小坂善太郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

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小坂善太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小坂善太郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

小坂善太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第16号(1947/07/12、23期、民主党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(小坂善太郎君) 豊澤君の御質問に対してお答え申し上げます。豊澤君の、專門的な御見地からいろいろ塩業の重要性、塩の重要性について、るるお述べになりましたことを、深く傾聽いたしました。御質問の七つの点についてお答え申し上げます。  第一は、塩の重要性を認めるか否か、また認めておるとすれば、將來塩田を持続するかどうか、こういう御質疑でありました。これにつきましては、私どもとしては、もちろん食糧の観点からいたしましても、工業原料の観点からいたしましても、この塩というものは、きわめて喫緊なものであるということを認めております。  第二点といたしましては、もしこの塩の重要性を認めまして、塩田を……

第1回国会 衆議院本会議 第34号(1947/09/20、23期、民主党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(小坂善太郎君) 島上君の御質問に対してお答え申し上げます。今回の災害に関しましては、まことに遺憾この上もないことでありまして、これは荒廃いたしました國土がその再建途上に受ける打撃を考えますときに、また罹災を受けました各位のことを考えますときに、われわれとしては、まことにえりを正して今後の政策について、さらにわれわれとして全力を盡していかなければならないことを痛感するのであります。  全般的な問題といたしまして、われわれといたしましては、この災害者のお氣持をもつてわれわれの氣持といたしまして、速やかに再建に出発せられまするために御援助を申し上げるような格段の措置をとりたいと思つており……

第1回国会 衆議院本会議 第37号(1947/09/27、23期、民主党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(小坂善太郎君) 圖司君の御質問中、大藏省に関係ありますことについてお答え申し上げます。  まず第一に、産業復興公團と復興金融金庫の亞炭に関する活用いかんということでありますが、御承知のごとく、こういう國家的な機関は、現在のごとく経済状況のきわめて不安定なる際に、これを單に私の業に任しておく場合におきましては、よくその目的を達し得ません面が非常に多いのでありますからして、この際きわめて臨時的な措置として、國家機関としてこれらの産業復興公團、復興金融金庫を活用いたすように考えておる次第でございます。でありますからして、ただいま御指摘のような、亞炭が現在の國家再建のためにきわめて緊要であ……

第1回国会 衆議院本会議 第47号(1947/10/18、23期、民主党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(小坂善太郎君) 御質問中、大藏当局に関する事件についてお答え申し上げます。すでに財務当局に関する問題に関して、復興院総裁からも述べられたことが多いのでありまするから、私は簡單に趣旨をお答え申し上げます。  第一点は、住宅復興金庫というものを早急につくり必要がありはしないか、これについては財務当局はどう考えておるかという御質問でありましたが、私どもは、これが緊急に必要であるということは認めます。しかしながら、これと同時に、庶民金庫あるいは恩給金庫といつたようなものを包含いたしまして、さらに大きな構想のもとに一つの立法をいたしたいというような考えで、目下研究をいたしております。  第二……

第1回国会 衆議院本会議 第58号(1947/11/13、23期、民主党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(小坂善太郎君) 田中君、竹山君からきわめて御熱心な御質疑がございまして、私から大藏省に関する部門についてお答えをいたします。  今回の旱害について、実は政府といたしましても非常に苦労をし、心を碎いておるのでありますが、私から申し上げるまでもなく、現在のわれわれは、どうしても抜くべからざる大きな一つの制約のもとにあるのでありまして、このことを無視しては、われわれは何もなし得ないのであります。今回の公共事業費についても、でき得る限りこれを十分に獲得いたしまするように考えておつたのでありまするが、御承知のように五十二億円に止まつておりまして、この中で旱害対策として支出し得る金額は、ただい……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第57号(1948/06/07、23期、民主党)

○小坂善太郎君 私は、民主党を代表いたしまして、北村大藏大臣の財政方針の演説につきまして若干の質疑を行いたいと思います。北村大藏大臣が大臣に就任されて以來、いわゆる北村財政の方向というものが、今回初めて具体的に予算の中に盛られたと思いまするので、私はこの際、北村さん自身、これが特に北村財政のもつユニークな、特徴的なものであると考えられるものがありましたならば、この際ここにそれを示されたいと思うのであります。  さて私は、現在予算を編成いたしまする上に、三つの至上の命題と申しますか、至上の要請があると思うのであります。第一は収支のバランスした均衡予算を組むことであります。第二に、十ンフレーション……

小坂善太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

小坂善太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第30号(1947/10/20、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 財務當局といたしましては、健全財政の建前を堅持いたしまして、現下のインフレの最大原因というものは財政支出の過重である。財政インフレに基くものであるということを言つております。財政は一般會計といわず、特別會計といわず、これがバランスされるということを望んでいるわけであります。しかしながら特別會計の面におきまして、遞信であるとか、鐵道であるとかいうものは、今一氣にバランスさせるということもきわめて困難なる事情が多く存在いたしますから、一定の年次計畫を立てまして、その計畫のもとにこれを黒字化していくということをそれぞれの當局に要望しているわけであります。しかしながらこの黒字化する建前……

