このページでは玄葉光一郎衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○玄葉光一郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近の経済金融情勢及び雇用環境のもとにおける我が国の中小企業者及び住宅資金借入者の債務の負担の状況にかんがみ、金融機関の業務の健全かつ適切な運営の確保に配意しつつ、中小企業者及び住宅資金借入者に対する金融の円滑化を図るために必要な臨時の措置を定めるものであります。 本案の概要は、金融機関は、中小企業者または住宅資金借入者から申し込みがあった場合には、できる限り、貸し付け条件の変更等の措置をとるよう努めることとするとともに、金融機関に対し、貸し付け条件の変更等の……
○玄葉光一郎君 ただいま議題となりました各法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案は、平成二十二年度の適切な財政運営に資するため、同年度における公債の発行の特例に関する措置を定めるとともに、財政投融資特別会計からの一般会計への繰り入れの特例に関する措置並びに外国為替資金特別会計及び食料安定供給特別会計からの一般会計への繰り入れの特別措置を定めるものであります。 次に、所得税法等の一部を改正する法律案は、支え合う社会を実現するとともに、経済社会の構造変化に適応し、国民が信頼……
○玄葉光一郎君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率について所要の措置を講ずるほか、水際取り締まり強化等のための罰則水準の見直し等を図るものであります。 本案は、去る三月十一日当委員会に付託され、十二日菅財務大臣から提案理由の説明を聴取し、十六日質疑を行い、質疑を終局いたしました。次いで、採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、株式会社日本政策金融公庫法の一……
○玄葉光一郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、今次の金融危機を受けた国際的な議論や我が国の実情を踏まえつつ、金融システムの強化及び投資家等の保護を図るため、店頭デリバティブ取引等に関する清算機関の利用の義務づけ及び金融商品取引業者のグループ規制の強化等の措置を講ずるほか、金融商品取引業者全般に対して当局による破産手続開始の申し立てを可能とするための制度整備等を行うものであります。 本案は、去る四月十三日当委員会に付託され、翌十四日亀井国務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑に入り、十六日質疑を終局いた……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 吉井議員にお答えをしたいと思います。 二国間EPAが進められなかった、だからTPPというハイウエーに乗ることになったとの答弁の意味を説明せよということでございます。 主要貿易国間において、高いレベルのEPA、FTA網が拡大をしています。しかし、ただいまの答弁にもありましたけれども、こうした動きの中、残念ながら、我が国の取り組みはおくれています。 御指摘の例えについては、取り組みがおくれつつある我が国は、いわばこれまで一般道を走ってきたようなものであります。これに対して、非常に高いレベルの多国間の経済連携協定であるTPPはハイウエーに例えられるとの意味で申し上げ……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 法人実効税率の引き下げの意図と、税制改正法案が年度内に成立しない場合の国民生活への影響に関する岡田康裕議員のお尋ねについて答弁いたします。 平成二十三年度税制改正におきましては、米国と並んで世界一高い日本の法人実効税率を引き下げることで、企業が海外へ移転して雇用が失われることを回避し、国内での投資の増加や雇用の創出につながる効果を期待しております。これは、岡田議員の御指摘のとおり、成長と雇用の実現、デフレ脱却に向けた大きな一歩となるものと考えております。 税制改正法案が年度内に成立しない場合の国民生活への具体的な影響という御質問でありますけれども、住宅用家屋の売……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 石原幹事長から、復興を推進するための組織についてお尋ねがございました。 現在、復興を推進する体制について、その具体的な内容を検討中でございますが、私といたしましては、スピード感があり、かつ、実が上がる体制がよいというふうに考えており、まず、復興のための計画を迅速に策定できる体制を確立するとともに、その上で、その計画を強力に進めることができる体制が備わっていく、そういう必要があるのではないかと考えています。 そのような観点からは、例えば、当初は本部の体制を整備して復興に向けた指針をスピード感を持って策定し、ある段階で復興庁や復興再生院のような体制を整備していくとい……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 山口壯議員の質問にお答えをいたします。 今般の東日本大震災からの復興に当たりましては、単なる復旧ではなくて、創造的復興を目指すということは言うまでもないことであります。 このため、復興構想会議におきましても、国家戦略的観点から、内閣としての考え方をお示しした上で議論をしていただいている。すなわち、自然災害に強い、いかなる立場の人でも安全で安心に暮らしていける強固な地域づくり、環境と調和するシステム、人口減少、高齢化等の課題に果敢に取り組むなど、我が国をリードする先駆的地域社会、そして、地域の個性に着目、地域の雇用と経済の再生を図りつつ、伝統ある文化や地域社会の強……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 稲津議員から、原子力と再生可能エネルギーについてのお尋ねがございました。 エネルギー政策につきましては、質的転換が必要です。原発について、減原発、すなわち、原発を徐々に減少させていく方向で考えるとともに、成長戦略のかなめとして、新しい技術体系に基づく、分散型の新システムへのパラダイム転換を目指します。 具体的には、最新鋭の省エネ機器や、超電導を活用したエネルギーロスゼロ革命や、次世代型の蓄電池、太陽電池による電池革命、化石燃料のクリーン化といった新たなフロンティアの開拓に挑戦をし、こうした新しい技術を生かせる新しいエネルギーシステムを構築していく必要があります。……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 第百八十回国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。 私は、外務大臣就任以来、我が国の国益を最大化することを目指し、着実な成果を目指す、結果重視の実のある外交を全力で進めてきました。我が国が震災からの復興に取り組んでいる最中も、国際社会では、新興国の台頭、国際的に活動する主体の多様化、情報通信技術の革命的な進歩、欧州の経済危機、アラブの春に見られる民主化の動きなど、多くの新たな事態が発生しています。加えて、ことしは、米国、中国、韓国、ロシア、フランスなどで選挙や指導者の交代が予定されています。 国益は、安全保障、繁栄、価値の三本柱から構成され……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 楠田議員から、日中関係についてのお尋ねがありました。 防衛大綱におきましても、成長を続ける中国が、世界と地域のために重要な役割を果たしつつあると評価をする一方で、軍事や安全保障に関して十分な透明性を確保しないまま、軍事力の広範かつ急速な近代化を進め、また、周辺海域において活動を拡大、活発化させていることに着目し、これらが我が国を含む地域、国際社会の懸念事項となっているとの認識も述べているところであります。 中国では、本年、共産党指導部が交代すると見込まれています。その後の中国の外交方針等について、現時点で予断を持ってお答えすることは困難ですが、現在の中国は、他国……
○国務大臣(玄葉光一郎君) 私には、日米地位協定についてのお尋ねがございました。 先月、沖縄におきまして発生した悪質で卑劣な事件、これは絶対に許せるものではございません。 単なる再発防止あるいは綱紀粛正、こういった言葉を繰り返すのではなくて、実効性の担保を伴った防止策がとられるように、日本側としても具体的な申し入れをしているところでございます。 日米地位協定につきましては、昨年末、その根幹をなす刑事分野におきまして、二つの改善措置に合意をしたところでございます。 米国と他国との間の地位協定と比較をしても、刑事分野で接受国の側に配慮した内容になっていると考えておりますが、さらに、事件、事……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、財務金融委員長を務めることになりました玄葉光一郎です。 皆様御承知のとおり、我が国の財政、税制のあり方、金融危機への対応、健全な金融市場の育成など、昨今の財政金融経済情勢の重要性にかんがみますと、当委員会に課せられた使命はまことに重大なものがあります。 私といたしましても、その責務の重大さを十分に認識し、国会審議における政府と与党、与党と野党の新たなる関係も見据えながら、微力ではございますけれども、委員各位の御理解、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めますが、財務大臣、次回からは時間厳守でお願いをいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中塚一宏君。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
【次の発言】 次に、竹本直一君。
【次の発言】 次に、野田毅君。
【次の発言】 次に、後藤田正純君。
【次の発言】 次に、山本幸三君。
【次の発言】 もう一回、山本君。
