小野寺五典 衆議院議員
46期国会発言一覧

小野寺五典[衆]在籍期 : 41期-43期-44期-45期-|46期|-47期-48期-49期
小野寺五典[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小野寺五典衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院46期)

小野寺五典[衆]本会議発言(全期間)
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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 衆議院本会議 第24号(2013/05/16、46期、自由民主党)【政府役職:防衛大臣】

○国務大臣(小野寺五典君) 三日月議員にお答えいたします。  自衛隊の活動に深く御理解をいただき、感謝申し上げます。  まず、自衛隊の海賊対処行動の実績と効果についてお尋ねがありました。  自衛隊は、平成二十一年三月以降、ソマリア沖・アデン湾に海上保安官が同乗する護衛艦二隻を派遣し、これまで約三千隻の船舶を護衛してきましたが、護衛中に海賊から襲撃を受けた事例は一度も発生しておりません。この活動による効果のあらわれであると認識をしております。  また、平成二十一年六月以降、P3C哨戒機二機により、同海域で警戒監視飛行を実施し、諸外国艦船等へ情報提供するとともに、海賊行為の抑止に貢献をしており、そ……

第183回国会 衆議院本会議 第27号(2013/05/23、46期、自由民主党)【政府役職:防衛大臣】

○国務大臣(小野寺五典君) 自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  外国における緊急事態に際して防衛大臣が行う在外邦人等の輸送について、当該輸送に際して同乗させることができる者の範囲を拡大し、及び当該輸送の手段として車両を加えるとともに、外国の領域において当該輸送の職務に従事する自衛官が、その職務を行うに伴い自己の管理のもとに入った者の生命等の防護のためやむを得ない場合に武器を使用することができることとする等の必要があります。  以上が、この法律案の提案理由であります。  次に、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。  第一に、在外邦人等の輸送の……


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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 衆議院本会議 第8号(2013/11/07、46期、自由民主党)【政府役職:防衛大臣】

○国務大臣(小野寺五典君) 丸山議員にお答えします。  特定秘密保護法案施行時の防衛秘密の破棄予防についてのお尋ねがありました。  特定秘密保護法案が成立し、施行された場合は、防衛秘密が記録された文書は、特定秘密の管理方法に従うことになります。  これを踏まえ、先般、大臣通達を発出し、防衛秘密が記録された文書を原則として廃棄しないよう指示し、不適切な廃棄が行われないよう、既に必要な措置を講じております。(拍手)


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 衆議院本会議 第9号(2014/03/18、46期、自由民主党)【政府役職:防衛大臣】

○国務大臣(小野寺五典君) 左藤章議員にお答えいたします。  まず、防衛大綱を見直した理由についてのお尋ねがありました。  一昨年の北朝鮮による人工衛星と称するミサイル発射や、中国による我が国周辺海空域における活動の急速な拡大等、我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱の策定以降、一層厳しさを増しております。  また、米国は、アジア太平洋地域を重視し、同地域におけるプレゼンスを強化する方針を明確にしており、我が国を含む同盟国等との協力の強化を図っております。  さらに、平成二十三年三月の東日本大震災における自衛隊の活動においても、対応が求められるさまざまな教訓が得られております。  このよう……

小野寺五典[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院46期)

小野寺五典[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 安全保障委員会 第1号(2013/03/15、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典です。  我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うことになり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重さを痛感しております。  本日は、武田委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  まず、アルジェリアのテロ事件でお亡くなりになられた方々に対し、改めて哀悼の意を表します。防衛省・自衛隊としては、この事件に際し、外務大臣からの依頼を受け政府専用機を派遣し、対応に当たりました。在外邦人の保護は政府一丸となって取り組むべき重要な責務であり、先般、政府において取りまとめられた検証報告書を踏まえ、防衛省・自衛隊としても……

第183回国会 安全保障委員会 第2号(2013/04/02、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 中谷委員には、防衛庁長官経験者として、日ごろ、大変御指導をいただきまして、心から感謝を申し上げます。  私ども、今感じますのは、東アジアを含めた安全保障環境が大変大きく変化をしております。この中で、特に、私、防衛大臣在任中には、これは安倍総理からも御指示いただいておりますが、国民の生命財産と我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くということ、これをまず第一義に考えていきたい、そのように思っております。  また、米国が今、新国防戦略を検討しつつありますので、それと連携する形で自衛隊の役割の強化をする、抑止力を高めるという中で、日米防衛協力ガイドライン、この見直しも検討作業に……

第183回国会 安全保障委員会 第3号(2013/05/23、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 サイバー空間の拡大に伴いまして、サイバー攻撃が行われた場合、社会活動の広範囲で甚大な被害を生じる可能性があります。また、サイバー攻撃は、目的、手法が多様であり、攻撃源の特定や抑止が困難という特性があります。  自衛隊の任務遂行上、サイバー空間の安定的な利用の確保は不可欠の前提でありますから、日々、高度化する、あるいは複雑化するサイバー攻撃の脅威に適切に対応するため、仮称ではありますが、現在、サイバー防衛隊、これを二十五年度末に新たにつくる予定でございます。先般、統幕監部に準備室を設置いたしました。  サイバー防衛隊では、自衛隊のネットワークの監視及び事案発生時の対処を二十四時……

第183回国会 安全保障委員会 第5号(2013/06/04、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 日ごろ自衛隊の活動に御理解いただきまして、ありがとうございます。  今般の改正では、基本的に派遣先国の同意を得て、陸上輸送を安全に実施できることを前提としており、万一不測の事態が生じたとしても、自己保存型の武器使用権限により、事態に応じた適切な対応を行い得るものと考えております。  また、防衛省において、さまざまなケースへの対応を検討し、派遣された隊員が現場で困ることがないように、法改正とあわせて、武器使用のあり方を含め、不測の事態への対処方法の徹底を図る考えであります。  一方、在外邦人保護のための新たな任務を自衛隊に付与することや、海外で活動する自衛隊に新たな武器使用権限……

