広中和歌子 参議院議員
17期国会発言一覧

広中和歌子[参]在籍期 : 14期-15期-16期-|17期|-18期-19期-20期-21期
広中和歌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは広中和歌子参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

広中和歌子[参]本会議発言(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 参議院本会議 第18号(1995/12/13、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、平成会を代表し、ただいまの金融問題に関する御報告について、総理並びに大蔵大臣に質問します。  しかし、その前に、八日夜の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故についてお尋ねいたします。  今回の事故に際しても、村山内閣の危機管理能力の欠如が甚だしく露呈いたしました。地元自治体への通報が事故発生後一時間もかかり、官邸への報告に至っては、事故発生から二時間を経過していたことは、政府の原発事故対策シミュレーションが完全に欠落していたか、全く機能不能に陥っていたと断ぜざるを得ません。今後の通報体制について政府の決意を求めるとともに、今回の事故を契機に我が国の核燃料リサイクル……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第31号(1997/06/02、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、金融改革の基本理念とともに、今後の我が国の金融行政及び金融システムはどうあるべきかという観点から質問いたします。  昭和五十年代半ば以降、世界経済の急速なグローバル化とともに、我が国の金融も急激に自由化の荒波にもまれ、それまでの金融システムは大きな見直しを迫られるようになってまいりました。日米アドホック委員会の設置を初め、銀行と証券の相互参入規制の緩和や金利自由化の推進など、一応の金融の自由化が……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 参議院本会議 第4号(1997/11/07、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました財政構造改革の推進に関する特別措置法案につき、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、総理、ロシア共和国エリツィン大統領との首脳会談、御苦労さまでした。西暦二〇〇〇年に向け日ロ関係の真の改善を心から期待いたしております。  外務大臣、対人地雷全面禁止条約に署名される御決断をされたことに心からの敬意を表します。  さて、本題の財政構造改革法案についてですが、伺いたいことは大きく二つ。第一は今なぜこの時期に財政構造改革法案なのか、第二にこの法案は財政の構造改革の名にふさわしいのか、の二点です。  初めに、総理は我が国の経済の現状……

広中和歌子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

広中和歌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第133回国会(1995/08/04〜1995/08/08)

第133回国会 決算委員会 第閉会後4号(1995/09/20、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党の広中和歌子でございます。平成会を代表いたしまして、数点質問させていただきます。  まず、沖縄県で起こりました忌まわしい事件から質問を始めたいと思います。  沖縄県で発生した米兵三人によります少女への暴行事件で憤りの声を上げているのは、地元沖縄の人たちだけではございません。犯人の逮捕、その厳正な処罰がなされるよう、日本国じゅうの人々が求めております。逮捕されました三人の犯人の身柄は米軍基地内に勾留されておりまして、これでは犯罪の立証に、そして厳正なる裁判に至る十分な事情聴取ができるのだろうか、そういう危惧の念を抱いている人が多くございます。  日本の警察は犯人の引き渡しを……

第133回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1995/08/04、17期、平成会)

○広中和歌子君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第135回国会(1996/01/11〜1996/01/13)

第135回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1996/01/11、17期、平成会)

○広中和歌子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 科学技術特別委員会 第9号(1996/06/19、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)  この際、前委員長の長谷川清君から発言を求められておりますので、これを許します。長谷川君。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……

第136回国会 環境特別委員会 第3号(1996/02/28、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党の広中和歌子でございます。  大臣御就任おめでとうございます。これまで環境問題に深くかかわってこられた岩垂先生が大臣となられ、御活躍を心からお祈り申し上げます。  昨年秋の水俣の和解解決、そしてまた昨日の新聞でも水俣に引き続き新潟水俣病の和解が成立したと報じられております。  冒頭から重苦しい話題で恐縮でございますが、最近、国民の間に行政の対応への不信感が高まっております。卑近な例を挙げれば、大和銀行、住専問題での大蔵省、「もんじゅ」における科学技術庁、エイズ薬害に対する厚生省のやり方などでございます。  さて、環境庁にとりましては、長いこと背負ってきた課題として水俣問題……

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1996/01/22、17期、平成会)

