このページでは荒木清寛参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○荒木清寛君 公明党及び自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案に賛成の立場から討論を行います。 我が国は、経済社会及び国民生活の安定的な基盤となる各種エネルギー資源や鉱物資源、漁業資源、農産物、その他の資源の多くを海外からの輸入に依存しています。我が国は四方を海に囲まれており、我が国貿易に占める海上貿易の割合は約九九・七%と、そのほとんどを海上輸送に頼っております。このような我が国の海上交通路の安全が妨げられますと、我が国の経済活動、国民生活に重大な影響を及ぼすことになります。 このため、海上交通の要衝であるソマリア沖・アデン……
○荒木清寛君 私は、公明党を代表して、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案外二案につきまして、鳩山総理大臣並びに関係大臣に質疑いたします。 我が国経済は、リーマン・ショック後の最悪期からは脱したものの、鳩山政権の理念なき経済財政運営によりデフレの進行に歯止めが掛からず、国民の生活不安は募るばかりです。 このような鳩山不況の最大の原因は、経済効果が見込まれていた第一次補正予算を不要不急との理由で一部執行停止し、わざわざ景気を押し下げたばかりか、デフレ対策を日銀任せにするなど、政府の無策ぶりにあることは言うまでもありません。しかし、このような政府の失政により苦……
○委員長(荒木清寛君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました荒木清寛でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に羽田雄一郎君、水岡俊一君及び西島英利君を指名いたしま……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱い……
○荒木清寛君 それでは、まずG7で議論されましたサブプライムローン問題につきまして両大臣の見解をお尋ねいたします。 先ほどから種々議論されておりますが、このサブプライムローン問題は世界経済や金融市場に様々な影響を及ぼしていると考えられますが、以下の三点に分けて考えてみたいと思います。 一つは、米国の住宅市場及びアメリカ経済に与える影響であります。住宅市場の低迷に伴い、それが個人消費、企業生産、雇用に影響をするということが予想されまして、ひいては我が国経済にも影響があります。現に、九月の対米輸出は減少しておりまして、ただ、アジア向けまた欧州向けの輸出が伸びておりましたのでカバーをしたという状……
○荒木清寛君 私からは、足利銀行に係る特別危機管理についての報告についてお尋ねをいたします。 平成十五年の十一月二十九日にこの銀行に対しまして特別危機管理の決定が行われて、今日に至っておるわけでございます。大臣はもちろん地元でございますけど、私もその後、党の会合で宇都宮に行きまして、地元の経済界その他の関係者の御意見を聞く機会もございました。県内の貸出しに対するシェアが四〇%以上ということで、大変この銀行の処理がどうなるのか、地域経済に大きな影響がないようにしてもらいたいという、こういう要望もあったわけでございます。 そこで、いよいよ、先ほどのお話ですと受皿選定作業のもう第三段階ということ……
○荒木清寛君 今国会での政治資金規正法改正に向けまして、公明党は与野党合意をリードすべく闘ってまいりました。今回の法案はそうした与野党協議の結果でございまして、全党賛成ということにはなりませんでしたが、その成果としてこの提案をされておるわけでありますので、こうした改正案、またこの特別委員会の場を政争の具とするようなことがあっては断じてならない、このように申し上げますし、また委員長におかれましても、引き続き公正中立な運営をされることを要請をいたします。 そこで、まず提案者、委員長にお尋ねいたしますが、今回の改正は国会議員関係政治団体につきまして人件費を除くすべての支出の領収書を公開をし、また第……
○荒木清寛君 それでは、私から外務省と防衛省に分けて質疑をさせていただきます。 まず、ODAの実績額の減少で懸念される国際的発言力の低下について、外務大臣にお尋ねいたします。 これは、財政難によりまして一般会計ベースでのODA予算というのは年々削減をされておりまして、二十年度予算は最も多かった平成九年度に比べますと四割削減ということになっております。かつては国際貢献、国際貢献と言えばどんどん予算が付いたという、これもちょっとそれではいけないわけでありますけど、しかし、この四割減というのは相当な数字でありまして、これによって我が国の国際的な外交力といいますか、発言力の低下を心配をしております……
○荒木清寛君 まず、国民生活金融公庫の貸出態度、あえて私は、貸し渋りがあるのではないか、こういう問題意識で質疑をさせていただきます。 昨年の夏のサブプライムローン問題以降、民間金融機関が非常に貸出しが厳しくなって優良貸出先に選別をすると、こういう中で、政府系金融機関が、政府からの要請もあり健闘しておるということは承知をしております。それが、先ほどからありますような、昨年の前半以降、フローでは国金も貸出しを増やしておる、こういうことに現れておるかと思います。 この問題は、やはり中小企業向け貸出しの九割は民間の銀行ですから、この民間の金融機関が本当にこういうときこそリレーションシップバンキング……
