このページでは小林進衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○小林進君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました衆議院予算委員長荒舩清十郎君の解任決議案について、その提案の趣旨説明をいたしたいと存じます。(拍手) まず、本文を朗読いたします。 本院は、予算委員長荒舩清十郎君を解任す る。 右決議する。 以下、その提案の理由を説明いたしたいと存じます。 今年度、予算委員会の重要な目的は、狂乱怒濤にもひとしいこの物価高の原因を究明し、これを鎮静せしめ、もって、四十九年度予算の審議と経済の見通しに万遺憾なからしむるところにあるのであります。われわれは、予算委員会に寄せられておる国民の……
○小林(進)委員 私に与えられた時間はわずかでございますので、ほんの項目をあげて資料を要求する程度にとどまるかと思いますが、関係大臣のほうもひとつ簡潔、要領よくお答えを願いたいと思います。 まずこれは法務大臣、外務大臣、両方にお尋ねをいたしたいと思いますが、金大中さんの問題を中心にして、国民が対韓国問題に血道をあげるような状態になってきたのでありますが、したがってこれを中心にして、韓国の問題のいろいろの醜悪な事実が国民の前に明らかにされてきたわけであります。対売春の問題、対わいろの問題、対リベートの問題、あるいは覚せい剤の問題等、実に日韓両国の間には、国民の良心や魂を麻痺するようなもろもろの……
○小林(進)委員 私は、去る十月九日の日に本委員会で、主として韓国に対する経済問題その他、金大中事件等に関連をいたしまして質問を申し上げました。ただ、その質問の中で、いろいろの資料の提出やまた政府側に早急に措置をしていただかなければならない問題等を含めて御質問をいたしたわけでございますので、本日は、この去る十月九日の私の質問の継続という形で御質問を申し上げたいと思いまするので、あらかじめ御理解をいただきたいと思います。 まず、外務大臣にお伺いいたしますが、私は、金大中事件に対して問題は二つある、一つはやはり金大中氏の人権が侵されている、これが正しく復元をしたかどうかという問題でございまするし……
○小林(進)委員 関連して。 関連質問でございますので、ごくかいつまんで御質問を申し上げたいと思いますが、健康保険法の改正に関する審議もまだ十分尽くされていないようでございますが、いろいろ与野党との折衝の関係でどうも今週中にこの衆議院の審議は終わるように話が進められておるように承っております。しかし、まず国民の側からいたしますと、何で一体政府はこの法案に執着をして、どうしても通そうとする頑迷な態度を続けておるか。野党四党は精力的に、この悪法は断じて通してはならないということで、これ、絶対的な抵抗を続けているのでございますが、この与野党の対立関係がまだ国民の間には明確にされていない点があるやに……
○小林(進)委員 私は、年次有給休暇の問題についてお伺いいたしたいと思います。 これはまことに古くて新しい問題であり、この国会においても、もうすでに十数年にわたって繰り返し質問をされておるのでありますが、常に政府側並びに、特に主管官庁たる労働省のサボタージュ――これはもう官側の重大なサボタージュだ、サボタージュによりまして、ただいままでまだ解決をいたしておらぬのであります。その結果、今年の三月の二日に最高裁の第二小法廷において、村上朝一裁判長、現在の最高裁の長官でありますが、によって、年次有給休暇は法律上の当然の権利であり、その休暇をどのように利用するかは使用者の干渉を許さず、労働者の自由で……
○小林(進)委員 まず法務大臣にお伺いいたしますが、これは古くて新しい問題でございます。四十八年の二月二十七日の予算委員会における質問でございますが、例の軍法会議の問題でございます。戦時中における軍法会議の不当性を縷述をいたしまして、それに対する法務大臣のお考えをお伺いいたしました。そのときに大臣はこういうふうにお答えになっております。速記録を読み上げます。 「私は、先生仰せの重要なこれらの人々の名誉回復、いやしくも戦争自体が間違っておったというのに、その戦争のまっ最中に軍法会議をやったことがどうかこうかなどということは論外で、これは何かの法制上の道がありますならば、これを根本から取り除く、……
