横山利秋 衆議院議員
34期国会発言一覧

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横山利秋[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは横山利秋衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
横山利秋[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

横山利秋[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 法務委員会 第2号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○横山委員 いま付託されております法案は申すまでもないことでございますが、法務大臣の所信表明がございましたので、若干の時間、法務大臣福田さんに、法案とも関連をなるべくした形において、ひとつ御意見を伺いたいと思います。  いま所信表明を聞きまして、一言足らないところがあるではないかということがまず第一に痛感されるのであります。初めよければ終わりよしという言葉がございます。あなたのお名前の福田一、初めがよかったはずなんでありますが、ちょっと就任早々初めが悪い。そのことについて一言ぐらいここに触れて、このロッキード委員会、私もロッキード委員でございますけれども、ロッキード委員会の発言、それから予算委……

第80回国会 法務委員会 第4号(1977/03/22、34期、日本社会党)

○横山委員 かねて理事会で委員諸君に御同意を願っておったわけでありますが、本日は、世界基督教統一神霊協会、これに関連いたしまして、同僚諸君にもぜひ聞いてもらいたいと思うのであります。  最初にお断りをいたしておきますが、わが国におきましては、憲法において信仰の自由というものが厳に存在し、宗教法人法におきましても宗教法人に対しますきわめて自由な立場が確保されておるわけであります。したがいまして、私がきょうから質問をいたしますそのことも決して統一神霊教会の信仰、信教、教義その是非を論ずるわけではありません。もちろんそれに関連いたしまして若干の問題に触れることはあるかもしれませんが、決してその本質的……

第80回国会 法務委員会 第5号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○横山委員 大臣にまずこの法律案について篤と聞いていただきたいことがございます。  大臣は恐らく十分審査をなさったと思うのでありますけれども、この法律は、いまも質問がございましたように、提出いたしました資料を見ますと、三十四年に一件、三十六年に一件、三十八年に一件、四十三年に一件。一年に一件もないんですね。まことにこの法律効果というものが十分でない。この証人の出頭の被害について、えらい迷惑かけた、あなた傷負って申しわけないから国が弁償してあげるという、非常に法律そのものとしては貴重な法律だと思う。非常に貴重な法律。それが本当に該当事案が一年一件もないのであろうか、本当にそうであろうかと私は疑問……

第80回国会 法務委員会 第6号(1977/03/25、34期、日本社会党)

○横山委員 一昨日私が提案をいたしました、また御質問をいたしましたことについて、大臣が時間をかしてくれということでございましたから、きょう改めて私の要望点を申し上げまして、御返事をいただきたいと存じます。  時間の関係上、朗読をいたします。  「一 検察官は証人等に本法律の主旨を告知する様にすること。  二 支給事実があった時は被害者の請求をまたず検察官が立件をして手続をすること。  三 脅迫、軟禁等の場合の給付について検討すること。」  四につきましては、同僚議員が他の角度から御質問をされますので、私からは省略をいたします。  「五 刑事補償法に罪の軽減された場合の補償を検討すること。  六……

第80回国会 法務委員会 第7号(1977/04/01、34期、日本社会党)

○横山委員 質問をいたします前に、委員長に二、三お願いやらあるいは御努力をお願いしたいことがございます。  その第一は、先週の火曜日に私が統一神霊協会に関する問題で二時間有余質問をいたしました。その際、福田総理大臣が予算委員会で石橋委員に答弁をされたことを引用したと思います。福田総理大臣は、大蔵大臣のころ希望の日フェスティバルに出席をして、そして一場のごあいさつをいたしました。それに対して言及されたので、福田現総理大臣は、そのときの記録もありますから見てください、こういう趣旨の答弁をいたしました。そこで私は、委員部を通じて総理大臣に、その記録を本委員会に提出するよう求めたのでありますが、どうな……

第80回国会 法務委員会 第8号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○横山委員 まず、委員長はもうじきお帰りですか。委員長にちょっと質問がございますが、後にいたします。  大臣を初め政府委員の皆さんにこれから長い時間おつき合いを願わなければなりません。特に、私は、党派を離れて、ひとつきょう私の人間としての気持ちを込めて大臣を御説得ができるかどうか、非常に期待をしておるわけであります。これは社会党とか自民党とかあるいはまたこの中にありますような共産党とかそういう問題ではございません。人間の問題であります。恐らく大臣もこの話をもうすでに何かの形でお聞きになっていらっしゃると思いますけれども、もう一遍ひとつ私がいろいろと例証を挙げてお話をいたしますから、どうぞ心を平……

第80回国会 法務委員会 第10号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○横山委員 まず、貸金業について質問いたします。  時間の関係上要約いたしますと、二月十八日私が貸金業に関する質問主意書を議長の手元へ送付をいたしました。それに対しまして政府側から貸金業に関する質問に対する答弁書が出てまいりました。そこで、この答弁書に関連をいたしまして、警察庁、経済企画庁、法務省、自治省、大蔵省の五省においでを願った次第でございます。  この質問主意書に対する答弁書は、要約いたしますと、まず第一に、四十九年、五十年、五十一年の検挙件数、検挙人員等を整理をされて答弁をされたのでありますが、四十九年には合計六百五十八件、うち検挙人員が五百八十四人、五十年になりますと合計八百九十九……

第80回国会 法務委員会 第11号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○横山委員 本委員会は昨年まで商法の一部を改正する法律案につきましてずいぶん長期間にわたって審議をいたしたことがございます。今回の法案は担保付社債の問題ではございますけれども、われわれが同僚諸君とともに、商法の一部を改正する法律案について質疑をいたし、そしてさまざまな問題点を浮かび上がらせた問題とかなり密接な問題がございますから、その当時の経緯をも含めまして、きょうは序論の序論のような問題でございますけれども、継続的な意味でまず少し質疑をいたしたいと思います。  つきましては、本委員会が過ぐる商法の一部を改正する法律案に対する附帯決議をつけまして、満場一致この附帯決議を可決をいたしたことの想起……