○荒木清寛君 まず、学校の耐震化問題について私からもお尋ねいたします。 これは、先ほど来、各党からも取り上げられておりまして、もうこれが喫緊の課題であるということは論をまたないわけでございます。したがいまして、重複を避けてお尋ねいたしますけれども、この公立小中学校の耐震化ですね、耐震性がないものと未診断が四一・四%もあるというのは本当にもう驚くべき数字でございます。 そこでまず、文科省に、そうしますと私立の学校の場合にはどのような実態にあるのか、そしてまたこの耐震化の促進については政府としてどう取り組んでいくのか、この点を御報告願います。
○荒木清寛君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、平成十八年度決算外二件に対し、是認することに賛成するものであります。 是認に賛成する理由の第一は、平成十八年度の財政運営が財政健全化に向けた大きな一歩となっている点であります。 歳出全般が厳しく見直された平成十八年度当初予算に基づき財政運営が行われた結果、平成十八年度の公債発行額は二十七兆四千六百九十九億円と、平成十三年度以来五年ぶりに三十兆円を下回りました。また、基礎的財政収支の赤字につきましても九兆四千三百三十一億円と、九年ぶりに十兆円を下回り、平成二十三年度に国、地方の基礎的財政収支を黒字化するとの政府目標に向けて着実な……
○荒木清寛君 まず、金融担当大臣にお尋ねいたします。 サブプライムローン問題が表面化をして一年が経過をするわけでありますけど、この間、米国を始めとして、金融市場、また実体経済にそれぞれ深刻な影響を与えております。そうした中で、今回、リーマン・ブラザーズの経営破綻、またAIGについての政府の救済策の発表等、一層の動揺が広がっております。我が国でも、株価が急落したかと思えばまた上がったりという乱高下が生じているわけでありまして、決して対岸の火事ではもちろんございません。 そこで、今回の一連の経営破綻による国内金融システムへの現時点での影響、また今後どうした影響が拡大するのか、あるいは収束してい……
○荒木清寛君 それでは、私から、金融大臣また財務大臣の所信を読ませていただきまして、その中から何点か、特にこの時期に大事な問題につきましてお尋ね、また要請をしたいと思います。 まず、渡辺金融担当大臣に対しまして、中小企業への金融支援を、特に年度末金融の支援をしっかりやっていただきたい、このことについてお尋ねいたします。 中小企業向けの貸出しの動向を見ますと、信用金庫では引き続き増加傾向にありますが、都市銀行あるいは地方銀行に関しては二・四半期連続で前年比マイナスということになっております。この背景には、昨年のサブプライムローン問題発生以来、貸倒れを懸念する金融機関の与信の厳格化ということが……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 先ほど、先行の脇委員、森委員から大分私も聞きたいことをやり取りがありましたので、若干、特に民主党発議者に対する質疑については通告と少し入替え等ありますけど、全部関連する事項でございますので、よろしくお願いいたします。 そこで、まず三月二十七日の総理記者会見の内容につきまして、これは財務大臣と発議者それぞれにお聞きをいたします。 改めて読みますと、七項目言われまして、一つは歳入法案の年度内成立。二項目めには、道路関連公益法人や道路整備特別会計関連支出の徹底的な無駄の排除。三番目には、道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止をし、二十一年度か……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。
今日は四名の参考人の先生方には本当にありがとうございます。
順次、森信参考人からお尋ねしてまいりますが、参考人は、暫定税率を元に戻すべきだと、その際の条件として一般財源化の実現の担保ということをおっしゃいました。それで、総理も表明しておりますし、政府・与党でも〇九年度からの一般財源化ということを決定をしたわけでありますけれども、それ以上何か更に担保が必要だという、そういう趣旨で言われたんでしょうか。
【次の発言】 それで、森信参考人が言及されましたように、環境税への衣替えということも有力な選択肢かと思います、ガソリン税ですね。その場合、現行水準……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まず私は、財務省にお尋ねをいたします。 先般、福岡県に財政金融委員会で委員派遣に参りまして、まず最初にガソリンスタンドに参ったわけでございます。この暫定税率の失効によって現実にこれは決して小さくない営業損失を被っていると、こういうお話を聞きました。その会社は五百店舗あるそうですが、要するに三月中に仕入れた在庫がはけないうちに、近傍ガソリンスタンドとの競争上、下げざるを得なかったということが大きな損失につながったと、こういうことでございました。 そこで、今日は四月の二十二日で、もう一つ懸念をしておりますのは、四月三十日になりますと自動車重量税の暫定税率上乗……
