甘利明 衆議院議員
47期国会発言一覧

甘利明[衆]在籍期 : 37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期-44期-45期-46期-|47期|-48期-49期
甘利明[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは甘利明衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院47期)

甘利明[衆]本会議発言(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 衆議院本会議 第5号(2015/02/12、47期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(経済財政政策)】

○国務大臣(甘利明君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、その所信を申し述べます。  安倍内閣では、長引くデフレからの早期脱却と経済再生を図るため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢を一体として強力に推進してきました。こうした政策のもと、有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準、名目雇用者報酬が十七年ぶりの高い伸びとなるとともに、企業の経常利益は過去最高水準、上場企業のROE、自己資本利益率は政権発足時の約一・五倍となり、倒産件数は二十四年ぶりに年間一万件を下回りました。  日本経済は引き続き緩やかな回復基調が続いていますが、足元では、個人消費などに……

第189回国会 衆議院本会議 第19号(2015/04/23、47期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(経済財政政策)】

○国務大臣(甘利明君) 平井議員にお答えいたします。  マイナンバー制度の利活用についてのお尋ねであります。  本年十月に施行いたしますマイナンバー制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤となるものであるとともに、情報社会において行政の効率化であるとか国民の利便性向上を実現する上で必要な社会基盤であるというふうに考えております。  我が国の成長戦略の観点からも、世界最高水準のIT社会を実現する上でマイナンバー制度の積極的活用が重要な課題であると認識しており、昨年六月に閣議決定をいたしました日本再興戦略二〇一四に沿って、政府としても必要な取り組みを推進しているところであります。  具体的には、……

第189回国会 衆議院本会議 第23号(2015/05/14、47期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(経済財政政策)】

○国務大臣(甘利明君) TPP交渉における国会への情報提供についてのお尋ねがありました。  そもそも、TPPは、交渉中の情報が外部に漏れないようにするという厳しい保秘契約に各国が合意しているものであります。現時点で、TPP参加国の中で、米国のように議員へ協定案文、いわゆるテキストを開示している国がほかにあるとの情報には接しておりません。  米国の連邦議員には守秘義務がありまして、違反した場合には刑事罰の対象となり得ると認識をしております。また、米国においては、外国との通商を規制する権限が憲法上連邦議会にあることから、我が国とは制度が大きく異なるところであります。そのため、我が国において米国と同……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 衆議院本会議 第2号(2016/01/06、47期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(経済財政政策)】

○国務大臣(甘利明君) 松本議員の御質問にお答えをいたします。  TPPの意義についてのお尋ねがありました。  TPP協定は、二十一世紀のアジア太平洋に自由で公正な一つの経済圏を構築する挑戦的な試みであります。人口八億人、GDP規模三千百兆円というかつてない規模の市場をカバーしました経済連携でありまして、世界の成長センターであるこの地域の成長を取り込むことで日本経済が今後長期にわたって力強く成長していく、アベノミクスの成長戦略の切り札とも言えるものであります。  具体的には、共通化されたルールのもとで安心して投資や事業展開することを可能とし、新しいバリューチェーンの構築を促進することであります……

第190回国会 衆議院本会議 第6号(2016/01/22、47期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(経済財政政策)】

○国務大臣(甘利明君) 演説に先立ち、一言申し上げます。  今回の週刊誌報道の件でお騒がせしている件については、大変申しわけなく思っております。  本件につきましては、必要な調査をしっかりと行い、事実を確認の上、国民に疑惑を持たれないよう、しかるべき時期にしっかりと説明責任を果たしてまいります。  経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、我が国経済の課題と政策運営の基本的考え方について所信を申し述べます。  安倍内閣では、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢から成る経済財政政策を一体的に推進してきました。  こうした政策のもと、実質GDPは安倍内閣発足……

第190回国会 衆議院本会議 第8号(2016/01/27、47期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(経済財政政策)】

○国務大臣(甘利明君) 週刊誌報道に関するお尋ねがありました。  このたびの週刊誌報道の内容には、私の記憶と違う部分があり、慎重に確認を重ねる必要があると考えております。そうした趣旨から、記憶を整理したいと申し上げたものであります。  本件については、必要な調査をしっかりと行い、事実を確認の上、国民に疑惑を持たれないよう、しっかりと説明責任を果たしてまいります。(拍手)

甘利明[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院47期)

