荒木清寛 参議院議員
17期国会発言一覧

荒木清寛[参]在籍期 : 16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期
荒木清寛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは荒木清寛参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院17期)

荒木清寛[参]本会議発言(全期間)
16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期
第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第34号(1997/06/11、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、平成会を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本銀行法案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  現在、我が国は、経済、社会のあらゆる面において構造改革が求められています。金融システムのあり方についても、これまでの大蔵省主導による護送船団方式、奉加帳方式、密室的な談合などの業者行政を排除し、国民に開かれた透明性のあるシステムづくりが喫緊の課題となっているのであります。しかも、その改革は二十一世紀に通用するグローバルスタンダードに基づくものでなければなりません。しかるに、最近の日本債券信用銀行の支援策あるいは日産生命の破綻処理をめぐる政府の対応を見ますと、相も……


■ページ上部へ

第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 参議院本会議 第7号(1997/11/28、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、平成会を代表いたしまして、ただいま議題となりました財政構造改革の推進に関する特別措置法案につきまして、法案に反対の立場から討論を行います。  去る二十四日、四大証券の一つである山一証券が自主廃業を大蔵省に申請いたしました。長引く業績の低迷に加え、これまで否定してきた多額の簿外債務が社内に存在することが明らかになったこと、海外の有力格付会社から社債の格付を投機的な評価に引き下げられ、市場からの資金調達が困難になったことから自主廃業を余儀なくされたのであります。証券会社の経営破綻としては本年で既に四社目であり、今月三日に会社更生法を申請した三洋証券に次ぐものであります。現在、山……


■ページ上部へ

第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 参議院本会議 第31号(1998/05/29、17期、公明)

○荒木清寛君 私は、公明を代表して、内閣提出の財政構造改革法改正案及び平成十年分特別減税関連三法案の四法案に、いずれも反対の立場から討論を行います。  現在、日本経済は、消費の低迷に伴い企業収益が低下し、それが雇用の悪化や所得減少を通じてさらに消費が低迷するというデフレスパイラルに直面しております。金融不安、雇用不安に加え、社会保障に対する不安が重なり、消費者の消費性向は低下の一途をたどっています。政府が経済対策を打ち出したものの、消費回復の兆しは全く見えず、それどころか株価は低迷を続け、為替は一段と円安傾向を強めております。さらに完全失業率は過去最高の四・一%を記録しました。  こうした事態……

荒木清寛[参]本会議発言(全期間)
16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院17期)

荒木清寛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期
第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第3号(1995/11/27、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。  先ほどの議論を聞いておりますと、与党の委員が政教分離に関する政府の解釈をとらえて、三百代言のように同じようなことをずっと言っていると、そういうことを言っていましたですね。しかし、時の政府の都合によって、また与党の都合によって憲法解釈が変わってしまう、もしそんなことがあったのでは大変なことなんです。ですから、まず確認をしておきます。先ほどの議論を聞いておりましても、宗教団体が選挙運動をする、何かそのこと自体が問題であるというような趣旨の質問が続いているわけです。  そこで確認しますが、宗教団体が政治活動をする、選挙運動をする、これは憲法の政治活動の自由……

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第8号(1995/12/04、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず、北野参考人にお伺いをいたします。  先ほどのお話で、宗教団体に対する課税につきまして、金の入る面だけではなくてアウトプットから見ていくというお話でございましたが、しかし私はこれは現行法の建前からしますとかなり異質ではないかという気がするんです。  要するに、宗教団体が政治活動といいますか政治献金をした場合には、その分について課税をするということじゃないかと思うんですね。  そうなりますと、例えば現行法上、労働組合が政党に献金をしたところでこれは税金がかかる話ではありません。また、株式会社が政治献金をするという場合におきましても、一定の限度において損金算入といいますか、税金が……

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第9号(1995/12/07、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、平成会を代表し、政府提案の宗教法人法の一部を改正する法律案に対し、断固反対の討論を行うものであります。  反対理由を述べるに先立ち、本委員会における与党の強権的な国会運営に対し、強く抗議いたします。  中でも、審議が始まる前から特定の宗教団体の指導者を名指ししての参考人招致が持ち出され、全会一致という五十年にわたる本院のよき慣例を破り強行採決をしようとしたことは、良識の府としての参議院の権威を著しく傷つけたものと断ぜざるを得ません。  反対する第一の理由は、改正手続が拙速であることです。  改正案の基礎となった宗教法人審議会の報告は、十五人の委員のうち七人までが、いまだ同意……