○荒木清寛君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、政府提出の道路整備費財源特例法改正案につきまして、賛成の立場から討論を行うものであります。 討論に先立ちまして、幾つかの重要な事項につきまして述べさせていただきます。 まず、本法律案は国土交通省所管のものでありまして、参議院規則第七十四条の趣旨を踏まえれば、本来、国土交通委員会に付託されるべきものであり、財政金融委員会に付託されたことは手続上重大な瑕疵があり、こうした事態が前例となることを深く憂慮するものであります。また、本法律案は四月一日施行の法律案であり、本来であれば三月中に参議院の意思が表明されるべきであったにも……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まず、この租税特別措置が税負担の公平、中立、簡素という基本理念の例外であるという点、また我が国の厳しい財政情勢を考えますと、その在り方を不断に検証していく必要がある、この点については私ども全く同感でございます。ただ、この租特というのは特定の政策目的のための手段でありますので、その存在自体を否定するですとかあるいはその利用を慎むべきであるといった、そういう偏ったメッセージを納税者に与えてもいけないと思います。 また、今回の法案は、正当性検証のために、政府による適用実態調査や政策評価の実施と様々な手法が盛り込まれているわけでありますし、また納税者の協力も求めて……
○荒木清寛君 それでは山本副大臣に、まず今回の法案の基となっております昨年十二月二十一日に金融庁がまとめました金融・資本市場競争力強化プランについて、若干お尋ねいたします。 このプランは、昨年の一月に当時の山本金融担当大臣の方針に基づき金融審議会でまとめられて、金融庁のプランとして発表になった。また、その間、二〇〇七年の骨太の方針の中にもこの金融・資本市場競争力強化プランの策定が盛り込まれたという、こういう経緯でございます。 これは本当に、もう先ほどからありますように、日本といいますか東京を国際金融センターの一つの中心にしようという、そういう野心的なチャレンジでありまして、このことに反対を……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
今日は、両参考人におかれては、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきまして、まずお礼を申し上げます。
順次、まず斉藤参考人からお尋ねをいたします。
昨年、金融庁は金融・資本市場競争力強化プランを発表いたしまして、その中で、金融専門人材の育成ということを強調しておられます。そこで、今後のそういう競争力を高める上での人材育成の在り方についてはどうしていったらいいのか。また、そうした意味で今金融庁が検討中の金融士資格制度についてはどういう御意見をお持ちなのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 続いて斉藤参考人に、先ほどのお話の中で、東証の改革の中でETFを多数……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理の改革姿勢について何点かお尋ねいたします。 総理は、先般、道路特定財源につきまして、二十一年度から一般財源化をするという画期的な新提案をされました。もちろん、政府・与党としましては、昨年の年末の段階でこの問題、一応結論は出してはおりますけれども、しかし、その後の議論の進行また深まりによって考え方を変える、こういうことはあり得ることであります。特に、私は、社会保障の問題を考えますと、この一般財源化の意義は大変重要である、このように考えます。公明党は、この総理の決断を全面的に支持をしております。自民党も同様であると、このように私は確信をい……
○荒木清寛君 それでは、まず中川大臣にお尋ねいたします。 現在の経済状況は、何年に一度かということは別といたしましても、未曾有の金融危機が続いております。世界規模で株価が低迷する一方、欧米諸国や新興国から資金が流出をし、我が国の円を買う動きも強まっており、円高が進んでおると。今円高についても議論がありましたけれども、しかしこうして急激に進みますと、もう企業の対応能力を超えているわけであります。 そこで、十月にワシントンで開催されましたG7で採択されました行動計画で、これに基づきまして各国が金融安定化のための対策をそれぞれ行いまして、最近になって市場はやや落ち着きを取り戻した感もあります。同……
○荒木清寛君 それでは、まず法案に関連いたしまして、中小企業金融の円滑化についてお尋ねいたします。 先回の一般質疑では、政府系金融機関の貸出問題を中心にお尋ねいたしましたが、中小企業につきましても九割方は民間金融、銀行から借りているわけでありますから、この民間金融機関の貸出動向、中小企業に対する貸出動向が極めて大事でございます。 データを見ますと、この金融機関全体の総貸出残高は増えている一方で、中小企業向けは引き続き減少しているという、こういう指摘でございます。最近の貸出水準は、二〇〇〇年から二〇〇一年前後と比較してもかなり低い水準にとどまっております。これまでは不良債権の処理に追われる金……