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/16、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 會期の延長されることに關しまして、實は大藏省が至大の關係を有するわけであります。この點に關して、われわれは非常に皆さんに申譯ないと考ております。實は御承知の追加豫算を編成する途上におきまして、ときどき新聞紙上にも現われますように、非常に一時は逆睹すべからざるような状態になつたのであります。すなわちわれわれの言う健全財政、從つてまた健全金融を維持する建前というものは、厖大なる豫算編成やむなきかと見られる状態の前に、崩れるやも知れずというようなことが懸念されましたので、われわれとしては、この際拙速をやつてはいかぬ、あくまでわれわれの主張をねばり通そうという氣持でいろいろと折衝してま……

第1回国会 決算委員会 第4号(1947/07/30、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 昭和二十年度の歳入歳出總決算及び特別會計歳入歳出決算を、會計檢査院の檢査報告とともに國會に提出いたしましたので、御參考までにその大要を申し上げます。總決算に計上いたしました歳入の決算額は、經常部といたしまして百七億八千三百餘萬圓、臨時部といたしまして百二十七億四百餘萬圓、合計いたしまして二百三十四億八千七百餘萬圓となつております。これに對しまして歳出の決算額は、經常部といたしまして、七十三億八千餘萬圓、臨時部といたしまして、百四十一億千五百餘萬圓、合計いたしまして、二百十四億九千六百餘萬圓となつております。でありますから歳入と歳出との差引を見ますと、十九億九千百餘萬圓の剩餘を生……

第1回国会 決算委員会 第7号(1947/08/12、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま委員長からきわめて適切なる御意見の開陳がございました。私どもといたしましても、決算を重視するということの根本的の考え方におきましてまつたく同意見でございます。一體最後の締括りを適當にいたしますためには、なるたけ企畫する當時において、その決算を考え、決算をいたしまする方々のお考えというものが、常に企畫に逆に反映していくというくらいの運營方法が望ましいのでありまして、こういう考え方の上に立ちましてこそ、完全な決算の方法がとられるだろうというように私ども考えておるのであります。できるだけわれわれといたしましては從來とも決算を單に報告的な形式において取扱うということを改めまして……

第1回国会 鉱工業委員会 第5号(1947/08/07、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 先ほど櫛田政府委員が御説明いたしました殘餘の分について、大藏省所管の問題にいて御説明申し上げます。國の復興の基盤であります石炭の増産のために要する資金に關しましては、われわれとしては極力これが御援助をいたすよう最善を盡す考えでおります。御指摘のように赤字補給金の未入手が多いために、これが結局炭鑛の運營を壓迫しているというようなお話でございました。これも部分的にはさような事實があることを遺憾に存じておるのでありますが、政府としての全體の今までの實績を申し上げますと、三十二億三千三百萬圓というものを七月末の融資實績としてもつているのであります。さらに第二・四半期のわくに八億八千萬圓……

第1回国会 国土計画委員会 第8号(1947/08/19、23期、民主党)

○小坂善太郎君 それでは紹介議員といたしまして、茶臼山の地滑り對策と岡田川改修に關する請願の趣旨に關しまして御説明を申し上げ、各位の御同情を得たいと存じます。  茶臼山は信越線と中央線の分岐點でありまする篠井驛の西北方約三キロの地點にある海抜七百三十メートルの山であります。川中島の合戦の當時、武田信玄の本陣のあつた所として有名でありますが、昔天保、弘化の當時地滑りを生じまして、この山を水源といたします瀧澤川に土砂を流出することがおびただしかつたのでありまして、當時の松代藩が簡單な砂防工事を施したことがあります。明治十八年ごろから再び地滑りがはげしくなつてまいりまいしたので、明治三十三年に内務省……

第1回国会 国土計画委員会 第29号(1947/12/01、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま議題と相なりました横須賀港を開港に指定する等の法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  今般待望久しき民間貿易の再開によりまして、わが國の前途には明るい希望を見出し得ましたことは、まことに御同慶にたえない次第でございます。外國貿易に依存せざるを得ませんわが國といたしましては、これが速やかなる進展をはかることは、まことに緊要でありまして、その一環といたしまして、横須賀港ほか十三港を新たに開港に指定いたしまして、もつてわが國外國貿易の發展に資せんとするものであります。そもそも開港を指定いたしまする場合には、從來關税法第九十九條に基きまする委任勅令によつて指定し……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま本委員會に付託になりました國が施行すす内國貿易整備に關する港灣工事に因り生ずる土地又は工作物の讓與又は貸付及び使用料に關する法律案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。  國において施行する内國貿易整備に關する港灣工事により生ずる土地または工作物の下付または使用料の徴収に關する件は、昭和二十二年四月法律第七十二號をもちまして、憲法施行に伴つて法律をもつて規定すべき事項で、勅令で規定したものは、本年十二月三十一日までは法律の效力をもつて規定されてありまするので、現在は有效なのでありますが、去る四月に國有財産法が改正になりまして、雜種財産は法律をもつて定める場合以外は……

第1回国会 財政及び金融委員会 第2号(1947/07/05、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま本委員会に付託せられました國民貯蓄組合法の一部を改正する法律案外二件について提案理由の説明をいたします。本委員会に付託せられましたこの法案でございますが、まず國民貯蓄組合法の一部を改正する法律案について御説明をいたします。  現下の金融経済情勢の推移に鑑みまして、速やかに悪性なインフレーションを防止いたしまして、経済秩序を安定し、経済の再建を促進いたしますることは、刻下喫緊の要務であるのでありまして、これがためには各般の施策と並行いたしまして、貯蓄の増強をはかることが必須の要件であると考えます。しかして國民貯蓄組合は、從來この貯蓄増強上の施設として相当の成績をおさめてま……

