小林進 衆議院議員
30期国会発言一覧

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小林進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小林進衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

小林進[衆]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第67号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○小林進君 私は、アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案並びに外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表いたしまして、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  その反対の第一の理由は、このアジア開発銀行の隠された目的が、アジアの平和と住民のしあわせを犠牲にし、民族独立の運動を阻害をし、二つのアジアをつくり、アジア諸民族の対立をいよいよ激化せしむる企図のもとに行なわれようとしているからであります。(拍手)言いかえれば、アメリカを中心とする反共勢力のアジアに対する軍事支配力を維持温存するための経済的侵略にほかならぬからであります。  明治百年、欧米諸国……

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委員会発言一覧(衆議院30期)

小林進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 社会労働委員会 第2号(1963/12/13、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 厚生大臣の小林でございます。第四十五回特別国会の社会労働委員会の御審議に先立ち、この機会に一言ごあいさつを申し上げます。  私は、本年七月、西村前厚生大臣のあとを受けまして大臣に就任して以来、厚生行政の責任者として直接その衝に当たってまいりましたが、このたびの第三次池田内閣の発足に際し、再びその任につくことになりました。  今日、厚生行政が幾多の重要な問題に当面し、その解決が急がれておりますことは委員各位が御承知のことでありますが、私といたしましても再び任につくにあたりましては決意を新たにし、厚生行政を国民の要請にこたえ、一そう前進させるべく最大の努力を払っていきたいと考えてお……

第45回国会 社会労働委員会 第3号(1963/12/14、30期、日本社会党)

○小林委員 関連でございますが、実はきのう質問をいたしまして、大臣がおいでにならないで、政務次管では答弁ができないという問題が一つありました。自治大臣にも御質問いたしましたが、大臣も局長もおいでにならない、残っておりますこの二つの問題だけ簡単にお伺いしたいと思います。  第一番目の自治省に対する質問は、例の地方自治法改正に基づく特別区の問題であります。東京都における清掃事業を特別区に移管をするというふうな改正案が前の国会に出て、それが流れてしまったかに伝え聞いておるのでありますけれども、私ども社会党といたしましても、いまも質問が重ねられておりましたように、行政府の中における最も中心的業務であり……

第45回国会 地方行政委員会 第5号(1963/12/19、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、自治省にお伺いいたしたいのは、末端における自治体の財政紊乱の問題と――紊乱ということばが適当かどうか知りませんけれども、実際末端の市町村には、相当住民が疑惑を深めているような、そういう財政の混乱の問題、あるいは行政の非常にルーズな問題等が、いまなお繰り返されているのでありますが、そういう問題に対して一体自治省はどういうふうな監督と指導をおやりになっておるか、こういう問題について実はお伺いをいたしたいのであります。  私ども考えると、自治省が定期的といいますか、あるいは固有の権限に基づいて自治体の行政の監視、監督をせられるという場合もあるでしょうし、具体的に問題が起きて、問題が……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第9号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○小林委員 私はILO八十七号条約批准の問題に関連をいたしまして御質問申し上げたい要点を十問に集約をいたしまして御質問を申し上げていきたいと思いますので、政府側もひとつ要領よく、しかも誠実味のある答弁をしてくださることをあらかじめお願いを申し上げる次第であります。  まず第一問といたしまして総理大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、総理大臣がお見えになっておりませんければ、その代理といたしまして官房長官にお答えをいただきたいのであります。  ILO八十七号条約が今日に至るまで一体なぜ批准できないのかというその理由を率直にお聞かせを願いたいと思うのであります。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第12号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは六人の先生方のお話を聞かしていただきまして、その中には一人の先生くらいは国内法における政府の原案でよろしいというふうな御証言でもいただけるものかというふうに期待をいたしておったのでございますけれども、そういう意見をちょうだいする先生が一人もおいでにならない。最低限度、何とか倉石さんとか河野さんとかおっしゃる修正案程度のものならというその程度の御証言にとどまっておるのでございまして、いささか私どもは期待に反したような次第でございます。この点だけをひとつ申し上げまして、時間に制限もございまするので、参考人の先生方に一括してひとつ御証言の中で若干お教えいただきたいことを申し上げて……

第46回国会 社会労働委員会 第3号(1964/01/30、30期、日本社会党)

○小林委員 関連。せっかく八木委員の質問中でございますけれども、これは重大な問題です。人間の生死に関する最低の生活基準をどこに置くかという問題です。そこで、大臣の御答弁も私は少し進歩したと思いますけれども、ほかの予算の要求は、これは行政的措置なんです。行政的措置ですから、それは大臣折衝で、あるいは大臣の実力で伸ばしたり縮めたり、あるいはパーセンテージを上げたりする、それは行政措置として各省の折衝において許されることなんです。けれども、生活保護の基準をきめるということは行政的措置じゃない、法律行為なんです。生活保護法に、いわゆる生活保護の基準は厚生大臣これを定めると法律でちゃんと規定されているの……

第46回国会 社会労働委員会 第4号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは、私どもの党を代表いたしまして吉村委員が厚生行政一般について御質問申し上げることになっておりますので、私はまだ一般行政についてお尋ねをする順序が回ってまいりません。一般質問はあとに回していただきまして、ただこの問題一点だけであります。  昨週木曜日の社労委員会でありましたが、厚生省医務局行政でありますインターン問題について私は御質問いたしました。それについて医務局長から御回答がございまして、当面問題になっておりますインターン学生の出願拒否の問題、この問題は三十一日に解決いたしまして、いま大半出願が終了いたしておるようであります。それにいたしましても、彼らが要求をいたしており……

第46回国会 社会労働委員会 第10号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○小林委員 大臣にお伺いいたしますが、これは予算委員会等でも、もう質問が出ておりまして、若干内容を繰り返すような形になりますけれども、重大問題でございますので、やはり主管の委員会においてきめのこまかい御答弁を得たほうがよろしかろうと思いまして、あえて御質問を申し上げる次第でございます。  その第一点は、春闘に関する問題であります。今回の春闘のかまえは、従来にない組織的な姿勢の高い、しかも長期にわたる戦いの組み方ができ上がっているようでございますし、各労働団体も非常にかたい決意でこの問題に対処していこうとしているようでございます。われわれが外部で調査いたしたところによりますと、大体春闘の目標は三……

第46回国会 社会労働委員会 第13号(1964/02/26、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 ただいま議題となりました母子福祉法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  わが国における母子家庭の総数は、昭和三十九年現在約九十五万世帯と推計されておりますが、これら母子家庭の中には、経済面におきましても、社会生活の面におきましてもきわめて不安定な状態に置かれているものがあり、児童の養育面ではもとより、家庭生活の健全性がそこなわれる要因が多々内在していると考えられるのであります。  政府といたしましては、このような母子問題の重要性にかんがみまして、この際、母子福祉に関する施策を整備し、他の関連諸施策の充実、強化と相まって母子福祉施策を推進してまいりたいと考え、こ……

第46回国会 社会労働委員会 第14号(1964/03/03、30期、日本社会党)

