このページでは藤田進参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○藤田進君 本院議員平井太郎君は、突如病におかされ、大阪逓信病院において御加療中のところ、ついに、そのかいもなく、去る十二月四日逝去せられました。 ここに、私は、各位のお許しをいただきまして、議員一同を代表してつつしんで哀悼のことばをささげたいと存じます。 平井君は、明治三十八年七月十七日、香川県木田郡三木町に生をうけ、昭和三年明治大学商科を卒業されると同時に、建設関係の父業を継いで実業界に入られたのでありますが、卓抜した才腕と非凡な実行力をもって着々とその地歩を築かれ、地方実業界における名実ともに重鎮の座を占められたのであります。 しかもその活躍領域は、公共事業を中心といたしまして、ま……
○藤田進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、田中総理の施政方針演説並びに先般行なわれました三大臣所信表明に関連いたしまして、ただいま国民大多数が大いに疑問とするところをただしたいと思うのであります。 その第一は、田中内閣と、それをささえてまいりました自由民主党の政治責任についてであります。 今日、異常なる物価の高騰、品不足に見るごとく、国民生活を極度に荒廃せしめ、なお全く今後の見通しさえも明らかになし得ない政治責任はきわめて重大であります。インフレは、すでに池田内閣、池田さんが、卸売り物価が上がっていないんだからと胸を張っておりましたが、今日、卸売り物価はすでに対前年三一%上がっており……
○藤田進君 いろいろの御答弁を総合いたしますと、今度の選挙にあまり関係はない――公益法人をはじめ、運輸省は全く関係のないように響きます。にもかかわらず今後いろいろ調査の上で対処したい、こう見えるわけですね。しかしどう考えてみても、この公益法人をはじめ運輸省は、あるいは官房長御自身も――これはおそらく二人じゃなかったでしょう、運輸省直接関係の深い全国区候補は。三人だったら教えてもらいたいんですが、だれはどういう人の受け持ち、だれはどういう人と、運輸省現役の皆さんが相当選挙のお手伝いをしておると私は推定いたします。そういうものをもっと大臣はよく調べて――まだ何も調べていないということは、全く小柳委……
○藤田進君 私は次の条件を付して賛成いたしたいと思うのです。これは緊急突発した世界でも最大の事故でございますし、きょう、あすまた絶対に事故がないという保証ができないというようなことでもございますから、ぜひひとつ本日、連合審査会についてはこれを十分に行ない、自余については、あす以後になってもこれはやむを得ないと思いますが、まず連合審査はきょう行なう、もしどうしてもこれができない、諸般の都合でできないということであるならば、運輸委員会を継続して調査を進めていただく、こういう趣旨で賛成いたしたいと思います。
【次の発言】 国会法、参議院規則あるいは慣例上、運輸委員会の開会を連合審査会の理事会で相談す……
○藤田進君 関連。国連代表権に関することの直前までのことについて、お伺いいたしたいと思います。 昨日までの従来の総理の御主張を整理してみますと、中国は一つだと。中国は一つだと私もそう思っている。その「一つ」は、これは私ども、総理の一つという、その一つはどこかということを考えてみますときに、要するに、これは台湾政権である、日華条約が結ばれているという過去の事実を強調されている意味において、現時点においてもこれは台湾政権である、これが総理の「一つの中国」であるというふうに思います。間違いがあれば御指摘をいただきたい。しかも、二つの中国は、どちらも、一つだと言っているのだから、両者でひとつ話し合っ……
○藤田進君 私は、社会党を代表いたしまして、主として沖繩あるいは中国問題、その他経済、外交、物価、公害等につきまして、包括的にただしたいと思うものであります。 総理も御承知のように、当院参議院におきましては、四カ月前に半数改選を行ない、国民の政治に対するいろいろな不信感等を率直に受けとめて、国民の期待に沿えるような参議院に形づくっていきたいと、参議院の改革を現在模索中であります。その第一の手始めといたしましては、議長、副議長の党籍離脱、ことに議長は野党を中心とする絶大な支持によって河野議長が誕生いたしました。従来の審議の非常な非能率等も問題になっておりますが、本日、本予算委員会におきます議論……
