荒木清寛 参議院議員
16期国会発言一覧

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荒木清寛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは荒木清寛参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院16期)

荒木清寛[参]本会議発言(全期間)
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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 参議院本会議 第14号(1993/04/28、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま政府から報告のありましたPKO活動の実施計画について質問をいたします。  先般、国連ボランティアの中田厚仁さんがカンボジアで凶弾に倒れたことは痛恨のきわみであり、心から御冥福をお祈り申し上げます。  長年勤務した商社からの退社を決意した父中田武仁さんの、「人生に悔いはないが、厚仁の行動気持ちを継ぐためにも国際平和にかかわる仕事で再出発する」との訴えは、私の胸を深くえぐりました。総理、あなたはこの御遺族の訴えと行動をどのように受けとめましたか、まずお答え願います。  冷戦後の世界にあって、日本は国連中心主義を外交の基本とするべきです。特に、……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 参議院本会議 第16号(1995/04/14、16期、平成会)

○荒木清寛君 私は、平成会を代表しまして、ただいま議題となりました刑法の一部を改正する法律案について質問いたします。  社会に犯罪はつきものであります。社会は犯罪の撲滅を目指して努力しなければなりません。刑法はその一つの手段です。しかし、それは単に一つの手段にしかすぎません。真の犯罪対策は犯罪原因そのものの除去でなければなりません。  この点、昨今の我が国では、世界一の安全な国と言われたその安全神話の崩壊を思わせる重大事が続いております用地下鉄サリン事件と國松警察庁長官に対する狙撃事件は、極めて卑劣なテロであり、法秩序に対する露骨な挑戦です。さらに、オウム真理教施設に対しては殺人予備罪などの容……

荒木清寛[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院16期)

荒木清寛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 外務委員会 第1号(1992/12/07、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 議題となっておりますバーゼル条約につきましては、開発途上国への公害輸出を規制し地球環境の保護を進めるという趣旨でございまして、賛成であります。むしろ我が国の条約の締結が遅きに失したという感が否めないわけでありますけれども、締約する以上は我が国が地球環境の保全に積極的な姿勢でいるということを示していく必要があると思います。  そこで、大臣にひとつ決意をお聞きしたいのですが、この条約の運用には、国際的な窓口となる外務省は当然でございますけれども、関連の国内法規を所管している通産省、環境庁、厚生省との緊密な連携関係が必要であると思われます。今回は通産省または環境庁との間の調整がおくれて……

第125回国会 予算委員会 第7号(1992/12/10、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 私からは総理に何点かお伺いをしたいと思います。  政治倫理綱領によりますと、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」、そのようにございます。刑事責任につきましては有罪判決があるまでは無罪が推定される、そういう原則があるわけですけれども、事故治家に関しましては、こうしたみずからの政治姿勢に疑惑が持たれた場合には、その疑惑を晴らすために積極的に努力をしなければならない。その結果、なお重大な疑惑が残った場合には政治責任が生ずる、そういう趣旨だというふうに理解をしますけれど……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 外務委員会 第1号(1993/03/26、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  先ほどもお話がありましたけれども、外交強化懇談会報告によりまして外務省の定員をおおむね一千人程度を目標にふやしていく、本年度末は四千六百三十九人になるというお話なのですけれども、いわゆる総定員法の関係でこれ以上の増員ができるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 現実には、これ以上の増員をする場合にはいわゆる政令の改正によりまして他の省庁の人員を振りかえる、そういうことになるわけですか。
【次の発言】 そういう面では、大臣は副総理でもありますので十分に指導性を発揮していただきたいというふうに思います。  次に、対米外交についてお尋ねします。……

第126回国会 外務委員会 第2号(1993/03/29、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 今回提出の法案について一点お尋ねいたしますけれども、今回の改正案によりましてグルジアに兼館の大使館が設置をされまして、旧ソ連各国との外交体制は一応整ったということになります。しかし、いただいた資料によりまして数えてみますと十五の共和国のうち実館のない共和国が十一ありまして、旧ソ連各国の計画的な実館化の必要があるというふうに考えます。  また、政局の流動化、また対日支援に的確に対応するためにも、ロシア大使館はかなり兼轄をしているわけでございまして負担が重くなってくると思いますので、このロシア大使館に重点的な人員配置また本省からの応援等を行う必要があると思いますが、この点いかがでしょ……