第183回国会 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号(2013/04/01、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。本日は、西村委員長を初め、理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶を申し上げます。  初めに、本年一月十六日、アルジェリアで発生した邦人拘束事件において、とうとい人命が奪われたことは、まことに深い悲しみであり、心から哀悼の意を表します。いかなる理由があっても暴力を使うことは絶対許されず、テロ行為を断固として非難します。  防衛省・自衛隊としては、この事件に際し、外務大臣からの依頼を受け、速やかに政府専用機をアルジェリアに派遣し、無事が確認された七名の方々の輸送、及び残念ながら死亡が確認された九名の方々の御遺体の搬送を行いました。  在外邦人の……

第183回国会 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2013/04/03、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 鈴木委員の問題意識は私も共有をしております。  ことし二月、私の指示で河野海上幕僚長をパキスタンに派遣いたしまして、現地の政府と、このグワダルを含めて、安全保障環境についてさまざま協議をさせてきております。
【次の発言】 御指摘のように、自衛隊法八十四条の三、輸送の問題ですが、これは今のところ、航空機そして船舶でしか行えない。これをやはり陸路でも行うべきではないかという御指摘を与党PTからもいただいております。  現在、この前提条件、現行法であっても輸送の安全ということについては明確に規定をしておりますが、これは安全だからということではなくて、基本的には、当該輸送を行うことが……

第183回国会 決算行政監視委員会 第4号(2013/06/03、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 御指摘のシャングリラ会合でありますが、これは、アジア太平洋地域のほか欧州の国防大臣等が参加して、地域の安全保障情勢やそれぞれの国防政策等について意見交換を行う国際会議ということであります。各国の国防当局の相互理解と信頼醸成を図る重要な機会であると思っております。  御指摘ありましたように、私はその会議におきまして、国益の防衛、紛争の予防というテーマでスピーチを行いました。ここで行いました内容というものは、今委員がお話しされたように、官房長官を初め安倍内閣が累次にわたって答弁をしている内容、そのことについて紹介をさせていただいたことであります。

第183回国会 予算委員会 第2号(2013/02/07、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 たくさんの御指摘をいただきました。  まず、今回の中国艦船によりますレーダー事案に関しましては、これは私ども、総理の御指示をいただきまして、御承認をいただきまして、今回公表させていただきました。それは、今回かなり、これは衝突に相当する、危険な事案に至る可能性があるということがございました。  そして、今御質問ありましたように、しっかりとした体制、この場合にはどのような国際法上の適用になるのかということを、今、中でしっかり検討するべきだと思っております。特に、国連憲章上、これはやはり武力による威嚇に当たるのではないかということで、その先、その対応についてはさらに検討することだと……

第183回国会 予算委員会 第3号(2013/02/08、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 昨日の質問におきまして、私ども、正確に今回の対応について報告をさせていただきました。  その中で、三十日の事案につきまして、私ども防衛省、そしてその後官邸の方に、五日の日に報告がなされたということで、これは御指摘をいただきました。  現場としては、しっかりとした情報、証拠が固まってから報告ということを配慮したんだと思いますが、昨日、総理からもお話がございましたように、これからはしっかり、何かそういうような事案が発生しましたら、多少不確かでもすぐに私どもに報告するよう、指示をきのうさせていただきました。しっかりとこれからも対応してまいります。  また、一つだけ申し上げさせていた……

第183回国会 予算委員会 第4号(2013/02/12、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 お答えいたします。  二月七日、衆議院予算委員会において、質疑に際して、私から、火器管制レーダーの照射が武力による威嚇に当たるのではないか検討すべきである旨、答弁をいたしました。  これは、一般に、火器管制レーダーの照射が、国際法上、国連憲章で禁じられている武力の行使や武力の威嚇に相当するか否かという論点があり得るとの考えを述べたものであります。この論点については、その行為が行われた全般的な背景、その行為の主体の目的や意図がどのようなものであったか、その行為の対象がそれをいかに認識したかということを総合的に判断する必要があると考えております。

第183回国会 予算委員会 第5号(2013/02/13、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 概略については今、外務大臣の方からお話がございました。  私どもとしましては、領土、領海、領空、そして国民の生命財産をしっかり守るということが役目でございますので、警戒監視を怠らず、しっかり対応していきたい、そのように思っております。  私ども、さまざまな外交ルートを使って防衛省としても対応させていただき、昨日はロックリア太平洋軍司令官が防衛省にお越しになりましたので、私の方から、この問題についての情報交換、そしてまた日米としての対応、このことについて意見交換をさせていただきました。  これからも怠りなく対応していきたい、そう思っております。

第183回国会 予算委員会 第7号(2013/02/28、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 大綱の見直しにつきましては、今、省内を含め、今後政府内で検討していくと思っております。  前原委員御指摘のように、この大綱については、民主党政権下におきましても動的防衛力というお考えを出して、さまざま、しっかりとした考え方を出してきていただいていると思いますが、例えば、北朝鮮が、昨年十二月十二日にミサイル事案がございました。その際も、能力が恐らく相当向上しているということもございますし、また、サイバーを含め、さまざまな御指摘もございます。民主党政権下でつくられた大綱を私ども参考にさせていただきながら、直近のさまざまな課題に対応できるよう検討していきたいと思っております。