○藤田進君 私は、いまここで直ちにといっても無理があろうかと思うのですが、これは非常に重要な結果をもたらすような気がしてなりませんが、気象庁は――いま秘密文書にも心配されておることが書かれておりますが、これを否定した発表をしておりますね。その辺を詳しく聞きたいと思うのです。御承知のように広島の二百五十倍にもなりますと、広島の場合に相生橋というあの大きな橋は合掌のように上がっておりますし、そうして朝の八時十五分の満員電車が倒れないでそのまま――あの戦時中ですから一ぱい乗っておるのに、そのままレールのはるか向こうへ何台もそのまま持ってきているんですね。いまのは一例ですが、こういう大きな、この二百五……
○藤田進君 関連。 非常に重要な条約局長の発言のように思いますので、特に質問者からお許しを得て関連をしたいと思います。 第一の、この尖閣列島について、アメリカの上院における証言と、いまの答弁は、かなり違うように私は思う。私の間違いならば御指摘いただきたい。アメリカとしては、尖閣列島はかかる紛争もあることであるから、アメリカは直接これに関与しない形であると、こう言っているように思います。 それからさらに重要なのは、防空識別圏云々というよりも、日韓条約に関連して、総理、いまの総理佐藤さんは――韓国の国会では竹島は、これは韓国の領有である、日本もこれを認めているんだと、こう言っていて、その速記……
○藤田進君 午前壁頭の開会について、慣行等による運営に照らして遺憾な点があったように思います。それは、開会前に必ず理事会を前置されて、そしてその中できまった方向で委員長は議事を運ばれることになるわけでありますが、私は、いま委員長の今後運営にあたっての信条を申されましたが、慣行を尊重するという、単にそれだけでそのまま了承をするについては若干疑義がございます、ので、これを委員長にただしておきたいと思います。 で、問題は、ことに会期末になると与党はいたずらに議案の議了をのみはかって、非常な無理な委員会の運営をされようとする。これは今国会に限りませんが、私は、木村委員長は隣の岡山ですから、人となりは……
○藤田進君 ちょっと関連して。 いま、小柳委員の要求に基づく機雷の一覧表を見ますと、たいへんな残存数ですね。ことに、瀬戸内海の残存個数を見ても、まだ、大阪湾から紀伊水道の狭い範囲で四百八、広島湾――これはまことに狭い湾ですね、これが三百九十一、かなりの密度ですね。これら合計してまだ五千発から残っている。どうもいまの、掃海艇をいまからつくってやりましょうということは、いかにもいままで何をやっていたのかということに驚くわけですが、これについてもう少し安心のできる状態にしていただきたいと思うし、それから、これは運輸省と防衛庁、他にも関連があるでしょうけれども、特に毒ガス弾の終戦時海中に投棄したもの……
○藤田進君 どうも苦しい答弁で、あいまいなようですが、ここで整理してみたいと思うのですが、国鉄運賃の改定によって昭和四十七年度さらに四十八年度のそれぞれ年度別に幾ら増収になるのか、これもあらためて聞いてみたい。それから、いま、今度の仲裁裁定の実施に伴う人件費増で三百億くらい足りないと言われておりますが、これはいろいろいま総裁が言われたような計算方法で、昭和四十七年度幾ら足りないのか、まず、それからきちっとしておきます。
【次の発言】 私が聞いているのは、運賃とはかかわりなく、いまの成立した予算から見て、人件費部分だけを出してみると百八十二億足りないということなんだが、これは千七百八十億の増収と……
○藤田進君 いまの将来見通し等を含む議論は、おおむね結末は水かけ論に終わるような気もいたしますが、しかし、この種経済関係については真険にやはり取り組んで、政府も、また国会も、できるだけやはり見通しについてはあまり大きな隔たりのないような視点に立った将来計画という基礎を固めなければならぬと思うのです。で、まあいろいろと国鉄提出の資料もいただきまして四十五年度の監査報告書、その「総説」、一ページにも出ておりますように、いまお聞きいたしますと、運輸大臣は、国鉄輸送の前途洋々たる展望をこまかく意見として発表されましたが、わが国における輸送のシェアを見ましても、これは運輸省の資料、国鉄監査委員会の資料で……
○藤田進君 私は、結論的にお伺いをして、その他は意見を付して、二度と再びかようなことのないように万全を期しますということを何度も聞いたわけです。それで、いま日航の専務の話を聞くと、万全の訓練をしている。まるっきり、聞いておると、地球に引力があるから、落ちるのがけしからぬぐらいの答弁をどうも思わせる。かつて櫻内通産大臣が炭鉱の爆発事故で直接引責辞職をいたしました。この際やはり、そういった、ことに日航の場合など国際線であり、世界にこういう汚点を残すわけです。のみならず、この多数の人たちが一瞬に生涯の命を断ち切ってしまう。これは突く反省をしてもらいたいと思うのです。四十年やってるという、そういう意識……
