阿具根登 参議院議員
5期国会発言一覧

阿具根登[参]在籍期 : 3期- 4期-| 5期|- 6期- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期
阿具根登[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阿具根登参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

阿具根登[参]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 参議院本会議 第11号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は日本社会党を代表いたしまして、昨日正午ごろ起きた福岡県田川郡香春町上田鉱業所の火災事故により七十一名の死亡者を出したことに対し、まず被害者七十一名の方々の御冥福を祈り、家族の方々に心からお悔やみを申し上げまして、かかる悲惨なる事故が繰り返されないために質問をいたさんとするものであります。緊急のことでもありますし、資料も整っておりませんが、今朝の新聞を見る場合、直接の原因は今後の調査によらねばわからないとしても、ただいまの通産大臣の御説明、報告は、まことに簡単なものであり、新聞でわれわれが見た以上の何ものもない、ただ一片の哀悼の言葉をここで申し述べられたにすぎない。私はきわめて……

第38回国会 参議院本会議 第18号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十六年度一般会計予算等三案に対しまして、反対の討論をいたしたいと思うものであります。  昭和三十六年度予算は、池田内閣として組んだ最初の本予算で、政府は、所得倍増計画の第一年度予算であるとか、公約満腹予算とか、超デラックス予算とか、そのほかいろいろな言葉で自画自賛されているのでありますが、私は、以下次の諸点より、本予算の不当であることを指摘して参りたいと思います。  その第一は、本予算の持つ過度の刺激性と日本経済の置かれている内外の情勢についての政府の誤れる見解について。  第二は、高度成長政策と物価の矛盾につい……

阿具根登[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

阿具根登[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 社会労働委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は代々の労働大臣の施策の中で今日まで労働問題を審議して参りましたが、まず一点お聞きしたいことは、石田労政の場合は、いわゆる片手でむちで片手であめだ、こういうことを言われました。いわゆる法律や慣行は双方が守らなければならない、こういうことで労働行政を進めてこられたと思っております。次に、倉石さんのときになりますと、法律は、あるいは慣行は、労働者がまず守らなければならない、こういうようにニュアンスが少し変ってきたと思うのです。今度松野新大臣は、労働大臣としてどういう観点からやっていこうと思われるのか、同じ岸内閣の中ですから極端なことはできないと思いますが、労働者が一番よりどころにす……

第32回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○阿具根登君 第二班の調査につきまして労働関係の所見の主要なるものを御報告申し上げます。  福岡県における主要産業である石炭鉱業は、目下きわめて不振であり、これに伴うて多数の離職者を生じ、その失業対策、生活保護並びに関係地方団体に対する影響は、はなはだ重大なる問題となっているのであります。これがため県においては、県失業対策本部、県議会においては、石炭産業合理化に基く失業対策特別委員会を設けて、問題の処理に当っておるのであります。  七月二十九日、福岡県庁において県庁幹部並びに福岡労働基準監督局長より一般所管行政について説明を聞きました後、さらに当面の石炭鉱業関係失業対策等につきまして県の労働、……

第32回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1959/09/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 水俣奇病の問題につきましては、本委員会でも再三取り上げられたものでございますが、最近の新聞を見てみますと、さらに一、二発生をしておる、こういうことが言われておるし、委員会からは特に現地視察まで昨年は行って、そうしてつぶさに状況を調査して参ったものでございます。ところが、最近の新聞では、日窒水俣工場の廃液、無機水銀によるこれは中毒である、こういうことが発表されておる。ところが、工場側の医師の方からはそれに反対をされておる。その反対の理由の一つは、こういう工場は日本各地にたくさんあるが、そういうところから発生しておらないのに、水俣だけが発生したというのは理由にならない、こういうことが……

第32回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1959/09/09、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、一般労働問題について、大臣の所見をお伺いいたしたいと思っております。  今日まで、再三委員会が開かれましたが、非常に時間が短かくて、大臣の労働行政に対する政策をはっきり聞く機会が少かったのでございますが、最近の新聞等で散見いたしますと、委員会に、今までお諮りにならなかったことが次々と新聞で発表せられておるように私ども拝聴いたしております。それで、その一般問題といたしまして、雇用問題についてどういう考えを持っておられるか。なおまた、非常な失業者が出て、塗炭の苦しみを味わっておるのでありますが、統計的に発表された数字は、必ず多い数字は出しておられない。しかし、事実失業問題は非常……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ベンゾール問題につきましては、審議会等からそれぞれ意見が出ておるようでございますが、現在までの経過をその責任にある方から御報告願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、ベンゾールが五%以上入っておるものを使用することも禁ずるのか、そういう製品を作ることを禁ずるのか、その点をはっきりしてもらいたい。作るのを禁ずるのであれば、これは労働省でできるのかどうか、使用するのを禁ずる場合は、これは労働省でいいだろう、こういうことも起こってくるかと思う、それに対する厚生省側の一つ見解もお聞きしたい。その点が一つと、家内労働について非常に関心を持っておられるようですが、実際これは新聞に出……

第33回国会 社会労働委員会 第4号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 午前中あまり時間がございませんので、簡単に質問申し上げたいと思いますが、ただいま局長の説明でアウトラインだけはわかったんですが、これは現在の失業者のものであるか、今後も含めた、失業者を含めた対策であるか。これを一つ労働大臣にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 予算と法律を分けられて、予算は現在のものだ。法律は今後五年間こういう傾向があるかもわからないということできめられておる。こうしますと、この法律の趣旨からみれば、今後出るのだ、こういうことになると私は思います。そうでなかったら、初めがあって終りが五年後になっている。三十年の九月一日以降であって、現在だけであるならば、……

第33回国会 社会労働委員会 第8号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 非常に有益なお話を承りましたので質問が非常にたくさんございますから、端折って質問を申し上げたいと思います。  第一に、ただいまの問題でございますが、石炭が縮小の運命にあるということを言っておられると思いますが、私は石炭の縮小ということでなくて機構の縮小、品質の改善を言っておられるのではないかと思うのです。諸外国をつぶさに研究して参られました萩原さんにこういうことを言うのは失礼でございますが、米国で三億数千万トン、英国でさえも二億一千万トン近く、西ドイツで一億三千万トンの石炭を使っておる。ただし日本は水力というものに恵まれておりますが、水力はすでに限界が来ておるものと私は思います。……

