桜内義雄 衆議院議員
34期国会発言一覧

桜内義雄[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
桜内義雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは桜内義雄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第5号(1978/01/25、34期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・国土庁長官】

○国務大臣(櫻内義雄君) 佐々木委員長にお答え申し上げます。  公営賃貸住宅の役割りを軽視しないようにという御意見を拝聴いたしました。御指摘のように、木造公営住宅の建てかえ事業の積極的な推進あるいは老朽化した低層住宅地の再開発、これらとともに、困難ではございますが、公共賃貸住宅建設にあらゆる努力を努めまして、私の責任を果たしてまいりたいと思います。  それから、宅地難についてのお尋ねでありますが、公共事業の大幅増加により、さらに拍車をかけるようなことがあってはなりませんので、公共事業執行省庁に、地価公示法等に基づく適正価格による用地の取得あるいは地方公共団体に国土利用計画法の適確な運用、迅速な……

第84回国会 衆議院本会議 第8号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・国土庁長官】

○国務大臣(櫻内義雄君) 私への御質問は土地譲渡益重課制度についてでございます。  この制度は、御承知のように、土地投機の抑制と地価の安定の見地から設けられたのでありまするから、適正利益率を適正価格要件にいたすことは基本的な枠組みを崩すものではないのであります。  国土利用計画法が制定されて適正価格の審査制度が定着いたしましたので、適正価格以内であればその利益に重課をしないことにいたしたのであります。このことによって宅地供給の促進を図ったものでありますから、この制度の改善が御指摘のようなことにはならないと思います。(拍手)

第84回国会 衆議院本会議 第9号(1978/02/28、34期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・国土庁長官】

○国務大臣(櫻内義雄君) ただいま大蔵大臣から一応のお答えがあったわけでございますが、公共事業の執行に当たりまして、資材等が値上がりをして事業規模を縮小するあるいは追加をする必要があるのではないかとの御質問であったと思うのであります。  いまのところ、いずれも考えておりません。公共事業を円滑に執行するためには、建設資材の安定的供給の必要があることは当然でありますが、主要資材の生産の能力はまだ余裕がありますので、全体的には供給面、価格面からの公共事業の実施に支障を生ずるおそれはないと思います。しかし、地域的、時期的に問題が生じないよう関係各省庁と緊密な連絡をとりつつ万全の態勢で臨みたいと思います……


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委員会発言一覧(衆議院34期)

第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 決算委員会 第1号(1977/12/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 概要説明に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。  このたびの内閣改造に際しまして建設大臣並びに国土庁長官を拝命いたしました櫻内義雄でございます。皆様の今後の御指導、御協力のほどを心からお願いをいたしまして、一言ごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。  建設省所管の昭和五十年度歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、歳入につきましては、各会計別の収納済み歳入額は、一般会計百五十一億四千四百四十万円余、道路整備特別会計一兆二千六百六十七億三千三百七十五万円余、治水特別会計の治水勘定四千七百六十四億八千百四十二万円余、同特別会計の……

第83回国会 建設委員会 第1号(1977/12/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 このたびの内閣改造によりまして、建設大臣並びに国土庁長官を命ぜられました櫻内義雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  非常に厳しい経済、社会情勢の中で、景気の回復と充実した生活を求める国民の要望にこたえるため、これらと深いかかわりを持つ建設行政と国土行政の推進に、微力ではありますが、誠心誠意努めてまいりたいと存じます。  また、事業の執行に関連しまして、職員の綱紀の問題につきましては、特に厳正な保持を図るよう指導してまいる所存であります。  練達堪能な皆様方の御指導、御協力をお願い申し上げまして、私のあいさつといたします。(拍手)

第83回国会 災害対策特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 このたび建設大臣並びに国土庁長官を拝命いたしました櫻内義雄でございます。何とぞよろしくお願いいたします。  災害から国土と国民を守ることは国政の基本であると考えますので、私はこの趣旨を第一義として、台風、豪雨、地震を初め、先般御決議をいただいた火山噴火等、各般の災害に関する施策に積極的に取り組んでまいる所存でございます。  委員長初め委員の皆様方の御指導、御協力をお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手)


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 建設委員会 第1号(1978/01/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 昭和五十三年一月六日付で日本住宅公団から賃貸住宅の家賃の改定について承認の申請か提出されましたが、その概要は次のとおりであります。  一、申請の理由として、公団では、賃貸住宅の家賃は空き家家賃として変更されたものを除き、入居時の家賃を一切変更することなく今日に至っており、その結果、新旧住宅相互間における家賃に著しい不均衡が生じているほか、建設年度の古い住宅に必要な維持管理経費の確保が困難となってきており、このような状況をこのまま放置することは、公団住宅居住者間における家賃負担の不均衡をますます拡大させるばかりでなく、その他の賃貸住宅の居住者との間の不均衡をも拡大させ、社会的不公……