○広中和歌子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1996/02/13、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会の広中和歌子でございます。  宇野会長におかれましては、国会等移転調査会におきましてまさに精力的に御活躍され、そしてリーダーシップを発揮されましたこと、そしてすばらしい報告書をつくっていただきましたことを心から感謝し、そして敬意を表したいと思います。また、本日は参考人としておいでいただき、本当にありがとうございます。  幾つか質問させていただきたいわけですが、首都機能移転に関しましては、昭和三十年以降その必要性が言われ始めまして、たびたび検討されてきたわけでございます。その山は三回ぐらいあったと思います。まず昭和三十年ごろ、それから昭和四十年から五十年にかけて、それから最……

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1996/06/18、17期、平成会)

○広中和歌子君 首都機能移転につきましては、一極集中の結果生まれる数々の弊害をなくしていこうということでございますけれども、その結果として波及する効果にはプラス面とマイナス面があるのではないかと思います。  総理は、今度の国会移転、もし決まりましたらでございますが、最大の意義をどこに見出していらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 総理は、国会移転が規制緩和とか地方分権、行政改革のきっかけになればということを橋本ビジョンの中で述べておられますけれども、地方分権、なかんずく省庁の統廃合は、省庁はもとより自民党の中でもいろいろ反対があるというふうに伺っておりますが、総理の御所見、御決意をお伺いい……

第136回国会 逓信委員会 第3号(1996/02/22、17期、平成会)

○広中和歌子君 先日、沙漠植林ボランティア協会というところから、モシゴルの砂漠の植林、緑化、農業振興についての活動を伺い、大変すばらしいことだと思ったわけです。この協会がというんでしょうか、この団体がボランティア貯金から一部支援を受けているということで、私はこのボランティア貯金が生まれた精神というんでしょうか、そしてそれに協力してくださる預金者の皆様方を初めとして、こうした取り組みにリーダーシップを発揮していらっしゃる郵政省に対して心から敬意を表したいと思うんです。  ただいま預金金利が低くなっている中で、ボランティア貯金の額というのはどのような推移をしているか、まずお伺いいたします。

第136回国会 逓信委員会 第5号(1996/03/26、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  私は、一視聴者といたしまして、NHKの番組も大変楽しませていただいております。「生きもの地球紀行」、「大地の子」、「戦後五十年NHKスペシャル」など、思いつくままに述べましたけれども、今後ともいい番組をつくり続けていただきたい。要望いたします。  次に、TBSの未放送ビデオ問題につきましては多くの同僚議員が既に発言されたわけでございます。大臣は、今後、事実を厳正に調査し、放送法に照らして違反については厳正に対処していきたいというふうに述べられまして、これはもうぜひそれをやっていただきたいと思うわけでございます。  しかし、違法性はさて……

第136回国会 逓信委員会 第6号(1996/04/02、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  きょうはお忙しい中を御出席いただきまして、参考人の方々に心から御礼を申し上げます。  私は、放送界、特に放送の現場には全くの素人、無縁の人間でございましたので、見当違い、失礼な御質問をするかもしれませんけれども、あらかじめお許しを願いたいと存じます。  このたびのTBSオウム報道に関しまして、新進党といたしましてはコメントを発表しております。「東京放送(TBS)のオウム・ビデオテープ問題は、単に報道のモラルから大きく逸脱したという問題に留まらず、それがきっかけとなって殺人事件が誘発され、さらに一連のオウム事件に発展する一因となったとも……

第136回国会 逓信委員会 第7号(1996/04/09、17期、平成会)

○広中和歌子君 まず最初に、預り金の民間災害救援事業に対する寄附の委託に関する法律案について御質問いたします。  制度創設の趣旨といたしまして、第二条に、天災その他非常の災害があった場合で、寄附の委託を受けることが必要と認めたときは、郵政大臣は寄附の委託を受ける期間を定めるとございます。だれが必要と認めるのか、主語はだれなのか、まずお伺いいたします。  天災その他非常の災害はどのような災害をイメージしていらっしゃるのかもあわせてお伺いいたします。
【次の発言】 郵政大臣がお決めになると。
【次の発言】 それでよろしいんでしょうか、改めて伺います。それとも、例えば内閣でお決めになるとか、そういう……

第136回国会 逓信委員会 第10号(1996/05/30、17期、平成会)

