このページでは藤田進参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○藤田進君 ただいま、安井議長発議、満場の皆様方の御賛成をいただきまして、永年勤続表彰をいただきました。本当にありがとうございます。 私ども、昭和二十八年当選をさしていただきまして、いま、徳永議員より身に余るお祝いの言葉をいただきましたが、かように風雪を重ねてまいりました。 ちょうど昭和二十八年は吉田茂内閣でございまして、第十六国会、今回が第八十四回でございますから、差し引きますと六十九回の国会を経験することになります。特に終戦直後、昭和二十八年十六国会は、冒頭、電気事業労働者に対するスト規制法が上程され、自来、警職法、教育二法あるいはまた日韓、安保、さらに大学管理法等々、この議場狭しと、……
○藤田進君 私は、日本社会党を代表いたしまして、当面する諸問題、いま国民の皆さんが重大なる関心を持っておられます諸点について、総理に御質問申し上げます。 まず、政治姿勢についてでございます。 一九八〇年代のわが国の政治、経済、社会、これらは総理の言うように大きな転換を迫られているのであります。激しいインフレ、物価高と不況が同時に進行するいわゆるスタグフレーションが深刻化し、第三次資源エネルギー危機という時期を迎え、失業や倒産、地価の高騰や住宅難に加えて、高齢化社会の中での老後の不安など、いま国民は憂慮と不安に包まれ、政治に明るい見通しと方策を求めているものと判断されるのであります。 ロッ……
○藤田進君 先ほどの大木君の質疑に関連してですが、三点お伺いしておきたい。これは大蔵大臣から。 医師税制特別措置について何とか片をつけたい、速やかにと。これは住々にして誤解、解釈が残ってしまいまして、この片をつけたいということは、いわば答申にもあるように、この際再検計して、特別措置についてこれを撤廃するというのも一つの片のつけ方でしょう。それからもう一つは、速やかにと言ってみても、これなかなか与党の中を見ても議論はあるように承っております。したがって、速やかにと言うが、五十三年度の財政収入に間に合うようにこれを措置するのか、これが一つの点であります。 それからもう一点、第二点は、どうも閣内……
○藤田進君 私は、ただいま可決されました一般会計の歳出の財源に充てるための産業投資特別会計からする繰入金に関する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 一般会計の歳出の財源に充てるための産業投資特別会計からする繰入金に関する法律案に対する附帯決議(案) 一、政府は、政府関係金融機関の貸倒引当金等の繰入れ限度については、過般の行政管理庁の勧告の趣旨に則り、その繰入れ率の引下げ等引き続き検討すべきである。 一、政府は、財政民主主義の趣旨に則り、特……
○藤田進君 私、大きく二つお伺いしたいのですが、いま赤桐委員から指摘しております設計、仕様書に基づいた施工というものについて、そのとおりでなければ手直しを命ずるとか言われますが、これはもう当然のことですけれども、現場では仕様書、設計書に基づいて果たして施工されているかどうかがその都度進行していく工程の中で管理する以外にないのです。私も長年現場はやってきましたがね、なかなか油断ができないのが、昔もいまも現場の実態です。ですから、仮にボーリングの結果、摩擦ぐいにしようということで二十メーターを考えてみたが、実際打ってみると、そう入らなかったり、あるいはそれ以上にどんどん入っていくパイルもある。いい……
○藤田進君 いよいよ本日から、当院におきますかってない大型予算の審議に入るわけでございますが、質疑に入ります前に一言総理にお伺いをし、御回答をいただきたいのですが、今回の予算については衆議院の段階におきまして約三千四百億の修正を見ていると聞くのであります。昨年も同様にこの修正が行われてまいりましたが、これは当然に原案の一部修正として本院に送られてきたわけであります。今回見ますと、何らの修正なしに送られてまいりましたことはまことに遺憾だと思うのであります。これについて政府の御見解をまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 総理にお伺いしているのです。
○藤田進君 関連。
【次の発言】 私どもが承りましたのは、黒柳委員の質疑中の三時三十八分でございます。私は時間を争うわけではございませんが、すでに夕刊には印刷で詳しく出ております。発表が三時三十二分で、私どもがただいま聞いたのが三時三十八分、六分間で印刷ができるわけはない。そういった点をもっと詳しくここで釈明いただきたい。野党は、委員各位がそれぞれ現下の経済情勢をおもんばかり、公定歩合については日銀総裁の出席を求めてそれぞれ聞いたわけであります。目下のところ考えていないということでございましたが、いずれにしても、こうして国会が開かれている以上、かって問題になったように、できるだけ議会を通じて国……
○藤田進君 関連して。 お答えいただくための具体的な質問をいたしますが、結論的に、完全に消化して従来のように次年度繰り越しその他消化不良はないということのようですが、私は現地のいろんな調査その他の過程で、公共事業費の非常な大きなウエートを占めているものの中に、たとえば用地買収費、これが必ずしも消化できるかどうかについては少し所見を異にしているわけです。まあしかし、これを消化しようという熱意のあらわれと言えばそれまでですが、かなり基本的人権をじゅうりんした形で、特に道路の立ち入り測量あるいは丁張りかけぐらいまでは所有権者――地主等に適法な手続もしないまま踏み込んでいく、これがこじれてしまう、あ……
○藤田進君 ただいま議題になりましたそれぞれのうち、いわゆる農住法に関連して建設大臣に質疑をいたしたいと存じます。 御承知のように最近地価がかなり高騰気勢にあるわけでありますが、他面、宅地供給を見ますと、昭和四十七年をピークにかなり急激に下降線をたどっているわけであります。これをどのように打開していくかということ、豊富で良質で低廉な宅地供給という見地からいたしますと、私はなかなか今日並びに将来にわたって問題を持っているように思うのであります。 そこで、第一の点についてお伺いいたしますが、それは、いわゆる不況対策ということで、特に三木内閣以来公共投資公共事業を大幅に、国債発行等によりまして今……
○藤田進君 二つのことを長官に聞きたいと思うんです。 一つは、いま同僚議員からも質疑がありましたように、地域振興、地方開発、これは、私、戦後ざっと調べてみますと、国の予算の配分、かなり北が厚くて南が薄い。その間にオリンピックとか万博とかいったような特別な事情のある地域もありますがね。私は、やはり、国土開発の総元締めとも言われる、均衡のとれた総合的開発ということ――過密地域はやたらに過密になる、社会資本の充実に追われていく、過疎地域はもうだんだんと過疎化していく、そして、わが国のように人口密度の高い、領土の狭いといったような諸般のことを考えてみて、ここらで少し国土庁とされても以上申し上げたよう……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。