横山利秋 衆議院議員
28期国会発言一覧

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このページでは横山利秋衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

横山利秋[衆]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第31号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○横山利秋君 ただいま議題となりました揮発油税法の一部を改正する法律案に対しまして、私は日本社会党を代表いたしまして、反対の討論をいたすものであります。(拍手)  今回非常に政治問題化いたして参りましたこの揮発油税の増徴は、そもそも、昭和二十九年四月に、道路整備の財源等に関する臨時措置法に基いて、昭和二十九年から昭和三十三年に至る道路整備五カ年計画の財源としたことに始まり、自来、揮発油税のほかに、地方道路税、軽油引取税等の巨額の金額を自的税として徴収して参りました。今回の法律案はさらにその上に揮発油税と地方道路税で、現在の一キロリットル当り一万八千三百円から一挙に五千五百円引き上げて二万三千八……

横山利秋[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

横山利秋[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第10号(1958/09/16、28期、日本社会党)

○横山委員 関連して。左藤さんに私どもは言いたいのですが、今の決算委員長のおっしゃった意味はきわめて重要だと私は見ておる。あなたがそれに対して御答弁になったのは、ただグラマン社の宣伝ではない、それから二機の問題については事実に反する、それだけおっしゃったにすぎないのです。私はそんなことはどうでもいいと思っている。今の委員長の発言については、防衛庁長官として今あなたが受けられた印象というものはそんなことでは私は済まないと思うのです。そんな答弁では私は済まないと思うのです。子供じゃあるまいし、防衛庁長官があれだけ言われて、ああいう答弁をなさって、それできょうお帰りですか。今の委員長の発言に対しても……

第29回国会 決算委員会 第11号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○横山委員 皆さんの要望もありますから、事実の問題を簡単に列挙してあなたの証言を求めたいと思います。通俗的に、飛行性能試験というのは何時間ぐらいと常識的に考えられますか。
【次の発言】 簡単にそれを何時間ぐらいと……。
【次の発言】 あなたのわかっておる範囲では、飛行性能試験というのは大体最低何時間くらいが普通ですか。
【次の発言】 私は通俗的に聞いておるのです。たとえば数万時間とか数千万時間とか、数百時間とか、こういうふうに言っておるのです。
【次の発言】 その第一段階から最終段階で少くとも国が採用するに至る時間が百時間だとおっしゃるわけですか。アメリカにしても採用するまでに至る飛行性能試験……

第29回国会 大蔵委員会 第3号(1958/06/20、28期、日本社会党)

○横山委員 たな上げ資金の法案の質問をいたします前に、佐藤大蔵大臣に対しまして一般的な御意見をいささか承わりたいと思うことがございます。  その第一は、本大蔵委員会の運営についてであります。今日まで、本大蔵委員会におきましては国家の重要な財政金融を担当して審議をいたしておるのでありますが、大臣の出席がなかなかできません。この間も理事会で問題になりまして、特に今国会におきましてはたな上げ資金というものがきわめて重要な法案であるだけに、私どもとしては大臣の出席がなければこれは審議ができない、こういう考えを持っておるわけであります。少くとも万障繰り合せて本委員会に出席をされて、懇切な御説明を承わりた……

第29回国会 大蔵委員会 第4号(1958/06/24、28期、日本社会党)

○横山委員 本日はまず税制についていろいろこまかい点がございますので、あまり時間をとりたくないと思いますから、主税局長並びに国税庁長官に、恐縮ですけれども、簡明に一つ一つ御回答を願いたい。  まず第一にお伺いしたいのは、過ぐる国会において、本委員会に税の執行に関する調査小委員会を設けまして、東京、名古屋、大阪の現地調査を初め、本委員会にも多くの証人、参考人を招致をいたしまして、きわめて慎重な調査をいたして参りました。申すまでもなく、本委員会が所期いたしましたのは、単に法律上の問題で税の問題は解決し得ない、運営上の問題こそ実に納税者の苦悩の山積しておるところであるから、この際徴収の問題についても……

第29回国会 大蔵委員会 第7号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○横山委員 それでは、先に運輸大臣にお伺いいたしたいと思います。  この間大蔵大臣にお伺いをいたしました点は、二百二十一億の完全たな上げ資金のうちの道路、港湾について、大臣がなみなみならぬ御意見を持っておられるということをお伺いして、これは欣懐の至りだと私は思ったわけです。そこで、かりに私どもの意見のように、直ちにこれに対してたな上げを取りくずして使うべきであるという意見は対立のままでありますが、しかし、どういう考えをもって港湾に臨まれるかということを、この際一つ両大臣からお伺いいたしたいと思います。先般、運輸省港湾局及び通商産業省企業局の監修と伝えられております、特定産業関連港湾緊急整備事業……

第29回国会 大蔵委員会 第9号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○横山委員 この間同僚委員と一緒に皇居の中を見せていただきましたが、そのときに感じられた二、三の点を申し上げて、政府側の所見をただしたいと思うわけです。  まず第一に、約六十三万坪ですか、この膨大な皇居の土地面積が皇室用財産、公共公用財産、元物納財産に分れて、それからまた、所管としては、皇室用と、宮内庁と、厚生省と大蔵省とに分けられておって、帳面づらでは、また土地としては明確に分けられておるけれども、この保管、保全はきわめてアンバランスがある上に、どうしてまたこういう分け方をしなければならぬかという疑義が一ぱいあるわけでありますが、私がお伺いしたいことは、同じ皇居内における総合的な国の財産が、……

第29回国会 大蔵委員会 第12号(1958/08/12、28期、日本社会党)