○広中和歌子君 一つだけ簡単に御質問させていただきます。  視聴率についてたびたび御質問があったわけですけれども、今後の民放のあり方にもかかわりますので、三一日お伺いいたします。  この視聴率について砂原社長は、視聴率を無視はできない、しかしそれを質に置きかえ志を持った番組をつくっていくとおっしゃいまして、その心意気を大いに多とするものでございます。そしてまた、それを期待しているものでございます。  しかしながら、申し上げるまでもなく民放というのはコマーシャル収入によって成り立っているものでございます。ですから、コマーシャルの収入と番組の視聴率、それがどのようにかかわっていくのか。今後、スポン……

第136回国会 逓信委員会 第11号(1996/06/04、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました電波法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、二院クラブ及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    電波法の一部を改正する法律案に対する    附帯決議(案)  政府は、本法の施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。一、電波利用料額については、最近の携帯電話  等の無線局の増加状況も踏まえ、無線局の区  分間の公平な負担、電波利用の実態に配慮  し、適正な水準の確保に努めること。一、電波利用の拡大・多様化に伴い、様々な社  会問題も生じてきている……


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第138回国会(1996/11/07〜1996/11/12)

第138回国会 科学技術特別委員会 第1号(1996/11/07、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鹿熊安正君、吉川芳男君、及川順郎君及び松前達郎君を指名いたします……

第138回国会 科学技術特別委員会 第2号(1996/11/12、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として松谷蒼一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 科学技術特別委員会 第1号(1996/11/29、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鹿熊安正君、吉川芳男君、及川順郎君及び松前達郎君を指名いたしま……

第139回国会 科学技術特別委員会 第2号(1996/12/17、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(広中和歌子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一〇号原子力発電等に関する請願外六件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ござ……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 科学技術特別委員会 第1号(1997/01/20、17期、平成会)

○広中和歌子君 お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  委員長在任中は、大過なくその責任を果たすことができ、本当に皆様方の御協力をありがたいものとして感謝しているところでございます。これからは一委員として、科学技術の振興、発展に微力を尽くしたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第140回国会 科学技術特別委員会 第5号(1997/03/27、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会・新進党の広中和歌子でございます。  科学技術基本計画が決まり、その中に五年間で約十七兆円という大きな予算が盛り込まれたことで、科学技術の分野で新しい時代が到来するという期待を私自身も持っておりますし、多くの方がそうした期待を共有しているんじゃないかと思います。  その中で、新しい科学技術のフロンティアとして重点的に科学技術庁が考えていらっしゃる分野というものはどういうものなのか、そして今度の予算の中でどういうふうに反映されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 予算がふえるということはすばらしいことだと思います。  ただ、その予算を使ってどのような成果を上げるかと……

第140回国会 科学技術特別委員会 第6号(1997/05/16、17期、平成会)

○広中和歌子君 参議院平成会の広中和歌子でございます。  きょうは、大変に重たい問題を審議させていただくという認識を持っております。  昭和三十一年五月でございますか、科学技術庁の設立の歴史を見ますと、その前に既に原子力委員会が存在していたと。つまり、科学技術庁にとりまして原子力の開発は国策として位置づけられていたことがよくわかるわけでございます。安定したエネルギーを供給することによって国民生活の質の向上を図るということが科学技術庁にとっての大きな原点であるということだろうと思います。その研究開発の前提は平和利用であり安全の確保であり、原子力というのはクリーンである、安全である、平和利用なんだ……

第140回国会 環境特別委員会 第5号(1997/04/02、17期、平成会)

○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  きょうは差しかえで久しぶりに環境特別委員会で質問するチャンスをいただきましたことを大変喜んでおります。そして、今同僚議員のすばらしい、また興味ある御質問を伺いながら、まさに環境問題は超党派の問題であるということ、そして願わくはこうした環境に対する思いが我々全議員の中に広がることを心から願うものでございます。  さて、南極条約の批准に向け、この南極地域の環境の保護に関する法律案が今国会に提出され、こうして当委員会でも審議が行われることをとても喜んでおります。我が国の批准がおくれたことにつきましては同僚議員から厳しい御指摘などが出ておりま……

第140回国会 建設委員会 第2号(1997/02/21、17期、平成会)

