから防災移転の対……
○小野寺分科員 自由民主党の小野寺五典です。 先般の予算委員会の質疑で、福島原子力発電所事故の農林水産物に与える被害、風評被害について質問をさせていただきました。きょうもそのことを中心にお伺いをしたいと思います。 まず、二月の二十日の予算委員会で、この福島原子力発電所の事故による風評被害で牛肉の価格が低落をし、あるいは、一部、出荷制限でずっとできずにいて、この方への補償についてお伺いをさせていただきました。 その補償が、もう二週間たちましたので、どのように行われているか、まだ一回目の補償しか出ていないという前回の状況がございました。あのとき出席した東京電力の社長は、誠意を持って対応すると……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。