第1回国会 財政及び金融委員会 第3号(1947/07/09、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま川島君からいろいろ御注意がありましたが、当局といたしましても、もちろん最善を盡しておるのであります。川島君御自身も仰せられたように、おそらく風評という点は多分にあるだろうと考えます。しかしながらこれと同時に実はお願いいたしておきたいことは、税務官吏が不断に危險と誘惑にさらされておるのに対しまして、当局といたしましては特別の待遇を考慮して、その地位を確立したいというように考えております。どうぞ各位におかれましても、今の税務官吏に対しては重要なものであるということの観点からいたしまして、十分御同情ある御協力をいただきたいと思います。先般も御承知のように神奈川縣の間税課長の端……

第1回国会 財政及び金融委員会 第4号(1947/07/11、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま議題となりました生命保險中央会及び損害保險中央会の保險業務に関する権利義務の承継等に関する法律案につきまして提案の理由を御説明いたします。  この生命保險中央会は、生命保險会社をして戰爭に伴い増加する戰爭危險に基く保險金支拂いを継続せしめると同時に、これらの会社をして右の支拂いに基く経理上の圧迫を免れさせるために、昭和二十年四月一日生命保險中央会法に基いて設立せられた法人でありまして、爾來同法の規定により戰爭危險の再保險業務、戰爭死亡傷害保險業務及び普通生命保險業務を行つてきたのであります。損害保險中央会は陸上、海上の諸財産に対する戰爭危險に基く保險を継続し、併せて國内……

第1回国会 財政及び金融委員会 第5号(1947/07/12、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいまの御質問まことにごもつともと存じますが、政府といたしましては、この際何としても最大の目標はインフレの阻止だ。そのためにはまず健全財政を堅持するということが最も喫緊の問題である。かように深く考えて進んでおります。しかしながらこの健全財政を堅持いたしまする建前が、單に文字の上の、あるいは數字の上の收支のバランスを合わすことに終始いたしまして、そのしりが金融にきてこれを壓迫するということになりましてもこれまた意味がないので、私どもといたしましては、これに即應いたしまして、健全金融という建前をやはり堅持しております。しかしながら仰せの通り、いろいろな面において、金融拘束のために……

第1回国会 財政及び金融委員会 第6号(1947/07/30、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 本委員會に付託せられました特別調達廳法の一部を改正する法律案ほか一件につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。特別調達廳は、すでに御承知のように、政府の監督指示のもとに、連合國軍または政府の需要する建造物及び設備の營繕竝びに物資及び役務の調達に關する業務を行うことを目的として、法律に基いて設立せられました法人でありまして、近く諸般の準備を完了し發足する豫定であります。  さて特別調達廳の業務は、もともと政府のなすべきものでありまして、從來は主として戰災復興院及び終戰連絡中央事務局を主務官廳として、各地方長官がその實施の責任に任じてきたのでありますが、今囘この實施面を特別調達……

第1回国会 財政及び金融委員会 第8号(1947/08/02、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 勞働者災害補償保險特別會計法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  改正の第一點は、勞働者災害補償保險特別會計の管理大臣の變更に關する改正であります。すなわち第九十二囘帝國議會の協贊を經て制定せられました勞働者災害補償保險特別會計法は、本年七月一日から施行せられまして、同法に基いて設置せられました勞働者災害補償保險特別會計は、厚生大臣の管理に置かれておるのでありまするが、近く勞働省の設置せらるるに伴いまして、同特別會計の管理大臣を勞働大臣に變更するために、所要の改正を行わんとするものであります。  改正の第二點は、勞働者災害扶助責任保險法に基く勞働者災害扶助責……

第1回国会 財政及び金融委員会 第12号(1947/08/20、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 大藏省預金部等の債權の條件變更等に關する法律案につき、提案の理由を説明致します。  預金部資金竝びに簡易生命保險及郵便年金特別會計法の積立金の運用資産たる債權につきまして債務者のやむを得ない事情によりまして、元利金の囘收が著しく困難な場合等におきまして、必要に應じて所管大臣が、融通條件の緩和をなしまする措置を講じ得ることといたしまするために、本案を提出いたしました次第でありますが、以下その内容の大略を御説明申し上げます。  まず第一は、預金部資金竝びに簡易生命保險及郵便年金特別會計法の積立金の運用によりまする資金の融通を受けた者が、災害その他の特殊の事由によりまして、元利金の支……

第1回国会 財政及び金融委員会 第13号(1947/08/23、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま議題となりました復興金融金庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。  さきに復興金融金庫は戰後における日本經濟再建のために必要な資金の供給を任務といたしまして、本年一月末日にその設立をみたのでありますが、爾來今日に至りますまで資金、資材の各方面にわたりまして、きわめて困難な時期であるにもかかわらず産業界の要求にこたえまして、その目的を果し、石炭、鐵鋼肥料等の超重點基礎産業、その他各種重要産業に對する資金の供給を圓滑ならしむるとともに、戰後經濟の中核たる中小企業の育成にも相應の效果をあげて、その融資總額は七月末日現在におきまして、百七十九億八千……