第84回国会 建設委員会 第2号(1978/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 公団住宅家賃の改定については、本年一月六日、公団から申請が提出されて以来、各方面の御意見を伺いつつ、慎重に検討を重ねているところであります。  ただいま建設委員長からこの件に関し御要望がありましたが、私といたしましては、御要望の趣旨を十分尊重しつつ、最終的な判断を行いたいと考えております。
【次の発言】 建設行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べたいと存じます。  昨今のわが国経済は、民間需要の盛り上がりに乏しく、また急激な円高傾向等もあり、内外ともに多事多難な情勢にあります。  このような厳しい経済情勢の中で、内需振興による景気回復を最大の目標として昭和五……

第84回国会 建設委員会 第3号(1978/02/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 大変な予算でございまするし、また御指摘のような大きな伸び率になっております。ただこれを消化するということでなく、この予算を執行するに伴いまして経済全般に好影響を与えて、そして日本の経済が不況を克服して前途に明るい姿を見出すように軌道に乗せるように努めなければならない。従来概してこういう予算は、予算案が通りますると、個所づけはどうだとか配付はどうだとかいうところから始まりますけれども、そうでなく、この予算を最も有効に民間と相協力して使っていく、こういうような心構えで、何としても経済成長率七%へ持っていく大きな要因でございまするから、精いっぱい努力をして効果を上げたい、こういう心構……

第84回国会 建設委員会 第4号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま第一次全国総合開発計画、あるいは第二次について吉原委員から御批判あるいは御見解があったわけでございまするが、私も第一次全国総合開発計画の欠陥も認めないわけではありませんが、所得倍増計画との関連で国土の有効利用を図ろうとして計画を立てた。ところが想定したものに対して、これは経済規模を十年間で二倍という想定、これは非常に実効が上がりまして三倍ということになったと思うのであります。しかし、御指摘の過密過疎が進む。そこで第二次全国総合開発の方は、これは吉原委員のおっしゃることとはちょっと違って、そういうことであるから人口、産業の分散を進めよう、地域の特性を生かそうということで、……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま福岡委員の御指摘の点は、恐らく永大産業の倒産に伴う関係者の一番大きな関心事だと思うのであります。建設省といたしましては、この更生法適用の場合に意向を聞いてくるような手順になっておりまして、そういう点から関心を持っておるわけでございますが、意向を聞かれれば、この事業者あるいは関係下請会社の保護に万全を尽くすように、そして速やかに更生法の適用、またそのことによっての会社の再建の図られることを強く要望する考えでおる次第でございます。
【次の発言】 ただいま御質問の中にありましたように、三全総の中で首都移転の問題を取り上げておるわけであります。私もいまの東京都の状況からいたしま……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 東京都の御出身でありますから、東京都の現状からの御意見をいろいろ承りまして、概して都市の方の御意見というものが少ない折から、非常に敬意を表して承った次第でございます。今後の施策の上に参考にしたいと思います。
【次の発言】 尾瀬分水の問題、御質問を承って、これは非常に長い歴史的経緯のあることが、私、頭にありまして、それで軽率にお答えしてはいけない、こういう単純な気持ちで言っておるのでありまして、渡部委員のおっしゃっておったことに私が理解を示さないとか、そういうことは考えておらぬとかいうことを言ったわけじゃないのです。ただ単純にそういうことを申し上げたので、私としては、渡部委員のお……

第84回国会 建設委員会 第7号(1978/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 古代ローマのお話でございますが、私はとっさにいま話題の中心である飛鳥の都などを思い起こしまして、さぞかし当時は快適な散歩道路が飛鳥の都にもあったのではないか、確かに好みに応じた働き場所、あるいは散歩道路、好きなときの入浴、これは現代でもわれわれの一つの理想というか、そういう環境は楽しみだと思うのであります。ただ、近代科学の発展のために自動車がはんらんをする、高速道路も必要としてくるというような中で考えますときには、この散歩道路もさることながら、そういう時代の要請に応ずる理想的な道路の建設ということがわれわれに課せられた任務ではないか、こう思うのであります。ただいまの御趣旨、本当……

第84回国会 建設委員会 第8号(1978/03/29、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 局長から御答弁いたしましたことで尽きておると思うのでありますが、私は、この日影規制によって、太陽を求めておる谷間のようなところになった住宅の方々が救われていく、しかしまた、それらの住宅が今度再開発によって中高層のマンションに変わっていく必要も認める、まあいろいろ、単純に考えられないと思うのです。しかし、現実に一方においてはトラブルもあることでございますから、そういうことでこの日影規制が当面効果を上げるようにする、しかし将来に向かっての都市全体の考え方からいけば、大塚委員のおっしゃっておるような、都心に需要者の希望するような職住近接、職場に近い住宅が得られるということも必要なこと……