第134回国会 商工委員会 第2号(1995/10/24、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。  法案に入る前に一点だけ大臣にお尋ねをしたいと思います。  先般の四極通商会議は大変に御苦労さまでございました。その中の議長声明で、WTOの中に地域統合に関する新しい委員会を設ける、そういう趣旨の議長声明があったわけでございます。ともすれば排他的になりがちな地域経済圏の動きを今後きちんと各国が監視をしていく、それを確認した意義は私はあると思います。  ところで、日本の場合にはそういった地域的な貿易体制というのはAPECがあるわけでございまして、この十一月に大阪で会議があるわけでございます。  ところが、先般の新聞なんかを見ますと、社説でございますけれど……

第134回国会 予算委員会 第5号(1995/10/27、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。  私は、まず審議会の透明化の問題につきまして総理にお尋ねをいたします。  所信表明演説の中で、行財政改革の断行の一項目として、審議会の運営の透明性の確保を総理は挙げておられますが、これはすなわち現在の審議会には不透明な部分があるということをお認めになった上でのお話でございますか。
【次の発言】 規制が強いから緩和をする、審議会が不透明だから透明化という話だと思うんですね。  ある学者が今の審議会行政のあり方を批判して言っております。  一般に日本の審議会行政にあっては、特定の政治目的が先にあって、その目的を達成させるための手段として、審議会を利用するこ……


■ページ上部へ

第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第4号(1996/06/12、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛であります。  きょうはお三方には大変ありがとうございます。  まず、私は寺村参考人にお尋ねをいたします。  住専処理にかかわった官僚のだれ一人として責任をとっておりません。そればかりか、今度の健全性確保法案によりますと、大蔵省の権限はより拡大をされている。こんなことでは血税投入を迫られている国民には到底納得がいかないわけであります。  そこで、まずお尋ねしますが、昨年十二月付であなたは全国銀行協会連合会の顧問を辞任されましたけれども、これは住専の処理にかかわったという、そういう責任を感じての辞任でございますか。

第136回国会 商工委員会 第3号(1996/02/22、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず、通産大臣に先ほどの日米半導体協定の件をお尋ねします。  先ほどの御答弁で、この問題は二月八日の日米の実務者の会合の後で非公式に持ち出した段階だというお話でしたが、私はその認識は大変甘いというふうに思うんですね。もうこれは報道で明らかになっておりますが、昨年の十二月には大統領自身がカリフォルニアのサンノゼ市の市長に対して、アメリカ政府は今後協定更新後行動的に追求していくというふうに言明していると大きく報道されております。また、先ほどの二月八日の日米の半導体の実務協定ですか、それにつきましても会合が終わった後なのかもしれませんが、報道によれば一時間も激しいやりとりがあったという……

第136回国会 商工委員会 第5号(1996/03/28、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、液化石油ガス法に限って質問させていただきます。  LPGの販売事業者は、粗い数字で三万の業者、三十万の従業員、そして二千五百万世帯に供給をしている。一方、都市ガスは二千二百万世帯ということでございます。  この法律ができました昭和四十二年当時は確かに事故が多いということで制定されたと思いますけれども、今ではその事故も十分の一、そして都市ガスと同等以上の安全性を確保しているというのが現実でありまして、それについての業界の自主的な保安活動というのは私は適正に評価しなければいけないと思います。  そこで、冒頭、大臣にお聞きいたしますけれども、このLPG販売事業者が果たしている意義……

第136回国会 商工委員会 第7号(1996/04/11、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました商標法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党及び新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     商標法等の一部を改正する法律案に対す     る附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい  て適切な措置を講ずべきである。  一 今回の大幅な制度改正が、商標権者に無用   な混乱を生ずることのないよう制度改正の趣   旨の周知徹底を図ること。また、中小企業者   が制度改正等に円滑に対応し得るよう、指   導・相談業務の一層の充実を図ること。  二……

第136回国会 商工委員会 第10号(1996/05/15、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。きょうはお三方、本当にありがとうございます。  まず、石川参考人にお尋ねします。  先ほど齋藤参考人のお話で、電話勧誘取引につきましては指定商品制ではなくて、一律の全面的な規制にすべきであるというお話でありました。指定商品でなくてもマンションの共同経営とか、あるいはワラント等の取引などについてもやはり規制の必要があるというお話でございましたが、この点につきまして石川参考人としてはどういうお考えでございましょうか。
【次の発言】 同じ件を田中参考人にお尋ねします。  先生は産構審の委員でもあられまして、この議論に参加をされておったわけですが、先ほどのお……

