このページでは甘利明衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○甘利明君 自由民主党の甘利明です。 私は、自由民主党・無所属の会を代表し、過去に経済産業大臣としてAPECに二回出席した経験も踏まえて、ただいま報告のありました横浜における第十八回APEC、アジア太平洋経済協力会議の結果につきまして質問をいたします。(拍手) まず最初にたださなければならないのは、本年六月に発足した菅内閣にとって、外交面における大きな課題でありましたAPECが、議長国として果たしてどの程度の成果があったと認めることができるかであります。 菅総理は、十一月十四日、会議終了後の記者会見において、私が議長を務めたAPEC首脳会議が大きな成果を得て成功裏に終了したと前置きをした……
○甘利明君 自由民主党政務調査会長の甘利明でございます。 私は、自由民主党・無所属の会を代表し、安倍総裁の質問に続いて、野田総理大臣に質問をさせていただきます。(拍手) 野田総理は、所信表明演説で、きょうよりあしたは必ずよくなる、そう信じてもらえる社会をつくりたい、そのようにおっしゃいました。総理のその言葉に、そして今の民主党政権に対して、それを信じる国民が果たしてどれほどいるのでしょうか。 政権が交代して三年、民主党政権の三年間で我が国は混迷をきわめました。 その原因を挙げれば、履き違えた政治主導、受け狙いのポピュリズム政治、百害あって一利なしの事業仕分けなど、枚挙にいとまがありませ……
○甘利委員 本当に随分久しぶりに質問をいたします。七、八年ぶりですか。ここのところずっと答弁ばかりしていたものですから、質問して自分で答えちゃわないように気をつけながら質問をさせていただきたいと思います。 ようやく国家公務員法改正案の審議が始まるわけであります。 思い起こしますと、もう二年以上前になりますか、政治主導をしっかりと進めていこうというもとに、国家公務員制度改革基本法、当時は渡辺喜美大臣でありました。渡辺大臣が提出をされて、この法案が、たしか反対は共産党だけでしたでしょうか、大多数の政党が賛成をして成立したわけであります。 渡辺大臣の後、短い間、茂木大臣というのが入りました。そ……
○甘利委員 公務員制度というのは、国民全体にとってのいわば共有財、インフラであります。それぞれの政党の後ろには、それぞれ考え方を一にする国民が控えているわけであります。特定の国民の声だけを聞いた制度ではなくて、共通財、インフラである以上は、できるだけ多くの国民の声、その声を代表する政党の賛成のもとにつくるというのが正しい道だと思います。 私が担当していたときにも、かなり積極的に与野党でのよりよいものにするための努力というのが、理事の間でも、あるいはそれぞれの党を代表する修正責任者の間でも積極的に協議が交わされました。ですから、基本法、今審議をしている法案のもとになる基本法も、圧倒的多数の国会……
○甘利委員 一九六八年に当時の西ドイツを抜いて世界第二の経済大国になった日本でありますが、その四十二年後に、二〇一〇年、昨年、ついに中国にその座を追われるということが確実になったわけであります。人口が日本の十倍以上ありますから、普通に経済成長をしていればやがて抜かれるというのは仕方がないことだと思います。 ただ、我々が注意しなければならないのは、この間に日本の一人当たりGDPの順位がどんどん落ちてきているということなんですね。一九九三年の世界第二位から、直近では、恐らく二十位近くまで落ちてきているわけであります。これと平仄を合わせるかのように、スイスの国際経営開発研究所、IMDが発表する国別……
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