○小林委員 質問が二問に制約をせられておりますので、ごくかいつまんで重点的にお尋ねをいたしたいと思いますので、どうか参考人の先生方もひとつ私の質問に対して落ちのないように、懇切にお答えくださいますことをあらかじめお願いを申し上げる次第でございます。  まず最初に、政府代表の青木大使にお尋ねをいたしたいと思いますが、この二月十五日のILOの理解会が正式に対日実情調査の手続をきめられて、モース事務局長から日本政府に対し、その受諾の要請があったわけでございまして、先ほどのお話では、その要請文を大使みずからお持ちになって帰国されたということでございましたが、私は第一にお伺いいたしたいことは、この理事会……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○小林委員 医療金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしたいと思うのでございまするが、今度の法律の改正案を拝見いたしますると、大体二つの点において改正をせられているようでございまして、第一点は、医療金融公庫に対する政府の追加出資についての規定を整備して、今後は出資金を増加していくたびにそのつど法律改正をするという、そういう繁雑をなくそうというのが一点のねらいであり、第二点は、監事の報告の責任を積極的にしようというふうに改められているようでございます。この医療金融公庫法、案が初めて国会に出ましたのが、たしか三十五年でございますか、三十五年の六月からこれが実施をせられ、六年、七年、……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○小林委員 それでは林野庁における労働行政について御質問をいたしたいと思うのでありますが、長官がお見えになりませんので、まず林野庁の職員部長にお尋ねをいたしたいと思うのであります。いらっしゃいますか。――それでは法務省の刑事局長がお見えになっているようでございますから、竹内さんにひとつお尋ねをいたしたいと思います。  ほかでもございませんが、林野庁の高知営林局におきまして、職員の懲戒処分の問題が起きているのでございます。その問題はいずれまた林野庁関係がお見えになりましたらお尋ねをすることにいたしまするが、その中で林野庁では始末書というものをとって、その始末書の問題に関連をして本人を懲戒処分にし……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/03/13、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 ただいまのお話でありまして、多少の懸念をされるのは当然と思いますが、私どもも、来年度も私どもの見たところ、希望の七〇%程度しか満たさない、こういう状態でありまして、原資が不足であるということは明らかな事実でありますので、今後厚生省といたしましても十分の努力をし、大蔵省の了解を得ましてこの資金を増加するということに格段の努力をいたしたい、この点につきましては国会でも十分注意をしていただいておる点でありまして、私どもも御懸念の点の心配のないように努めたい、かように考えます。
【次の発言】 お話しのように迅速を欠く心配が従来ともあったのでありますが、厚生省といたしましてはややもすれば……

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○小林委員 同僚の諸君が微に入り細に入り質問をしてくれましたので、新しい問題もないと思うのでありまするけれども、私はちょっと忙しくて同僚諸君の質問を全部聞いておりませんので、あるいは重複をするかもしれませんけれども、その点はひとつお許しをいただきたいと思うのであります。  労働保険の審査官を現在の在名から六名にふやすとおっしゃるのでございますが、参考までに現在の三名の審査官の略歴をお聞かせをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 これからかりにこの法律が通ったと仮定いたしますならば、あらためて加わる三人の審査官にどういう方を予定しておられるのでございますか、腹案がもうございましょうから……

第46回国会 社会労働委員会 第24号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○小林委員 当今、重大な政治問題化しておりまする日韓会談の問題に関連をいたしまして、在日朝鮮人労働者の実態並びに在日いたしておりまするそういう方々の生活状態の問題等、主としてわれわれ社会労働委員会が関心を持たなければならない問題について、二、三、御質問をいたしたいと思うのであります。  まず、第一番目に法務大臣にお伺いをいたしたいのでありまするが、日朝鮮人の登録総数は現在どれくらいになっておりまするか、お聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 その中で、不幸にして朝鮮は政府が二つに分かれておりまするが、それに従って韓国と称するものに帰属する者、人民共和国、北朝鮮に属する者の概略の数字をお聞……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは問題がたくさんありますが、現実の問題といたしまして三十八年の十二月二十一日の朝日新聞に、「米人が麻薬密輸米軍チャーター機利用」こういう見出しで、「厚生省関東信越地区麻薬取締官事務所は二十日、米ミネソタ洲出身の元パイロット、ケネス・L・マイラン(四〇)をアヘン法違反の疑いで東京地検に書類送検した。調べによるとマイランはバンコクから米軍チャーター機を利用してアヘンを米空軍立川赤地に密輸入していた疑いで、同事務所と立川米空軍特別犯罪捜査部はさる六月十五日、立川基地内の物置から女物スーツ・ケースにはいった生アヘン七・三キロ(特価約六千万円相当)を押収している。これはわが国で昨年中に……

第46回国会 社会労働委員会 第26号(1964/03/30、30期、日本社会党)

○小林委員 私はこの前だいぶ麻薬問題については質問をいたしました。いたしましたが、その質問の中で、総理府総務長官に対する質問と海上保安庁に対する質問と、二つの問題だけが残っておりますので、まずこの問題からひとつお答えをいただきたいと思うのであります。  第一番目には、野田総理府総務長官は、おそらく前任者と事務の引き継ぎをしたときには十分お話があったんだから、這般の経緯については了承せられているものと考えまするけれども、昨年のいまごろこの麻薬取締法改正案が国会に出ましたときには、これは非常に重要法案の一つとして扱われている。何しろ、御承知のとおり、一年間でわが日本が麻薬のために第三国人に取り去ら……

第46回国会 社会労働委員会 第27号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○小林委員 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案をお出しになったのでありまするが、この改正案を拝見いたしますると、大別いたしますと二つの点で改正が行なわれている。  一点は、三十四年にこの法律が施行せられて以来、三十六年に一回、このたび第二回目の改正が行なわれておるようでございまして、これは従来の法律の手直しが重点的に行なわれている、それが一点であります。  いま一点は、第五章が新しく追加せられまして、従来ない特定業種をこの法律の中に包含をして共済金を給付できるような、大きくいえば歴史的な改正、画期的な改正が行なわれている。この二点に特質があると思うのでございます。したがいまして、私もこ……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○小林委員 実は六百五十万組織労働者の組織ある春闘のかまえもいよいよ急迫を告げておりまして、たいへんな事態が起こりつつありますので、その問題を中心に大臣の御決意を承りたいと思っておったのでありますけれども、先ほどの理事会の約束で、与党の諸君がその前に法案の審議の進捗上若干の質問をしてほしいという要望がございましたので、急性のありまする春闘問題はあとで伺うことにしまして、最初は約束どおり法案を少しばかりお尋ねをしたいと思います。  この前にも大臣に申し上げまして、御反省をいただくものならばいただきたいということで話を打ち切っておりました建設事業における元請人の掛け金支払いの責任の問題であります。……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○小林委員 関連して総裁にお尋ねいたしますけれども、総裁は先ほどの御答弁で、国鉄の経営が困難で賃金の要求にも応じかねる理由として、公共性が多く、もっぱら政府が負担すべきものを国鉄が負担をしておる、運賃が安過ぎる、そういう二つのことで経営が困難におちいっているのだ、この問題に対しては、ひとつこれから政府と戦っていくつもりであるというお話をされました。その点は私同感です。しかし、政府がそういう運賃を押えている、あるいは公共性で当然政府が負担すべきものを国鉄に背負わせている、その矛盾がしわ寄せせられてきている、そこにいま一つ、いまの政府の国鉄に対するやり方の間違いがあるのではないか。そのいま一つの間……