第84回国会 建設委員会 第9号(1978/03/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 今回の法改正に先だって、御承知のように前倒しをいたしたわけであります。当時、その前倒しがどの程度になるかは皆さんとともに非常に関心を持っておったわけでありますが、予想外に一般民間の意欲が大きいことが実証されておると思うのであります。  そこで、金利の関係については、これは原資が下がれば下げるという方針には立っておりますから、この方は御理解をいただけるものと思いますし、また新たな減税措置もとられておりますし、その他の、すでに御質問になりました枠の拡大とか償還期間の延長あるいは据え置きとかいうものを総合して考えますれば、今岡のは従来よりは所得の低い方に対応した措置ではないか。  た……

第84回国会 建設委員会 第10号(1978/04/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま瓦委員がおっしゃるとおりに、政府のとっております。%の達成目標、特に今回の予算は公共事業を大幅にやる、これを主軸にいたしておるのでございますので、その中核をなす建設省の責任は非常に重いと思うのであります。予算の編成が終わりますと同時に、ただいまお話のように、一月四日に建設省に公共事業施行対策本部を設けまして、予算執行事務の迅速化あるいは補助金関係事務の簡素化、また設計施工管理の合理化などを中心にいたしまして、事業の適正かつ円滑な執行のために鋭意努力をしてまいっておるところでございます。  予算が成立を見ていよいよ五十三年度の予算の本格的な実施に移ってまいったわけでござい……

第84回国会 建設委員会 第11号(1978/04/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 大変広範囲の御質問でございましたが、まず三全総と工業再配置あるいは地域振興整備公団の絡み合いの点でございますね。  三全総におきましては、定住構想推進のために、工業再配置を重要な課題として取り上げておりまして、既成工業地帯におきましては、環境整備等の観点から、立地の抑制、移転の促進を図り、地方においては、工業用地、用水、エネルギーの確保などの基盤の整備等の施策を充実して、工業立地の誘導を図ることとしておるわけであります。  それから地域振興整備公団は、発足以来、大都市からの人口及び産業の地方分散と地域開発のため、一つには地方都市開発整備、それから産炭地域振興の業務、それと工業再……

第84回国会 建設委員会 第12号(1978/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 中島委員がただいまおっしゃったように、景気回復の上に公共事業を大幅にやる、特に建設省がその中で七〇%近くを担当するわけでありますから、きわめてその責務は重いと思います。すでに政府は上期七三%の消化をしよう、こういう方針を立てまして、建設省は建設省においての検討をいたしました結果、政府目標よりも建設省所管におきましては高い七七%と定められておるわけでございまして、これが消化が非常に重要なことでございます。  ただいま官房長からお答えがございましたように、私どもは政府挙げて全国の各ブロックにおいての会議を開催いたしまして、そしてその消化に努める、公共事業推進のためにあらゆる努力を払……

第84回国会 建設委員会 第13号(1978/04/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 過去におきまして、公共投資が工事の容易なところから手をつけてきたんじゃないか、そういうふうに御指摘になれば、私としてはそういうこともあったかなといま回想をいたしておるところでございますが、かといって現在はどうかということになりますと、これは申し上げるまでもないことですが、公共事業についてはいろいろ準備の必要がございます。用地の取得であるとか、最近では環境評価調査とかいうことで、そのためにせっかくやる方は一生懸命ここからやらなければならぬといっても、その交渉なり環境関係で非常にむずかしい面が出てくる。そういうやむを得ざる交渉上のこと、あるいは環境上のことでございますから、工事のむ……

第84回国会 建設委員会 第14号(1978/05/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 政府としては、既存の建築物について避難施設の整備等によりその防災対策を推進するための所要の法案を作成すべく努力を重ねてきたところであります。すなわち昨年八月以来、学識経験者、関係行政機関、関係業界の代表から成る懇談会を設け、これまでに部会、小委員会を含め延べ二十一回にわたって鋭意検討を進めてまいりました。  懇談会においては、現在までのところ避難施設の整備に関する基本的な考え方についてはおおむねの合意を得たところでありますが、引き続き、この技術的基準の細目について検討を進めるとともに、これを具体的な既存の建築物に適用した場合円滑な改修が可能か否かの検証も必要でありますので、あわ……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1978/04/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 せっかく危険個所の調査もいたしたことでありますから、これが関係住民に対して、あるいは交通利用者に対して周知徹底をせしむることは言うまでもないと思うのであります。そこで建設省といたしましては、それぞれの道路によりまして道路管理者があるわけでございますので、市は市、県は県、町村は町村、あるいは国ももとより国道に対する責任がございます。でき得る限り危険個所の表示あるいは管理者によるパトロールなどによりまして、予見のできる個所については周知徹底をして危険にさらされないようにすべきであると思いますが、十分徹底しておるとは思っておりません。現在、交通安全のための整備五ヵ年計画もございますか……