第33回国会 社会労働委員会 第9号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○阿具根登君 きのう質問の途中で、関係官庁の方々が見えておられないので保留になっておりますので、その点を御質問申し上げたいと思います。自治庁からどなたかお見えになっておりましたようですね。
【次の発言】 この法案で、第二章の筑四条の第三項で、五分の四を国が補助するということになっております。ところが、地方自治体からの切なる要望は、これだけの炭鉱離職者をかかえた反面には、非常に膨大な出炭減がある。鉱産税、固定資産税の非常な大きな減収と相待って、五分の一の地方自治体の負担にはたえられない、こういう非常に切実な陳情がきておるわけでございます。これに対して、自治庁の方ではどういう対策を考えておられるか……

第33回国会 社会労働委員会 第14号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 去る二十一日に起こりました福岡県の三井山野鉱、三菱新入鉱の爆発の件についてお尋ねいたしますが、私どもが現地で調査した範囲内によりますと、山野におきましては、いわゆる特免区域、全然ガスがない、しかもその周辺には火薬庫も存在しておる、そういう状態の中で爆発が起きて、七名の人が死亡し、二十数名の人が重軽傷で入院いたしております。そういたしますと、どういうところにその欠陥があったのか、原因がわかっておればどういう原因であったのか、これをお知らせ願いたいと思います。それから新入につきましては、御承知のように、四名の死亡者を出して、しかも十八名の行方不明者が現在まだ切羽に残っておる、そうして……

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、石炭問題につきまして、総理以下関係閣僚に質問申し上げますが、まず労働大臣に質問申し上げます。  今回出されました離職老対策法案は、現在非常に労使血みどろの戦いをやっております炭鉱の問題と別に、今までの炭鉱の失業者の対策である、かように考えますが、どうですか。
【次の発言】 そうだとすれば、その原因は何にあるかということを考えてみますと、この離職者対策臨時措置法案にも言われておりますように、三十年九月一日以降の炭鉱離職者ということになっております。そういたしますと、当時合理化法で二万六千名の人が失業している、そういう対策が非常に不完全だったということになりますが、そう了解され……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第9号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○委員外議員(阿具根登君) 委員外発言を許可していただきましてありがとうございます。委員外でございますから、皆さんの審議におじゃまにならないように簡単に要点のみ御質問申し上げたいと思います。  ただいままで坂本委員からいろいろ夕張のガス爆発について御質問があり答弁があっておりましたが、私、本朝皆さんの手元に、九州で私が調査しました資料を差し上げておるはずでございます。ただいまの論争のありましたその焦点は、ガスが一・五%以上あった場合の処置、あるいは二%以上あった場合の処置、こういうことで保安局長から御答弁があったようでございますが、私の調査によりますと、いかにそういう法律案を作っておっても何に……

第34回国会 商工委員会 第3号(1960/02/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 九州班について御報作申し上げます。  九州班の派遣委員は、大竹、井川両委員と私の三名で、吉川、川上両委員が現地参加として行動をともにされました。  一月二十一日の朝、福岡市に集合し、三日間にわたり五炭問題の調査を中心に、北九州における産業事情について順次説明聴取、懇談、現地視察、記者会見等を行なって参りました。  訪問先、視察先は、福岡通商産業局、石炭鉱業整備事業団九州支部、九州鉱害復旧事業団、福岡県知事、整備事業団の買い上げた高陽炭鉱、員島大之浦炭鉱、遠賀川沿岸の鉱実地、八幡製鉄所、若松港、門司市等でございます。この間、大手、中小石炭業界、鉱業関係市町村、炭鉱関係労働組合とそれ……

第34回国会 商工委員会 第5号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの調査団の報告をお聞きいたしましても、たまたま日曜日であって六十二名の方が坑内におって、そしてこの事故で四十名死んだ、こういうことになるわけです。そういたしますと、これが通常の日であった場合、調査団の報告でも三千名と言っておられますから、私どもの常識で考えれば一番方であったならば千三百名くらいの人が下っておると思うのです。そこでこの爆発の事故が起こったとするならば三分の二、八百名からのまことに目をおおうような悲惨な状態が起こっておる。  なお、通常の日の二番方、三番方であっても、最低見積もって四、五百名の死傷者が出ておる。かような観点から、四十名の罹災者ということでなくて……

第34回国会 商工委員会 第12号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと、この内容に触れるのじゃないけれどもね、わからぬところがあるのですがね。七条ノ四ですな。これは今栗山さんから言われたこの付則のひらがなの中に、また七条ノ四というのが「三千円ノ登録税ヲ納ムベシ」とあるのですね。これはどういうふうになっているのですか。
【次の発言】 そうすると、このあとのやつですな。「第七条ノ三の次に次の一条を加える。」、第七条ノ四でしょう。「弁理士登録簿二登録ヲ請フ者ハ金三千円ノ登録税ヲ納ムベシ」と、そうすると、こっちの第七条ノ四はどうなるのですか。
【次の発言】 それでわかりました。そうしますと、旧七条は登録であったのがこれが違ってきたというわけですな。……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○阿具根登君 企画庁長官にお願いしておったわけですが、お見えでないようでありますから通産大臣に質問いたします。(「企画庁長官、政務次官は」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 まず、通産大臣に御質問いたしますが、私、昨年の十一月、臨時国会におきまして、この席上から石炭政策について御質問申し上げましたところ、通常国会において合理化法の一部改正の法律案を出すに伴って、石炭政策について十分なる回答をする、こういう約束を企画庁長官並びに通産大臣にいただいておりましたので、この際、二十一億四千万円の政府出資による今度の合理化に対する問題と石炭政策全般に対する見通しについて通産大臣の御意見をお伺いいたします。