第46回国会 社会労働委員会 第33号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○小林委員 いよいよ春闘もたけなわになってまいりまして、この十七日には、わが日本未曽有の争議が行なわれるということで、まさにあらしの前の不気味さを加えているのでありますが、こういう問題に際しまして、われわれは、公労協に対して関係官庁がまた不当な弾圧をおやりになるのではないかということを非常に心配いたしておるのであります。大体、賃上げと純粋な経済問題については労使の間で話し合いのもとにきめる、そういうことで、なるべく官憲の介入などというものは許さるべき性質のものでないのでありますけれども、いまだ未成熟なわが日本の権力機構はともすると弾圧、あるいは力でこれを押えようとする傾向があるのでございまして……

第46回国会 社会労働委員会 第42号(1964/05/14、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 いわゆる近代的の社会保障というふうな考え方も、日本においては遺憾ながら戦後の問題でありまして、したがって、社会保障というものが世間に唱えられ、その必要が認められてきたのでありますが、そのときどきの必要によって事柄、施策が行なわれてきておった、こういうことでありますので、これらの基礎的な研究、あるいは相互調整、あるいは体系化というようなことがきわめて不十分であったのでありまして、社会保障そのものは、国民の生活を保障するということが根本でありまして、抽象的に申せば、いまお話しのように、憲法二十五条の健康にして文化的な生活を営む権利がある、したがって、その権利を保障するということが社……

第46回国会 社会労働委員会 第43号(1964/05/19、30期、日本社会党)

○小林委員 労働災害の防止に関する法律案について御質問を申し上げたいのでございますが、この法律案を提出されるに先立ちまして、昭和三十八年の四月に、労働省は新産業災害防止五カ年計画推進要綱というものを御発表になったのでございますが、その推進要綱と、このたび提出をせられましたこの法律案との関係がどういうふうになっておるか、特に推進要綱に盛られた内容がそのままこの法案の中に盛られているのかどうか、そういうことについてお話を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 それによりますと、あるいは事業場だとか、業者団体だとか、あるいは安全団体、業種団体という、そういうようなものの名前を羅列をいたしまして、……

第46回国会 社会労働委員会 第52号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○小林委員 関連で申し上げますけれども、国鉄の総裁はILOの質問のときにもおいでにならなかった。前から出席を要望しておりましたけれども、あなたはこのときにもおいでにならなかった。それから五月十九日の社会労働委員会における労働災害の防止に関する法律案の審議、このときにも運輸大臣と総裁の出席を要望しておいたが、このときにもおいでにならなかった。いまこの労働災害防止に関する法律案が上がるのです。いま上がるときに、私どもが出席をしてあなたに質問しょうというときに、あなたがおいでにならなければ、結局来ないっぱなしという形でこの労働災害防止法が上がってしまう。そういう形じゃ、われわれ委員としてそれを見のが……

第46回国会 社会労働委員会 第56号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○小林委員 その問題に関連いたしまして、一言だけお伺いをいたしたいのであります。  いまの局長のお話では、沖縄、南方、北方、中国大陸等、一部を残して遺骨の収集、墓参等――インドネシアはいまのお話のとおりであります。そういうことも行なわれているとおっしゃったのでございますが、それ以外で海の中へ沈んだ者に対してはどういうふうな御処置をされるのか。これば墓参ということが一体できるのかできないのか。現に私の弟も学徒動員で日本の港を出ていって、そして遺骨と称するものだけは、家族に取りに来いと言うので二、三年たってもらいに行ったのでありますけれども、箱の中に砂利だか石だか入っているものをいただいただけでご……

第46回国会 社会労働委員会 第60号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○小林委員 自治大臣にお伺いいたしますけれども、自治大臣はきのう総理大臣とお会いになっている。ここに書いてあります。それが約一時間にわたって東京都政の問題を中心にお話になっておる。その中で、昨年の十二月やった自治省の監査の結果を主として報告をせられているのだけれども、その監査の報告の中にこの水の施設の問題については入っていない。大体東京都なんてものは、都長官はいるけれども都政なしというのが世間の風評で、東さんなんていうものが、有能な都長官だとはあまり大衆は考えていない。いないだけに、やはり直属の監督官庁である自治省というものの足もとですから――それは県に行ったって、県知事が部長と一体になって、……

第46回国会 社会労働委員会 第61号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○小林委員 お尋ねをいたしますが、やはり緊急医療の是正の問題についてお尋ねするのでありまするけれども、河野委員がお聞きになりましたから、なるべく重複をすることを避けるようにして私は厚生省側の御意向をお尋ねしたいのであります。  まず第一番目には、中央医療協の答申がこの四月の十八日に出て、あなたの前任者でありまする小林厚生大臣はこれを受けて、そして六月の何日でしたかには少なくとも緊急是正の答申の作業に入って、十月からこれを実施したい、こういうことをしばしば言明をされておったのであります。それがたまたま総裁選挙が済んだあとで閣僚の入れかえがあった。総理大臣には変わりがございませんし、自民党内閣には……

第46回国会 社会労働委員会 第62号(1964/10/01、30期、日本社会党)

○小林委員 私は人事院勧告の問題と、それから最近、新潟地震に便乗いたしまして、企業合理化の名前において不当なる首切りが行なわれておる、この二点についてお伺いいたしたいと思うのであります。  まず第一番目の人事院勧告でありますけれども、人事院総裁と給与担当の増原国務大臣来ておりますか。
【次の発言】 増原君はいまどこへ行っていますか。
【次の発言】 できれば順序上人事院勧告から先にやりたいのですが、来ますか。いれば来てもらいたいのですが……。  それから人事院も来ておりますか、人事院はいませんね。
【次の発言】 かけ足でひとつ……。
【次の発言】 まず人事院総裁にお導ねをいたしますが、給与に関す……

第46回国会 大蔵委員会 第53号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○小林委員 私は大蔵大臣にお伺いいたしますが、先ほどの情報によりますと、新潟市の沖合い二十キロが震源地で大きな地震がございまして、そのために新潟市が関東大震災に次ぐがごとき大きな被害を受けている、こういう情報を得たのであります。まだ細部はわかっておりませんが、何か新潟の信濃川の水が逆流をいたしますとともに、万代橋、旭橋という、あの長い旭橋が落ちた。なお駅前がほとんど地盤が沈下いたしまして、そのために建物が――あのコンクリートの永久建物がほとんど傾斜をいたした。まあ新潟市三十数万の人口の中で、満足な家は三割程度ではないか。七割くらいは大小それぞれの被害を受け、特に昭和石油のタンクあたりは、ガソリ……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○小林委員 年末を控えましてあわただしい歳末の空気のみなぎっておりまするときに、昨今の新聞紙上等の伝うるところによりますると、全電通の組合の皆さんが、いよいよ実力行使といいまするか、公社側との話し合いが不成立に終わったために、やむを得ず不意の行動に出なければならないというようなものものしいことが報道をせられております。これに対して、何かまた公社側といたしましては、違法行為をやる者は断固として処分するという、これもまた勇ましいようなことが新聞に報道せられております。いま年末を控えて、国民の耳であり、口であり、体質の一部をなしているようなこの電信電話が、そういう不測の事態に至るというようなことはた……

第47回国会 社会労働委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○小林委員 大臣もお急ぎのようでございますから、ごく簡潔に、現在世論をわき立たせております医療費の改定の問題についてお尋ねを申し上げたいと思うのでございます。  中央医療協議会では八・五%の引き上げを勧告せられたにもかかわらず、大臣はこの緊急是正の引き上げの幅を九・五%にせられた。なおかつ、薬価基準の振りかえで三%を浮かせて、それを技術料に持っていくというふうに御決定になりまして、これを中央医療協の答申を得て一月一日から実施するという基本方針をおきめになったようでございますが、第一にお尋ねをいたしたいことは、この問題について国民は、また医療費が上がるのじゃないか、患者負担がふえるのじゃないかと……