第1回国会 財政及び金融委員会 第16号(1947/08/28、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 復興金融金庫は御承知のような經緯で設立され、時局下の緊要なる資金を賄つておるのでありますが、最近に至りましてその資金をほとんど使い果してしまつたような現状であります。われわれとしては、でき得れば市中金融機關において蓄積された資金を、復興金融金庫の方に融資して、その金をもつてさらに今後の需要を賄いたいと考えていたのでありますが、いろいろその後における情勢の變化等もあり、旁々關係方面の意向等もございましたので、これを増資によつて賄うことを最近に至つて決定いたした次第であります。つきましては先ほど申し上げましたように、資金がまつたく枯渇しておりますので、この際急速に増資したい。でき得……

第1回国会 財政及び金融委員会 第18号(1947/09/17、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 それでは政令の内容について御説明を申し上げます。  第一は、大藏省預金部等の債權の條件變更等に關する法律第二條によります債務の免除は、大藏省預金部等損失特別處理法第一條による評價の結果、評價損を生じた運用資産にかかる債權に限り、これをなし得ること。  第二、法第二條による債務の全部または一部の免除は、左の各號に掲げる時期及び金額につき大藏大臣がこれを行うこと。  第一、地方公共團體または金融機關(以下直接融通先という)から資金の貸付を受けた者が、企業再建整備法第十九條の規定により、その債務を免れたため、直接融通先の有する債權の全部または一部の辨濟を受けることができない場合におい……

第1回国会 財政及び金融委員会 第19号(1947/09/20、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 お答えいたします。いろいろ勤勞に對しての報酬を受けるということは、勤勞の内容に從つて多種多樣のものがありましようから、その内容に從つての報酬をとるということが原則だと思うのであります。そしてその報酬の内容について、社會一般から、その勤勞の内容をどういうふうに認識せられるかという、客觀的な情勢も考慮しなければならぬと思います。この問題はきわめてむつかしい問題であるのでありまして、私どもといたしましては、これが一定不變の原則でもつてということは、やや困難な點であるというふうに考えるのでありまして、そのときの社會通念によつて流動するものであるというように思つております。ただいまのとこ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第20号(1947/09/23、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 いろいろ御答辯があつたことで、私から長々しく申すことを差し控えますけれども、私も同意見であります。
【次の発言】 補足して申し上げます。この全體の收益を殖やす大道というものは、何と言つても生産量を殖やすということを狙わなければならぬ。そのほかいろいろなテンタテイーヴな案を申し上げましたが、さらにこのほかには、今までお話が出たかもしれませんが、タバコの箱に廣告をするということ等も考えまして、極力そういう面における經費を少くするというようなことも考えておるわけであります。
【次の発言】 政治論としましてはまつたく私も同感であります。しかしここにひとつお考え願いたいと思いますことは、……

第1回国会 財政及び金融委員会 第23号(1947/10/02、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 このたび本國會に提出いたしました政府職員の給與に關する應急措置としての一時手當の支給に關する法律につきまして提案の理由を御説明申し上げ、各位の御審議をお願いいたしたいと存じます。  この法律案は最近の政府職員の生計状況に鑑みまして、應急的の措置として全職員に對し、職員一人當り總平均六百圓をこの際支給いたそうとするものであります。その支給方法といたしましては、最近の生計費の状態が地域によりまして大きな差のある點に鑑みまして、各職員の受ける俸給、暫定加給、臨時増給及び臨時家族手當の合計額を基本といたしまして、その勤務地に應じて、十二割ないし二割の範囲内において、率に差等をつけて支給……

第1回国会 財政及び金融委員会 第24号(1947/10/04、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいまいろいろお話がございましたが、貿易資金特別會計というものが、むしろ國内生産の價格調整的な機能を營んでおるという點が、本來の目的を逸脱しておるのではないかという點が伺われたのであります。これは私もまことに同感であります。この點につきましては、價格調整機能というものは、なるたけ生産の場に近いところで營まれるほど、それが效率的な運營方法であると思いますので、貿易というような、生産の場から遠い窓口でこれを調整することは、適當なことでないという考えをもつております。この點に對しましては、いろいろと關係方面と交渉いたすような考えをもつておるのであります。それで、御指摘の、どこにそう……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 先ほど今井政府委員からお答え申し上げたのでありまするが、本來なら私が申し上ぐべきところもあつたと思いますので補足いたします。ただいまのお話にもございましたが、流通秩序の確立というようなことは一體自信があるのかどうか、こういうお話でございまするが、私どもはこれをぜひ確立しなければならぬと思つて努力をいたしておるわけであります。全體といたしまして、何度も本委員會で申し上げまするように、健全財政の線を堅持して、健全金融をしていこう。これがインフレに對する根本方策であります。この根本の方策を推し進め、かつ流通秩序を確立するために、先般マル公の改訂等もいたしまして、戰後において不健全な心……