第136回国会 商工委員会 第11号(1996/05/16、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず、大臣に冒頭お尋ねをいたします。  昨日、参考人の中の弁護士会の齋藤参考人は、改正案は評価するけれども遅きに失したというお話でありました。あるいは衆議院に来られました悪徳商法被害者対策委員会会長の堺参考人のお話でも、もう既に平成三年ごろからこの法改正を私は進言してきたと。あるいは電話勧誘取引についても平成四年ごろから各地の消費者団体からあるいは消費者行政機関からも要望が来ているはずだ、そういう意味では遅いという御批判があったわけです。  これは、もちろん立法府として怠慢のそしりは免れないわけでありますが、同時に、行政としても今後はもう少しこの被害の実態に敏感に対応すべきではな……

第136回国会 予算委員会 第11号(1996/04/22、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  きょうは、お二人の参考人におかれましては大変にありがとうございます。  まず、私は金澤参考人にお尋ねをしたいわけでありますが、そもそもこの買い取り会社の構想といいますのは、本来は住専の救済のために浮上した構想であると言われております。しかし、事実上、住専問題を先送りして現在の買取機構が設立されたというふうに認識をしているわけです。そこでまず、買い取り会社としまして、住専自体が保有しておった債権を金融機関を通してでしょうか、購入したという実績はございますでしょうか。
【次の発言】 御社はそういう経緯でしょうけれども、そもそも平成四年八月の政府の決定……

第136回国会 予算委員会 第14号(1996/04/25、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  私は、主に住専に絞りまして質問したいと思います。  まず、母体行に対する追加負担につきましてお尋ねをいたしますが、大蔵大臣は、母体行の責任につきましては、三兆五千億円の債権放棄で終わるものではなく新たな負担を一貫して求めてきたということをおっしゃっていまして、きょうも、全銀協の前会長が大臣のおっしゃる趣旨はよくわかるというお話があったということでした。  そういうことを聞きますと、税金投入に大変怒っている国民も少し期待していいのかなというふうに思うわけですが、しかしこの全銀協の前の会長さんは退任の際の会見では、法制上許される最大限の対応をしており……

第136回国会 予算委員会 第18号(1996/05/08、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  私は、きょうは住専問題に絞りまして質問をいたします。  先般、大口借り手であります桃源社の佐佐木社長が証人として来られましたが、そのときに平成二年三月のあの不動産融資を抑えるという総量規制を批判しまして、あの時代あの政策ではナポレオンでも失敗しただろうというふうに言って開き直ったわけです。私も本当に義憤に駆られました。総理は総量規制当時の大蔵大臣であったわけですが、この発言を聞いてどういうふうに思われますか。
【次の発言】 その佐佐木証人の論理からすれば、財政資金の投入は当然だということになってしまうわけですね。  私は、このように借り手からほと……


■ページ上部へ

第138回国会(1996/11/07〜1996/11/12)

第138回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1996/11/28、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。  このオレンジ共済組合の問題につきましては、平成会におきましても徹底した真相の究明が必要である、そういう立場でございまして、まことに緊急ではございましたが、きょうの閉会中の審査になったわけでございます。  そこで、まず私は、今回捜査当局が問題としております出資法の運用の問題につきまして、何点がお尋ねをいたします。  第二条の「業として預り金をしてはならない。」、この規定に違反をして強制捜査等を受けているわけでございます。先ほどもお話ありましたが、この預かり金の要件の一つとして、不特定かつ多数から預かるということがあるわけですが、これはどのような基準で判……


■ページ上部へ

第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第2号(1996/12/16、17期、平成会)

○荒木清寛君 荒木清寛であります。お尋ねをいたします。  今、公務員の綱紀粛正ということが政治また行政にも一番求められているところでございます。そのやさきでありますけれども、私はその中央の行政官庁の最高責任者である、ある大臣につきまして、大臣としての資質にかかわるのではないかという、そういう報道に接したわけでございます。  これは十四日の朝刊でありますけれども、簡単に言いますと、亀井建設大臣が十数年間にわたりある大学のグループ企業が所有する国会近くのマンション、パレロワイヤル永田町の一室を使用料、家賃を払わずに政治団体事務所などに使っていたということがわかったという、そういう報道でございます。……