【次の発言】 財務大臣、質疑時間が過ぎておりますので、簡潔明瞭に最後、御答弁ください。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次回は、明十八日水曜日に委員会を開会することとし、本……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。金融担当大臣亀井静香君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君、検査局長森本学君、監督局長畑中龍太郎君、中小企業庁事業環境部長伊藤仁君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ、公明党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしていただけますか。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ、公明党所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 この際、一言申し上げます。 去る十九日の委員会において、政党間の協議がまとまらず、やむを得ず開会に至ったことについて、まことに不本意でありましたこと、そして、今後はこのたびの出来事を委員会運営に十二分に生かしていく所存であることを申し上げておきたいと思います。 さらに、日程の駆け引きに多くのエネルギーを費やされる現状の国会について、改革していく必要性を痛切に感じていることも付言しておきたいと思います。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は十五種二百八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、改正貸金業法の完全実施を求めることに関する陳情書外四件、また、地方自治法第九十九条の規定……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し御出席を要請いたしましたけれども、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事池田元久君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君、監督局長畑中龍太郎君、総務省大臣官房審議官宮島守男君、自治行政局選挙部長田口尚文君、国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井啓一君。
【次の発言】 菅財務大臣、時間が過ぎておりますので、簡潔にお願いいたします。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたけれども、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしていただけますか。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたけれども、自由民主党・改革クラブ所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第三部長外山秀行君、財務省主税局長古谷一之君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林興起君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として財務省主税局長古谷一之君、国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として財務省主税局長古谷一之君、国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより内閣総理大臣出席のもと質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣菅直人君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十六日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十二分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として財務省関税局長大藤俊行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福嶋健一郎君。
【次の発言】 次に、竹下亘君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午前九時四十分休憩
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、株式会社日本政策金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として財務省国際局長中尾武彦君、国土交通省鉄道局長本田勝君、株式会社日本政策金融公庫代表取締役副総裁渡辺博史君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本有二君。
【次の発言】 次に、山本幸三君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡田康裕君。
【次の発言】 次に、近藤和也君。
【次の発言】 次に、加藤紘一君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次回は、来る六日火曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。徳田毅君。
【次の発言】 答弁中だから、委員長の指示に従ってください。
【次の発言】 次に、小泉進次郎君。
【次の発言】 次回は、来る九日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十四分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
去る平成二十一年六月十二日及び十二月十一日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づき、それぞれ国会に提出されました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告につきまして、概要の説明を求めます。金融担当大臣亀井静香君。
【次の発言】 これにて概要の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本銀行理事中曽宏君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁監督局長畑中龍太郎君の出席を求め、説明を聴取いた……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事鈴木克昌君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、池田元久君を理事に指名いたします。
【次の発言】 内閣提出、金融商品取引法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、金融商品取引法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君、監督局長畑中龍太郎君、法務省大臣官房司法法制部長深山卓也君、厚生労働省社会・援護局長清水美智夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中和徳君。
【次の発言】 次に、後藤田正純君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君、副総裁西村清彦君、審議委員宮尾龍蔵君、理事水野創君、理事山本謙三君、理事中曽宏君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 去る平成二十一年六月十二日及び十二月十一日、日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づき、それぞれ国会に提出されました通貨及び金融の調節に関する報告書につきまして、概要の説明を求めます。日本銀行総裁白……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として株式会社日本政策金融公庫代表取締役総裁安居祥策君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小山展弘君。
【次の発言】 次に、福嶋健一郎君。
【次の発言】 次に、竹本直一君。
【次の発言】 次に、徳田毅君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。金融担当大臣亀井静香君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。小野塚勝俊君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時二十七分散会
○玄葉国務大臣 公務員制度改革担当大臣及び「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 公務員制度改革は、縦割り行政を排除し、政治主導による行政運営を実現することにより、国民のニーズに合致した効率的で質の高い行政サービスの実現を図るとともに、公務員の天下りに対する国民からの厳しい批判にこたえていく上で、大変重要な課題であります。 このため、幹部人事の内閣一元管理や退職管理の一層の適正化を図るとともに、労働基本権のあり方の検討や定年まで勤務できる環境の整備など、公務員制度の全般的かつ抜本的な改革に取り組んでまいります。 鳩山前総……
○玄葉国務大臣 石破政調会長と同様、私たちも、日本の政治のあるべき政策決定プロセスを追求しています。 つまり、私たちから見たときに、自民党政権時代の政策決定プロセス、メリットもデメリットもあったと思います。私たちから見たときのデメリットは大きく分けて三つあって、一つは、部会、政調会、総務会で決まらなければ意思決定ができないというスピード感のなさ、二つ目は、責任の所在が政府にあるのか与党にあるのかわからない、三つ目は、やや言葉は過ぎるかもしれませんけれども、いわゆる利害関係といいますか、族議員がばっこしやすい、こういう問題があるので、私たちとしては、一元化しよう、政策決定を政府に一元化しようと……
○玄葉国務大臣 まず、天下りのあっせんは、既に年二千五百人、民主党政権になって禁止をしています。
それと、再就職のいわばあっせん規制、再就職規制というのは、もう既に国家公務員法に定められております。今おっしゃったような話は百六条二、三、四と定められていて、それを当然我々は実現をしていくということでございます。
【次の発言】 まず、民主党政権になって、先ほども申し上げましたけれども、天下りのあっせんをやめたんです、年二千五百人。これは、率直に申し上げて、民主党政権でなければできなかったことだというふうに思っています。そして、いわゆるわたり、こういうものも今や存在しないというふうに申し上げてもい……
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣及び「新しい公共」を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 国家戦略室は、国の重要政策の司令塔として、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他総理大臣が特に命じた内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調整の機能を担うこととされております。 例えば、新成長戦略について、新成長戦略実現会議を司令塔として、民間の知恵も活用しつつ、政治主導でその着実な実現を図ってまいります。特に、EPAを戦略的に推進するため、関係大臣と協力し、基本方針の取りまとめに向けた総合調整を行うほか、地球温暖化対策にかかわる総合調整に関する事務等……
