紙智子 参議院議員
20期国会発言一覧

紙智子[参]在籍期 : 19期-|20期|-21期-22期-23期-24期-25期-26期
紙智子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは紙智子参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院20期)

紙智子[参]本会議発言(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 参議院本会議 第3号(2006/01/25、20期、日本共産党)

○紙智子君 私は、日本共産党を代表して質問をいたします。  まず初めに、今回の豪雪の大変大きな痛手を受け、御苦労されている皆さんに、私も雪国出身の一人として心からお見舞いと、そしてこの対策のために力を尽くすことを述べさせていただきたいと思います。  国の予算が本当に国民のために使われているのか、税金の無駄遣いがないかチェックをすることは国会の重要な仕事です。決算の審査を一層充実する立場から質問いたします。  第一に、米国産牛肉に危険部位が混入していた問題は、二〇〇四年以来の食の安全に対する小泉内閣の責任が厳しく問われる問題です。  二〇〇三年に米国でBSEが発生して以来、圧倒的多数の国民がアメ……

紙智子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院20期)

紙智子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第160回国会(2004/07/30〜2004/08/06)

第160回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第閉会後1号(2004/09/07、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  私も日本共産党国会議員団調査団の一員として、先日、沖縄のこの事故現場の調査に入ってまいりました。地元で被害を受けた方や関係者からお話を聞いてまいりました。  米の司令官が人のいない方向にヘリの機体を持っていこうとしたんだというようなことが言われましたけれども、私はとんでもないというふうに思いました。実際に墜落した場所というのは、人のいないどころか、本当に人口密集地、住宅地のその真ん中です。大学ということですけれども、すぐ近くには保育園もありましたし、それから大学もこの当時というのは休み中ではあったんですけれども、どのぐらい学校に来ていたのかという……

第160回国会 農林水産委員会 第1号(2004/08/05、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、二十分の質問時間ですので、答弁できるだけ簡潔にお願いしておきたいと思います。  それで、BSEの問題からですけれども、政府とアメリカはこの夏をめどに双方の牛肉の輸入再開について最終結論を出すというふうにしているわけですけれども、しかし、そういう段階なんだろうかというふうに思うんですね。  日米専門家会合のこの報告書ですけれども、この報告書でも我が国の国内対策との違いというのは明確です。そして、アメリカの対策というのは非常に不十分であるということもはっきりしているわけです。飼料による交差汚染の問題でいいますと、日本側はこの中で、米国の飼料規……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2004/10/29、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  米軍の再編問題、で、基地移転問題で質問をしたいと思います。  沖縄の海兵隊基地の本土への移転がまないたに上がって、北海道でも矢臼別などへの移転が報道をされ、住民やまた自治体の不安の声が高まっています。私も、先日現地に訪問いたしまして、関係する四つの町の町長さんともお話をしてまいりました。  まず、八年前から行われています矢臼別での米軍実弾射撃演習のことですけれども、地元はこの問題で毎年要請を上げていますね。  道と四町で作る連絡会議があるんですが、今年の六月にも五項目の要請をしています。その第一に、将来にわたって在沖縄米軍による矢臼別演習場での実……

第161回国会 災害対策特別委員会 第5号(2004/11/24、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  私も、午前中の参考人質疑を館内のテレビで見ておりました。もう被災から一か月ということで、いまだ七千人の方々が被災、避難生活を送っておられるわけです。間もなく雪が来るということでは本当に不安な気持ちでおられると思いますが、そういう中でも助け合って復興のために本当に頑張っておられるわけで、少しでもやっぱり励みになるようなことをこの国会の中でも決めてやっていかなきゃいけないというふうに思います。特に、暮らし再建の基礎となる住宅再建への対策、支援が、これは本格的に求められているというふうに思います。  初めに防災大臣にお聞きしたいんですけれども、今回の新……

第161回国会 農林水産委員会 第2号(2004/10/28、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、この間の台風と、そして地震で被災をされた皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。我が党も長岡市に救援センターを設置いたしまして救援活動に取り組んでいるわけですけれども、政府、農水省においても万全の対策をお願いをしておきたいというふうに思います。  それで、ちょっと二テーマで質問したいので、答弁はできるだけコンパクトにお願いしたいと思います。  最初に、農業共済についてですけれども、今年は台風が十個上陸するということで、かつてない被害がもたらされました。農林漁業被害の関係の被害額も五千七百億円というわけですけれども、北海道では台風十八……

第161回国会 農林水産委員会 第3号(2004/11/18、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  食料・農業・農村基本計画の見直しの作業が大詰めを迎えているわけですけれども、農水省が出している政策の対象とする担い手について、多くの農家あるいは関係者の皆さんから非常に不安が出されています。これでいくと圧倒的な農家が切捨ての対象になるんじゃないのかということなんですね。  そこでお聞きするんですが、農水省は今度の政策で、担い手は認定農業者、特定農業団体であるとともに、担い手というからには、他産業並みの五百三十万円の年間所得が得られることが必要だと、ということで数字も出して、そのために必要な経営規模も示しているわけですが、五百三十万円の所得を確保で……

第161回国会 予算委員会 第3号(2004/10/21、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  BSEの問題で質問させていただきます。  厚労省そして農水省は、二十か月齢以下の牛について全頭検査の対象から外すということを食品安全委員会に諮問いたしました。これは、感染牛を食物連鎖から排除すると、こういう全頭検査の意義からいいますと、これを否定するものだと、そして検査継続を求めている大多数の国民の声を無視することになると思います。  総理は、この国内の措置を見直しをするということをおっしゃっていますけれども、この諮問どおりに実施されることになりますと、店頭には検査済みの牛肉とそうじゃない牛肉が並ぶことになります。混乱あるいは偽装ということもこれ……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2005/02/08、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日は三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、私、袴田参考人にお聞きしたいと思います。  実は、昨年、北方領土返還・四島交流促進議連ということで超党派の議員の皆さんと一緒にサハリンに行ってきたんです。それで、その現地での報道が、第二次世界大戦後の結果の見直しという自らの固定概念を表明するために訪問したのは明白だと、だが戦勝国がそれを認めないことは明白だということで報じていまして、やはり戦勝国だったら、戦争に勝ったんだから領土を奪っておいても当然だという意識が今もずっとあるのかなというふうに思ったわけです。  それで、こういう意識状……

第162回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2005/03/22、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、北方領土の元島民から、島民の皆さんが四島からの引揚げの状況や領土返還への思いを語るいわゆる語り部活動というのがあります。根室管内を中心に行われているんですが、地元の小中学校や高校の生徒たちに語ったり、あるいは道外からの訪問者や大学のゼミナールの聞き取りや海外のメディアの取材とか様々あるんですね。このうち、北方領土問題対策協会や復帰期成同盟によるものは講師に対しても手当が出されているわけです。しかし、そのほか市で主催するとか、あるいは千島連盟根室支部とか個人とかいろんな形でこの講師活動が行われていまして、多くの場合、年齢も高くて年金生活で余……