○広中和歌子君 思い出しますと、去年の今ごろは住専国会と言われ、住専問題で荒れ狂った国会でございました。六千八百五十億円国民の税金を住宅金融専門会社を救うために投入することに国民の怒りが盛り上がり、それを受けて新進党、平成会も反対運動を繰り広げたわけでございますけれども、住専処理法案は前の通常国会で成立し、住宅金融債権管理機構が去年の秋誕生したと聞いております。まず、決まった以上、その順調な仕事ぶりを期待させていただきたいと思います。  それで、住宅金融債権管理機構についてお伺いしますが、回収の実績は今のところいかがでございますか。そして、今期の目標は三月末に達成されるのかどうか。また、おやり……

第140回国会 建設委員会 第7号(1997/03/27、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会・新進党の広中和歌子でございます。  ただいま冒頭に平成九年度建設省、北海道開発庁そして国土庁の予算に関しての御説明をいただきました。膨大な予算であり、多岐にわたる大切なお仕事だろうというふうに認めます。これはもちろん日本の社会資本の充実のために組まれたものだと思います。ことしも非常に大きな予算でございますけれども、前年度もそして前々年度も絶えずふえることはあっても減ることはなかった、こうした予算でございます。  それというのも、もちろん戦後あの灰じんに帰した我が国の国土を建て直すためにそうした予算が必要であり、それを少しずつ積み上げながら現在のレベルの社会資本の整備に至……

第140回国会 建設委員会 第9号(1997/04/24、17期、平成会)

○広中和歌子君 阪神・淡路大震災による被災市街地の再建状況、そしてまた再建に当たっての問題点などをまずお伺いいたします。
【次の発言】 私の場合、テレビなどで状況を聞くばかりなのでございますけれども、更地に、火事で焼けて、家が倒壊して、そういうような状況でありましてもやはり地元の方々の土地へのこだわりというんでしょうか、地域へのこだわり、そういうものがあって再開発が非常に難航しているんじゃないかなというような印象を持ったんでございますが、それはきちんと解決されつつ、進捗状況はいいというふうに考えてよろしいんでしょうか。  そして、この御経験が今度の密集市街地のこの新しい法案にどのように反映され……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/06/16、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、自由の会、新党さきがけの各会派共同提案による附帯決議案を提案いたします。  案文を朗読いたします。     金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に関し、次の事項に十分配意し、適切な金融行政の確立に努めるべきである。   一、金融の自由化・国際化が急速に進展する状況の下、住専等金融機関の不良債権問題の顕在化等を機に、金融行……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第1号(1997/09/29、17期、平成会)

○広中和歌子君 私は、委員長に遠藤要君を推薦することの動議を提出いたします。

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/11/17、17期、平成会)

○広中和歌子君 平成会の広中和歌子でございます。  けさ、三塚大蔵大臣から大変ショッキングな北海道拓殖銀行の件について御報告があったわけですけれども、けさもう一つ、これは大変に明るいニュースがございましたので、この委員会をそれから始めさせていただきたいと思います。  昨夜、皆様の多くの方とともに私はサッカーを見ておりました。そして、対イラン戦で勝利を得たわけでございます。まさに最低からの出発、そしてワールドカップ出場の権利を得たわけでございます。ゲームそのものも二転三転、まさに劇的な勝利でございました。そして、新監督に就任された岡田監督の采配が大変評価されております。優勝劣敗の激しいスポーツ界……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号(1997/11/21、17期、平成会)

○広中和歌子君 おはようございます。  引き続きまして、不良債権問題について御質問させていただきます。  拓銀の破産の過程を見ましても、また三洋証券の倒産にいたしましても、破綻した金融機関が別の金融会社に救済されるという可能性が今後現実的ではないということを示しているのではないかと思います。  現在、ビッグバンを目前に、多くの金融機関がまさに綱渡り的な状況にあるんではないかと予想されます。しかし、総理は、今後金融破綻の連鎖反応が起こり得ないと断言なさいますか、そして、もし起こったらどういう形で対応なさいますか、お伺いいたします。
【次の発言】 細心の注意を払っても倒産が起こるというのが現在だろ……

第141回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1998/01/08、17期、民友連)

○広中和歌子君 一月七日の朝日新聞の夕刊であったわけでございますけれども、榊原大蔵財務官がイギリスの金融関係者にもう大手銀行の破綻はないという発言をなさったということが報道されております。  大手銀行を守るのは国際的な常識だと述べ、破綻がこれ以上ないという考えを強調なさったらしいんですが、この真意というのはどういうものなのか、山日銀行局長にちょっとお伺いしたいと思います。新聞に出ておりましたので、多分その発言の背後というんでしょうか、バックグラウンドは十分に御存じだろうと思います。
【次の発言】 外向けのスポークスマンとしてのこの発言というのは、銀行局長が今おっしゃられたように、非常に重要な意……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 外交・防衛委員会 第1号(1998/02/05、17期、民友連)