第84回国会 災害対策特別委員会 第5号(1978/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 昭和五十三年度の防災計画及び災害復旧計画等の概要を御説明申し上げます。  わが国は、地震、火山噴火、風水害等各種の災害を受けやすい自然的条件下にありますが、これらの災害も社会経済の発展に伴ってますます多様化しており、時代の推移に即応した災害対策の推進が必要であります。特に、最近においては、震災対策の格段の強化が要請されており、大規模地震対策のための法律案を準備しているところであります。  政府といたしましては、防災基本計画に基づき、防災に関する科学技術の研究の推進、災害予防の強化、国土保全の推進及び災害復旧の迅速適切化等の諸点について、防災施策を推進いたしておりますが、昭和五十……

第84回国会 災害対策特別委員会 第7号(1978/03/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 衆議院規則第四十八条の二の規定に基づく内閣の意見を申し上げます。  活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案については、政府としてはやむを得ないものと考えます。  以上でございます。

第84回国会 災害対策特別委員会 第8号(1978/04/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま議題となりました大規模地震対策特別措置法案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国は世界有数の地震国として幾多の大地震に見舞われ、多くのとうとい人命と財産が失われております。  このような地震災害から国土と国民を保護するため、政府といたしましては、災害対策基本法に基づき、防災基本計画を作成し、防災体制の確立、防災事業の促進等に努めてきたところであります。  この間において、地震の予知につきましては、最近の科学技術の進歩と調査研究の積み重ねにより、その水準も向上してきておりますが、この地震予知情報を有効に生かして、地震災害の防止、……

第84回国会 災害対策特別委員会 第9号(1978/04/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 マグニチュード八程度のものについては予知技術も相当発達しておる、また、そういうことから予知情報も出し得る、こういうことで、今回の地震立法の中にその点を盛り込んだわけでありますが、先ほどからお話が出ておるように、マグニチュード七ということになりますとなかなか問題がある。しかし、予知体制を整備、強化をしていけということにつきましては、私も全く同感でございます。  現在、御承知の観測強化地域と特定観測地域に分けて、観測は相当やっておると思うのであります。特に強化地域におきましては、現在可能な計測器や技術を駆使してやっておるわけでございまして、全国的にそういう体制をとっておることは事実……

第84回国会 災害対策特別委員会 第11号(1978/04/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 先般もお答え申し上げたところでありますが、この予知技術につきましてただいま池端委員がお示しのように、各方面におきましてそれぞれの担当で掘り下げて研究を進めていくということは、私は好ましい姿ではないかと思うのです。ただ、予知体制を一体どうするかということになってまいりますと、現在ではこういうふうに分かれておる、専門的に研究されておられるところから予知の情報を地震予知連絡会に集中する。予知連絡会におきまして、どういう情報があるのか、情報の交換と専門的な判断をするわけですね。そして、現状におきましては、東海大地震の起こる可能性のある地域が専門的な見識から判断されておりますから、東海地……

第84回国会 災害対策特別委員会 第12号(1978/04/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 今回の特別措置法が成立いたしますと、事前措置といたしまして、中央防災会議を中心に基本計画、地震防災強化計画の作成をいたします。それからまた県、市町村におきましては地震防災強化計画の作成をして、これをそれぞれ関係者に周知徹底をいたします。また、それらの計画につきましては、警戒宣言が出された後の地震災害警戒本部の設置が行われます。そこで総合調整、指示などを行いまして、東海大地震のおそれのある地域につきましては事前にそれらの計画に基づく十分な周知徹底をいたし、いざというときの混乱、不安のないようにいたしたい、こういう考え方に立っておるわけでございます。

第84回国会 災害対策特別委員会 第13号(1978/04/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 自衛隊の支援体制を考えましたときに、警戒宣言後地震が起こる間の長くても数日、短ければ数時間の間でありますが、その間に県、市町村の立てておる防災応急対策に対して協力をするための出動要請を総理がする、こういうことでございますから、その間にも矢山委員がおっしゃるような事態が全然考えられないとは私も思いません。しかし、どちらかといえば、そういう応急対策の方を円滑に行わしめる、こういう趣旨による支援でありますので、私としては、いまおっしゃるような事態のためにこの自衛隊の支援が必要だということでなく、事前の出動というものはあくまでも応急対策に対する支援で、その場合おっしゃるような事態が付随……

第84回国会 災害対策特別委員会 第14号(1978/04/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 本法案の御審議をお願いして以来、本委員会におかれましては連日熱心な御討議をいただき、議決されましたことを深く感謝申し上げます。  審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすように努めるとともに、ただいま御議決になりました附帯決議につきましても、その趣旨を十分尊重し、今後の運用に万全を期して各位の御期待に沿うようにする所存でございます。  ここに本法案の審議を終わるに際し、委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し、深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