■ページ上部へ

第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/06/11、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  まず、大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、橋本総理以下、六大改革の一つに金融制度改革を位置づけ、日夜頑張っていらっしゃるという点は敬意を表します。  しかし、今回は、その金融改革の出ばなをくじくような不祥事が、野村証券また第一勧銀にまつわる総会屋利益供与事件でございます。昨日も第一勧銀の役員が逮捕をされたわけでございます。八十八億円の利益供与ということで副頭取以下四人の役員がさらに逮捕されたということでございます。  私は、今回の両トップ企業における不祥事を見ておりまして思いますことは、経営陣に、罪を犯した、違法行為をしたという瞭罪意識がないのではな……

第140回国会 大蔵委員会 第2号(1997/02/20、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  私は、まず財政再建の問題につきましてお尋ねをいたします。  ことしの三月末で国と地方の借金が五百二十一兆円になると、大変な危機的な状況にあるわけです。政府も昨年の十二月十九日に「財政健全化目標について」という目標を設定されたわけです。  そこで、またきのうの報道によりますと、橋本総理大臣も増税なき財政再建を決意している、またそういうことを表明するというお話でありました。ただ、私に言わせますと、ことしは大増税元年でして、消費税アップ、社会保険料のアップ、また所得税減税の打ち切り等で九兆円の税負担増になっているわけでありまして、今さら何をという感じも……

第140回国会 大蔵委員会 第4号(1997/03/17、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛です。  まず、関税定率法に入る前に、大蔵大臣に一点だけお伺いをいたします。  それは、十四日にいわゆる年金の自主運用検討についての確認書を厚生大臣と締結をされたという件であります。財投の原資の三分の一を占める年金資金について、財投からの切り離しを検討することで合意をする確認書だと、読めばそういうふうに感じます。  小泉厚生大臣は、もうかねてから郵政三事業の民営化を主張しておられまして、同じ十四日の参議院本会議でもその主張をもう一度やられたわけです。民間でできるものは民間でと、そういう改革の一般論を具体的に適用すべきだという、それはそれで非常に私は筋が通っている話……

第140回国会 大蔵委員会 第5号(1997/03/21、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新社会党・平和連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の     被災者等に係る国税関係法律の臨時特例     に関する法律の一部を改正する法律案に     対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべき  である。  一 国民の理解と信頼に基づく税制の確立のた   め、公平・公正の見地……

第140回国会 大蔵委員会 第6号(1997/03/27、17期、平成会)

○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、新社会党・平和連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国際通貨基金及び国際復興開発銀行への     加盟に伴う措置に関する法律及び国際開     発協会への加盟に伴う措置に関する法律     の一部を改正する法律案に対する附帯決     議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべき  である。  一 ……

第140回国会 大蔵委員会 第10号(1997/05/08、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛です。  まず、本法の質疑に入る前に、金融制度改革とも関連をいたしますので、一点お尋ねをいたします。  四月二十五日に、日産生命保険相互会社に対しまして大臣から業務停止命令が発令をされました。そこで、大蔵大臣にまずお尋ねしますが、このように生命保険会社として戦後初めて経営破綻を来してしまったということにつきまして、監督官庁である大蔵省の責任があるのかないのか、この点の御見解をお伺いします。
【次の発言】 平成七年九月に金融検査部が検査をしたわけですが、その時点において実質的な債務超過に陥っていることが判明をしたと、まずこの点が間違いないのか。その後におきましてこの……

第140回国会 大蔵委員会 第13号(1997/05/15、17期、平成会)

○荒木清寛君 それではまず、金融ビッグバンとも密接に関係をいたします野村証券疑惑についてお尋ねをいたします。  証券取引等監視委員会は先般十三日、証取法違反、損失補てんの嫌疑で野村証券(株)及び同社元役員等三名を東京地検に告発したということであります。数々の困難の中、告発にまで至ったという御苦労に対しまして、まず感謝を申し上げたいというふうに思うわけであります。その上で、監視委員会に何点かお尋ねします。  今回は、この告発対象者に法人としての野村証券も入っていて、いわゆる両罰規定の適用を請求しておるわけであります。ということは、今回のこの損失補てん疑惑というのは野村証券の会社ぐるみの犯罪という……