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 商工委員会 第閉会後2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○阿具根登君 長官にお尋ねいたしますが、私、本委員会で年度末あるいは当初におきまして、いつも質問いたしますが、今日まで確たる御答弁がなくて計画を進められておるようでございますので、この際、池田内閣が発足いたしまして、ただいま御説明のように、非常な経済の伸びとかあるいは所得倍増論とか、こういうものを中心にした政策を立てておられるようでございますので、経済の伸びの基礎になるものは、おそらくエネルギーであろうと思うのです。このエネルギーの総合対策について、どれだけの対策を立てておられるか、それをお聞きしたいと思うのです。  まず総合エネルギーを経済の伸びとともに、十年の計画ならば、この十年間でどれだ……

第35回国会 商工委員会 第閉会後3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま各国の御報告をお聞きしたわけですが、まあ質問が無理かもしれませんけれども、私どもの感じでは、まあ通産大臣は外務大臣ではないので、そういう問題を追及するということでもないし、あるいは農林大臣でもないので水産関係を追及するということでもないのですけれども、現職大臣で、しかも一番大物の石井さんがソ連に行かれて、ただいまの報告を聞いてみますと、もちろん目的はそれであったかもしれませんけれども、ただ見本市が盛会だったと、今後漸次製品その他を積み重ねていって貿易が大きくなってくるだろうと、まあこういうような非常に儀礼的にただ行かれただけだと、こういうふうに聞こえるわけなんです。そうい……

第35回国会 商工委員会 第閉会後4号(1960/10/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 去る九月二十日午前一時ごろ、福岡県田川郡上尊鉱業豊州炭鉱において、出水のため、作業中の鉱員二百二十名のうち、六十七名が遭難するという戦後最大の炭鉱事故が発生いたしました。剱木委員長、岸田委員と私の五名は、九月二十六日、七日の両日にわたってさっそく現地調査を行なって参りましたので、その概況を御報告申し上げます。  日程は、二十五日の夜、東京発、二十六日昼ごろ博多に着き、ただちに福岡通産局を訪れ、通産局長及び鉱山保安監督部長より、災害状況について詳細な説明を聴取し、翌二十七日、現地を視察いたしました。その結果、知り得ました災害の状況は次の通りであります。  豊州炭鉱は、現在上田尊之助……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 商工委員会 第2号(1960/10/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 通産大臣に御質問申し上げますが、経済の伸びが九%もあるんだ。これは局長、長官に質問をしてからの方がよかったのですけれども、しかも鉱工業の伸びが本年度で二一%も伸びる、こういうことが言われているわけであります。そういたしますと、それに連れてエネルギーの伸びも相当量伸びるものと私は考えるわけなんであります。基礎産業であるエネルギーが伸びないわけはないので、これは必ず伸びるんだ、それに持ってきてそれに見合うだけの石炭の伸びというものはほとんど考えておられない。炭主油従という政策はもうおやめになったのであるか。それとも今後石炭の伸びをどれだけお考えになっているか、そういう点を御説明願いた……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 商工委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほどの吉田委員の質問に関連して、ちょっと電力問題で御質問申し上げたいと思います。  あるいは前委員会でお聞きになったかもしれませんが、ただいま調べてみたんですが、今はございませんですが、昭和二十九年度までは燃料費が五%でしたか、そこまで下がった場合には、電気料金は値下げするのだ、こういう法律まであったわけなんですよ。それが二十九年度の値上げに、これは廃止になったと思うのです。そういうのが根本に流れておりながら、今度の石炭政策によって石炭の値下げを強力にやられた。さらにきょうの通産大臣の所信表明を聞いてみましても、低廉なエネルギーを豊富に供給するということがうたわれておるわけです……

第37回国会 商工委員会 第5号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○阿具根登君 輸出入銀行の鈴木理事にお尋ねいたしますが、私、しろうとでよくわかりませんので、御説明を願いたいと思うのですが、この基金法案を銀行側としての立場から見られた場合に、どういうお考えてあるか。政府から多額の出資をされるということは、銀行自体は非常にこれは望ましいことであって、しかも、銀行は自分の所管でやりたいというのが銀行の本心であろうと思うのですが、それが極端にいえば、輸出入銀行から離れているけれども、つかず離れずの形である。事実はたった総裁と理事三人でこれは行なわれる。その一人の理事には輸出入銀行の理事でなければできないということが、はっきり明記されているわけなんです。そういたしま……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1961/07/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 杵島問題について、ただいま概況報告いただきましたが、労使間の問題にここで立ち入ろうとは思いませんが、杵島を中心にして、杵島、日炭高松、新屋敷、仁保等が労使争議の形態に入っておる。この原因を調べてみますと、今、杵島で言われましたものと大同小異であって、いずれも賃下げと労働者の解雇に端を発しておるわけです。ただいまいただきましたこの「労働経済の分析」労働白書ですか、この労働省が書かれておる労働白書を見てみましても、これは三十五年度でございますか、三十五年度においてすでに一〇・九%の所得水準の大幅な上昇が認められておる。そうして池田内閣は所得倍増を一枚看板にしておる。一方では所得倍増で……

第38回国会 社会労働委員会 第29号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほどの答弁の中に、医療法との関係もあり特別な処置はとられない、こういう答弁があったと思うのです。それはどういうことか一つ説明していただきたい。
【次の発言】 八年、三年、三年とのんできて、まだ結論が出ないということは、医業類似行為であるから、医療法との関係で困るというのでしょう。それでは、社会福祉なら社会福祉にこれを割り切るなら、そういうものは関係ないようになってくるでしょう。盲人だけに対して、たとえば極端に言えば、あん摩というものは、日本古来から考えてみれば、これは盲人のためにできた職業なんですね、そうでしょう。そうすると、今の憲法で職業の選択の自由があるからそれでできないと……