第47回国会 地方行政委員会 第11号(1964/12/18、30期、日本社会党)

○小林委員 この問題については、自治大臣の吉武君と、それから法務省の刑事局長と、それから法制局長、この三名にひとつおいでをいただくように、事前に申し込んでおいたのでありまするが、委員長、それぞれ関係者お見えになっておりましょうか。
【次の発言】 それでは、大臣は若干おおくれになるそうでございますから、大臣がおいでになりまして御質問申し上げるその問題はあと回しにいたしまして、政務次官がお見えになっているようでございますから、つなぎという関係ではございませんが、政務次官に御質問をいたしたいと思うのであります。  最近の自治省では地方議会議員の報酬といいましょうか、地方議員には歳費ということばを使う……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第10号(1965/03/27、30期、日本社会党)

○小林委員 私はもろもろのことを大臣にお伺いいたすのでありまするけれども、どうもあまり時間がないということで、私は非常に残念なんでございまして、まあきょうはそういうあわただしい質問をやめようかと思ったのでありまするけれども、やはり何かのやりくりで必要だそうでございまするから、若干のことをお伺いいたしまして、それからまた、最後には、いま言われた領海問題で、この領海に関する裁判権やらあるいは警察権行使の問題がございまするから、そういうこともひとつお伺いいたしたいと思うのであります。  第一番に、一体この日韓会談を政府がなぜこんなにお急ぎになるのか、国民の側から私はお尋ねしたいと思うのです。国民大衆……

第48回国会 決算委員会 第19号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行についてちょっと。いま発言を許されましたので、一言発言さしていただきます。  秘密会でございますけれども、国政の調査上重大問題でございますので、これは委員長から田中委員にひとつお話しくださいまして、できればその資料をこの委員会に配付をするように、ひとつ手続をとっていただきたいと思います。委員長に私は議事進行の名において要求するのでありますから善処してもらいたい。

第48回国会 社会労働委員会 第6号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは労働大臣に対して社会労働委員会といたしましては初めての御質問を申し上げるわけでございますので、十分な時間を拝借いたしたいと思ったのでございまするけれども、参議院の予算委員会もあるそうでございますので、私のほうもごくかいつまんで主要な点だけ羅列的に御質問をいたしたいと思います。その点ひとつ御了承をいただきたいと思うのであります。第一番目には春闘の問題であります。第二番目は労働災害の問題、三番目には最低賃金制の問題、四番目は職安行政、五番目は中高年者の訓練を主にいたしました職業訓練行政、第六番目には現在問題になっておりまする山陽特殊製鋼にからむ社内預金の問題であります。その他、……

第48回国会 社会労働委員会 第8号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○小林委員 昨日は、実は労働大臣の用事がありまして、夜おそくまでかかったのでございまして、帰ってまいりましてから、きょう党の指令で私が質問するという割り当てを受けておることに気がつきまして、若干この法律案に関する従前の速記録を、まあ寝ながらと言っては悪いのでありますけれども、軽い気持ちで読んでみたのでありまするが、私は、実はこの従来の速記録を読んで一つの大きな憤りを感じた。はなはだしい憤りを感じて、たいへんなことである、こういう感じを受けてまいりまして、そこでいままで質問をいたしたいと思っておりましたことの内容を私は変更いたしました。これ一点だけ、ひとつ責任ある回答を得なければこの法案を通すべ……

第48回国会 社会労働委員会 第11号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○小林委員 厚生大臣にお尋ねいたしますが、今朝の新聞には「社員に新薬の人体実験」という見出しで、一つの薬会社がその社員を百八十七名も新薬の実験にこれを使って、十七名も入院をせしめ、ついに一名を死亡せしめたという、こういう民主主義のわが日本には考えられないようなおそろしい事件が報道せられておるのでございまするが、この事実をまず一体大臣はいつお知りなったのか、その点から御質問を始めてまいりたいと思うのであります。
【次の発言】 大臣がお知りになったのはきょうの新聞で初めてでございますか。ははあ、これは実におそるべきことだ。間違いございませんか。いま一回御答弁を願いたいと思います。

第48回国会 社会労働委員会 第13号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○小林委員 電電公社の総裁にお伺いいたします。昭和三十六年の全電通の俗にいう春闘でありますが、その春闘の一環として、新潟県の長岡電報電話局が拠点闘争地区に指定をせられて、そこで労働条件と利用者サービスの向上を中心とする戦いをいどんだのでありますが、そのときにあなたたちは、当の新潟県の電電労組の支部の役員六名中五名を解雇せられて、一名を十カ月の休職ですか、停職の処分をせられた。その問題は非常にやり方が不法であり、不当であるということで、当時の衆参両議院において、それぞれ社労委員会あるいは逓信委員会等で論議せられたのであります。その論議をせられたことは御記憶でございましょうね、御承知でございましょ……

第48回国会 社会労働委員会 第27号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○小林委員 私は関連ですし、しかも与えられた時間は三分ですから、羅列的に申し上げますから覚えていただいて、メモをとっていただきたい。そうしてお答えいただきたいと思います。  第一に、こういうふうな大きい法案に対しては、やはりいま少し立法例とかあるいは各国のこういう制度の比較法とかいうものを、あなた方は丁寧に出してくれなければ困ると思う。それから法文のていさいだってそのとおり。まだこの法文のていさいに関する論議は一つも行なわれていないが、この法体系は実に矛盾しておりますよ。そういうことは、残念ながら時間がありませんから一々述べませんけれども、第一に立法の問題で申し上げたいのは、この年金の一番の中……

第48回国会 社会労働委員会 第30号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○小林委員 実は、私は国民年金に対する質問もたくさんありますけれども、この社会労働委員会といたしましては、法案の審議に先立ちまして、いま日本の国内に起きているもろもろの厚生関係、労働関係に関係する社会事象の問題をとらえていかなければならないと思うのでありますけれども、残念ながら今度の国会においては、百五十日の期間の間、それがなかなか与えられていないのです。私はこの社会労働委員会の運営のあり方に対しては、若干の不満を持っております。いまこうやって激しく世界も動けばアジアも動く、日本も動いておる。その中でもろもろの問題が起きている。国民の息吹きをこの社会労働委員会に取り上げてもらって、ここで国民の……

第48回国会 社会労働委員会 第32号(1965/05/15、30期、日本社会党)

○小林委員 私も農業労働の問題について実は質問しようと思ったのですが、伊東君が質問してくれましたから、私の本質問はやめて関連して一言押えておきたいと思いますが、いまいみじくも伊東君が、農業労働の問題を労災の問題で質問するというところに、大臣、日本の農政というものがいかに貧弱であるかということがかかっていると思うのですよ。彼は多年農林省にいた農林事務次官ですよ。だから、本来ならばこういう農業労働災害の問題なんかは、ほんとうは農林省の中で解決しなくてはならぬというのが、ぼくは労働省の皆さん方の考えじゃないかと思うのです。しかし、日本の農政というものはそれほどおくれているのですよ。明治初年そのままな……