第126回国会 外務委員会 第3号(1993/04/06、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 まずは大臣が一日も早く健康を回復されまして公務に復されますことを私も心からお祈り申し上げたいと思います。  私の方からは、まず日米航空協定に関しまして若干お尋ねをしたいと思います。  日米間の人的往来の実に八五%が日本人である。しかるに、航空会社の飛行機の供給シェアという意味ではアメリカ側が六五%、日本側が三一%と圧倒的にアメリカのシェアが多いという問題があるわけであります。  今回提出をされておりますネパールとの航空協定の第十条の三項によりますと、両締約国の指定航空企業が提供する輸送力といいますか、それにつきましては両締約国の航空当局が協議をして合意する、そういった趣旨の約束に……

第126回国会 外務委員会 第4号(1993/04/20、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 まずILO条約の批准状況について一つ御質問いたします。  日本はILOの常任理事になっておりまして、またILOに対する分担金の拠出額は現在約三十三億五千万円、分担率は約一一%ということで大変に重要な役割を占めているわけでございます。  一方、昨年の七十九総会までに採択されましたILO関係の条約が百七十三条約ですけれども、そのうち現在までに日本が批准をしているのは四十本にすぎない。一方、OECD各国の平均が約六十五条約の締結ですのでこれに比べますといかにも日本が締結をしている条約が少ないわけでありますけれども、今後のILO条約の積極的な批准の推進につきましで政府の姿勢といいますか決……

第126回国会 外務委員会 第5号(1993/04/22、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 まずコスパス・サーサット計画につきましてお尋ねをしたいと思います。  配っていただきました書簡の五によりますと、コスパス・サーサット計画との提携、衛星制度利用に伴う活動から発生した損害については関係国は損害賠償請求権あるいは訴えを提起するという権利を放棄する、そういう規定があるわけですけれども、この規定の制度の趣旨を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、また逆に宇宙損害責任条約というのがありまして、これは無過失責任を規定しているわけでありますけれども、例えばコスパス衛星あるいはサーサット衛星から何か落下して地上の物件に損害があったというような場合の責任問題といい……

第126回国会 外務委員会 第7号(1993/06/10、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 まず条約についての質疑の前に一般外交問題を二点お聞きしたいと思います。  一つは日米関係ですけれども、今後始まってまいります日米包括協議でアメリカが日本に対して出してくる要求が明確になってきたわけです。大統領あるいはカンター通商代表の発言を総合しますと、まず日本の経常収支の黒字については今のGDP比率三%を三年後には一、二%にまでいわゆる半減させる。また、工業製品輸入のGDPに占める比率についても、現行は三%でありますけれども、これを相当引き上げる、三〇%程度引き上げるというふうに数量目標を定めて要求をしてくるということが明らかになってきたわけでありますけれども、これに対して政府……

第126回国会 予算委員会 第7号(1993/03/23、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 租税特別措置法四十一条の十六によりますと、政治団体に対する個人献金につきましては一定の要件のもと寄附金控除の対象となっております。この制度の趣旨を説明してください。
【次の発言】 立法の趣旨はどういうところにあるんですか。この制度の目的です。
【次の発言】 自民党の愛知県会議員十七名、名古屋市会議員十名がいわゆる回し献金を行っていたことが判明をいたしました。この事案の概要と、この回し献金が寄附金控除の対象となるのかどうか、お答えを願います。
【次の発言】 国税当局及び自治省はこのいわゆる愛知の回し献金問題につきまして調査をし対処をしているわけでありますけれども、その内容について報……