第38回国会 商工委員会 第閉会後2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して質問しまますが、よくわからなかったのですが、鉱業権者は租鉱権を設定しておらないから、その法違反の責任は鉱業権者にあるが、今度の事故の責任者は代理人にある、こういうことなんですか。
【次の発言】 先ほど言っておられたように、鉱業権者が直接掘らなければならないのだと、そうでない場合は租鉱権を設定して、そうしてその人にやらせるというのが建前であるけれども、租鉱権も設定しておらなかった、直接本人も掘っておらない。そうして一般いわゆる下請のような格好で粘土を掘っておったというようなことになると、今度の問題の起こった直接の責任は一体だれにあるかというようなことになってきますと……

第38回国会 商工委員会 第14号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○阿具根登君 運輸大臣お見えになりましたので、まず、運輸大臣に質問をする前に、通産大臣に御質問申し上げたいと思うのです。  通産大臣、政府の指示によって石炭の単価を千二百円下げるという、至上命令ですね、ところが今度の所得倍増によって国鉄運賃も値上がる。それにつれて、資材、機材が上がってくる、それで運賃が上がるためにトン当たり幾ら値上がりするのか、そのために資材、機材の値上がりが幾ら値上がりするのか、その点一つの通産大臣にお尋ねしておきます。
【次の発言】 人件費の値上がりはどのくらい織り込んであるか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 千二百円値下がりは政府の指令したときは所得倍増はなかった……

第38回国会 商工委員会 第17号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点御質問申し上げたいと思うのですが、この法案によりますと、大体家庭が主になっているようですが、いただいた資料を見てみますと、電気用品による全国出火件数の中で、モーターによる出火件数が大体三番目くらい、非常に大きい数字を示しておるわけです。電気こんろ、電気ストーブ、火ばち、アイロンというのがその対象になると思うのですが、その次に大きな件数になっておるモーター、いわゆる大きなやつですね、こういうものについてはどういうようなお考えがあるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 それでは、家庭用の小さいモーターだけを一応ねらいとされておるということで了解して進めますが、そうしますと、……

第38回国会 商工委員会 第18号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がずいぶん過ぎましたから一点だけ中島さんに御質問申し上げますが、いろいろ御説明をお伺いしてもわかりますが、日本航空は職員全部で百二十三名ですね、ただいまいただいた資料では。またこの性質からいっても、これはほとんど組み立てか、研究その他くらいのものですね。これは実際に作るのは三菱重工業かあるいは川崎なんですね、そういうととろだけ作っておると思うのですよ。またそういう方々の重役の方々が日本航空機の重役にほとんどなっておられる。今度通産省とこういうことになっておるわけですね。研究機関で最高のスタッフだからやむを得ぬとは思いますが、たとえば三菱重工業でジェット機を作っていますね。ジェ……

第38回国会 商工委員会 第19号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○阿具根登君 両案を一括して審議ということですから、その基本的な点を一、二お伺いしておきますけれども、両案の説明を聞きますと、聞くほどどうもわからなくなってくる。たとえば事業団の方は、理研に事業部があって初めて私は開発部というのが生きてきたと思うのです。ところが、もう研究されて、そうして企業に移すために、非常にそれがむずかしいから、その企業に移す間の仕事をするのだ。そうなってくると、すでにもう科学技術庁の手を離れたものになってくるのじゃないか。今度は逆に、ただいまの組合法を聞いてみますと、ここは研究をやるのだ。そうしてまた実施をやるのだ。これであったら、これは理研の関係じゃないか。どうも衆議院……

第38回国会 商工委員会 第20号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一言だけ質問いたしますが、今国会に出されております法案を見てみますと、新技術開発事業団法案、それから鉱工業技術研究組合法案と、いずれもきょう出されておりますこの航空機工業振興法の一部を改正する法律案と非常に似ておるわけなんですね。同じような性格のものなんです。ところが、たまたまこれを見てみますと、この役員に選ばれている方は直接その利害関係のある方々ばかりでございます。そうでしょう。実際にこの航空機を作っておられます、日本の航空機の会社の重役をやられた方々が大部分、それから通産省のお役人、こういうことになっておるわけなんです。それかあらぬか、本法の中を見てみましても、非常に収賄とか……

第38回国会 商工委員会 第21号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先日、ここで決議されました航空機法案のときにもちょっと申し上げましたが、同じような法案が三つ続けて出されておる。しかもこの事業団と技術組合法案は、ほとんど私は性格は一緒だと思うわけなんです。この前もその点は質問いたしましたが、中断されておりますので、その続きをまあ質問さしていただくわけなんですけれども、たとえば事業団の方にも政府の手厚い保護があって、しかも研究組合の方にもある。一つの研究されたものを企業に移すために、開発事業団の方にそれが移される。そういたしますと、開発事業団は自分のところでこれを研究あるいは企業化する仕事をするわけじゃない。どこかの企業に対してそれを委託するわけ……

第38回国会 商工委員会 第27号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して、一問だけ御質問申し上げますが、もう参考人の方の時間も相当過ぎましたし、かえって御迷惑かと思いますから、金沢先生と一柳さんに御質問いたしたいと思います。  私どもさっき出ましたけい肺病を防止するために、けい肺病は職業病として、原子力時代になってくれば、おそらくこういう障害が起こるだろうということで、けい肺法を審議する場合には、原子力の問題も一応頭に浮かべて論議にも入ったわけです。そうした場合に、たとえばけい肺の場合は、けい肺のおそれのある場所で働く人は一年に一回とかあるいは二回とか、あるいは三回とか、こういう身体検査を、精密検査をするようになっておるわけなんです。……

第38回国会 商工委員会 第29号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点質問いたしますが、生活協同組合、それから農業協同組合、何々協同組合、会社の売店、こういうようなものが、これから除外されておりますが、これはどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 そうしますと、大きな商社が非常に安い値段で、割賦でしかも直接これを販売する機構を持ってくる。そういたしますと、こういう共同機関は、ほとんど締め出しを食ってくる。結局、私はそのために、今日までやっておる営業が非常な大きな打撃を受けてくる、こういうことが考えられると思うのですが、どういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 では小売業者と割賦販売業者との間の不合理を取り除くのだと、こうお……