第162回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2005/03/25、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今年の一月に本委員会としても沖縄に調査に行きました。戦後六十年を経て、やはり沖縄は戦争の痕跡が生々しく残されているということを実感いたしました。基地問題や不発弾の処理の問題や遺骨収集などの戦後処理にかかわる問題も残されています。  戦後処理というのは、さきの戦争で残したつめ跡が補償、救済されないままに今日の課題となっている問題なわけですけれども、政府が国民や近隣諸国の人々にその責務を負っているという問題でもあると思います。  沖縄戦に起因する問題について、これまでの国会の答弁でも政府の責任にかかわる問題として対処すべきということで来たと思いますが……

第162回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(2005/03/30、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  まず、普天間基地の移設にかかわる問題です。  名護市の辺野古沖への普天間飛行場移設が国の天然記念物になっていますジュゴンに重大な影響を与えるとして、昨年の九月に日米の自然保護団体が米国の文化財保護法、NHPAに基づくジュゴンの保護を求めて訴訟を行っていました。  被告の米国防総省とラムズフェルド長官は、このNHPAの適用対象は建造物なのでジュゴンのような生物は対象になり得ないんだと、またこの代替施設は日本政府のプロジェクトであって、建設行為に米政府は関与しないんだと言って却下を申し立てていました。しかし、このサンフランシスコの米連邦地裁は今月初め……

第162回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(2005/06/13、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最近、ロシア側の様々な意見が新聞紙上で報道されておりますけれども、六月三日にロシア外務省がサハリンの議員らの書簡を受けて声明を発表しています。その中で、平和条約締結をめぐるロシアと日本の対話はロシアの領土割譲を意味するものではないとか、あるいは北方領土返還は不可能と、こういう見解を示しているんですけれども、これは今までのロシア政府の見解に照らしても違うんじゃないかというふうに思うんですが、まず外務省の認識をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 短めに。
【次の発言】 ロシア政府自身が出しているロシア対外政策概念というのがありますけれども、そこに……

第162回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(2005/07/19、20期、日本共産党)

○紙智子君 先ほど日高参考人の方から、アメリカの側がどういうふうに思っているのかというようなことでのお話、日本が考えているのと全然違うんだというお話があったと思うんですけれども、現に今、日本に、沖縄には米軍の基地があって、防衛施設庁の情報によりますと、在日米軍人軍属による事件や事故が九六年度千三百六十六件から二〇〇三年度は二千七十九件ということで、七年間で五割増、そういう事件、事故が増えているわけですよね。うち沖縄県はその過半数を占めていて、九六年度で七百八十三件、二〇〇三年度は千百五十九件ということになっているわけです。九五年に米兵による少女暴行事件が起きて、それで沖縄県全体に基地反対のうね……

第162回国会 厚生労働委員会 第25号(2005/06/14、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日、小池議員に差し替えていただいて、私、質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  それで、私は出身が北海道なんです。それで、北海道でこの間、社会保障推進協議会の皆さんなどが随分実態調査をされております。それに基づきながら質問させていただきたいと思います。  最初に、要支援、要介護一の新予防給付への移行の問題なんですが、北海道でもいろいろ訪問介護を利用している軽介護者について、この間四百八十九件の事例を調べているんですけども、まあ全部は紹介できないんで、その中から代表的な事例を幾つかお示しをして、今度のこの法案がもし成立した場合にどうなる……

第162回国会 厚生労働委員会 第28号(2005/06/28、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  初めに、森岡厚生労働政務官の六月二十二日の発言について伺います。  東京裁判が本当に正しかったのか、国民に訴え、世界にも発信すべきだというふうに述べました。東京裁判の正当性を否定する発言を行ったわけです。これに対しては、細田官房長官も、東京裁判について不当なものとしての異議を述べる立場にないというふうに言い、小泉首相も記者団に、一議員と政務官の立場をよくわきまえてもらいたいと述べています。  森岡政務官は以前もこういう発言を繰り返していまして、政務官としては極めて不適切な発言だと思いますけれども、尾辻厚生労働大臣の認識をお聞きしたいと思います。

第162回国会 行政監視委員会 第8号(2005/07/11、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  警察の裏金問題について質問をいたします。  最初に、北海道警察では、全部署で裏金づくりをしていたわけですけれども、昨年、道警も世論に押されて、九八年度から二〇〇三年度までの捜査用報償費、それから捜査費、旅費、交際費、食糧費については内部調査を行いました。国費、道費、それぞれ不正、不適正支出ですね、これが幾らというふうに認定をされたんでしょうか。まず、警察庁にお聞きします。
【次の発言】 国費、道費合わせて、今お話があったように、合わせて約十一億円と、この不適正執行があったということですけれども、今年の五月にその内部調査が適正かどうかを検証した道の……

第162回国会 農林水産委員会 第2号(2005/03/10、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、BSEの問題から質問いたします。  二月八日に、アメリカが示した月齢判定方法について、牛の月齢判別に関する検討会が報告書を出しました。この検討会は、この月齢判定方法を採用するためには、留意点として追加的検証又は実施後のフォローアップを求めています。  なぜこういう留意点が付けられたんでしょうか。
【次の発言】 最後の報告書がまとめられた第三回検討委員会の会議録ですね、こちら私も読みましたけれども、この中で統計学の専門家から、アメリカが出したデータについて随所で統計上のサンプリングの偏りですとかデータの不十分さが指摘されているわけですね。例……

第162回国会 農林水産委員会 第3号(2005/03/17、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子です。  最初に、農水省は、本日の審議会に加工原料乳の限度数量の引下げを諮問しました。これは北海道の酪農家にとっても大きな打撃になります。  脱脂粉乳の在庫が過去最高の水準というわけですけれども、これは二〇〇〇年に雪印のあの食中毒事件が起きて、それを契機にして急激に需要が減っていると。しかし、この粉乳調整品ですね、この輸入が年々増大をして定着してきていると。毎年、脱脂粉乳の換算で約四万トンが輸入されているんですね。加工原料乳の限度数量を引き下げれば輸入に置き換わる可能性もあると。  新たな基本計画の案では、一五年までに生乳生産量を八百四十万トンから九百二十八万トン……

第162回国会 農林水産委員会 第4号(2005/03/18、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  まず初めに、BSEの問題についてお聞きします。  食品安全委員会による国内措置に関する検討が続いているにもかかわらず、アメリカ産牛肉の安全性評価を食品安全委員会に諮問する際は検討期間のめどを指定して諮問することを検討しているような報道がされているんですが、こういう事実はありますか。
【次の発言】 もう一つ確認したいんですけれども、今日の読売新聞なんですね。ここでは、食品安全委員会の審議期間を短縮するために諮問項目を絞り込む方針を固めて、来日するライス米国務長官に説明する方針だと報道されているんですけれども、これ事実ですか。