第183回国会 予算委員会 第9号(2013/03/07、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 東日本大震災におきましても、自衛隊員、大変な活躍をしていただきました。  先ほど御指摘ございましたが、実は、防衛省・自衛隊の宿舎については、民間の借り上げ住宅を除く五万三千戸のうち、戦前戦中に建てられたものも含め、約二割に当たる一万二千戸が築四十年を超過するなど、老朽化が進行しております。  このため、二十三年度より全国の宿舎を対象に耐震調査を行っておりまして、二十五年度の予算要求におきましては、宿舎の新築建設及び既存宿舎の補修、整備等に必要な経費ということで、二百二十八億円を計上させていただいております。  我が省としましては、しっかりとした使い道を明確にした中で、耐震補修……

第183回国会 予算委員会 第11号(2013/03/11、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 米国議会の状況については私どもコメントする立場ではありませんが、今、予算の削減について、さまざま、太平洋軍司令ほか、米国の公聴会で不安の声が出ているということも事実でございます。  ただ、直ちにこれが、日本のさまざまな問題、そしてまた沖縄の基地移転についてのことにかかわるということには、今のところはまだ把握はしておりませんが、先般、先週ですが、私とヘーゲル新国防長官との話し合いの中でも、この予算の問題、そしてまた普天間の危険性の除去の問題、このことについては言及し、しっかりと体制をとっていくということで合意をさせていただきました。

第183回国会 予算委員会 第12号(2013/03/12、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 村岡先生初め秋田の皆様には、今回、震災復興に大変な御尽力をいただきました。  もしかして村岡先生は御存じないかもしれませんが、震災の三日後だったと思います、お兄様の兼幸元JC会頭が、実は気仙沼にジープで来られました。たくさん野菜を積んできていただいて、そして、たまたま瓦れきの中を歩いている私はばったりお会いして、そこで本当に、御支援してきていただいているんだなということを改めて感謝しております。お帰りになりましたら、どうぞお伝えいただければと思っております。  実は、今回、所管ではありませんが、被災地の議員の一人として、やはり農地が相当被災を受けておりまして、それだけではなく……

第183回国会 予算委員会 第16号(2013/03/28、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 日米安全保障体制のもとで、抑止力向上のために、我が国は、米国と幅広い協力を進めており、ガイドラインというものを策定する、そして、各種事態に対して、米国と緊密に連携し、適切に対応できるよう、平素よりさまざまな検討を行っております。  現在、その検討作業に入っておりまして、これは恐らく数年かかって策定するものと私どもは考えております。
【次の発言】 一部報道にありました、これは、我が方の統幕長と米太平洋司令官との協議、今月の二十日から二十四日までの間にありました。JSLSと私ども呼んでおりますが、これはあくまでも二年に一回の定期的な会合でありまして、そこで何か特別な議題で特別な内……

第183回国会 予算委員会 第20号(2013/04/08、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 西野委員御指摘のように、古くはナチス・ドイツのアウトバーンもそうでありました。そして今、韓国では、航空機が着陸できるような高速道路の設計になっている場所もあると伺っております。  そのような歴史的な経緯はあったんだと思いますが、日本におきましては、現在所管しておりますのは国土交通省ということになりますので、私どもとしましては、国土交通省の整備というのが重要かとは思っております。その上で、例えば、今後、東日本大震災の経験を踏まえて考えましても、いかに災害に対して防衛省が果たす役割が重要かということは認識をしておりますし、そこに対してアクセスというのも大変重要だと思っております。……

第183回国会 予算委員会 第23号(2013/04/16、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 佐藤委員おっしゃるとおり、今回、北朝鮮のミサイル事案については、発射台づき車両、これが中心で、今、私どもは警戒監視を行っております。ですから、どこから、いつ、どこに撃つかということが、実は明らかでない中で対応させていただいております。  我が国のBMDシステムというのは、SM3搭載イージス艦と、ペトリオット、PAC3によって、多重防御という形をとらせていただいています。ですから、関西に展開しておりますSM3で万々が一のことがあったとしても、PAC3、これでしっかり対応できるということで、対応させていただいております。  また、実は発射時点におきまして、これは十分以内で日本に来……


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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 安全保障委員会 第1号(2013/10/29、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。  我が国の防衛という崇高かつ国家存立の基本にかかわる任務に、引き続きしっかりと取り組んでまいる決意でございます。  初めに、さきの台風によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。防衛省・自衛隊としては、災害対応にしっかりと取り組んでまいります。  我が国周辺の安全保障環境は、近年、周辺諸国の軍事力の近代化や軍事的活動等の拡大がより顕著になるなど、一層厳しくなっております。  こうした状況に対応すべく、防衛省としては、防衛大綱の見直し等に向けて検討をさらに重ねてまいります。同時……

第185回国会 安全保障委員会 第2号(2013/10/31、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 これは安倍総理も、「現在、安保法制懇において、今のような事態に対して、どこまで本当に憲法が禁止しているのかということも含めて議論をしてまいります。」と答弁をされております。私も議員の問題意識は同じく共有をさせていただいております。
【次の発言】 今、外務省から報告がありましたが、今回、アフリカ地域におきましては、アルジェリア、エチオピア、ケニア、ジブチ、ナイジェリア、南アフリカ及びモロッコの七カ国への新たな派遣に関しての増員要求を行っております。  特に、今回のアルジェリア事案におきまして、政府専用機がアルジェに着陸する場合において、空港のさまざまな装備、施設等の情報収集はフ……

第185回国会 安全保障委員会 第3号(2013/12/06、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 さまざまな事案が起きたときに、国際社会にしっかりとした訴え方をするために、そのために一定の証拠というのも重要だということは、今回の一月に発生しました中国の艦船から火器管制レーダーが我が防衛省・自衛隊の艦船に発せられたということが物語ると思います。  この際、私どもとしては、手のうちを極力明らかにすることなく、明確にこのことについては抗議を行い、その中で国際社会も日本の立場を理解し、アメリカの上下院両方とも日本に対しての支援をするような決議をしていただきましたことは事実でございます。  NSCにつきましては、これは四日からスタートをしたということになります。そのとき、会合は確か……