○広中和歌子君 きょうは、各国大使から本当にすばらしい現場のお話を伺うことができて、大変幸せでございます。  欧州統合に関しましては、もうかなり前から、紛争の世紀と言われた二十世紀におけるまさに壮大なすばらしい希望のある実験であるというふうに思っていたわけでございますが、多くの困難を克服しながらついに通貨統合の方向に、さらには政治的に、そして文化的にもさらに一体化していくんじゃないかと思うのでございます。  その中で、言語の問題です。パスポートなんかはかなり自由になっているわけでございますけれども、ご札から経済の点で、自由主義経済の中で非常に成長率の大きいところとそうじゃないところと、いろいろ……

第142回国会 外交・防衛委員会 第5号(1998/03/26、17期、民友連)

○広中和歌子君 民友連に所属いたします広中和歌子でございます。  私は、オーストラリア・エイジア・インスティチュートのボードメンバーでございまして、この会議に出席するのをいつも楽しみにしております。  貴国オーストラリアが白豪主義を捨て、そしてアジアの一部という認識のもとに、アジアとのつながりの中で共存共栄を図っていくという御方針を打ち出されてきていることに私は心から歓迎の意を表すると同時に、事実、一九八〇年にはPECCを軌道に乗せられたり、また一九八九年にはAPEC創設に関してリーダーシップを発揮されたことにも心から敬意を表しているものでございます。  さて、アジアというのは世界の成長センタ……

第142回国会 外交・防衛委員会 第13号(1998/05/07、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 どうもお三人の大使、御就任おめでとうございます。そして、今後の任地での御活躍を心から御期待申し上げております。  最初に谷野大使にお伺いしたいんですが、今までインド大使でいらして、そして今度中国に行かれるわけですけれども、インドの場合は明らかに親日的な国であると。日本に対する基本的な尊敬の念というんでしょうか、特にアジアの中で日本が果たした役割について非常に高く評価しているわけですが、中国は逆に日本に対して恐れと警戒感というのを戦争中の体験を含めて持ち続けている国であると思いますので、一方で非常にやりにくいんではないかと思います。  しかも、沿岸部と内陸部の格差であるとか、環境……

第142回国会 外交・防衛委員会 第14号(1998/05/12、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。おはようございます。  きょうの三法案、大変興味深い法案でございますけれども、その審議に先立ちまして、昨夜以来マスコミで大きく取り上げられておりますインドが地下核実験を行ったこのニュースにつきまして、外務省の現在また今後の御対応についてお伺いさせていただきたいと思います。  まさにCTBTによって核の拡散をとめようという世界的な動きのある中で、インドがこのようなことを行ったということを外務省はどのように受けとめていらっしゃるか、まず外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 インド政府を代表するインド大使にお会いになったわけでございますけれども、……

第142回国会 外交・防衛委員会 第16号(1998/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 引き続き御質問させていただきます。  今、国際情勢は複雑かつ非常に目まぐるしく動いておりますが、不安定さは特にアジアで顕著でございます。なかんずくインドネシア情勢は非常に緊迫しているわけでございます。  そこで伺いますが、もう既にインドネシアからは一万人を超える邦人が帰国をされた、そしてさらに近隣に出国された方も多いということでございます。それだけではなくて、中国系の人々が三十万人既に出国していると聞いておりますけれども、こういう状況の中ではインドネシアの経済というのは機能停止みたいな状況にあるのではないかと思います。したがいまして、我が国が多く海外投資をしているわけですけれど……

第142回国会 外交・防衛委員会 第21号(1998/06/11、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 四人の参考人がすばらしいプレゼンテーションをしてくださいまして、私の頭の中はいまだにどのような形で御質問していいのかということで混乱しているわけでございます。  広瀬参考人、これは特に質問ではないんですが、私は六、七年前にパキスタンを参議院の議員団の一人として四つの州を訪問したわけですけれども、そのときに、歓迎レセプションなどでその国の首相またはそれにかわる方々が必ずと言っていいほどこのカシミール問題を取り上げ、そしてインドに対する敵がい心、敵意、そういうものをあらわにされることに非常な驚きを覚えたわけでございまして、その印象が強い中で、今、先生のすばらしいプレゼンテーションを……