第48回国会 社会労働委員会 第36号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、この際、薬務行政全般についてもそれぞれ御質問したいと思ったのでございまするが、残念ながら連合会長の武田長兵衛さんは二時になればお帰りになりたいという、佐々先生は二時三十分に帰りたいということで、そういう御希望だそうでございまして、この点は私ども非常に残念にたえない次第でございます。国会の仕事は、やはり私ども片手間にやっているのじゃございませんでして、国民全体のしあわせや幸福を願ってやっておるのでございますから、先生方がどういう御認識でおいでになったのか知りませんけれども、学校の講義の片手間でひとつ国会へ行ってやろうとしたならば、それはたいへん間違いだと思います。もちろん講義も……

第48回国会 大蔵委員会 第36号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○小林委員 私はわが党の専門家の諸君の質問を聞いておりまして、私は専門家ではございませんけれども、しろうととしてどうしてもふに落ちない点がありまするので、その点を一問だけ三菱銀行の副頭取にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  それは問題の起きた十月十九日一日のあなた方のおやりになった仕事なんです。いま一回申し上げますが、午後の三時までに吹原のほうで三十億円を長原支店に払い込みますからということで、そこで預金証書を持って長原の支店長その他関係者が吹原産業の本社に行かれた。それは何時であるか知りません、午前中であるか知りませんが、森脇君はまた別室に置いて、そこで吹原といま申し上げました長原支店……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/03、30期、日本社会党)

○小林委員 どうもかぜを引いておりまして頭が痛いのでございますが、党の命令でございまするので、あえて質問をさせていただくわけでございまするが、政府側においても、私どもの要求いたしておりまする閣僚、大臣が全部おそろいになっているかどうか、委員長において御確認をお願いいたしたいと思うのであります。よろしゅうございますかな、委員長。そろっておりますか。――総理大臣はお見えになっていないようでございまするが、委員長、どういう事情でございましょうか。
【次の発言】 それでは、残念でありまするけれども、私はかぜを引いておるけれどもしゃべらなくちゃならない、総理大臣はかぜを引けば休まれるという、人間的な差別……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 社会労働委員会 第5号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○小林委員 大臣にお尋ねしますが、大臣が就任されまして非常に期待をしているのでありますけれども、どうもその後の実績を見てもさっぱり厚生省の実績があがらないようであります。その点非常に残念だと思いまして、きょうはひとつ大臣に、終日厚生行政のあり方についてこの委員会における多年の経緯等を申し述べて、大臣の新たなる決意を促したいと思います。  ところが、たまたま、何か佐賀県の藤川という医師がアリナミンの名称を詐称して、おかしな薬を飲ませるというようなことで同僚の八木君がおやりになる。私の時間を三十分に制限されたのであります。三十分じゃどうも一何も言えない。これはまことに私は残念でありますけれども、し……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第6号(1965/10/29、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、同僚の諸君がいままで行ないました質問と重複することをつとめて避けまして、基本的な政府の態度について、三、四点の問題について御質問を申し上げたいと思うのでございます。  まず第一には、善隣友好、平和を基調にした条約を結びたいとおっしゃる総理の考えの中に、中国人民共和国と北朝鮮人民共和国をいかようにお考えになっているかという問題が一つ。第二点といたしましては、現在韓国の朴政権の性格をいかように判断をしておいでになるか。第三番目には、この日韓条約は表玄関で、その裏には不可分の関係で日米間の強力なる軍事体制が進められているということ。こういう問題について……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、ただいまから、新たに原爆病ともなりかねないおそろしい農薬の薬禍の問題について、国民の健康と生命を守る立場にありまする厚生大臣に、次の諸点をお伺いいたしたいと思うのでございます。  このところ毎年のように豊作が伝えられ、この豊作は農薬の効果によるところがはなはだ甚大であるといわれているのでありまするが、その反面、農薬が保健衛生上見のがすことのできない問題を引き起こしている事実も注目をしなければならないと思うのであります。三月九日の衆議院科学技術振興対策特別委員会においても、学者を招いて参考の意見を徴せられたようでございまするが、最近の新聞紙上にもこの問題はしばしば報道せられまし……

第51回国会 体育振興に関する特別委員会 第4号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○小林委員 お伺いいたしますけれども、いまも大臣のおことばの中に、国民の体力をつくるのに総理府は連絡調整役をつとめて、文部省、労働省、厚生省等にそれぞれ企画、運営、実行をおまかせしているというふうなお話があるのですが、これをいま少し統合をする責任官庁というものを明確にできないものですか、どうですか。総理府なら総理府で一括して、全国民の体力増進その他万般を扱う、できれば体力省というのができればいいでしょうけれども、この際行政庁をあまりふやすことは、国民の期待にも沿うわけでもありませんので、私はやはりそういうのを総理府なら総理府で一括して、責任官庁としておやりになるというふうな構想がいいのではない……

第51回国会 大蔵委員会 第9号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行について一言発言をさせていただきたいと思います。  第一番目には、この委員会には十時半の招集を受けている。第一回目であります。私どもは十時半に参りましたが、大臣の御都合が悪いから、昼休みの休憩の時間を見て委員会を開こう、少なくとも十二時まではどうぞひとつ行動御自由にということでございます。そのときに、私は冗談まじりに、委員長、われわれ野党の議員の時間だって時間の尊さの点においては変わりはないだろう、十二時までにあなたは何か処置を講じなさいよと言った。吉田理事もおられて、しかし、まさか昼間から一ぱい飲むわけにもいかぬし、どうぞ御自由にということで、私は次の行動の計画を立ててお……

第51回国会 大蔵委員会 第11号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○小林委員 実は、二十二日に大臣がこの委員会へおいでになって所信表明に対する一般質問を聞いてくださるということで、私はそのときにあなたに御質問を申し上げるつもりでございます。きょうは歩積みと両建ての問題だけで質疑応答をするというふうに聞いておりましたが、私はその問題だけに限定して質問するのかと思いましたが、そうではなくて一般質問もやるんだということで、若干私どものほうの連絡が疎通を欠いたようであります。しかし、初心を変えるわけにはいきませんので、一般の質問は二十二日に大臣にやらせていただくことにしまして、きょうは私が理解をしておりました歩積みと両建ての問題だけについて実はお伺いいたしたいと思う……

第51回国会 大蔵委員会 第13号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、この大蔵委員会においていろいろ専門的なことをお尋ねいたしたいと思いまして、実は日に夜をついで勉強してきたのであります。きょうの朝から、言いかえれば、きのうからでありますが、この委員会の運営方法をながめて実に概嘆にたえない。立法府の中におけるこういうようなでたらめな委員会のあることを、私はいままで不詳にして知らなかった。私個人のことを申し上げてはなんでありますけれども、きのうも委員会を聞くがごとく開かざるがごときだらしのない運営のために、一日の日程を全部めちゃくちゃにしてしまった。きょうもまたそのとおりであります。大蔵大臣に日程があれば、小林進にも日程がある。小林進だけではあり……

第51回国会 大蔵委員会 第16号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行で発言します。  このためにここで不規則発言をしているのですが、政府側の答弁がほとんど聞こえないのだ。だから、委員長の責任において、マイクをつけるならマイクをつける、あるいは政府側の説明に、もっと大きな声を出すなら出すようにという的確な指示をしてください。さもなければ、議員席を変えて、もっと前へ出すなら前へ出すようにする。対人関係で、一対一でやるなら、何も委員会を開く必要はない。これは大臣室へ行ってやるなり、政府委員室へ行って話を聞けばいいのであって、やはり委員会を開いて会議方式でやる以上は、この会議に列席する者が全部聞こえるような、そういう配慮を委員長がしなくちゃいけませ……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○小林委員 時間の関係上、最初はごく正常な質問を申し上げますが、開発銀行の協調融資の経緯、今日における状態、民間金融との比率等を具体的にお示しをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 金利までいかない。
【次の発言】 私がお尋ねいたしたいのは、開発銀行が融資をいたしますね。そうすると、一般の民間銀行が協調融資の形で融資をいたします。開銀が融資をいたしております産業――貸さない産業は聞かないのだ。貸しているその貸し付け金額と、協調融資で民間がやっている貸し付けの金額の比率がどんなぐあいになっておるか、それも、過去の歴史から今日に至るその経緯と、今日の状況をお示し願いたい、こういうことです……