○小林(進)委員 ただいま委員長からのお話のありましたとおり、戦時中における軍事裁判、軍法会議の問題を主体にして質問を申し上げたいと存じますが、この問題は、私は衆議院の予算委員会でも取り上げ、なおかつこの法務委員会でも再度取り上げておりますので、御列席をいただいた大臣各位には、もう私の質問の内容は大かた御推察をいただいておると存じます。けれども、参考人の先生方には、あるいは問題の核心をおつかみになっていないかと存じますので、ごく簡単に、この問題の発生から申し上げて御理解をいただきたいと思うのであります。 実は、私がこの問題を国会で取り上げるに至りましたそもそもの動機は、吉池事件という問題がご……
○小林(進)委員 私は、党の指示に従いまして、主として物価問題、社会福祉の問題中、年金、保険、国鉄運賃等について御質問を申し上げたいと存じます。 まず、第一の物価問題でございますが、物価がなぜ上がるのかという物価上昇の原因をまず正確にとらえていかなければ、これに対する的確な対策も生まれてこない、こういうことになると思うのでありますが、私は、物価がなぜ上がるかという、その原因は、国際的理由と国内的理由の二つがあると思います。 国際問題としては、輸入インフレでありまして、これはアメリカの世界的戦略の失敗でございまして、世界じゅうにドルのたれ流しをしたこと。ベトナム戦争だけでも三千億ドルに近いも……
○小林(進)委員 私は物統令が廃止されました以後の消費者米価の状況について、まず関係大臣にお伺いをいたしたいと思うのでございます。 物統令廃止のときに、私ども社会党並びに野党はあげて、その廃止後の消費者米価は必ず上がりますよ、だから廃止すべきじゃないということでたいへん激しく反対をいたしましたが、そのときに政府並びに食糧庁は、物統令を廃止しても消費者米価は値上がりをいたしません、その自信はありますという、こういう答弁を繰り返して、ついに廃止をされたのであります。その後の経過を見てまいりますと、私どもの調査では、大体消費者米価はその後最低五割、ものによっては倍に値上がりをしている、こういうふう……
○小林(進)委員 限られた時間でございますので、結論だけをお伺いいたしたいと思うのでございますが、政府が食管法のもとで統制をしておいでになります米が、一〇〇%のうちいわゆる政府米と称するものが六九%、自主流通米といって政府が補助金、財政支出をおやりにならない米が約二三%あるわけでございます。私は、その政府が補助金をお出しになって消費者のほうへ安くいくように手当てをされている米についてどうしても納得いかないので、政府並びに農林大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。 政府が一トンについて四万から四万五千円の補助金をお出しになっておる。これが食管会計の赤字のもとになって二千六百億円の赤字になっ……
○小林(進)委員 私に与えられた質問時間は一時間四十分であります。答弁を含めて一時間四十分でございますので、それを私は、物価問題で十分間、社会労働、社会厚生問題で二十分、それから農林、労働、郵政で三十分、あとの四十分は外交、特に金大中、韓国問題というふうに時間を配分いたしておりますので、その配分以内で、御答弁をいただくほうも、密度の深い、しかも合理的な答弁をお願いいたしたいと思います。 まず第一番に、私は大蔵大臣にお伺いいたしますが、高度成長と安定成長についての大蔵大臣の御所見を承りたいのでありますが、これについての理論的な構成は、何回もここで答弁を承っておるのでありますが、私がお伺いをいた……
○小林(進)委員 わが党に割り当てられた総括質問の時間の残余一時間弱を、まあ残飯整理の形で私が御質問を申し上げることになっておりますので、理論の構成はあとにいたしまして、事実の問題だけでひとつ簡単に受け答えをさせていただきたいと思います。
まず、外務大臣にお尋ねしますが、金大中氏はほんとうに自由が与えられているのでございましょうか。正直にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 金大中氏が昨年の八月八日に、わが日本から白昼公々然と拉致せられて、すでに五カ月有余の歳月が経過をいたしております。その間あなたは終始一貫、韓国政府のメッセンジャーボーイでもないのに、韓国政府がこう言ったから私はそれ……