第162回国会 農林水産委員会 第6号(2005/03/29、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  昨年の農協法の改正で全中が農協への指導方針を定めることが決まって、三月四日に発表をされました。その基本方針について一、二伺いたいと思います。  まず、合併の推進を挙げているんですが、その重点は小規模未合併農協となっています。これは経営が不振なJAの早期合併ということで、その経営状況を考慮しないで、とにかく小規模なら十把一からげに合併を指導するということではありませんね、確認をしたいと思います。
【次の発言】 機械的、強制的にやるものではないというふうに理解をしてよろしいと思います。  それで、実施方法の項の中になお書きで、出資金五億円以上を原則と……

第162回国会 農林水産委員会 第7号(2005/03/31、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  新たな基本計画に関する質問をいたします。  新計画では、四五%の自給率目標を五年先送りして二〇一五年までの目標として定めました。しかし、同じ四五%といいましても、二〇一五年度の生産努力目標は現行計画に比べて軒並み引下げになっています。米にしても、サツマイモにしても、ジャガイモにしても、野菜にしても、軒並み引下げ、それから小麦は現在より増やさないと。なぜ生産目標はこういうふうに多くの品目で下方修正になっているんでしょうか。
【次の発言】 今いろいろとお答えになったんですけれども、やはりなかなか理解できないと思うんですよね。それぞれのというふうにおっ……

第162回国会 農林水産委員会 第8号(2005/04/05、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  京都議定書達成のためにこの森林の二酸化炭素吸収目標で三・九%掲げられると。森林環境保全がかつてなく重要な課題になっているわけですけれども、しかし、その重要な役割を担っている現場の体制は非常に脆弱で、施業も進みにくい実態があります。  例えば、市町村に森林整備計画策定など権限移譲がどんどん進んでいるわけですけれども、自治体はどこも人員削減で、林業専任ではなくて農業や商工業の担当と兼任で対応に当たらなければならないと。現場の森林組合にとっては担当者が必ずしも林業に詳しいわけではないということで、作業の流れがスムーズにいかないというような声も聞かれて、……

第162回国会 農林水産委員会 第10号(2005/04/12、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  答弁はできるだけ簡潔にお願いをしておきたいと思います。  最初、種苗法についてですけれども、今回の種苗法の改正は、前回法改正の際に私も強く要望していたわけですけれども、加工品に対してもこの育成者権の効力を拡大するものであって、これは賛成です。より実効性のあるものにするためには、いろいろ議論もありましたけれども、水際での監視体制の強化と、それから国内に入って流通しているものに対する監視と取締りの体制の強化というのが重要になります。  農水省は、今年度から独立行政法人種苗管理センターに品種保護対策官ということを新設するということで現場からも期待の声が……

第162回国会 農林水産委員会 第12号(2005/04/19、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  コイヘルペス病の発生を踏まえまして、伝染性疾病を我が国に持ち込ませない対策ということで、遅きに失したとはいえ、輸入防疫強化は当然のことで賛成です。その上に立ってお聞きしますが、まず検疫体制です。  今回の改正によって輸入許可の審査が大幅に増えることが予測されます。それで、今後はコイの成魚やそれから金魚が全部許可対象になっていくと。今までは年間で十件程度だったのが、現状の輸入水準で考えると二百から三百件くらい輸入許可を審査しなければならなくなるということですね。さらに、隔離管理を行った場合にその立入検査などの業務も発生すると。  今まで輸入防疫担当……

第162回国会 農林水産委員会 第14号(2005/05/12、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  農業経営基盤強化促進法の質問いたしますが、冒頭、BSEの全頭検査にかかわる問題について質問したいと思います。  五月六日、食品安全委員会は、厚労、農水両省の諮問に対して、全頭検査の対象となる牛を二十一か月齢以上に変更した場合には食品健康影響は非常に低いレベルの増加にとどまるとする内容の答申を決定しました。で、厚労省は、検査対象を二十一か月齢以上とする省令の改正案を発表しました。パブリックコメントには、この間、七割を占める反対意見が寄せられているにもかかわらずなんですね。  この結果を受けて、農水、厚労両省は、米国産牛肉について二十か月齢以下は検査……

第162回国会 農林水産委員会 第15号(2005/05/17、20期、日本共産党)

○紙智子君 四人の参考人の皆さん、今日はありがとうございます。日本共産党の紙智子です。  それで、最初に、酒人ふぁ?むの福西参考人からお聞きしたいと思います。  資料を出していただいて、これ読ませていただいて、今日の発言も聞きながら、何というのかな、改めて組織というのは人がつくるものだというか、人だなということをちょっと痛感もしましたし、学ぶところも大いにありました。  面白いと思ったのは、語録集がいろいろ載っていまして、それで例えば、もうからずとも損をせず、先祖伝来の美田にて自らの食を生産し味わう、そんなぜいたくを集落民全体が享受するというようなことなど、集落を形成する上での言ってみれば原点……

第162回国会 農林水産委員会 第16号(2005/05/19、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  法案の質問の前に、諫早湾の干拓の問題で質問させていただきます。  福岡高裁が諫早干拓の工事続行を禁止した佐賀地裁の仮処分決定を取り消しました。漁民の皆さんは、一体どれだけ苦しめればいいのかと、我々に死ねと言うのかと、こういうふうに怒りの声を上げています。不当な決定だと私も思います。  環境悪化と工事との関連性を否定できないと認めておきながら、その実証が不十分という理由というのは極めて問題だと思うんです。これまでもそれを裏付ける膨大な研究をやってきたわけですし、そもそもこの干拓事業と有明海異変の関連について検証に役立つという形で第三者委員会が潮受け……

第162回国会 農林水産委員会 第17号(2005/06/02、20期、日本共産党)

○紙智子君 私は、日本共産党を代表して、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。  本法案は、特定法人貸付制度の導入により、全国どこでも株式会社がリースにより農地の権利を取得することが可能になるもので、重大な問題があります。  第一に、担い手として一般株式会社の農業参入を促進するということです。新たな食料・農業・農村基本計画は、一定の要件を満たした認定農業者等に担い手として施策を集中し、事実上、中小農家の切捨てにつながる方向を打ち出しました。本法案により農業参入する企業等は、認定農業者イコール担い手として支援が集中されることになります。強大な資金力、組織力を……

第162回国会 農林水産委員会 第20号(2005/06/14、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初にJAS法についてです。  それで、今回の法改正で新たに流通情報JAS規格が制定されることになりますけれども、大臣は本会議の質疑で、この生産情報公開JASとそれから流通JASの一体化について、消費者が商品選択の際に生産と流通に関する情報を入手できる仕組みについても今後鋭意検討してまいりたいというふうにお答えになりました。トレーサビリティーJASの制定に積極的姿勢を示されているわけです。  現在、青果物、それから鶏卵、貝類のトレーサビリティーガイドラインが示されているんですけれども、今後どのような品目でこの規格制定を考えておられるのか、まずお聞……

第162回国会 農林水産委員会 第21号(2005/06/16、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  この農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進のこの法案の改正案につきましては、農村の景観や地域の資源を生かしたグリーンツーリズム推進と農業の生産の振興、地域振興につながることを期待をし、これは賛成するものです。  ただ、この現状の指標をひとつ見てみますと、登録民宿業業者数は、一九九七年度に八百六十二軒を最高にして、年々減少して二〇〇三年度末五百五軒というふうになっています。農水省も過疎化による農村の体制の弱体化を指摘しているわけですね。グリーンツーリズムを推進するにしても、やはりこの前提となる農村の疲弊をどう食い止めるかという問題、これに向き……