甘利明[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 決算行政監視委員会 第4号(2015/06/08、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 PFI推進機構は、御案内のとおり株式会社で、民民の契約として守秘義務契約を結んでいるわけです。契約の安定性というのは法律で担保されている。国政調査権は崇高な権利だとは思いますけれども、法律で担保されている契約の安定性を侵害するということに仮になれば、日本という国は契約が国会によって覆される国であるというような仮に風評が立つと、日本に投資する人はいなくなる。  今、通商交渉や投資交渉、あるいはTPPでもそうなんですけれども、投資の予見性ということについて各国が厳しい目を持っておりまして、後々にその政府によっていろいろな負荷がかかってくることに対してルールを決めようということをやっ……

第189回国会 内閣委員会 第1号(2015/03/13、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  安倍内閣で一体的に取り組んできた三本の矢の政策のもと、日本経済は引き続き緩やかな回復基調が続いていますが、足元では個人消費などに弱さが見られています。  現下の経済情勢等を踏まえ、経済の好循環を確かなものとするとともに、地方にアベノミクスの成果を広く行き渡らせるため、昨年十二月末に閣議決定をした地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策をスピード感を持って具体化してまいります。また、政労使の合意に基づく取り組みについて、フォローアップを行うことにより、賃上……

第189回国会 内閣委員会 第2号(2015/03/25、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 安倍内閣における成長戦略というのは、向こう十年間でGDPの成長率を名目で平均三パー、実質で二パー、これを達成するためのいわば構造改革というのを取りまとめたものであります。産業競争力会議は、これを具体的に設計して推進していくことを担当いたしております。  成長戦略の中には、御指摘のように、再生医療の推進であるとか、電力システムの改革であるとか、あるいは農業関連の制度改革などの規制改革に係る施策も含まれておりまして、規制改革項目に関しましては、これまでも規制改革会議とも密接に連携をしたところであります。  実は、私、この職を総理から拝命いたしましたときに、全体の本部が、再生本部とい……

第189回国会 内閣委員会 第8号(2015/05/22、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 先般、日米の閣僚会合を行いました。未明まで続いた閣僚会合、そのほとんどはワン・オン・ワンで、バイで行ったわけであります。  今回、日米が大きな山を越えることができないと、なかなか十二カ国で決着をつけるということは難しいと双方感じながら取り組んできました。まだ決着がついたわけではありませんけれども、大きい山は越えたというか、越えつつあるのではないかというふうに思っております。  十二カ国の閣僚会合を開く前提として、TPP十二カ国のGDPのシェアの八割を占める日米の見通しがつかないと、開いても決着が難しい、これが一つ。  もう一点は、アメリカ議会のTPA法案が成立をしないと、つまり……

第189回国会 内閣委員会 第10号(2015/05/29、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 TPP交渉に対する激励、ありがとうございます。  GDPのこの一―三の速報値が発表されたところであります。  実質GDP成長率は、前期比、年率でいいますと二・四%の伸びとなりまして、二四半期連続でプラス成長となりました。  それから、これも大事なんですが、名目成長率であります。これは前期比で年率七・七%という極めて大きい伸びでありますが、少しげたが履かせてあるわけでありまして、原油価格の下落の影響によって輸入デフレーターが大幅に低下をして、それがGDPデフレーターを上昇させた結果、こうなっております。三、四%引いたところが正確なところかなというふうにも思っております。  いずれ……

第189回国会 内閣委員会 第12号(2015/06/05、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 GDP統計は、その四半期の一月半後くらいに速報が出るわけであります。おっしゃるとおり、アメリカとイギリスですか、随分早いのは。ヨーロッパのドイツ、フランス、イタリーと比べてみますと、大体一月半、翌々月の中旬ということで、そんなにずれはないんだと思います。  おっしゃるように、できるだけ早くということと、できるだけ正確にということ、この両方をどうやって満たすかということが極めて大事でございまして、ぶれについても、日本だけが相当ぶれているという御指摘がありましたが、数年ベースでさかのぼってみると、大体、そのぶれの範囲は、日本が特別はみ出しているということでもないんじゃないかなという……

第189回国会 内閣委員会 第13号(2015/06/10、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 マイナンバー制度は、より公平公正な社会保障制度であるとか税制の基盤として、また情報社会のインフラとして、国民の利便性の向上であるとか行政の効率化に資するものでありまして、これは着実に取り組みを進めることが重要であります。個人情報の保護にも万全を尽くしつつ、全体スケジュールに影響のないよう準備を進めていく必要があると考えています。これは、今、山口大臣が答弁をされたとおりであります。  なお、年金分野でのマイナンバーの利用につきましては、今回の事案の原因究明、再発防止策の検討結果を見て対応する必要がありまして、この点についても山口大臣が同じ趣旨で答弁をされたというふうに思っておりま……