第126回国会 予算委員会 第12号(1993/03/31、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、ただいま議題となりました平成五年度総予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  佐川事件、皇民党事件と、次々に政治の金まみれの実態や暴力団との黒い関係が暴かれ、国民の政治不信は今や頂点に達しております。さらに、金丸前自民党副総裁の想像を絶する巨額な脱税事件は、政治資金に名をかりて完全な違法手段で私腹を肥やした行為であり、政治家の名誉と信頼を完全に踏みにじった断じて許しがたい悪行と言わなければなりません。ここまで失墜した我が国の政治倫理を根本的に立て直すためには、一切の企業献金の禁止を柱とした厳格な政治資金規正法の制定が不可欠であり、今……

第126回国会 予算委員会 第14号(1993/04/02、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  きょうは大変にお忙しいところをお出かけいただきまして、ありがとうございます。  私の方から何点がお聞きしたいと思いますけれども、先ほどの先生のお話ですと、国政調査権と検察権あるいは司法権との関係という話で、裁判所に係属中の事件の場合には裁判に不当な影響を及ぼすと認められる場合には調査権の行使が制限をされると、そういうお話であったように思います。さきの国会の場合にも、東京佐川急便の渡邉元社長を東京拘置所で調べるということがあったわけですけれども、そのときには裁判所の方からの指示といいますか、によりまして、公訴事実にかかわる問題については質問をしない……

第126回国会 予算委員会 第18号(1993/05/31、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  公明党は、PKO協力法をつくるために熱心に推進してまいりました。もはや一国だけの平和主義を願うことは許されない、日本も世界の平和のために汗をかいていくべきだ、そういう国際貢献という立場からこの法律を推進したわけでありまして、その判断に誤りはなかったというふうに確信をしております。  しかし、今回初めてのPKOでありますUNTACにおきまして、二人の我が同胞がお亡くなりになったわけでございます。中田厚仁さん、そしてきのう合同葬がありました高田晴行さんでございまして、私たちは悲しみを新たにしております。  そして、この高田晴行さんの殉職を受けまして、……

第126回国会 予算委員会 第20号(1993/06/08、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 私は、公明党・国民会議を代表し、平成五年度補正予算三案に対しまして、反対の討論を行います。  佐川事件、金丸前議員の巨額脱税事件の発覚と金権腐敗政治に対する国民の怒りは限界を超えております。抜本的な政治改革を今こそ実現するべきであります。既に、公明党を初めとする六野党会派は、選挙制度改革で与野党合意を目指す第三案、すなわち妥協案としての連用制を正式に提示しております。今国会で政治改革が実現できるか否かは、自民党の決断いかん、なかんずく宮澤総理のリーダーシップにかかっております。政治改革つぶしは国民に対する裏切りであって、絶対に許されないことをまず最初に主張いたします。  以下、予……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 外務委員会 第1号(1993/10/19、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 荒木でございます。まず、大臣にお聞きしたいんですけれども、冒頭の所信表明で従前の外交政策を継承し発展させる、そういうことをお述べになりましたけれども、私はこの発展させる、その言葉に非常に期待を抱いているわけでございます。大臣にお聞きすることは、従来の外交姿勢についてここは変えていきたい、あるいは自分の任期中にこれはぜひともやっておきたいということがあれば、ぜひここでお聞きをしたいというふうに思います。
【次の発言】 大いに期待をしたいと思います。  それではロシア関係につきまして、なるべく重複を避けましてお聞きをしたいと思います。  今回の放射性廃棄物の投棄につきましては、ロシア……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 外務委員会 第1号(1994/03/29、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 議題となっております条約につきまして、まず大臣にお伺いしたいと思います。  児童は、その人格の完全かつ調和のとれた発達が確保され、社会の中で個人として生活するために十分な準備が整えられることが必要である。これが条約の基本的な考え方と思う。このように、これは前総理が本会議でおっしゃっているわけですが、今、日本の児童また子どもが現実にそういう環境に置かれているかどうか、大臣の認識をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、この条約の理想と日本の現実との間にはかなり乖離があるんじゃないかというふうに率直に考えるんですね。例えば教育の問題にしましても、二十九条では「児童の人格、才……