第80回国会 法務委員会 第13号(1977/04/27、34期、日本社会党)

○横山委員 まず、外務省、警察庁関係にお伺いをします。  五十一年九月六日の中部読売の報道によりますと、ワシントン四日発として、   米移民当局はこのほど米国に滞在している原理運動「統一教会」(文鮮明牧師)の外国人信者七百人に対し、国外追放の手続きに必要な措置を直ちにとるよう関係機関に指示した。これら外国人の大半は韓国人および日本人で、さきに連邦判事がこれら信者に「宣教師見習」としての資格を認めないとの裁定を下したことに基づくもの。   当地の「統一教会」指導者サローネン氏によると、これら外国人信者はすでに韓国および日本に帰国の準備を進めており、「彼らの滞在目的は、来る十八日ワシントンでの最後……

第80回国会 法務委員会 第14号(1977/05/10、34期、日本社会党)

○横山委員 ただいまのお話、短い時間ではございますが、まことにごもっともなお話だと思います。要するに、前段として、鴻さんが資本及び準備金の総額で制限をするよりも、会社の純資産額を基準とすることが妥当ではないか。あるいはまた、発行した後借り入れをしたり保証をしたりしたのでは何にもならぬではないか、何のための基準だ。こういう趣旨のお話がございました。まことに妥当な指摘だと私も思います。  しかし、いまの二つの御指摘は、今度の改正法をもってしては基本的な改善はできない。担保つきで発行した社債それ自身については担保がついているからいいようなものの、それ以前に発行されております既発行の社債権者に対しては……

第80回国会 法務委員会 第17号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○横山議員 ただいま議題となりました日本社会党提案の政治亡命者保護法案について、提案者を代表し、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  すでに御承知のように、国際的に一九五一年の難民条約があり、わが国も速やかにその批准をするよう強く求められているのであります。  数年来、わが国に庇護を求めて入国した外国人や強制送還を拒否して訴訟を起こした外国人などがあり、その都度政治問題化しております。わが党は四十四年この課題にこたえて、国会に法案を提案いたしましたが、成立に至りませんでした。  今回六十五九国以上に及ぶ難民条約加入国の増加など、国際情勢の変化にもかんがみ、新たな検討を加え、本法案を提……

第80回国会 法務委員会 第18号(1977/05/24、34期、日本社会党)

○横山委員 二階堂さんの御質問を聞きまして、心情わかるところはございますが、二階堂さんを初め三人の方が、人権とはおっしゃいますけれども、その中には、立法府であります国会の運営についてのかなりの批判があるようであります。そのことになりますと、私ども決して黙ってはおれません。事は人権以上に、日本の政治史を揺り動かすようなロッキード事件でございました。その大きな源を外れて、ただ人権だけを議論しておったのでは、本末を誤るおそれがあると思うのであります。  二階堂さんに対します疑問は、昨年の十一月四日、ロッキード委員会で田中委員長から言われております。   元内閣官房長官二階堂進。   ロッキード事件の……

第80回国会 法務委員会 第19号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○横山委員 まず、報告を政府側から求めたいのでありますが、四月二十七日の本委員会におきまして、統一協会の佐藤公基三十一歳、五月三日まで勾留、四月十二日に通常逮捕をされたよしでありますが、その後それはどういう結果になりましたか、御報告を求めます。
【次の発言】 その際に、この事件の前日に父兄の二人にやはり暴行事件があったわけでありますが、その件も同様の問題になっていますか。
【次の発言】 本委員会におきまして、何回も警察庁に、あるいはまた法務省の入管を含めて政府委員に強く求めておりました問題がございます。それは、いやしくも本委員会におきまして名前が出ました人々に対する報復手段が断じてあってはなら……

第80回国会 法務委員会 第20号(1977/06/07、34期、日本社会党)

○横山議員 私は、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同、無党派クラブを代表して、ただいま提案のありました刑法の一部を改正する法律案に関する提案理由の説明を行います。  最高裁判所は昭和四十八年四月四日、昭和二十五年の旧判例を変更して、尊属殺人に特に重罪を科している刑法二百条は違憲無効であり、尊属殺人についても普通殺人罪の規定である同法第百九十九条を適用するほかはないことを示しました。これは、最高裁が憲法第八十一条に定められた違憲立法審査権に基づき、現行法の規定を違憲無効とした最初の判例でありました。  日本国憲法第十三条は、「すべて國民は、個人として尊重される。」べきこと……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 法務委員会 第2号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○横山委員 大臣の就任初めての質疑でございますから、少し大臣のお考えをまずお伺いをいたしたいと思います。  きのう「このたびはからずも法務大臣に就任いたしました。」というごあいさつから始まりました。まさにはからずもであります。しかし、はからずもではあるけれども、法務大臣が更迭をしたという意味を政治的に、また国会としてどういうふうに受けとめていいのかという点を私はまずたださなければならぬと思います。福田前法務大臣はいかなる理由でおやめになったのであろうか。つまり、検察陣、法務行政に責任を持つ者としてこの措置については賛成できかねる、今度の政府の措置については賛成できかねるという立場であったのか、……