○藤田進君 関連して。私はつくづく最近感ずるのは、二木委員の説についてですがね、交通の動態の実態というものも常につかんで航空局長はやらなきゃならないが、そこには、地元なり、国会議員なり、いろんなものがぶらさがって、やりにくい点もあろうかと私は思うわけです。かりに宇部の場合を見ても、大阪空港が新しくといいましても、あなた御承知のように、とてもここ、どうでしょう、十年かけてできますか、羽田空港の拡張が何年でできますか。だから、あるときは羽田空港を拡張すれば、大阪空港が拡張されれば、すぐもうあしたから宇部から毎日何便でもやりましょうというふうに聞こえますけれども、とてもそういうことにならないですね。……
○藤田進君 関連。阪神高速の南理事は技術のほうですからお伺いしてみますが、ちょうど大阪にいて、首都高速と同じペースであったらと私は思いました。首都高速もはっきり言って相当危険な直前に通行車が見つけて連絡してきたというケースですが、そこでいろいろ調査されたようですけれども、結論的に言えば、設計のミスはない、施工にさしたるミスもない、若干亀裂を生じ、剥離した地点のコンクリートに弱体がやや見られた、このように聞けたわけですね。 そこで、まず公団南理事にお伺いしますが、私は常に思うのに、最近の設計者自身にも、私は設計自体にも問題があるし、施工にも問題があったのじゃないだろうか、これが大きな二つです。……
○藤田進君 関連して。環境庁長官、あなたには商工委員会に来ていただくということで期待しておりましたが、参議院選挙の大阪の応援に行かれて、どうも結果は残念でございました。 さて、いずれ商工委員会には、いまかかっている化学物質法案でぜひお願いしたいと思いますので、委員長に特にお許しをいただきましたので、あと一分余りですが、いろいろ感じますのに、ここまできているということに対する責任、あなたはこの間、世界環境記念日等ではなかなかいいことは言っているのですね。いいことを言っている。これはもう大石長官以上のことを言っている。 私は大石長官、それからあと小山さんですか、これはまあ製薬会社の効能書、営業……
○藤田進君 若干確かめておきたいことがあるのですが、特に問題点をしぼってお尋ねをしてみたいと思います。 この法人は、先ほどのお答えでは、法人自体の骨格をこれできめているということなんですが、いま調査室で調べさしておりますけれども。一体、世にある法人定義の中ではどういうものに入るのだろうか、これが一つ。 それから、出資金が当面発足にあたっていわゆる資本金で、これは構成は半々ずっということでありますが、その第一点は、幾ら予定されているのか。それからあとは保険会社等あるいは金融機関の出資をお願いするということですが、その見通し。若干そういう団体等あるいは個別企業について当たった結果、出資可能であ……
○藤田進君 本院商工委員会は、本日から化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律案について審議を進めますが、まず最初に、水産庁から、先般発表になりましたPCB汚染についての詳細な事実関係についてお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 要するに、瀬戸内海、それに淡水湖である琵琶湖、さらに日本海、日本列島周辺を取り巻いておりますが、この発生源についてそれぞれ個所別にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると農林省は、漁民がそれぞれ自主的に調査をし、そして発生源に対しての諸般の補償なりそういうことはすべてどこにどのようなことをするか、一切をこれにゆだねると、そうとっていいんでし……
○藤田進君 やがて環境庁長官も御出席いただくようでございますから、見えましたら、時間の都合でそのほうに切りかえさしていただきます。 先般、質問をいたしまして、大半は問題がまだ究明されず残っておりますが、本日、理事会の模様を承りますと、きょうじゅうにできれば質疑を終了したいとの意向のようでございますから、これに協力いたしたいと思います。 そこで、先日、各省庁にわたる、主として通産省についての質問の通告をしておきましたが、この点もしそちらで整理ができてお答えができれば、私のほうから反復しないで、指摘申し上げました諸点について一とおりの御答弁をまず承って議事の促進に供したいと、かように思います。