第1回国会 財政及び金融委員会 第31号(1947/11/01、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 川合さんの御質問の點はまことにごもつともでありまして、實は政府委員としては追加豫算の決定が非常に遷延してまいつた。一方追加豫算の決定が遲れれば遲れるだけ、政府の獨占價格によつて歳入を得ておる面の歳入が減つてくる。この間の調整に考慮をいたしておつたのでありまするが、ようやくこのほど内閣におきまして追加豫算案を決定いたしました。そのうちタバコの値上げの占むる割合というのは、ただいま御質疑の通り二百五十九億という、きわめて大きいものであります。これを日割りにいたして考えてみますと、一日にして大體一億八千萬圓くらいに相なるのであります。われわれとしてはタバコあるいは鐵道、逓信の料金とい……

第1回国会 財政及び金融委員会 第35号(1947/11/15、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する等の法律案ほか三法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。  政府は、最近における財政需要の増大に對應し、收支の均衡を圖り財政の強化に資するとともに、經濟諸情勢等の推移に應じまして、國民租税負擔の公正を期する等のため、所得税法等の一部を改正することといたしたのであります。すなわち今次の税制改正にあたりましては、租税の中樞たる所得税につきまして、國民所得の現状及び國民生活の實情に鑑み、いわゆるインフレ利得者等の一定額を超える所得者に對し重課することといたしますとともに、他面勤勞所得者及び扶養親族を有する者の負擔を輕減する等の措……

第1回国会 財政及び金融委員会 第42号(1947/11/29、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 政府に對する不正手段による支拂請求の防上等に關する法律案提出の理由を御説明申し上げます。  本年九月十二日附連合國最高司令官から日本國政府に宛てられましたる政府支出の削減に關する指令は、御承知の通り、政府をしてやみ價格と、不當なる高賃銀による支拂をなすことから、これを免れしめ、當面している財政の危機を打開せしめようとする絶大な好意に出たものでありまして、政府といたしましては、あらゆる困難を克服し、異常な決意をもつてこれに對すな適切な措置を講じなければならない次第であります。  すなわち國、連合軍及び特別調達廳のためなされた工事の完成、物資の生産その他役務の提供に關する代金または……

第1回国会 財政及び金融委員会 第48号(1947/12/06、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 それではただいま委員長から仰せになりました政府職員に對する一時手當支給に關する法律案ほか九法律案につきまして御説明を申し上げます。これらはいずれも技術的のものでありますので、何とぞ御審議の上速やかに御可決あらんことをお願いいたしたいと存じます。  まず最初に政府職員に對する一時手當支給に關する法律案につき御説明を申し上げます。  このたび本國會に提出いたしました政府職員の生活費を補給するための一時手當の支給に關する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げ、各位の御審議をお願いいたしたいと存じます。  全逓その他の官公職員勞働組合からの提訴にかかる生活補給金即時支給等の要求……

第1回国会 財政及び金融委員会 第49号(1947/12/07、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 この委員會を通じましても、いろいろと御審議を煩わしているうちに、われわれとしての希望を申し上げまして、皆樣にも御了解願つているのでありますが、できるだけこの際政府の財政あるいは金融の實態につきまして、全國民にわかりやすく發表する機會を得て、全國民に實情を知つての上の協力を要請するということが必要であると考えておるのでありますが、この點につきまして、先般來の經濟白書というようなものにつきましても、いろいろと批判のある際でもありますが、大藏省といたしましては、このほど御承知の國の臺所展覧會というものを、非常にわかりやすく、柄を落しまして、國民の中に浸透するように、財政の状態を説明す……

第1回国会 財政及び金融委員会 第51号(1947/12/09、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま委員長からお話のありました財政法第三條の特例に關する法律案提出の理由を御説明申し上げます。  財政法第三條の規定は、御承知の通り租税以外の課徴金、法律上または事實上國の獨占の屬する事業における專賣價格もしくは事業料金の決定方法に關する規定でありまして、新憲法の精神の從つて、財政處理の民主化に關する施策の一環として、財政法中に設けたのでありますが、この規定の施行につきましては、現下の經濟情勢に鑑みまして、これを適當とする時機の到來をまつて行う必要がありました關係上、政令でこれを定めることにいたしたのであります。しかるにその後鐵道料金、專賣價格について法律または國會の議決に……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第6号(1947/08/30、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 お答えを申し上げます。まことにごもつともな次第と存じます。一體今囘の災害は、まことに私どもといたしまして御同情にたえない次第であります。實はこの災害の報を受けまして、すぐ私自身内務省に飛んで參りました。大臣、次官、地方局長を歴訪いたしまして、こういう問題は速やかに手を打つということについて、善處を要望したような次第でもあるのであります。私どもといたしましては、ただいまのお話の中にありましたように、時期を失した資金が何にもならないことをよく知つておるのであります。この意味におきまして、極力應援をいたしますように考えておるのでありますが、この考えは先ほど大臣も述べた點であると存じま……

第1回国会 電気委員会 第4号(1947/08/06、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 本藤さんの御質問にお答えをいたします。電力の開發が今後の日本の復興にまことに不可敏の關連をもつことは御指摘の通りであります。今後新日本の平和的な再建に關連いたしまして、政府といたしましては、電源の開發ということを一つの大きな題目に考えておるわけであります。それに關しましてただいま御指摘の舊電力外債のことでございまするが、大藏當局といたしましては、主務官廳でございまする商工當局といろいろ連絡いたして、これが處理に當つておるわけであります。ただいま御指摘の點はちよつと私もはつきり記憶いたさないのでありますが、當局といたしまして今までとりました處置は、昭和十八年の九月に全部舊電力外債……