○横山委員 三笠は荒廃をしているそうでありますが、それよりも深く日本経済の荒廃の方が私どもにとってはきわめて重大だと思うのであります。  そこで、いろいろと御質問があるのでありますが、時間を節約いたしますために、まずもって大蔵大臣が今の日本の経済をどいうふうに見ておられるか、それを率直に伺った方が、あとの話が早そうであります。申すまでもなく、今日経済白書が出、水田報告が出、さらに加えて日銀総裁の山際さんから、新しい論理といいますか、そういう説すら出ておって、全く現状分析それ自体がこんとんとしておるわけです。この際財政金融の大元締めである大蔵大臣から、今の日本の経済をどういふうに見ておるかという……

第29回国会 大蔵委員会 第14号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○横山委員 関連して一つだけ……。  あとで包括的に伺いますけれども、職場の課長さんに団体交渉の交渉権がないとおっしゃるのは、何法の何条においておっしゃっているのですか。
【次の発言】 これがどういう関係があるのですか。公共企業体を代表する交渉委員と、それから組合を代表する交渉委員とで行うということがなぜいかぬのですか。この中から幾つも幾つも問題はあるけれども、職場長に交渉権がないというようにあなたが断定される論拠にはならぬのですよ。あとからまた質問したいのですが、組合の交渉委員というものは組合が指名するのでしょう。だから、高松の組合員が交渉委員にならなくても、本部の人が交渉委員になってもいい……

第29回国会 内閣委員会 第5号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○横山利秋君 ただいま議題になりました臨時税制調査会設置法案につきまして、提案の理由を申し上げたいと思います。  税に関する国民の関心はきわめて大きい上に、かつ苦痛のきわめて強いものがございます。これらを総合して申し上げますと、私は三つに要約できるのではないかと思います。一つは税金が高いという意見であります。一つは不公平であるという意見であります。一つは税金がわからないという意見であります。この三つの意見に大体今日の国民の意見は集約されると思うわけであります。もっともそれはゆえなきにしもあらずでありまして、昭和九年から十一年までを基準年次として例を引いてみますと、国税、地方税合せて一人当り二十……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 決算委員会 第1号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○横山委員 今、与党側のお二人の御意見を伺っておりますと、お一人の人はこうおっしゃる、つまり国民の中に疑惑がまだ存していることは知っておるけれども、調査の方法がないから、こうおっしゃるわけなんです。これがいかぬとおっしゃる理由のようであります。この点をまず考えてみますときに、私ども決算委員会が万全の手を尽して、これ以上調べようがないものであるかどうか、これをまずお考えを願いたいと思います。今、山田委員から提示されております四人の証人なり、それから現実に起った事態というものは、ますます国民の疑惑を深めるだけであります。われわれはもう手がないだろうと言われたが、現にあるのであります。こういう証人を……

第30回国会 大蔵委員会 第1号(1958/10/02、28期、日本社会党)

○横山委員 いろいろとお尋ねしたいことがたくさんあるのでありますが、時間もあまりないようでありますから、率直に要点をとらえて御質問をいたしますから、そのように御承知願います。その意味で、私は、まず最初に、七月二日に大臣が参議院の大蔵委員会でおっしゃったことを朗読いたします。減税の公約の問題であります。「これは自民党で公約いたしましたものでございまするが、この自民党の税制改正案としての減収見込額、国税におきまして、所得税で初年度二百五十億、これは平年度二百八十億でございます。これは公約事項にはっきり述べておりますように、月収二万五千円までを免税にするという建前でございます。」「地方税におきまして……

第30回国会 大蔵委員会 第6号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○横山委員 私は、佐藤さんが大蔵大臣になられましてから、今回外債を約三千万ドル、百八億円の外債を募集せられるということになったのが、佐藤財政として最も佐藤さんの色合いというか、ものの考え方が明らかに出てきたものだと考えておるわけです。外債は、すでに三十年になんなんとして、日本においては実施をしなかったものです。その外債を今日募集するということについて、世論は毀誉褒貶相半ばしておる、というよりも、かえって反対論の方が強いのであります。私は、この機会を利用して、大臣の所見は新聞にはちらほら出ておりますけれども、しかし、ほんとうの真意というもの、ないしはその経緯については、まだ反対の立場に立つ人とあ……

第30回国会 大蔵委員会 第8号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○横山委員 先般に引き続きまして、外債についての質疑をいたしたいと思います。  私から委員部を通じてきょうじゅうに出してもらいたいとお願いをしておいたのですけれども、手元に来ていない。それは、今国が直接間接に将来外国に対しまして負っておる債務等は何がどのくらいあるか、そしてその償還計画はどういうふうになっておるか、という点について資料の要求をしておいたのですが、どうして出てないのですか、また、出てないとするならば、どういう実情にあるか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 概括的な御説明ではございますが、今承わっただけでも、日本が外国に対しまして直接間接に将来支払うべき債務は、膨大なも……

第30回国会 大蔵委員会 第9号(1958/11/04、28期、日本社会党)

○横山委員 今塚田委員から御質問がございましたが、私の立場も実は全く同感なんであります。この間私は大蔵大臣や政務次官にいろいろな角度から実はお伺いしたのですが、その意味でお二人にお伺いしたいのです。  この間からの私なりあるいは塚田さんの議論を集約して、どういうところに問題があるかということを整理しますと、たとえば、塚田さんの今おっしゃったいわゆる心がまえの問題、財界に心がまえがなかった、大蔵省に心がまえがなかった、大蔵大臣にその心がまえがはっきりしてなかったという問題、それから第二番目に、条件が適当であるかどうか、その見通しは適当でないという見通しの方が強くないか、第三番目に、国内で今外資を……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第17号(1959/06/12、28期、日本社会党)