第162回国会 農林水産委員会 第22号(2005/06/27、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、参考人として来られた先生お二人にお聞きしたいんですけれども、ちょっと、質問時間が十五分なものですから、答弁できるだけ簡潔にお願いしたいと思います。  最初に金子座長代理にお聞きしたいんですけれども、アメリカのBSEの検査体制についてです。アメリカで新たにBSEに感染した牛が見付かって、しかも、いったんは陰性と判定されたんだけれども再検査された経過を見ますと、改めてこの米国の検査方法、検査体制への疑問が生じてくるんですね。米国はこれまで、ウエスタンブロット法による検査必要ないという立場で実施してこなかったわけですけれども、かなり見逃しがあっ……

第162回国会 予算委員会 第6号(2005/03/07、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、町村外務大臣にお聞きいたします。  日米外相会議でアメリカに行かれて、牛肉の輸入再開についてライス国務長官からどのような要求をされたんでしょうか。
【次の発言】 それに対して、外務大臣は日本政府の立場をどのように説明されたんでしょうか。
【次の発言】 ところが、アメリカではどんどんエスカレートをしていて、議会で日本への制裁決議まで飛び出すような状況になっているわけですね。これ、おかしいと思うんですね。食の安全をめぐる問題で日本は科学的な検討をやっているところなのに、一方的に制裁を持ち出すというのは不当じゃないんですか。いかがですか。

第162回国会 予算委員会 第9号(2005/03/10、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今、多くの障害者の皆さんが今度の国会に出されています障害者自立支援法による制度改悪で大幅な自己負担になることに強い不安を持って、この国会の審議も注目をしています。(資料提示)  これは厚生労働省が作っている資料から作成したものですけれども、障害者福祉サービス平均利用料の負担増ということです。これは平均ということです。  私の地元、北海道の社会福祉法人の試算でも、脳性麻痺の方で、重度、車いす、この方がアパート住まいをしている二十九歳の女性ですけれども、施設に通って、作業工賃、つまりお給料は月々わずか七千五十円と。今は施設利用料は掛かりませんけれども……

第162回国会 予算委員会 第13号(2005/03/17、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  ライス国務長官が来られるようですけれども、今、日米間で牛肉の輸入再開、この問題が大きな問題になっています。国民みんな不安に思っています。先日のNHKの世論調査でも、八四%の人が安全性を重視するためには専門家の議論がまとまるのを待つべきだというふうに答えています。圧倒的な人がやっぱり安全第一と、慎重にというふうに思っていると思うんです。  元々、BSEについて言いますと、ヨーロッパで発症して、発生国から輸入規制のそういう措置をとってきました。一昨年の十二月にアメリカで発生をすると、当然のことながらこれに対する輸入禁止の措置をとって、今日も韓国、ロシ……


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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第閉会後1号(2005/12/06、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  米軍再編に関してのさきの中間報告にかかわって質問させていただきます。  この中間報告によりまして、私の住んでいます北海道でも、嘉手納米軍基地の訓練を千歳の自衛隊基地に移転する動きが持ち上がっています。再編には多くの都道県やあるいは市町村が関係をするということで、政府は十二都道県、四十三市町村に説明したということなんですけれども、そこで施設庁にお聞きしますけれども、賛意を示した首長は何人かと。疑義や疑問、反対を示した首長さんが大部分だと思いますけれども、まずその点をお聞きします。
【次の発言】 短くお願いします。

第163回国会 厚生労働委員会 第2号(2005/10/11、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、自立支援法による一割負担の導入について質問いたします。
【次の発言】 大臣は無理のない負担だということを繰り返しお話しになっていますけれども、障害者や家族には深刻な負担増になることは避けられません。四日の予算委員会で我が党の小池議員が通所施設そして入所施設の負担がどれだけ過酷なものかということをお話ししたわけですけれども、それだけではありません。グループホームから通所施設に通う場合の負担増についてお聞きします。  入所施設利用者の場合、最低でも二万五千円が残る仕組みがつくられたと。で、大臣は、これはきめ細かな配慮だというふうにおっしゃって……

第163回国会 農林水産委員会 第2号(2005/10/25、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  先日、私、北海道に原油価格の問題で調査に入りました。日高地方の漁協や、あるいはこの熱供給公社や、あるいはクリーニング協会、それからトラック協会、それから大衆浴場ですね、生協連などを含めて回ってきたんですけれども、どこに行っても、やっぱりこの価格の高騰を何とかしてほしいと、共通した声として寄せられたわけです。この問題というのは、やはり国際的に価格の高くなっている状態に対して引き下げると、騰貴を抑えるとか、やっぱり国際的な協力の下でそれをやるということが不可欠だと思うんです。同時に、国内的にも価格を引き下げていくことというのが求められているというふう……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2006/03/23、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日は、領土問題の解決に向けた取組についてお聞きしたいと思います。  根室市など北方領土隣接地域振興対策連絡協議会が、先月、北方領土問題の解決に向けた取り組み、再構築提言書をまとめました。これ、御存じだと思いますけれども。政府にも対応を求めているというふうに思うんです。  昨年、プーチン大統領訪日で、この領土返還への期待が今度こそということで高まっていたわけですけれども、日ロ首脳会談でも具体的な進展が見られないという中で、地元は本当に落胆、で、いつまでもこの解決できないのかということでの怒りがやはり渦巻いているというふうに思います。  そういう中……

第164回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2006/03/24、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に防衛庁にお聞きします。防衛庁は、米軍再編での米軍戦闘機訓練の移転について、千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原、この六基地関係の自治体に二十一日から一斉に説明に入りました。その内容について私も昨日防衛庁からレクを受けました。この中で、米軍機の訓練、作戦行動が全国的にますます強化されるということを強く感じました。  その点で幾つかまず防衛庁に質問をしたいんですが、まず訓練の移転元ですね、移転元として嘉手納、三沢、岩国の三米軍基地を挙げています。しかし、このうちどの機種、どういう訓練を移転するのか特定はしていません。で、嘉手納では、米軍、米空軍……

第164回国会 外交防衛委員会 第19号(2006/05/23、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  基本的には大臣にお答えいただきたいと思っています。  まず、中央即応集団についてですけれども、この中央即応集団の司令部については、米軍再編の最終報告で二〇一二年までにキャンプ座間に移転するということが明記をされました。ところが、法案では今年度末までに部隊を立ち上げるというふうになっていて、防衛庁は司令部を朝霞に置く方向だというふうに聞いていますけれども、これ間違いありませんか。
【次の発言】 米軍再編でキャンプ座間にこの中央即応集団司令部をつくることが決まっていると、いながらそのまま朝霞に司令部をつくらせてほしいと、予定どおりに今年度末に部隊を立……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(2006/05/18、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日は四人の公述人の皆さん、本当にありがとうございます。非常に率直な御意見を出していただいているなというふうに思っていて、お話を聞きながら共感するところも多々あります。  最初に、片山知事からお聞きしたいんですけれども、この間、行政の改革というか、自分自身がこの鳥取でそういう改革をやられてきて、事前にいただいていた資料なんかも読ませていただいているんですけれども、やっぱりその中で現場主義といいますか、例えば現場に行って声をよく聞いて、解決できることは何かと、やってみてなかなかできないことについて、国の要請というか、求めるところはそうしていくという……