○藤田進君 両先生にお伺いしてみたいのですが、内容がまだ詳しく私ども政府の考えを伺っておりませんので、参考人のお二人から特にお伺いいたしたい点を指摘してみたいと思います。 この種研究機関というものは、今日かなり数はあるように思うんです。中央、地方を通じ、あるいは公的、あるいはまた大学その他におけるもの。ところがわが国の場合、いまも触れられておりましたが、いわゆる知能、頭脳の輸出といいますかね、結局役に立つ者は諸外国へのある程度のあこがれもありましょうし、それからかなり労働条件もいいしといったようなことで、一たび参りますと帰ってこないです。私のところにも十年籍は置きながらどうしても帰ってこない……
○藤田進君 通産大臣の時間的予定等から、まず質問の順序を変えまして、通産大臣を中心にお伺いいたしたいと思います。 きょう私が質疑をいたしますのは、協定あるいは規定等によるあるいは認可、いわゆる管理価格、こういったようなことについてお伺いをしたいということでありますが、通産省、通産大臣所管では電気、ガス、これがいま値上げ申請がきていると、あるいはガスについてはもう地方通産局長名で認可していると、こういう状況ですが、まず事務当局でもけっこうですが、現在電気、ガスについての申請がなされている会社あるいはその内容、さらにガスについてはすでに最近認可されたところ、あるいは電気、ガスについて今後少なくと……
○藤田進君 関連して。いろいろ御方針があげられておりますが、国務大臣でもある長官にお伺いをいたしますが、いま何といっても国民の信頼、ことに科学技術庁が科学的にものを実施していくべきにかかわらず、今回のような事態が出た。その前はまた科学技術庁の汚職。科学技術庁の、伏魔殿というかね、これが問題なんです。私いま調査中ですからいま申し上げるのは適当であるとは思いませんが、今度のこの日本分析化学研究所についてもこれは「御承知のような問題が発生しました」というけれども、われわれは公式的には詳しいことは聞いておりません。これはもう政府筋からそういうごまかしをやってくれという依頼があった、どうも新しい事実が出……
○藤田進君 関連して。
経過の詳しいことはあらためてまた他日聞くとして、政府委員、説明員でとりあえずいいですが、伝えられるところによると、五月、審議会のほうは審議結了、答申という段階になるのではないか。これはどうです。法務省の諮問した側から見ると、いつ法制審は答申をする見込みと考えているか。
【次の発言】 夏というけれども、サマーは七月、八月というが、そのどちらです。
【次の発言】 それはどういう内容の答申になりますか、個々の条文は別として。並列になるのか、問題の条項について採決してでも一本化してくるのか、少数意見という形になるのか。どういうふうになります。
○藤田進君 議事進行。きょうの発言順位あるいは時間等、われわれまだ承知いたしておりませんが、いま理事から仄聞いたしますと、割り当て時間等、まことに了解しがたい状態であります。このままおやりになりますと、国会というところは一回やれば、それが先例だとかというようなことになって、われわれも発言をしたいわけでございますが、そういう点を委員長どうお考えになりますか。(「制限なし」と呼ぶ者あり)この連合審査会としては、まだ何ら聞いておりません。
【次の発言】 はい。これはやはり委員長からきょうの進行についてどういうふうに、順位はどうとか、大体これは事務局がそれぐらいの用意をすべきなんです、記録にも何も載ら……
○藤田進君 それで、おそらく全員中西公述人にあるのではないかと思うんですが、どうしますかね。十二時までといいますとかれこれ十五分しかありません。だから、順次というようなことを言われましても、事実上不可能じゃないでしょうか、どうお考えでしょうか。
【次の発言】 関連質問。大学では流通経済を担当されているそうでございますが、時間がないのが非常に残念でございます、繰り合わしていただくことができないそうで。
そこで公述人にお伺いいたしますが、所論は結論的に条件つき賛成ということを明快に言われておりますわけですが、その過程では、いわゆる原価主義、総合原価主義について論じられて、現在総合原価主義だが、若……
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