第140回国会 大蔵委員会 第18号(1997/06/06、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  きょうは、先生方大変ありがとうございます。まず、佐伯参考人にお尋ねをいたします。冒頭にも御発言がございましたけれども、第一勧銀をめぐる利益供与事件は本当に残念でございます。ただ、この問題は、単に一つの第一勧業という銀行の問題ではなくて、総会屋との関係を断ち切れないという金融機関全体が抱える潜在的な問題ではないかという見方も根強くあるわけですね。その点どうお考えなのかということと、先ほどこの不祥事の再発防止に向けての決意をお話しになりましたけれども、具体的に協会としましてどういうことをお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。

第140回国会 大蔵委員会 第19号(1997/06/10、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず、本案の前に大蔵大臣にお尋ねしますが、きょうの朝刊によりますと、「通産省は法人税を減税しても、経済刺激効果により結果的には税収の増加につながるとの試算をまとめた。」という記事がありました。従来より我々が主張していたことでもございます。記事には数字の試算もありますけれども、通産省に聞きますと、あくまでもこれは内部の検討の段階であってまだ数字については検証しなければいけないという話ですから、御紹介はしません。しかし、これに対しまして大蔵省は、「あまりに非現実的」というふうに一刀両断に切り捨てているわけですね。  私は、そうではなくて、発想の転換といいますか、減税をして経済を刺激し……

第140回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1997/09/26、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。まず、官房長官に先ほども御答弁がございました点をお伺いします。  先ほど、この人勧の完全実施に関しまして官房長官からは、人勧尊重という基本姿勢、しかし一方では総人件費を極力抑制しなければいけないというその調和の問題のお話がありました。  確かに国、地方ともに巨額の借金を抱えておりまして、財政再建のためには国、地方を通じました行財政改革が断行されなければなりません。その意味では総人件費の抑制、削減ということも例外ではありませんが、それは特殊法人等に対する人件費補助を含めた事務事業の見直しにより総体の抑制として進めるべきであるというふうに私は考えています……

第140回国会 予算委員会 第9号(1997/03/13、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  まず、動燃の核燃料再処理工場爆発事故につきましてお尋ねをいたします。  報道によりますと、総理のもとにこの第一報が届きましたのは発生から二時間半もたった十一日の十時半過ぎであったという点。また、これも報道によりますと、火災発生直後に放射性物質が外部に漏れたという警報が作動した、しかし動燃は十時半には国や自治体に対して環境への影響なしという、結果的には虚偽の報告をしたということでございます。そういうことを聞きまして、私は、本当に政府の危機管理体制というのはどうなっているのかというふうに憤りを感じます。  また、大変失礼ながら、中には科技庁長官の健康……

第140回国会 予算委員会 第19号(1997/04/22、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  まず、私は酒巻参考人にお尋ねをいたします。  国内の株式市場は、平成三年の損失補てんの不祥事以来、顧客の不信感が高まり、個人投資家の市場離れを招きました。野村証券は証券業界トップとして、以後市場浄化の必要性を訴えてきたわけでありますが、またしても不祥事でありまして、この投資家を裏切った責任というのはまことに重いと考えます。  参考人は、衆議院の意見陳述でも申しわけありませんと二十回以上繰り返しになったというお話でありますし、きょうも冒頭そのお言葉があったわけです。しかし私は、そのこと以上に、この案件の真相を明らかにしてうみを出し切ることこそが野村……

第140回国会 予算委員会 第20号(1997/05/28、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。  野村証券にとりましては、平成三年に続きまして二度目の証券不祥事でございます。先ほど田淵参考人は世間をお騒がせして申しわけないとおっしゃいましたが、それで済む問題ではございません。本当に悪いことをしたという気持ちがあるのであれば、事実関係を明らかにし、そしてその原因を国民の前にきちんと明らかにする、それが本当の責任ではないかと私は思います。  そこで、お二人におかれましては、前置きはもう結構でございますから、事実関係につきまして、お立場上、単刀直入にお話し願いたいと思います。  冒頭、酒巻参考人から大変重大なお話がありました。それは、平成四年に総会……