第164回国会 行政監視委員会 第4号(2006/04/24、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  道路建設などの公共事業の進める際の自然環境保護や地域住民への説明の在り方についてお聞きします。質問時間が短いものですから、答弁は簡潔にお願いをいたします。  お配りしておりますちょっと資料をごらんいただきたいと思うんですが、これ、北海道北見市市内の南部の丘陵地帯に長さ十キロの北見バイパス建設が計画をされて、橋梁工事が一部開始をされております。総事業費で四百四十億円、一メートル当たり四百四十万という巨額の道路工事で、トンネルで五本、橋梁で八か所というものです。ちょっと見にくくて申し訳ないんですけれども。  道路予定地は自然の姿を強く残した自然林と清……

第164回国会 農林水産委員会 第1号(2006/02/03、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初にちょっと大臣にお願いをしておきたいんですけれども、答弁はできるだけ簡潔にお願いをいたします。  最初に、事実関係について確認をしたいと思います。  先ほどもお話しになっていました十一月十八日のBSEの質問主意書の答弁書で、輸入再開以前に現地調査が必要というふうになっていたわけですね。で、中川大臣は、それが農水省の当時の考え方だったんだと。で、後から状況が変わったというふうに説明をされています。  しかし、十月三十一日の石原農水事務次官の記者会見で、このBSEの問題で記者から聞かれて、輸入再開の前に査察することもあり得るのかというのに対して、……

第164回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(2006/07/20、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、七月十日に米国から輸入された箱入り米国産七面鳥肉等、これに牛肉加工品、ローストビーフですけれども、混載されていた事例についてお聞きしたいと思います。  米国政府は、これについてはささいな問題だとしているんですけれども、確かめてみますと、この米国産牛肉の輸入禁止措置がなされた二〇〇三年の十二月以降、米国産牛肉及び牛肉加工品の輸入が今回を入れますと四回繰り返されているんですね。本来、この米国農務省の食品安全検査局、FSISの輸出証明書が添付されなければ輸入されないはずなんです。それが四回も違反して繰り返されているということは、これ、ささいな問……

第164回国会 農林水産委員会 第2号(2006/03/09、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日はBSEの問題はまた次回にということで、今日は、加工原料乳の問題などについて質問をさしていただきたいと思います。  それで、農水省は加工原料乳の限度数量二百三万トンへ二万トンの削減ということと、それから補給金据置きということで諮問をいたしました。これまで補給金単価の引下げがずっと連続してきたという中で、ぎりぎりのところに立たされていた生産者にとっては、二万トンといえどもやっぱり限度数量の削減というのは打撃なんですね。  チーズや生クリーム等の支援ということも言われているんですけれども、チーズ向けの乳価というのは一キロ四十円程度にしかならないん……

第164回国会 農林水産委員会 第3号(2006/03/16、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、BSEの問題についてお聞きします。  三月十三日に香港でもアメリカ産牛肉から除去すべき部位が混入している牛肉が見付かって輸入停止になりました。当然、輸出証明書も書かれていたんでしょうし、また検査官のサインもされていたんだというふうに思うんですけれども、それが実際にはこういう形になったということでは、一体どういうふうになっていたのかなというふうに思うんですけれども、まずこの点について聞かれていますでしょうか。なぜこういうふうになっているのかということについてお話いただきたいと思います。

第164回国会 農林水産委員会 第4号(2006/03/22、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  まず最初に、このお配りした資料の図を見ていただきたいと思います。  これ、私の地元、北海道のずっと北の方ですね、北部です。で、太い線が天塩川で、その上流に名寄から分かれた名寄川、さらにその支流にサンル川があって、ここにダムの建設が計画をされています。ここは天然のサクラマスが上る貴重な川です。私もこの上流の産卵のところまで調査に行ったんですけれども、本当にすばらしい、清流というふうに言えるすばらしいところなんです。川を下った日本海沿岸ではサクラマスの漁をやっています。  初めに水産庁にお聞きしますけれども、日本海の沿岸漁業でのこのサクラマスの重要性……

第164回国会 農林水産委員会 第6号(2006/03/28、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  まず、今回の組織の見直し、非公務員化は一昨年からの政府全体の方針の中で決められたものですけれども、農水省は当初、法人の統合ではなくて現行の体制の維持を主張して、非公務員型への移行で業務が停滞するんじゃないかという懸念をしていたというふうに聞いています。しかし、押し切られて今回の法案提出に至ったと。そこにやっぱり農林水産研究という、ほかの研究と違う特徴や特殊性を配慮すべきだという考えがあったんだと思うんです。  私も、農林水産の研究は、やはり食の安定供給ですとか自給率の向上、それから安全、安心ですね、国土環境保全や農業の多面的機能と、こういう公共性……

第164回国会 農林水産委員会 第7号(2006/04/18、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今度の国会の最大の目玉になっています品目横断的経営安定対策の問題で質問いたします。  最大の問題はこれまでの品目別の価格制度を廃止をするということです。政府が限定して政策を集中しようとする対象というのは、個別経営と法人経営を含む認定農業者と一定条件を得た集落営農ということになっています。  では、この育成確保を目指している農業の担い手というのは今の時点でどれぐらい確保される見通しなんでしょうか。
【次の発言】 今、現時点の見込みということでお聞きした中で、販売農家でいうと三割、農地カバー率ということでいうと大体五割ということなわけで、そうすると、……

第164回国会 農林水産委員会 第9号(2006/05/30、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  私は、この法案をめぐって北海道や東北の現地を調査いたしまして、直接現地の農業者の皆さんの声を聞いてまいりました。また先日、さきに行われた衆議院での地方公聴会、この議事録も取り寄せまして、ずっと目を通させていただきました。やっぱり読んでみますと、ここで指摘されている問題点、言っていることというのは、私が現地から聞いていることとも一致する、そういう問題点などもたくさんあります。そういうことについて質問をしたいと思います。  まず、諸外国との生産条件格差是正対策、これにおける過去の生産実績に基づく支払の問題です。  これが様々問題になっているんですけれ……

第164回国会 農林水産委員会 第10号(2006/05/31、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  お話を聞きながら、また、やり取りを聞きながら、私自身もこの間ずっと足で歩いてあちこち状況を聞いてきましたし、そういう意味では本当に、現場でいろいろ実際に農業をやりながら今回の出されている政策に対して感じられている懸念ということでは、やっぱりそうだなということを思いながら聞いていたわけです。  先ほど西原参考人が、北海道の戸数も今五万一千戸になったというのを聞いて、元はピークのとき二十三万戸あったし、ついこの間まで私、七万戸を割って大変だと思っていたばっかりだったので、五万一千までなったという……