○小林(進)委員 委員長、議事進行について発言をお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 われわれは、この四十九年度の狂乱怒濤の社会情勢の中で、国民の負託を受けて、真剣にこの予算の審議とその可決のために努力をいたしておるのであります。それに対して、どうも政府側の一部に、この国民とわれわれの真剣な審議に対して、直接、間接的な妨害をしている、あるいは反対的に阻止の行動とも思われるようなそういう行動に出られていることは、まことに遺憾にたえないのであります。
今日に至るまで、私どもは、ちゃんと、十時なら十時の開会五分前にこの会場に参りまして、そして真剣な気持ちで、十時ジャストの開会を待っているの……
○小林(進)委員 私は、きょうお集まりをいただきました石油企業、業界の代表の方々には、きょう初めてお目にかかるのであります。また、この業界の、皆さん方の企業の方々に対しては、今日まで、そう言ってはなんでありまするが、一銭の政治献金その他もちょうだいいたしておりません。その意味において、私は全く個人的には何らの悪意も善意もない、まことに白紙であります。 ただ、ここで質問いたしますゆえんのものは、私ども予算委員会並びに理事といたしまして、この日本だけに限られた特有の物価高、気違いじみた物価高、これは一体どこに原因があるのかということを追及してまいりましたら、はからざりき、このインフレは、物価高は……
○小林(進)委員 私に与えられた残された時間は、もうわずかしかないのでありますから、これはどうも命拾いしている人がいるかもしれませんけれども、そうはいきませんので、ちょっとお尋ねしますが、昭和石油の永山社長にお伺いいたします。 二月の二十六日の私の質問に対して、あなたは、ほとんど否定をされたり、あるいは年をとったからもの忘れをしたなどというような、人を食った答弁をされたり、あるいは中には、帰ってから調べて御答弁をしましょうなどということで言われたんでございますが、それからだいぶ時日も経過をいたしましたので、十分反復再考されて、反省を願うところは反省をされたのではないかと思います。どうでしょう……
○小林(進)委員 総理大臣にお尋ねいたしますが、昭和四十九年度の経済見通しについて、政府は十二月十三日の閣議において、この見通しをたいへん大きく改められました。その改められた理由が一体どこにあるのか、その理由が一つであります。 それから、国民総生産で申し上げますと、実質成長率二・五%に対し、これがマイナスの一、二%、名目のGNPで一二・九%という当初の見通しに対し、一九%というたいへんな見込み違い、総生産の金額において約九兆円の大きな見通しの誤差を生じているわけであります。こういう経済の見通しの大きな誤差を生ぜられたのでは、国民生活はたまったものじゃない。国民は大体政府の経済見通しに基づいて……
○小林(進)委員 大体、総理の真意は、私ども理解するにやぶさかではございません。しかし、この一国の総理が、参議院という公の場において、公式に、酒、たばこはその値上げを六カ月延ばすと言われたということは、これはそう簡単に修正に応ぜられる問題ではないと私は思うのであります。やはりもしその言葉なら、私どもがここに配付されている一切の予算書類というものは、これは根底から崩れるわけであります。これは五月から値上げをすることにできて、一切の書類ができ上がっているのであります。でありまするから、これはどうもちょっと普通の言い過ぎで、これを是正をするというような安直な問題ではいけないというふうに私は解釈するの……
○小林(進)委員 これは議事進行で発言をいたしますが、いま安宅委員が政府に要求していることは、この海外協力基金または輸出入銀行、そのわが日本の二つの機関が中心になって、韓国に合弁でできている日韓合弁の会社か、あるいは法人か個人に貸し付けたり投資したり、あるいは協力したり補助をした、その金が生きて使われているかどうなっているか、その調査をした結果の資料を見せろというのでありますから、私どもの要求に一分の間違いがありますか。その経済協力基金といい、輸銀といい、これはみんな国民の金です。日本国民の金です。韓国の金でもなければ、特殊な個人の金でもない。国民の金をいわゆる海外経済協力基金の手を通じ、輸銀……