第185回国会 決算行政監視委員会 第2号(2013/11/20、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 ことし三月だと思います、防衛医大の卒業式に宮沢委員も同席をしていただきまして、ありがとうございました。その際に、医大病院を視察させていただきました。委員と同じような内容の現地の状況について説明を受けました。私も問題意識は同じく持っております。その中で、そのあり方について、私どもとしてしっかり対応することが大切だと思います。同じ問題意識を持っていることは事実です。  それから、特に災害派遣について、これは実際管理をしております私の例えば指示、あるいは自治体の要請等で派遣することができるんだと思いますが、今回の東日本震災の実績を見ても、防衛医大が持っている本来の役割に即して、本当……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第2号(2013/10/28、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 補足を後でしていただきたいと思います。  まず、武器輸出三原則ですが、私が記憶しております、例えば官房長官談話は、平成九年、公明党のイニシアチブによりまして、人道的な対人地雷除去活動に必要な貨物等についてということで、まず適用除外にしていただき、これは今、地雷除去について大変重要な役割を持っております。まさしく平和に役立っているんだと思います。  また、自公の連立政権時代、平成十六年ですが、弾道ミサイル防衛、BMDシステム分野においての官房長官談話というのがございます。今回の北朝鮮事案に対して、今このシステムが大変機能しているということだと思っております。  その中で、三原則……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第3号(2013/10/30、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 今御指摘がありますように、このグレーゾーンという事態、平時でもなければ有事でもないという、その状況については、最近の安全保障環境を見ると顕在化しているように私どもは思っております。  七月には、防衛力のあり方に関する中間報告を防衛省がまとめましたが、その中でも、例えば、このグレーゾーンの事態というのが顕在化、長期化して、事案をより重大な事態へ先鋭化、深刻化する可能性があるということは触れさせていただいております。  今御指摘がありましたように、例えば、現在、東シナ海において、日本と中国、尖閣をめぐるさまざまな緊張感を持った対応をさせていただいておりますが、これも、領海に対して……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第5号(2013/11/01、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 今回、九月九日、東シナ海の我が国防空識別圏内を飛行する無人機に対して航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなど、必要な対応を行いました。  この際、領空侵犯は発生をしておりません。
【次の発言】 私どもは、その無人機の映像を撮影し、公開をしております。  その中に明確にどこの国ということの識別はなかったと思っておりますが、その後、中国から、先方の発表という形であったということは承知をしております。
【次の発言】 それぞれ役目はあると思いますが、一般に使われている無人機というのは、偵察、監視、あるいは一部攻撃にも使われているというふうに承知をしております。