第164回国会 農林水産委員会 第11号(2006/06/01、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日は、糖価調整法の問題で質問いたします。  この糖価調整法の改正で、てん菜、サトウキビなどの甘味資源作物、それからバレイショ、カンショなどのでん粉原料用の芋については、これまですべての生産者が最低生産者価格制度の対象になってきたわけですけれども、これが廃止をされると。てん菜、バレイショについては品目横断に移行することになります。  てん菜については、調整金の収支が悪化しているということを理由に直接支払の対象数量に上限を設けるということなんですけれども、この上限は一体どうなるんでしょうか。

第164回国会 農林水産委員会 第12号(2006/06/08、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。今日は、四人の参考人の皆さん、本当に参考になる御意見を伺っておりました。  この間の参考人質疑と、それから地方公聴会ということで先日北海道の方に行きました。それで、賛成で推進をしていただきたいという方も含めて、やっぱり懸念ということが非常に出されているというのが一つ特徴だなというふうに思っております。  それで、最初に村田参考人の方からお聞きしたいと思うんですけれども、お話の中で、この担い手の対象者の問題、共通した御意見もありましたけれども、限定じゃなく、生産者、販売者、対象すべき、全体すべきだということですとか、それから実際の集落営農の組織という問……

第164回国会 農林水産委員会 第13号(2006/06/13、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日は、この法案が審議をされる最初のときにお聞きした食料自給率の問題、この法案と食料自給率の問題についてお聞きをしたいと思います。  六月八日の参考人質疑の際に、参考人の方から、政府の農業政策というのは反省もなく進められてきたという指摘がございました。私も全くそのとおりだというふうに思います。この担い手に農地を集約していこうということで最初に政策として打ち出したのが、一九九二年にスタートした新政策でした。この政策の下で認定農業者制度も生まれました。それだけではなくて、様々な農業制度がこの政策の下で政策変更をされました。  当時、食料自給率が四六%……

第164回国会 予算委員会 第7号(2006/03/08、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  私は、BSEの調査で先ごろ米国に行ってまいりました。米農務省と会談し、そして関係者、関係団体との聞き取り、そして日本に問題となった危険部位を輸出してきたニューヨークにありますアトランティック社にも行ってまいりました。この中で、米国農務省の食品安全局のBSEの違反記録というのを入手いたしました。それがここに今日積んでありますものです。  それで、お聞きしますけれども、川崎厚生大臣、そして中川農水両大臣は、この文書について御存じでしょうか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 これは八月に出されているものなわけですけれども、これを日本はいつ米国から入……

第164回国会 予算委員会 第16号(2006/03/24、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  介護保険が改悪をされて、昨年の十月からこの介護施設における居住費、食費、いわゆるホテルコスト、この施設利用者本人の負担が掛かるようになりました。介護の現場では当初から心配をされていて、高額の負担に堪えられない高齢者の方が退所するような事態になるんじゃないかということで、我が党としても実施を前に申入れを行った際に、当時尾辻厚生労働大臣が必要な介護が受けられないようなことにならないようにしなきゃいけないと、あってはならないというふうにはっきりとおっしゃいました。これは総理も同じお立場だと思いますけれども、まずそのことについて、総理。  総理です、総理……

第164回国会 予算委員会 第17号(2006/03/27、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。食の安全とBSE問題について質問いたします。  今年、米国産牛肉が輸入が再開されて、直後に危険部位が入った、この危険部位の脊柱ですね、入った牛肉が入ってきて輸入停止となりました。で、二か月を今既に超えています。二か月以上になります。  そもそも、この輸入再開をした日本政府の判断が正しかったのかということでは、重大な疑問を呈する文書を我が党が要求して情報公開で入手いたしました。資料を配付しています、ごらんいただきたいと思いますが、(資料提示)このお配りした資料は、米国のBSEステータス評価書と二〇〇二年十一月のBSEに関する技術検討会の議事録の一部です……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2006/12/13、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日、私はここに出されております今度の法案の一部改正ということについて言いますと、これは私どもとしては賛成で、長きにわたってやっぱり不利益を受けてきた元島民の皆さんにとってもこういう形で、当然だと思うんですけれども、よかったことだというふうに思っています。そのことを最初に述べておきたいと思います。  ちょっと北方問題は後にかかわってお話ししますけれども、最初に防衛施設庁に伺いたいんですが、三沢基地所属の米軍F16戦闘機による訓練によって、昨年の九月に北海道檜山管内の江差町で生後三か月の赤ちゃん、乳幼児が割れたガラスでけがをした事件についてです。 ……

第165回国会 決算委員会 第3号(2006/12/04、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  二〇〇五年度は、連続的な大増税、負担増のスタートの年でありまして、高齢者や障害者など負担能力のない人にまで負担を求めたのが特徴でした。  今日は、その中の障害者支援対策について、二〇〇五年決算を含めてお聞きしたいと思います。  国連の障害者の権利宣言は、障害者はその人間としての尊厳が尊重される生まれながらの権利を有している、障害者はその障害の原因、特質及び程度にかかわらず、同年齢の市民と同等の基本的権利を有すると、まあほかにもありますけれども、ということで各国にこの権利の実現を求めています。  総理は障害者施策推進本部の本部長でありますね。日本の……

第165回国会 災害対策特別委員会 第5号(2006/11/29、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。私も竜巻の被害の問題で質問をしたいと思います。  最初に、竜巻の被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  大臣も早速現地に飛んでいただいたわけですけれども、私も翌日現地に飛びまして、改めて竜巻の被害のその破壊力のすさまじさというのを目の当たりにいたしました。一瞬のうちに襲ってきて、被災された方々は、一体何が起こったのか分からない状態の中で、周りの皆さんからいろいろお手伝いもされながら片付けをしているわけですけど、やっぱり呆然としていて、今、大分日がたって、今の時点でこの後どうするかということではいろいろ不安を感じておられるでし……

第165回国会 農林水産委員会 第2号(2006/10/26、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。十五分という時間、制限がありますので、前置きは省きまして早速質問に入らせていただきます。  まず、災害についてなんですけれども、六月の六日から北海道、東北を襲いました低気圧の影響で各地で災害が、被害が相次いでいます。先ほどもお話がありました。水産被害も非常に深刻だということで、我が党も地元議員とも協力しながら現地の調査をしてまいりました。  北海道は、漁連ですとか信漁連含めて水産団体が、激甚災害法に基づく支援対策、それから漁港や海岸施設の災害復旧事業の早期実施と、それから被災を受けた漁業者に対する特別支援、円滑な金利対策と漁場の資源回復の対策というこ……