○横山委員 関連して。吾孫子さんにお尋ねするんですが、あなたの話によれば、あなたが同席しているところで、田中委員長の話をした総裁が、少くともこの上田清次郎氏に対する私憤のことについて、少しも言わなかったことを新聞が書いたんだとあなたは断言をする。これで差しつかえないんですか。そうすると、本問題は、あげてそれを掲載した新聞記者及び新聞の責任である、とあなたは断言してはばからないですか。もう一ぺん、はっきり証言して下さい。
【次の発言】 重ねてお伺いをいたしますが、あなたの記憶する限りという前提がそこに初めてつきました。あなたの記憶しない中においてそれが行われたかもしれない、これはあなたは認めます……

第31回国会 大蔵委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○横山委員 時間がありませんから、あしたもまた話題が出ると思いますが、簡単に問題を提起しておきたいと思います。  今の専売公社は、一方では塩が余っているのに、一方ではたばこが足らぬそうであります。どっちにしても、それは人為的に避けられそうな問題であります。私の聞くところによりますと、小売屋さんは年末に先がけて小売りたばこの買い占めをしておかなければならない、一月になったら品切れをするそうだという思惑まで手伝っておるそうであります。申すまでもなく、今日の労使の紛争から始まっております塩の問題といい、このたばこの問題といい、どうも、松隈さん、このごろあなたの知恵は税制改正の方に注ぎ込んでしまって、……

第31回国会 大蔵委員会 第2号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○横山委員 先般の委員会におきまして、あらまし質疑を終えてはおりますが、いよいよ法案を上げるに先たちまして、さらに念のために大蔵大臣に伺っておきたい点が二、三ございます。  その第一点。先般の問題の焦点でありました点は、アメリカにおける景気上昇の度合い、それから、公定歩合の引き上げの状況からいって、今日アメリカにおいて外債を募集することが、世界銀行の利率等からの関係を考慮いたしますときに、果して、外債を募集するにしても、適当であり妥当であろうかということが残されておりました。その場合、大蔵大臣の答弁といたしましては、法律案は通してもらうけれども、もしも、これをアメリカへ持っていった場合において……

第31回国会 大蔵委員会 第9号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○横山委員 三法案に関連して、税法一般について質問したいのですが、大臣も政務次官もお見えになりませんから、事務当局に、事務的な意味において、少しあとの本格的な質問の布石としてお伺いしたいのです。  最初は、ガソリン税であります。事務的に聞きますから、どうぞ事務的にお答え願いたいのです。この五千五百円という数字をめぐる決定に至る経緯についてお伺いしたいのですが、まず第一は、この増税はどこへ転嫁されるという想定のもとに立っておるかという質問であります。つまりトラック、タクシー、バス会社の利益率の中で吸収されるということになっておるのか、あるいはまた消費者の運賃値上げという想定に立っておるのか。これ……

第31回国会 大蔵委員会 第12号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○横山委員 道路整備財源確保の必要にかんがみ揮発油税の税率を引き上げる。これが本法改正の理由だそうであります。本委員会がこの揮発油税につきまして審議をすることは、すでにここ数年来毎期々々でありますから、その論争の焦点もおのずから明白なところであります。ですから、この問題については、数字的なことよりも、より政治的な分野において討論をせらるべきが至当だと考え、私もまた、その意味において、大蔵大臣なりあるいは政務次官の御出席のもとに根本的な趣旨をただしたいと思うのでありますが、それまでに、先般の委員会において一部政府事務当局に質問をいたしました点から、少し質疑を続けていきたいと思います。  まず、こ……

第31回国会 大蔵委員会 第13号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○横山委員 人にはいろいろ聞き方があるもんで、私は実は山下委員のような受け取り方をしなかったわけであります。そこで今野先生にお伺いするわけですけれども、あなたのお話は取った税金を何とか返すようにしてやれということでありました。その意味では、たとえば東京のようなところには立体交差あるいは高速道路をもっとどんどん作ったらどうだ、そうすれば東京におけるタクシーなりトラックは納得するであろうという御議論のようであります。ただ私ども政治家の立場に立ってみますと、そうしたいのですが、実はそうはなっていないわけです。今度の五カ年計画にいたしましても、中央道を初め全国を産業道路としてやらなければならぬというふ……

第31回国会 大蔵委員会 第14号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○横山委員 私は、今までいろいろ質問がございましたから、締めくくりの意味でありますから、飛び飛びに問題が移ります。大臣に最初にお願いをいたしたいのでございますが、もうイエス、ノーをはっきりしていただきますれば、すぐ次の問題に移ります。そのつもりでお願いしたいのであります。  ただ、前提となるものの考え方があります。それは佐藤さんが大臣になられてからこれまで、いわゆる佐藤蔵相というものの片りんというものは、外債の問題で出ておるだけで、佐藤蔵相の骨格というものはまだ私は出ていないと思うのであります。これから一体どういうことになるのかということであります。今の瞬間で、佐藤さんの財政政策の片りんとして……

第31回国会 大蔵委員会 第15号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○横山委員 愛知法務大臣並びに北島さんもいらっしゃるようでありますから御質問いたしたいのは、この間本委員会で佐藤大蔵大臣に私はただしたことがあるわけです。それは、法務大臣も御存じだと思うのですが、平年度が七百億、初年度五百五十億の減税を行う。行うけれども、去年とことしと比べて、八百億くらい実質的には徴税額がふえているわけです。去年よりもことしはたくさん国民は出すわけです。そこで、先般来予算委員会や本委員会で、何回も何回も、一体政府はどういう徴税の仕方をするのか、苛斂誅求をしはしないか、あるいはまた新しい手きびしいやり方をするのではないかということ、予算説明書にありましたような「納税成績の格段の……