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第6号(2013/11/05、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 渡辺委員も御存じのとおり、防衛省、さまざまな情報収集・分析の分野、部門を持っております。  その中で上がってきたものについては、速やかに今回のNSCの方に上げますし、また、さらにNSCの方で必要な情報ということがありましたら、私どもとしては、防衛駐在官がおりますので、在外公館長のもと、必要な情報をさらに入手するように今後とも努力をしていきたいと思っております。
【次の発言】 私が政治家を初めて意識したのは、まだたしか高校生ぐらいだと思いますが、鈴木善幸さんというすばらしい政治家が同じ三陸沿岸から出ていて、そして間もなく総理になる、そういう時期だったと思います。ですから、私も、……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第7号(2013/11/06、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 今委員が指摘された内容のとおり、非常に、この集団的自衛権というのは、他国では広く認知をされているものだと思っております。  他方、我が国においては、憲法で認められる自衛権の行使は必要最小限の範囲のものであるということから、個別的自衛権の行使に限られるというのがこれまでの政府の見解であります。  ですが、先ほど総理がお話をされましたが、我が国の安全保障環境、これは非常に厳しい状況になっております。このようなところから、我が国の安全に万全を期すという観点の中で、さまざまな議論が必要というところで、今回、有識者の中で、安全保障の法的基盤の再構築というような懇談会の中で、今この議論が……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第10号(2013/11/11、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 通常、今防衛省は、特定秘密の移行前に防衛秘密という形で対応しているのは、委員も大変御存じだと思います。  例えば、何かの作戦計画を考える場合、この作戦計画がいわゆる事項指定の中に含まれる場合は、その作戦を作成していく段階自体で既に中身自体が現在でいえば防衛秘密に当たりますので、当然、事前に防衛秘密という形で指定をするということが可能だと思っております。
【次の発言】 私どもの防衛秘密は、いわゆる事項の中で整理をされております。  そして、例えば作戦等につきましては、その計画や中身については、内容によっては防衛秘密ということに指定されると思いますが、例えば演習をやっているかやっ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第11号(2013/11/12、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 今、森大臣の方から2プラス2のことについて言及がありましたので。  私どもも、2プラス2の場あるいは二国間の場で、今回の特定秘密に関する内容について説明をした中で、例えば米側からは、そのような秘密保全体制が完備されることは、これは歓迎するという話はいただいております。
【次の発言】 その解釈については、当然、日本の国内法の中で担保されていると思っておりますし、また、例えば、米側との防衛情報のやりとりの中で、特別防衛秘密というような扱いで、さらに秘匿度を高くする内容もございます。
【次の発言】 例えば、防衛省は現在でも防衛秘密という形で情報の管理には万全の注意を払っておりますが……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第13号(2013/11/14、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 自衛隊情報保全隊は、外部からの働きかけに対して部隊や隊員等を保全するために必要な資料及び情報の収集、整理を行うことを任務としており、防衛省の所掌事務の範囲内で、関係法令に従い、適切な方法で、インターネットや刊行物からの情報収集、公開された場での情報収集などを行っています。  したがって、自衛隊の情報保全隊が収集した情報が特定秘密に指定されることは通常想定されておりません。
【次の発言】 通常の、今お話ししたように、適切な方法でインターネットや刊行物からの情報収集、公開された場での情報収集などということが中心であれば、これは、情報保全隊が収集した情報でも特定秘密に指定されること……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第14号(2013/11/15、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 今津委員には、この被害発生以来、自衛隊に対しての速やかな対応についてさまざまな御示唆をいただき、ありがとうございます。  この台風でありますが、この発生を受けまして、十一月十二日、フィリピン政府から自衛隊へ派遣要請が外務省を通じてありました。これを受けて、当日、私の方から国際緊急援助活動を実施する命令を発出させていただきました。発出した十二日には、その夜ですが、隊長以下二名が民航機でマニラに到着、自後、逐次要員を派遣し、十四日までに五十名の隊員がフィリピンへ展開しております。  なお、十三日には、KC767によって、緊急援助医療チーム要員十名と医療資機材を輸送いたしました。 ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第15号(2013/11/19、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 御指摘の文書は、委員の求めに応じて、情報公開法に従って出した内容であります。  この文書を見る限り、これは特定秘密には当たりません。
【次の発言】 ここにありますのは、注意レベルの文書ということに判断できると思います。
【次の発言】 まず、辻元委員のおっしゃった今の裁判、高裁の傍論ということで、控訴自体は棄却をされておりますので、そこは認識をしていただければと思っております。  また、この文書については、注意レベルの文書ということであります。  そして、ここで今、不開示になっている部分、黒くなっている部分でありますが、これは、相手国の人員等の情報がここに含まれております。当然……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第16号(2013/11/20、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 現在、防衛省では、自衛隊法第九十六条の二に定める防衛秘密の取り扱いの業務にかかわる契約を企業と締結する場合、当該企業が作成する秘密保全規則の提出を受け、同規則の確認を行っております。  このような規則の確認を終え、防衛省としての契約を締結した、または予定している企業は、主として装備品の製造を行うメーカーが現時点で約三十社程度あります。また、当該企業は、防衛省の確認を受けた秘密保全規則に基づき、防衛秘密の取り扱いの業務に従事する役員及び職員の範囲を指定し、指定した関係社員の範囲を防衛省に報告することになっております。
【次の発言】 防衛秘密の取り扱いの業務にかかわる契約を企業と……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第17号(2013/11/21、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 特別防衛秘密の文書の破棄件数ですが、これは、平成十九年から平成二十三年の五年間ということで、合計いたしまして五百七十件を破棄しております。
【次の発言】 外務大臣と基本的には同じですが、私ども、国民から選ばれた国会議員、政治家でありますので、やはり、少なくともそのような懸念が持たれないように、しっかりと日々の、例えば情報管理について、もって銘ずべしだと思っております。
【次の発言】 委員がおっしゃるように、今は装備技術が大変進んでおり、そして、実際の防衛技術あるいは民生の方の技術のデュアルユースみたいな、非常に境界がボーダーレス化していることが事実であります。  ですから、そ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第19号(2013/11/26、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 まず、オスプレイにつきましては、沖縄の負担軽減のために、現在、さまざまなところで訓練移転等の努力をさせていただいております。  先月には、滋賀県そして高知県におきまして、御理解をいただき、訓練ができることになりました。また、私ども、全国知事会でも、オスプレイの沖縄県外の負担についてお願いをしておるところでございます。また、現在、フィリピンにおきましては、これは、沖縄に配備しておりますオスプレイ最大十四機が災害に対応しております。  その中で、今御指摘がございましたが、政府としましては、昨年六月のオスプレイ配備に関する米国からの通報以降、具体的な配備計画や訓練等で本土へ展開する……

第185回国会 予算委員会 第3号(2013/10/22、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 まず、防衛省、特に自衛隊の重要な施設、特に離島や司令部機能を有するような施設について、これは私も同じ認識を持っておりましたので、防衛大臣になりましてすぐに、一月だと思いますが、指示を出しまして、調べろということで、七十四施設を調べさせました。  その結果、実は、所有されている方の住所が外国にある方の把握をしましたら、九名いらっしゃいました。そのうち、名前を見て、これは外国の方だなと類推をされるのが二名ということになります。実際、この二名は、防衛省の隣接をするマンションの区分所有者でありました。それ以外については、基本的に住所は日本にあるということでありました。  ただ、中田委……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 安全保障委員会 第1号(2014/02/21、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。  本日は、江渡委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  まず、今般の大雪により被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。防衛省・自衛隊としては、派遣部隊を拡充したところであり、今後とも災害対応にしっかりと取り組んでまいります。  次に、一月十五日、輸送艦「おおすみ」と小型船との衝突事故により亡くなられたお二方の御冥福を心よりお祈りいたします。防衛省・自衛隊としては、海上保安庁の捜査等に引き続き全面的に協力するとともに、事故の原因究明と再発防止の徹底に全力を挙げてまいります。  現在、我が国を取り巻く安……

第186回国会 安全保障委員会 第2号(2014/03/20、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 昨年十二月に策定した新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱が策定された三年前と比較して一層厳しさを増しています。  北朝鮮による弾道ミサイルの発射や核実験の実施は、我が国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威となっています。  中国は、我が国周辺海空域において活動を拡大、活発化させており、我が国領海への断続的な侵入や我が国領空の侵犯等を行うとともに、東シナ海防空識別区の設定といった公海上空の飛行の自由を妨げるような動きを含む、力による現状変更の試みを継続しており、不測の事態を招きかねない状況となってお……

第186回国会 安全保障委員会 第3号(2014/03/27、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 委員が御指摘されましたように、アジア太平洋地域におきましては、中国やロシア等多数の国が国防費の増加を背景に、軍事力の近代化を継続し、軍事的な活動を活発化させております。我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増していると承知をしております。  その中で、米国の御指摘がございましたが、同盟国米国におきましても、財政面での制約がある中、今回発表されました四年ごとの国防計画の見直し、QDRにおきましては、アジア太平洋地域を重視する、アジア太平洋地域へのリバランスの継続ということがうたわれております。  いずれにしても、このような周辺国の安全保障環境が厳しさを増す中、我が国独自の……