○荒木清寛君 私から、まずお三方にそれぞれお尋ねいたします。それは、十月三十日に政府・与党で発表しました新経済対策、生活対策についてでございます。これは国費で五兆円規模、そのうち定額給付金で二兆円ということでありますが、これはさきのG20サミットで即効性のある内需刺激の財政施策を活用する、こういう宣言にも私は合致をしておると思います。
この新経済対策についての評価について、先ほど井上参考人からは少しございましたが、重なって恐縮でございますが、お三方からそれぞれ評価についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、宮園参考人は先ほど陳述の中で、衆議院における附帯決議については貴重な示唆とし……
○荒木清寛君 それではまず、金融機関、民間金融機関の中小企業に対しての貸し渋り問題についてお尋ねをいたします。 実際、中小企業向け融資の残高というのは、民間金融機関については減ってきているわけでございます。年末の資金繰りを迎える中で大変懸念をしているところでありますが、最近の報道では、金融庁が金融機関の貸し渋りを回避するために中小企業向け融資の姿勢を検査対象に加えて実施をする、このように先月末の報道では言われておりました。 その取組は評価をいたしますけれども、この検査対象、マニュアルに載りますとそれだけクリアすればいいと、新聞報道によりますと、例えば地域の他の金融機関との比較で極端に減って……
○荒木清寛君 それでは、白川総裁にお尋ねいたします。 まず、先ほど来議論されております日銀短観でございますけれども、十五日に発表されました短観では大企業製造業の業況判断指数が六年九か月ぶりの低水準となりまして、前回調査からの悪化幅も第一次石油ショック直後と並ぶ三十四年ぶりの悪化幅となっていると。現下の景気悪化を象徴する結果となっております。 そこで、もう繰り返しお話しいただいておりますから簡潔に答弁いただいて結構ですけれども、今回のこの短観の結果を日銀としてはどう分析しているのか。新聞の見出し等はもう景気後退、長期化懸念強まる等々のそういう見出しになっているわけでありますけれども、端的に言……
○荒木清寛君 それでは、私も発議者にお尋ねいたします。
まず、今も議論になりましたけれども、この通常国会四月と同じ内容の法案をこの臨時国会の会期末に再提出された理由についてお尋ねしますが、この法案というのは景気対策のための法案なのか、あるいはそうした意味合いが強い法案なのか、この点、まずお尋ねします。
【次の発言】 そのうちの景気対策ということについて言いますと、確かに四月当時は、まあ四月は暫定税率が失効しましたので、三月で見ますと、ガソリンの税込み小売価格、リッター百五十三円、五月は百六十円、これが全国平均だそうですけれども、十一月ですとこれが百三十六円まで下がっているわけですね。原油も下……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理に、現下の経済の立て直しにつきましてお尋ねをいたします。 総理は、就任当初、日本経済は全治三年と言われたわけでして、先ほどからの議論にありますように、更に事態は深刻化しているという見方もできるかと思います。この全治三年というのは単なる見通しを言ったんではなくて、政府としてあるいは麻生総理として現下の経済をこの期間に集中的に立て直すと、そういう宣言だと思います。そうであれば、この三年間でどうやって立て直すかという工程も更に明確にしていただきたいと思います。 そこで、特に先ほどから議論になっております内需拡大ということにつきましては、あ……
○荒木清寛君 いよいよ今日から二次補正の関連法案の質疑が始まったわけであります。通常は、補正予算と関連法案は同時に上がるのが通例でありましたけど、補正の方は一月二十七日に成立、そして今日になってようやく審議入りになったということで、この間の経過についてはいろいろ申しませんけど、ただ、やはりこの関連法案は同時に成立をしないといろんなところに、国民生活に支障が出てくるわけでありますから、是非早期成立に向けまして野党各位の協力をお願いしまして、私、質疑に入ります。 そこで、この政府提出の予算関連法ですけれども、いわゆる定額給付金、二兆円規模の定額給付金を支給をするための財源確保のためなんですね。根……
○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、政府提出の平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案並びに自由民主党及び公明党提出の銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案にそれぞれ賛成、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合提出の平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例及び同年度における生活・経済緊急対策の実施についての制限に関する法律案に反対の立場から討論を行うものであります。 討論に先立ちまして、これら三法案は平成二十年度第二次補正予算関連法案であり、本来であれ……
○荒木清寛君 まず、財政運営特例法案に関してお尋ねをいたします。