○小林(進)委員 議事進行。 これは防衛庁長官は大変な間違いを犯しております。これは防衛庁長官が言われる、学生だとか、あるいは幹部学校の幹部だとかというのは、国で抱えられている特殊な公務員です。これは軍人です。それが幹部学校の幹部という地位にありながら、この民主的な国民の中の政党を、一つの特定政党を敵に回して、一つの連合政権ができたらサボタージュをせい、もっとそれが強い連合政権ができたら、あるいはそれに対しては機敏に行動を起こせなどということ、これを、いわゆる幹部学校のそういう現在の軍人の地位にいる者に、そんなことは自由だなどという発言は、とても了承できません。もしその人たちが軍人の地位を離……
○小林(進)委員 議事進行について申し上げますが、いまの主計局長がお読みになりました財政法の第五条は、それはあなたのおっしゃるとおりです。憲法の八十五条を受けまして、財政法で言うように「法律に基くもの又は歳出予算の金額若しくは継続費の総額の範囲内におけるものの外、国が債務を負担する行為をなすには、予め予算を以て、国会の議決を経なければならない。」こうなっているのです。いまあなた方は、外替銀行に対する債務を国が保証する行為は、法制局長官が言われたように、債務負担行為だと言われておる。債務負担行為であるならば、やはり憲法、財政法に基づいて、ちゃんと国会の議決、承認を経なければならぬということは明確……
○小林(進)委員 この際、予算委員会理事会一致の申し合わせについて発言をいたします。
去る六日及び七日の予算委員会における岡田君、安宅君及び矢野君その他の質疑に対する外務大臣の答弁は、明確を欠くのみならず、立法府の尊厳にも影響する誠意を欠くものとの各党の指摘があります。この際、委員長は、予算委員会理事会における右の申し合わせにより、外務大臣に対し、答弁は誠意を持ってかつ明確に答えるよう、厳重に警告されることを望みます。
【次の発言】 議事進行で。
これは国家公務員を、いまも言うように常勤と非常勤がある、その非常勤は、いつでも仕事の形態でそれを雇い入れて、無期限に何十年でも非常勤のままで使う……
○小林(進)委員 議事進行の発言のお許しを得て、ありがとうございました。 副総理、総務長官にお伺いいたしますが、独禁法の政府改正法案をいつ一体お出しになるのか、この際お伺いをいたしておきたいと思うのであります。ということは、三木総理もしばしば、独禁法の改正案は二月中旬までには成案を得て国会に提出するということを言明されているのであります。しかるにもう本日は二月十五日、まさに中旬でございますが、先ほどの独禁法の真剣な答弁の中にも、その重大なる主役を演じなければならない大蔵大臣が、政府はまだ独禁法の改正に対しては意見を持っていない、だから答えられないという非常に緩慢な答弁をされておるのであります……
○小林(進)委員 私に与えられた時間はわずかでございますから、簡単に事実関係だけ申し述べますから、それでイエスかノーかだけお答え願いたいと思います。 まず第一番目に、金融機関の、大商社、中小企業、個人に対する関係での不公平の問題について、事実を申し述べます。 第一番目には、都銀の四十九年九月における半期間の総利益額を申し述べますから、事実なら、ひとつ事実とお答え願いたいと思います。すなわち、十三行の四十九年九月期の経常利益は、前三月期に比較して五一・一%の増収である。細かく言いますと、第一勧銀が三百四十三億円、富士が三百九億円、住友が三百四十四億円、三菱が三百三十億円、三和が二百八十七億円……
○小林(進)委員 議事進行について。 これは大変重大問題だと思います。文部大臣は教育の最高責任者であれば、政務次官はナンバーツー、その次です。教育行政を預かっている者の最高責任者のその次です。そこにいられる仲にかかわらず――文部大臣は先ほどから、日教組を敵としない、どこにも敵を求めない、静かな教育の環境づくりをやりたい、人間の集団を動物にたとえるようなことはやらない、こういうふうに明確に言われた。ところが、あなたと並立をするナンバーツーのその政務次官が、しかもあなたの代理で出た。あなたの代理で出て公開の席上で「日教組は羊の皮をかぶったオオカミ」であると言っている。動物にたとえているんです。日……