第186回国会 安全保障委員会 第4号(2014/04/01、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 初め、どきっといたしました。かの国にエープリルフールがあるかどうかはわかりませんが、日本としては、さまざまなことについてしっかり対応していきたいと思っております。  米国防省が先日発表しました四年ごとの国防計画の見直し、いわゆるQDRですが、二〇一二年の国防戦略指針に示されたアジア太平洋地域へのリバランス等を具体化し、同地域の同盟国等との関係を強化するとしております。我が国との関係では、同盟関係の強化、我が国における海軍プレゼンスの向上等に言及していると承知をしております。  一方、日本としても、昨年十二月に策定しました国家安全保障戦略及び防衛大綱におきましても、日米安全保障……

第186回国会 安全保障委員会 第5号(2014/04/03、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、昨日行われました関係省庁災害警戒会議におきまして、古屋防災担当大臣から関係省庁が緊密に連携する旨の発言があったことを踏まえ、本日朝三時でありますが津波注意報の発表、以降、内閣府や自治体を初めとする関係機関と連携を密にし、情報の収集に努めました。津波注意報が発表された北海道から千葉県の太平洋沿岸を中心に津波が到達する予測時間を踏まえ、けさの四時三十分以降、順次、航空機六機が自主派遣としまして航空偵察を行うとともに、ヘリコプター映像伝送装置により現地の映像を総理官邸や内閣府へ配信し、情報の収集及び共有を行いました。  また、私自身も、今回の津波注意報に対する自衛……

第186回国会 安全保障委員会 第6号(2014/04/08、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 武藤先生初め御地元の皆様に、岐阜基地が大変お世話になっています。各務原周辺には多くの関連産業もあります。私どもとしては、ここはたしかゼロ戦が初めて飛んだ空と覚えております。新しい装備もここで研究開発をする、そういう重要な場所になっております。  今御指摘がありましたが、今回の防衛装備の移転の三原則につきましては、これは民主党政権下でもこの問題について重要性をよく認識していただき、それをまた今回の新たな三原則という形で出させていただいたところであります。  いずれにしても、私どもとしては、この国の平和を守るということ、それが前提であります。そして、その中で今後とも防衛技術の開発……

第186回国会 安全保障委員会 第8号(2014/06/06、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 安倍総理が基本的な方向性という形でお話をされたのは、我が国の国民の生命と財産をしっかり守っていくということの前提の中で、何が今後必要なのかということの議論をする必要がある、こういう問題については真っ正面からやはりしっかり考えていく必要があるのではないかと。その中で、現在の法制度の中で考えられること、そしてまた集団的自衛権の議論について、これを研究するというお話がありました。その方向性について、これはまず与党間で協議をしていただき、最終的には、もし協議が成り立てば、国会の中で、さまざまな法改正の中で審議をいただくという、そういう方向性をお話しされたと思いますので、決して何か決め……

第186回国会 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号(2014/06/05、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。本日は、谷畑委員長並びに理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶を申し上げます。  海賊行為は、海上における公共の安全と秩序の維持に対する重大な脅威であります。特に、ソマリア沖・アデン湾は、我が国及び国際社会にとって、欧州や中東から東アジアを結ぶ極めて重要な海上交通路であり、この海域において、海賊行為を抑止し、航行の安全を確保することは死活的に重要であります。  先月、私はジブチを訪問し、航空隊の活動拠点やジブチ港に寄港していた水上部隊の護衛艦を視察し、厳しい環境の中で整斉と重要な任務に励んでいる隊員を激励いたしました。  また、ジブチのハッ……

第186回国会 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2014/06/06、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 自衛隊の水上部隊、それから航空隊もCTF151に参加をしまして、アデン湾の警戒監視に当たっております。  現状において、CTF151の参加国の一つとして海賊対処行動を着実に実施しているところであり、自衛隊からCTF151司令官を派遣することについては、CTF151の任務の実情や我が国国内法との関係を踏まえ、しっかりと検討していきたいと思います。
【次の発言】 ちょうどこの事案が発生した二週間前、私は、ジブチ、現地におりました。そのときにも、このアルシャバブのテロのさまざまな情報がうわさとしてありまして、現地の司令官はそのことに対しての対応をしていたと思います。ただ、今回のよう……

第186回国会 決算行政監視委員会 第3号(2014/06/16、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 当時、保安隊から自衛隊に組織が移行したということでありますが、これは内容が大きく変わっております。ですから、もちろん、保安隊というのは警察のある面では補完的な役割をするということで、自衛隊となりますと、これは我が国の国防を担うということになりますから、組織も目的も大きく変わったということでありますので、当然、その中で行う宣誓の内容が変わったということであります。

第186回国会 予算委員会 第2号(2014/01/31、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 ワーストスリーの防衛省であります。  先週、二十三日ですが、防衛省で初めて女性のプロパーの職員が課長になりました。また、実は、毎年三月、防衛大学、防衛医大の卒業式がありますが、成績優秀者、首席が号令を全体にかけます。昨年私が出た中で、防衛大学も防衛医大も、首席は女性でありました。  昨年、実は、自衛隊の練習艦二隻がありますが、「せとゆき」、「しまゆき」、この両方の艦長、これは女性であります。初の艦長が防大女性卒業生一期生から出ております。現在、NSCの中にも防大女性一期生が入っております。  私どもとしては、今、女性の能力が大変高いので、これから自衛隊の現場の中でも女性がどん……