第1回国会 農林委員会 第18号(1947/08/30、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 お答え申し上げます。今回農業會が解散いたしますにつきまして、その後の財産的處置というものは非常に重大な關連をもつと思ふのでありますが、私どもただいまのところ、農業會が解散になりましても、赤字が出る農業會というのはどの程度あるだろうかということの見透しに關しまして、實はそう確かなものをもつておりませんが、大體において赤字の出るものは少ないじやないかというような見解をもつているわけであります。この農業會にいたしましても、今後にできます農業協同組合にいたしましても、大藏省の關係と申しますよりは、農林省において主として深くこれにダッチしてまいるものと存じますので、その實際赤字が出た問題……

第1回国会 農林委員会 第32号(1947/10/14、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 薪炭需給調節特別會計法を改正する法律案提出の理由を御説明申し上げます。  國の行う薪炭の需給調節のため必要な資金の調達につきましては、現行の薪炭需給調節特別會計法第三條の規定によりまして、五億千百萬圓を限度として借入金をすることができることになつております。また年度内に支拂上一時現金に不足を生じましたときは、當該年度内に償還する一時借入金をすることができることと相なつておるのでありますが、今囘さらに薪炭の買入資金の調達につきまして、證券を發行し得る途を開きまして、この會計の運營を一層圓滑にいたしたいと存じ、所要の改正を行わんとするものであります。すなわち薪炭の買入代金の財源に充……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/14、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいま野坂委員からの御發言まことにごもつともでございます。われわれといたしましても、極力資材を早くいたしまして準備いたしたいと思います。いろいろと印刷能力等の關係もございまして、今のところちよつといつ正確に提出するということも、明言しかねると思います。できるだけ早くやるという程度で御了承願います。

第1回国会 予算委員会 第7号(1947/09/16、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 お答え申し上げます。從來政府がとつてまいりました政策の一部に、政府が約束しておきまして支拂つていない金額が相當にある。で七月の最初に調べましたところ、百二十億程度あつたのであります。これはいかにも當然拂うべきものであつて、それを拂わぬということで、その財政面からする壓迫が金融を押していく。その結果によつて金融を梗塞させるというようなことでありましては、はなはだ遺憾でありますので、よく内容を精査いたしまして、支拂つてもいいところのいろいろな手續を完了したものについてはこれを支拂つております。その結果がだんだん金融界によい影響を與えてきておるように私ども考えておる次第でございます。……

第1回国会 予算委員会 第8号(1947/09/30、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 それでは昭和二十二年度の一般會計豫算補正(第三號)について御説明をいたします。  内務省の解體の關係を中心といたしまする豫算は、昭和二十二年度一般會計豫算補正(第二號)として、去る十九日提出いたしましたが、今囘さらに先般御審議を經ました皇室經濟法施行法によつて、ただちに必要となりまする皇族關係の豫算を、他の部分と切離しまして、昭和二十二年度一般會計豫算補正(第三號)として提出いたしまする次第でございます。本補正によりまして追加の結果、歳入歳出ともに四千九百十九萬餘圓の増加となつております。歳出の追加計上額は四千九百十九萬餘圓でありまするが、その内譯を申し上げますると、秩父宮高松……

第1回国会 予算委員会 第9号(1947/10/07、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 私から補足して申し上げまするが、日本のインフレの問題に關しまして、各方面でも相當に重大な關心をもつてこれを考えております。それで健全財政、健全金融ということを堅持していきますためには、どうしても大もとである政府が、やみを認めるというような建前では筋が通らぬということで、特に日本の經濟の健全な建て直しを促進いたしまするために、特別の關心をよせられていると考えております。進駐軍關係の工事等につきましては、御承知のように大體府縣を經由いたしまして、戰災復興院、あるいは免許をなす方面で申しますと終戰連絡事務局を通しまして、大藏省にその査定がまいるのであります。われわれとしましてはその査……

第1回国会 予算委員会 第15号(1947/11/05、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 昭和二十一年度の一般會計豫算補正(第六號)について御説明を申し上げます。  この補正豫算は今次國會において成立いたしました國家公務員法の施行に伴いまして、早急に内閣に臨時人事委員會を設置することとなりましたために、必要な經費につきまして、他の部分と切離しまして、昭和二十二年度一般會計豫算補正(第六號)として提出いたしました次第であります。  國家公務員法の施行に伴いまして、臨時人事委員會を設置いたしまするために必要な經費は、百八十餘萬圓でありまするが、臨時人事委員會の設置に伴いまして、行政調査部の既定經費の一部は不用となりまするので、二十萬圓を修正減少いたしまして差引き百六十餘……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/10、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 お答え申し上げます。ただいま酒釀造用の原料につきましては、關係方面ともいろいろ研究を重ねておる次第でありまして、未だ確定にはなつておりません。ただ全般の状況といたしまして、四圍の情勢からみて、相當程度の減額を豫想されておるというふうにお聽きおきを願います。
【次の発言】 酒、タバコが敗戰後の荒涼とした人生の中で、非常に大きなリフレツシユメントでありということは、だれも認めるにやぶさかでないと思います。しかし殊に酒の場合、主食を原料にするということの性質から、今の日本の苦しい食糧事情の中から、このリフレツシユメントをつくるために、酒の原料として相當の主食を潰していくということは、……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会 第1号(1947/12/11、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいまお話のございました政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案につきまして、また大藏省預金部特別会計、國有鉄道事業特別会計、通信事業特別会計並びに簡易生命保險及び郵便年金特別会計の保險勘定及び年金勘定の昭和二十二年度における歳入不足補填のための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  最初に政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案について、御説明申し上げたいと存じます。全逓その他官公職員労働組合からの提訴にかかりまする生活補給金即時支給の要求に対する中央労働委員会の調停案は、この際政府職員に対してその月……