第165回国会 農林水産委員会 第3号(2006/11/30、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  FTA問題ですとか、品目横断的経営安定対策の問題ですとか、いろいろあるんですけど、今日は自給率、食料自給率の問題を中心にいろいろお聞きしたいと思っています。  それで、現在、日本の食料自給率はカロリーベースで四〇%という状況が続いているわけですね。このカロリーベースの食料自給率が四〇%であるということがどういうことなのかというとらえ方ですね、ここでまず大臣の御認識をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いろいろ今非常に、先進国の中でも後れて、非常に重大な認識だということではあったと思うんです。  要するに、この日本の食料輸入が何らかの理由で止ま……

第165回国会 農林水産委員会 第5号(2006/12/12、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。私は、前回の委員会で食料自給率の問題を取り上げて、やっぱり自給率向上ということが国民的な緊急な課題だというふうに明らかにいたしました。  そこで、大臣にお聞きしたいんですけれども、安倍内閣はこのEPAそしてFTA推進ということと、この自給率の向上ということと、どちらを優先してやろうとされているのか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 安倍内閣の諮問機関ということでいろんなところで大きな影響を持っています経済財政諮問会議というのがありますけれども、この経済財政諮問会議のこの経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇六と。この中に様々な……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2007/03/19、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  日ロ領土交渉について最初にお聞きします。  この間、初めての日ロ戦略対話が行われたということです。二月末にはロシアのフラトコフ首相が来日をして安倍総理と会談をし、エネルギーや貿易投資等、経済分野を中心とした連携強化が合意をされたと。政府間及び民間で複数の文書が署名されたということなんですけれども、領土問題では進展がないというふうに報道がされているわけです。  今年初めの参議院の委員派遣のときにも、根室市を始め隣接の地域の方々も含めて話をしたわけですけれども、なかなかこの領土問題、先が見えないと、経済的な連携などは進んでいるけれども、肝心の領土問題……

第166回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2007/03/22、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  まず、北方四島の医療支援を中心的に行っています市立根室病院の医師不足が今深刻な事態になっているんですが、これまでも四島からの患者三十四人を受け入れて、このうちの心臓疾患や気管支ぜんそくなどの患者二十六人、八割近く患者を受け入れてきました。今年度からは、四島住民の健康診断で五十七人が受診するということです。北方四島のこの住民支援事業の一環として位置付けられて行ってきたわけですし、根室市の再構築提言書でも、更なる機能整備と運営ということで要求もしているものでもあります。  ところが、この根室病院が昨年度、常勤の医師が十七名いるわけですけれども、この体……

第166回国会 決算委員会 第10号(2007/05/28、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、ナキウサギの天然記念物の指定の問題でお聞きします。  ナキウサギは、今から三万五千年から四万年前の氷河期にシベリアから北海道に渡ってきたと見られております。その後、北海道が海に囲まれていたため、涼しい山岳地帯などで生き残った氷河期の生き残りというふうに言われています。とても貴重な種であり、天然記念物の指定を望む声が高まっているわけですけれども、学術上貴重で、我が国の自然を記念するというこの天然記念物の基準を満たしているのか、まずこのことについてお答えをお願いします。
【次の発言】 満たしているというふうに今おっしゃいましたでしょうか。済み……

第166回国会 農林水産委員会 第1号(2007/03/08、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  現在ほど畜産、酪農をめぐって非常に厳しい状況に置かれているときはないんじゃないかというふうに思っています。  酪農家の離農がどんどん進んできています。乳用牛の飼養農家数ですね、この十四年間で半減しました。それから、乳用牛の飼養頭数も、これ十四年間で見ますと四十四万六千頭減っているんですね。引き換えに、一戸当たりの飼養頭数が増えて、三十七・八頭から六十一・五頭まで拡大をしてきていると。それから、一頭当たりの乳量が今度は増えていて、六千七百二十四キロから七千八百九十三キロまで引き上げてきていると。  酪農家にとってみますと、身を削って、そういう意味で……

第166回国会 農林水産委員会 第2号(2007/03/15、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  私は先日、予算委員会で松岡農水大臣の証人喚問を求めました。これが、きちっとやっぱりそういう場を是非設ける必要があるというように思っているわけですけれども、本委員会でもそのことについて一言触れさせていただきたいと思います。  それで、なぜ事務所費の説明をなさらないのかと、できないのかということについては、大臣は、法に照らして適切に処理をしていますと、だから自分だけ言われても困りますということを繰り返されているわけですけれども、国民の目線から見ますと、これ繰り返しやるごとに疑惑がだんだん膨らんでいるというふうに思うんです。やっぱり、どうしてその説明言……

第166回国会 農林水産委員会 第3号(2007/03/20、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  鳥インフルエンザの問題で質問をいたします。  一月十一日に宮崎県で鳥インフルエンザが発生して三か月以上が経過しました。それで、二月二十八日にはそれぞれの移動制限措置も終わって、課題は原因究明と補償措置及び制度改正ということに移っています。  そこで、それぞれについてお聞きしたいと思います。  まず原因究明ですけれども、現在の状況と感染経路の確定のめどについて明らかにしてください。
【次の発言】 次に補償措置ですけれども、発生農家及び移動制限区域内の農家に対する支援状況及び宮崎県、岡山県及び関係市町村の財政負担に対する特別交付税措置について、どのよ……

第166回国会 農林水産委員会 第5号(2007/03/29、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今、独立行政法人となった研究機関で問題になっているのがポストドクター、博士課程修了後の非常勤研究員ですね、ポストドクターや任期制研究者などの短期雇用の職員の処遇問題です。  農林水産研究独立行政法人におけるポストドクターと任期制研究者の人員は、二〇〇一年は五十一名だったわけですけれども、二〇〇六年には三百三名と六倍に急増しています。ポストドクター、任期制研究者は今、論文や成果を出さなきゃいけないということで期日に追われているわけですけれども、今やっているプロジェクトや研究期間がこれ終了しますと、その後は解雇されて、その後の職の保障がないという過酷……

第166回国会 農林水産委員会 第6号(2007/04/10、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  種苗が海外に不当に、不法に持ち出されて、そこで作られて逆輸入してくると、そのことが日本の農業に対して大きな打撃を与えると、それが頻発するという、後を絶たないという、そういう事態の下でこの新品種の育成者権を適正に保護するというのは、これは必要だというふうに思うわけです。今回の改正は表示の適正化や訴訟手続を円滑化するということのためにとる措置で、これは賛成できるというふうに思っています。  その上に立ってですけれども、今回の法改正でも見送られたんですが、現在、原則認められている種苗法における自家増殖の特例の見直しについてお聞きしたいと思います。  今……

第166回国会 農林水産委員会 第8号(2007/04/24、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今、中央競馬そして地方競馬とも売上げが落ちていると。特に地方競馬それから馬産地が非常に厳しい経営状況にあるんですね。  私もいろいろ話を聞いて回っているわけですけれども、先日はJRAの美浦のトレーニングセンターまで行ってきました。馬のプールというのがあって、馬がプールで泳いでいるのを見て、犬かきじゃなくて馬かきなんですが、本当に上手に泳ぐんですね。それで、人間もそうですけれども、足首に負担を掛けずに心肺機能を高めたり、筋肉をつくったり、あるいはリラックスということもあるという説明も受けて、感心して見てきたわけですけれども。それと、厩舎も行ってきま……