第38回国会 予算委員会 第4号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの質問は委員長になされておるのです。議事運営についての質問なんです。それを大臣に御答弁を求められているのはおかしいのです。そしてまた、委員長が単独にそこでそういう発言をされるのもおかしいと思う。こういう事態の違った、しかも非常に疑問があるということを、質問者が質問に入る前に出されたならば、理事会なら理事会を開いていただいて、そこで検討すべきものじゃないかと思うのです。何も大臣に答弁してもらう必要はない。そこは、委員長が独断で、そこでそういうふうな答弁をされるのも困る。大臣に答弁してもらうのも困る。だから、理事会を開くかどうかという答弁をはっきりしてもらわなければ困るのです……

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/03/06、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。さきの問題に関連してですが、非常に気にかかる問題がございますので御質問申し上げます。先ほど総理は、松平発言について派兵はできないが、それにかわるために分担金をふやす、こういう言葉を申されたと思うのです。そういたしますと、日本の憲法は、派兵はしないけれども、他国の派兵に対しては日本が分担金をふやしてもよろしい、援助してもよろしいという結果になる。もう一つは、国連の方から派兵を要請されているのか。派兵を要求されておるのに、それができないから分担金をふやす、そうすれば松平発言というものを、舌足らずであったとか、あるいは肩身が狭いということにならない。結論から申し上げますと、松平発……

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/03/07、5期、日本社会党)

○阿具根登君 もう草案ができておるとするならば、ただいま前書を読んだだけでも、私どもが黙って聞き捨てにすることのできないものをたくさん含んでいると思う。これは正しいものであるかどうか、はっきり委員長は責任を持ってここでさしなさい。
【次の発言】 議事運営について。私は、先ほど発言したのですが、この草案が正しいものであるか、正しいものでないかということがはっきりしておらないのに、この内容について答弁を行なっておられるわけです。質疑をやられておられるわけです。これは正しいやり方ですか。これを自衛隊で作った草案だとお認めになって、ここで論争されておるならば、私は審議を進めてもらってもいいと思うのです……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/03/11、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと今の点について。舌足らずがありますから、私から補足いたしますが、荒木文部大臣が言われました宮城前ということは、これはもう十年くらいになると思うのですが、宮城前のメーデーのことを指しておられると思うのです。これは現在公訴中でございます。そうすると、それを例に引かれて、日教組が集団暴力で法を認めないというようなことをやったということになれば、その結論が出ておらない出ておるは別として、それと同じようなことを日教組がやったかどうかという問題が問題になってくるわけなんです。  もう一つは、まだ裁判の決定が出ておらないのに、これが集団暴力だというきめつけが正しいのかどうか。二つの点が……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/03/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。  先ほどの高田さんの質問に対して、岩間君、占部君から関連質問があっていましたが、適切な答弁でないので、さらにお伺いいたしますが、日教組の中に三千名の共産党員がおる。おそらく社会党員もおるでしょう。自由民主党の党員もおるでしょう。私はそういうものだと思うのです。そういたしますと、その中に一部の共産党員がおるからだということになれば、教員の中からそういう政治的な意識を持っておる人は排除していく、こういうことになるわけなんです。だから荒木さんは、学校の先生はそういう思想を持ってはできないのだ、五十万の中に三千名おるからこういうことになるのだということになりますと、そうすると、社……

第38回国会 予算委員会 第15号(1961/03/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。労働大臣と通産大臣に関連して御質問を申し上げますが、労働大臣が先ほどの答弁で、災害の率は減ったけれども、雇用の増大、生産の増大によって、災害の量はふえた、こうおっしゃっている。私はその点においてはそうだと思うのであります。それから炭鉱におきましては、政府の政策によって、この二年余りに四万名以上の人が減っておる。二十九万おったのが二十五万しか今いないわけなのです。減って災害がふえてきた、これは一体どういう意味か。  それから通産大臣は、本会議の私の質問に対しては、保安要員は減らしておらないとおっしゃった。保安要員は減らさなくて生産要員を減らして、そうして生産が上がりますか。保……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○阿具根登君 議事運営について。私どもは理事会で、今の武藤さんにしても三十分やられるということでいろいろと相談をしてきたんです。ところが、まだ十分余っておるんです。やられなかったらなぜ二十分とそのとき言われないんです。ぺてんにかけておるじゃありませんか。一分でも過ぎたら、あなた、一分どころか秒まで数えて、過ぎたやつは差し引きなさるでしょう、何分何秒まで。そういう厳格なあなたが、理事会でやるときは三十分と言っておられて、ここで二十分しかやらないなら、そういう時間こっちへいただいていいですか。私の方は質問したいことがたくさんあるんです。何ですか、この審議の仕方は。あなたは過ぎると十秒でも十五秒でも……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 建設大臣と通産大臣にお尋ねいたしますが、水資源開発についてそれぞれ二つの公団ができるように、きょう新聞で発表になっておりますが、この法案を今国会中にお出しになるのかどうか、一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 新聞にも出ておりますが、ただいま大臣の発言でも、すでに自民党内の総務会で決定した、こういうことですが、そういたしますと、今月中に提案される、こういうことになっておりますが、間違いございませんか。
【次の発言】 そうしますと、予算は一体どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 大卒官房長官は政府の窓口と見てよろしゅうございますか、政府の代弁者と見てよろしゅうございます……

第38回国会 予算委員会 第22号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先日の私の質問に対しまして、水資源開発公団につきまして、政府閣僚の中に意見の相違がございました。総理がお見えになりましたので、総理の所信を承りたいと思います。
【次の発言】 趣旨はわかりますが、そういたしますと、本国会にこの法律案をお出しになるのかどうか、もしも、お出しになるとするならば、補正をお組みになるのかどうか、これをお聞きしたい。
【次の発言】 私、時間が非常に少ないので先を急ぎますが、それでは、幸い総理も見えておりますし、分科会でも質問がありましたけれども、外相の答弁に対しまして釈然といたしませんので、総理の見解をただしたいと思います。  ニューヨークにおきまして、福島……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十六年度一般会計予算等三案に対しまして、反対の討論をいたしたいと思うのであります。  昭和三十六年度予算は、池田内閣として組んだ最初の本予算で、政府は所得倍増計画の第一年度予算であると、公約満腹予算とか、超デラックス予算とか、そのほかいろいろの言葉で自画自讃されておるのでありますが、私は以下次の諸点より本予算の不当であることを指摘して参りたいと思います。  その第一は、本予算の持つ過度の刺激性と日本経済の置かれておる内外の情勢についての政府の誤まれる見解について、第三は高度成長政策と物価の矛盾について、第三は予算……