第2回国会 財政及び金融委員会 第3号(1948/01/29、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 御指摘のように、復金が現下の一般の金融機関で賄えない融資を調達するという本來の使命に鑑みまして、國家の信用において融資をいたしてまいるという限度を、どの辺におくかということは、非常に現下の「インフレーシヨン」との関係に鑑みまして重要な事柄であります。われわれといたしましても、通貨発行審議会法を本國会で御採択になりまして、通貨の発行限度を考えていく場合には、当然にこの融資の問題を通貨発行審議会において議題の一つに考えておるわけでございまして、復金の融資に関しましては、いろいろと一般の御批評もございますし、われわれといたしましても、貴重な財政資金を最も効率的に使用するために、いろい……

第2回国会 財政及び金融委員会 第4号(1948/01/30、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 お答えを申し上げます。復金の性格的な問題といたしまして、御承知のように、日本の産業、経済再建のために缺くへからざるもの、並びに一般の金融機関においてよく賄い得ないものというものに対しての融資が考えられるのでありますが、ただいま内藤さんのおつしやいますように、その対象として農林方面の仕事の重要性が、その範疇にはいるということは考えられるのであります。ただ今までの復金の運用上、特に融資対象となり得ますものにつきましては、製粉業、林業、製材業、罐詰業、生糸製造業、畜産業、農薬品、こういつたものが、農林省所管にございまするが、これらのものの設備資金に関しましては相当に融資をいたしておる……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第23号(1948/05/21、23期、民主党)

○小坂証人 さようでございます。
【次の発言】 片山内閣ができましてから、これが挂冠するまでであります。
【次の発言】 日をはつきり記憶してないのでありますが、たしか二十六日ごろでなかつたかと思つております。というのは二十七日に私はラジオの放送討論会に出ることになつておりました。暮になつて議会が久しぶりに十日か十二日ごろでしたか休会になりましたので、私も郷里の長野縣に帰つておりましたが、その放送に間に合うように帰つてきたのですから、そうでなかつたかと思いますが、記憶がはつきりいたしません。夜行で帰つて参りましたら、すぐ閣議に出ろという話で、私は閣議に出席いたしました。閣議の部屋で当時外務大臣の……

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、民主党)

○小坂委員 ただいまの質問に関連してお尋ねしたいと思います。前二者の質問がそれぞれ相当長時間にわたつて述べられたので、私はきわめて簡單に質問いたしたいと思います。私は國会は國家の最高機関であつて、立法府は政府の上に立つと率直に考えておるのであります。しかしながら、立律府はやはり行政能率を促進するよう協力して審議を行わねばならないというように考えておるのであります。そこで問題は、われわれがただいま審議しておりますのは、この四月分の暫定予算についてであります。その暫定予算の中において、たまたま二千万円の軍事公債の利拂が問題になつておるのでありますが、この問題については、政府はしばしば答弁され、総理……

第2回国会 予算委員会 第19号(1948/04/30、23期、民主党)

○小坂委員 私は民主党を代表いたしまして、意見を申し述べたいと思うのでありまするが、なお民主自由党におきましても、社会党におきましても、國民協同党におきましても、大体同様な御意見のようでありまするから、私の討論をもつて一應の一般に通ずる意見として、お聽き取り願いたいと思うのであります。  ことに提出せられました両暫定予算案につきしては、これはあくまで暫定予算でありまするので、事務的内容を盛つたものであります。これについて、特別の意見を申し述べることもないのでありますが、この中に公共事業費が今回は相当大幅に盛りこまれております。この点については、暫定予算でいく限りにおいては、新規の計画というもの……

第2回国会 予算委員会 第33号(1948/06/15、23期、民主党)

○小坂委員 すでにわが党に許されました時間が相当使われておりますので、他の同僚諸君の便宜も考えまして、私は地方財政に関する問題に限つて御質問をいたしたいと思うのであります。  この際中央、地方を通ずる健全財政の要求ということが、インフレーションを克服いたします上に、非常なインポータンスをもつ要請であるということは、いまさら申し上げるまでもないのでありますが、この地方財政が今回野溝地方財政委員長のもとに総額二千億に上るものについて、極力その健全化をはかられたと言われておるのであります。そこで私はまず昭和二十二年度と二十三年度における地方財政の実情を、野溝さんはどういうふうに把握しておられるのかと……

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/06/25、23期、民主党)【議会役職】

○小坂委員長代理 それでは会議を開きます。  先日に引続きまして質疑を続行いたしたいと思います。先日の本間君の御質疑中、商工大臣に関する部分が殘つておりましたから、この際これを許します。本間俊一君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にいたして午後二時より再開いたしたいと思います。     午後零時四十九分休憩

