広中和歌子 参議院議員
18期国会発言一覧

広中和歌子[参]在籍期 : 14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期
広中和歌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは広中和歌子参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院18期)

広中和歌子[参]本会議発言(全期間)
14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期
第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 参議院本会議 第6号(1998/09/03、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、北朝鮮による弾道ミサイル発射の暴挙について、激しい憤りを感じつつ、総理、外務大臣及び防衛庁長官にお尋ねいたします。  まず総理、今回の北朝鮮のミサイル発射は単なる実験であったと断定してよいのでしょうか。そうではなくて、我が国に対する直接攻撃を意図したもの、あるいは攻撃のための演習ではなかったのか、総理はどのように判断されているのか、明確に御答弁を願いたいと存じます。  八月三十一日の官房長官コメントでは、そのタイトルは「北朝鮮によるミサイル発射実験」となっております。また、その本文では、「北朝鮮に対し、外務省を通じ、今回の実験実施に対する遺憾の……


■ページ上部へ

第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 参議院本会議 第10号(1999/03/24、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の所得税等負担軽減措置法案に対し、同案に対する民主党・新緑風会提出の対案と対比しつつ、政府案に反対する立場から討論を行います。  間もなく二十一世紀がやってきます。二十一世紀の日本には、高齢化、少子化、環境問題など、多くの課題が山積しております。今私どもが生きている日本、この地球は、私どもだけのものではありません。子や孫たちすべてのものなのです。私ども政治家は未来への責任を負っております。二十世紀と二十一世紀の橋渡しという重要なこの時期に政権を担われた小渕内閣は、二十一世紀の日本をどのような国に導きたいとお考えなのでしょうか。税制という……

第145回国会 参議院本会議 第40号(1999/07/28、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国旗及び国歌に関する法律案に対して、総理並びに関係大臣に質問させていただきます。  日の丸は、日出る国日本の力強さと誇りをあらわすシンボルとして多くの国民に親しまれており、また古今和歌集を原歌とする君が代は、荘厳な雅楽の旋律のもとで、悠久、共生、愛などを表象する国歌であるとされております。日の丸・君が代は、ともに古来より親しまれ、今日まで引き継がれてきており、事実、日の丸・君が代にかわる我が国の国旗・国歌は存在しておりません。  本法案の最大の問題点は、その提出経緯です。  政府は、国旗・国歌という日本国の基本的枠組みや……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 参議院本会議 第33号(2001/06/20、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました林業基本法の一部を改正する法律案について、農林水産大臣並びに関係大臣にお伺いいたします。  私たち日本人は、古来、森林と深いかかわりを持ち、森林から多くの恵みを享受してまいりました。すなわち、森林は単に家や家具をつくるための木材や、料理し、あるいは暖をとる薪炭を提供する場としてだけではなく、水源の涵養やCO2の吸収など環境面で多面的な機能を持ち、かつ多様な野生動植物の宝庫としても人々に広く利用されてまいりました。  また、日本人になじみの深い神社や寺の境内に広がる鎮守の森は、多くの船に水先案内の役を果たしてきたとともに、……

広中和歌子[参]本会議発言(全期間)
14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院18期)

広中和歌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期
第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 財政・金融委員会 第3号(1999/03/09、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  私は、宮澤大臣を初めそこにお座りの方々、経済の専門家と違いまして全くの素人でございます。普通の金銭感覚と申しますか経済感覚で質問させていただけたらと思います。  きょうは非常に寒い日でございまして、まさに桜の咲くころが待たれるわけでございます。去年はそのころには日本の経済環境も明るくなると言われたわけでございますけれども、ことしはいかがでございましょうか。〇・五%の経済成長率、先ほども同僚議員が御質問になりましたけれども、果たしてそれが達成できるのかどうかということが今問題だろうと思います。民間の研究機関などには、それはとても無理で……

第145回国会 財政・金融委員会 第7号(1999/03/19、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきであ……

