このページでは斉藤鉄夫衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○斉藤鉄夫君 公明党の斉藤鉄夫です。 初めに、平成二十六年八月豪雨に伴う土砂災害、御嶽山の噴火、相次ぐ台風被害により亡くなられた方々、御遺族に対して、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に対して、心よりお見舞いを申し上げます。 私は、公明党を代表し、土砂災害防止法改正案について質問をいたします。(拍手) この土砂災害防止法は、今から十五年前、平成十一年の広島豪雨による大規模災害を踏まえて制定されました。しかし、今般の八月豪雨では、再び近隣地域において大規模な土砂災害が発生し、死者七十四名という、前回を大きく上回る甚大な被害となりました。せっかくの法律が役立たなかったと言わ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。
早速質問に入らせていただきます。
秋野政務官にお伺いします。井上副大臣とともに、除染の適正化に関する担当政務官として現地に入っておられます。地元の方の声を聞かれてどのように感じられているか、どのように受けとめられているか、まずそれを最初に質問したいと思います。
【次の発言】 除染がいかに福島の復興に向けて大切なことであるかということを肝に銘じて仕事をされているということがよくわかりました。こういう不適正な除染が横行しているのか、それとも一部の事例に限られるのか、そういう調査も含めましてしっかり対応していただきたいと思います。
除染が適切に……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 本来であれば、この地球温暖化対策についての環境委員会での議論、基本法を議論したかった。中期、中長期、長期、それらの目標を掲げ、また、それらを達成するための政策的手段も明確にしながら議論をすれば、大変有意義だったかなと思います。 そういう意味では、今回の法案は、税制ではありませんが、それまでのつなぎ法案のような位置づけかなと思いますけれども、しかし、つなぎ法案とはいえ、新しい自公政権の温暖化対策、環境政策の基本にかかわる大変重要な法案だと思っておりますので、その覚悟でこの審議に臨んでいきたいと思っております。 今我々がしなくてはいけないのは……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 私は、きょうは、循環型社会推進基本法に基づいて行われている容器包装リサイクル、プラスチックのリサイクルの問題について質問をさせていただきたい、このように思います。 この容器包装リサイクルは、循環型社会を形成していく上で大きな一つの柱でございます。リサイクル法がありますけれども、その中の一つの大きな柱でございます。 このプラスチック容器包装リサイクルの方法として三つある。材料リサイクル、ケミカルリサイクル、それからサーマルリサイクルと言われております。 材料リサイクルというのは、地球が何億年もかかってつくり上げた高分子、その高分子の分子の形を壊さ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 早速質問に入らせていただきます。 まず、種の保存法について質問をさせていただきます。 生物多様性の確保は、私たち人間にとっても我々の存在の基盤であるということ、この認識はかなり広がってきたと思います。特に、生物多様性に関する国際会議であったCOP10名古屋大会もございまして、この日本において、生物多様性がいかに大事か、また、それを守る日本の里山がいかに世界の中で貴重なものであるかという認識もできてきたところでございます。 そういう意味では、非常に大事さはわかってきたんですが、かといって、その議論が情緒的、感情的になってはいけない、このようにも思……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 きょうは、原子力規制委員会の立法にかかわった一人として、この規制委員会ができてから、また、この特別委員会ができてから初めて私は質問させていただきますので、これまでの議論と重複するところがあるかもしれませんが、基本的な田中委員長のお考えを聞かせていただければと。また、国会事故調を受けて、我々国会も大きな役割を担っております。そういう役割を確認しながら質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ちょっと個人的な話になりますが、田中委員長と私はいつも、原子力に大きな事故が起きたときに出会いがありました。 最初は、原子力船「……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 いよいよきょうから、予算委員会におきまして来年度当初予算案の審議が始まります。できるだけ早い成立を期して今の日本経済をより強化していくということを、我々与党としても決意を持ってこの審議に臨みたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 来年度予算案の特徴の一つは、私は、昨年の社会保障と税の一体改革を受けた抜本的な税制改革、その基礎の上に立った予算案であるということだと思います。 昨年六月十五日に、社会保障と税の一体改革、三党合意をいたしました。この合意に基づいて与党税制大綱をまとめたわけでございますけれども、この与党税制大綱そのものは自民……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。