○玄葉国務大臣 森山委員から、よい指摘というか御質問があったと思います。 これからの新しい社会をあらわす一つの言葉としての新しい公共。私も、この新しい公共という言葉は鳩山前総理がある意味提唱されたというところがありますけれども、これは民主主義を新しくつくり直すくらいの大きな概念ではないかというふうに考えています。 つまりは、先ほど寺子屋という話が委員からありました。寺子屋というのは、恐らく、今の小学校とか中学校の数の間くらいあったんですってね、あの江戸時代の人口で。しかし、それは藩のお金でつくったわけじゃない。それぞれの地域の皆さんが、ある意味、篤志家がお金を出し、つくられた。しかし、明治……
○玄葉国務大臣 今の長島委員の御質問の趣旨は、特に、参議院選マニフェストで見直した部分と衆議院選挙のマニフェストはどういう関係になるのかということも含めてだと思うんですね。 一言で申し上げれば、参議院選挙のマニフェストは見直しを一部いたしました、つまりは衆議院選挙のマニフェストについて。ですから、参議院選挙のマニフェストでは、すべて実は網羅的には書いてございません。つまりは、参議院選挙のマニフェストは、見直しをする部分と強調する部分だけを書いたのが参議院選マニフェストでございますので、一言で申し上げれば、参議院選挙のマニフェスト以外は衆議院選挙のマニフェストを、今官房長官がおっしゃったように……
○玄葉国務大臣 城島委員の御質問でありますけれども、確かに、シンクタンク機能に特化すべきではないか、こういう議論が国家戦略室についてはありましたけれども、ただいまは、総理から指示がございまして、大きく分けると二つございます。一つは、総理の知恵袋、シンクタンク機能になってくれということが一つ。もう一つは、重要政策の企画立案と総合調整をしてほしいと。 重要政策とは何かということになりますけれども、一つは予算編成。これは、官房長官と財務大臣と力を合わせて企画立案、総合調整をしてほしい、あるいは税、財政、経済、特に中長期の部分について責任を担ってほしいということであります。 それ以外にも、いわゆる……
○玄葉国務大臣 石井政調会長から、マニフェストの扱いについて厳しい問いがございます。 総理そして野田大臣とも、〇九年のマニフェストをできる限り誠実に実行する、こういう答弁でございます。そういう思いは私にもありますが、ただ、石井政調会長、これは一緒に考えていただきたいというか、あわせて申し上げたいことがあるのは、先ほど御指摘がありましたように、参議院選挙での我々のマニフェストの扱いということなんですね。 つまり、おっしゃったとおり、一つは、税収が四十六兆入るという前提でのマニフェストが〇九年のマニフェストでした。しかし、実際は三十七兆しか入らなかった。そして同時に、おっしゃるとおり、財源の問……
○玄葉国務大臣 田村委員おっしゃったとおり、新成長戦略では、今お示しになられたジョブカード、今三十一万人、いずれ三百万人にというふうに書いてあるのは間違いのないところであります。 蓮舫大臣のもとで事業仕分けが行われましたけれども、これについては、率直に申し上げて、結果を正式にまだ報告を聞いておりませんけれども、私の見るところ、政策目的そのものは否定をしていないのではないか。つまり、使い方が適切ではないということなのではないかというふうに想像を今しているところでありまして、仮にそういうことであれば、幾ばくかの見直しを行うことは当然やぶさかではない、そう思っております。
○玄葉国務大臣 田中委員から大変鋭い御指摘をいただいたというふうに思いました。 つまりは、TPPについては、今回は交渉参加前の協議なんですね。しかし、今回の基本方針の実は極めて大切なポイントは、おっしゃったとおり、バイラテラル、二国間のEPAについて、その締結を加速化させる、その交渉を加速化させる、ペルー、豪州、あるいは日韓、これが実は最大のポイントと言っても過言ではない。 だからこそ農業構造改革本部を、菅総理が議長、そして鹿野大臣、私が副議長でつくるということになったということでございまして、それらの財源も含めてこれから検討していきますが、当然、一定の財源はかかるものと私も考えております……
○玄葉国務大臣 まず、菅総理の所信表明、参加の検討、こういうふうに確かにおっしゃいました。
ただ、参加するに当たっては、まず検討があって、その上で協議があって、そして本格交渉があって、そして参加に至るというふうに思っていまして、そういう意味では、これから協議に入るということでございます。つまりは検討から協議に入る。
では、その協議、あるいは情報収集というのは一体何なんだというお尋ねだと思いますけれども……(赤澤委員「尋ねていません、済みませんが。撤回したのかと聞いているんです」と呼ぶ)それは、こちらから御説明いたしますと……
【次の発言】 ですから、検討から協議に入っている、そういうことで……
○玄葉国務大臣 取りまとめ責任者として申し上げたいと思いますけれども、結論から申し上げれば、食料自給率の目標というのは、かなりこれはハードル高いんですけれども、目標として掲げ続けたいというふうに思っております。 いつも申し上げますが、農業、農村の持続可能性は日本の懐の深さだというふうに思っております。今、御存じのように、二百六十万人の農業従事者、私が国会に出たころの半分です。農業所得はピーク時の半分です。これからどうするかということで、十年後、このままいったら恐らく百万人減るのではないか。 しかし一方、よく総理がおっしゃいますけれども、例えば十倍の面積で十万人の若者が農業に参入をしていくた……
○玄葉国務大臣 科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣及び宇宙開発担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 初めに、このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 特に、私も、また平野副大臣も被災地の出身でございます。被災者の皆様の悲しみ、苦しみ、そして怒りを全身で受けとめながら、その職務を全うしているところでございます。 科学技術政策担当大臣といたしましては、この事態を乗り越え、我が国が復興し、以前にも増して飛躍をするために、科学技術の成果を十分に活用するとともに、さらに新……
○玄葉国務大臣 平委員のこれまでのプラントの問題あるいは原発の被災者についてのさまざまな御指摘、特にプラントの問題は、専門的な議論を極めて論理的にわかりやすく御指摘をいただいて、お世辞じゃなく本当に、さすが平さんだなと思いながら聞いておりました。 私も災対本部に出させていただいて、班目委員長も恐らく御記憶だと思いますけれども、最初に指摘をさせてもらったのは、複数の選択肢を持って臨んでほしいと。電源喪失の事態だったあの晩でありますけれども、大事なことは、常に複数の選択肢を持って対策に臨む。そしてあとは、私が気をつけたのは、専門家じゃありませんから、私は余り中途半端な口出しを逆にしないで、総力戦……
○玄葉国務大臣 河井委員には、まさに原爆の経験を踏まえたさまざまな提言をいただいて、大変ありがたく思いますし、私自身も、やや私ごとですが、愛する県民の皆さんのことでございますから、今の話を突き刺さる言葉のように聞いたのは、私の今の率直な思いでございます。 この健康被害からどうやって住民の皆さんを守るのかということに関して、何で進まないんだろうということを、私自身も実は関係者の皆さんに尋ねたりしているというのが率直なところでございます。 県の方で、今、中心になってやりたいので、経産と文科と厚労とチームでやらせていただきたい、原発の被災者支援チームの医療班も加味してやらせていただきたいというこ……
○玄葉国務大臣 田村委員がおっしゃっていただきましたけれども、子ども手当は三党で合意したものでございます。 これに至るまでは、きょう御出席の坂口先生、そして鴨下先生、我が党は城島政調会長代理が精力的に、まさに先ほど田村委員がおっしゃっていただいたように、子供に関する政策をいつまでも、いわば政争の具のような扱いに国民から見られるようなまねをしていてはいけないということで、それぞれがある意味妥協するような形で今回の合意がなされた。最後の詰めは、おっしゃるとおり、私が入って、三党の政調会長で行ったものでございます。 そして、そのビラにつきましては、本当のことを言えば、私は全くわからなかったです。……
○玄葉国務大臣 去る二月二十日のテレビ番組での私の発言についてでございますけれども、自民党の石破政調会長から、公債特例法案が通らないと大変なことになってしまうというお話をなさいますが、そんなことにはなりません、ならないことは政府の方々はよく御存じなはずであって、それは、短期の借り入れを回すこと、あるいは税収、それで回っていくはずなのですというお話がございまして、それに対して私から、この公債特例法案が通らないと、例えば株価はどうなるのだろうかとか、長期金利がどうなるのだろうかとか、そういったマーケットの心配というのは、私自身、しているのが事実です、確かに六月とかそういったところまでは既にある税収……
○玄葉国務大臣 近藤委員から常にビジョンの提言を今いただいている最中でありますけれども、三・一一以降、国家戦略の再設計、再強化をしたい、そう考えておりました。 先般、政策推進指針というものを閣議決定したところでございます。その中で、成長戦略については質的転換を図りたい、その中心は革新的エネルギー戦略というものになろうかと思います。 ただいまお話のあった、いわゆる東日本の復興を日本の再生の先駆例、先駆的地域社会というものを想定して進めていくべきだという話は、全くそのとおりでございます。特区もそのとおりでしょう。あるいは特区を含めた、あるいは特区を超えた地域振興法も具体策を検討する必要があるの……
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣及び「新しい公共」を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 国家戦略室は、国の重要政策の司令塔として、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他総理大臣が特に命じた内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調整の機能を担うこととされております。 新成長戦略について、新成長戦略実現会議を司令塔として、官民学労の知見を取り入れ、政治主導でその着実な実現を図ってまいります。また、高いレベルの包括的経済連携の推進に取り組むとともに、食と農林漁業の再生について、関係大臣と協力し、基本方針及び行動計画の取りまとめに向けた総合調整を行う……
○玄葉国務大臣 今の長島委員の質問は、特にデメリットの方についてどのくらいお示しをするのか、こういうお話だというふうに思います。想定されるデメリットも当然示さなきゃいけないというふうに思います。 ただ、これは、残念ながら交渉に参加していないものですから、交渉の結果、例えば農産物あるいは関税の問題であれば、場合によっては、除外とか例外というのはあり得るわけですよね。あるいは、例外の場合も、例えば十年にするのかとか十五年にということを考えるのかとかいろいろあるものですから、なかなか、明示的にお示しすることができるかという問題はあろうかというふうに思います。 ただ、交渉に入るかどうかの判断前であ……