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、税制の改正の問題点等についてお伺いをいたしたいと思うのでございますが、その前に、実は先般、大蔵委員長のお肝いりで板橋の税務署を一つ見てまいりました。見たのでありまするから、その所感を申し述べないのもいささか礼を失すると思いまするので、所感の一端を申し述べて、大臣のお考えもお聞きしておきたいと思うのであります。  私は率直に言って、あの状況をながめて、世の悲惨なる姿、悲壮なものの感じを受けたわけでございまして、一年間営々として働いたその所産を取られる話の会談が続けられているわけでございまするが、何かあの状況をながめていると、どうも刑務所の玄関から入って、刑務所の作業場をながめて……

第51回国会 大蔵委員会 第29号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、この国民金融公庫法の改正の問題については、前々日から政府側の出席を要求いたしておきました。大蔵大臣です。厚生大臣です。国民金融公庫の総裁です。にもかかわらず、一人もいないじゃありませんか。私はそんなことで質問するわけにいきません。そろえてくださったら、あらためて私は質問いたします。そういう人をはかにした一どうぞひとつ答弁者をそろえたら呼びにきてください。
【次の発言】 御病気とあれば、これはしかたがありません。どうぞ総裁には全快されるまでごゆっくりお休みいただきますことを念願いたします。ただ、大蔵大臣や厚生大臣は、どうかそういう御連絡を密にされまして、すべからく、要求があった……

第51回国会 大蔵委員会 第32号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○小林委員 参考人の先生方、まことに御苦労さまでございます。  私、新潟でございます。あの新潟地震のときに、これは銀行関係ではございません、保険会社の協会といたしましてお幾らをお払いくださいましたか。金一封をたしかいただいたはずでございますので、幾らでございましたでしょうか。
【次の発言】 金一封でございますかな。金一封、二億円なりをちょうだいいたしたわけでございますが、あのときには、新潟には労働組合が主体になって経営しております福対協というものがございまして、それがやはり損害保険、火災保険等をやっているのでございますが、まあ、規模の非常に小さい保険でございまして、これは加入者には全部保険金を……

第51回国会 大蔵委員会 第39号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○小林委員 関連質問を申し上げます。  新潟県知事選挙も終わったのでありまするが、例の選挙を六カ月以内にやり直しをしなければならなかった理由がどこにあるか。これは大蔵大臣にお聞きしたいのでありまするが、大臣おいでになりませんから、国税庁長官にお伺いしましょう。半年もたたないうちにやり直しをしなければならぬ理由はどこにあったか、お伺いしましょう。わかりませんか。では政務次官にお伺いしましょうか。――おわかりにならなければ、時間の節約上私のほうで説明いたしまするけれども、昨年の七月二十日から八月十日にかけて約二十日間、塚田前知事が、自民党の県会議員四十二名に中元と称して二十万円から最高百万円の金を……

第51回国会 大蔵委員会 第40号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○小林委員 地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税務署の設置に関し承認を求めるの件、この議題に関連をいたしまして、昭和四十年度のいわゆる長者番付なるものが、五月一日、全国五百七の税務署から一斉に公示をせられた。この問題に関係いたしまして、資料の提出方を願いたいということを昨日政府委員を通じて国税庁に申し入れをいたしましたところ、そういうようなことは発表いたした覚えはないから、資料をお渡しすることはできない、こういう拒絶のあいさつを受けた。これは商業新聞から週刊誌から、あらゆるところに公表されているものだが、国税庁は発表した覚えがないから資料をやるわけにはいかぬと言って拒否せられた。どう……

第51回国会 大蔵委員会 第49号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、このアジア開発銀行を設立する協定の締結について承認を求めるの件という議案につきまして実は勉強をしてみたのでありますが、この膨大な協定の内容を見れば見るほど、実に問題の重要性に、新緑の候はだなお寒さを感ずるような驚きを感じておる次第でございます。  現在アジアの中にありまする問題の重点は、いろいろございましょうけれども、要約すれば私は二つあると思う。一つは、アジアの貧困の問題であります。しかし、その貧困の問題よりもさらに重要であると解せらるる問題は、長い間帝国主義の侵略を受けて植民地の悲哀の中に泣いておりましたこのアジアの国々が、いま独立を目ざして、一民族一国家をつくるための苦……

第51回国会 大蔵委員会 第50号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○小林委員 私がおとといの質問の中で明らかにいたしましたことは、何といっても、アジア開発銀行は、アジアの平和と、それからアジアにあるそれぞれの国の独立と、全般の利益のために奉仕をするものでなければならないということを質問をしてきたのでありまするが、その質問をいたしておりまする過程の中でだんだん明らかになったことは、いまも藤田君が質問をいたしておりましたけれども、その三十二カ国というものは、域内国域外国を問わず、そのほとんどがアメリカのひもつきの国であり、軍事援助を受けている。経済的の援助に至っては全部がアメリカの経済援助を受けている、あるいは狭い意味の債権債務の関係においてもアメリカから金を借……

第51回国会 大蔵委員会 第51号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行。  これは委員会なんでございましょうから、やはり各委員に、質問も明瞭に聞こえれば政府側の答弁も明確に入るように、委員長も委員会の構成から何から十分気をつけてお考えになっておると思うのです。単なる個人的な受け答えならば、何もこの委員会を開いてここでやる必要はない。大蔵省にでも行って、大臣室でコーヒー飲んだりウイスキー飲んでやられたらいい。ここで質疑応答しているということは、各委員、少なくともこの会場にいる者に、傍聴人もひっくるめて全部にその趣旨内容が徹底するための委員会なんですから、一体、委員長はいまの答弁や質問がこの委員会全部に徹底するとお考えになりますか。私はここなんで……

第51回国会 大蔵委員会 第53号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○小林委員 租税特別措置法及び所得税法の一部を改正する法律案に対して御質問を申し上げますが、どうもけさからの委員会開催の経過をながめておりまするというと、なかなか与党のほうに混乱が巻き起って、どうもわれわれの質問せんとする意向に対して大きな阻害をなしておるようでございます。  申し上げるまでもなく、政府と与党というものは常に一体であり、うらはらなんです。その政府がお出しになりました法案に、与党のほうの歩調がそろわないで、不謹慎にも、この委員会の中で、開催を妨害をしながらも賛成、反対の意見をたたかわせるというがごとき、どうもぶざまなかっこうを如実に見せられたかっこうでございまして、まことにわれわ……

第51回国会 法務委員会 第19号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○小林委員 それではお許しをいただきまして、委員を差しかえていただきまして、きょう一日の法務委員といたしまして、法務当局に、新潟県知事の公職選挙法違反問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  この問題の内容につきましては、この委員会はもちろん、予算委員会あるいは参議院等においても繰り返しもう質問をせられた問題であります。同時に、社会党といたしましても、成田書記長を先頭にいたしまして、最高検察庁あるいは高検等にも数度申し込みをいたした問題でございまするので、私は時間の関係上あまり詳しくこの問題を申し上げることは省略をいたしたいと思いまするけれども、一体十二月末に起訴、不起訴を決定する……