第31回国会 大蔵委員会 第17号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○横山委員 それでは、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案について、若干関連事項を為替局長にお伺いをいたします。  この法案は、日本輸出入銀行の業務の円滑な運営に資するため、資本金七十億円を増加することにとどまっておるわけでありますが、問題はその大部分が輸出金融に充てられて、その中で船舶が圧倒的に多いというところに、最近の政治的な課題になっておる問題があるわけです。先般日本船主協会から国会陳情があり、また、新聞を見ますと、高碕通産大臣がいろいろとあっせんに出ておるようでありますが、この船主協会の言い分については、一応説得力のあるような点が多々あるわけであります。言うなれば、大体フィリピン向け……

第31回国会 大蔵委員会 第19号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○横山委員 この際私は資料の要求をいたしたいと思うのであります。先般参議院におきまして岸内閣総理大臣の所得についていろいろと質疑がございました。その問題については今なお不可解のままになっておるわけであります。そこで、私どもは、国会対策委員会の決議に基きまして、また国会法百四条、規則五十六条、五十七条に基きまして、次の通り資料を要求いたしたいと思います。  それは、岸信介氏の昭和三十年、三十一年、三十二年、三十三年、それから今月の十五日で終る三十四年、この五カ年間にわたる確定申告書または修正確定申告書、それを提示願いたいのであります。同時に、その申告書に基いて確定をいたしました税額、その内容等の……

第31回国会 大蔵委員会 第21号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○横山委員 先ほど、わが党の八木委員から、年金に関する膨大な提案理由の説明がございました。折しも本委員会は国家公務員共済組合法案の審議をいたしておるところであります。先般の本委員会で私も申したのでありますが、この国家公務員共済組合法が、従来のいわゆる特権的な雰囲気として国民から見られておりました恩給から年金へという大きなスローガンで移行することについては、異存はないのであります。しかしながら、その陰で組合員諸君からほうはいとして最近沸き上りつつあることは、それはそうではあるけれども、さりとて、この内容でいくならば、掛金率は急激に上る。社会保険だといわれても管理、運営をまかされない、そうして資金……

第31回国会 大蔵委員会 第26号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○横山委員 所得税法及び租税特別措置法はきわめて重要な法案でありますから、大臣の出席を委員部にお願いしておいたのですが、どうなりましたか。
【次の発言】 決して次官及び局長に不服を申し上げるわけではないのですが、この二つの法案は今まで審議を特にいたしておりませんし、きわめて重要な法案で根本的な点をただしたいと思っているのです。本日法案を上げるということならば、当然、どういう渉外関係があるか知りませんけれども……。
【次の発言】 それでは、しばらく大臣がいらっしゃるまで政務次官にお尋ねをいたしたいと思います。  所得税法並びに租税特別措置法は、今度の税制改正の中で、直接税の中では大きな柱になって……

第31回国会 大蔵委員会 第28号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○横山委員 ガソリン税につきまして最終的な御質問をいたしたいと思います。  いろいろと問題がございますが、長きにわたって審議をいたして参りました関係もございますから、一番残った問題点として、今回及び将来にわたる諸問題について、だめ押しをいたしておきたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのは、今度の一兆円の予算で道路を作る、その道路に必要なガソリン税の増額だ、こういうわけでありますが、念のためにお伺いしたいのは、これでガソリン税はこれからはどうなさるおつもりですか。つまり、五千五百円増税をする。それから将来はどうなさるのか。その点をはっきりと一つ聞いておきたいのです。  その聞きたいという理……

第31回国会 大蔵委員会 第33号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○横山委員 大臣のおいでを願ったわけでありますが、なかなかお忙しいと見えまして、やむを得ません。やや事務的にわたるかもしれませんが、当面の経済問題について二、三お伺いをいたしたいと思うわけです。  最近のデノミ論争ほど世間に混迷を与えたものはないと思います。総理大臣や経済企画庁長官はどう勘違いしたか知らぬけれども賛成論の方に回り、大蔵大臣と幹事長は反対論の方に回っている。けれども、結果としては、閣議でデノミはやらぬというふうに一応きまったようであります。しかし、そのきまったきまり方、きめた人たちのものの判断の仕方にも、またまちまちなところが見えるようであります。従いまして、私は、デノミそれ自体……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 大蔵委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○横山委員 ちょうど今から二年ばかり前でありましたか、一萬田大蔵大臣に神武以来の景気から不景気になったときの反省を聞きましたときに、政府としては二点をあげました。一つは景気観測機能を充実させるということであります。もう一つはそのことが起った場合における調整機能を充実するということであります。これがあのときの政府の総合的な反省であって、その二つについて今後十分戒心をするという話でありました。今日佐藤さんの質問に対して、あなたは、池田さんと自分とは意見の対立はないとおっしゃるけれども、どう考えても辛いはずの池田さんが甘い観測で、名前が甘い佐藤さんが辛い観測をしておると考えておるのが世間の常識であり……

第32回国会 大蔵委員会 第4号(1959/08/25、28期、日本社会党)

○横山委員 関連して。  私はさっきから黙って聞いておったのです。私は長官に全国税の問題については古くから私の意見は申し上げているから、長官もよくおわかりだと思うのですが、さっきから聞いておって、やはり根本的に欠けたものがあると思う。今局長のお話しになったように、私の方で撤去したんだという言い方は通らない。それはその情景を思い浮べればわかると思うのです。税務署の中で職場大会をやっておる。署長や課長が、みんながやっておる目の前に出てきて、旗やスローガンを撤去する瞬間の風景、これを考えれば、その課長か署長か知らぬけれども、ぴっと撤去する心理というものは、実に子供じみた、何と話のわからぬ管理者だろう……