第129回国会 法務委員会 第3号(1994/06/20、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 私からは二点お伺いをしたいと思います。  刑事施設法案につきましては、被疑者の弁護に当たっております弁護士会から強い反対があるわけでございます。法務省におきましても、過去に三たびこの法案を国会に提出をいたしまして、昨年の衆議院の解散によりまして三度目の廃案を迎えた、そういう経過があるわけでございます。その後、政権交代ということもありました。また、昨年の十一月四日でございますけれども、国連規約人権委員会が日本の代用監獄につきまして一つの意見を述べるということもございました。これにつきましては、弁護士会あるいは法務省でその受けとめ方は若干のニュアンスの違いがあるとは思っておりますが、……

第129回国会 法務委員会 第4号(1994/06/21、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 まず、大臣にお伺いをいたします。  昨日は法制審議会に刑法の現代用語化につきまして諮問をされました。今回改正になります商法につきましても、明治三十二年の制定でございまして、文語体、大変にわかりにくい、そういう表現になっているわけでありまして、現代用語化に取り組む必要性というのは刑法と変わりがないと思います。  この点、大臣におきましては今後どう取り組んでいかれるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど来自己株式取得のいわゆる規制緩和に伴ういろんな弊害につきましてお話がございましたので私からも、法律に違反をして自己株式を取得し、会社の財産を危うくした場合の取締役の責……

第129回国会 予算委員会 第1号(1994/02/23、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  まず、総合経済対策につきましてお尋ねをいたします。  今回の総合経済対策は、大変厳しい財政状況ではございますけれども、総額十五兆二千五百億円という過去最大の規模を確保しております。しかも、内容を見ますと、公共工事につきましては国民生活の質の向上につながる分野への重点配分、さらには大型所得税減税、また雇用や住宅等暮らしに身近な対策、さらには規制緩和など個人向けの対策等が盛り込まれておりまして、一言で言いますと国民生活の現場を重視した経済対策である、そのように私は評価をしております。  そこで、まず総理御自身に、この対策のねらいと期待されて……

第129回国会 予算委員会 第10号(1994/06/03、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  きょうは、我が委員会の調査に御協力をいただきまして、ありがとうございます。  先ほどもありましたけれども、我々は決してその個々の責任を追及する場としてきょうを設けたわけではございませんで、ゼネコン汚職あるいは業界による不当な取引制限、そういったものを根絶していこう、そういう趣旨でやっておるわけでございます。しかしながら、先ほど来の参考人の御発言を聞いておりますと、参考人は、埼玉営業所の副所長、また現在も関東支店の参与という重責にあるわけでございますけれども、そういう方の御発言として伺いますと、本当にこの業界が真摯に反省をしているんだろう……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 法務委員会 第2号(1994/10/27、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 裁判所と申しますところは、憲法の番人、また人権保障のとりででございまして、そういう重責にある裁判官が報酬の面でも優遇をされておる、このことにはだれも異論がないと思います。ただ同時に、国民が今裁判官あるいは裁判に望んでおりますことは、何とかもっと裁判が速くならないのか、特に民事裁判についてはそういう要望が強いのではないかと思います。せっかく裁判を起こしましても、裁判官みずからが、裁判にすると時間がかかるから和解にしたらどうですか、そういうお話があるというのが一般の実態でございます。  そこで、まず冒頭、大臣に、こうした訴訟遅延という事態について何か所感がありましたらお伺いしたいと思……

第131回国会 法務委員会 第3号(1994/11/08、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 まず大臣にお伺いをいたします。  今月の三日になりますが、有力新聞に憲法改正試案なるものが発表になりました。これは一マスコミの試案ではございますけれども、海外からも論評が来るほどの大きな波紋を投げかけておるわけでございます。私は、この憲法改正を論ずること自体は決してタブー視すべきではない。今回の論調にも、そういう憲法改正を言うこと自体が非常にタカ派的な発想であるとかあるいは反動的である、そういう論調もあったわけでございますが、それは私はくみしないわけでございます。  しかし、私なりによくよくいろいろ思索をしてまいりましたが、現段階では憲法を改正しなければ解消できないような矛盾ある……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 法務委員会 第2号(1995/02/17、16期、平成会)