第145回国会 財政・金融委員会 第8号(1999/03/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。  三法案の審議に入ります前に、この週末に大きく新聞で取り上げられておりましたODA債権全額放棄について、大蔵大臣の御所見をお伺いできたらと思います。  六月に開催される主要国サミットの議長国提案として、それはドイツでございますけれども、議長案としてODA債権全額放棄が明らかになったというふうに報道されております。主要七カ国全部で二百億ドルに上る最貧国向けODAがあるわけでございますけれども、その対象となるODA債権のうち日本は一兆円規模であるというふうに報道されております。つまり、二百億ドル中八十五億ドルでございます。これまでもたびたび債権の繰り延べなどを……

第145回国会 財政・金融委員会 第10号(1999/04/13、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 金融業者が発行する社債を購入する投資者を保護するため、金融業者の監督体制の強化を図るとともに、不良債権の状況など融資業務の特殊性に対応したディスクロージャーの充実を図ること。また、本法律に基づいて……

第145回国会 財政・金融委員会 第11号(1999/04/15、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 堺屋長官は経済改革、行政改革に大変熱心な方でいらっしゃいましたが、その方が経済企画庁長官になられた、そしてきょう審議されております国際協力銀行法の主務大臣である、そういう状況の中でまずお伺いいたします。  行政改革の一環として行われた特殊法人の改革と統合でございますが、なぜ海外経済協力基金、OECFと輸出入銀行の統合なんでしょうか。例えば、同じ金融機関の統合であるならば開銀と輸銀という考え方もあったでしょうし、ODAという視点であればOECFとJICAという考え方もある。なぜこういう組み合わせ、OECFと輸銀の組み合わせを選ばれたのかということについて御感想をお伺いいたします。

第145回国会 財政・金融委員会 第14号(1999/05/18、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 国民生活金融公庫の業務実施に当たっては、民業補完の原則を踏まえつつ、今後の業務の実態に即して、管理運営体制等について適切な見直しを行い、効率的かつ効果的な運営に努めること。  一 国民生活金融公庫に関するリスク管理債……

第145回国会 財政・金融委員会 第17号(1999/06/03、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、日本政策投資銀行法案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨及び概要について御説明申し上げます。  本法律案は、特殊法人の整理合理化及び経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化の観点から、日本開発銀行及び北海道東北開発公庫を廃止して日本政策投資銀行を設立し、経済社会の活力の向上及び持続的発展、豊かな国民生活の実現並びに地域経済の自立的発展に資するため、一般の金融機関が行う金融等を補完し、または奨励することを旨とし、長期資金の供給等を行わせるため、日本政策投資銀行法を制定することとするものです。 ……

第145回国会 財政・金融委員会 第20号(1999/08/03、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私も、冒頭の質問は実を言うと質問通告していないんですが、林委員の御質問に触発されまして、質問させていただきます。  この御報告の中で、「デフレ懸念の払拭が展望できるような情勢になるまで、現在の思い切った金融緩和基調を維持し、金融面から、物価の安定と経済の回復をしっかり支えていく方針であります。」というふうにおっしゃっているわけでございます。  私は、日銀総裁が初めてこのポストにおつきになりましたときに、庶民の立場から言うと、千二百兆円に上る預金がほとんど金利を生まないといういわばお金の飼い殺し、そういう状況に対して大変にフラストレーションを感じている、それが消費マインドを押し下……

第145回国会 財政・金融委員会 第22号(1999/08/06、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 残りの貴重な時間をちょうだいいたしまして、新宮澤構想について再度御質問させていただきたいと思います。  タイのバーツの下落に始まるアジアの通貨危機、そしてそれが経済危機に広がる中で新宮澤構想というのが発表され、それが三百億ドルという大きなお金、円に直してみましたら三兆五千億という大きな金額でございまして、年間ODA予算の三倍にも当たる大きな規模でございます。それがどのような形で使われ、そしてどのように評価されているかということについてまずお伺いしたいわけでございます。  新聞報道などによりますと、「「宮沢構想」半年―高い関心、非対象国から要請も」という何かポジティブな見出しの記……