第32回国会 大蔵委員会 第5号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○横山委員 本題に入る前に、ちょっとほかの問題で恐縮ですが、管財局長にお伺いをしたいのです。今炭鉱の話を聞いておりまして感じたことがあるのですが、これほど石炭が不況で、政府の総合エネルギー対策が要望されておるときに、ばかの一つ覚えみたいに、国鉄が志免炭鉱を払い下げると言って大紛争が起っておる。楢橋運輸大臣は、それについて、非常に慎重なかまえを見せて、この際、国鉄の労使双方ないしはそのほかの第三者が出した評価については、一つ政府としても慎重に大蔵省並びに通産省に研究をしてもらって、政府としての評価を出したいということを言明いたしました。これはきわめて重要なことであります。今日の紛争の状況に対して……

第32回国会 大蔵委員会 第6号(1959/10/13、28期、日本社会党)

○横山委員 私は主計局長ないしは次長に御出席を願うように御通告をしておいたのですが、聞くところによりますと、予算の関係で今すぐには工合が悪いというお話でございます。きょうの問題は共済組合の掛金の問題であります。きょうは、中心が微細なような問題ですけれども、時間の関係で、緊急にはさんでいただいたのです。この問題はきわめて大きな問題ですが、政務次官は十分に問題の内容は御存じでございましょうか。また給与課長は本件について十分の責任ある答弁ができる立揚で御出席でございましょうか。それができなければ、失礼な話でありますが、これは意味がないのであります。いかがでありますか。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、日本社会党)

○横山委員 まだ大臣がおそろいでないようでありますから、途中からの質問になるかもしれませんけれども、まず大蔵大臣に質問をいたしたいと思います。  時しも本日の新聞を見ますと、ロッキードに次期戦闘機が決定をしたという報道が大々的に出ておるのであります。少なくとも今日の災害の現状を見ますときに、国民がひとしく熱望をいたしておりますことは、この災害の予算については、総理大臣が現地で言明をいたしましたように、また各大臣が現地で申しましたように、十分な予算を盛ってもらいたい、こういうことであります。今日本委員会において各大臣の説明を聞いておりますと、そのままずばりとは言いませんけれども、先ほどのどなたで……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○横山議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害により被害を受けた公務員等に対する国家公務員共済組合等の給付の特例等に関する法律案につきまして、その提案の理由を申し上げます。  今回七月、八月、九月の水害並びに風水害の被害は、各位御存じの通り、史上空前とも申すべきものがあり、これによって死亡し、あるいは家財を滅失した国家及び地方公務員並びに公共企業体職員は数多くあり、まことに窮状忍びがたいものがございます。  これらの職員諸君は、それぞれ共済組合の組合員として、弔慰金、災害見舞金支給の制度がございますが、今回の災害……

第33回国会 大蔵委員会 第1号(1959/11/05、28期、日本社会党)

○横山委員 先般本委員会で国家公務員共済組合法の新しい掛金率の問題について質問をいたしました。たしか十月十三日だったと思うのでありますが、そのころその委員会で私は委員長並びに奥村政務次官に要望をいたしました。それは、十月六日付で、大蔵大臣臨時代理池田勇人の名をもって、新しい掛金率をとるようにという指令が発せられておるけれども、これは違法の疑いがある、従って、すみやかに職員側と話し合いを進める一方、当分の間は暫定的に旧掛金率をもって掛金を徴収したらどうであるかということをただし、またそのように要望をいたしておいたものであります。そうして、その結果、経過について次回の理事会なり何なりで御報告を願う……

第33回国会 大蔵委員会 第2号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○横山委員 総裁のお話、説明にもちょっと錯誤がある。それは、総裁のお話は日本全体のいわゆる塩業整備です。そういう点からいけば、私は総裁の意見もそうだと思う。しかし、先ほどの塩脳部長のお話のように、トン当たり回送費、輸送費というものが二千円かかっているわけです。そういう意味では、北海道では食料用の塩については八万五千トン近く消化されておる。上質塩についてはちょっと私は数字を忘れましたが、たしか三万トン近くであったかもしれませんが、一つは公社の経理内容をよくするという、こういう点からいけば、やはり私は、北海道でそれだけの消費がある、だから北海道でできるだけそれに見合う生産を上げていくことが、私は輸……

第33回国会 大蔵委員会 第3号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○横山委員 税制について各般の点からただしたいと思うのでありますけれども、時間があまりありませんから、一つ簡明にお答え願いたいと思います。  最近新聞に伝うるところによれば、税制については政府は二つの問題を決定し、ないしは方向づけようとしておるかに伝えられております。一つは、来年度は減税をしない、こういう態度、それが政府及び与党首脳部で決定したかのように伝えられております。もう一つは、来年度一部を増税をするというふうに、与党の中ないしは政府の一部で固まったというふうに伝えられておるわけであります。これはきわめて重大な情報なり決定でありまして、まず第一にその点を確かめたいと思うのですが、来年度減……

第33回国会 大蔵委員会 第4号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○横山委員 管財局長についでに一つ伺ってみたいと思います。  先般来、災害対策特別委員会で、委員会に出ました国有機械、器具の交換、払い下げに関する法律案で、私どもの見解とあなたの方の法律案の基礎について非常に対立がございます。その後、与野党の間に、災害対策の通産等小委員長であります前尾委員と私との間に話し合いが進みましてまあこういうことでどうであろうかという話があるわけであります。この点について財管局長の見解を伺いたいと思うのでありますが、大筋で申しますと、今回国会に提案をされております国有機械の交換、払い下げの特例に関する法律案の適用は、従来から行なわれております国有財産特別措置法による合理……