政府は三段ロケットの経済対策を推進をしているわけで、したがいまして、新年度予算も早期に成立をさせ、また前倒しで執行をすることが政府の責任でありますし、また追加経済対策というようなことも今後あり得べしと、このように思っております。
そこで、まず前提として、我が国経済の今後の先行きについてどういう見通しなのか、お答え願います。
【次の発言】 そこで今回、法案では財投特会から四兆二千億円を特例的に一般会計に繰入れをすることになりますが、もしこの財源をすべて赤字公債の発行で賄おうとした場合、建設公債も含めた公債発行額が四十兆円に迫る……
○荒木清寛君 それではまず、大臣に民間金融機関による金融仲介機能の発揮についてお尋ねいたします。 経済情勢の先行きが厳しい中にありまして、中小企業に対する金融機関の融資姿勢は更に慎重になっております。政府の緊急保証に頼り、保証枠がなければ融資を断るという実情も一部で報じられております。本来は銀行プロパーで貸せるような事案であってもまず保証を取ってきてくださいと。これは、今議論になった旧債振替のように何か違法ということではないにせよ、余りにもちょっと安易に過ぎると思います。そうしたセーフティーネットあるいは緊急保証制度の活用は当然であるとしましても、金融機関には適切なリスクを取って融資をすると……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 では、順次、お三方にお尋ねをしてまいります。 まず、醍醐参考人にお尋ねいたします。 特別会計の改革につきましては、二〇〇七年には特別会計に関する法律を成立させましたし、与党としてもかなりメスを入れてきたつもりですけれども、先生のお話を聞いて、まだまだ不十分な点があればそれはメスを入れなければいけないと思います。 それで、今日のお話随分難しかったんですが、特にどの特別会計に、一般会計に繰り入れることができる余剰金が多いのか、網羅的でなくて結構なんですが、特にこういうところが大どころでメスを入れる余地が多いというところがあれば是非教えていただいて、それ……
○荒木清寛君 私は、白川総裁を始め日銀各位にお尋ねいたします。 まず、景気の動向でございますけれども、四月一日発表の短観では、企業の景況感を示す業況判断指数は大企業製造業で過去最大のマイナスに落ち込みました。その一方で、大企業製造業の三か月後の景況感の回復も見られるわけでありまして、在庫調整が進展をして先行きが改善するのではないかとの見方もあります。 エコノミストの間でも、今後の景気の落ち込みがいつ底入れするかについてはいろんな見解がございますけれども、総裁、日銀としては景気の今後の動向についてどのように分析をしているのか、特にまた中小企業の現況についての認識についてお伺いをいたします。
○荒木清寛君 この法案の基本的な方向につきましては一定の理解をしておりますが、ただ、その手段として個別企業名の公表までしなければいけないのか、納税者の理解が得られるのか、あるいは行政運営に対する影響はどうか等々で極めて慎重な制度設計が必要であると考えております。私、去年もこの同趣旨法案について質疑をしておりますので、今日は時間も限られておりますから、ポイントのみお尋ねをしていきたいと思います。 まず、法人の減免措置に関しまして個人企業名の開示を求めていることにつきまして、まず、経済産業省にも今日は来てもらっていますので、こうした場合に企業側の事業活動にどういう影響があるのか、見解を求めます。
○荒木清寛君 まず、金融商品取引法改正案につきましてお尋ねいたします。 一昨年十二月に策定されました金融・資本市場競争力強化プランでは、国際金融センター間の競争の中にある東京市場の競争力強化の環境整備、こうした意味でのプランでございました。これに基づきまして金商法等も改正されまして今年にかけて順次施行されてきたわけでありますけれども、そうしたさなかに昨年のサブプライムローン問題に端を発する世界的な金融危機へと至ったわけでございます。 したがいまして、依然として東京市場の競争力強化という、このことはもちろん必要があると思いますが、この間の金融情勢の変化を踏まえた上で今後のこの東京市場の競争力……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。よろしくお願いします。 それではまず、永易参考人、松尾参考人、志鎌参考人に、金融ADRにつきまして同じ質問をさせていただきます。 金融ADRの運営には相応のコストが掛かるわけですけれども、現在の、先ほどのそれぞれの取組においてはこのコスト負担はどのようになっているのか、教えてください。また、新たな金融ADRにつきまして、今後、コストを全額業界団体側で負担をした場合に、利用者にとりましてこれが中立性、公正性が適正に確保されていると言えるのかどうか。逆に言いますと、利用者にとってそうした中立性の信頼を得るためにはどう今後運営していくべきなのか、教えてください……
○荒木清寛君 まず、大臣にお尋ねをいたします。 今回の租特は五月二十九日に成立しました補正関連法案でありまして、一連の経済対策の一環でございます。 ところで、昨日発表になりました六月の月例経済報告では、これは、市場好転の兆しが数々見られるのは私は非常に重要であると思って受け止めております。報道によると、政府は景気底打ち宣言をしたという報道もあります。また一方で、私は名古屋から朝上京してきましたけど、地元の新聞の社説を見ると、選挙目当ての楽観論かという、こういう厳しい批判もあったりします。 私は昨年の十月以来、もう矢継ぎ早に経済対策をもうあれもこれもやってきたわけですから、これは効かないは……