○荒木清寛君 まず、今回の大震災で亡くなられました五千三百人を超える皆様の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様に対し心からお悔やみを申し上げます。また、負傷された皆様、さらには避難生活を余儀なくされている皆様等を初め被災者の皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。さらには、寝食を忘れて復旧復興のために活躍をされておられます関係者、ボランティアの皆様に心より敬意を表する次第でございます。  そこで、まず大臣に震災対策についてお尋ねをしたいと思います。  法曹三者震災対策連絡協議会というものもできたようでありますし、大臣が陣頭指揮をとっていらっしゃるという話も聞いておりますので、そ……

第132回国会 法務委員会 第4号(1995/03/10、16期、平成会)

○荒木清寛君 私は、今回の定員法につきましてもちろん賛成でございますが、特に裁判官につきましてもっとふやすべきであると、そういう趣旨でいろいろと質問をさせていただきます。  昨日来、いろいろ最高裁から資料を取り寄せて見ておるわけでございますけれども、一つ、根本的に疑問に思いましたことは、我々といいますか私などは、もう裁判官不足ということは一つの所与の前提として議論をしてきたわけでありますけれども、果たして最高裁はこの現状を、裁判官が不足しているんだ、そういう認識を本当にしているんだろうかというふうに思ったわけなんですね。  その点の、まず、認識を最初にお聞きしたいと思います。

第132回国会 法務委員会 第6号(1995/03/16、16期、平成会)

○荒木清寛君 先ほどからもう議論になっておりますが、この法案の提案理由説明の中にも「更生保護会の現状を見まずに、その経営基盤はなおも脆弱」であると、そういう指摘がありまして、国としても改善方に取り組んでいきたいということであろうかと思いますし、私も調べてみるほど、本当に更生保護会の特に経営者の方は大変苦労されているというふうに思うわけでございます。  不十分な職員体制あるいは後継者難あるいは施設の老朽化等、多くの問題を抱えているわけでありますが、例えばこの職員数を見ましても、定員二十人の施設で四人が基準というふうに聞いております。もしもそうであれば、他の福祉施設等に比べますと随分格差がありまし……

第132回国会 法務委員会 第7号(1995/03/17、16期、平成会)

○荒木清寛君 本年度予算の国会提出直前に大震災が起こったわけであります。私は、本来は、この大きな震災を踏まえまして、予算の編成をし直して提出をすべきであったというふうに考えております。もう今さらそれを言っても間に合わないわけでございますが、そういう観点から法律扶助事業に対する国庫補助ということを指摘したいと思います。  財団法人法律扶助協会では、本年度予算に対しまして五億八千二百万円の国庫補助の要求をいたしまして、予算ではそのうちの二億五千二百六十九万七千円が認められているわけであります。五億八千万円の要求に対しまして二億五千万円でございまして、諸外国の例等を考えますと、もっともっとこの法律扶……

第132回国会 法務委員会 第8号(1995/04/25、16期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。  まず、板倉参考人からお尋ねをいたします。  先進自由主義国家の中では最も日本の刑法が古いというお話でございました。今の時代にそぐわない部分が数々あると思いますが、その顕著な例といいますか、それを一つ二つ御指摘を願えればと思います。
【次の発言】 昨今のいろんな不穏な社会事象にかんがみますと、テロ集団といいますか組織集団に対する刑罰が十分に整っでいないということは、私もそうではないかと思うんです。そういう場合に、いわゆるこういう事件をきっかけに特別な立法で刑罰を設けるということで足りるのか、それとも、そういうものをきちんと刑法本体の各論の中に盛り込む必……