第33回国会 大蔵委員会 第6号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○横山委員 この間青色申告の取り消しの状態について政府側に調査をお願いしておきましたところ、まことにどうも私も一驚を喫したわけでありますが、それに関連いたしまして、私のところへいろいろと情報を提供して下さり、あるいは、青色問題に関連をいたしまして、いろいろと今日の税法上の諸問題について意見を寄せてくれる人が多いのであります。私はその意見並びに情報を取捨選択をいたしておる最中でありますが、ここに今一つの問題を提起いたしたいと思います。  それは、東京国税局調査査察部の有能な調査官でございましたが、本年の春退職をいたしまして、東京において税理士を開業なさっておられるのであります。ところが、その人が……

第33回国会 大蔵委員会 第7号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○横山委員 最初に、この間本委員会で御質問いたしまして保留になっております点について、確かめたいと思います。  その第一点は、青色の取り消しを受けて再審査請求をした場合に、個人と法人との間に区別があって、個人はその期間中は税務署といえども差し押え、公売ができないということになっておるのに反して、法人はそれができるようになっておる。どうしてかかる不均衡な事態が生ずるのかという質問であります。それについて政府側としては答弁がいたしかねたのでありますが、その結果について、簡単にしかも筋を順序立てて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 あまり複雑な問題でありますから、同僚諸君はだれも聞いていないの……

第33回国会 大蔵委員会 第9号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○横山委員 関連して、ちょっとお伺いしたいのでございますが、今佐藤委員の質問に対して山際さんと大臣からこもごも御返事がございました。顧みれば、中央銀行法について審議を始めて以来、もう二年になんなんとしておるのであります。お互いに日銀はどうあるべきかという勉強をしておるときではないと思うのでありまして、どうするのが正しいか、正しいと思ったらそれをやらなければならぬ。知恵のある人がたくさん集まって二年も御勉強なさって、結果としては大蔵省と日銀の問に意見の相違があったということだけが今残っておるような気が私はするわけであります。もうこの辺で日銀をどうするかということの意見がきまらなかったらきまらなか……

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/11、28期、日本社会党)

○横山委員 私は田中先生にはもう十数年前から御指導を受けたことがございまして、きょう参考人としての田中先生にただいまから質問をいたしますことに、非常に苦痛を感ずるわけであります。しかし臼井委員からもお話しがございましたように、本件はただ単に名城大学それ自身の問題でなくして、ちょうどただいま国会で審議をいたしておりますが、災害に伴う私立学校に対する国庫の補助について、私も災害対策特別委員として審議をいたしておりまして、特に私学というものの公共性ということが今回ほど国会で重視をされておるときはないので、その重視をされておるときに、所も同じこの国会で私学の特異な例とも言うべきこの問題を論じなければな……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 運輸委員会 第7号(1960/03/18、28期、日本社会党)

○横山委員 私は事件の起こりました小牧の近くの者であります。少なくとも中京の人々は、一昨年あの下田で全日空機が墜落いたしまして、有能な中堅の名古屋市民三十有余名全員死亡という状態になり、今回また小牧でこういうことになったのでありますから、全日本の人、また政府、われわれはもちろんでありますが、特に現地の者といたしましては峻厳なこの問題の処理を要望しておるわけであります。その意味で、私は少し言葉が強うございますけれども、大臣並びに防衛庁に理非曲直を明らかにした、はっきりした御答弁がいただきたいのであります。  まず第一にお伺いをいたしたいことは、本事件の責任については、まだいろいろと取り調べその他……

第34回国会 大蔵委員会 第6号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○横山委員 先般私は予算委員会で大臣に日米経済協力について意見を伺いました。その際にどうしてもまだ納得できなかった点が数点ございます。たとえば、日米経済協力というものが安全保障条約の第二条によって行なわれるのであり、それが、実施面において、安全保障条約の及ぶ範囲に関係のない、つまり日米に直接関係のない低開発国の経済援助を日本が条約によって協力する責任を負うという理由は一体何であるかという点については、何ら確たる答弁がなかったのでありまして、経済審議庁長官並びに通産大臣、大蔵大臣個々別々の御答弁でありました。その条約の内容を条約の解釈によってただすよりも、いま一歩具体的に私は大臣に見解をお伺いし……

第34回国会 大蔵委員会 第7号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○横山委員 三十五年度の予算案で、税の改正法案は重油、原油の問題だけで、本年度はあまり具体的な論争がない。しかし、一番中心になりましたのが、二千百五十億円の自然増収がありながら、それをなぜ減税しないのかという点であります。私は今回政府がとった措置については根本的に立場を異にするのでありますが、今後政府は税制改正についてどういう構想を持っておるのかという点を中心に、また明年度の税の徴収はいかにして行なわれるかということを中心に、お伺いをいたしたいと思うわけであります。  まず第一に、大蔵大臣は、衆参両院において、三十六年には減税をするということを抽象的に言いました。それでは何が中心になるのかとい……

第34回国会 大蔵委員会 第8号(1960/03/03、28期、日本社会党)

○横山委員 この間の本委員会で、私は、大蔵大臣と北島長官に出席を求めて、いわゆる隠しマイク――納税者の人格をじゅうりんする隠しマイクの問題について、責任ある答弁を求めて保留いたしておりましたが、その御返事をいただく前に、私は、どうしても、それに関連をいたしまして、別なことからお伺いをする必要を痛感いたします。  話によりますと、広島国税局管内の某税務署におきましては、二月の中旬以来、法人税深長を初め、なんと十数名の税務職員がイモづる式に検察され、まさに広島国税局管内においては大動揺を来たし、納税者の心理も、この国税の徴収並びに賦課に対しまして甚大な信頼感を喪失をいたしておるそうであります。私が……

第34回国会 大蔵委員会 第10号(1960/03/10、28期、日本社会党)