第189回国会 内閣委員会 第17号(2015/07/03、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 平成二十七年の一―三月期の一次速報値の公表日は、委員御指摘の一覧表にありますように、日本は五月二十日でありました。一方、主要国としてアメリカ、それからユーロ圏、ドイツ、フランス、イタリア、それから英国ですね、これを見ますと、四月の二十八日から五月の十三日にかけて公表されています。いずれも日本より早いわけであります。  御指摘のとおり、この一―三月期につきましては、毎年そうなんですが、四月から五月にかけての大型連休の影響によりまして、他の期よりも若干遅くなる傾向であります。  それ以外の、ほかの期について比較してみますと、基本的には、一次速報値の公表のタイミングは、ユーロ圏、ドイ……

第189回国会 内閣委員会 第19号(2015/08/07、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 七月の二十八日から三十一日まで四日間でありますが、ハワイで閣僚会合を行ってまいりました。交渉は大きく前進をいたしましたけれども、幾つか、これは限定された論点について、引き続き議論が必要という結論であります。  例えば、ルール分野でいいますと、物品貿易のルールの部分、あるいは投資の部分、そして環境、金融サービス、法的・制度的事項等々、これまで未決着の論点が残されていたわけですけれども、その多くの分野におきまして交渉をまとめることができたわけであります。  それから、難航していた知財の分野であります。知財も、マスコミ報道では医薬品のデータ保護期間の話ばかり出ますが、それ以外にもたく……

第189回国会 内閣委員会 第21号(2015/09/02、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 厳しい財政状況下で効率的なインフラの運営であるとか民間投資の喚起による経済成長を実現するためには、インフラ運営に民間の資金であるとか創意工夫を取り入れていくということが重要でありまして、コンセッション事業の推進が必要であるというふうに考えております。  コンセッション事業が進むことによりまして、公共主体にとりましては、財政負担の軽減を図りつつ公共サービスを提供でき、財政の健全化に資するということ、そして利用者にとっては、民間の創意工夫を生かした良好なサービスを享受できるということ、そして地域経済にとりましては、新たな民間の事業機会の創出につながることといった効果が期待できるとい……

第189回国会 予算委員会 第2号(2015/01/29、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 介護全体について、施設ごとに収支差というのを調べているんです。もちろん、デイサービスとか幾つかは、収支差、企業でいう利益率、これが低いところもあります。しかし、一〇%近いところもあるんです。今おっしゃった特養は、まさに収支差というのは一〇%なんですよ。しかも、一施設当たりの内部留保というのは三億円です。それを、それでいながら介護報酬が、上がらないということはないと思うんですよね。これを適切にして、トヨタよりもうかっているところには考えてくださいと。  これは、半分は税金を入れてやっているわけでありますから、めり張りをつけてちゃんとやっていきますから。政府としても、介護の人材の給……

第189回国会 予算委員会 第3号(2015/01/30、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 たまたま数字とGDPを掛けるとそういうことになるんですが、実は、計算は機械的な積み上げです。  例えば、公共事業でいえば、国が二分の一であるならば、地方分の二分の一を足した効果、あるいは、プレミアム商品券のようなものであれば、民間が足し上げた分を機械的に加算をして出したものです。いわゆる乗数効果と言われるものは計算をしておりません。
【次の発言】 経済効果にはカウントしておりません。委員おっしゃるように復興債の償還財源でありますから、先ほど御指摘のあった経済効果には含まれておりません。  なお、公共事業でいえば、マクロ経済モデルというモデルを使えば乗数効果は一・〇四、一年目とい……

第189回国会 予算委員会 第6号(2015/02/19、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 我が国の債務残高の状況が先進国中極めて状況が悪いということは、与野党共通の認識で、一刻も早い改善が必要であると。  これに対して、安倍政権といたしましては、経済の再生、それから財政の健全化、この両立を図っていく。両立を図るということは、お互いの改革がお互いの改革を加速するという、いわばこの面でも好循環を生み出していくわけであります。財政の健全化が進めば、国債費を除いた枠がたくさんとれるわけでありますから、それによって政策の自由度が上がる。政策の自由度を上げることによって税収をふやして、それがさらに財政の健全化に資するというような好循環を目指していくわけであります。  そこで、こ……