○小林(進)委員 委員長、議事進行。 いまの御答弁は二十一日ですか。二十一日は、これは御承知のとおり、いまのところ、議運は済んだはずでございまして、おそらく本会議が開かれるはずでございます。農林大臣が、本会議の行事をおいて、北海道へ行かれることに対しては、この予算委員会の理事だけでも判断できる問題ではございません。国会全般の問題でございますので、どうも委員長のそういうお取り計らいはありがたいですけれども、われわれは国会全般を考えて、それをちょうだいするわけにはいきません。次のまた理事会において、慎重御審議の上にお決めを願いたいと思います。
○小林(進)委員 ちょっと議事進行でございますが、いま月末までという資料提出のお話がございましたが、やはりこれは予算委員会の仕上げまでには、大変重要な一つの議題でございますので、予算委員会の議事の進捗に支障のない程度に、ひとつ委員長からもその資料を提出するように御督促を願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行。
ただいまの岡田質問に対する総理、外相の御答弁では、やはり外交演説として本会議場でおやりになった、この国民全部に与えた、あるいは国際的には海外にも与えた日本外交の姿勢というものは、何ら解決するまでに至っておりません。残念ながら解決するまで至っておりません。したがって、委員長、御承知……
○小林(進)委員 私は、社会的不公正という集中論議のテーマの中で、特に、最も社会からあるいは行政から冷遇、あるいは残酷と言ってもいい取り扱いを受けている精神障害者の問題について、御質問をいたしたいと思うのでございます。
まず、政府にお伺いいたしますが、この高度成長下における社会的ひずみの中で、精神障害者の数は漸次増加をしていると思いますが、一体どの程度にふえているのか、実態についてお聞かせいただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 精神障害者がふえているというお答えをいただきましたが、それに対応する病院の数は一体どの程度にあるものか、これも政府からお伺いをいたしたいと思います。
○小林(進)委員 議事進行の発言をお許しいただきたいと思いますが、ただいまもお聞きのとおり、楢崎質問の要点は非常に単純無比であります。その三光汽船の株主の中で香港在住の六つの株主のその名前を教えろ、しかしその名前はかたかなで出ているから、そのかたかなの英語のスペルをひとつ教えてもらいたい。それからいま一つはその六つの会社の住所、ただこれだけのものである。これだけの問題を、この国会の中で一体何回この質問を繰り返しましたか。もはやきのうきょうの問題ではありません。予算委員会は一月の二十八日から開かれておる。総括質問の中からこれを要求しているのであります。こういう単純無比なことを、まだ捜査中だ、まだ……
○小林(進)委員 私は、総括質問に入る前に、いま国民が一番関心を持ち、なおかつ恐れております間組本社爆発の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。 三菱重工の爆撃から始まって大成建設など、この民主的な平和なわが日本には考えられぬような、凶悪な一連の爆発事件が連続して行われておるのであります。しかもこれに加えて、頻繁として要所要所には、まだ実行行為には至りませんけれども、爆発予告とも言うべき脅迫の電話等が行われて、世道人心はまことに戦々恐々たるものがあるのでございまして、これに対しましては、私も実は数カ月をかけて私なりに資料を集め、きょうその資料に基づいて実は御質問申し上げるという予告もして……
○小林(進)委員 議事進行について発言のお許しをいただきたいと思います。 きのう、すなわち六月九日、本委員会において、わが党楢崎委員の質問に対する坂田防衛庁長官の御答弁について若干の疑義があります。すなわち、わが党楢崎委員の質問に対して、坂田防衛庁長官は「ちょっと申し上げておきますが、上田哲さんに対してお答えいたしました中で、その「海域分担」ということが速記録に残っておりますが、あの際には、実は「海域分担」ということを申しておりません。このことは上田委員も御了承になり、恐らく事務当局つまり参議院の事務当局においても了承されて、手続をとられたはずだと記憶をいたしております。」云々の御答弁があり……