早速質問に入らせていただきます。
原子力規制委員会設置法附則においては、原子力安全基盤機構、原安機構と言わせていただきますが、この統合については「可能な限り速やかに」、このように規定されております。この統合をいつまでに行うのか、これをまず環境省に聞きたいと思います。
【次の発言】 年度内の実現ということで、政府、環境省から答弁があったということを確認したいと思います。
次に、田中委員長にお伺いします。
現在の規制委員会の定員は五百四十五人、この原安機構が大体五百人ということで、ほぼ同じ規模の組織が統合する。片や研究機関、片や行政機構、こ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 まず初めに、質疑順につきまして、各会派の皆様の御協力、御理解をいただいて最初に質疑させていただくこと、まず感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 石原大臣、COP19、大変御苦労さまでございました。ポーランドで行われたCOP、実は私もちょうど五年前、COP14、これもポーランドのポズナンで行われたものでございます。 ああいう国際会議、非常に独特な雰囲気の中で、いかに合意をつくっていくか、大変御苦労されたと思います。今回も、多くの国の合意をつくるということ、それとはまた別に、日本の国益を守るために、また、日本がリーダーシップを発揮して……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 私は、きょうは、大臣所信の中にあります環境と経済という点に絞って質問させていただきたいと思います。 安倍政権の最大の目標は経済再生でございます。第一の矢、第二の矢、特に第一の矢の金融政策によりまして、デフレ脱却の明かりが見えてまいりました。第三の矢、成長戦略、しかし、実体経済が元気にならなければ本当の意味での経済の再生はない、このように思います。そういう意味で、いわゆる環境分野における成長産業を見出していくということがこのアベノミクスの成功に向けて必要不可欠だ、このように思います。 私も、平成二十年、二十一年時代に環境大臣をやっておりまし……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。
私は、今回の法案審査に関連しまして、先日、核セキュリティーサミットで出ました日米首脳による共同声明、このことについて質問をさせていただきます。
まず、この三月二十四日に発せられました、核セキュリティーサミット、日米首脳による共同声明、「日本にある日本原子力研究開発機構の高速炉臨界実験装置から、高濃縮ウラン及び分離プルトニウムを全量撤去し処分することを表明した。」とございます。この高濃縮ウラン及び分離プルトニウムの量と純度、そして化学組成をお伺いします。
【次の発言】 量は公表するけれども、純度や化学形態は公表しない、これはいわゆるセキュリテ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 今回の法改正は、これまでの鳥獣の捕獲を規制するという考え方から捕獲を推進するという考え方へ、大転換でございます。これは現在の状況からすればやむを得ないことだ、このように思っております。しかし、従来の保護の考え方との、一貫性はどうなのかとか、科学的に進めるというふうに書いてはございますが本当にそうなのか、この観点から、最後に確かめておきたいことを質問させていただきたいと思います。 まず、野生鳥獣の生息数についてお伺いします。 これまで環境省からは、野生の鳥獣については生息数の推定は難しいというふうに聞いておりました。しかし、昨年の八月に、ニホンジカ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 小会派ながら最初に質問させていただくということで、各会派の理事の皆様に御配慮いただきました。初めに御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 まず初めに、最近報道されております政府事故調、福島第一原子力発電所事故の政府事故調査委員会の報告書、その資料の取り扱いについて、大臣にまず質問させていただきます。 この政府事故調のヒアリングは、非公開で、任意の協力で行われたものと聞いております。