第38回国会 予算委員会 第28号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 議事運営について。理事会を開けば委員長は開口一番きょうは四人、きょうは五人ということを言われますが、きのうからきょうまでにかけて政府側の出席状態をどう考えますか。あなた委員長の責任としてどういうふうにお考えになるか。何時闘われわれを待たせるのです。きのうもそうでしょう。きのうも当然午前中でも開かれるやつを三時に開いたのでしょう。きょうもまた二十分超過しておる。あなたは自分の職責を全うしようとするならば、もっと政府に対して強く出べきじゃないですか。あなたの態度は何ですか。委員会、理事会では強いことばかり言って、政府には何も言い切らぬじゃないですか。どうしますか。


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して。あとでまた関連でお願いいたしますが、今の問題だけに限って総理大臣、通産大臣に質問いたしますが、将来の問題はエネルギー総合対策部会に諮問をしている、こういうことを言っておられるわけなんです。ところが政府が作っておる総合エネルギー部会では昭和三十一年に二十カ年の総合対策を立てておる、その場合、石炭六千五百万トンと答申されている、さらに昭和三十二年には七千二百万トンの石炭が要るだろうという答申がされておる、その線に沿って従ってきたところが、それから二年もせんうちに五千五百万トン、こうなってきた、大体そういう審議会を作って答申をさせてその線に沿っていくのか。朝令暮改で次々にこう……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1962/06/04、5期、日本社会党)

○阿具根登君 きょうの委員会というものは、もうすでに十五日も前に通告をしてあるということを聞いております。そうして、休会中でございますから、一カ月一回、しかも選挙を前に控えて、国際的なILOの問題で福永労相自身が、かつてない記者会見で声明まで発表しておるとするなら、常識的に考えても、きょうはどういう質問があるのだということは、これは政府当局はわかっておるはずです。それを、大臣初め、課長に至るまで庁舎におらない。もちろん政務次官は公務でILOにきょう行かれたのだから、これはわかっておりますが、それだけに、一番重大な時期なんです。今ここで与野党の公式な委員会において、今日加藤政務次官が出発しておる……

第40回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1962/07/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 次の通常国会に法律の改正を出すとおっしゃるから、それはそれで了解いたしますが、今の御説明を聞いてみても、実際今の法律で取り締まられるのは十分の一か二十分の一ぐらいしか今判明しない。これが新聞等で見てみましても、日本は麻薬の天国だといわれておる。で、社会主義の国には麻薬とか何とかいうものはないと思うのだが、もしもあったらどういう罰則があるのか、資本主義の国ではどういう罰則があるのか。特に日本は島国でもあるし、今おっしゃったように、外国から入ってくるのが多いと思う。第三国人の手によってこういう麻薬が入ってきて、日本の厚生省がお手あげしなければいかん……

第40回国会 社会労働委員会 第6号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣、忙しいようですから簡単に質問いたしますが、本国会の大臣の基本方針の御説明がありましたが、その説明の中から二、三御質問申し上げたいと思うのです。藤田君、さっきちょっと触れたようにも思いますが、まず第一、第二は、石炭問題に関連しておりますから、あとで法案のときに質問いたしますが、第三から質問いたしますと、「経済の繁栄と民主主義の発展とは、健全な労働運動の進展」によりと、あるいは「労働慣行の確立に負うところが」大だ、こういうことを言っておられるわけですね。労使慣行と言われる場合に、「健全な労働運動」ということを言われるけれども、今度は一方の経営者については何も触れてない。そうする……

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、住宅問題から質問いたします。  炭鉱労働者のアパートを名古屋、大阪地方に建てていただいたですね。その場合に、炭鉱労働者を収容するということであったわけなんです。ところが、それは一年後には、雇用者が住宅を建てなければいけない、一年たったら出ていけと、こういう条件付なんですね。だから、実際今度いよいよ雇用されていくようになって参りますと、雇用者が一年たって家を建てるだけの資力がない。また、意欲がない。また、新しく採用した人に家を建ててやる前に、古くからおる人に家を建ててやらねばならない。そういうことで、非常にこれが隘路になっておる。まあこういうアパートに一ぺん入れたが最後、何十……

第40回国会 社会労働委員会 第10号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方が時間が相当必要だろうと思いますので、ちょっと両博士に御質問申し上げます。非常に重大な問題だと思うのです。この問題を当委員会で論議されて、双方の権威ある専門家の方の意見が違っておる、実際中性洗剤というものは、全国の各家庭で使っておる非常な問題だと思います。だから、私は両専門家の方の意見の違っておるところに私なりに質問を申し上げたいと思います。たとえば柳沢博士の研究では、静脈注射の場合に、ウサギの下肢の運動が麻痺をしたと言われるし、池田博士は、静脈注射の場合は、他の例を引いて有害は当然だということを、それは認めておる。ところが今度は、池田博士のほうでは、米国の文献等による……

第40回国会 社会労働委員会 第12号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま萩原さんから、非常に適当な御意見を拝聴いたしまして、私ども非常に同感とするところが多いのでございますが、時間がないようでございますので、三点ばかり御質問申し上げたいと思うのです。  ただいま言われましたように、名目的にはたくさんの人が就職しておる。しかし、実際問題として非常に生活に苦労しているし、その後の失業についても何も手を打っておらない、もう少し実のある、実際の生活が安定してできる職場、安定したものを世話することである、全くそのとおりだと思います。しかし、そういたします反面、政府並びに国民の税金等でこれを考える場合に、ただこれには相当制約がなければいけぬと私は思う。そ……