第145回国会 予算委員会 第7号(1999/03/01、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 おはようございます。  先週からけさにかけてマスコミのニュースを独占したのは、脳死からの臓器移植でございました。心臓、肝臓、腎臓と、それぞれ各地で提供を待たれている方への手術が終わったということでございますが、厚生大臣、簡単にその経過をお話しいただけませんか。
【次の発言】 脳死からの臓器移植に関しましては、世論もいろいろ割れてきたわけでございますけれども、今回の移植について総理のコメントをお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  私ごとになりますが、私は一九八六年に政治の世界に入らせていただき、十二年前初めてこの予算委員会で総括質問に立たせていただき……

第145回国会 予算委員会 第13号(1999/03/10、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 一番最初にコンピューター二〇〇〇年問題をお伺いしようと思ったんですが、官房長官がいらっしゃいませんので、それは後でさせていただきます。  私は、民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。三月一日の総括質問に引き続きまして、その残りの質問をさせていただきたいと思います。  前回は、金融問題を含む日本の経済危機に関しての認識、共通の認識については一致しているわけでございます。しかし、世界第二の経済大国である日本、しかもそのGDPはアジア全体の二倍に達する、金融資産も千二百兆に上っている、海外にも一兆ドル前後の資産がある、国内には技術も人もある、それなのに国も国民も自信喪失している、……


■ページ上部へ

第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 総務委員会 第2号(1999/11/11、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府並びに人事院は、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。  一 人事院勧告制度が労働基本権制約の代償措置であることを踏まえ、政府は人事院勧告制度を引き続き尊重するとともに、人事院は官民給与の精確な比較等により公務員給与の適正な水準の維持・確……

第146回国会 総務委員会 第3号(1999/12/14、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  総務委員会に属するのは今回初めてでございまして、しかも最初の質問でございますので、見当違いな質問もあるかもしれませんけれども、どうかあらかじめ御容赦いただきたいと思います。  このたびの法案でございますが、官民交流法は労働力の流動化が起こり始めている我が国では非常にタイムリーな法案と思えるわけでございます。しかし、これがどのような職種でどのような規模でどのくらいの期間、期間は三年以内というふうになっておりますけれども、どのような成果を期待していらっしゃるのかお伺いしたいと思います。


■ページ上部へ

第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 総務委員会 第6号(2000/03/28、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 第八委員会室で初めて総務委員会が開かれるということでございますが、そうそうたる貴族院議員の方々の肖像画を前にいささか緊張しているところでございます。  本日、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案でございますけれども、簡単に内容を言ってしまえば、今までビジネスクラスを使っていた方が一部エコノミークラスに変わっていただく、そしてファーストクラスの方も一部ビジネスクラスに変わっていただくということなのでございますけれども、ビジネスで公務員が御旅行になる場合には原則としてビジネスクラスをお使いになってよろしいんじゃないでしょうか。特に遠距離の旅行などというものがございま……

第147回国会 総務委員会 第8号(2000/05/11、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 広中でございます。  この中央省庁改革基本法で、国の行政機関の職員の定数約八十四万人を十年間で一〇%削減するとされたものが、なぜ平成十一年四月の閣議決定で二五%になったのかということについてでございますけれども、その二五%の数字の根拠というのは何でしょうか、簡単にお答えください。
【次の発言】 私がお聞きしたいのは、経緯じゃなくて、その根拠なんですよね。  二五%の削減というのは、独立行政法人化、特に国立大学の独立行政法人化を前提としてその数字が出てきたんですか。
【次の発言】 従来でしたら十年間で一〇%ですから、八十四万人をベースといたしますと、十年間で八万四千人の削減ですよ……