第51回国会 法務委員会 第26号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○小林委員 関連質問。
【次の発言】 そのお話はいま理事間でお話がされておりますから、理事間で話がつくまで、私は関連質問をいたします。お許しを願いたいと思います。  先ほどの刑事局長のお話を聞いておりますと、大臣、これはわが検察行政の上における重大なるポイントが幾つも含まれております。幾つも含まれておりますから、これは大臣もひとつ将来のわが日本の大きなポイントになる問題でありますから、私は、第一番にひとつお尋ねいたします。  先ほどのお話しのように、四十二名の県会議員がお金をもらった。その中の大半は、――これは検事正を呼んでいただけば一番よくわかります。大半は、選挙運動の金としてもらったんだ、……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会 第1号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、きょうはゆっくりと、公社の姿勢の問題やら新総裁の高邁なる所見などをひとつお伺いいたしたい、できれば夜の暮るるを知らず十二時ごろまでやりたいというふうに考えたのでありますが、午後の二時から私も橋本官房長官に会見を申し込んでお話をしなければならぬ問題もあるのです。そこで、私のお伺いいたしたい最も重要な問題をひとつお尋ねするつもりでありましたが、同僚議員のほうから、小林某の問題については、目下専売公社の内部において着々と粛正中でありますから、しばらくそのやり方を見ておいてもらいたいという、またこういう勧告がございまして、一番大事な問題にいささか触れ得ないのであります。何しろ多年友情……

第52回国会 大蔵委員会 第8号(1966/10/19、30期、日本社会党)

○小林委員 きょう私は、党の命令によりまして、主として国会議員の所得税申告に対する問題について御質問を申し上げたいと思うのでございますが、質問に入る前に、国税庁長官に、これはお尋ねじゃない、先般の国会において質問いたしました問題についての確認をいたしておきたいと思うのであります。  五月十一日の本委員会で、昭和四十年度における全国五百七の税務署における五百万円以上の所得の申告者の氏名を教えてもらいたいということを要求したら、何しろ膨大なことでもあり、五月十一日という、発表になって間もないのでありますから、その作業は困難であるという御答弁があった。そのときは大臣のお口添えもございましたから、私は……

第52回国会 大蔵委員会 第9号(1966/11/08、30期、日本社会党)

○小林委員 いまの国税庁長官の御答弁によりますと、消費者にその恩典がいくならばリベートはよろしい、そういう意味のお話があったが、私は、これはあなた方のところへしばしば抗議を申し込んでいる問題で、小売り業者は、自分の販売する酒を自分の計算において消費者に出す、特に私どものほうは労働組合その他のめんどうを見ておるのでありまするけれども、組合なんか、自分の共済組合において盆暮れの酒等を組合員に安く売るために、小売り業者から市販の一般の値段よりは安くそれを買って組合員に配付しよう、そういうことをやっているときに、あなた方はそれを妨害しているじゃないか。それをみな妨害している。もちろん組合に売るのであり……


小林進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-28期-29期-|30期|-32期-33期-34期-35期-36期-37期

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各種会議発言一覧(衆議院30期)

小林進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-28期-29期-|30期|-32期-33期-34期-35期-36期-37期
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1964/03/12、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 医療法人は、お話のように昭和二十五年に医療法の改正によって設けられたのでありますが、その趣旨は、私人による病院経営の経済的困難を、医療事業の経営主体に対して法人格取得の道を開きまして、これによって資金の集積の方法を容易にさせる、これによって経営難を緩和しよう、こういうところから出たものでございます。これができましてからいろいろのいきさつがありましたが、ごく最近、昭和三十七年末の数字で千八百二十五ということになっております。  なお、医療法人制度は、課税上の特例を設けることが直接の目的と必ずしもしてはいなかったと思うのでございますが、従来、法人となることが困難であった医療事業の経……

第46回国会 逓信委員会大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○小林委員 先ほどからの質問を拝聴いたしておりましたが、この法案の中に含まれる問題は、われわれ労働行政を担当いたしております委員の側からは、将来の労働行政に重大なる影響を及ぼす重大問題が含まれておることを私どもは知りまして、実に驚いておるような次第でございます。この際、この合同委員会を通じて、やはり郵政当局のものの考え方、あるいは労働省のものの考え方等々をあわせて明確にしておかなければならないポイントが含まれておることを痛感いたします。したがいまして、若干昼食の時間も過ぎて腹も減っておりまするけれども、その点はひとつがまんをしていただきまして、問題の解明をしていきたいと思います。まだ労働大臣が……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○小林分科員 限られた時間でございますので、かいつまんで御質問を申し上げますので、政府側も要領よく御答弁をお願いいたしたいと思います。  私は共産圏貿易について若干御質問申し上げたいと思うのであります。さしあたり対中華人民共和国との貿易についてまずお尋ねをいたしたいのでありますが、LT協定が結ばれて以来今日に至る中華人民共和国との貿易の状況はどんなぐあいになっておりますか、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 この一九六三年の一億三千七百万ドル、これは友好商社の分も、LT協定に基づくものも、全部含めての総合計でございますな。
【次の発言】 六四年度の予定数はどのくらいになっておりますでし……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○小林分科員 私は、主査として国際航路の問題について御質問いたしたいのでありますが、航空局長が十二時二十分まで第一分科会のほうへ行くことを了承願いたいという話がありましたので、その前に若干本筋からはずれた質問をいたしたいと思います。  第一の問題といたしましては、きのう社会労働委員会で、私は運輸省並びに国鉄当局の労働行政のあり方や災害防止に関する問題について貴重な質問を進める準備をいたしてまいりまして、運輸大臣と総裁、副総裁並びに関係理事の出席を要望したのでありますけれども、一人もおいでにならなかった。どういう事情で大臣はおいでにならなかったのか、お聞かせを願いたいのであります。

第46回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○小林分科員 予算に関連いたしまして、皆保険の問題でお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、わが日本に皆保険制度がしかれたのは何年でございますか。
【次の発言】 大臣にお尋ねしておりますので、なるべく大臣から御答弁を願いたいと思います。  皆保険が実施をせられたのが昭和三十六年という御答弁でございまするが、私はその皆保険というものの定義をお聞かせ願いたいと思うのであります。皆保険というのは、国民全部が保険税を、あるいは保険料を支払うというのが皆保険の意味なのか、国民の全部が医者にかかれるという制度をさしていうのか、その点をひとつつまびらかにお聞かせ願いたいと思うのであります。