○荒木清寛君 それでは、まず衆法二法案につきましてお尋ねをいたします。
まず、金融庁と中小企業庁に中小企業金融の現状につきまして報告を求めます。
最近の統計を見ますと、中小企業向け貸出しの減少傾向にも歯止めは掛かりつつありますけれども、我々の現場での実感からしましても、まだまだ政府の対策が必要であろうかと思います。そこで、金融庁と中小企業庁に、現在の中小企業金融の現状について報告してください。
【次の発言】 我々も、いろいろ相談のある中で、公的金融の既存債務の一本化になかなか応じてもらえないとか、いろいろ数多くの課題を聞いておりますので、またきめ細かく対応してもらいたいと思います。
次に……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 今日はお三方には大変ありがとうございます。お三人にそれぞれお尋ねいたします。 まず、川本参考人に聞きますが、ワークシェアリングにつきまして、今年に入りまして御手洗経団連会長は改めて、一つの選択肢である、こういう表明もしておられます。そこで、これはなかなか本格的な実施ということについてはまだ検討すべき課題があろうかと思いますけれども、いわゆる緊急避難型のワークシェアリングですね、つまり、こうした急激な生産減少に対応するために社員一人当たりの労働時間を短縮をして、その分全体の雇用数を維持をするという、こういう緊急型のワークシェアリングにつきましては……
○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十年度第二次補正予算三案に対し賛成、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合提出の修正案に反対の立場から討論を行います。 現在、我が国経済は急激に悪化しており、財政政策を切れ目なく実施し、国民生活を守ることこそが政治の最重要課題であります。 政府は、昨年八月二十九日の安心実現のための緊急総合対策、十月三十日には生活対策、さらに十二月十九日には悪化する雇用情勢への対応策等を含む生活防衛のための緊急対策を取りまとめました。世界的な景気後退が我が国経済に深刻な影響をもたらしている現在、誠に時宜にかなった施策であります。 本……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 今日は、お三方、長時間大変にありがとうございます。 まず、熊野参考人と駒村参考人に同じことをお尋ねしたいんですが、先ほど熊野参考人のお話の中で、スキルを高める形で賃金をアップすることが重要だ、このような御指摘がありました。これは私もワーキングプア対策としては大変重要な視点だと思いますし、実際様々な政策が行われてきたわけですけれども、この点では余り効果が上がっていないわけですね。したがって、そのことを実現するために具体的にどういうことを今後政府は行っていくべきなのか、お二人それぞれにお尋ねいたします。
○荒木清寛君 まず、総理と与謝野大臣にお尋ねいたします。 いよいよ本日、新年度予算が成立の見込みでございます。そして、来月二日には、総理は与謝野大臣とともにロンドンでの金融サミットに臨みます。そこでは、金融システムの安定化の問題、また実体経済の回復に向けまして精力的な議論が行われる予定でございます。 その中で、国際的な協調体制の構築に向けて我が国がリードできる部分はたくさんあります。先ほどお話がありました金融面での対応もそうでありますし、それ以外にも、新興著しいアジア市場あるいは途上国の経済発展をどうこの主要国で応援をしていくのか、そうした問題についても我が国は十分リードできる蓄積があるわ……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。お三方に順次お尋ねをさせていただきます。 まず、木内参考人にお尋ねをいたします。 先ほどの参考人のレジュメでも、お話でも、四―六月期の実質GDP成長率は五四半期ぶりのプラス成長への転換が見込まれるとしまして、その理由として、輸出の持ち直しと定額給付金など経済対策の効果がその原動力にと、こういうお話でありまして、是非、我々も定額給付金を強く推進してきた立場でありますので、このようにしていかなければいけないと思います。 そこで、私は、この定額給付金を皮切りといたしまして、我が国でも是非給付付き税額控除を今後実現をしていくべきだと、このように思っているわけなんで……
○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度補正予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。 我が国経済は、現在、戦後最悪の不況に直面しています。そこで、麻生内閣は、当面は景気対策を優先する立場から、三段ロケットの景気対策を推進するとともに、四月十日に新たに経済危機対策を策定しました。これら一連の経済対策の効果が景気の下支えと底上げに大きな効果を発揮することが期待されます。 本補正予算は、この新たな経済危機対策を実現するための予算措置を講じるものであり、以下、これに賛成する主な理由を申し述べます。 賛成の第一の理由は、景気を下支えし、経済の底割れを防ぐために金融対策……