■ページ上部へ

第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 国土・環境委員会 第2号(2000/11/09、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の福山議員からCOP6についての御質問があったわけですけれども、私は、地球温暖化一般について、建設大臣並びに環境庁長官に御質問させていただきたいと思っている次第でございます。  地球温暖化による異常気象、それによる災害が地球規模で各地に起こっているわけでございます。長雨による浸水、それから大雨による洪水、片や砂漠化も進行しているわけでございます。  ここに御本がございますが、「人類は80年で滅亡する」と、ちょっとショッキングなタイトルの本でございますが、立派な学者が書いていらっしゃる。東北大学の西澤潤一先生と上墅勲黄先生、このお二人の書いていらっしゃる本でございますけれど……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2001/03/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 今国会からこの沖特、沖縄北方領土特別委員会に所属させていただきました。橋本大臣はこの問題に、特に沖縄には深くかかわっていらっしゃいましたので、横綱に幕下が挑むような、本当に素人の質問になってしまうと思いますけれども、複雑な問題について本当に素朴な質問をさせていただきたいと思います。  沖縄振興に関しましては、米軍基地の七五%が沖縄にあるということで、私としても、そして多くの日本の国民も理解を示しているんではないかと思います。しかし、予算の仕組みが非常に複雑過ぎて、それがどのように適切な形で使われているかわからないというような思いがいたします。  例えば、平成十二年度、去年までの……

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(2001/06/20、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 最初に、尾身沖縄担当大臣に御質問させていただきます。  この六月ですか、沖縄を訪問なさいまして、そして稲嶺知事を初めさまざまな場所を御訪問になったと伺っておりますが、大臣は沖縄訪問に際して、責任の重さを痛感している、皆さんと一体となって新しい沖縄づくりに取り組みたい、期待に必ずこたえたいと語られたというふうに報道されております。  沖縄県民が期待している沖縄振興策のビジョンについてお伺いしたいわけでございますけれども、一国二制度というのを稲嶺知事などは要望されているようでございますけれども、この一国二制度の可能性に触れながらそのビジョンについてお述べいただきたいと思います。

第151回国会 外交防衛委員会 第4号(2001/03/22、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。久しぶりにこの委員会に戻らせていただきました。緊張と期待を持って質問をさせていただきたいと思います。  私は、一九八六年、今から十五年ぐらい前になってしまうんですが、政治の世界に入りまして、最初に所属したのが外務委員会でございました。当時、日本を取り巻く環境というのは、言ってみれば、ジャパン・バッシングに象徴されるように、非常に日本の経済力が強かった。バブルも起こり始めていたわけですけれども、そういう中でゴルバチョフ・ソ連邦書記長が登場し、東西冷戦の雪解けムードが始まった。そして、地球環境を人類共通の敵として戦っていこうという本当にすばらしい時期……

第151回国会 外交防衛委員会 第14号(2001/06/07、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  きょうは、川島裕外務事務次官を政府参考人としてお願いしたわけですが、いらっしゃることができないということですので、外務大臣官房長の飯村さんにぜひお残りいただきたいと思います。  さて大臣、小泉内閣の人気は上々、そしてそれを支える田中外務大臣のマスコミの注目度抜群でございます。このように六台のカメラがこうした委員会に来てくれるということ、それはそのことを示しているんだと思いますけれども、一々その御発言が取り上げられ、大臣の御発言、あるいはそれに絡むものが非常に注目を浴びているということ、これは喜んでいいのか、それとも問題なのか、大臣と……


広中和歌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院18期)

広中和歌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期
第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 共生社会に関する調査会 第1号(1998/08/31、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第143回国会 共生社会に関する調査会 第2号(1998/10/01、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  男女共同参画社会基本法(仮称)について論点説明をいただきましたけれども、この基本法の必要性として、人権、社会の要請それから個人が能力と個性を発揮できる社会が望ましいんだ、そういうことで必要性を述べられたわけでございますけれども、私としては社会の要請というのが一番正直なところではないかと思います。本当に個人が能力、個性を発揮できる社会、そしてまた人権、平等ということですけれども、そういうものが現実の社会で守られているかというのは、これは男女の間の問題だけではなくて社会そのものの問題であるような気がいたします。  では、なぜ今こうした基……