そのような性格のヒアリング記録が御本人の意思に反して公開されてしまうと、今後、政府が何かの調査でヒア……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 私、きょうは、新規制基準及び川内原発にかかわること、そして避難計画について質問させていただきたいと思います。 まず初めに、田中委員長に、川内原発の安全審査についてお伺いをいたします。 川内原発につきましては、新規制基準に適合していると認められる審査書案が取りまとめられました。昨年七月にできたこの新規制基準につきましては、世界最高水準、最も厳しい基準である、このように委員会もおっしゃっておりますし、我々もそう評価しているところでございますが、ということは、この川内原発につきましては、世界最高水準の安全性が満たされている、こういうふうに考えて……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 まず初めに、広島を初めとする一連の豪雨でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の方に心から哀悼の意を表するものでございます。 また、被災された方々が一日も早く昔の生活を取り戻されるように我々も全力を挙げるということをお誓い申し上げて、質問に入らせていただきます。 私も現地に入らせていただきまして、まず感じましたのは、あれだけの雨が狭いところに集中的に降れば、こういう災害は全国どこでも起こり得るということでございます。 よくテレビ報道等で、今回は広島の土質がもたらした特殊な災害というような観点もございました。……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 初めに、今回の中間貯蔵施設建設の御了解をしてくださった福島県及び地元二町の皆さんに心から敬意を表します。その敬意の上に立って、日本環境安全事業株式会社法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 まず初めに、素朴な疑問なんですけれども、なぜ新法ではないのかという点でございます。 これまで、東日本大震災復興にかかわるいろいろな法律、それから福島第一原子力発電所事故からの復興にかかわるいろいろな法律、特別措置法という形で新法をつくって対処してきた例が多いわけでございます。目的を書き、国の責務を書き、そして体制を書いていく、こうい……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 戦後の日本の平和と繁栄を築く上で憲法九条の果たしてきた役割は極めて大きいものがある、これが基本的認識でございます。九条についてさまざまな活発な議論を党内で行ってきておりますし、現に今も行っておりますが、現行規定を堅持すべきだという党のこれまでの姿勢を覆す議論には至っておりません。 その上で、党内でどんな議論が行われているかという議論の所在を申し上げれば、以下のようなものがございます。 まず、自衛権の明示についてでございます。 個別的自衛権の行使は現行憲法でも認められているとの解釈が主流であり、集団的自衛権の行使は認めるべきではないとの意……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 新しい人権は、十三条の個人の尊重、幸福追求権、二十一条の表現の自由、二十五条の生存権を初めとする憲法条文の解釈によって導き出されると一般的に考えられておりますが、憲法がこれからの日本の骨格をなすべきだと考えますと、より積極的に明示すべきと考えます。いわゆる加憲の考え方です。 新しい人権を憲法上の権利として承認できるかどうかは、特定の行為が個人の人格的生存に不可欠であるばかりでなく、その行為を社会が認め、他の基本的人権を侵害するおそれがないかなど慎重に判断すべきであり、権利のインフレを招くべきではないとの強い主張、また、それらは立法においてなすべきだ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 国会の行政監視機能についての我が党内の議論、先ほど大口委員の方から簡単に紹介がありましたけれども、もう一度、一段詳しくお話しさせていただきたいと思いますが、基本的には、今の国会が国民が期待している行政監視機能を果たしていない、こういう基本的認識でございます。 では、どうやってこの監視機能を強化するか。 一つは、今、国会の権能とされております国政調査権を議員の権能とする、これは大変大きなステップ、飛躍ですけれども、ということが基本的に大事なのではないか。そのためには、議員の国政調査権をサポートするいろいろなシステムや、先ほども大塚委員から、スタッフ……