○荒木清寛君 それでは、今日は初めてですので、恐縮ですが、政治資金の収支報告のことについて一つお尋ねをいたします。
藤井財務大臣は大蔵省出身ですから、非常にこういう点はきっちりしておられると思いますけれども、一つだけ確認をさせてください。
財務大臣の資金管理団体であった新生政経懇話会、住所が千代田区永田町、は、平成十七年十月十八日に、同管理団体解散の少し前に、六百一万七千七百五十五円を同じ名称の団体である新生政経懇話会、ただし住所が港区白金台、に寄附をしていると。これは間違いありませんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、政党支部からの、その処理も含めて、これは個人の所得として申告をさ……
○荒木清寛君 まず冒頭、委員長に要請、またお尋ねをしたいと思いますが。
公明党、ただいまからこの円滑化法案の審議に出席をいたします。ただ、先週二十日の趣旨説明聴取、また本日の委員会立ても、十分なコンセンサスのない中、委員長の職権でお立てになったわけでありまして、このことについては非常に遺憾でございます。
そこで、委員長におかれては、今後、一層公正中立に、また丁寧な委員会運営を、指揮を願いたいと思いますが、委員長、いかがでございましょうか。
【次の発言】 まず、財務大臣に一問だけお尋ねをいたします。
前回もお尋ねしました平成十七年十一月の政治資金の収支報告の件であります。
私が前回御指摘……
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 本法は、中小企業金融の円滑化等が喫緊の課題となっている中での臨時の措置であることから、その影響を十分に検証し、金融システムや金融機関経営の健全性に支障のないよう運用に留意するとともに、本法の適用対象……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まずは総理の御就任をお祝い申し上げます。私も初めての質疑ですので、やはりどうしても総理の偽装献金問題についてはたださざるを得ないわけであります。 資金管理団体友愛政経懇話会の収支報告に関しまして、二〇〇五年から四年間の間で百九十三件、二千百七十万円の架空の個人献金があったことは総理も記者会見で認められております。また、二〇〇四年から二〇〇八年までの合計一億七千七百十七万円に上る匿名献金についても大半がこの株式会社六幸商会の管理資金であったという報道についても、そういう疑いがあるということを答弁されております。また、今日の午前中の質疑でも、この六幸商会からの……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。
まず、総理にお尋ねをいたします。
小沢幹事長の資金管理団体陸山会の土地購入をめぐるいわゆる政治資金規正法違反で民主党の現職国会議員と秘書が逮捕されまして、本日勾留期限を迎えます。ということは、本日中に東京地検によって、捜査によって何らかの判断が示されるという節目を迎えたわけでありますが、こういう節目を迎えたことについて、総理はどう受け止めておられますか。
【次の発言】 そこで、逮捕された石川衆議院議員がもし起訴されたら、私は、もう議員辞職するのは当然だ、このように思います。これが万が一公明党であれば、もう逮捕の時点で辞めなければならない。
国会に……
○荒木清寛君 まず、原口総務大臣にお尋ねいたします。 今日、冒頭、会計検査院からかんぽの宿等の譲渡に関する検査報告がございました。それで、その前に、先ほどから郵政民営化の見直しの議論になっておりまして、四月中に閣議決定をすると、このように聞いております。もちろんこれは亀井大臣の所管でありますけれども、幾ら所管であるとはいっても、余りにも総理を含めて内閣全体が引きずられ過ぎているなという感想を私は持ちます。 そこで、総務大臣にも一つお聞きしておきたいんですが、今回の見直しの方向は国の関与を強める方向での見直しになろうかと思いますが、その上でこの郵便貯金の預入限度額を二千万円に引き上げるともし……
○荒木清寛君 まず、川端国務大臣に、先ほども議論になりましたが、いわゆる政府の電子申請システムが余り利用が芳しくないということについて、私からもお尋ねいたします。
実態は先ほどもありましたけれども、いわゆる費用対効果ということでいいますと、これまでの電子申請システムの整備、また運用について、投入した経費とそれに見合う利用実態、いわゆる費用対効果という面ではどういうふうに政府として分析しているのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、二十年度決算検査報告におきましては、検査院の意見表示として、利用が低調になっていて整備、運用等に係る経費に対してその効果が十分発現していない電子申請等関……
○荒木清寛君 先ほど高障機構の件につきましては詳しい議論がありましたが、この点は後の山下議員の方にやってもらいたいと思います。 私は、まず長妻大臣に年金問題、年金記録問題ではなくて年金の最低保障機能の強化、こういう切実な問題について見解をただしたいと思います。 現政権は、年金制度につきましては、一元的で公平な年金制度の確立と所得比例年金と最低保障年金の組合せによる無年金、低年金問題の解消を掲げ、平成二十五年度に新たな制度を決定するという方針だと、このように伺っております。 そこで、この新たな制度の決定に向けて、今どういう議論の進捗状況なのか。そして、実際、これは平成二十五年からそういう新……