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 文部大臣にお伺いいたしますが、何か限度政令なるものをまたお出しになりまして、これは昨年の話でございましょうけれども、またどうも実情に即した日本の教育行政をいたずらに混迷せしめるような悪い画一的な中央集権的なことをおやりになっているという、そういう非難の声がほうはいとしてわれわれのところへ来ておるのでありますけれども、それに関しましてごく簡単にお伺いいたします。  現在文部省に登録されてない、あるいは文部省が認めない、県だけが全額を負担しながら小中学校の教育に任じているような、そういう教職員が概算全国で何名いるか。また、県の段階でも認めない、市町村だけが教育の立場上やむを得なくして……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○小林分科員 私もかぜを引いておりまして、非常にぐあいが悪いものでございますから、まことに願ったりかなったりで、なるべく簡潔に終わりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いをいたします。  きょうも大臣は、午後の四時でございますか、例の総評の岩井氏が出された予備折衝の五項目に対する回答等を兼ねて会見されるという、重大な御用事もあるようでございますから、その会見に支障を来たさない程度で質問を重ねてまいりたいと思うのでありますが、第一番には、若干時期がずれましたけれども、直接大臣からお聞きをする機会がございませんでしたので、この分科会をおかりいたしまして、あらためてお尋ねをいたしたいと思うのであり……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○小林分科員 それではひとつ厚生大臣にお伺いいたしますが、御承知のとおり、私は社会労働委員会の委員をいたしております。社労は今通常国会ではまだ一回も開かれておらない。ということは、例の中央医療協の三者構成に基づく答申案を大臣が正しく、忠実にお守りにならなかったということが支払い者側を刺激いたしまして、これが法律違反である等々の問題でもめておる。そこへきて、また屋上屋を重ねるように保険審議会や制度審議会の答申も待たないうちに、大臣と大蔵大臣と自民党の三役でございますか、そこで文書を取りかわされて、社会保険の薬代の半額を徴収するの、あるいは総報酬制を用いてボーナスからも保険料を取るし、五万二千円の……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 それでは十二時五十分まで御質問を申し上げます。
【次の発言】 十二時五十分まで……。いやいやどうもありがとうございます。私も質問をまとめてまいりませんからばらばらでいくのですが、現在地方自治体における市町村を単位に申し上げますが、国民健康保険財政の赤字はどれくらいになっておりますか。
【次の発言】 若干古いようでありまするが、三十八年度の決算において国民健康保険特別会計の赤字は百三十二億円、こういうことになるわけでございまするが、三十九年度はまだ決算が出ておりませんが、その見通しあるいは四十年度、ことしはまた九・五%値上がりいたしておりまするが、四十年度の見通し等はいかがでござい……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 限られた時間でございますから、ひとつ簡潔に質問をして、簡潔にお答え願いたいと思うのであります。  太平洋漁業協定の問題、日米加三国漁業協定の問題、これは、総理大臣もことしの一月行かれて、ああやってジョンソンと会って、握手したりだきついたり、いろいろなゼスチャアをやってこられた。ところが、ゼスチャアは別として、内容は何もない。あのときには、日米航空協定や太平洋漁業協定や綿製品の輸出入の問題をひとつ早急に解決したいと言われた。あの文章をもってすれば、緊密な協議、協力をはかることによって云々という表現で共同宣言を出してこられた。大臣はどういうふうにお考えか知りませんけれども、あれはアメ……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○小林分科員 防衛庁長官にお尋ねをいたしたいのでありまするが、最近何かの資料で私は見たのでありまするけれども、その資料を忘失をいたしましたのでちょっと困っておるのでありますけれども、アメリカがいまなお各国で軍事援助をいたしている国が相当ありまするけれども、その序列の中に、日本はまだ相当高位の軍事援助を受けている国の中に入っているようでありますが、そういうような資料がありましたら、ひとつ資料に基づいて、日本がアメリカから軍事援助を受けている国の何番目で、現在なおどれくらいの援助を受けているものか、数字でひとつお示しをいただきたいと思います。

第48回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 外務大臣にお尋ねいたしますが、私どもは、外務大臣に質問するという機会がなかなかございません。ところが政治の中心は外交にあるのでございますから、私は、一日千秋の思いで今日を待っておりました。幸いにしてお目にかかる光栄に浴しましたので、きょうはひとつゆっくりお願いしたいのでありますけれども、いま主査から時間の制限がありましたから、私もつとめて簡潔にやりたいと思いますけれども、外務大臣も明瞭、濶達にお答え願いたい。あなたのお答えは、本会議においてもどこにおいても、ふろの中でへをひるようで、どうも不明確でいかぬ。あれも作戦の一つかもしれませんけれども、どうかこういう機会にはああいうことは……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○小林分科員 私は、文部行政について大体八点の質問を準備いたしてまいりました。要領よく質問いたしたいと思いますので、大臣並びに関係局長のほうも要領よく御答弁をいただきたいと思うのでございまして、答弁が納得のいかないときには、私どもは深夜に及ぶこともあることを、ひとつ御推定をいただきたいと思うのでございます。  まず第一番には、今年の一月二十八日であります。約二週間にわたって行なわれましたジュネーブにおけるILO、ユネスコの共同主催に基づく専門家会議において、教師の地位に関する勧告が行なわれたはずでございます。この最終案は四十一年の九月パリで開かれる外交官会議で正式に審議採決される予定になってお……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○小林分科員 春でございまして、昨年もいまごろは国会も開かれておりましたし、特にその中にはILO八十七号の批准問題等を含めて、あるいは春闘、労災等で、国会のあらゆる審議の中にも労働行政というものは脚光を浴びておった。 非常に議会の中心をなしまするし、労働大臣もそういう諸般の問題を含めて、労働省全軍を引き連れて非常に活気のある積極的な動きを見せていたのでございまするけれども、最近の労働省の動きはさっぱりどうも、動いているのか、沈んでいるのか、泣いているのか、眠っているのか、労働大臣、労働省の存在さえも疑われるくらい寂として声なし、これは私は労働省の立場から見てまことに遺憾にたえないのでございます……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○小林分科員 限られた時間でございまするし、私はもう社労では十何年めしを食っているのでありますから、一言言えば、大臣以下幕僚も私が何を問わんとしておるかということはよく察知していただけると思いますので、なるべく冗漫なことばは避けて、項目だけ簡単に申し上げて御答弁をいただきたいと思います。  まず第一番に大臣にお伺いいたしたいのは、現在保険行政を進めていく上において医師の数がどれくらい不足をいたしておるか承りたいと思います。
【次の発言】 私は、そんなことを聞いておるのじゃないのです。それだから私は先ほどから余分なことは言いませんから、なるべく要領よく返答してくれとお願いしておるのはそのことなん……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○小林分科員 私は大臣に数点についてお伺いをいたしたいと思います。初めは処女のごとく、あとは脱兎のごとしというようにまいりますから……。  まず、ひとつやわらかいところからお伺いをいたしたいと思うのであります。ことしの一月十六日に大臣はソ連を訪問されました。航空協定やら経済、貿易の問題等についてそれぞれお話をなされてきたようでありますが、その中で、日ソの領事館協定を促進をしようではないかという話し合いもあったかに聞いておりまして、その後、この話が相当に具体化しているということでございますが、現在まではどういう進行状態を続けておるのか、お聞かせを願いたいと思うのであります


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1966/07/21、30期、日本社会党)

○小林小委員 私は定められた時間の中で質問をいたします。小林進でございます。  私が大蔵委員になってきましたもろもろの用事の中に、実はこの歩積み・両建てをどうしてもやめてもらわなければならぬ、やめさせなければならないという任務もその一つであったわけでありまして、これをやめさせるためには、きょうおいでいただきました皆さま方と差し違えてもよろしいくらいの決意を私は持っておるのであります。  そこで、ささやかな私の調査機関を活用いたしまして、それぞれの都銀、市銀、地銀その他相銀信金というぐあいに調査をしております。あなた方が一体どういう具体的な方法でおやりになっているかということを私の機関を通じて調……



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データ更新日:2023/02/05

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