第132回国会 法務委員会 第9号(1995/04/27、16期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木です。  まず、ゴールデンウイーク直前でございます。年に一度の大型連休、国民を挙げてのバケーションでありまして、私はもうこれは国民的な行事であると言っても過言ではないと思います。  ところが、今、国民の気持ちというのは必ずしも明るい気持ちではありません。先月以来の地下鉄サリン事件、國松警察庁長官の狙撃事件、横浜毒ガス事件、さらには最近のオウム真理教教団幹部に対する殺傷事件、一方でオウム真理教関連施設に対する大規模な捜査というのが現在も、きょうもまた進行中であります。私は、こういう状況でゴールデンウイークに入りまして、レジャーに対する心理的な悪影響、ひいては景気に対する……

第132回国会 法務委員会 第10号(1995/06/08、16期、平成会)

○荒木清寛君 まず、オウム真理教団をめぐる不法事案につきまして質問をいたします。  まず、検察当局におかれましては、大変困難な捜査を遂げられまして、今回の地下鉄サリン事件を初めといたしまして起訴をすることができたわけでありまして、改めて敬意を表し、また激励をさせていただきたいと思います。  このオウムをめぐる不法事案につきまして、先般の衆議院予算委員会で村山総理からいみじくも際どい別件逮捕という発言がありました。以後取り消しをされましたが、私は、率直にそのときにおける感想を述べたんではないかというふうに思います。実際、今回の捜査方法をめぐりまして、別件逮捕であるとかあるいはないとか、あるいは別……

第132回国会 予算委員会 第11号(1995/03/09、16期、平成会)

○荒木清寛君 おはようございます。平成会の荒木でございます。  私は、総理には初めて質問をいたしますので、まず政治姿勢につきましてお伺いをしたいと思います。  今、大変な緊急事態でありまして、震災対策、行革、東京共同銀行問題、急激な円高等、まさに政治、なかんずく総理のリーダーシップが問われている時期であると思います。  そこで総理に、この八カ月、日本のトップリーダーにあられたわけでありますが、その間の率直な御感想、特に御自身として十分なリーダーシップを発揮されたのか、あるいは三党で合意をしなければ何もできなかったのか、その辺、まずお伺いしたいと思います。


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 国際問題に関する調査会 第閉会後1号(1992/12/17、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 私から簡単に須之部先生にお尋ねしたいと思いますけれども、先ほど日本ならではの国際的な寄与というのを今後考えていくべきであるというお話がありまして、特に知恵を出すという形での貢献というお話をされましたが、具体的に何かイメージを持っておられましたらお教え願いたいということと、あと、軍事的な寄与ということでは、平和憲法のもとで日本が何かできることがあるのかという点と、さらに、国連への貢献ということにつきましては、安全保障理事会の常任理事国になるかどうかというような議論もあるわけですけれども、その点について先生の御見解をお教え願いたいと思います。


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1993/02/26、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 荒木でございます。  山本先生にお尋ねしたいんですけれども、先ほどのお話で、冷戦構造の終えん後の国際社会の多様化ということで、宗教的、民族的、地域的対立の増大、そういう御指摘があったわけですけれども、確かに冷戦後は民族問題あるいは宗教問題というのが非常に激しくなってきまして、内戦の原因にもなっているというところがあるわけですが、そういう面に関して民間外交としてどのような関与といいますか、その問題についてかかわっていくことができるのか、何かアイデアがあればぜひお聞かせを願いたいと思います。

第126回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1993/04/12、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  私、飯田先生に二点お尋ねしたいと思いますけれども、きょうの先生のお話を聞きまして私もこれまでの常識が随分覆されたような気がしたんです。  一点はODAの問題なんですけれども、日本はアジア中心主義でODAをやってきて、その成果もあってアジアとしては常識を覆すような経済発展をしたと。一方、アメリカ、ヨーロッパにつきましてはラテンあるいは中近東ともになかなかその援助の結果が出ていないというお話だったと思うんですけれども、ただ私なんか考えますと、日本がやっていますODAが決してヨーロッパやアメリカに比べて異質の援助をやっているとは思えないわけでありまして、日本が……

