このページでは桜内義雄衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○櫻内義雄君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま議題となつております政府提出の昭和二十七年度一般会計予算補正等三案に対し反対の意を表し、野党各派より提出の同修正案及び動議に対して賛成の意を表するものであります。(拍手) 今回の予算補正は、総選挙後の最初の国会に提案せられたということと、独立後の政府によつて独自の見解による予算補正が行われたという点に重要な意義を有すると思うのであります。しかるに、政府は、はたして独立国家にふさわしい、自主独立の気魄によつて補正を行つたでありましようか。また、選挙に際する公約の実行に誠意があつたでありましようか。これらの点について、はなはだしく疑問を持たざ……
○櫻内義雄君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま議題となつております昭和二十八年度一般会計予算案外二案に対する宮澤胤勇君外九名提案の組みかえ要求動議の趣旨説明をいたすものであります。 まず最初に、その組替要綱について申し上げたいと思います。財源措置は総額千四億円でありまして、行政費の節約によるものが四百二十八億円であります。その内訳は、政府案に対しまして、雑給与、報償額、超過勤務手当の二割節減をいたし七十四億円、旅費ほ三割削減により三十六億円、物件費は二割を削減して百六十五億円、施設費は一割五分の削減で百十三億円、交際費の若干の節減で一億円、官庁営繕費の一部削減で二十五億円、徴税費も一……
○櫻内委員 初めに大蔵大臣にお願いをいたしておきますが、私が本日御質問申し上げますことは、先般の大臣の施政方針の演説、及び当委員会における御説明、またその後におきます財政問題を主として質問いたしました北村、福田、河野の三委員の方々に対する大臣の御答弁に関連をいたしました質問が主でございます。従いまして、でき得る限り懇切丁寧に御答弁のほどをお願いしたいのでございます。と申し上げますのは、大臣のそれらの御説明や、あるいは御答弁、また記者団会見等で御表明になりました御所見の中に、若干の食い違いがございましたり、また私どもの納得行きかねる点がございますので、それらを主として御質問を申し上げる次第でござ……
○櫻内委員 まず最初に、ちようど総理大臣がお見えでございますので、今後の政局安定方策としての旨相の御所信を、一、二承りたいのでございます。というのは国会におきまして、総理はしばしば憲法改正はしない、これは慎重に考えなければならないと御答弁されておる。あるいは再軍備の問題につきましても、自衛力の増加ということについては、お認めになつておるようでございますけれども、再軍備はしないというふうに、はつきりお答えをされておるわけでございます。しかしこの憲法の改正問題なり、再軍備の問題ということは、当然遠からずどうしても私どもが現在以上真剣にとつ組んで行かなければならない問題だとかように考えるのであります……
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