第186回国会 予算委員会 第3号(2014/02/03、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 御指摘の点ですが、本件は、平成十六年十月、護衛艦「たちかぜ」乗員の一等海士、当時二十一歳でありますが、外出中に自殺をした事案であります。この事案において、艦内の乗員に対しまして艦内生活実態アンケートというのが実施されました。  このアンケートに対して情報公開請求がなされ、防衛省からは、アンケート原本は既に廃棄されており、不在であるという回答をしておりましたが、最終的には、平成二十四年六月、このアンケートの原本は発見されたということになります。この際に、公益通報という形で内部の職員からあったということは事実であります。  いずれにしても、防衛省としましては、公益通報者保護法及び……

第186回国会 予算委員会 第4号(2014/02/04、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 総理がたび重ねてお話をされておりますように、私どもとしては、普天間の固定化はあってはならない、その思いで、今回、沖縄県が、恐らく重い決断ということで、埋め立ての承認をいただきました。  また、委員がお話がありますが、名護市の特に今回埋め立てを予定しております辺野古、キャンプ・シュワブの辺野古に位置します漁協の皆さんからも同意をいただいております。  私どもとしては、普天間の固定化の一日も早い除去、危険性の除去のために、これからもたび重なり説明をさせていただきますが、ぜひ御理解をいただきたい、そう思っております。
【次の発言】 今回、沖縄県で埋め立てについての重い決断をしていた……

第186回国会 予算委員会 第5号(2014/02/10、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 短くお答えします。  六隻でございます。

第186回国会 予算委員会 第6号(2014/02/12、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 米軍の三沢基地の中に、今委員が御指摘のような形状をしたものがあるということは私も確認をしておりますが、実際それがどのような役割を行っているかということについては、私どもとして承知をしておりません。
【次の発言】 繰り返しになりますが、私どもとしては、米側からそのような用に使われているということは報告も受けておりませんし、また、日米間で日ごろ、同盟国でありますので、さまざまな情報の交流はしております。  いずれにしても、同盟国としての米側の対応については、私どもは信頼をしているということであります。
【次の発言】 いずれにしても、同盟国であります日米の中で、常日ごろからさまざま……

第186回国会 予算委員会 第10号(2014/02/18、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 今、岸田外務大臣からもお話がありましたが、広島県及び島根県からは、累次の機会を通じて米軍機の低空飛行に伴う騒音測定器の設置について要望を受けていたほか、両県の関係自治体や住民の方々から米軍機の飛行に伴う苦情が多数寄せられていることから、防衛省としまして、平成二十五年九月から、広島県と島根県に試行的に騒音測定器を設置し、騒音調査を実施しているところであります。  御指摘の群馬県であります。  例えば平成二十四年度、全体の苦情件数が四百三十七件あるうち、群馬県は二百六十一件と、半数以上を占めております。今委員が御指摘のような状況で、群馬県の関係自治体や住民の方からも米軍機の飛行に……

第186回国会 予算委員会 第11号(2014/02/19、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 石綿健康被害救済制度につきましては、所管をします厚生労働省の取り組みについて、今、田村厚労大臣の方から説明があったと思いますが、防衛省としましても、現地の防衛局を含め全体で、この広報、周知に、これからも、厚労省と協力をし、進めていきたいと思っております。
【次の発言】 本年一月、沖縄においてUFOの騒動があったということは承知をしております。報道によりますと、一月二十三日午後九時ごろに那覇の夜空に謎の光の目撃情報、これが多数寄せられたということであります。その情報については承知をしております。
【次の発言】 まず、一月二十三日の謎の光ということでありますが、これは、防衛省とし……

第186回国会 予算委員会 第12号(2014/02/20、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 簡単に、三要件でございますが、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他の適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことの三要件でございます。
【次の発言】 委員が大変御存じだと思いますが、まず、例えばミサイル攻撃がある場合、さまざまな情報で私どもも収集しますが、米側が提供する早期警戒衛星情報、これは大変重要なものだと思っております。  また、日本国内にもさまざまレーダーサイトがありますが、例えば車力にあります、これから京丹後にも設置する予定でありますTPY2レーダー、これは大変重要なレーダーで、米側が運用しますが、日本にリンクをし、情報が……

第186回国会 予算委員会 第13号(2014/02/24、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 まず、先生の御地元、今回の山梨の大雪の災害におきましては、実は、二月十五日、知事の方から真っ先に防衛省に要請もございました。直ちに、国交省とともに国道や富士五湖の道路の除雪をするなど、孤立した人々の救助、救援物資の輸送、山梨だけで、最大八百人規模、ヘリコプター八十二機を投入して活動させていただきました。  実は、その際、山梨県には空港がないということですので、ヘリコプターの輸送拠点ということで、先生御地元の甲斐市の日本航空学園に御協力いただきまして、学園の滑走路を使わせていただきました。この場をかりて、改めて感謝を申し上げたいと思っております。  さて、御質問がありました、防……

第186回国会 予算委員会 第15号(2014/02/28、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 自衛隊の活動について御理解をいただきありがとうございます。  平成二十六年度防衛関係費につきましては、新防衛大綱、新中期防等を踏まえ、警戒監視能力の強化、島嶼部攻撃への対応の強化を図るため、四兆八千八百四十八億円、対前年比二・八%増となっております。これは二年連続での増額となっております。  今後とも、新防衛大綱、中期防に基づき、防衛力整備に必要な経費を各年度予算にしっかりと計上することにより、国民の生命財産と領土、領海、領空をしっかり守り抜く体制を整えてまいります。

第186回国会 予算委員会 第16号(2014/05/28、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 日本が攻撃される前に、米艦、米国の例えばイージス艦等が攻撃された場合には、現在の状況では、できないというふうに判断せざるを得ないと思います。
【次の発言】 中丸委員には、よく自衛隊の現場を御視察いただきまして、大変ありがとうございます。  今、このような議論をしていただいておりますが、私どもとしましては、今後、決められた中で、我が国の安全保障、防衛をしっかりしてまいりますが、特に、御指摘がありましたように、当方の手のうちが明らかになるということは、これは我が国の防衛にとって支障が出るというふうにくれぐれも留意をしながら、これからも部隊の育成にしっかり努力をしていきたいと思って……