○横山委員 時間がございませんから、一つだけ限定してお伺いをしたいのです。  先ほど、金利について、海外に比べて日本は、実際はそう違いないけれども、確かに国内金利が高い、これが自由化によって影響を受けるから、金利を下げていかなければなるまいというところまで伺ったのですが、その具体的な方法、テンポについて実はお伺いしたいのです。それと申しますのは、この委員会で先般も大蔵大臣に――今金利は国外へ出れば出るほど安くなり、ちまたへ入れば入るほど高くなる。たとえば、中小企業の皆さんが市中でお金を借りますと、歩積み料だって二割以上だということになっている。中小企業に対する国民金融公庫なんかが九分三厘であり……

第34回国会 大蔵委員会 第13号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○横山委員 国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律は、毎年々々本委員会の議題になっておりまして、しかも毎年々々便宜措置の法律に終始をしておるわけでありますが、この際一つ政府にその将来についてのお考えを明確にしていただきたいと存じます。そのために国債の償還がどういうふうに行なわれておるか、ここ数年間の償還の実情について御報告を願いたいと存じます。
【次の発言】 今三十年度から三十四年度までの償還実績は、ちょっと言葉が聞き取れなかったのですが、借りかえを含んでいるのですか。
【次の発言】 借りかえの分を三十年度から三十四年度まで言って下さい。

第34回国会 大蔵委員会 第14号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○横山委員 先ほど神近さんから、本問題につきまして、国有財産、国有林野事業等の汚職の問題についての言及がありました。私はそれに関連していろいろ発展をいたしますが、一つ、二つ前提として大臣にお伺いいたしたいのですが、大蔵省関係の脱税だとか汚職だとか、そういうあなたを主管大臣としての責任の管下にある問題は最近どういう傾向を示しておるか、大臣としてそれに対してどういう措置をなさっておられるか、お伺いしたい。
【次の発言】 そういう問題は、あなたの管下におけるその種のまずい問題は、最近特に多くなっておるのか、それとも少なくなってきておるのか、一般的な傾向はどんなものですか。

第34回国会 大蔵委員会 第17号(1960/04/12、28期、日本社会党)

○横山委員 法務大臣にお伺いいたしたいことがございます。  先般、法務大臣は、先月の二十三日全国の財政経済係検事五十八人を招集して訓示をなさったと、新聞は報道し……。ております。実は、本委員会は、御存じのように、税制及び金融を担当して、その税制金融の現況については、少なくとも専門委員会として正確に把握をいたしておるような自信を持っておるわけであります。しかるところ、先年でありましたか、あなたの前任者であったと思うのでありますが、やはり同様な会同におきまして、金融ないしは税制関係の現状について訓示が行なわれた。そのときにも、やはり本委員会は、その法務大臣の訓示に言及をいたしまして、結論としては、……

第34回国会 大蔵委員会 第18号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○横山委員 まず最初に、国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案につきまして、ほんの二、三点でございますが、お伺いをいたします。  国家公務員であった人が公庫等の職員になる、そしてまた国家公務員に帰ってくる、その場合の退職手当を通算しようというのがこの法案の趣旨のように思われますが、ここにいうところの「公庫等」という公庫は、公団やそのほかいろいろなものがありますが、一体何が「等」であるかということと、現行の「国家公務員等」のこの「等」は一体何が予定されておるか、まず事務的にお伺いをいたします。
【次の発言】 今ちょっとしまいの方を聞き忘れましたが、「公庫等」の中でずっとお並べになりましたが……

第34回国会 大蔵委員会 第20号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○横山委員 私も今石野委員から質問が出たことを別な角度で聞きたいのですが、本件については、大臣はたしか本委員会で三回同じことを言っておられる。つまり一国間の援助をするということは適当でない。適当でないというか好ましいことではない。だから集団的に経済援助することが望ましい。私は、一回なら聞き漏らすけれども、三回まじめくさって一生懸命力説せられているので、どうしても聞き捨てならぬものを感ずるわけです。国債を含んで二十八億ばかり本年投下する第二世銀と、一方五十億を投じて海外経済協力基金という法案が同じ国会でほかの委員会に出ておるわけです。本委員会はこの関連から共同審議を要求しているのですが、なかなか……

第34回国会 大蔵委員会 第21号(1960/04/28、28期、日本社会党)

○横山委員 関連して。  石野委員の続きになるわけですが、前略してそのまま話を進めますが、どうもこの問題に関する限り、大臣のお話は説得力をあまり持っていない。いわゆる消極的理由をあげておられると私は思う。以下、短い時間ですから、私の感ずる点を具体的に三つ四つ述べて、あなたの所見を伺いたい。  第一は、おつき合いというか、断わり切れないというか、日本として国際舞台における分相応のことはしなければならぬ、こういう見解を承るわけですが、それに対して私はこう考える。そういうことであるならば、一昨年われわれがここで審議をした国際金融公社、あのときに御返事を承ったはずだ。国際金融公社ときには、日本も借りる……

第34回国会 大蔵委員会 第24号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○横山委員 もうこの両法案については、いろいろな角度で大臣にもお伺いをしておりますから、総括的なお伺いをするよりも、少し具体的に二、三の点をお伺いしたいと思います。  外債なりあるいは外資なり、これから言うならば、どんどんと入ってきそうなものは入れる、こういう政府側の方針であるように承知し、そのために必要な法律は変えていくということに理解をしておるわけですが、私ども社会党としてその方針に対して危惧の念を禁じ得ないのは、いつも言う通りでありますけれども、いかにして産業の保護をはかるかということと、今はいいけれども、将来国際収支が逆転する場合にどういうふうに措置をするのかという点であります。先般も……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第34号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○横山委員 私は、総理大臣以下、各大臣に新安全保障条約の第二条、経済協力事項を中心といたしまして、各般の質問をいたしたいと思うのです。お断わりをいたしておきたいのは、各同僚の委員の皆様にもお断わりをいたしたいのは、この経済協力という文字に含まれておる意味というものが、今日まで予算委員会でもいろいろ質疑が出ましたが、はっきりいたしておりません。ある意味では、非常に空なような回答があり、また一方、ちまたでは、非常に重大にこれが議論をされております。しかも、その問題になります焦点がいろいろにわたっておりますので、そのいろいろな点から御質問をいたしたいと思うのですから、あるいは途中で、問題が、関係はあ……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/02/22、28期、日本社会党)