○斉藤(鉄)委員 私は、憲法裁判所については慎重であらねばならないという考え方を持っております。それは、先ほど土屋委員がおっしゃったことは非常によくわかるんですが、同じような気持ちを持つからこそ、逆に、憲法裁判所については慎重でなければいけない、こういう考え方です。 どういうことかといいますと、法律の体系がもし完璧であれば、法律という公理から出発して議論をして導かれる結論は多分一つに収束していくんだと思いますけれども、現実には、法律体系は完璧ではないわけですので、ある意味で、裁判官によって出てくる結論がまちまちになる。 私も、法曹出身ではないので、一般国民の素朴な感情として、裁判官によって……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 憲法第七章財政につきまして、まず、党内で一定の取りまとめができた論点について述べさせていただき、その後に、まとまっていない点につきましても、党内でありました意見を紹介させていただきます。 まず、財政民主主義について、現行憲法はこれを明確に規定しているという点において現行のままでよい。財政統制についても運用改善で足りる。論点表Cの立場でございます。 次に、地方の課税自主権について活発な議論がございました。租税法律主義を定めた第八十四条に関連して、財政における地方自主権のあり方についての議論でございます。 地方分権の推進のためには、地方が自……
○斉藤(鉄)委員 先ほど論議になりました定住外国人の地方参政権について、同僚の大口委員の最初の意見表明にもありましたけれども、我が党は相互主義という立場でございます。 きょう配られました衆憲資第八十三号の五十一ページ以下に、諸外国における外国人への参政権付与状況という表がずっと載っております。地方レベルの選挙権につきましては、これを認めているという国がほとんどでございます。EUだから当然だという反論もあろうかと思いますが、EU以外の国におきましても地方レベルでの選挙権を付与されている。日本人がその国に行っても付与されているわけでございますので、相互主義に基づくべきではないか。これが一つ。 ……
○斉藤(鉄)委員 憲法第九章改正、第九十六条について、公明党の見解及び議論の状況について申し述べます。 まず初めに、憲法改正そのものについてでございます。 現憲法の骨格をなす三原則、すなわち、人類の多年にわたる自由獲得の成果であり、侵すことのできない永久の権利である基本的人権の尊重、その人権の主体たる国民が主権を持つという国民主権、そして人権の最大の破壊者である戦争の放棄という恒久平和主義の三原則は、人類の英知ともいうべきすぐれた普遍の原理です。我が国が戦後の荒廃の中から立ち上がり、今日の発展を築く上で、この三原則を持つ憲法の果たしてきた役割は大きいと認識しております。また、憲法前文の「わ……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 九十七条、基本的人権の由来特質の項についての公明党の意見は、先ほど大口委員が申し述べたとおりでございます。これに関して、私の個人的見解を申し述べさせていただきます。 よく基本原理、三原則、国民主権、基本的人権の尊重そして恒久平和主義、こういうふうに語られるわけですが、私個人としては、この三原則の基礎にある一大原理というのは基本的人権の尊重ではないかと思います。 国民主権というのは、基本的人権の主体者である国民が国家の主人である、また国民主権という権利そのものも基本的人権のうちの一つに考えられるかもしれない。また、基本的人権を最大に破壊するものが戦……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 公明党を代表して、緊急事態と憲法をめぐる諸問題について見解を述べさせていただきます。 緊急事態に際して国家が有する機能については、第一に、平時の立憲体制の範囲内における臨時的、一時的な統治機構、作用の変更としての緊急権、第二に、憲法上、憲法秩序の一時的な停止、一定条件下における一国家機関による独裁的な権限行使等を認める緊急権、いわゆる憲法制度上の国家緊急権、そして第三に、憲法秩序の全面停止または否定の上に超憲法的な独裁的権力の行使を認める不文の緊急権、いわゆる憲法を踏み越える国家緊急権、以上の三つのパターンを考えることができると言われており……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 早速、総務省、法務省、文科省に、それぞれ二問ずつ質問させていただきます。 まず総務省。総務省は、先ほどの話の中で、選挙権年齢と民法の成人年齢は一致することが適当、引き下げ時期も一致させることが必要という立場のようですが、いわゆる国民投票権年齢についても一致する必要があると考えているのかどうか。 もし、その点については必要なし、これは前回の幹事懇での勉強会でそういう発言があったわけですが、必要なしという場合、ここにございます、これは総務省の文書ですが、成年者に保障された政治への参加資格である選挙権を認めることとなり、社会的な常識に照らして適当ではな……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 この衆議院憲法審査会におきまして、我が党は、憲法の各章、各条ごとに課題を検証するいわゆる逐条審査を行うことを提案し、前国会、今国会で熱心な議論が行われてきたところでございます。大変有意義であったと評価をしております。 この審査を通じ、我が党は、現行憲法は国民に定着していること、特に、基本的人権の尊重、国民主権、恒久平和主義の三原則は、立憲主義の立場からも堅持すべきであることを表明してまいりました。 その上で、時代の進展に伴い提起されている新たな理念を加えて補強する加憲という憲法改正の方法もあるのではないか、また、加憲方式こそ最も現実的な、妥当な方……