第166回国会 農林水産委員会 第10号(2007/05/08、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初、法案審議に先立ちまして、さきの臨時国会に引き続き、緑資源機構、林道談合疑惑法人及び林野公益法人、政治連盟からの松岡大臣への政治献金の問題についてお聞きしたいと思います。  資料をお配りいただいていると思います。この資料のまず一枚目のところ、林道談合疑惑法人から松岡農水大臣に対する献金一覧というのがありますけれども、今回、新たに九六年から二〇〇五年までの松岡大臣に対する林道談合疑惑法人及び法人代表者からの献金を調べてみたわけです。総額で八百五十二万円に上っています。表で見ますと、〇一年から疑惑法人からの献金は表向きはストップしているんですけれ……

第166回国会 農林水産委員会 第12号(2007/05/22、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  まず初めに、先月の四月十七日に宮城県と福島県のちょうど県境のところの沿岸で発生したロシアの貨物船の座礁の事故対策についてお聞きしたいと思います。  もう一か月以上になるわけです。依然として船体から油膜が流れて、漁業被害や環境汚染を引き起こしていると。それで、この後もし、まだ中に六十トン燃料の油があるわけですけど、この重油が流出した場合は大災害になるということになると思うんです。元々、波が非常に荒い地域でもありますけれども、早ければ七月には台風も来ると。もう早速台風が発生しているということでもありますから、そういう事態が心配されるわけです。やはり一……

第166回国会 農林水産委員会 第14号(2007/05/29、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、松岡利勝農水大臣の御冥福を心からお祈りしたいと思います。  質問いたします。  水産基本法は、我が国の漁業生産の拡大を図ることを基本に、国民に水産物を供給するとしています。このたび水産白書では、世界的な水産物の需要の拡大でいわゆる買い負けが起きていて、これまでのように輸入に頼れない情勢を述べています。四割から五割の水産物を輸入に頼る輸入大国日本は、資源の保護、持続的な利用を図りつつ、漁業経営をしっかり守って水産でも自給率向上に本格的に取り組むということが緊急の国民的課題だというふうに思います。その立場から、まず沖合・遠洋漁業の問題について……

第166回国会 農林水産委員会 第15号(2007/05/31、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  私、最初に高木委員会報告についてお聞きしたいと思います。財界のシンクタンクであります日本経済調査協議会が二月に出した提言について、生前の松岡大臣は四月十日の衆議院の農水委員会で大変大事な御提言であると、我々もそういった提言を受け止めながら対処してまいりたいという答弁をされました。  しかし、この提言は見過ごすことのできない重要な内容を含んでいます。提言は、水産業への参入のオープン化というふうに言って、養殖業や定置漁業への参入障壁の撤廃を求めています。提言は、企業参入をイメージして、沿岸漁業への参入自由化を求めているというふうに思うわけですけれども……

第166回国会 農林水産委員会 第16号(2007/06/12、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  最初に、政治姿勢の根本にかかわる問題として赤城大臣にお聞きしたいと思います。  それで、大臣は、前大臣の政治と金の問題が未解明の中で農水大臣を就任をされました。農水大臣の任命の際に、安倍総理から政治と金の問題について何らかの指示なり注意があったのかどうか、最初に御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 政治と金にかかわっての指示なり注意があったかというふうにお聞きしたんですけれども。
【次の発言】 ちょっと驚きますね。これだけやっぱり政治と金の問題で大きな不信を、大きくその要因になっているわけですから、その問題に対して安倍総理から何も指示がな……

第166回国会 予算委員会 第9号(2007/03/13、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  冒頭、松岡農水大臣の問題についてですが、私は、昨年の臨時国会で、大臣が最初に大臣になられたときの所信のときに政治と金の問題について質問をいたしました。  この通常国会に入りまして、さらにまた事務所費の問題、政治と金の問題が取りざたされているわけですけれども、その答弁を聞いていますと、極めて不誠実だというふうに思います。私はこのまま済ませられないというふうに思いますので、今日ここでやりますと、また同じ繰り返しになりますから、委員長にお願いします。是非、証人喚問を設けていただきたいということで、御検討お願いします。

第166回国会 予算委員会 第12号(2007/03/19、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今、医療の現場では看護師不足の事態が深刻です。日勤で残業し、数時間の休息で寝る間もなくまた夜勤に入ると。月に三回も休日を出勤した、熱が出ても点滴を打って出勤したなど、医療の安全を脅かす勤務状況になっています。病棟閉鎖や訪問看護ステーションの休止など、地域医療への影響も大変深刻です。北海道の羅臼町の国保病院では、看護師不足で、夜間、休日の休止を、停止しました。一部の大病院が大量に看護師確保に乗り出して、そのしわ寄せで地方の中堅病院などで看護師不足に拍車が掛かっています。こうなった要因がどこにあるとお考えでしょうか。


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 憲法調査会 第3号(2004/11/10、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  九条について意見を述べたいと思います。  私、今年の九月に沖縄での米軍ヘリ墜落事故の現場に調査に参りました。宜野湾市に行って、本当に死の恐怖を味わったという県民の声や、戦後六十年になろうとしているのにいまだに基地が置かれているこの実態に触れて、県民にとってまだ戦後は終わっていないということを感じましたし、それから沖縄のこの負担を軽減するというようなことで、駐留している海兵隊の訓練の移転をめぐっての、まあ名前が見え隠れしている問題で、関係の自治体を訪問し、話をしたわけですけれども、非常に不安な気持ちを抱いていると。  どんな戦力も保持しないという憲……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 予算委員会公聴会 第1号(2005/03/15、20期、日本共産党)

○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。  今日は、二人の公述人の方、ありがとうございます。  最初に、伊豆見公述人の方からお聞きいたします。  既にお話も出てきておりますけれども、北朝鮮問題の対応をめぐって、言うまでもなくこの六か国協議という問題、先ほども開店休業の可能性と、実際にはまた使われるというお話もあって、各国が賛成もしているという話もあったわけですけれども、日本の直接の北朝鮮に対する働き掛けと同時に、やはり関係国との共同歩調といいますか、連携でもって対話のテーブルに着かせていくという努力というのは必要だというふうに思うわけです。  その点で中国の影響力というのも一定あるのかなと……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 予算委員会公聴会 第1号(2006/03/16、20期、日本共産党)

○紙智子君 今日はどうもありがとうございます。日本共産党の紙智子でございます。  最初に、小川公述人にお聞きしたいと思うんですけれども、先ほど来のお話の中でも日米同盟が非常に重要だというお話をされています。それで、アメリカから見て日本というのは、非常にこの価値があるといいますか、そういう評価が高いと。ほかの国にはやっぱりない日本に対する期待というのを強く持っているという話もされていたわけです。で、アメリカが日本に期待をする、なぜそういうふうに期待を強めているのかということでいいますと、私、裏を返せばアメリカの世界戦略、先制攻撃戦略というものもありますけれども、世界から見てだんだんアメリカに対す……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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