このページでは藤田進参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○藤田進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理、並びに関連事項につきましては所管大臣に、それぞれ質問をいたすものであります。 昨日、衆議院におきまして、野党各派がかなり迫力に富んだ質疑を展開いたしましたが、これに対する総理の答弁は、まことに当を得ない、不行き届き、不親切そのものでございました。さらに、一昨日の総理所信表明に関する演説の原稿並びに演説を承りましたが、これまた、かつてない空疎なものであり、世上、今日、批判の的になっております。(拍手)そこで、私は、本日参議院におきまする当本会議の答弁としては、総理並びに所管大臣は、この所信表明の具体的裏づけをする意味におきまして、懇切丁寧、……
○藤田進君 本委員会は、先月開会をいたしたいところ、諸般の都合できょうに延びておりますために、運輸大臣ほか関係御当局にただしたい点も多々ございます。と同時に質問者も非常に多いわけでございますから、私といたしましては、若干の点について問題提起をし、お答えをいただいて、善処をわずらわしたいと思いますので、そのつもりで、明快な御答弁をお願いいたしたいと思います。 その第一は、現在御承知のように、中近東等いわゆるハイジャック、かなり大がかりであり、かつ内容においても相当問題でございますが、同時にわが国にも先般「よど」号事件が起こって、さらに二度と再びかようなことのないようにという総理大臣をはじめ運輸……
○藤田進君 関連して。
運輸大臣、いまの点につきまして、先般の「運輸行政の基本方針について」という中では非常にはっきり実は言われて、書面でも配付されております。それは「また、これに関連して、青函連絡鉄道の建設を引き続き推進する一方、本州と四国との間に鉄道、道路の併用橋を建設するため、来年度新しく公団を発足させることといたしたい」と、こうきめられているわけで、私は、とすれば、今度の公団は、おのずからルートはきまってくるわけであります。これとの関連において、ひとつ明確にしておいていただきたい。
【次の発言】 それで、手元にあると思うんですが、このいわゆる基本方針のまま受け取りますと「鉄道、道路の……
○藤田進君 運輸大臣に、この際、お伺いいたしたいのでありますが、先日の当委員会におきまして、運輸大臣の所信表明によりますと、あたかも本州四国連絡橋公団が鉄道・道路の併用橋のみを建設するというふうに聞こえるのでございますが、この際、この点を明確にしていただきたいと思います。
○藤田進君 関連。 どうも後藤警察庁参事官の話を聞くと、ますます不安が私ども並びに国民も増してくるように思うんです。国務大臣でもある橋本運輸大臣にお伺いしたいんですが、警察庁あるいは公安調査庁、公安調査庁次長のごときは、週刊誌に出たことは聞いたが、よく読んでいないのだ、これは代表している以上、公安調査庁の機関として、個人的に読んでいるかもしれないが、メカニズムである公安調査庁としては、こういうものを全く一笑に付したという、ことばをかえれば、その道にあるものはいろいろの報道というものは十分これに関心を持ち、そうしてこれに対して万全の予防措置ということが必要ではないだろうかと思う。全くのうのうと……
○藤田進君 全会一致できまったものが、出席が可能であるのにかかわらず、特定の方面から差しとめられたことを非常に遺憾に、その意味で、思います。今後、将来、そういうことのないように強く要望いたします。 後ほどおはかりになるでしょうが、本日、石田機長ほか招致して事情を聴取することになっておりますので、その結果等を見て、今後対処いたしたいと、かように考えております。
○藤田進君 大臣はちょうどお見えですし、与党のほうは非常に審議促進で督促も受けておりますし、その事情もわかりますわけですが、あとまあ残り少ない委員会でもありますから、タクシー法案について若干まだ資料不足のようにも思うし、それから自余の法案が御承知のようにありますが、こういったものに対するそれぞれ衆議院段階における資料要求もあったことと思いますしね、ですから、各責任担務局を中心に、できるだけ資料もそろえ、早目に出していただきたいと思います。いま具体的に何と何ということは申し上げませんが、審議が相当結了する時期に資料の要求が出、それに時間をとりますと、会期延長がないと、あと四回くらいですから、その……
○藤田進君 私は、ただいま可決されましたタクシー業務適正化臨時措置法案に対し、自民、社会、公明、民社、第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 タクシー業務適正化臨時措置法案に対する附帯決議(案) 本法の施行にあたって、政府は、特に左の事項に留意し、その運用に万遺憾なきょう措置すべきである。 一 乗車拒否その他利用者の不満を一掃するため、タクシー業務の適正化を図り、交通関係及び物価等対策閣僚協議会の決定(昭和四十四年十一月二十一日)並びに労働省通達(昭和四十二年二月九日)の完全実施に務め、特に労務管理の近代化、賃金制度の改善等適切なる措置を講……
○藤田進君 飛行機乗っ取りに続きまして船舶乗っ取り、しかも、今度の場合は若干通常の精神状態とは思われない事情もあり、したがって、なおさら危険性も高いので、国民はすべて心配をしたと思いますが、御報告のように今朝逮捕されたとすれば、まあ一息というところであります。 そこで、新幹線法案を今期末ぎりぎりで審議をしておるわけでありますが、このような大臣御報告もございまして、船舶乗っ取りについて若干の質疑は当然あろうかと思いますが、実は角本参考人にあと時間の都合でぜひということでございますから、とりあえず御報告に対する質疑はその間保留いたしまして進めさせていただきたいと思います。 なお、いわゆる新幹線……
○藤田進君 私は、ただいま可決されました海洋汚染防止法案について、自民、社会、公明、民社及び第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 海洋汚染防止法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行にあたり左の事項につい て措置すべきである。 一、本法施行の成果を期するため、監視取締体 制の充実強化を図るとともに、廃油処理施設 の整備を促進することとし、所要の措置を講 ずること。 二、海洋汚染防除の措置を推進し、海洋環境、 水産資源の保全につとめること。 右決議する。 以上であります。
○藤田進君 いま、わが国のみならず、世界におけるいろいろなできごとの中でも成田空港については非常な関心が高まり、この帰結、解決いかんでは、わが国における名誉という、そういったいわば、かなり大きくものを考えていいだけの価値のある事態になってきているように私は思います。
そこで、お伺いいたしますが、あくまでも現段階におきましても、話し合いで解決する、そのための説得をはかるということでございますが、これ間違いありませんね。
【次の発言】 どうもおやりになっていることと実際の事態というものは必ずしも一致していないように私は思うです。現地の事情にうといからそうなるかといえば、いまの事態に立って、そうも……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。