○玄葉国務大臣 今、平委員がおっしゃいましたけれども、まさに事態はいまだ進行中でありますが、これだけの事態が起きたわけでありますから、我々は、まずは歳出の見直しということについて柔軟性を持って対応していかなければならないというのが基本原則だと思っております。 したがって、事業仕分けも大事だし、また今回も、具体的に第一次補正予算案の編成に当たって、例えば、私たちが提案をしていた子ども手当の上積み分の見直しであるとか高速道路の無料化社会実験の一時凍結であるとか、あるいはマニフェスト関連以外でも、先ほど話が一部出ておりましたが、エネ特などからも歳出見直しによって財源を捻出するとか、そういった提案を……
○玄葉国務大臣 まず、復興財源につきましては、残念ながらまだ、どのくらいの規模になるかというのは見通しはつきにくいと思います。それは、つまりは原発事故の影響がまだ見通せないということに尽きるのではないかと思います。 いずれにしても、財源が必要になるということでありますけれども、まずは、おっしゃったとおり、歳出の見直しというものが必要になる。 ただ、我々が掲げたマニフェストは、今でも掲げた理念は正しいというふうに私は思っております。ただ、これだけの人類史上初めての事態を受けて、柔軟性を持って対応せざるを得ないということです。加えて、先般も御質問がございましたけれども、事業仕分けあるいは特会な……
○玄葉国務大臣 衆議院議員岸本周平君外四名より御提案の特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案につきましては、政府としては異存はございません。 議案提案者を初め御尽力をされた議員の皆様に心から敬意を表したいと思います。 以上です。
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣と同時に、実は科学技術政策の総合調整をさせていただく担当もしているところでございます。 まさに本日、総合科学技術会議を開きまして、第四期の科学技術計画の見直しについて総理と関係閣僚に意見具申をさせていただいたところでございます。 同時に、毎年毎年、科学技術の予算をどう使うかということについて、概算要求前に、こういう方向で使うようにという、いわば重点化の方針を、実は民主党政権になってから、ここにいらっしゃる津村さんなども中心になったんですけれども、事前に示すということで、実はきょうお示しをした、こういう状況にございます。 今のリニアコライダー、ILC、まさに……
○玄葉国務大臣 今、石破政調会長が、参議院選挙後、何をやっていたのか、こういう問い合わせだと思いますけれども、藤井調査会をつくりまして、社会保障と税について議論を重ねてまいりました。それについては一定の中間整理がなされております。さらに申し上げれば、民主党の考え方はもともとないのか、こういう議論がございましたけれども、例えば年金については〇九年のマニフェストで一定のお約束はしております。つまりは、最低保障年金は税でやるけれども、基本的には所得比例年金、これは保険料をベースでやりますよ、こういうベースがございます。 ただ、先ほど来から議論を聞いていまして、少しかみ合わないのは、民主党の考え方あ……
○玄葉国務大臣 委員長おっしゃるとおり、TPPについては、まだどうなるかというのは定かでありません。同時に、私たちは、六月に、総理としてTPPに対して交渉に参加するかどうかを判断するという段階でございます。 その上で、昨年十一月に包括的経済連携に関する基本方針を打ち立てて、私たちは、確かにハイレベルの二国間の経済連携を進めるということは決意をしたところでございます。したがって、新たな開国、このことを奇貨として、農業の再生を目指すという立場でございます。もともと農業の問題については、この経済連携があるなしにかかわらず、どうするのかというのはそもそも待ったなしではないかというふうに思います。 ……
○玄葉国務大臣 社会保障と税の一体改革に限らずそうなんですけれども、ねじれ国会、これは、国民の皆さんが、与野党でよく話し合ってよりよい結論を導いてほしい、こういうことなんだと思います。 その上で、今、大串さんがおっしゃったこの社会保障、少子高齢化社会が世界に先駆けてやってきたこの日本で、抜本的にどうやって持続可能なものにするのか、社会保障制度を維持するのか、機能を強化するのか、その財源をどこに求めるのかというのは、もう言うまでもないことですけれども、国家の最重要テーマでございますから、与野党合意、国民的な合意を得たいと。 ただ、これまで予算委員会、お聞きをしておりますと、まず民主党の案をで……
○玄葉国務大臣 石田先生がおっしゃるとおり、結論を申し上げれば、まだ結論を出しておりません。
結論というのは、参加するかどうか、つまり交渉に参加するかどうかの結論を出していないということでありまして、現在、情報収集そして協議をしております。その情報を多角的に分析、検討している段階で、国民の皆様の理解の深まりぐあいとかそういったことも総合的に勘案しながら、交渉に参加するかどうかを判断する、こういう状況でございます。
【次の発言】 補足をさせていただきますけれども、まさに農林水産省試算は農林水産省独自に行った試算である。一方、GTAPモデルを使って、例えば内閣府なども試算をしている。したがって、……
○玄葉国務大臣 マニフェストにつきましては、まずは、衆議院任期の折り返し地点がことしの九月に参ります。したがって、すべてにおける検証が必要だということでございます。
同時に、社会保障分野につきましては与野党協議を呼びかけているわけでありますので、これらについては、特に社会保障分野は四月までに見直し作業を党の方で基本的には終えたい、そういう基本的な考え方、スケジュールで進んでいるところでございます。
【次の発言】 小川さんがおっしゃることはよくわかりますし、そのとおりだというふうに思います。
したがって、マニフェストについてしっかり検証して、見直すべき点についてはしっかりと説明をしていく。し……
○玄葉国務大臣 結論から申し上げれば、一元化という議論はあきらめておりませんし、生きております。 それは、今働き方が多様化をしています。非正規労働もふえています。雇用も流動化をしています。したがって、この一元化という考え方は非常に大切な考え方だと。ただ、御存じのように時間がかかるし、ある意味ハードルが高いのも事実でございます。したがって、民主党の考え方を今後ベースにしながらも、さまざまな選択肢をこの社会保障制度の検討についてはしっかり考えていきたい、そう考えております。
○玄葉国務大臣 ただいま佐々木委員から、実態を踏まえた味わい深い質問を、あるいは御提言をいただいたというふうに思っております。 私も、自分の選挙区も、市町村合併しても二十市町村あるというような地域をくまなく歩いて十七、八年選挙をしておりますので、十二分に事情は承知をしているつもりでございます。 一言で言えば、農村の豊かさは日本の懐の深さだというふうに私自身は思っております。一方、アジア三十五億人、アジア太平洋四十億人の内需を、日本人の特性、あるいは、日本人のというよりも日本という地理的な特性を踏まえると、しっかり取り込んでいくということも国家戦略として間違いなく必要であるし、私たちは通商国……
○玄葉国務大臣 これは、富田先生いろいろ御指摘をされておられましたが、正式にそれぞれの担当者が整理をさせていただいた結果が、きょう理事会に小宮山副大臣から出させていただいたペーパーということでございますので。 最終的に、子ども手当の趣旨というのは、子供の育ちを支援するという面でやはり児童手当と共通する面があるし、同時に家庭に対する現金給付施策であるということで、今まではどちらかというと、違うという側面を強調し過ぎていたということなんだと思います、これはもう正直に申し上げて。そこを、現実に制度設計するときには児童手当を活用しているのもこれまたファクトとしてあるわけでありますので、ですから、こう……
○玄葉国務大臣 町村先生御指摘の社民党さんとの協議でございますが、社民党さんの方で予算案並びに予算案の関連法案について民主党と協議を行うという方針が出されたということでお会いをしたことは事実でございます。
現在、入り口の段階でございますけれども、ただいま御指摘の要請というか問題意識については私のところに伝えられたところでございますけれども、普天間関連予算については、私としてはかなりハードルが高いというふうに考えております。
【次の発言】 赤澤委員御承知のとおり、昨年十一月に包括的経済連携の基本方針というのが決まったわけです。
今お尋ねは、ハイレベルEPAではなくてTPPだということでござい……
○玄葉国務大臣 金田委員から多岐にわたる御指摘をいただいたところでございます。 先ほど財務大臣からお話をいただきましたように、恒久財源見合いでマニフェストを実施している。三・六兆という話がありましたが、主要事項以外を含めると三・九兆出したかというふうに思います。 同時に、あのマニフェストを私も政調会長になってよく今分析しておりますけれども、埋蔵金等についても、毎年五兆円出すと確かに言っているんですね。実は二年間で、特例法以外で、いわゆる自然体の上乗せ部分、特例法で九兆出しています。でも、その部分は、先ほど御指摘があったように、例えば社会保障の自然増とか等々に充てているものですから、そういっ……
○玄葉国務大臣 たしか日曜日のテレビでの私の発言だと思いますけれども、年度内成立にこだわらないということを申し上げたわけではございません。四月になったら長期金利あるいは株価などのマーケットが心配であるということを申し上げたわけでございまして、きのう、財務金融委員会でその真意を申し上げ、予断を与えたということで、おわびを申し上げた次第でございます。一刻も早い年度内成立を特例公債法案についてお願いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 自民党の石破政調会長から、テレビの討論において、いわゆるつなぎなどでしばらくもちますよねというお話を受けて申し上げたわけでございまして、誤解を与えたとすれば、……
○玄葉国務大臣 遠藤委員からの御指摘は、二月二十日のテレビ番組での発言でありますけれども、正確に申し上げたいと思います。 自民党の石破政調会長から、読みます、特例公債法案が通らないと大変なことになってしまうというお話をなさいますが、そんなことにはなりません、ならないことは政府の方々はよく御存じなはずであって、それは短期の借り入れを回すこと、あるいは税収、それで回っていくはずなのですという発言があったんですね。 それに対して私から、この特例公債法案が通らないと、例えば株価はどうなるのだろうかとか、長期金利がどうなるのだろうかとか、そういったマーケットの心配というのは私自身しているのが事実です……
○玄葉国務大臣 部門の方に相談があったかどうかは調べないとわかりませんけれども、少なくとも私には事前にございません。
【次の発言】 TPPというのは、実は吉井委員は御存じでお話をされていると思いますけれども、そもそも……(吉井委員「いや、書いてあったかと聞いているんです」と呼ぶ)マニフェストには書いていません。なぜかといえば、それは二〇〇九年、政権交代以降出てきた課題であるから、当然そういうふうになります。