第84回国会 災害対策特別委員会 第16号(1978/05/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 妙高高原町の土砂災害につきまして、本委員会が早速御調査をいただき、御熱心な御討議をいただいていることに感謝をいたす次第でございます。また、お亡くなりになられた方に心からなる弔意を表しますとともに、被災者の方々に対してお見舞いを申し上げます。  ただいま高鳥委員からのお尋ねでございますが、私といたしましては、このような災害が再び起こらないように万全の対策を講ずる必要があると思います。したがって、私の関係である建設省を通じての治水、治山の対策について、今回の事故を念頭に置いて十分対策を講じなければならない、こういうふうに思います。  また、この災害に伴いまして今後にいろいろと問題を……

第84回国会 災害対策特別委員会 第18号(1978/06/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 お答え申し上げます前に、亡くなられた方々に心からなる弔意を表して御冥福をお祈りする次第でございます。また多数の負傷者が出ております。災害を受けられて、家屋が全壊、半壊、一部破損、大変な被災者でございますが、これらの皆さん方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も速やかに御回復、復旧を御期待申し上げる次第でございます。  ただいま私に、調査についての感想をということでございますが、広範囲に及んだ今回の地震に当たりまして、被災の中心とも言うべき仙台市のごく一部を調査に参ったのでございまして、十分意を尽くすことができませんが、大都市が震度五の地震によってこのような多くの影響を受けるの……

第84回国会 災害対策特別委員会 第19号(1978/07/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 今回の宮城県沖地震の災害が、その実態が把握されるにつれまして予想外に大きな被害を与えておるということに心からなる御同情を禁じ得ないものがございます。きょうもそれぞれ参考人として、知事さん、市長さんの御報告が先ほど来あったようでございますが、一番御関心の激甚指定の問題につきましては、現在まで手元に参っております報告に基づきますと、中小企業関係については被害額一千百七十五億円というのが国土庁の方に参っておる報告でございまして、これは激甚災害の指定基準に該当するものと見込まれます。今月下旬をめどに速やかに指定をいたしたいと思うのであります。  なお、農地、農業用施設につきましては、局……

第84回国会 予算委員会 第2号(1978/01/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま御指摘のような工夫は私としてもすべきものであると思います。住宅公団の総裁も新任早々でございまして、十分いまのような御意見を踏まえて仕事をするにつきまして余裕がない点もあろうかと思いますが、私としては、いまのような御意見は早速に総裁の方にも伝えたいと思います。  しかし、現実に未利用住宅、空き家があるのでありまして、これについて公団自体がどう対処しておるかと申しますと、残っておるものが、大体は社会経済的情勢の変化に対応し得ないような住宅の状況にある。たとえば二DKのような狭いものである。したがって、これを二つ合わせて要請にこたえるようなものにしよう、そういう努力はしておる……

第84回国会 予算委員会 第3号(1978/01/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま住宅公団の現在の経営の状況について、未入居住宅あるいは長期保有地のことなどで御批判をちょうだいいたしました。これは私は率直に申し上げて、この批判は批判として受け、改善をしていかなければならない問題だと思います。これらの問題につきましては、現在よく言われる、高い、狭い、遠い、そういう御批判にもつながる問題でございまするので、政府としては極力、関連公共事業の促進とか立地の改善とか住宅規模の拡大とか、また住宅価格の引き下げに努めて、国民の需要に応じてまいりたいと思っておる次第でございます。  家賃問題につきましては、先生御承知のように、公団発足以来二十数年にわたって据え置かれ……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/02/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 最初に無抽せん方式について申し上げますが、この一月に三万戸の前倒しをして七万四千戸を募集いたしますときにその方式をとりましたが、十日ほどで申し込み戸数が充当されまして締め切ったわけであります。五十三年度におきましては、大体、年数回に分けて、そして到着順でやりたい、こういう方針をとっておる次第でございます。  それから、今度、御承知のような四十万戸を消化するというわけでありますから、各種の条件緩和をいたしました。その中には、お尋ねのように償還につきまして、従来木造が十八年でございましたが、これを二十五年に延ばすとか、あるいは簡易耐火建物につきまして二十五年を三十年に延ばすというこ……

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/02/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 ただいま御指摘のような住宅状況にあることは、私も率直に認めます。そこで、先生も御承知のように、昨年は一次補正の折に、住宅金融公庫の個人融資十万戸をふやすというような景気刺激策をとったわけでございます。それによって公庫のものは順調にふえておると思うのです。  御心配は、民間の方のことでございます。そこで今度の予算措置の中におきましては、先生も御指摘のように、民間についてはどうしたか、民間がふえる傾向があるのかないのか、こういうことになるわけでございますが、第一には、民間における土地手当てというものが果たして十分いけるものかどうか、こういうことで、土地の手配につきましては、たとえば……