■ページ上部へ

第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/02/14、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 両先生、本当にありがとうございました。  そして、今最後の御質問で多少カバーされたわけですが、功刀先生にまとめとして御発言いただきたいと思うんです。  先ほど冒頭の御説明で、最後の部分、「おわりに」という部分ですね、つまり二十世紀の倫理では地球は保てない、そして主権国家の国益と権力追求への排他的関心から政治の営みを開放し、パートナーシップの相乗効果から地球益、公共善の追求と、それが書かれている後で、望まれる日本のスタンス転換というところがあるんですけれども、日本外交が今までとってきた方策をどのように転換しなければならないと思われるか、具体的に、元外務政務次官でいらした武見先生に……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/02/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 伊勢先生にちょっと簡単に、今の御説明の中でフォローさせていただきたいことを質問させていただきます。  日本人が管理職につきにくいということで御説明になった中で、経営管理の考え方の違いということをおっしゃいましたが、これは具体的にどういうことであるのか、大変興味がありますので、ぜひ御説明いただきたい。  それから、上級のポストになると、例えば日本と比べて国連の職員、トップの同じようなレベルの職員の給料が低いという、しかも例えば日本からその差額を出すというようなことは許されないということでございますけれども、国連で働きたいという希望を持った方は少なからずいらっしゃるんじゃないかと思……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2000/03/01、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中でございます。きょうは本当にいいお話をありがとうございます。  人間の安全保障についてでございますが、ディーセントな仕事、そしてディーセントな生活を途上国の人々を含め共有するという理念というのが非常に大切だろうと思うわけで、そこで問題はODAでございます。  ODAの質を上げるために私ども国際問題調査会でもいろいろ議論をいたしまして、例えば草の根レベル、NGOと協力をしてというようなことも話し合われ、またODAのガバナンスというのでしょうか、出す側のガバナンスと受け取る側のガバナンスなんという点でも話し合いをしたわけでございます。  しかしながら、現実に南北の格差は……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2000/04/21、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 御指名、ありがとうございます。  私たち日本人は、戦後、まずユネスコに入ることができ、そして国連に参加したとき以来、本当に国連に対して夢を持っているということが言えるんじゃないかと思います。  横田先生がおっしゃいました、国連は非常に大切であると。場合によっては国の主権の制限があり得ても、それが方向であるというふうにおっしゃることは本当にもっともなことだと思いながら、しかしながら、世界の動きは実際どうなんだろうかと。  今、アメリカの動きを見ておりますと、それは一部の議員の横やりとばかり言えるのだろうか、アメリカ全体が一つの大きな島国になっているんじゃないかみたいな考え方もある……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2000/05/12、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。  第二次世界大戦後、世界の人々が平和への希求と期待を込めて国連が創設されたわけですけれども、早くも五十余年がたちました。その後、世界はさまざまに変化し、冷戦下、そして冷戦後に各地で起こった数々の紛争に国連は十分に対応してきているとは言えないと思います。特に、安全保障理事会は、第二次世界大戦の力関係をそのまま引きずっており、しばしば機能不全を示していると思います。  しかしながら、環境問題、人口問題、貧困、飢餓あるいは人権侵害などの諸課題が地球規模で対応すべきものとして国連を中心に数々の枠組みがつくられてきたことは、大いに評価してもいいのではない……


■ページ上部へ

第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/10/31、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私は、会長に関谷勝嗣君を推薦することの動議を提出いたします。

第150回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2000/11/06、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 私も、資料として渡されたものの中に、森総理大臣が中央公論の中で書かれていることに非常に新鮮な驚きを感じたものでございます。  我が国のODAは連続して年間約一兆円に及び、世界第一であると、しかし日本には陰徳を積むという考え方があり、財政面での援助、支援も黙々と静かに努力していくことこそ望ましいのであって、そうした長年の積み重ねの中から、自然にみんなに喜ばれ、感謝され、そして例えば安保理一つとっても推挙されていくようになればいいというようなお考えを述べていらっしゃることに関して、同僚議員の御質問に河野外務大臣としては先ほどお答えになりましたのであえてコメントは求めませんけれども、……