第82回国会 法務委員会 第4号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○横山委員 最高裁が国会においでになることは余りたくさんありませんので、裁判官の俸給の問題に関連して少し最高裁に、どなたにお伺いしたらいいのか、本当は事務総長においでを願った方がいいのではないかと思いますけれども、ひとつお伺いをいたしたいと存じます。  私はいま訴追委員をやっておるわけであります。法務大臣は前に訴追委員長をなさっていましたから訴追委員会に出てまいります話題というものはお互いによく存じ上げておるわけであります。いまその訴追委員会の内部におきます個々の事案について格別触れようとするわけではありませんが、余りにも多い事案について実は訴追委員会としてもいろいろ考えさせられる点が多いので……

第82回国会 法務委員会 第5号(1977/11/02、34期、日本社会党)

○横山委員 塩川さんお帰りになったようでありますが、官房からもおいでになっていますし、大臣にもお伺いしたいのです。  ハイジャック等非人道的暴力防止対策本部、この対策本部が十月十三日に第一次ハイジャック防止対策というものを決定をしておる模様であります。この対策本部の任務は、一体ハイジャックにあるのか、等非人道的暴力防止にあるのか、どちらでございますか。
【次の発言】 承れば十一月初旬に第二回ですか、おやりになるそうでございますが、これはいつまて設置をされて、いかなる目的の――いまお話があったのですけれども、いかなる問題についての対策を立てられるのですか。

第82回国会 法務委員会 第8号(1977/11/15、34期、日本社会党)

○横山委員 本委員会はハイジャック問題につきましてさまざまな角度から討議を続けてまいりました。他の委員会も同様でございますから、御存じのように五委員会の連合審査をもって審議も行いました。きょうは総理に御出席を願いまして、最終的な詰めの質問を総理大臣にいたしたいと思います。  総理にお伺いいたしますが、外国では、日本が過激派や赤軍の輸出国であり、日本の社会、政治がその温床であるかのような言動が一部にございます。それは決してゆえなしとはしないのであります。また外国の印象が、戦争中の特攻隊を含めて日本がともすればそういうような行動に出るものがあるし、またその温床があると言われています。私どもは、この……

第82回国会 法務委員会 第9号(1977/11/18、34期、日本社会党)

○横山委員 会期も終わりになってまいりましたので、この際、従来からの懸案の問題につきまして政府側の所信と今後の方向についてただしてまいりたいと存じます。  まず、本委員会がかつて附帯決議を付しまして政府に実行を促しております司法書士法の改正について御意見を伺いたいと存じます。  附帯決議を付しましたのはすでに数年前でございまして、これが実行が遅々として進んでおらないように思います。第一に、次期国会に司法書士法の政府提案ができるかどうか、まずそれを伺います。
【次の発言】 できるだけ早くということは、すでに何回も歴代の法務大臣に伺ったことでありますが、私がお伺いしているのは、次期国会に上程ができ……

第82回国会 法務委員会 第10号(1977/11/22、34期、日本社会党)

○横山委員 関連質問をいたしたいと思います。  いま飯田さんの質問に対する政府各省の答弁は全く不誠意きわまると私は思う。飯田さんから話があったように、私の名前が出たものですからちょっと申し上げなければなりませんけれども、ともかく昨年の春、大蔵大臣が、年内にこの問題はけりをつける、公式に予算委員会で答弁をしたわけです。それが年内にけりがつかない。本年になってから、法務委員会に各省みんな集まってもらって、責任をどこかの省で持て、こう言ったことがあるのです。そのときにみんなきびすをそろえて同じように答弁して、必ず必ずと言ったはずです。私は内閣総理大臣に対して質問趣意書も出した。そして協議の場をつくれ……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1978/05/10、34期、日本社会党)

○横山委員 いまいわゆる児玉ルート、小佐野ルートに関する公判の状況を聞きました。われわれ考えてみまするに、丸紅並びに全日空ルートを含めて、次第に国民の中にいわゆるロッキード問題の全容が明らかになりつつあります。しかしながら、丸紅ルート、全日空ルートに比ぶるならば、児玉ルート並びに小佐野ルートは依然として深い霧の中にあると思います。実際にこのロッキードを動かしたものは一体本当はどこが中心であったかと考えてみますと、児玉譽士夫ら二名に対する所得税法違反等被告事件冒頭陳述書要旨、これをもう一遍読み返してみましても、公判の状況を読み返してみましても、あるいはコーチャンの追想を読んでみましても、国民の中……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1978/06/07、34期、日本社会党)

○横山委員 私が先般本問題を提起いたしましたことは、もう申すまでもございませんが、私は先般こういうことを申しました。  どう考えてもロッキード事件について児玉ルート、小佐野ルートがはっきりしない、しかもコーチャン追想を読んでみても、児玉、小佐野ルート、また両人が一番の仕掛け人ではないかと痛感される、それは冒頭陳述書を読んでみてもある程度把握できることである、しかしながら、児玉譽士夫がどうして政府の計画を覆したか、そしてまたもらった十七億以上の金をどこへ一体使ったのか、だれと会って、だれと工作をしてそれをしたのか、大刀川がその仕事をどういうふうに手伝ったのか、小佐野がまたそれをどういうふうに協力……

第84回国会 社会労働委員会 第7号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○横山委員 特に戦時災害援護法の問題につきまして時間をお許しくださった委員長初め同僚諸君に感謝をいたします。  この問題は、すでに長年にわたる問題であります。いま新しく私が申し上げるわけではありませんが、ちょうど、この三月は東京の大空襲があった月であります。この間、同僚諸君はごらんになったかと思いますが、NHKテレビで東京大空襲のテレビが放映されました。また一方では、東京大空襲のりっぱな写真集が発刊をされました。そういう意味合いでは、きょう質問をいたしますことは大変意義があることだと存じます。短い時間でございますから、この間、放映されました東京大空襲について、ある新聞の随筆をまづ披露いたします……