第189回国会 予算委員会 第7号(2015/02/20、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 まず一つ、去年の十二月に国税庁から年金機構に情報が提供されました。これは、本来、社会保険対象の事業所で実態との乖離を埋めていく情報を提供されていまして、この乖離が、確認されているものと未確認を含めて七十五万事業所ぐらいありますか、これをしっかり埋めていくということになります。  それから、今御指摘のマイナンバーの活用ということがあります。来年の一月以降マイナンバーの利用ができる。そして、再来年の七月以降、情報提供のネットワークシステムが自治体とつながっていくわけです。  そこで、もちろん、個人の情報を取り扱うわけですからしっかり監視をしながら管理をしていきますけれども、その中で……

第189回国会 予算委員会 第8号(2015/02/23、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 総理から、二〇二〇年のプライマリーバランスの黒字化に向けて、具体的な設計を夏までにせよという御指示をいただいているわけであります。そこで、諮問会議として、今民間議員を中心に論点整理をいたしております。その論点整理に基づいて、二〇二〇年までの具体的な設計、工程表をつくるということになっていくと思います。  そうしますと、委員御指摘のとおり、各年度にどういう努力が必要かということも明確になってくると思います。
【次の発言】 本年一月に公表しました内閣府の日本経済二〇一四―二〇一五、いわゆるミニ経済白書でありますけれども、これは、総務省の家計調査を用いて所得階層別の収入、支出の分析を……

第189回国会 予算委員会 第9号(2015/02/25、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 政治資金については、私もかなり神経質にやっております。今回の事案が出たときにも、うちの事務所、こういうことがないだろうなということは確認をいたしました。  なお、私の事務所も、総理と同じように、こういうことに該当する人からは献金は受け入れませんという書面をその都度出して、献金をいただくときにはその手続をいつもやっております。
【次の発言】 財務大臣そして日銀総裁から御答弁がありましたとおり、従来目標を変えるとか、あるいは緩めるということではございません。  民間議員の御提言は、経済再生と財政健全化に最大限取り組むことにより黒字化を実現するという考え方でありまして、今財務大臣から……

第189回国会 予算委員会 第10号(2015/02/26、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 全く人口減が関与していないとまでは言い切れませんけれども、それが本当に主要因かということについては、必ずしもそうではないというふうに思います。  デフレと人口減少、これが継続的に今のグラフですと来ていると。しかし、雇用者数自身は、少なくとも今の内閣ではふえているわけですね。それは、労働市場に参加していない人たち、つまり、お年寄りとか女性をどんどん参加させることによって人口減少下でも労働人口をふやしていく、それから、生産性を上げること等々で量と質をふやしていくことによって労働寄与度も上がってくるということ等々を考えますと、デフレの原因は人口減少であるとは必ずしも言い切れないのかな……

第189回国会 予算委員会 第11号(2015/02/27、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 御案内のとおり、初年度で二・五一、そして次年度で、累計で三・二九下げ、数年間で二〇%台にするという目標を掲げております。一言で言えば、法人税を成長志向型の構造に変えていく。  その結果、どういうことが起きるかというと、立地競争力は上がります。投資を国内に呼んでくるときに、法人税の高いところに投資をするか安いところに投資をするかでいえば、当然、条件のいいところに投資をします。でありますから、立地競争力の強化、それから、企業自身は国際的に世界の企業と戦っているわけでありますから、戦っている相手は低い税で戦い、こっちは高い税ということになりますと競争力が落ちるわけでありますから、この……

第189回国会 予算委員会 第12号(2015/03/02、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 御指摘のように、二〇二〇年にプライマリーバランスを黒字化するためには、経済再生ケース、つまり経済再生がうまくいった方のケースでも、九・四兆のまだすき間があいている。この九・四兆というのはSNAベースでありますから、当初予算、国費ベースでいいますと九・一兆円であります。それをどう削減していくか。  これは、社会保障とか、それから地方財政とか、大どころのものについて予算のコストパフォーマンスを上げていく。制度改革を、社会保障でいえば一九七〇年型から二〇二五年型にしていく。そういう中で、サービスの質を落とさず予算の効率を上げていく。  そのために、社会保障情報の見える化を図って、無駄……