第142回国会 予算委員会 第2号(1998/01/29、17期、民友連)

○広中和歌子君 おはようございます。  私は、民政党の広中和歌子です。民友連を代表いたしまして質問させていただきます。  さきの国会で我が国が対人地雷全面禁止条約に署名したことを心から喜んでいる国会議員の一人でございます。今民間では、次の運動として、地雷で手足を失った人のために義足を贈る運動が始まっております。それがこのポスターでございます。(資料を示す)地雷禁止に貢献なさったダイアナさんの肖像が美しい花びらでつづられております。今後、対人地雷の犠牲者を支援するODAを行うことは、我が国にふさわしい貢献だと思いますが、総理の御所見をお伺いいたします。

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/02/04、17期、民友連)

○広中和歌子君 私は、民友連を代表して、ただいま議題となりました平成九年度一般会計補正予算外二案につきまして反対の討論を行います。  昨年十一月には三洋証券、北海道拓殖銀行、山一証券、徳陽シティ銀行が次々に経営破綻を起こし、国民の間に金融不安が一気に高まりました。また、銀行の貸し渋りが広がり、企業倒産は過去最高水準となっているほか、消費者マインドも一段と冷え込み、景気は腰折れ寸前の状況となっています。  このような景気の大幅な後退をもたらした責任はまさに橋本内閣の政策判断の誤りによるものであり、消費税率の引き上げ、特別減税の打ち切り、さらに医療費の負担増等、合計九兆円に及ぶ国民負担増を強行した……

第142回国会 予算委員会 第10号(1998/03/25、17期、民友連)

○広中和歌子君 おはようございます。  参議院予算委員会もきょうで三日目でございます。既に十人を超える委員が質問に立ちましたけれども、その多くが現下の不況を訴えているわけでございます。資産デフレ約千兆円、うち土地六百十六兆円、株四百三十四兆円、こうした背景の中で、消費マインド、企業マインドが冷え切っているわけでございます。  日本は不況のさなか、けさの新聞にも書いてございましたけれども、デパートの売り上げが前年同月の六・六%マイナス、しかしそれよりももっと問題なのは、日用品を買うスーパーとかコンビニ、その売り上げでさえ五・五%下がっているということでございます。不況感がちまたにみなぎっているわ……

第142回国会 予算委員会 第19号(1998/05/07、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 大変やりたくない質問なのでございますけれども、させていただきます。  政治腐敗につきましては、古くはロッキード、私が政治に入りましてからもリクルートとか共和、泉井等々ございまして、国民の政治への不信感というものはもう広く深く広まっております。しかし、行政に関しましてはむしろ信頼感があったのではないかと思います。  特に、高度成長期、日本の経済発展をまさに陰に陽に支え、引っ張っていったその行政の力に対する国民の畏敬の念みたいなものがあって、そしてまさにそれと裏腹に外国からは日本株式会社というような言い方で、官僚の強力な力というんでしょうか、それを批判するさまざまな意見があったわけ……


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各種会議発言一覧(参議院17期)

広中和歌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/11/05、17期、平成会)

○広中和歌子君 最初に高木先生には外交問題、そして小島先生には経済についてお伺いいたします。この両方の質問とも、今までの御質問の流れに沿うものでございます。  まず、外交問題についてですが、日本から見ておりますと、中国というのは非常に自己主張が強いというのでしょうか、独自外交を展開している。永野先生のお言葉をかりれば、原則を変えないというふうなことでございます。世界の世論を無視しても立場を通してしまう。人権問題においてしかり、核実験でもしかりでございます。また、環境問題を我が国が中国に与えているODAに絡めようとしても決して妥協しなかった。最近、ちょっと態度が変わってきておりますけれども、それ……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1997/10/27、17期、平成会)

○広中和歌子君 さきの馳先生そして山本先生がもう既に立派なことをたくさんおっしゃったので、補足的に申し上げることになると思いますけれども、やはりODAというのは我が国日本にとって大きな意味での国益をあらわすものではないかと思います。いじましくない国益ということは当然でございますけれども、二十一世紀、日本がどういう国としてどういうイメージを世界に与えたいかということを考えたときに、ODAの果たす役割が非常に大きな意味を持つのではないかと思います。  私が非常に今問題意識を持っておりますのは、政府開発援助大綱の中で掲げられています基本理念、人道的考慮、相互依存性の認識、環境の保全、自助努力の支援と……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1997/10/31、17期、平成会)