【次の発言】 今の御質問は直接的な通告がなかったので、若干推測があったら申しわけないんですけれども、恐らく、「締結」というのを「交渉を促進し、」に変えたのではないかと。ただ、「その際、食の……
○玄葉国務大臣 安住国対委員長がおっしゃいますように、私は福島県の出身でございます。したがって、被災地の皆さんの悲しみ、苦しみ、怒り、全身で受けとめております。特に、今おっしゃっていただいた原発問題では、恐怖、緊張、ストレス、不安、これは言葉では表現できないほどのものであることを身にしみて感じております。 先ほどもお話がありましたが、大切なことは、国が最終的に責任を持つ、そして、既存の制度、枠を超えて前代未聞の事態に前代未聞の対応をしっかりやる。 こういった事態の中で福島県民の皆さんは秩序を持って冷静に対応されていることを心から誇りに感じております。必ず福島県民を守って、そして必ず福島県を……
○玄葉国務大臣 開国という基本方針は変えておりません。 それと、今、塩崎元官房長官のお尋ねは、ちょっと通告があれば、党内で国際会計基準について具体的にどういう議論が行われたということは申し上げることはできるんですけれども……(塩崎委員「いやいや、してあるじゃないですか。してありますよ」と呼ぶ)それは、私に対して党内でどういう議論があったかということで御通告いただければよかったんですけれども、現実に調べないと、国際会計基準について党内でどういう議論があったかは正確に申し上げることはできませんので、その点は調べさせていただきたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 ただいま近藤委員が、原子力の位置づけ、こういう問いでございますけれども、私は、一言で申し上げて、減原発という言葉を使っております。これは、もう政府内でもほぼコンセンサスだというふうに申し上げてよいのではないか。今総理がおっしゃったように、原子力の依存度を下げていく、これはコンセンサスではないか。 ただ、最終的にゼロにするかどうかというのは、核燃サイクルも含めてさまざまな議論が必要ですから、これはしっかりと政府の中で十分時間をかけて検討する必要性があるのではないかというふうに考えております。 中長期の方向は、先ほど海江田大臣もおっしゃっていました、あるいは近藤委員もみずから指……
○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃった外交文書の公開につきましては、今御自分でもおっしゃっていただきましたが、岡田外務大臣時代に、三十年以上経過した文書について、公開すべき文書について公開をするということを決めたもの、そして、既に約一千五百冊以上の文書が公開をされているというふうに聞きました。 きのう、私、国連の一連の会議から帰ってきまして、最近進んでいない、そういう話について聞きましたので、どうしてかという話を問うたところ、いろいろなテクニカルな話を言っていました。それは、三・一一の問題あるいはマイクロフィルムの問題、さまざま言っておりましたけれども、私の方からけさ、この問題について、作業を……
○玄葉国務大臣 今、沖縄になぜ海兵隊が必要なのかという御質問でございます。 私たちの日本を取り巻く安保環境は、一言で言えば、厳しさを増しているというふうに思います。その上で、我が国の自衛力だけでありとあらゆる事態に対応できるかというと、残念ながらできない、したがって日米同盟を結んでいる。前方展開能力が必要だ、抑止力が必要である、その抑止力を現時点の安保環境の中で低下させるわけにはいかないということだと思います。 そして、沖縄でありますけれども、一つは、やはりその地政学的な位置というのが大きいと思います。つまり、どこよりも東アジアのそれぞれの地域にほぼ等しく近いということがあると思います。同……
○玄葉国務大臣 外務大臣に就任いたしました玄葉光一郎でございます。 衆議院安全保障委員会の開催に当たりまして、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、安全保障政策について所信を申し述べたいと思います。 初めに、外務大臣として、我が国の安全保障に臨む基本的な考え方について申し述べます。 外交の目的は、国民の生命財産の保護、経済的繁栄を図り、我が国の国益を最大化することであります。日本外交の責任者として、このような認識を常に肝に銘じつつ、職務に邁進する所存です。 我が国周辺地域における安全保障環境は厳しさを増しています。 北朝鮮によるウラン濃縮活動を含む核・ミサイル開発の継続は、六者会合共……
○玄葉国務大臣 沖縄及びパネッタ長官との会談についての問いだというふうに思います。 パネッタ長官との会談は、やはり厳しい安保環境を踏まえて、残念ながら、ありとあらゆる事態に我が国の自衛隊のみで対処できるという状況にないわけでありますから、日米同盟、その在日米軍のプレゼンスというものの重要性というものをしっかりと確認しなきゃいけない。 同時に、沖縄については、私もかつて外務部会長を三年くらいやっていたときがありましたけれども、そのときに頻繁に沖縄を訪問しましたが、改めて、外務大臣になって先般伺ったときの状況を率直にパネッタ長官にもお伝えしようというふうに思っています。同時に、沖縄の負担軽減に……
○玄葉国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄に関する事項について述べます。 日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしております。アジア太平洋地域には依然として不安定、不確実な要素が存在をしており、在沖縄米軍を含む在日米軍は、我が国の安全を確保する上で重要な役割を果たしています。 普天間飛行場の移設問題を含む在日米軍の再編については、昨年五月及び本年六月の日米合意に従って進めていく方針に変わりはありません。同時に、沖縄に集中した負担の軽減についても引き続き最大限の努力を傾け、沖縄の皆様……
○玄葉国務大臣 ただいま委員が、これまでの北方領土問題に関する歴史について一定程度触れられたわけであります。私自身も、外務大臣に就任をしてから、改めてこの間の交渉記録というのを勉強し直したところでございます。 言うまでもないことでございますけれども、北方領土は我が国固有の領土であります。しかし、現在、法的根拠なき占拠が続いているということでありまして、まことに遺憾なことであります。 そして、これまでのロシア側の立場については、北方四島を占拠した後に、領土問題が存在しないという立場をとった時期もございます。しかし同時に、先ほど来からいろいろ御紹介がございましたように、四島の帰属の問題を解決す……
○玄葉国務大臣 衆議院海賊・テロ特別委員会の開催に当たり、委員各位にごあいさつを申し上げ、海賊対策及び国際テロ対策に関する政策について、所信を申し述べたいと思います。 我が国にとって、海上航行の安全確保は極めて重要な課題です。ソマリア沖の海賊事案は、ことしも昨年を上回る件数の被害が発生しています。また、その活動もインド洋西部全体に拡大するなど、我が国だけでなく国際社会にとって引き続き大きな脅威となっています。 自衛隊及び海上保安庁による海賊対処行動は、日本国民の生命及び財産の保護、海上輸送の安全確保の観点から、今後とも継続していくことが必要です。こうした活動は、我が国の海運関係者及び各国か……
○玄葉国務大臣 外務委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げるとともに、所信を申し上げたいと思います。 私は、外交の目的は国益を最大化するということであると考えます。そのためには、第一に我が国及び日本国民の安全を確保し、第二に我が国の成長を実現し、第三に国際社会の平和と繁栄に貢献することが必要です。 まず、当面優先的に取り組まなければならないのは、東日本大震災からの復興のための外交であります。 震災に際して、途上国を含む多くの国々から温かい支援をいただきました。これは、これまで我が国が国際社会の平和と発展のため努力してきた結果でもございます。 私は、就任直後より、国連総会出席、……
○玄葉国務大臣 今、河井委員がおっしゃいましたように、この普天間移設の問題というのは、率直に申し上げると、総選挙のときに最低でも県外と言ったことが、やはりこの普天間問題について非常に問題を複雑化させたというのは率直なところではないかというふうに考えております。 私も、河井委員のように、かつて外務委員会の野党の筆頭理事を三年くらいやっていましたので、沖縄に、特にそのときに頻繁に伺いました。今回は、外務大臣になって初めてお伺いをして、改めて歴史の重みというものをみずからにたたき込むということをしながら、私たちの政府の立場というものを説明させていただいた。 もっと言えば、二つのおわびもいたしまし……
○玄葉国務大臣 今回の沖縄の防衛局長の発言、言語道断の発言であります。それを受けて、おっしゃるとおり、沖縄をめぐる状況というのは厳しさを増したというふうに思います。また同時に、今回のことは、沖縄に関連する閣僚の一人として、私からも県民の皆様に心からおわびを申し上げたいというふうに考えております。 その上で、ただいまの話でありますが、先ほども申し上げましたように、厳しさを増した、同時に、きのう、官房長官も、また防衛大臣も、影響評価書の問題についての見解を変えていないという状況でございます。あくまで、準備を進めているということについては、準備は準備として進めさせていただきたいということでございま……
○玄葉国務大臣 ただいま御質問がございましたように、残念ながら、三・一一の事故が起きたわけであります。この事故に関して、まさにこの経験と教訓を世界全体で共有する、その責務が日本自身にそもそもあるということだろうとまず大前提で思います。そのために、相手国が希望する場合には協力をしていく、そういう基本的な意義というのはやはりあるんだろうと思います。 今お尋ねの話は、協定そのものについて独立した諮問機関でもう一回考えてもらったらどうか、こういう一つの御提案だと思います。 秋葉委員が指摘をされたように、外務省とか経産省だけでこれまで判断をしてきているというよりは、原子力委員会だとか、あるいは知見を……
○玄葉国務大臣 本当に小川さんとは国会に出馬をされるときからの強い縁があって、こうして外務委員会でやりとりができることを大変うれしく思います。 その上で、今の御質疑でありますけれども、私は外務大臣になったときに、余りこれまで使ってきた表現ではないんですけれども、大言壮語するよりも実のある外交をしたいというふうに胸に秘めながら行ってまいりました。 同時に、内向き思考にどうしても今の日本はなりがちでありますので、その内向き思考から私の在任中に脱却できるというような状況をつくりたいと。例えば、具体的に言うと、これからでありますけれどもODA予算の反転とか、そういったことも含めて、胸に秘めながらや……
○玄葉国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。 北朝鮮は、昨年三月に韓国哨戒艦沈没事件を引き起こし、同年十一月には、二〇〇五年九月の六者会合共同声明や国連安保理決議に違反をするウラン濃縮計画の存在を公表し、さらに韓国・延坪島を砲撃いたしました。北朝鮮の動向は我が国を含む地域全体にとって重大な不安定要因であり、朝鮮半島情勢については依然として予断を許しません。 最近になって、国際社会では、北朝鮮との対話に向けた動きも見られています。本年七月以降、南北対話及び米朝対話が実施されました。 これらの南北対話や米朝対話は、対話を通じた……