第189回国会 予算委員会 第14号(2015/03/05、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 TPP交渉ですから、これは全部がセットされて初めて全体が決まるということになりますから、途中経過について個々の内容を開示するということはできないので、そこは御理解をいただきたいと思います。  いずれにいたしましても、今までの議論の中で、WTOのルールに従ってきちんとやっているのか、どこかの国だけ特別、さじかげんをして、そうなるようなことはしていないだろうなというお話の経緯の中で私に質問が振られているわけであります。  私どもは、基本的に、WTOのルールというのは大原則で、二国間交渉や多国間交渉、多国間協定についても、その枠内でやっていく。もちろん、いい意味で掘り下げていくという……

第189回国会 予算委員会 第15号(2015/03/06、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 TPPは、項目ごとに、日本が攻めていく、チャンスを広げるところと、日本が守って向こうがこじあけたいという部分と、いろいろあるわけですね。この政府調達協定のところは、どちらかというと、日本が相手の国をこじあけてビジネスチャンスをつくっていく攻めの部分なんです。  というのは、TPP十二カ国のうち、WTOの政府調達協定に入っている国は日本とアメリカとカナダとシンガポールしかありません。これから、要するに、外から入れないと守っている国に対して、そこをあけて、日本の企業がビジネスチャンスを持って入っていくというところなんです。残りの八カ国、WTOの政府調達協定に入っていない国に対して、……

第189回国会 予算委員会 第16号(2015/03/12、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 まず、議論の前提としてお話をしておきますけれども、今この予算委員会で議論されている数値というのは二〇一二年までです。つまり、安倍内閣になってからどう変化したかというのはまだデータがとれていません。安倍内閣になってからは……(長妻委員「第一次安倍内閣」と呼ぶ)今の、現安倍内閣になってからは、格差是正のための措置がとられていますよ。それがどう反映されているかはまだデータが上がってきていないということがまず前提でお話をいたします。  ジニ係数は、委員御承知のとおり、再分配後の数字で見ると変わって変化していない。一方で、相対的貧困率は少しずつ、民主党政権の最後までの間に上がってきていま……

第189回国会 予算委員会 第17号(2015/03/13、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 今後五年間でPBを黒字化させると、SNAベースで九・四兆の改善が必要です。国費、当初予算ベースでいうと九・一兆になります。  これを、歳出削減、それから収入増、構造改革等を通じて削減していくプランを夏までに策定いたします。その中では、もちろん行革努力もしっかり反映したものにしていきたいと思っておりますし、具体的なプランは、今、諮問会議で構想を練って議論をしているところでございます。
【次の発言】 当然、担当大臣と連絡をとりながら、財政健全化に向けての、政府を挙げてのあらゆる努力を組み込んでいきます。
【次の発言】 それぞれ所管大臣と具体的なプランは詰めていかなければならないと思……

第189回国会 予算委員会 第19号(2015/06/18、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 マイナンバー制度は、より公平公正な社会保障制度や税制の基盤として、また、いわゆる情報社会のインフラとして、国民の利便性の向上、行政の効率化に資するものであります。やがては、マイナンバーカード一枚で行政手続がワンストップでできる時代がやってくるわけであります。  マイナンバー制度の導入に当たりましては、従来どおり、各行政機関の個人情報は各行政機関、例えば国税庁だとか市町村等で分散して管理をすることとしておりまして、同じところで一元的な管理は行いません。  それから、各行政機関間で情報のやりとりをする際には、マイナンバーではなくて暗号化された符号を利用しまして、一カ所でマイナンバー……

第189回国会 予算委員会 第20号(2015/08/07、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 七月二十八日から三十一日まで四日間、ハワイで行われたわけであります。交渉は大きく前進をいたしましたけれども、幾つかの限られた論点について引き続き議論が必要だという結論に達したわけであります。  具体的に申し上げますと、ルール分野でいいますと、物品貿易のルール部分、それから投資、環境、金融サービス、法的・制度的事項などに関して、これまで未決着の論点が残されていた多くの分野において交渉をまとめることができたわけであります。難航していました知財の分野でありますけれども、多くの論点について決着をさせることができました。しかし、ここが残っている一番厳しいところでもあります。物品の市場アク……