○荒木清寛君 まず、私からは公債特例法に関連をいたしまして質問いたします。 まず、中小企業対策予算につきまして、これで十分かという点について、財務大臣にお尋ねをいたします。 我が党は、昨年の衆議院選のマニフェストでは中小企業予算の倍増ということを明記をしたわけでございます。二十二年度の一般会計予算におきましては、前年度比で若干増加をしておりますけれども、率としては一・一%。二十一年度の七・三%増からは大きく上げ幅は後退をしているということでございます。 昨今のこうした経済情勢の中で、中小企業の活性化なくして経済の活性化はないわけでありますし、特に私は愛知県という物づくりの地域におりまして……
○荒木清寛君 総理にお尋ねします。 今日の委員会でも財政再建ということが大きな議論になっておりますが、これは政府、政治への信頼がなくして当然できる話ではありません。そうした意味では、またぞろこの与党の方で政治と金の問題が出てきたことは大変遺憾でございます。二十二日に小林千代美民主党議員をめぐる北教組の違法献金問題で労組幹部二名が政治資金規正法違反のかどで起訴されました。 またぞろという気がいたしますけど、もうこれは衆議院は、院は院としていろいろ議論されると思いますが、やはり政党、民主党としても、これは信頼回復の意味で、もうきちんとした処分、けじめを付けるべきだと考えますが、総理の決意をまず……
○荒木清寛君 私は、先ほども議論になりましたが、菅大臣のJBICの再分離を検討するという件についてお尋ねをいたします。
先ほども伺っていまして、新成長戦略と絡めての話であると、このように理解をいたしましたので、そうしますと、この再分離をするかしないかということは新成長戦略という段階である程度政府として方針をまとめると、こういうことでしょうか。
【次の発言】 先ほども牧野議員もおっしゃいましたけれども、確かに日本政策金融公庫、余りにもいろいろなものを一つにしまして、これは実際私も、名古屋の話ですけど、実際、そういう総務のところだけは一緒ですけど、あとはそれぞれ別のフロアで前と同じように仕事をし……
○荒木清寛君 まず、金融庁に平成二十年十二月施行の改正金融機能強化法の実績についてお尋ねをいたします。
改正法に基づきまして、本年三月十日、金融庁はフィデアホールディングスに百億円、宮崎太陽銀行に百三十億円の公的資金の注入を発表いたしました。これで資本注入金融機関は十行一信組となったということでありますけれども、この改正法による資本注入の実績については金融庁はどういう評価をしておるのか、報告してください。
【次の発言】 この資本注入の前提となります経営強化計画では、中小規模の事業者に対する信用供与の円滑化など地域における経済の活性化に資する方策が義務付けられたわけであります。これも一つ改正の……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 私は、総理を中心に、命を守る政治の具体論を中心に何点かお尋ねいたします。 まず、介護施設へのスプリンクラーの設置であります。 三月十三日、札幌市のグループホームで火災がありまして、七人の高齢者が犠牲になりました。これはスプリンクラーの設置義務も、また実際の設置もない施設でありました。ちょうど一年前は群馬県の渋川市の高齢者入所施設で同様の火災がありまして、ここもスプリンクラーがなくて十人が亡くなられました。 そこで、まず総務大臣に、こうした高齢者専用施設につきましては、たとえ規模が小さくても、いったん火事になりますと、今回、また昨年のようなことになる……
○荒木清寛君 私は、まずこの法案に関連いたしまして、旧道路公団ファミリー企業の余剰金の問題について一問、お尋ねいたします。 これは、道路公団を民営化する際、まあ公団自体には借金があったわけですけれども、ファミリー企業には余剰金が残っていたと。これは本来は利用者の払った通行料でありますので、元々は、利用者に還元をすべきである、こういうことを政府で決定をいたしましたし、また民営化の際の法律成立の附帯決議でも国会でこれを促進すべし、このように決議をしております。 私は、予算委員会でもこの問題を取り上げ、このことがうやむやにならないように追及してまいりましたし、また三月二十七日の国交委員会では我が……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 両公述人には、今日はありがとうございます。 まず、山口公述人にお尋ねいたします。 私たちも既にもう少子高齢社会に突入しているわけですから、我が国はもう福祉社会の道しかあり得ませんので、先生が言われているように、小さな政府は国民を不幸にするということについては賛同いたします。ただ、その前段で言われた構造改革の誤りを率直に認めるということがもしこの小泉改革を全部否定するという、そういう趣旨であればちょっと違うんではないかと思うんですね。 この前段にも公共事業のお話がありましたが、小泉改革で公共事業は毎年削減をしまして、確かにそのことが地方経済の疲弊につなが……
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