第84回国会 法務委員会 第3号(1978/02/15、34期、日本社会党)

○横山委員 いま山崎委員と法務省側との一問一答を聞いておりまして、まだこの法案が出ておりもせぬのに法案の審議に立ち入って委員会でやるというのはどうかとは思いますが、しかしもう出たところでございますから、同僚諸君とともに少しその問題を最初に触れて、お互いに考えたいと思います。  いまお話を聞いておりますと、一番最後の刑事局長のお話でございますが、一回言ったけれども取りつく島がない、すぐに反対をした、こうおっしゃるんだが、新聞の社説なり評論の投稿を見てみますと、どっちもどっちだという感じがしたわけであります。片方が評論に原稿を出すと、すぐ法務省は対抗的な評論を出す、これではどっちもどっちだという感……

第84回国会 法務委員会 第5号(1978/02/21、34期、日本社会党)

○横山委員 事務総長はおいでになりましたか。――事務総長がおいでになりました機会に、本法案に関連をいたしまして、最高裁の基本的なとも言うべき諸問題について、法務大臣にも関連をいたしますけれども、伺いたいと思います。  まず第一に、私は、質問に先立って、歴代の最高裁長官の、裁判所時報等に載りました訓示を熟読玩味いたしました。本来私の希望するところは、この間理事会で申し上げたのですが、三権分立ということはあるけれども、最高裁の実態というものを私どもがよく承知して、最高裁で裁判の運営が十分に行われるためには、年に一回法務大臣の所信表明があるならば、最高裁としても国会に対して自主的に希望なりあるいはみ……

第84回国会 法務委員会 第9号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○横山委員 きょうはちょっと変わった質問ですが、大臣、この「愛のコリーダ」というのはごらんになってはいないでしょうね。
【次の発言】 それでは、残念でしたら、一遍これを見ながら私は質問しますから、ちょっと……。  この「コリーダ」は、御存じのように裁判になっておるわけであります。この機会に、このわい雑ということについて、私も前に一回ここで質問したことがあるのですけれども、一体どう考えたらいいのか、われわれ法曹界といいますか、私どもも法務委員としてどういうふうに考えたらいいのかという点について、意見を交えながら質問をしたいと思うのであります。  私はこの前、ある機会があって神田を歩きました。思い……

第84回国会 法務委員会 第10号(1978/03/24、34期、日本社会党)

○横山委員 資料をお願いします。  一つは、いまお二人の質問ございました補償規程の適用状況を、理由が知りたいので、どういう理由で補償されたか、理由別にここ一、二年の状況を知りたい。それから二つ目は、本法の適用状況、それもまた理由を整理して提出をされたい。これが一つであります。  それから、いまの飯田委員の質問で、いわゆる精神病患者とか泥酔者は無罪になるのはいいけれども補償するのはおかしいという質問に対しまして、どうも納得できる御答弁ではございませんでした。これは前から問題になっておったことでもございますから、政府側としてはもう一回、大臣を含めて十分御討議をしていただきまして、その理論的なもの、……

第84回国会 法務委員会 第14号(1978/04/07、34期、日本社会党)

○横山委員 この人質による強要行為等の処罰に関する法律案、これはもうさきの国会においてかなりの討議をしたものでありますが、さらにこの法案を上程をなさるについて、少し大臣に基本的な諸問題について伺いたいと思います。  大臣の提案理由の説明はまれに見る長文でございまして、そしてその中にきわめて基本的な物の考え方を言われておることが特徴だと思います。引用をいたしますと「不幸にして再度事犯の発生を見た場合には、国家みずからが不退転の決意を持ってこれに対処し、人質の生命の安全を図りつつ、種々方策を講じて犯人に反省と悔悟の機会を与え、その要求を断念させた上で人質を解放させることがこの種事犯の再発防止の要諦……

第84回国会 法務委員会 第17号(1978/04/18、34期、日本社会党)

○横山委員 両参考人、お忙しいところ、まことにありがとうございました。短い時間で大変有益なお話を伺いまして、私ども、質問も時間が大変ないのでございますが、簡潔に二、三点伺いたいと思うのであります。  まず、一つはいわゆる西独方式と言われる強硬作戦、一つは日本方式とも言われる人命最優先主義、あの当時非常に対比的に世間で議論がされました。その後、瀬戸山法務大臣はどちらともとれないことを就任以来言われておるわけであります。本委員会におきましても、断固厳罰をもって処する、同時に一人一人の人命優先ということを両立して言われておるわけであります。私の質問は、一体日本として、われわれが考えるべきものはどちら……

第84回国会 法務委員会 第18号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○横山委員 質問をするに先立ちまして、法務大臣にちょっと御意見を伺いたいのであります。  きのうの本会議における法務大臣の答弁は、議員諸君の真摯なる質問に対して大変いたけだかであって、ある意味では何かこう悪乗りしておるというような感じを抱かせたのであります。私もおとなしい人間でありますけれども、これは法務大臣は少し謙虚さが足らない、各党に協力を求めるとするならばああいう答弁は適当ではないと私は思うのであります。  たとえば、新聞は半分本当で半分うそだというようなことをおっしゃいました。何を根拠にして新聞の書いておることが半分うそで半分本当だか、これは一体どういう意味でおっしゃったのかお伺いもい……

第84回国会 法務委員会 第19号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○横山委員 まず最初に、理論的な問題を少し伺いたいと思うのでありますが、逃亡犯罪人を引き渡すということはいかなる国際的な理論に立っているのでありますか。
【次の発言】 わかりやすく言うて、一体、引き渡しというものは国際的な原則になっているのか、あるいはまた国家としての原則、義務になっているのか、国家として国際慣習として認めているのか、あるいは国家として国際的礼儀の上からそうしているのか、その点はどうですか。
【次の発言】 国際礼譲というのは一体どういう意味でありますか。礼儀上渡してもらいたい、あなたのところと仲よしですから、それじゃお渡ししましょうかということなんですか。礼譲という意味が、国に……