第40回国会 社会労働委員会 第14号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私も、内容的には触れないように質問を一、二点申し上げたいと思っているのですが、次官がおいでになった理由は、ILO八十七号条約の批准がおくれている理由を説明に行かれただけですか、どうですか。
【次の発言】 そうしますと、次官がおいでになったときと、内閣の態度があるいは変わったかもしれないが、予算委員会では、総理大臣初め労働大臣は、今国会に批准をしてもらうように、極力早い期間に提案いたします、こういうことを言っているわけですね。それは御承知でお行きになりましたか、それとも、今国会ではあるいは上程できないかもしれないという空気の中でおいでになりましたか。

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 簡単に御質問申し上げますが、この法案の趣旨はどちらにあるのか。たとえば現在までに貸付申請に対する決定件数では大体七〇%金額では六〇%ということになっておると思うのですが、このワクを広げて、できるだけ多数の申請者に貸そうとするのが出資金をふやした理由であるのか、それとも、貸付基準の緩和によって、たとえば非常に最近建築資材が高くなってきた。だから個人の貸付のワクを広げるのか、どこに重点を置いておられるか、そうしてそれが前者においておられるとするならば、大体申請に対するどのくらいのワクを取ろうとされておるのか。これは後者に考えておられるならば、一体基準をどのくらい引き上げようとされてお……

第40回国会 社会労働委員会 第18号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 概要ですけれども、あまりに簡単な概要ですね。何を言ったのか、十万件であって、こうしたとかという詳細な説明をしませんか。書いたものを見て短いものを説明したところで、それは説明になりませんよ。
【次の発言】 これは予算書を持ってきておりませんが、予算をどのくらい要求されて、どのくらいとれていますか。
【次の発言】 件数は。
【次の発言】 そうすると、これは員数ですね。先ほど今日まで十万件とおっしゃったですね。十万件で、数は……。
【次の発言】 いや、一方を児童数でおっしゃるし、一方は件数でおっしゃるから、数をこちらではじくのに非常に都合が悪いのです。人数でいったら人数、件数でいったら……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣に質問する前に、私が要求しておきました資料をいただきましたが、この資料を少し説明していただきたいと思うのです。特にわかりやすく、外国の貨幣じゃなくて、日本の貨幣に直して、そうしてどうなっておるか、御説明を願います。
【次の発言】 そうすると、大臣にお伺いをしますが、今まで御説明になりましたイギリスを一つとってみましても、これはILOの精神に沿って全所帯を適用されておる。そうして第二子は週に四百三円、第三子は週に五百四円、こういうことになっておるわけですね。そうすると、日本との差額はあまりにもひどいじゃないか。日本は福祉国家だ社会保障制度だというのを、今の内閣は三本の柱の一番最……

第40回国会 社会労働委員会 第20号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと今の修正の点について一つだけ……。  修正の第二番目の、六カ月未満のものであってという御説明の中に、もっとこれを縮めろという意見もあったが云々という御説明を今聞いたと思うんですが、これは、本法とこれを今ちょっと比較してみておるんですが、本法は六カ月以上のものとなっているわけですね。そうすると六カ月以内ということは全部ということですか。

第40回国会 社会労働委員会 第21号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま議題となりました炭鉱労働者遺族補償特例法案の提出理由及び概要を御説明申し上げます。  石炭鉱業は、最近におけるエネルギー資源需要の世界的変革に伴い、企業の急速な合理化を迫られているところであります。企業においては合理化促進のためとして、大量の人員整理を行ない、労働を強化し、また、保安要員の削減など、坑内保安軽視の傾向にあることが憂慮されるのであります。中小炭鉱、特に租鉱権炭鉱にあってはこの傾向が著しく、また、合理化事業団に買い上げ申請中、あるいは近く閉山予定の鉱業所における坑内保安はきわめて憂慮すべき状態にあります。  このような情勢を反映して、各地の炭鉱においては、重大……

第40回国会 社会労働委員会 第22号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣がこの前お見えになりませんでしたから、藤田委員の質問のお答えが残っておると思うんです。その御質問を要約してみますと、国民年金ができてまだ日が浅いので、やむを得ないところはあるけれども、政府の考え方が一貫しておらない。だから、一体今後の見通しとしてどういう考えを持っておるのか。その点を明らかにしてもらいたい、こういうことが要約すれば藤田君の質問であったろうと思うのです。この点について詳細にひとつ御説明を願いたい。大臣の今後の考え方、国民年金はかくあるべきであるという考え方をひとつお示し願いたいと思います。
【次の発言】 大臣の考え方としてはわかりますが、国民年金というものの国民……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○阿具根登君 恩給局長に質問しますが、この戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案ですが、軍人であって援護法の適用を受けねばならないというのは、一体どういう意味なのか。軍人であるなら、当然恩給法の適用を受けるはずです。軍人が戦傷なり戦病なりした、そういう人を恩給法からはずして、何で援護法で援護しなければならぬのか。また、軍人がどのくらい一体おるのか。恩給法からはずされて、そして援護法で援護されておる者は一体どのくらいおるのか、その点をひとつ知らせて下さい。
【次の発言】 そうすると、恩給を受けておる人ですね、これはどのくらいですか、数は。それは援護局じゃなくて、恩給局のほうから。

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がございませんので、簡単に武見会長に御質問申し上げます。中央医療協議会で、あるときには医師会がお出にならない、今度は保険組合のほうがお出にならない、そしてあるときには自民党と医師会の方々がお話しをされて話がきまる、あるときは政府と組合側が話をされて何かきまる。そうすると、国民と私ども国会議員がこういう問題について一番知らないような気がいたしますから、もちろんその知っておらない立場に立って御質問を申し上げたいと思います。  先ほど少し私中座いたしましたので、非常に失礼いたしましたが、武見会長のお話を聞いておりますと、こういうものができて、生活の内容まで立ち入るということはけしか……