○広中和歌子君 大変、皆様方のすばらしいプレゼンテーションを伺っていていろいろ考えていたわけでございますけれども、貧困の問題というのはどういう形で解消されていくのかということを考えてみましたときに、例えば我が国が戦後もう非常に貧しかったとき、それは国が中心となって、政府が中心となってさまざまな形で経済振興をし、そしてインフラの整備をし、そしてそういう中で全体の産業構造とか何かを活性化する形でいわゆる生活レベルを上げていったという国中心でやれる貧困解消もあると思いますけれども、同時に他方、国自身の統治能力というものが、不十分という言葉を言えば語弊があるかもしれませんけれども、そういう国の統治から……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号(1997/12/01、17期、平成会)

○広中和歌子君 具体的な御質問をさせていただきますけれども、大島局長に伺いますが、ODAの中でNGOを通じて援助されているポーション、それからいわゆる小規模援助というんでしょうか、その部分を教えていただけませんか。そして、ほかの国との比較でございますね、特にカナダ、アメリカ、そしてどこかEUの国の例を引いて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカはいかがでございますか。
【次の発言】 一〇%ぐらいございませんか。
【次の発言】 カナダはもうちょっと多いんじゃございませんか。八・五というのは驚いたんですけれども、かなりの部分がNGOを通じて、しかもそういうふうにカナダの大学生と契約……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号(1997/12/05、17期、平成会)

○広中和歌子君 馳先生、山本先生がおっしゃられましたように、この小委員会で非常に充実した議員間のディスカッションが行われてきたこと、私にとってはまさに初めての体験でございました。国会に長く籍を置いておりますけれども、こうした議員間のディスカッションというのは、今まで提案されながらなかなか実現していない中で本当に画期的なことだろうと思う次第でございます。もっとこれを広げていくように、ここの小委員会の体験を発信していく必要があるんじゃないかなと思います。  まず、政府開発援助大綱を基本法に高めていく必要があるかどうかということでございますけれども、もし現段階のあれで十分であるというのであるのならば……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1998/02/04、17期、民友連)

○広中和歌子君 まず、宮崎先生にお伺いいたします。  アジア経済の金融を中心とする危機についてでございますけれども、マレーシアのマハティール首相がジョージ・ソロスという投資家を名指しで批判しております。一国の首相が個人を名指すということは特別なことでありまして、その背後にあるものは、これは私の想像でございますけれども、恐らく欧米資本主義の陰謀というのか、そういったものに対する強烈な批判ではなかろうかと思います。  先ほど寺島先生が実需の六十倍の資金の流れがあるというようなことをおっしゃいましたけれども、このグローバルな市場の中で翻弄されないための処方せんとは何かということを伺いたいわけです。先……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1998/02/25、17期、民友連)

○広中和歌子君 民友連の広中でございます。  今回は、まず小島参考人にお伺いさせていただきます。  先ほどのアジアの現下の金融危機に関しては日本はその一部であるというメッセージは、大変重く、そして興味深く受けとめたわけでございます。  私にも小さな体験があるんですけれども、アメリカからコンピューター関係の若いビジネスマンが日本に立ち寄りました。それは台湾でのビジネスの帰りだったわけですけれども、この会社は台湾からパーツを輸入していると。アメリカにおける生産を拡大するために台湾からのパーツの輸入を拡大したいという目的で視察に行ったわけですけれども、台湾側としては増産の見込みが立たないと。その見込……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1998/03/11、17期、民友連)