第84回国会 法務委員会 第20号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○横山委員 私どもの党はさきの国会で、参議院において民法の一部を改正する法律案を提案したことがございます。五十一年十月に参議院に提出をしたのでありますが、国会の諸般の都合のためにこれが審議未了となりました。最近、国連婦人十年の運動が超党派で結成をされ、改めて日本における婦人問題が超党派で議論されることに相なりまして、数々の婦人問題がこれから院内外において重要な課題となると思われます。その婦人問題はさまざまございますけれども、基本的に、婦人の皆さんは申すに及ばざるところでございますが、私どもも重要な柱といたしておりますのが民法の一部を改正する法律案であります。  この改正の第一は、配偶者の相続順……

第84回国会 法務委員会 第21号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○横山委員 先般の私の質問に関連いたしまして、理事会で御相談いただきました附帯決議についてでございますが、その中で、私が、金東雲元韓国一等書記官が米国に滞在している場合、米国にその引き渡しを請求するか、米国以外の国に滞在している場合はどうか、こういう問題を本委員会において法務大臣にお伺いすることにいたしたのでございますが、これについて法務大臣のお答えを願いたいと存じます。
【次の発言】 第二番目の問題として、政治犯罪の定義につきましてお伺いをいたしたのでありますが、はっきりいたしませんでしたので、政府側としてもう一回十分に、政治犯罪の定義についてお答えを願うことに相なっておりますから、承りたい……

第84回国会 法務委員会 第22号(1978/05/09、34期、日本社会党)

○横山委員 いま稲葉委員と事務総長並びに法務大臣の質疑応答を聞いておりまして、私はこの答えにきわめて遺憾な点を感じます。それはここにいらっしゃる恐らくすべての人が感じていられるのじゃないかと思うのであります。要するに岡原長官の発言は、法曹界はもちろん、国民の中に非常な衝撃を与えた。それで新聞もテレビも、あらゆる国民がそれを見て、聞いて感じたことは、岡原長官というのはどういう人だろうという感じなんです。社説もたくさん出ておりますが、一つ御紹介いたしますと「弁護人抜き裁判法案について言葉を選ばぬ発言をしたことは、それがたとえ岡原長官の個人的信念を吐露したもので、その考え方に共感するものがあるとして……

第84回国会 法務委員会 第24号(1978/05/12、34期、日本社会党)

○横山委員 私ども、党は違いましても、各同僚は皆、日弁連というもの並びに弁護士というもの、その社会的地位がきわめて高く、日弁連というものが在野法曹として日本における民主主義の支柱である、そう考えているわけです。本法案がこの国会に提出される前から、私どもは法曹三者の協議が十分行われていないではないか、こういう法案が出る以前に法曹三者の定期協議において十分委曲を尽くして、そうしてこの法案がなくても運営ができる、そういうことをすべきではないかということを、私は委員会でもまた理事会でも口をきわめて言ってきたのであります。今回法務省の刑事局が出しております「刑事訴訟法の一部改正について」というこの印刷物……

第84回国会 法務委員会 第26号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○横山委員 本委員会には、政府から刑法の一部を改正する法律案が提案されて今日にまで至っています。この刑法の一部を改正する法律案は、単純収賄、事前収賄の各罪の法定刑の長期を五年に引き上げ、受託収賄罪の法定刑の長期を七年に引き上げることを初め、五項目の法定刑の引き上げが提案されておるのであります。  申すまでもなく、この件はロッキード事件に関連をいたしまして、政府の関係閣僚が相談をされまして、指摘をされたさまざまな問題あるいはそのほかのいろいろな点から提案をされたのでありますが、政府が提案をされて以来、全く政府並びに与党に本法案推進の熱意がないように見られてなりません。  法務大臣にお伺いをいたし……

第84回国会 法務委員会 第28号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○横山委員 本委員会は、四十二年の七月に、司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案を通過させました。その際、満場一致四項目の附帯決議をいたしたのは政府もよく御存じのとおりであります。自来まさに十年の歳月を送って、ここに司法書士法の改正が、附帯決議の趣旨を尊重して御提出になったと私は思うのでありますが、そう考えて差し支えありませんか。
【次の発言】 今回の政府の提案は、この附帯決議の第二及び第三、すなわち、第二は「司法書士会及び土地家屋調査士会が、健全に発展し、会員の研修を自主的に行うことができるようにするとともに、懲戒制度についても、自主的措置がなし得るよう」努力をいたすこと、「三……

第84回国会 法務委員会 第30号(1978/06/08、34期、日本社会党)

○横山委員 民事執行法はきょう通過するわけでありますが、政府側に一、二要望なり確認をいたしたいことがございます。  政府に要望したいことは、休会中といえども、本法案について疑問や意見を持っております組合等の意見を十分聴取するため、できる限りの招請に努められたいと考えるわけでございますが、いかがでございますか。
【次の発言】 第二番目は、委員長や同僚諸君並びに政府に要望をいたしたいと思うのであります。  承れば、次期国会に施行法が提出されるということであります。また、本日、理事会におきまして、委員長から後刻御提案をされることも了承をいたしました。つきましては、次期国会におきましては、十分成熟しな……