○斉藤(鉄)分科員 公明党の斉藤鉄夫です。 私は、きょうは自動車の問題について質問をさせていただきます。大きく分けて二つテーマがございまして、一つは自動車のリサイクル、それからもう一つは点検整備、この二つのテーマについて質問をさせていただきます。 まず初めに、自動車のリサイクルの問題でございます。 多分、自動車というのは、この地球上において最も資源をたくさん使っている、つくるということについてもそうだし、実際に走らせているという意味においても最も資源をたくさん使っている分野ではないかと、このように思いますが、リサイクルを進めていくということは、人類がこれから生き延びていく上で非常に大切な……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 私も参加させていただきました。参加は、ドイツの憲法裁判所及びチェコ、この二カ国、前半部分で、途中からちょっと離団をいたしましたけれども、ドイツ憲法裁判所そしてチェコでの私の印象に残った点について報告をさせていただきます。 特に、私は、憲法改正手続というところに関心を持って参加いたしましたし、また、そこについて焦点を当てて御報告をさせていただきたい、このように思います。 まず、ドイツのカールスルーエ、ドイツ連邦憲法裁判所での議論でございますが、ドイツの憲法の改正手続は、連邦議会と連邦参議院でそれぞれ三分の二の賛成が必要であるということになっておりま……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 きょうは、四人の参考人の方々、本当にありがとうございます。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 まず、十八歳投票権年齢について、主に高橋参考人、斎木参考人にお伺いいたします。 私どもも、選挙権、投票権ともに十八歳というふうに主張してまいりましたけれども、その議論の過程で、こういう意見もありました。選挙権というのは人を選ぶ選挙であるけれども、投票権というのは長期にわたる政策、方針を選ぶ選挙だ、だから、投票権はより長期を見越しているので、若い人の将来ということにも深く関係するから、選挙権と投票権を分離したとしても、投票権を若いときか……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 まず最初に、内閣官房にお伺いいたします。 内閣官房が各省庁を取りまとめまして、選挙権年齢、成人年齢等十八歳引き下げについて、年齢条項の見直しに関する検討委員会を設けて、これまで努力してこられました。 これまでの政府の検討の経緯を説明していただきたいと思います。特に、昨年六月にこの憲法審査会が開かれて、政府の検討状況が遅いのではないか、これは、幹事会でも、この委員会でも、そのように政府の検討委員会に対して委員会として申し入れたところでございますけれども、昨年六月からの検討状況もどうなっているのか、そのこ……
○斉藤(鉄)委員 今回の欧州視察団に参加させていただきました。大変有意義な視察であったと思っております。 私は、今回、テーマが多岐にわたりましたけれども、この中で、特に環境権に絞って皆様に御報告をさせていただきたいと思っております。 先ほど来お話がありましたように、一九七〇年代、独裁政権から新しい政体になって、そのときにできた憲法ということで、この三カ国とも環境権が規定されております。特にギリシャは、環境権を憲法に入れたのは我が国が最初ではないかという、大学の先生の発言もあったところでございます。 そして、そのいずれも、憲法に環境権があり、それを受けて環境基本法的な理念法があって、その下……
○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。 きょうは、これまで党内の憲法調査会で議論し、節目節目でまとめてきた内容や、この衆議院憲法審査会、前身の憲法調査会、調査特別委員会等で発言してきた事柄を総合いたしまして、現時点における公明党の憲法及び憲法改正についての考え方を述べさせていただき、今後議論すべきことの問題提起とさせていただきたいと思います。 まず、現行憲法をどう評価するかという点です。 この審査会等を通じ、我が党は、現行憲法は戦後の日本の復興と平和に大きく貢献し、国民に定着していること、特に、基本的人権の尊重、国民主権、恒久平和主義の三原則は、立憲主義の立場からも今後も堅持すべきであ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。