■ページ上部へ

第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1997/11/10、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず総理に、国民は政治により高い倫理を求めております。総理も今回の所信表明におきまして同趣旨のお話をされております。  ところで、先般、自民党の比例代表近畿ブロック選出の野田実衆議院議員の地元事務所職員が公選法違反、買収で最高裁に上告を棄却され、有罪、すなわち野田議員への拡大連座制の適用が問われる展開になってまいりました。先般も、宮城六区選出の同じく自民党の菊池福治郎氏が同様のケースで衆議院議員を辞職しております。続けて起こったわけでございまして、私も大変残念でございます。  そこで、この野田実議員につきましても、私は政治倫理の上からはみずから辞職を決断するのが当然であると思いま……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号(1997/11/19、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず、昨日政府が発表いたしました経済対策につきましてお尋ねをいたします。  この頭に「緊急」という二文字がついておるんですが、経企庁長官、何か即効性のある対策がこの中に入っているんですか。そのことが一番きのう、きょうの論調でも厳しく、中長期的な対策としては一定の評価があったようですが、即効性がないという話ではなかったんでしょうか。
【次の発言】 内容は私承知しておりますので、一々御詳細に説明いただかなくていいんです。  今のこの金融状況を考えての中小企業に対する融資の拡大、これはそれで評価をいたしますが、しかし、もっと市場といいますか国民は直接的にこの不良債権処理の問題を心配して……

第141回国会 商工委員会 第4号(1997/11/06、17期、平成会)

○荒木清寛君 まず、今回の愛知万博の開催決定に至ります政府関係者を初め皆様の努力に感謝を申し上げます。  ただ、開催決定直後の総理のコメントは、記者団に対しまして、お金はないが精神的に応援をしたいと、まことに心細いわけなんです。総理が財政再建に真剣であるということはよく理解をしておりますけれども、先ほど通産大臣もおっしゃいましたように、これは国家的プロジェクトでございます。そういう意味では、財政面も含めまして国としては本格的な取り組みをしなければいけないというふうに思っておりますが、この万博の開催についての大臣の取り組み姿勢、まずこれをお伺いいたします。

第141回国会 内閣委員会 第4号(1997/12/02、17期、平成会)

○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。  官房長官、早速でございますが、公務員制度にかかわる問題としまして、中央省庁再編のことをまずお尋ねします。  あす三日、政府の行政改革会議は省庁再編についての最終報告を提出すると聞いておりますが、その内容につきましては、これまでの議論の結果、おおむね確定していると承知をしております。  去る九月三日に中間報告が出ましたが、その後の動きを見ますと大変残念でありまして、役所と族議員が一体となった反撃の前にこの中間報告からどんどん後退といいますか、大幅修正余儀なしというふうになっているわけでございます。戦後型行政システムからの脱却と二十一世紀型行政システムへ……

第141回国会 予算委員会 第3号(1997/10/15、17期、平成会)

○荒木清寛君 国民が政治や政治家に対しまして最も不信を抱くのは腐敗という問題でございます。ですから、繰り返しになりまして恐縮ですが、大事な問題ですから、まず佐藤長官任命の問題につきまして総理にお尋ねをします。  総理は、反省する、おわびを申し上げます、あるいは批判を甘受するということを繰り返しておられますが、しかし総理が政治家として、では一体どういう倫理観を持っていらっしゃるのか、あるいは持っていたのかということが私にはわかりません。そこで、そのことを議論したいと思います。  長官任命後の記者会見で、一度過ちを犯した人はそのレッテルを一生背負っていかなければいけないのか、償いを済ませて改めて世……


■ページ上部へ

第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1998/05/25、17期、公明)

○荒木清寛君 公明の荒木清寛でございます。  私ども公明の愛知、岐阜、三重の三県青年局は青年層を対象としまして怒りの声のアンケート調査を実施いたしました。二十代、三十代の青年十万人に働きかけをいたしました。それを集約しまして千六百人の分を標本として分析したんです。そうしましたら、一番多かったのがやはり政治への怒り、無関心ではなくて政治不信であると私は分析をしたわけです。その中に首相に言いたいという厳しい意見もたくさんありましたので、そのうちの一部を紹介します。  橋本さん早くやめろ、会社が仕事がなくてつぶれてしまったやないか、男性二十四歳。橋本首相は責任逃ればかりしている、大会社が倒産する世の……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号(1998/05/28、17期、公明)

○荒木清寛君 公明の荒木清寛です。  まず、貝塚参考人にお尋ねをいたします。  冒頭、恐慌、大不況に近いというお話がございましたけれども、こうなりました原因、ある方は政策不況と言い、ある方はこれは循環型の不況なんだと言う。きょうの参考人のお話の中にもそれぞれあったわけですが、その原因をどうお考えかという点。  それから、従来型の対策ではだめだと。お話を聞いていますと、福祉のビジョンをきちんとして不安をなくすということが大事だと。私は全く同感です。  ただ、それだけでこの不況を脱出できるというわけではないと思いますので、どういう処方せんをお持ちなのか、その二点をお聞かせ願いたいと考えます。