第189回国会 予算委員会 第22号(2015/11/10、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 TPPは、御案内のとおり、世界最大規模の経済連携です。NAFTAやEUを超えて、世界経済の約四割が参加をします。三千百兆円であります。  規模が非常に大きいということと、それから、質が全く違うということがあります。物品の市場アクセスだけではなくて、お話しのように、サービス、投資の自由化、知財、電子商取引、新しい商取引形態にも対応する。そして、途上国も入っていますけれども、国有企業の規律のあり方に踏み込んでおります。それから、労働、環境の規律など。つまり、TPPがつくっていくルールというのが世界基準になる。少なくともそのたたき台になっていくわけですね。  ですから、TPPは、拡大……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 予算委員会 第2号(2016/01/08、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 従来、社会保障を初め予算を削減していくときに、いわゆるキャップ方式というのがありました。項目に強引にキャップをかけてカットしていく。そうするとどういうことが起きるかというと、単価を強引に切り下げたり賃金を下げたりする方向に行っちゃうんですね。そうすると、これは我慢の行革ですから、いつか爆発、暴発しちゃうんです。もとのもくあみになっちゃう。  そうじゃなくて、安倍構造改革ではいろいろな手法で予算の生産効率を上げていくんです。ITを導入したり、あるいは見える化をして比較して、うまくいっているところとうまくいっていないところがどう違うのか、うまくいっているところを移転していこうという……

第190回国会 予算委員会 第3号(2016/01/12、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 諮問会議担当です。(西村(智)委員「諮問会議は聞いていません。聞いていません」と呼ぶ)諮問会議で、今後、どういう財源をどういう方法で確保するかということは議論をしていきます。
【次の発言】 まず、前段のお話ですけれども、日本が入る前にホノルル合意というのがあったのを御承知だと思います。ホノルル合意では、我々が入る前です、全て関税はゼロを目指すということが合意されています。ですから、我々が入るときには、それが本当に聖域なき関税撤廃を意味するんだったら入れないわけであります。だから、アメリカとやるときにそこをせめぎ合って、結局、全てはテーブルにのせるけれども結果は交渉次第だというこ……

第190回国会 予算委員会 第4号(2016/01/13、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 時間が迫っているようですから、簡潔にお話をいたします。  要すれば、世界経済の約四割の地域、その地域の中においては自由化が圧倒的に進んでいるわけですね。関税がなくなるか低くなるかで物や情報やサービスが自由に飛び交うことができる、あるいはルールも、共通ルールで透明なルールをつくっていく。よく、どこかの国に投資したら、投資して足が抜けなくなったころ過大な要求が来て、断ったら優遇措置を切られたみたいなことが間々あると聞いていますけれども、そういうのはないですから、予見性が図れるわけですね。  そういう透明なルール、それから自由化は、その枠内にある国や者だけがそれを享受することができる……


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各種会議発言一覧(衆議院47期)

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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(2015/04/24、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 フロマン代表にいじめられ続けているということで同情を買っておりますけれども、こっちがいじめているところもありまして、双方痛み分けかと思っています。  TPPの交渉の参加の際に、TPPというのは、従来よりももっとマルチの交渉である。もちろん従来の物品の関税交渉からEPA交渉というのはかなり広がっているんですけれども、それよりもかなり拡大をしている。つまり、物だけじゃなくて、サービスや投資や、あるいは、いわゆるルールと言われている知財とか、それから金融のサービスとか電子商取引とか国有企業の規律、かなり幅広いわけです。そこの枠組みの中でバリューチェーンをつくる。そのバリューチェーンに……

第189回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第2号(2015/12/03、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 御指摘のとおり、党内でも議論を重ねていただきまして、政府との連携もとりながら、TPPの関連政策大綱を決定したわけであります。  具体的に言いますと三点構成になっておりまして、まず第一は、いわゆる新輸出大国を目指すということであります。  これは、大企業はもちろんなんでありますけれども、中堅・中小企業にとってどういうメリットがあるんだという指摘があります。  実は、TPPを契機に海外展開を行おうとする中堅・中小企業、これが一つのチャンスになるわけなんでありますけれども、これを支援していく。鉱工業製品のみならず、農産品、食品、さらにはサービスであるとか、それからインフラの輸出を促進……

第189回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2015/03/10、47期、自由民主党)【政府役職】

○甘利国務大臣 御指摘の点、結論から言えば、受け継いでいるということになります。  内閣府では、経済財政担当大臣、つまり私のもとに、有識者から成る共助社会づくり懇談会を設置いたしました。中京大学の奥野先生に座長をやっていただいているわけでありますが、平成二十五年の四月にこれを設置しまして、我々が目指すべき経済社会の実現に向けて、自助の精神に立ちながらも、御指摘のような共助の精神でともに助け合い、支え合うことが重要であると考えまして、共助社会のあり方について審議を行ってきておりまして、近々報告書を取りまとめて公表する予定であります。  審議会におきましては、共助社会づくりを進めるに当たりまして、……



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データ更新日:2023/02/05

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