第84回国会 法務委員会 第31号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○横山委員 法務大臣にお伺いをいたします。  先般、当委員会で、刑法の一部を改正する問題、すなわち尊属殺について今日までの経緯を私が篤と申し上げましたところ、法務大臣からは、この国会中に自由民主党と話を詰める、そしてできれば次の国会に所要の法案を提出したいという最後的なお話がございました。その自由民主党との詰めがどうなったか、御報告を承りたいと存じます。
【次の発言】 あれだけ申し上げて、少しくどいくらいに申し上げて、この国会中に自由民主党と政府間での詰めが行われ、結論が得られるようにお願いしておいたところ、快諾をされたにかかわりまぜず、御報告をいただくことができませんのは大変遺憾千万でござい……

第84回国会 法務委員会 第32号(1978/08/11、34期、日本社会党)

○横山委員 いまの稲葉委員の質問に関連をして、最後のまあ有事のところから入りたいと思うのですが、福田総理大臣が指示をされたということは閣僚として瀬戸山さんもお含みの上でいま答弁をされておると思うのであります。それで、いま瀬戸山さんの話は、侵略と攻撃を受けるというお話が有事であり、防衛庁は昨年八月から事務当局でやるというが、現在の自衛隊法は瑕瑾がないと思うけれども、よりいいものをひとつ検討をする、こういう話であります。  もう一遍瀬戸山さんにお伺いしますが、有事ということは侵略と攻撃を受けるということだというのですけれども、もちろんそれは、その有事であるか否かという判断は第一線の指揮官が判断する……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 法務委員会 第1号(1978/10/13、34期、日本社会党)

○横山委員 先ほど同僚委員と政府側との質疑応答を聞いておりましたが、本法案に関連しまして少し確かめておきたいことがございます。  私どもは、期末手当〇・一の減額が適当でないということで、本委員会のみならず内閣委員会においてもこの主張を強くいたしまして、本法案に必ずしも同意しがたいという立場でお話をし、また御意見を伺うわけでありますが、それにしても、改めて裁判官の身分保障問題について少し確かめておきたいと思うのであります。  御存じのように、憲法七十九条六項、八十条二項、裁判所法四十八条で、裁判官の身分保障についてはそれぞれ規定を置いています。七十九条六項、八十条二項には「最高裁判所の裁判官は、……

第85回国会 法務委員会 第3号(1978/10/20、34期、日本社会党)

○横山委員 最初に、いわゆる試験管ベビー並びに人工受精の問題について意見をお伺いしたいと思います。  すでに同僚諸君も御存じのとおり、最近におきます体外受精児は、世界で初めて英国で七月二十五日に生まれました。このことが全世界に衝撃を与えて、改めて体外受精という問題が、医学のみならず、道徳あるいは社会生活、われわれの立場で言いますと民法上の問題、家庭生活、相続税の問題に私どもとしては大変大きな衝撃を覚えたのであります。  日本ではまだ体外受精は実現しておりませんけれども、しかしながら、人工受精はすでに慶応病院を初めといたしましてきわめて広範に行われている。その広範に行われていることは、家庭が秘密……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 法務委員会 第2号(1979/02/20、34期、日本社会党)

○横山委員 先般、古井法務大臣が当委員会において所信表明をされました。毎年、大臣の所信表明につきまして注意深く熟読をいたし、その所信表明についての御意見をお伺いするのを慣例といたしておるのでありますが、本日も、この古井大臣の所信表明について若干の質問をさせていただきます。  まず第一に、大臣は、この所信表明の柱として、法秩序の維持と国民の権利の保全ということを大黒柱にしておられるようであります。かねて私が申し上げておりますように、法務省というところば二つの側面を持っておる。一つは、権力を背景にする権力行政という側面であり、もう一つは、国民の権利、国民の人権を守るという、いわばサービス行政の側面……

第87回国会 法務委員会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○横山委員 私の持ち時間は四十分ぐらいでございますので、簡潔に幾つかのことについて質問をいたします。  先般来、長良川訴訟が行われております。約二万五千人の原告なのであります。それで訟務局長に事情をお伺いをしたことがございますが、その中でこういうことがあるのです。  それは、二万五千人全員に公証人の認証をもらってこい。もらってこいという理由は、二万五千人が正確であるかどうかわからないから、公証人の認証をもらってこいと言います。一人千五百円かかるそうであります。それから二万五千人全員に、一人三千三百五十円かかる印紙税を要求されたそうであります。この交通費やその他雑費を含めますと、長良川訴訟の原告……

第87回国会 法務委員会 第5号(1979/03/14、34期、日本社会党)

○横山委員 三人の参考人の皆さん、きょうはどうも御苦労さまでございます。  お話を伺いまして、私どもが、法務委員会として皆さんにおいでを願いました提唱者の一人として、なぜおいでを願ったのか、どういう考えであるかという点をも一言触れて、御意見を伺うことにいたしたいと思います。  毎年毎年、安楽死ではない嘱託殺人が後を絶たないのであります。先般も東京高裁でございましたか、執行猶予の判決をいたしました。私の地元の名古屋でも、親が植物人間の子を殺して執行猶予になりました。この嘱託殺人、仮に法制化をしたら、安楽死と名づけてもいいと思うのでありますが、その事例というものは年々歳々法廷で論争になっている。私……

第87回国会 法務委員会 第6号(1979/03/16、34期、日本社会党)

○横山委員 短い時間に御質問を進めますものですから、質問の要旨を各関係者に差し上げておきました。  ここに、保護司に対する環境調整事件担当通知書なるものがございます。そしてその中で、きわめて詳細に犯歴が書いてあります。昭和二十五年十一月には道交法違反で科料二百円、二十九年にも科料五百円、三十年には覚せい剤取締法違反で罰金二千円、三十一年もあり、三十三年、三十四年、四十年と、この該当者の犯歴が詳細に記入をされております。  また一方、三菱銀行事件で銀行を襲撃いたしました者の十九歳、未成年のときの銃砲刀剣類取締法違反が新聞紙上で出たことも御存じのとおりであります。また一方、私が承知をいたしておりま……