第186回国会 予算委員会 第18号(2014/07/14、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 防衛力整備について御評価をいただきまして、大変ありがとうございます。  ただ、ぜひ御理解をいただきたいのは、私ども、例えば今回の中期防等でさまざまな防衛力整備をするときは、これは中国にも韓国にも周辺国にも同盟国にも、適切に、透明性を持って説明をさせていただいております。決して、私どもが何かそういうエスカレーションを招くようなことをしていることは一切ないということであります。  そして、大切なことは、私ども、やはり必要な装備、これは日本の領土、領海、領空を守るということもありますし、災害対策で十分対応できることも必要だと思っております。  また、今回、今新しく政府の方針が出まし……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 安全保障委員会 第2号(2014/10/14、46期、自由民主党)

○小野寺委員 この安保委員会、大臣質疑に関しては全委員会のトップバッターということであります。委員長を初め理事、委員の皆様に、速やかな運営について御協力をいただき、感謝を申し上げます。  あと五分ぐらいしか時間がありませんので、冒頭お話をさせていただきますが、日・ASEANの防衛大臣会合、これは昨年十二月に日・ASEANの首脳会合の中で決められたということで承知をしておりますが、これの今後のスケジュールあるいはその意義について、大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 日・ASEANの防衛大臣会合、これは大変重要です。初めての開催ということになりますし、既にアメリカ、中国は同様の会議を持っており……

第187回国会 予算委員会 第2号(2014/10/03、46期、自由民主党)

○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。  きょうは、安倍総理に対しまして、主に外交、安全保障の問題について質問をさせていただきたいと思っております。  安倍総理は、総理就任後、大変精力的に世界じゅうを回っていらっしゃいます。ちょっと地図に落としてみました。この紺色の色が塗ってあるところ、これは相互の首脳が往復した、ですから、日本の総理も行き、先方の総理も来られたという国であります。それから、ブルー、これは安倍総理が訪問した国ということになります。また、紫、これは先方が日本に訪問した首脳のいる国ということになります。  数えてみますと、安倍総理が訪問した国は四十九カ国、これは過去最大でありま……


小野寺五典[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院46期)

小野寺五典[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2013/06/21、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 平成二十一年度における防衛省の決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、防衛省主管一般会計の歳入につきまして御説明申し上げます。  歳入予算額は四百九十三億六千百万円余でありまして、これを収納済み歳入額五百七十七億七千万円余に比較しますと、八十四億八百万円余の増加となっております。  次に、防衛省所管一般会計の歳出について御説明申し上げます。  当初の歳出予算額は四兆七千七百四十一億三千五百万円余でありまして、これに予算補正追加額一千三百十三億六千九百万円余、移しがえを受けた額百六十五億五千九百万円余、前年度からの繰越額一千五百七十三億七千四百万円余、予備費を使……

第183回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2013/04/12、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 平成二十五年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十五年度予算においては、周辺国による軍事力の近代化及び軍事的活動の活発化や東日本大震災という未曽有の大災害の経験を踏まえ、国民の生命財産と領土、領海、領空を断固として守り抜くため、平成二十五年度の防衛力整備等についてに基づき、防衛力整備を着実に実施することとしております。  具体的には、各種事態への実効的な対応及び即応性の向上、日米同盟の強化、国際的な安全保障環境の一層の安定化への取り組み、効果的、効率的な防衛力整備を重視しつつ、防衛省・自衛隊が国民から期待される役割を果たす上で必要な事業と、この……

第183回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2013/04/15、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 勝沼委員には、医師という大変重要なお仕事をしながら、予備自衛官ということで、日本の安全保障、国防に大変御理解をいただきまして、心から感謝を申し上げます。  今お話がありました自衛官の階級、年齢構成ですが、装備の高度化、任務の多様化、国際化などの対応のために、部隊等において、より一層、熟練した者、専門性を有する者が必要となってきております。  我が国において、少子化、高学歴化が進展し、安定した就職先を志向する傾向が強まったことを受け、非任期制士の採用数を増加させたということがございます。そのために、現在、准尉、曹の階層の割合が相対的に高くなっていると認識をしております。  自衛……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 安全保障委員会外務委員会連合審査会 第1号(2014/06/02、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 まず、松山英樹選手のニュース、今初めて伺いました。私が教鞭をとっておりました大学をことし三月に卒業した卒業生であります。今後とも活躍を委員とともに期待したいと思っております。  さて、今お話ありました、シャングリラ・ダイアログにおきましての日米韓の三カ国の協議におきまして、この会議にはアメリカ側からはデンプシー統参議長も来ておりまして、特に北朝鮮のミサイル問題について、やはり日米韓の情報共有が重要だということ、これは実は三カ国で一致をしたことであります。  ただ、日韓のGSOMIAにつきましては、やはりまだ環境が整っていないということだと思いますが、韓国側からまだ明確なお話が……

第186回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2014/02/26、46期、自由民主党)【政府役職】

○小野寺国務大臣 平成二十六年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十六年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、先般新たに策定された平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画に基づき編成される初年度の予算として、統合機動防衛力の構築に向けた防衛力整備を着実に実施することとしております。  具体的には、各種事態における実効的な抑止及び対処並びにアジア太平洋地域の安定化及びグローバルな安全保障環境の改善といった防衛力の役割をシームレスかつ機動的に果たすよう、統合機能……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

小野寺五典[衆]在籍期 : 41期-43期-44期-45期-|46期|-47期-48期-49期
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