第40回国会 商工委員会 第閉会後3号(1962/07/31、5期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がありませんので、石炭局長、鉱山保安局長、鉱山局長の三方、労働省から基準監督局がお見えになっていると思いますので、御質問申し上げたいと思いますが、基本的なことは後日に譲ります。  まず、石炭局長にお伺いいたしますが、石炭の今日に対処して緊急対策を講ずるために、銀行筋に対して今日までいろいろ努力をされたことは感謝いたしますが、新聞で見る面では非常に疑問が多いので、折衝をされました局長から、緊急対策に対する考え方と、折衝をされた内容について御説明願います。
【次の発言】 そうすると、これは緊急対策だから、やむを得ない、現実問題だということになるのですが、先般の炭労の争議に対して政……

第40回国会 商工委員会 第23号(1962/04/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 他の委員からの質問もあると思いますし、参考人の方もお急ぎと思いますから、両参考人の方に一点ずつだけ御質問申し上げます。  萩原会長の御説明の中で五千五百万トンで頭打ちされておるのに能率を上げねばいけないから、ますます整理をしなければならぬと、これが私どもの一番焦点だと思っておるわけです。そうすると、今の状態から将来の見通しを考えて、今の石炭業界で何千万トンが妥当だとお思いになるか、今の設備機構あるいは人員あるいはさらに設備は革新されていくと思うのですが、何千万トンまで日本で出せるか、この点をお聞きしたいと思います。  それから長岡参考人に御質問いたしますが、最後のほうで油を、無税……

第40回国会 予算委員会 第3号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 総理が工合が悪くて急いでおられるようですから、総理の質問を先にしたいと思います。  私は補正予算の中の炭鉱問題を主にして御質問申し上げたいと思います。これは衆参両議院で前国会において炭鉱の問題を決議いたしておりますが、その中で総合エネルギー対策をまず樹立すべきだということが決議されております。ところが、総理の衆議院での答弁を見てみますと、総合エネルギー対策も大切だが、まず各企業の実態、あるいは民間の状態等を見るべきだというような答弁がされておるようでございます。もちろんそれも大切であろうと思いますが、私はそれよりも、長期政策で四十五年度までの総エネルギーの量も出してある、だからま……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連で質問いたします。今大臣が鉱業権者に対しては義務づけでやるということを御説明になったが、これは第六条を言われていると思うのです。これは義務規定であるかどうかはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 報告をとって、その報告に違反した場合には罰則がある、これは当然です。しかし、第六条では、「炭鉱労働者の雇い入れについては、炭鉱離職者を雇い入れるようにしなければならない。」ということ、新規に炭鉱を開く場合あるいは炭鉱が雇用をやる場合には炭鉱離職者でなければできない、これははっきり義務づけていると考えてよろしいですか。
【次の発言】 そこで、第六条の二項が問題になるわけです。「炭鉱離職……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと一、二点御質問申し上げますが、並木さんの御説明の中で、自作農が減ってきて、借地農家が多くなってくると、いわゆる第二種兼業農家の場合でございますが、これについてもう少し詳しい考え方と、それから耕地が減って造成地がふえてくる、こういう二つを考え合わせる場合に、現在の農業のあり方のままで借地がふえてくる、しかも、造成地がふえて耕地が減ってくる、非常に逆なコースが進められておるような気がするのですが、そのためには一体国としてどういう考え方で進まねばならないか。いわゆる農民の数が減ってくるのに、残っている人は借地とそれから造成地――新しい地でやっていかなければならない、こういうこと……

第38回国会 予算委員会公聴会 第2号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一点だけ御質問申し上げます。  平さんのお話では、日本に国内資源のないのは、かえって日本の貿易を伸ばし、幸いをしておる。また半面、今度は逆に、日本の米を日本で消化しなければ、外国に依存することは非常に危い、こういう矛盾したことがあったと思うのです。もちろん米の方は、生活というよりも、生命に直結しておると思うので、当然そうだと思うのです。私が心配しますのは、たとえば日本の資源が足りないから外国に非常に依存度合いが高くて、たとえば貿易自由化によって、フィリピンならフィリピンから鉱石をたくさん入れる。そうして日本で精練をやっておるが、それが今のままでいつまでも続くとは考えられない。おそ……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 田畑君の先ほどの質問のお答えに対して、ちょっと関連して質問いたしますが、局長は、来年度に電力が千八百万トンに鉄鋼が一千二、三百万トン、こういうことを言っておられるようですが、一昨々日ですか、植村さんが中に入って出されたやつは、はるかにそれよりも下なんですね。だから非常に業界は硬化してきているわけなんです。石炭業界ですよ、石炭業界の要求が、三十八年度に一千九百五十万トンの電力用炭ですよ。それから鉄鋼に対して一千万トンですよ。三十八年度にそうしてくれ、こう言っているわけなんですね。それができないので、植村さんが中に入ってえらい御心配してもらっているんですが、局長の話では、来年に鉄鋼で……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○阿具根登君 資料をきょういただいて、よく見ておりませんが、 エネルギー対策について御質問申し上げたいと思います。きょういただいた資料によりますと、昭和五十五年までのエネルギーの見通しが書いてあるようです。で、総エネルギーを見てみますと、三十三年度で一億一千万、四十五年、度で二億五千万というふうになっております。ところが電力は石炭に換算して三十三年度で四千万トン、それが四十五年度では一億一千六百万トンになっている。そうしますとどういう、もちろんこれは水力だと思うのですが、どういう計画があるのか、お知らせ願いたい。
【次の発言】 新しい数字では一億四千万トンですね、かえってふえているわけです。だ……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連でちょっと質問いたしますが、外務大臣の言葉を聞いておれば、個人で発言したのであるから、公式の場合でないから云々と言われておりますが、それでは、こういう非常に大きな国際問題について、新聞に取り上げられるようなその場所で発言したものは個人の問題であって、そうして正式な場所でやる場合は公人だ。全く相反したことが出先で行ない得るかどうかという問題が第一点なんです。  それからもう一点は、かりに個人であっても、新聞等で大きく報道されて、しかも日本の国内事情をよく知らない諸外国では、おそらく日本の態度はこうであろうということをはっきり認識する、そういうふうに考えるのだと思うのですが、そう……



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データ更新日:2022/12/18

阿具根登[参]在籍期 : 3期- 4期-| 5期|- 6期- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期
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