第150回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/11/15、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  お三方のお話を伺いながら、国連の機能の複雑さとか、十分に機能させようとすることの難しさというものを十分に受けとめることができたわけですけれども、国連は第二次世界大戦の後、世界中から希望を持ってその誕生が祝われ、また特に我が国にとっては平和と調和の象徴として非常に熱い思い入れがあったわけで、いろいろ問題はありますけれども、されど国連だということだろうと思います。  ところが、前回の調査会でも話題になったんですけれども、日本は国連の分担金を払い過ぎであると。特にバブルのときに調子に乗ってどんどんふやしてしまって、今それを調整する時期に来ているという意……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2001/02/14、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 もう既に多くの御質問、そしてお答えがあったわけで、少し重なるかもしれませんけれども、最初に波多野大使にお伺いして、もし御意見があればあとの質問に関してはお答えいただける方に答えていただければと思います。  波多野大使は、国連大使として安保理のメンバーでないためにさまざまな場面でフラストレーションを感じられ、そういう中で御発言があったわけなんですけれども、国連改革ということが言われながらなかなかそれが実現していないというそういう現状の中で、本当に可能であるというふうに思っていらっしゃるのか、そのことについてお伺いいたします。  それから、私の世代ですと、国連というのは非常に輝ける……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/02/26、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 広中でございます。  とかく日本の外交というのは顔が見えないと言われる中で、UNHCRで過去十年間御活躍になった緒方さんの優しくて、しかも輝いて見えるお顔、それを日本人として本当に誇らしく思っていたところでございます。本当に御苦労さまでございました。そして、今後ともまた別の形で御貢献を続けていただけるとうれしく思います。  日本の国際社会における貢献ということは戦後ずっと言われ続けたわけでございますけれども、平和憲法を持ち、そして私どもにとって最もふさわしい貢献というのは、やはり人道的なものであろうという何となしのコンセンサスのもとに私どもはいろいろやってきたわけです。特に貧困……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2001/04/18、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 国連への思いと二十一世紀国連の果たすべき役割について、多くの方々から御意見を伺ったわけでございます。  国連というのは、二つの大戦を経て生まれた人類の英知の結集だろうと思います。ですから、それはすばらしいと。そして、多くの期待を持って国連に我が国は入ったわけでございます。国連の憲章の理念はすばらしいわけですけれども、しかしながら、現実には冷戦によって理想は多くの妥協を強いられている。しかし、そうした中でも、特に国連の中では経済社会理事会が多くのいいことをやってくれた。  例えば、南北格差をなくすために貧しい国の子供たちに教育を与えようというユニセフの運動であるとか、文化、教育の……

第151回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2001/05/23、18期、民主党・新緑風会)

○広中和歌子君 まず初めに、冷戦後の世界情勢の変化と問題点について指摘させていただきたいと思います。  二十世紀は戦争の世紀と言われるように、我々人類は二つの世界大戦とその直後に始まる核の均衡による東西の冷戦を経験し、そしてその間、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争に代表される世界各地で起こる米ソの代理戦争が続いて、多くの人々が紛争に巻き込まれてまいりました。  日本は第二次世界大戦後、冷戦構造の中で平和憲法を堅持しつつ、米国との間に安全保障条約を結び、外交、安保の面でその判断と責任の多くを米国に依存してまいりました。そして、世界の紛争に巻き込まれることなく、防衛支出はGDPの一%にと……



広中和歌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

広中和歌子[参]在籍期 : 14期-15期-16期-17期-|18期|-19期-20期-21期
広中和歌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 18期在籍の他の議員はこちら→18期参議院議員(五十音順) 18期参議院議員(選挙区順) 18期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。