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、民主党)【議会役職】

○小坂委員長代理 大神善吉君。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 予算委員会 第3号(1948/11/27、23期、民主党)

○小坂委員 先ほど田中君からいろいろお話があつたので、私はごく中心点だけを時間もないようですから伺います。私は大臣が就任以來たびたび御発表せられるところの御意見等を新聞等を通して伺つておるのでありますが、非常に危惧の念を持つておりますことは、大臣が何か予算のバランスという原則を無視した予算をお組みになるというようなことが往々紙上に現われて來るので、こういうことをなさると、予算ができたから國会に出すとおつしやいましても、これはなかなかわれわれとして審議が急速に進まないのじやないか、この点をはつきりあなたから伺つておきたいと思うのであります。すなわち今度お出しになる一本の予算というものは、收支の均……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 内閣委員会 第3号(1948/12/12、23期、民主党)

○小坂委員 民主党といたしましては、本法律案に賛成の意を表するものであります。國家行政組織法が施行されますまでの間、各行政機関の定員を設置し、または増加いたします場合法律によることといたしまして、職員の増加を抑制するという御趣旨は、行政整理の叫ばれております際きわめて私は当然のことと考えるのであります。なお、この定員の問題もさることながら、ただいま質問の中にもありましたように、政府の職員の事務の能率化をはかるという点につきまして、また職員の心構えが、全体のための奉仕者であるということに徹しまするよう、当局におかれまして十分この法律案の施行と並行いたしまして配意せられんことを希望いたすのでありま……

第4回国会 予算委員会 第15号(1948/12/22、23期、民主党)

○小坂委員 上林山委員長が事故のため欠席せられており、苫米地理事が委員長代理として委員長席につかれましたので、この際発言を求めます。  私は昨晩まことに奇怪なるできごとに遭遇いたしたのであります。最近において國会の信威というものが次第に失墜しつつあり、もしくは國民からその信頼感を喪失せられてもやむを得ないようなできごとが起きつつあるということは、私ども國会議員として、まことに遺憾にたえないところであります。われわれといたしましては、かかる風潮を一刻も早く是正して、明朗にして健全なる國会、眞に國民の付託にこたえ得るような國会を早くつくり上げなければならない。これはわれわれの共同の責務であると痛感……


小坂善太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院23期)

小坂善太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第1号(1947/09/27、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 貿易資金特別會計法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  現在貿易物資等の買入及び賣拂につきましては、貿易資金特別會計法第二條第一項に規定いたしまするいわゆる自己資金の十億圓と、同條第二項の規定によりますいわゆる借入資金の五十億圓との合計額六十億圓をもつて運營いたしておるのであります。しこうして最近におきまする貿易の趨勢に對應いたしまして、この際貿易資金の増額、資金運用に伴います損益の處理等につきまして根本的に改正する必要があるのでありまして、これに關しまして、いずれ追加豫算の確定を待つて措置する所存でありますが、これまでの期間における暫定措置といたしまして、……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第2号(1947/10/01、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 貿易が部分的に再開されておりまするし、やがては世界經濟の復歸する講和會議というものが終了いたすことになると思うのでありまして、今からそれに對して準備をすべきであるという御意見は、まことにごもつともであると思うのであります。御承知のように今囘政府のとりましたスタビリゼイシヨン・バンドという問題は、大體基準年度に比較いたしまして、物價を六十五倍という安定帶に今もつていつておるのでありますが、それ以外のものはだんだんこの六十五倍の上の線に制約して、貿易が比較的自由があつた頃のベースに物價をもつていくという、一つの試みであるというふうに御了解願つていいと思うのであります。また現在の貿易……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1947/11/17、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 ただいまから昭和二十二年度一般會計歳入豫算補正第七號及び第八號について、御説明申し上げます。  昭和二十二年度一般會計歳入は、當初豫算におきまして、一千百四十五億三百八十餘萬圓を計上いたしておりましたが、補正第一號、第三號ないし第六號におきまして、六十七億八百五十餘萬圓を追加いたしまして、今囘の補正第七號において九百六十六億四千二百三十餘萬圓を追加いたしまするとともに、百十億四十萬圓を修正減少いたしまして、差引八百五十六億二百三十餘萬圓を増加いたし、補正第八號におきまして、二億四百六十餘萬圓を修正減少いたしましたので、補正額全體といたしましては、差引九百二十一億六百三十餘萬圓を……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1947/11/18、23期、民主党)【政府役職】

○小坂政府委員 國民所得に關しましては、大體ただいまお話があつたと思いますが、われわれの考えでは生産面からまいります生産國民所得と、消費面から推定いたしまする場合の分配所得、あるいは國民總資力というような考え方からまいります方法と大體三つの考え方があると思つております。われわれといたしましては、これが非常にむつかしい問題でありますが、生産國民所得という面からまいります推定方法が、比較的たやすい面でもございます、そのようなふうに考えております。ただいま御指摘の、大藏省といたしまして、課税の對象といかなるものを見込んでいるかという點でございまするが、これは御承知のように、最近における流通秩序が、は……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主党)【議会役職】

○小坂委員長代理 御質疑はありませんでしようか。
【次の発言】 委員外ですが、北君の発言を許します。
【次の発言】 ありがとうございました。では次に移りたいと思います。次は國鉄中央執行委員調査部区長星加要さんにお願いいたします。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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