第84回国会 予算委員会 第7号(1978/02/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 一つの御発想と承るのでありまするが、賃貸住宅、特に公営、公団、特定賃貸の住宅などについては、建設事業に対しては財政資金を入れて政府が見ておる、そして政策家賃、低廉な家賃で提供を申し上げておる、これはもう御承知のところだと思うのです。  そこで、いまの家賃も所得制限を置いて税控除を、こういう御意見でございまするが、所得税については御承知のとおりに基礎控除というのがございます。この基礎控除などは、こういう基礎的な生計費を勘案して設けられておるものと私は受けとめておるわけでございまして、したがって、これは建設省側から言えば、先生のような御意向が、われわれもそうだ、それはいいということ……

第84回国会 予算委員会 第8号(1978/02/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 特に島根県は、確かに計画設計は一人でございますが、監督管理、維持管理等、一応十六名おることになっております。そこで、これは私の県のことを申し上げて恐縮なんですが、全般的に大体この技術者が年々どれくらい伸びておるかというと、五十二年一六%、五十三年一%程度の伸び、こういうふうに見ておるわけでございます。それから、御承知のように下水道事業団が一方にございますから、この事業団に対しまして、そういう技術者不足の場合には設計の委嘱をするとか、あるいは建設そのものを事業団が受注をするとかあるいはその他の技術協力をいたす、こういうことに努めておるわけでございます。さらには、下水道関係ではコン……

第84回国会 予算委員会 第9号(1978/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 いま、しっかりした資料はございませんが、おおむね先ほどお示しの見当である、このように考えております。
【次の発言】 私の所管で災害に対しての対応策を常時とっておるわけでございますが、ただいまの御質問でいきますと、予知についての伝達ということ、これが問題になってくると思うのでございます。そして現状からいたしますと、気象庁が地象を担当しております。また、予知技術につきましては科学技術庁長官の方で鋭意ご研究願っておって、おおむね信頼に足るところまで来ているのではないか。地震予知連絡会がある。その中に関東部会がある。先般の場合でも、その関東部会が検討せられた結果が気象庁から予知情報とし……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/02/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 御意見拝聴いたしました。  建設省としては道路の維持管理の責任を持っておるわけでございます。そこへ軌道を敷く、あるいは地下に地下鉄をやる、こういうことになりますると、われわれの責任上から当然そこに意見が出てくることは、もう常識的にも判断ができることだと思うのです。  時代の進運に応じてということを考えますと、昔は道路は歩くだけ、それがいまでは自動車、それからトラック等の重要な輸送ということで道路の構造も著しく変化をしてきておりまするから、したがって、上の軌道、また地下の軌道、それぞれに対して私どもとして十分対応していかなければならぬということは御理解をいただけるものと思うのであ……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/02/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 主として宅地の不足する地域ということを考えますと、どうしても三大都市圏になると思うのであります。政府といたしましては、従来行われておるこれらの宅地に必要な公共施設整備の補助、これに加えまして今回特に別枠で下水道、街路、いろいろやろう、こういうことであります。また、この別枠でやる以外にも、今度は公共公益施設に対して、公益の方にも考えよう、これは建設省の所管ではございませんが、国土庁の方の事業調整費などの活用の道も開かれておるわけでございます。また、純粋の民間の宅地開発につきましては、住宅金融公庫あるいは開銀などの融資につきまして融資地域の拡大とか条件の緩和を行っておる、さらには土……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 調査の御要求は承知いたしました。速やかに調査をして、お出しいたします。

第84回国会 予算委員会 第13号(1978/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 林委員の先ほどからの御所見、非常に参考になりました。私が実施担当者でございますから、経済企画庁長官の見通しとは若干趣が違うことは御了承をいただきたいのでありますが、たとえば五十二年の住宅建設の模様について、私としては、一次補正後の十万戸追加後、相当状況の変化を認めておるわけでございます。これは、先ほど長官がお答えのように、十―十二月はプラスに転じておるということを申し上げたと思いますが、五十一年百五十三万戸、五十二年ほぼ横ばいとは思いますが、一次補正、二次補正の効果というようなものを考えていきますときに、暦年度におきましてはすでにマイナスではありますが、十―十二月にプラスになっ……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 先ほどから御意見を承っておりまして、これはなかなか処理のむずかしい点がございます。地域のバックグラウンドは、お示しのように岡山、香川ともに〇・〇二PPm、私どもの方でこれから本四架橋をやろう、そうするともう限度になっておるのですね。それで、予測、評価をどうするかということで、国の環境基準が昭和四十八年五月八日の告示のもので、これが〇・ 〇二PPm、ここへ新たにやる。現地での観測デー夕は、こういう公害防止計画による将来値、それから自動車排出ガス規制がどう実施されているか、そういうものが前提になってやらざるを得ないのでありますが、道路からの負荷量がどの程度というのが〇・〇二PPm必……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 いま地震対策本部というのがあるわけではございません。中央防災会議で大地震緊急対策要綱をつくって、そして一元的に対処しておる、中央防災会議でそういう対応をしておるということで、本部を設けておるわけではないわけであります。中央防災会議の議長は総理でございまするから、総理が責任を持っておられることは事実でございます。
【次の発言】 この東海地震問題が起きましてから、その緊急事態というものが予測されるということで、中央防災会議で現在それを一元的に処理をしていこうと、こういうことでありまするが、この基本になるのは御承知の災害基本法だと思うのであります。その災害基本法を検討してまいりまする……