○玄葉国務大臣 竹本委員から、情報を把握しているかというお話でございます。 これは、当然、次の日に韓国の武藤大使に行ってもらいました。つまりは十一日の日に行ってもらって、しっかりとヒアリングをしたという状況でございます。当然、私自身もその公電についてすべて読んでおります。 ただ、これは御案内だと思いますけれども、朴議員さんがホームページで公表している部分はあるんですけれども、それ以上のことは外に言わないでくれというお話がございまして、したがって、それ以上のことは、今後のこともありますので、なかなか申し上げにくいということは御理解をいただきたい。 情報としては十分に把握をしているということ……
○玄葉国務大臣 今の坂本委員の、サッカーの試合で、ある意味何が起きたのかということでございます。それで、サポーターの口が重いということでありますが、やはり、残念なことも含めてさまざまなことがあったと私自身は承知をしているところでございます。 それで、今、日本サッカー協会から北朝鮮サッカー協会に対して、問題点の指摘を書面で行っているところでございます。それは、今坂本委員が指摘をされた、例えば試合後のチームバスへの投石もございます。さらには、非常に残念な行為だと思いますが、国歌へのブーイング、あるいは日本代表チームの、例えば持ち込み禁止物の問題とか、空港手続の所要時間の話であるとか、ホテルでの食……
○玄葉国務大臣 今おっしゃったこと、いろいろな御提案がありました。一つの進め方であり、考え方なんだろうと思います。 日米合意自体が、まさに、嘉手納以南の土地の返還、あるいはグアムへの移転の問題がパッケージになっている。現時点で日米合意を着実に進展させていく、本当に心苦しいわけでありますけれども、沖縄の皆様、まさに日本全体で負わなければならない御負担、〇・六%の土地に七四%の米軍専用基地が集中している、こういう現状の中で、まことに心苦しいのですけれども、理解を得ていく、そういう方針で、現在のところ、一つ一つ積み重ねていきたい。 同時に、可能な限りにおいて、今おっしゃったことと若干関連するかも……
○玄葉国務大臣 私の答弁であります。
私としては、まさにそういった発言、民主党全体として、また私として、あわせて責任を持たなきゃいけない、そういう思いの中で、沖縄の皆さんに、期待値を高めて、結果として回帰したということに対して謝りたい、そういう思いでございます。
【次の発言】 これは、きのうも下地委員からお話があった部分とも関連をするわけでありますけれども、当時、岡田外務大臣でございましたけれども、鳩山内閣のときの五月の合意は十八年と部分的に違いますので、そういう意味で、鳩山内閣の五月の日米合意、そして菅内閣のときの六月の日米合意、これを引き継いでいるということでございます。
○玄葉国務大臣 今、笠井委員が、P4協定を引き継ぐからという話で、いわば関税の原則撤廃、そして他のルールをもっと緩めるという話がありました。
確かに、TPPというのはより高い水準の自由化というものを目指すという意味では、ある意味そのとおりだというふうに思います。
【次の発言】 できるだけ端的に御説明いたしますが、その前に一言、二言。
先ほどの関税の話でありますが、申し上げたとおり、原則関税撤廃なんですが、長期的かつ段階的撤廃を主張する国が多い、また同時に、中には除外を求める意見も出ていて、まとまっていないというのが現状だということを事実関係として申し上げたいと思います。
それと、カナダの……
○玄葉国務大臣 ただいま紹介された話は、一〇〇%事実無根でございます。そこに同席をされていた方々が全員御存じでございまして、当然ながら、問い合わせが来ましたのでそういう回答をいたしましたが、記事にしたということで、特に領土にかかわる話は許しがたいというふうに考えておりまして、強い抗議をしたいというふうに思っていますし、場合によっては法的措置も考えたい、こう考えております。
【次の発言】 ただいま沖縄の施設・区域の形成過程という問いが赤嶺委員からございましたけれども、おっしゃるとおり、嘉手納とかあるいは読谷補助飛行場などは旧日本軍の飛行場を引き継ぐという形だったと思いますけれども、焦点になってい……
○玄葉国務大臣 全力を尽くして、そしてまた、あのときも申し上げたと思いますが、死力を尽くしてこの問題に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、安全保障政策について、所信を申し述べます。 我が国の安全と繁栄を維持し、国民の生命と財産を守ることは、政府の最も重要な責務であります。 私は外務大臣として、我が国自身による安全保障面での努力はもとより、アジア太平洋地域に存在するリスクを最小化し、成長の機会を最大化させるため、全力を尽くす所存です。 我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。北朝鮮は、ウラン濃縮活動を含む核、弾道ミサイル開発を継続しており、拉致問題についても依然として進展がありません。金正日国防委員長の死去を受けた新しい事態にも適切に……
○玄葉国務大臣 ただいまの御指摘につきましては、私ももう少し配慮すべきであったというふうに考えているところでございます。
十二日の日に、実は外務省主催で復興レセプションを開催させていただいて、駐日の台北経済文化代表事務所関係者の方もいらっしゃっていただいたんですね。そのときに、私からも直接謝意を申し上げたということでございます。
あわせて申し上げると、新聞広告あるいはテレビCMなどで、台湾の方々に、今回の三・一一に対する謝意を、直接国民の皆様に訴える、感謝を申し上げるということをさせていただいているということでございます。
【次の発言】 今、木村委員から最後にTPPの話がありましたが、TP……
○玄葉国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、四月十三日の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射に関して御報告いたします。 我が国を含む関係各国が北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ません。また、今回の発射は、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も行わないことを北朝鮮に義務づけた国連安保理決議第一八七四号を初め、第一六九五号及び一七一八号といった累次の安保理決議に違反するものであり、日朝平壌宣言にも違反し、かつ、二〇〇五年九月の六者会合共同声明の趣旨に……
○玄葉国務大臣 ただいま渡辺委員から、例えば韓国、オーストラリア、あるいはインドなどとどういう形で協力していくのかという御質問がございました。確かに私は、このアジア太平洋を見たときに、まず成長センターである、だけれども安保環境は厳しさを増している、一言で言えば、こういう状況にあるというふうに思っています。 そのときに、まずは我が国自身が適切な形で防衛力の整備をやはりしっかりとしていくこと、そして、基軸である日米同盟というものを深化させていくこと。確かに、計画検討も、ミサイル防衛も、拡大抑止も、情報保全などもそうだと思います、RMCもそうだと思います。そういうことを行いながら、一種、ネットワー……
○玄葉国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。 まず、沖縄に関する事項について述べます。 日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしています。アジア太平洋地域には依然として不安定、不確実な要素が存在しており、在沖縄米軍を含む在日米軍は、我が国に必要な抑止力の確保に不可欠な役割を担っています。 この抑止力を維持しつつ、沖縄の負担をできるだけ早期に軽減していくとの観点から、在沖縄海兵隊のグアム移転及びその結果生ずる嘉手納以南の土地の返還を普天間飛行場の移設の進展から切り離すことについて、……
○玄葉国務大臣 瑞慶覧委員が沖縄の新聞で紹介をされているこのモートン・ハルペリンさん、私も沖縄タイムスと琉球新報と毎日読んでおりますので、これは出た段階で読んでおります。ただ、ちなみに、残した方がいいでしょうと言っていると思いますけれども。ただ、私は、これは一私人としての発言でありますので、やはり政府としてコメントするということは差し控えたいというふうに思っています。 その上で、改めて申し上げることになりますけれども、米国は新しい国防戦略の指針に基づいていわゆる世界的な米軍の体制の見直しを行っているということでありますけれども、アジア太平洋全体を考えてグアムの拠点化ということもありますけれど……
○玄葉国務大臣 海兵隊、特に在沖縄海兵隊員の定員のお尋ねでありますけれども、おっしゃるとおり、〇六年のロードマップのときの在沖縄海兵隊の定員、これは約一万八千人である、うち八千人をグアムに移転する、こういう計画を定めたものであることは御存じのとおりでございます。 その後、昨年行われた日米間の議論の中で、在沖縄海兵隊の人数が約二万一千人になっている、そういう説明を受けたことがありますが、現在の定員数については、まさに今行われている日米協議の中で詳しく議論をしています。 実際は、御案内のとおり、定員、実員あって、その時々の状況でかなり変わりますよね。去年二万一千人、そういう説明を受けたことがあ……
○玄葉国務大臣 衆議院海賊・テロ特別委員会の開催に当たり、委員各位に御挨拶を申し上げ、海賊対策及び国際テロ対策に関する政策について、所信を申し述べたいと思います。 海洋国家である我が国にとって、海上航行の安全確保は極めて重要な課題です。ソマリア沖の海賊事案は、不安定なソマリア情勢や脆弱な周辺国の取り締まり能力、法執行能力の不備を背景に、依然として高い水準で発生しており、その活動もインド洋西部全体に拡大するなど、我が国だけでなく国際社会にとって引き続き大きな脅威となっています。 二〇〇九年から実施されている自衛隊及び海上保安庁による海賊対処行動は、日本国民の生命及び財産の保護、海上輸送の安全……
○玄葉国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、主な国際情勢について報告いたします。 北朝鮮については、私は、日中韓外相会議やG8外相会合等の機会を通じて、関係国とともに、北朝鮮が人工衛星と称するミサイルの発射を自制するよう強く求めてきました。しかるに、北朝鮮が発射を強行したことは、地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為です。また、累次の安保理決議に違反し、対話を通じた問題解決に向けた動きにも逆行するものです。 このため、今回の発射は我が国として容認できるものではなく、北朝鮮に対して厳重に抗議し、遺憾の意を表明します。 発射後の対応においては、私の提案も……