第87回国会 法務委員会 第7号(1979/03/20、34期、日本社会党)

○横山委員 先ほど参議院から修正理由の説明がございました。  本法案の修正の基本的な原因は、過ぐる国会で、当法務委員会におきまして賛成可決をされた直後に委員長から発言があり、私ども委員会における五十五条、七十七条また八十三条の問題につきまして意見を付し、政府に要望したところから始まっておるのでありますが、参議院におきます修正につきまして、政府は異議ございませんか。
【次の発言】 この修正がされる要因になりましたのは、言うまでもございませんが、労働組合が自主管理ないしは債権確保のための行動をしておることに対して、今回の改正案がそれを阻害するものではないかということから始まっておるのでありまして、……

第87回国会 法務委員会 第9号(1979/04/24、34期、日本社会党)

○横山委員 先ほど、日弁連の江尻会長から冒頭のお話を承りました。日弁連としては従来の経緯をお話をなさったおつもりではございましょうが、やや私としては違和感を覚えざるを得なかったわけであります。私ども社会党も、お話の趣旨には全く同意見でございますが、本日としては、お立場の宣明をされるのはもちろんではございましょうけれども、いま法務大臣がおっしゃったように、全く三者協議の結果が画期的である。また、私に言わせれば、従来の歴史的な経緯をもって、きょうの三者の御報告がきわめて意義のあるものだと思いますがゆえに、一言その立場から、私の意見を含めて申し上げたいと思うのであります。  本委員会の各党の弁護人抜……

第87回国会 法務委員会 第10号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○横山委員 先般の質問の続きをいたしたいと思います。  まず、民法十一条の問題でございます。本件は、五十年の六月四日の本委員会での私の質問に対しまして、稻葉法務大臣、川島政府委員から、検討をしてみようというお話がございまして、それでこの政府提案ということになったというふうに理解いたしております。その際にも私は申し上げたのでありますが、これは全国の聾唖者の大会の決議になっておるわけであります。  問題は、念のために、政府の中でこの法案を提出いたします際にどういう議論が行われたかということをお伺いしておきたいと思うのであります。ということは、本当にそれでいいのか、通常人と同じような条件にすることに……

第87回国会 法務委員会 第11号(1979/05/08、34期、日本社会党)

○横山委員 多田参考人にはどうも御苦労さまでございます。  いま同僚議員から御質問がございましたが、私ども心配をいたします第一の点は、何といっても土地家屋調査士会がまとまってこの法案について賛成をなさったかどうかという点が、昨年の通常国会の司法書士法の改正以来、国会側としては常に心配をしておったところであります。お答えによれば内部の意思統一ができたということでございますが、さらにその意思統一における内部のコンセンサスのための条件といいますか、そういうことを伺っておるわけであります。  いま多田参考人から十分間にわたって御説明がございました趣旨は、法律改正に伴う内部のコンセンサスの条件である、こ……

第87回国会 法務委員会 第12号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○横山委員 ロッキード汚職からダグラス、グラマン汚職をながめてみまして、私はつくづくこういうことを痛感するのですが、その私の感じに対しまして御意見を伺いたいと思います。  これは職務権限が問題になっています。しかし職務権限以上に本人の政治的影響力、たとえば総理大臣である、たとえば党の派閥の領袖である、閣内で枢要な地位を得ている実力者である、党の中できわめて重要な地位にある人である、そういう政治的影響力が機種決定やその他政策決定に大きな力を持っておる。法律上の狭い職務権限よりも、その方が政治を動かしておる。そしてその人に贈賄が行われる。それが汚職の実態ではないかということを考えますが、刑事局長は……

第87回国会 法務委員会 第14号(1979/05/23、34期、日本社会党)

○横山委員 かねてから私ども党として、この真相究明とそれに対する腐敗防止の基本的なあり方について、私どもの意見を踏まえて言っておるのですが、きのう本会議で総理大臣並びに法務大臣から、政府の対応いたすべき機構の発表がありました。  たびたび伊藤さんの答弁を聞いておりまして、あなたが検察陣の一員として報告する限界ということを踏まえていらっしゃるようでありますが、少なくとも当委員会あるいは他の委員会におきまして、刑事犯罪に該当しなくてもこの汚職構造というものはどういうものなのか、どういうふうに金が流れて、どういうふうに対応しなければならないものかという点を、われわれとしては知らなければ対応策が出てこ……

第87回国会 法務委員会 第15号(1979/05/25、34期、日本社会党)

○横山議員 ただいま議題となりました刑法の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。  御承知のように、現行刑法百九十七条ノ四の斡旋収賄罪は、公務員が他の公務員に、不正な行為をさせ、または相当な行為をさせないようにすることを、他人から請託を受けてしたとき、その報酬として賄賂を受け取り、または要求したり約束したときに三年以下の懲役に処することになっています。  この三年を五年に改正するなどを内容とした刑法改正案が、政府により国会に上程されていますが、与党内の意見不統一のため野党の賛成にもかかわらず継続審議となっています。  ところで、現行法の適用を免れるため国会議員等が、その……

第87回国会 法務委員会 第16号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○横山委員 先ほど伊藤刑事局長と同僚委員の話を聞いておりまして、航空機汚職問題につきまして、少し別な角度から質問をいたしたいと思います。  松野頼三氏の証言と伊藤刑事局長を初め政府筋の話との間に食い違いがあることは、国民もよく知っているわけでありますが、しかし、それであっても、この国会の審議を通じて、五億円が収受されたこと、それが四十二年から四十六年にわたって十数回行われたこと、そして松野氏は政治献金でいただいたと言っていること、それに伴って松野氏は政治資金規正法の届け出をしない、そしてある意味においては脱税の疑いもあること、そして飛行機の話は出なかったということではない、F4の性能は聞いたと……