第84回国会 予算委員会 第18号(1978/02/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 第一に資材関係でございますが、これは金子委員御承知のように、生産能力に余裕が十分あるわけでございます。昨年暮れまでセメント、棒鋼あるいは塩化ビニールそのほか主要な資材、皆不況カルテルを結んでおったという実情でありまするから、生産能力についてはもう心配がないのですが、価格面についてどうか、これは十分関係省庁と連絡をとって監視をしていく必要がある。もしそれがどうしてもいけないということであれば、所要の措置を講ずる考えでございます。  それから労働者、技能労働の関係でございますが、全般的に雇用情勢というものは、百十万からの失業者もあるのでございまするからそう心配ないわけでありますが、……

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 御質問の第一は、下請にいろいろ問題がしわ寄せになっておる、下請のことをよく考えるようにと、こういうことでございます。これにつきましては、現在親企業と下請企業の間にしっかりした契約がない、そういうことが原因でしわ寄せを受けておる面も認められますので、こういう点につきましては標準契約を示して、そしてそれによってやらせるように努めておるわけでございます。そういう指導をしております。  それからランクづけの問題、これにつきましては手元に資料がございますが、一般土木工事あるいは建築工事などにA、B、C、D、Eの五等級の区分がございます。ところで、この入札の実績を一方においてこのランクから……

第84回国会 予算委員会 第21号(1978/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 衆議院の建設委員長要望事項につきましては、承認に当たりその申請書の一部内容を変更するとともに、実施に当たって配意すべき事項を指示したところでございます。  なお、その内容を具体的に申し上げますと、申請の内容を変更した事項は、実施期日は二カ月延期して昭和五十二年九月一日とすること、敷金の追加徴収は行わないことでございます。  配意するよう指示した事項は、老人世帯、母子世帯、心身障害者世帯のうち生活に困窮する世帯について生活保護世帯に対する特別措置に準じた措置を講ずること、二つ、今回の増収分は、昭和五十四年度以降に管理開始する住宅の家賃の抑制に要する費用に充てないこと、三つ、入居者……

第84回国会 予算委員会 第22号(1978/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 承知しております。
【次の発言】 三全総は、言うまでもなくここ十年ほどの総合計画でございまして、いまおっしゃった五十一年五月閣議決定の国土利用計画による昭和六十年の必要と見込まれる農地五百八十五万ヘクタール、これと三全総における計画とにおきましては整合しておるわけでございます。  ただ、お尋ねのように、それができるかできないか、こういうことはこれから十年間の私どもの努力によるわけでございまして、これは三全総としての計画でございますから、この計画をもとに各省庁の御協力を得て達成していきたい、こういう次第でございます。
【次の発言】 安宅委員のおっしゃっていること、わかりました。県……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 建設委員会 第1号(1978/10/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 先ほど局長の方からニュータウン建設が及ぼす影響として、関連公共施設整備負担の増大とか交通手段確保の必要性とか自然環境保全との調整とか、いろいろ申し上げたのでありますが、私は、日本の国土の状況あるいは今後の人口増の傾向などを考えた場合に、こういう大きなニュータウンの建設というものは必要だという立場でございます。  これは大きいようではあるが、土地あるいは空間に向かって非常に高度の利用をしておるわけですね。イギリスの例なんか先ほど申し上げておりますが、面積と人口の割合から言えば相当ゆとりがある。しかし日本の場合は、三千ヘクタール程度に四十万ぐらいな人口を考えるのですから、大きいとい……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
【次の発言】 諸情勢に変化のなき限り引き継がれてしかるべきものだと私は思います。
【次の発言】 要約とおっしゃっておられますので、もしお気づき、あるいは何か不足ということがありますれば、どうぞお尋ねをいただきたいと思います。  記者会見での発言は、第一は、一ルート三橋後の着工計画についてのお尋ねがございまして、大三島橋が五十三年度末完成することなどによって新たに地域開発橋としては伯方・大島大橋の事業に着手するよう考えておる。それで、この問題については五十四年度の予算要求をしておるところだということが一つです。  それから、環境問題についての記者諸……