第126回国会 平成五年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1993/03/31、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1994/02/09、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。  きょうはありがとうございます。大変貴重なお話を聞かせていただきまして、両先生に一つずつお尋ねをしたいと思います。  まず、平野先生から国際交流のあり方というお話がありまして、EAECを国際交流のネットワークとして使っていってはどうかというお話がありまして、そのときにエラスムス計画ということを一言おっしゃいました。恐らくこれは留学生の域内でのそういう交流の計画ではないかというふうに思いますけれども、簡単にその概要を教えていただきたいのと、その実現の可能性といいますか、あるいは我々にできることがあればぜひとも教えていただきたいと思います。  次に、小島先……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1994/03/23、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。  ちょっと個別的な問題を二点両先生にお聞きしたいんですけれども、五十嵐先生の事前にお配りいただきました論文を読ませていただきまして、エコノミストなんですけれども、軍事的な国際貢献については憲法との関係もあるから慎重にすべきだというお話で、私も基本的にはそうだと思うんです。いわゆる国連の安全保障理事会の常任理事国入りの問題がありますけれども、私はむしろ日本もそういうところに入っていきまして軍事面でない貢献といいますか、具体的には経済力というものを行使して貧困の解決であるとか、あるいはそういうことを通しての信頼感の醸成という分野でリーダーシップが十分とれる……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1994/05/25、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  私も会長の御提案のテーマにつきましては賛同いたします。「二十一世紀に向けた日本の責務」、そういうテーマのもと、二年間調査をしてまいりました。冷戦崩壊後の歴史的な転換期を迎えておりますけれども、二十一世紀の世界経済の牽引車と期待されているのがアジア・太平洋地域でございまして、この中で日本がそのアジアの平和と安定を構築するためにどう国際的な役割を果たしていくのか、そういうことを検討することは大変時宜にかなっているというふうに考えるからでございます。  具体的な調査項目につきましても、本日配付の会長ペーパーの案に基本的には賛同させていただきま……

第129回国会 予算委員会公聴会 第1号(1994/06/20、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  まず、阪中先生に日本の安全保障につきましてお尋ねをしたいと思います。  先ほどの冒頭のお話で、日米安保条約は日米協力体制の基礎であってこれを強化すべきである、そういう趣旨のお話がございまして、私も全く同感でございます。 ただし、この安保条約といいますのはあくまでも冷戦構造の中で生まれた条約でございまして、あるいは片務的である、そういう批判もあるわけでございます。そこで、新しい時代に即したこの日米安保のあり方につきまして、見直しをする必要があるんではないかというのが第一点でございます。  二つ目に、この日米安保条約というのがいわゆるアジア……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1994/11/02、16期、公明党・国民会議)

○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。両先生に一問ずつお尋ねしたいと思います。  平山先生につきましては、日本の伝統として継続の文化である、在来のものの上に新しい文化を受け入れていくというそういう継続の文化であるというお話がありまして、非常に示唆に富む御指摘ではないかと思いました。これは従来のものを生かして破壊せずに積み重ねていくということですから、こういう文化というものは諸外国にも積極的に発信をしていくべきだろうというふうに思うわけでございます。  その上で、自分自身の長所といいますかそれを知る上でお聞きをしたいわけでありますけれども、この継続の文化の淵源といいますかどうしてこういうものが……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1995/02/15、16期、平成会)

○荒木清寛君 私もつい先日まで理事をやらせていただいておりまして大変執着を持っているんですが、ODA基本法はぜひ、この場をおかりして超党派の話し合いでつくりたいというふうに思っております。  それで、もう木庭さんも詳しいお話をしていただいたんですけれども、今評判になっている本で「人間を幸福にしない日本というシステム」というのがありまして、ちょっと読んでみましたんですが、書いてありますことはごく当たり前のことではありましたが、大変本質に迫る指摘というのがたくさんあったわけなんです。  その著者が言いますには、日本というのは一言で言うと政治化した社会であると。要するに、社会の隅々にまで政治の影響力……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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