第87回国会 法務委員会 第17号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○横山委員 議事進行。かねてお願いしておる下田コミッショナーについては、さらに委員長からひとつ事務局を督励して、この国会中にぜひ御出席を願うようにして、それまで文部省にも十分御検討を願うことにして、次回に継続をお願いいたしたい。

第87回国会 法務委員会 第18号(1979/06/05、34期、日本社会党)

○横山委員 お二人の参考人には大変有益なお話をいただきましてありがとうございます。  私ども社会党ばかりではございませんが、社会党といたしましては、かなり再審の問題については多年にわたり心血を注いでおるつもりでございます。もちろん、その基礎になりますものは日弁連や各在野有識者の御意見を伺っての判断でございますが、両先生はそれぞれ専門家でもある、教授であり、あるいは弁護士でもある。私どもはむしろ立場を若干異にいたしておりまして、政治の舞台から見る再審、ですから、ある意味では理論的にも若干の問題があるかもしれません。しかし、政治として放置できないという判断をしておるわけであります。  たとえば、再……

第87回国会 法務委員会 第20号(1979/07/11、34期、日本社会党)

○横山委員 御苦労さまでございます。  三参考人も大体御想像がつきますように、このドラフト制度につきまして法務委員会においでを願いました私どもの立場というものは、与野党ないのであります。自民党だから、社会党だから、あるいは何党だから、ドラフト制度に賛成する、反対するということはないのであります。また、好きな球団も全部各党ばらばらであります。同じ党の中でも意見の違う者があるという条件下で、なぜ法務委員会においでを願ったか。  これは言うまでもございませんが、江川問題というものが提起をいたしました問題が、国民的スポーツ、健全な国民の慰安、娯楽、そういうものについて忌まわしい印象を余りにも投げかけた……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 法務委員会証人及び証言等に関する小委員会 第2号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○横山小委員 私も時間がございませんので、一応お名指しはいたしますけれども、お名指しをしなかった先生にも御意見があれば付言していただいて結構でございます。  いま飯坂先生からお話がございました政治家の刑事責任と政治責任の問題でございます。確かに私どもは選挙に当たって自分の全人格を裸になって票に訴えている。単に政策の問題でなくて、個人横山利秋の人生体験をも訴えておる。その意味では、公職にある者は一般の国民と違ってプライバシーなり人権についてある意味ではみずから放棄しているのではないか、そう私は信じておる者の一人であります。しかしいま先生がおっしゃったように、挙証責任、みずから行動に出るべきだとい……

第84回国会 法務委員会証人及び証言等に関する小委員会 第3号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○横山小委員 お三人の先生方、御苦労さまです。十二時までで、委員の質問がたくさんございますから、この間も実は御答弁くださる時間が長過ぎて質問の時間が超過になってしまいまして、御遠慮なさらぬでもいいですから、イエス、ノーというような意味で簡潔にお答えくだされば結構でございます。  ただ、前提として、いま野村さんのお話を聞いておりまして、塚本さんの御意見もそうでありますが、ロッキード事件の証人、ああいう雰囲気のもとにこの小委員会がつくられてきた傾向がありますので、私どもとしては、証人というのは三つのジャンルがあると思うのです。一つは、ロッキードのときのように被疑者的証人ですね。一つは専門家的証人、……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○横山分科員 大臣を初め、政府側は御存じでございましょうが、きょうはスモン病の判決がある日であります。私は、恐らくカネミ油症の判決と並んで歴史的な判決になるだろうと思うです。  きょう大臣初め各位にお伺いしたいのは、これら一連の補償事件の中から、また国民の中からわき上がってまいりました製造物責任の問題であります。製造物責任の問題は、一般の公害よりもちょっと立ちおくれましたけれども、最近はサリドマイドや大衆保健薬、医療行政の告発あるいはネーダーによる告発的消費者運動に触発されて、非常に多くの国民の課題になってまいりました。われわれの日常一般の生活は、他人の生産または製造物を買って、それを消費する……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○横山分科員 いまの同僚委員の質問いたしました、やはり日ソ関係でございますが、少し角度の違った立場でお尋ねしたいと思います。  もちろん私ども、恐らく政府もその意味においては変わりはないと思いますか、日中の平和条約の締結、日ソの平和条約の締結、そして日ソ友好、領土の返還、この四点では共通の基盤がある、そう思いますが、いかがですか。
【次の発言】 そこで、お伺いしたい第一は、ソビエトは善隣友好条約を正式に日本政府に提起した、日本政府は正式には受け取っていない、こういう態度でありますね。
【次の発言】 それでは、日本政府は日ソ平和条約を正式に提案した、向こうは正式に受け取ってない、こういうことであ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○横山分科員 きょう現在、中国とベトナムとの戦争状態と言ってもいいと思うのでありますが、非常に重大化してきたということを私どももとより国民も非常に憂慮いたしておるわけであります。大臣が、しばしば予算委員会なりいろんなところで御報告になり、あるいはまた中国、ベトナム両政府に対して、あるいはまた国連で安倍大使が述べておられることもよく承知をいたしておりますが、事態はきわめて重大化し、ハノイ放送並びに北京放送をもちましても両国の正規軍の衝突という事態であり、しかも中国の報道するところによりますと、さらに一カ月以上問題が終息する可能性はないというような節まで見られるに至りました。そこで、日本政府として……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

横山利秋[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-|34期|-35期-36期-37期
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