第142回国会 国土・環境委員会 第3号(1998/03/11、17期、公明)

○荒木清寛君 私も引き続いてダイオキシン削減対策についてお尋ねをします。  先ほど、大臣は、環境庁のダイオキシン対策予算、少ないといえば少ないと、率直な御感想だと思います。三億七百万円ですか。昨年、このダイオキシン対策に関する五カ年計画ができまして、大臣の所信にもその点お触れになっています。「平成十年度からの五カ年間に総合的な対策を順次行います。」という書き方なんです。私はこの「順次行います。」に非常に異論があるわけです。  道路の五カ年計画であれば順次やっていけばいい話でありまして、その間不便は我慢してくださいということで通るわけです。しかし、これはもう人間の健康、また生命にかかわる問題であ……

第142回国会 国土・環境委員会 第4号(1998/03/12、17期、公明)

○荒木清寛君 通告はしておりませんでしたが、冒頭、きょうは建設大臣から公団の汚職につきまして極めてこれは重大な問題である、そういう認識が示されましたので、ひとつお伺いをいたします。  先ほど、その後の質疑の中で特殊法人の一つである道路公団の改革の状況につきましてお話がありました。幾つかの組織を見直して支社にするあるいはリストラを進めて有料料金を上げない、それはそれで結構であります。しかし、これではとても国民の期待しているような特殊法人の改革とは言えないと思います。しかもこれは、今回のこういう汚職が発覚をする前から進んできた話でありまして、今回の二人が、幹部職員あるいは理事が逮捕されるというこの……

第142回国会 国土・環境委員会 第6号(1998/03/31、17期、公明)

○荒木清寛君 先ほど来の質疑を聞いておりまして、私もまだ我が国におきましては道路整備が質、量ともに不十分であるということはそうだと思います。ただし、個々のケースを見ますと道路整備について首をかしげざるを得ないようなケースがあることも確かだと思うんです。  よく言われますのは、高速道路の整備が自己目的化していないかという指摘もあるわけです。東北地方であった高速道路の整備では、一般道との時間短縮に差がなく利用台数が伸びていない事例がある。あるいは道路と農道の並行整備等国民から見ればどうかなというような事例がたくさんあることも事実だと思います。私もそういうものを目にすることがあります。  こういう指……

第142回国会 国土・環境委員会 第7号(1998/04/07、17期、公明)

○荒木清寛君 私は、まず公共事業の評価システムの導入につきまして質疑をいたします。  今問題になっております財政構造改革路線に沿いまして、十年度の公共事業予算は約七・八%減少しております。財源難に陥っているのは国だけではありませんで、どこの自治体においても同様であります。そこで、何とかして改革を行い、財源を確保すべく各地で努力が行われています。三割自治と言われる自治体が独自に改革をするのには限界があります。  しかし、こういう中で三重県では、すべての公共サービスにかかわる費用というのは税金によって賄われている、そういう原点に立ちまして同県で行っている三千二百の全事業について、目標設定と評価を明……

第142回国会 国土・環境委員会 第9号(1998/04/09、17期、公明)

○荒木清寛君 本法は、被災した公共土木施設の復旧について高率の国庫負担を行い、迅速な復旧に努める、そういう立法趣旨だという御説明がございました。ただ、今のお話も聞いておりまして、今回の改正がていのいい補助金の切り捨てになっているんではないかという危惧を私も抱くわけです。改正によって自治体の負担がふえる面と軽減される面がおるというお話で、トータルで考えるととんとんであるというのが今の御説明であったわけです。  ところが、いただいた資料を見る限りは、先ほどの採択限度額の切り上げにより対象外になってしまう分が十四億弱ある。もう一つ資料が出ておりまして、反面、一カ所工事の拡大によって救済される部分があ……

第142回国会 国土・環境委員会 第11号(1998/04/23、17期、公明)

○荒木清寛君 まず、関連する問題を若干質疑をいたします。  初めに、高速道路上における給油所の営業者の選定方法につきまして概略を説明していただきたい。
【次の発言】 それでは、東名高速道路上の上下線の十二カ所のサービスエリアにそれぞれ設置をされている給油所の営業者はどのようになっておりますでしょうか。
【次の発言】 あらかじめ、この十二カ所の営業者がどうなっているか私も調べたのでありますが、昭和シェル石油とコスモ石油が二カ所ずつを占めておりますけれども、そのほかの八カ所は八社がそれぞれ一カ所ずつを分け合っているという形になっているんです。これで本当に公正な競争入札だったんだろうか。  結果的に……