○横山委員 私の質問は、主として日本とアメリカとの安全保障条約、いわゆる新しい条約の中に新しく挿入をされました経済協力の部面に集中をいたしまして、名大臣に質問をいたしたいと思うのであります。  今日までの相互防衛条約について、米韓、あるいは米華、あるいは米比、東南アジア、オーストラリアとニュージーランドとアメリカ、北大西洋、ワルシャワ、中ソ友好同盟条約、それから現行の安全保障条約、ずっと見てみまして、経済協力の部面が入っているのと、入っていないのとがあります。今回の条約の中で特にこの経済協力の項をうたったゆえんは一体何であるか。今日まで本委員会において政府の態度で明らかにされたことを、私は時間……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 文教委員会 第3号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○横山委員 本問題は今や全国的な問題であると同時に、単に学内の問題でなくして、地元におきましては社会問題であるという評価をされておるわけでありまして、先日七月十九日地元におきます私ども国会議員、衆議院側加藤鐐五郎、春日一幸、辻寛一、不肖横山利秋、参議院側は草葉、大谷、青山、栗山、杉浦、成瀬等約十人の者が集まりまして、またその後名古屋におきましても代表者が集まりまして、このような状態はもはや看過するわけにはいかない、まさに私学に重大な影響を与え、最悪の事態も予想されるから、この際文部省も国会の意向に従い、三あっせん委員の御意思に沿って、名城大学問題解決のためにすみやかに断固たる決意をもって役員を……


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○横山小委員 私まだ詳しいことは調べていないのでわからぬですけれども、この警察が逮捕したのは法律的な点ですが、何法のどういう点に該当するという疑いがあったか、またこれらの両会社はそのほかの何法のどういう点に該当する疑いがあるかという点を一つ伺いたい。
【次の発言】 それで北国銀行が情を知りこういうことに応じたという疑いは今日までありませんか。
【次の発言】 吉田倉庫と丸益が法に触れる疑いがあるという点について、今お伺いした限りにおいては、丸益が加害者で吉田倉庫が被害者であるかのごとき御説明のようでしたが、どうして両方が逮捕されるのですか。


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会 第1号(1959/02/04、28期、日本社会党)

○横山小委員 私はこういうことを感じたのです。今吉國さんから非常に論理的な問題について十分にお話を聞くことになるのですが、もう中旬にその法案も出てくるであろうし、あらまし局長からお話を伺ったのですから、今他の委員からもあらましのことについての御質問があるというならば、私もそれに関連して若干この種の問題について質問をいたしたい。それから委員長からお話が出た来週の予定についても御相談が願いたい点がある。従って、吉國さんの御説明は、いずれそれに関連して持っていったらどうであろうか。今ここで御説明になったら、おそらく一時間も二時間もおやりになるだろうから、昼飯にも差しつかえることになりはせぬかと心配し……

第31回国会 大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会 第2号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○横山小委員 この徴収法については別の機会に承わることにいたしまして、二、三お返事をいただく予定になっておりますものを、お尋ねをいたします。  先般の小委員会で四つばかり御質問をしました第一番の保全担保の問題につきましては、別途御相談をしておられるようでありますから、きょうは保留をいたしまして、二番目の、税務署の御都合で納税者に不便を与える場合がある。確定申告の事後審査で、税務署の御都合でおくれても、利子だけはちゃんとお取りになるという点はどうか。これが第一ですね。それから、第二番目には、名古屋で起りました、時効にかかる直前に、書類を適当にお作りになって、時効を延長したということについての御報……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会通商産業等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○横山小委員 まことにお待たせして恐縮でございました。本委員会に提案をされております国有の機械等の売払等に関する特別措置法案、この点を中心にして政府の見解をただしたいと思うのであります。  この法案は、実は本委員会においても、もうすでにいろいろと二、三の者と話し合っておるわけですけれども、要するに、実効が乏しいという点が各一致したところであります。なぜならば、法案要綱にございますが、貸付または交換する場合においては五割引きをするといっております。しかしながら、それにはリミットがございまして、当該中小企業者の受けた損害額を限度としてとあるわけであります。この点は先般も局長にはよくお話ししたのです……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会 第1号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○横山委員 委員長、ちょっと速記をとめて下さい。

第34回国会 大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会 第2号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○横山小委員 あまり時間もございませんけれども、この間私の手元に来た全国商工新聞を見ますと、全国税労組近畿地連南大阪支部長岡田禎勝、二十六才、これが「昭和三十三年二月十二日、堺市北新町付近の道路上で大阪商工団体連合会事務局長三国良雄氏に、岡田氏が署長から渡されていた税務署の”虎の巻”といわれる営業庶業等所得標準率表、所得業種目別効率表の内容をもらしたとして、三十三年四月十五日に国家公務員法第百条違反にとわれ、起訴されていたもの。」に対して、大阪地方裁判所は本年四月六日の第十四回公判で無罪の判決をしたという報道が出ていますが、これは村山さんが首切った人ですか。あなたの時代じゃありませんか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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