○広中和歌子君 話をもとへ戻して大変恐縮でございますが、高野先生が御発言になったソフトパワーにつきまして、その関連で発言させていただきたいと思います。  私は、昨年の一月でございましたか、ユネスコで開かれました科学諮問委員会に出席いたしました。その諮問委員会でのメーンテーマというのが、二十世紀の終わりに世界科学会議を開きたいということで、その是非についての討議でございました。私はその場におりまして、決して日本の代表という立場ではなかったわけですけれども、絶対これは開くべきだということが一点と、そして開くのであればぜひ日本で開いてほしいと切実に思って、そのような発言をしたわけでございます。  な……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1998/04/15、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私も、この小委員会に参加させていただいて一年間でございましたが、大変にすばらしい体験をさせていただいたと思っております。  多くの委員の方の卓越した意見、その中に私も発言の機会をたくさんいただいたわけですが、国会という場所がどちらかというと議員同士のディベートがないと言われる中で、こうした小委員会が存在するということはもうちょっとマスコミなどに知られてもいいんじゃないかなと。そして、少しは皆さん方、外部の方も積極的に見学にいらしていただいたらいいんじゃないかなと思った次第でございます。  私が一つ強調したことの中に、なぜODAなのかということがございます。それは、何人かの御意見……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1998/04/20、17期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 きょうは意見交換ということでございますので、今まで諸先生方の御意見などを伺いながら、どういう形で私がそこに参入できるかなと思いながら伺っていたわけでございます。  意見をお聞きしながらまた私の頭はいろいろなところをさまよっていたわけでございますけれども、かつてイギリスは世界の七つの海を支配するという大きな国であったのが、第一次世界大戦あたりから次第にアメリカにそのパワーを譲って、そして第二次世界大戦後はアメリカが少なくとも自由主義世界の覇権国であり、ソ連邦と東西対立という形で覇権を争ったわけでございますけれども、その冷戦が終わった後にわかにアジアに注目が集まり、先ほど笠井先生も……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1998/02/27、17期、民友連)

○広中和歌子君 外務大臣のODA改革懇談会報告の中で、ODAというのが広い意味の国益であるということが書き込まれたということは、私は当然であろうし、またいいことだろうと思います。そしてまた、杉下参考人は、ODAのこれからのキーワードは国民参加型のODAである、そのためにはODAをなぜ実施するのか国民的合意が必要だとおっしゃいましたけれども、私も当然だと思います。  それは、広い意味の国益、地球益、そしてまた人道的な意味もあるということ。そして、情けは人のためならず、日本のためになるんだと、そういう世論をだれがどういう形で起こしたらいいのか。日本ではいいアイデアというのはいろいろ出るわけですけれ……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1998/03/09、17期、民友連)

○広中和歌子君 永野先生が余りにも見事にまとめられたので、もう本当に申し上げることがないほどでございます。  なぜ今までODA基本法ができることが妨げられてきたのかというのが逆に不思議なぐらいでございまして、これもぜひ一日も早くつくられればいいと思います。  それから、実施体制の一元化、これは当然でございまして、私もそれが外務省であるか他の省庁であるかは問いませんけれども、ともかくそれを通して、透明度とか理念が、実際に実行される過程というのが非常にわかりやすく、国民の支持も得られるようになるんではないかと思います。理念としての地球主義、人道的なものというのは私どもの憲法にもうたわれていることで……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号(1998/04/08、17期、民友連)

○広中和歌子君 私も、この提言を読ませていただいて、改めて長期にわたっていい結果が出てきたんじゃないかなと喜んでおります。  例えば、「提言七 環境ODAの重視と人材の確保」とか、「提言八 社会開発分野の重視」とか、そのほか、「提言一三 国民参加型援助の推進」、「提言一四 NGOとの連携の強化」あるいは「提言一七 開発教育の推進」といったような新しい方向性というか、さらに強調しようという新たな方向性が出されたこと、そしてまた、ODA基本法に向けての骨子も具体的に出てきたことなども私はすばらしいことだと思います。  ただ問題は、今、馳先生もおっしゃいましたように、もうちょっと世間にこうしたものが……

第142回国会 予算委員会公聴会 第1号(1998/04/02、17期、民友連)

○広中和歌子君 民友連の広中和歌子でございます。  きょうは原田公述人、笹森公述人両氏から大変貴重なお話を伺いまして、どうもありがとうございました。  最初の質問はお二人にお伺いさせていただきたいと思います。  昨年暮れ、私は財政金融構造改革特別委員会において財政構造改革法の審議に参加いたしましたし、またことしも予算委員会で予算の審議に携わっているものでございますが、私は、笹森さんがおっしゃいましたように、この財政構造改革というのは二つの点で出すべき法案ではないと。まずタイミングの問題、非常な不景気の中で今そのタイミングではないということ、そしてまた構造改革の名に値しないということを理由に反対……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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