第142回国会 国土・環境委員会 第12号(1998/05/12、17期、公明)

○荒木清寛君 私は、ポリカーボネート製など環境ホルモンの含まれる給食食器の問題につきまして質疑をいたします。  まず、学校給食の食器の材質の内訳につきまして、小学校、中学校を合計した数字で結構ですから御報告願います。
【次の発言】 いわゆる環境ホルモンに関連しますポリカーボネート、ポリプロピレン、メラミンの材質の食器を使っている学校が七六・三%ということになろうかと思います。  現在、各市町村におきましてこのポリカーボネート製の給食食器の扱いに悩んでいるわけです。四月八日の夕刊によりますと、久喜市、横浜市が独自の調査を行い、大分市は導入を見合わせ、蓮田市は廃止を検討しているという報道でございま……

第142回国会 国土・環境委員会 第13号(1998/05/19、17期、公明)

○荒木清寛君 国土庁長官にお尋ねをいたします。  この法案に関連して若干お尋ねしますが、土地の有効利用とそれに向けた土地取引の活性化を図るには地価の下落局面ではなかなか難しいという指摘もあるかと思います。これは白書でも明らかになっておりますけれども、国民の意識としては地価の下落を望む声が大変強い。しかし、一方で企業の方は下落よりも上昇を望む声が大幅に上回っているということも現実かと思います。  そこで、国としては今後地価の動向をどういう方向に誘導しようとしていくんでしょうか。要するに今の地価水準でよいという認識なのか、あるいは上昇が望ましいあるいはもっと下げるべきだというお考えなのか、その点に……

第142回国会 国土・環境委員会 第14号(1998/05/21、17期、公明)

○荒木清寛君 私は、都市計画法に関連しまして、スーパー銭湯という問題について取り上げたいと思います。  近年、関西や名古屋を中心にスーパー銭湯の人気が高まっております。スーパー銭湯といいますのは、露天風呂、サウナ、ジェットバスなどを備えた公衆浴場の一種でありまして、入浴料も四百円から千円前後と手ごろなものとなっているわけです。  このスーパー銭湯の建設をめぐりまして、周辺住民と業者の間で裁判になった事例もあります。要するに、住民たちの心配というのは、大型ボイラーなど機械類の騒音、あるいは皆さん自動車で来る人が大半ですから、生活道路が入浴客らの車の通り道になるのではないか、子供の交通事故は大丈夫……

第142回国会 財政・金融委員会 第4号(1998/02/12、17期、公明)

○荒木清寛君 今回、金融機関に公的資金を投入するという議論をするわけでございますので、前提として大蔵省の倫理というのが厳しく問われなければなりません。今回の大蔵官僚の不祥事の再発、私は単に個人の問題というよりも非常に根の深い構造的な問題であるという認識をしているんです。  そこで、大臣にお聞きしますが、大蔵官僚の倫理観が坂道を転がるように転落をしたきっかけというのは、私は実は昭和五十四年の公費天国事件であったという見解を持っています。いわゆる鉄建公団からの過剰接待という有名な事件でございます。  この事件、刑事事件にはなっていないようですが、実際に接待を受けた大蔵官僚、ノンキャリの方が二名、く……

第142回国会 予算委員会 第15号(1998/04/03、17期、公明)

○荒木清寛君 公明の荒木清寛でございます。  私は、午前中の松野参考人のお話を聞いておりまして、一言で言いますと部下に対する責任転嫁でございまして、本当に憤りを感じました。  そこで、先般、二月十三日の本院の財政・金融委員会での質疑、参考人質疑でございますが、角田議員が、「その業務課長の堀田隆夫さんには山一から相談を受けたことについてあなたは話してございますか、当時。どうですか。」と。参考人の答えです。「私が相談を受けました内容は、今申し上げたような飛ばし取引の適法性の問題、つまり法律に違反するかどうかという問題でございまして、私はそれに対して、」ということで、三木さんにどういうお話をしたのか……


荒木清寛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院17期)

 期間中、各種会議での発言なし。

荒木清寛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

荒木清寛[参]在籍期 : 16期-|17期|-18期-19期-20期-21期-22期-23期
荒木清寛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 17期在籍の他の議員はこちら→17期参議院議員(五十音順) 17期参議院議員(選挙区順) 17期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。