第85回国会 災害対策特別委員会 第2号(1978/10/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 渋沢委員のいま御指摘の点は、まさに的をついておる点である、私どももよく御趣旨を玩味しなければならない、こう思います。  地震対策は非常に広範な施策が必要であるということはいまさら申し上げるまでもないことでありますが、現在、それでは何ら対応しておらないか、こう言うと、それは少し酷に過ぎると思うんですね。御承知の中央防災会議が中心になりまして、いま手元に資料がないので記憶が多少違うかもしれませんが、昭和四十六年当時から大都市に対する震災対策要綱というものをつくって、それに基づいての基本的な行政指導が行われておるわけでございまして、それにつきましては、地震に強い都市の構成、あるいは地……

第85回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/10/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 わが国は世界でも有数の地震国であり、本年に入りましても、一月に伊豆大島近海の地震、六月に宮城県沖地震と、二度にわたり相当な被害を伴う地震に見舞われております。このため、地震対策の確立は緊急の課題であり、政府としても大規模地震対策特別措置法の制定等を初めとし、鋭意その推進に努めてきたところであります。  ただいまの御決議につきましては、関係省庁ともどもその趣旨を尊重し、今後とも地震対策の強化充実に最善の努力を尽くしてまいる所存であります。
【次の発言】 宮城県沖地震でいろいろ教えられましたが、特に地域全体をながめて、軟弱地盤を十分考慮する必要がある、あるいは造成地の耐震性に考慮を……

第85回国会 予算委員会 第2号(1978/10/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 平均五千三百円の引き上げでございますが、中堅勤労者の五十三年度平均月収に対しては、その負担率は一・八%増です。
【次の発言】 金額は、いま申し上げた約五千三百円です。
【次の発言】 トータルは残念ながら、それは五十三年度で増収見込み額は百三十億円でございますけれども、家賃抑制所要額が逆に三十億円ございまして、維持管理経費百億円の増、こういう計算になっております。
【次の発言】 ただいま自治大臣がお答えしたような同じような傾向を、国の直轄事業におきましても持っておると思うのであります。  御質問の中で建設資材についての御心配がございましたが、必要があれば詳しく申し上げますが、昨年……

第85回国会 予算委員会 第3号(1978/10/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 御質問で、この追加の戸数の消化は可能だろう、こういうふうに一応戸数の方は肯定されておられるわけですが、当初の住宅投資の計画では十五兆ということになっておりますね。それで、今度の対策後には十五兆四千億円、こういうことにしておりまして、前年度の対比として一三・六%の伸びを一五%と踏んでおるわけでございます。これらの、十五兆四千億円と見ておるにつきましては、希望増とか質の向上であるとか、そういうものをも勘案しての考え方でございまして、今回の対策後の戸数また計画した十五兆四千億円の達成にさしたる至難はない、こう存じております。

第85回国会 予算委員会 第4号(1978/10/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 お示しの数字のとおりでございます。
【次の発言】 この前払い金の充当状況をお調べであると思うのですが、下請に対する場合に前払い、また出来高払いをいたします。それから元請の方では、使用資材費に使いあるいは下請支給の資材費に使う、こういうようなことで前払い金の充当が行われておるわけでございます。  そこで、いまの御指摘のように、現金が少ないではないかということにつきましてはそのとおりに認めますが、この前払い金の充当状況というものを調べてみますと、必ずしも現金でないからどうと、まあ厳しく批判もできない点があるかと思うのであります。そこで、この下請と元請の間を合理的な適正なものとするよ……



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各種会議発言一覧(衆議院34期)

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/02/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 建設省関係の昭和五十三年度予算について、その概要を御説明いたします。  建設省所管の一般会計予算は、歳入百五十五億一千四百余万円、歳出三兆三千七百十五億八百余万円、国庫債務負担行為四千二十八億九千九百余万円でありますが、建設省に移しかえを予定されている総理府所管予算を合わせた建設省関係の一般会計予算では、歳出三兆八千二百二十四億余万円、国庫債務負担行為四千二百四十二億六千四百余万円を予定いたしております。  次に、建設省所管の特別会計について、まず、道路整備特別会計では、歳入歳出とも一兆八千六百四十七億五千七百余万円、国庫債務負担行為一千四百九十三億四千九百万円、治水特別会計で……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/02/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○櫻内国務大臣 高層建築に対しての配慮が少ないということでございますが、戸数枠につきましても、昭和五十三年度は相当増加しておることは御承知であろうと思うのであります。  私としては、個人向けの建設融資に比べて戸数枠が不足するということは考えておらないのであります。  それから、個人向けについては今度は逆に消化がなかなかむずかしいじゃないかというお話でありまして、それは特に土地の関連からしてそういうふうに御指摘でございますが、今回の住宅金融公庫の融資対象四十万戸の中で、土地の手配をしなければならないものは五万戸程度の推定をしておるわけでございますが、この程度のものについての土地の手配が非常に困難……




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データ更新日:2023/02/05

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