○玄葉国務大臣 ただいま、内向き志向からの脱却、その象徴としてのODA予算の増額という問いをいただきましたけれども、まさにODAは日本の外交にとっては最重要ツールの一つであるということを、外相になって十カ月目くらいになるんですけれども、実感として感じることが多々ございます。 一つは、日本政府自身、これは先輩方でありますけれども、人間の安全保障という概念をつくり出して、今やこれは世界各国で用いられるようになってきています。こういった人間の安全保障、一人一人の尊厳を大切にする、まず、そういった観点からの日本からの援助に対して、日本への信頼というものが寄せられていることを感じますし、また、これから……
○玄葉国務大臣 安全か危険か、こういう質問でございますけれども、このオスプレー、MV22そしてCV22、よく事故率の議論などもございます。米軍がまさに兵士の命をそのMVに預けているということを踏まえたときに、私は、当然安全というのが前提になっているというふうに思っています。
ただ、安全性に対して、やはりモロッコの事件と、CVではありますけれどもフロリダの事件とがあって、懸念が広がっているということについて、我々として深刻に重く受けとめなければならないんだろうというふうに思っております。
【次の発言】 とすると、安全ということに対する定義の問題というのがあると思います。先ほど、事故率の話をしま……
○玄葉国務大臣 国際法の教授でもある浜本委員は、外交力強化に御理解をいただいて、まず感謝を申し上げたいと思います。 その上で、私も、就任してから改めて、この百五十という一つの目安を置きました。置いた上で、実館というより大使館の数をふやしていく、そのためにどうするかということを具体的に今検討させているところであります。 可能なのかどうかと問われれば、まさに党派を超えて、人員の拡充も含めたバックアップがこの問題については必要であるというふうに率直に思っております。 今、国連加盟国で百九十三、国家承認している国で百九十四、しかし実態は百三十四でございますので、あと十六ふやさないと一つの目安であ……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この改正は、平成二十三年九月に欧州復興開発銀行の総務会において承認されたものであります。 この改正は、欧州復興開発銀行の業務の地理的範囲を地中海の南部及び東部の諸国に拡大すること等について定めるものであります。 我が国がこの改正を受諾することは、民主化及び市場指向型経済への移行を進める地中海の南部及び東部の諸国に対する国際協力を一層推進するとの見地から有意義であると認められます。 よって、ここに、この改正の受諾につ……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 ただいま大泉委員が、この知的財産権保護に関してはTRIPs協定というのがあるではないか、こういう御指摘でございます。 九五年に既に発効しているわけでありますけれども、この発効以降、デジタル技術の発展、また知的財産権侵害の新たな手法といったものが出現をしてきております。そういった中で、今、偽造品等の知的財産権を侵害する物品が拡散をし被害が増大しているという状況であります。 偽造品の被害というのは、甚大な経済的な損失をもたらすのみならず、消費者の安全の観点からも、やはり取り締まらなければならないというふうに思います。 そういう中で、十数年たつ中で、AC……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、北朝鮮をめぐる最近の状況に関して御報告いたします。 北朝鮮は、昨年十二月に金正日国防委員長の死去を発表して以来、新たな指導部の体制固めを続けており、金正恩氏が、四月に党第一書記及び国防委員会第一委員長の役職につき、先月には共和国元帥の称号を得たことが伝えられています。従来から、北朝鮮の動向は我が国を含む地域全体にとって深刻な不安定要因であり、朝鮮半島情勢については依然として予断を許しません。現下の新しい事態に対しても、適切に対応していく必要があります。 国際社会における北朝鮮との対話に向け……
○玄葉国務大臣 町村先生がおっしゃるところはよくわかります。内輪をきちっと固めなさいということだと思います。
それは、私自身も、県連、そして国会議員それぞれの方々に対して、自分なりにやっています。でも、残念ながら、まだ十分な結果が出ていないのは事実でございます。何とか説得をしていきたいと思っておりますし、また同時に、総理が沖縄に訪問される時期、そのための環境整備も私の方でしっかりやっていきたいというふうに思っています。
【次の発言】 おっしゃることはよくわかります。総理も含めて、実質的に関係閣僚がさまざまな今後の見通しも含めて緊密に連携をとり合っているというのが現状でございます。
おっしゃ……
○玄葉国務大臣 まず、このTPPは、マクロと、今おっしゃったようなミクロと、両方をしっかりと見ていかないと誤ってしまうということだと思います。きょうはとうとうと答弁をする時間がありませんから余り申し上げませんけれども、今一億二千八百万人の人口が、先般の統計だと二〇四八年に一億人を切るわけですよね。そういった中で、私たちは、次世代にどうやって豊かさを引き継ぐのかというマクロの視点と、そしてミクロで、今のISD条項なども含めて、しっかり両方見て判断をしていかないと誤ってしまうということを冒頭申し上げます。 その上で、ISD条項というのは、もともと投資関連協定には含まれているものでございます。しか……
○玄葉国務大臣 これは、在中国大使館事務所の移転手続に係る調整の過程で、中国側から在日公館建設、施設の建設について、日本側の協力を得たいというふうに要請があったということです。 我が方は、一貫して、我が方在中国大使館事務所の移転と中国側の在日公館施設の建設とは別問題であるとの立場を維持した上で、中国側の要請に関しては、我が国として、関連の国際法に従い、中国、国内法令の範囲内で協力するという、いわば他国に対するものと同じ立場を表明したということであります。その際、中国側から、日本側の立場を文書にしてもらえないかとの依頼があったため、口上書にして中国側に伝えたということであります。 なお、御存……
○玄葉国務大臣 鳩山総理というよりも、少なくとも民主党全体がやはり反省をしなきゃいけないというふうに思っていまして、選挙のときに、県外あるいは国外、こういったことについて発言があり、その後、結果として、期待感を高めながら、いわばもとに戻ったわけでございますから、そういったことについて、民主党全体として反省をしなければならないし、沖縄の皆様におわびを申し上げなければならない、そういう気持ちでおります。
【次の発言】 もう中谷先生御存じのとおり、いわば軍人軍属の第一次裁判権は、公務中については米国にある、公務以外は日本側にあるということであったわけであります。
今回起きたことは、米国のいわば軍属……
○玄葉国務大臣 できるだけ端的にというお話でございましたけれども、二〇〇六年のロードマップ、そして日米合意の基本的な構成要素というものを変えるものではございません。現行計画の調整をしている、その進め方について調整をしているということでございます。
【次の発言】 今おっしゃいましたように、先ほど私は、基本的な構成要素は変わっていないんだ、調整をしますと。調整をするということは、いわゆる、今おっしゃったことは確かに二〇〇六年のロードマップに書いてございます、三つのパッケージであることも書いてございますから、そういう意味では、その調整の結果、ロードマップの修正についても検討していくということになろう……
○玄葉国務大臣 西村委員おっしゃるとおり、イスラエルの立場は、外に表明をしている立場として、あらゆるオプションを排除しない、こういうふうに言っている、そういう立場表明があるというふうに承知をしています。 ホルムズ海峡が封鎖をされるというふうになると、日本の場合は、これも御承知のとおり、日本に来る原油の八五%はホルムズ海峡を通過している、LNGはたしか二割弱だったのではないかというふうに思います。したがって、この問題について、アメリカだけではなくて、国際社会全体で深刻な懸念を共有しています。 米国との連携は極めて大事でありますので、まずは効果的な制裁というものを行う。そのために、一つは能動的……
○玄葉国務大臣 確かにロードマップには、八千人、そして家族が九千人というふうに書いてございます。以前もこの委員会で申し上げましたけれども、定員あるいは実員、毎月のように変わっていきますよね。あのロードマップがつくられたときに、たしか一万八千人だったという政府答弁がございます。ですから、残留する沖縄の海兵隊員の数が一万人であるということに変わりはないということを、この間繰り返し私は申し上げてきているというふうに御理解いただければと思います。(服部委員「家族、質問は家族なんですから」と呼ぶ)家族については、まだその辺は、あくまで一万人、再編ロードマップどおり、残る海兵隊員が一万人であるということに……
○玄葉国務大臣 ただいまの坂本委員の御質問は、いわば省庁再編統合の権限の問題でございます。これは、一月十三日にオバマ大統領がそういう意思を持っているということを発表されたということでございます。 私は、省庁再編権限が誰にあるかというのをかつて調べたことがございますけれども、例えば日本と同じような議院内閣制でも、ドイツなどは首相にある。日本はございません。アメリカは、レーガン大統領までは大統領にあった。しかし、今は大統領にない。したがって、オバマ大統領は、そういった省庁再編統合の権限の幾つかの部分について、今議会に対して求めたい、こういう意思を表明されたということです。 ただ、この動向につい……
○玄葉国務大臣 ただいまの御質問でありますけれども、〇六年に確かにパッケージ化というものを行ったということだというふうに思います。そのパッケージを外すということのメリット、デメリットということでございますけれども、現状をやはり直視しなければならないというふうに私は考えております。 その現状というのは、まさに膠着状況、膠着状態というものを打開するということの必要性だというふうに思います。そのために、グアムへの海兵隊移設と普天間の移設、これがともに進む方策について、この間、外務省、防衛省、緊密に意思疎通も行いながらまさに議論を行ってきたところであります。その間には、私とクリントン国務長官の外相会……
○玄葉国務大臣 今、佐々木委員から、まず一つは高いレベル、そして全ての品目とは何か、こういうお話でありますけれども、まず、高いレベルというときに、おっしゃるとおり、物品貿易の市場アクセスのみならず、例えば投資、金融、電気通信あるいは政府調達、さらには知的財産などなど、それぞれのレベルで質の高い内容を目指すという意味で、高いレベルという言葉を使っているということが一つございます。 それと、全ての品目ということでございますけれども、これは通常は、やはり全ての品目という場合は、タリフラインと呼ばれることが普通ではないかと私は考えています。 全ての品目といったときに、全ての品目を交渉のテーブルには……
○玄葉国務大臣 国益とは何かということでございますけれども、国民の安全、これがまず何よりでございます。 それと、今私たちが考えなければならないのは、人口が一億二千七百万、二〇四六年、二〇四八年に一億人を切るという状況の中で、豊かさをどうやって次世代に引き継ぐかということだと私は思っています。 その豊かさとは何かということで、それぞれ見解が分かれるというところはあるのではないかというふうに思っていまして、この豊かさを引き継ぐために、一つは経済成長が必要であるということもあるでしょう、社会保障の持続可能性を高めるということもあるでしょう、また、TPPとの関連でいえば、経済成長を図りながら美しい……
○玄葉国務大臣 まず、竹本委員とは、財政、金融の問題で、党派を超えて非常に建設的な議論をかつてよくしたこと、そのことに対して感謝を申し上げたいと思います。 今のお話は、まさに人口が減る中で、海外で稼いで日本に還元する。おっしゃったとおり、海外で稼いで日本に還元しても、なかなかお金が回りにくい制度になっているものですから、若干の改善はありましたけれども、さらにそのことについて推進をするという発想は、私は全く同感でございます。だからこそ、高いレベルの経済連携を行うということが一つ大切である。 同時に、今、国家資本主義という言葉を使われました。この言葉の定義はなかなか定着はしていないと思いますけ……
○玄葉国務大臣 もう簡潔にお答えをさせていただくとすれば、〇六年のロードマップを着実に実施をするということで、関東地方における再編につきましては変更ございません。
【次の発言】 櫛渕委員がおっしゃった相模総合補給廠につきましては、これは〇六年のロードマップどおり進めていこうというふうに思っています。現実に、十七ヘクタールの返還については、もう既に合同委員会で合意済み、現在、施設の移設工事を実施中。
恐らく、櫛渕委員のおっしゃったのは、三十五ヘクタールの共同使用のところも含めてなのではないかというふうに思いますけれども、今米側と相模原市との間で覚書を締結して、まさに今、日米合同委員会でその協議……
○玄葉国務大臣 岩屋委員から、現地の情勢はどうなのか、こういう話でありますけれども、犯罪はふえているというふうに報告を受けています。ただ、ジュバそのものについては平穏だと。 ただ、今おっしゃったとおり、国境に行きますと、やはりスーダンといわゆる武装勢力との間で衝突が散発的に発生をしている。あわせて、ジュバから離れた一部地域では、今度は部族間の衝突が散発的に起きているというのが現状であります。 ただ、今、自衛隊の施設部隊等々が派遣をされている、汗を流していただいているその地自体は、基本的には現時点において平穏、安定しているというふうに判断をしております。
○玄葉国務大臣 今の浅野委員の、ロシアとの関係でありますが、その前に、おっしゃるように、エネルギーの安定供給の確保というのは、外交目標のまさに重要な柱でございます。供給源の多角化も含めて、戦略的かつ多角的に進めていかなきゃいけないというふうに思いますし、一月に中東を訪問したのもその一環であったということであります。 ロシアでございますけれども、まさに、互恵の原則に従って、天然ガスを含むエネルギー分野での協力を進めていきたいというふうに考えています。一月二十八日、ラブロフ外相と外相会談を行いましたけれども、あのときも、具体的にウラジオストクLNGプラント事業あるいはサハリン3のプロジェクト等々……
○玄葉国務大臣 短くということでございますので、簡潔に申し上げたいと思います。 おっしゃるとおり、沖縄の負担軽減を先行させる、そしてもう一つは、やはり刻々と変わり得る安保環境に日米ともにしっかりと対応する、そういった観点から、今回、在日米軍再編の調整について議論を進めていくということになりました。 できるだけ、特に土地の返還などについて、可能なものから早期に実現できるように議論を進めていきたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 菊田委員がおっしゃるように、我が国は今、安保理メンバーではありません。ただ、今回の安保理における議長声明については、日本の主張がほとんどと言っても過言ではないくらい取り入れられた、盛り込まれたというふうに考えています。 この間、日本政府としての外交は、とり得る最大限の外交的働きかけを行ってきたというふうに申し上げてもこれまた過言ではないというふうに思います。日中韓の外相会談があって、日中、日韓のバイラテラルの、二国間の外相会談があって、その後G8があって、この北朝鮮の問題について、いわゆる人工衛星と称するミサイル発射、まず自制、仮に発射が強行された場合の安保理対応を含めて、か……
○玄葉国務大臣 まず、山花委員が最初におっしゃった郵政民営化法改正法について一言だけ申し上げれば、米国に、確かにおっしゃるように、この改正法の作成過程におきまして対等な競争条件の確保等が議論されて、かつ、附帯決議でその旨しっかり記してあるということも含めて、正しく理解が進むように、しっかりと説明をしていきたいというふうに思います。 その上で、山花大臣政務官のときに特に御努力をされたこのハーグ条約、子供の立場というものが一番大切だということで、御尽力いただいていることに敬意を表しつつ、その意義ということでありますけれども、今、国際結婚というのが、二〇一〇年の数字が手元にございますけれども、約三……
○玄葉国務大臣 強靱な社会とは何か、そして防災の主流化というのは聞きなれないのではないか、こういうお話でございますけれども、強靱な社会、これは災害の被害を最小化しつつ、迅速な回復を可能とする社会を構築する。そして、主流化というのは、あらゆるレベルの政策決定において防災というものを意識する、そういう必要がある。特に、これは国、自治体、コミュニティー、それぞれなんですけれども、やはり国際協力の中で防災というものを本格的に取り上げていく必要がある。それは、三・一一東日本大震災を経験した私たちの責務でもあるだろうということなんです。 ちなみに、一ドルの防災に対する投資が七ドルの被害を防ぐ、そういう数……
○玄葉国務大臣 尖閣の事案全体となると内閣全体ということだと思いますけれども、私の所掌の範囲で申し上げれば、尖閣諸島は、もう言うまでもないことでありますが、我が国固有の領土、国際法的にも歴史上も疑いのないところで、領有権の問題そのものがまず存在しないということを改めて申し上げたいというふうに思います。 ただ、結果として、香港の活動家が出航した。我が国の領海に入らないように累次の申し入れをしてきましたが、不法に上陸をしてしまった。このことはやはり遺憾と言わざるを得ないというふうに思っています。これは起きた後も、中国側には伝えておりましたけれども、当然ながら、国内法に従って粛々と厳正に対処します……
○玄葉国務大臣 おはようございます。外務大臣の玄葉光一郎でございます。 安全保障委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げ、所信を申し述べます。 平和を守り、国民の安全を保障すること、国の主権、そして領土、領海を守ることは国家として当然の責務であり、我が国もそのような責務を国際法にのっとって果たしていきます。また、北方領土や竹島といった領土問題についても粘り強く取り組んでいく決意です。 我が国を取り巻く安全保障環境はかつてなく厳しさを増しています。北朝鮮は、核、弾道ミサイル開発を継続しており、ことしの四月には弾道ミサイルの発射を強行しました。また、中国の透明性を欠いた国防力の強化や海洋……
○玄葉国務大臣 今の岩屋先生の御提言は、一つのあり方だというふうに思います。 御存じのように、PKOは二十年であります。また、国連にPKO局ができて二十年ということでもあります。カンボジアに最初に要員を派遣して、たしか、日本としては約八千人の要員をこれまで派遣してきている。今、四ミッション。ただ、東ティモールとかハイチはこれからだんだん引いてくるということでありますけれども。 これは、おっしゃるとおり、非常に高い評価を得ているというふうに私は考えておりますので、より積極的に日本としてはこの分野において貢献をすべきであるというふうに考えています。その際に、やはり日本が誇る高い技量、そして力量……
○玄葉国務大臣 今、尖閣、竹島とおっしゃったんですが、最終的には竹島の話だろうというふうに思います。
おっしゃるとおり、ICJへの、国際司法裁判所への共同付託、及び日韓の紛争解決交換公文に基づいて韓国側に提案をしたわけでありますけれども、残念ながら、韓国側は応じないという旨、口上書で回答を送ってきましたので、今は、ICJ、国際司法裁判所に対して単独付託をする、そのための準備を淡々と進めているところでございます。
【次の発言】 引き続き調整中でございます。
【次の発言】 有田参議院議員のお話でありますが、渡航自粛が出ているわけですから、行かれたということは大変残念だというふうに思っております。……
○玄葉国務大臣 ちょっと今手元に資料がありませんけれども、私の記憶では、日比谷公園と同じくらいじゃなかったかと思います。
【次の発言】 まず、新藤さんらしくないと思うんですよね。
まず、一九九七年にこの科学基地の建設が発表されました。九七年に接岸施設ができています。有人灯台もできています。
だから、自分たちのときに予算をつけさせなかったとか、そういうことはやめて、外交に与党も野党もなくて、どういうふうに協力をしてこういった工事をストップさせるかということを考えなければなりません。
当然、我々として受け入れられるものではありませんから、あらゆるルートで抗議をしているという状況でございます。
○玄葉国務大臣 佐藤茂樹委員がおっしゃいましたように、まずは事態の収束でありますけれども、当然、徹底的な検証が必要である。徹底的な検証をするためには、おっしゃったように、やはり第三者で行っていくことが最大のポイントだというふうに思います。 一般論で申し上げますと、この間、日本の原子力政策は、ある意味不幸な歴史だったと思います。一種、二項対立になってきていて、賛成か反対か、中間が余りなかったという思いが私はあるんですね。どうしてもタコつぼ化する、あるいは何とか村になるというのが、これは原子力に限らずございます。 やはり、そういったことを考えると、この機会に、実は原子力に限らないんですけれども……
○玄葉国務大臣 ただいま江端委員からお話がございました民主党政権になってからの新しい公共、これは、大きなことをあえて申し上げれば、新しい民主主義をつくるくらいの、こういう概念だというふうに私自身は思っています。 つまりは、明治になって、中央集権国家になって、あれから日本人はお上依存になっていった、こういうふうに言われてきたわけでありますけれども、しかし、今の江端委員の御紹介にもありましたように、それぞれが自立をし始めているという中で、これからは、私の言葉で申し上げれば活私豊公、昔、滅私奉公という言葉がありましたけれども、今もありますが、私を滅して公に奉る、これも私は崇高な精神だというふうに思……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 平成二十四年度外務省所管予算案について、概要を説明いたします。 平成二十四年度一般会計予算案において、外務省は六千百七十二億五千七十三万六千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、東日本大震災復興特別会計において、六億七千二百四十三万七千円を計上しています。 他方、ODA予算は、一般会計予算案における外務省所管分として、対前年度比〇・三%の増額の四千百八十億三千二百五十万二千円となっております。また、東日本大震災復興特別会計において、一億三千百九十一万一千円を計上しています。ODA予算反転の端緒を開く……
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