○小林(進)委員 総理大臣にお伺いいたしますが、戦争に負けて、新しい憲法が生まれて約三十年になんなんといたしておるのであります。この際、この新憲法が旧憲法の残滓を払いのけて、国民の間に正しく定着をしているかどうかということを見直すことが、私はむだではないと考えておるのであります。憲法が最も正しく実施されているか、これを正しくテストする場所は、私は国会をおいてほかにないと思います。日本国憲法が正しく国会の中で実施されているかどうか、帝国憲法の残滓を払いのけて正しく行われているかどうか。私は、残念ながら、三十年たちながらもまだ新憲法は国会の中に完全に定着をしていない、そういう説に立つものであります……
○小林(進)委員 第七十七回通常国会の予算審議に当たり、与野党理事の一致した意見として、総理大臣に要望いたします。 本委員会は、ここ数回の会期を通じ、国会の本務とする国政に関する調査権、監督権についても政府の協力を強く要請してきたのであります。しかるに、行政府の側において国会の要請に正しく応ぜざる点があることをまことに遺憾とするものであります。 議員の質問に正しく答えないこと、あるいは答弁に責任を負わざること、あるいは要求資料を約束どおり提出せざることなどの事例が幾つもあることはきわめて遺憾であります。 行政府に、もしもその場逃れの答弁に終始し、あるいは責任を負わぬというような態度がいさ……
○小林(進)委員 私は事前に政府に質問の要旨を申し上げておきました。その予定の質問を申し上げる前に、重大な問題について、突如ではありますが、まず前もって御質問申し上げたいと思います。 その第一は、けさの新聞の報道によりますというと、きょうの午前十時でありまするかを期して、国鉄当局は昨年十一月のスト権闘争に対して大幅の処分をおやりになるという、そういう記事が載っておりましたが、これが一体事実なのかどうか。これが報道されるとおり事実の問題であるとするならば、大変重大な問題であると私どもは考えざるを得ないのであります。責任ある政府当局の御答弁をまずお伺いをいたしたいと思うのであります。総理大臣から……
○小林(進)委員 議事進行ですが、先ほどからもう議論をお聞きのとおり、何を根拠にして一体――第一次、第二次、第三次というお話がございましたけれども、そういう要求を人事院にされるについては、その要望する根拠がなければいけない。その根拠をお示しいただきたいというにもかかわらず、何らその根拠のお示しがないのであります。ないが、まあ人事院は、何とか政府が、圧力とは言いませんけれども、要望すればそれを承諾して前向きの勧告をしてくれるだろうという手前勝手な勘案の上で予算を組んでおいでになる。そういう予算を一々組まれたのでは、もう法治国はどこにあるか、われわれ予算委員がどの責任を持ってこれを審議していいのか……
○小林(進)委員 いまの阿部委員の質問に対しまして、運輸省は、国費を使ってそして調査を依頼されたそのコンサルタントの資料をみずからの結論が出るまでは国会に出せないということは、これは憲法第六十二条に言う国会の調査権に対する重大な侮辱であるとわれわれは解せざるを得ないのであります。しかし、それに対しましては、委員長の適切な御裁定がございまして、理事会において慎重に審議するとおっしゃいましたが、それは結構でございますけれども、その審議のまま打ち切られますと阿部質問の最後が死んでしまいますので、やがて、その審議の結果、問題を再度この委員会で再質問する必要がある場合には質問させていただくということを留……
○小林(進)委員 たまたま楢崎委員から――予算委員会理事会の、日本に対する核の持ち込み、保有の問題についてアメリカの議会と会談し調査をするということが十二月一日から十日まで実行をされたわけでありますが、この出発に際しまして、実はアメリカへ行ってだれに会うかということを、委員長の指示で、ここにお見えになりませんけれども、自民党では谷川理事、私に細部を打ち合わせよというお話がありました。そこで二人の打ち合わせの中で、いま楢崎委員の言われました、アメリカへ行って会う相手方の委員会の中にこの銀行委員会を入れたのであります。銀行委員会を入れて、銀行委員会のプロキシマイヤー委員長にもぜひ会うということを、……
○小林(進)委員 おいでいただきました参考人の方々に申し上げますが、きょうは集中審議の二日目でございます。集中審議というのは、公聴会と違いまして、公聴会というのは公述人の皆さん方に貴重な御意見を拝聴するというのが公聴会でございますが、集中審議というのは一昨年から初めて国会の予算委員会に設けられた新しい一つのやり方でございまして、その年における最も特異な現象をとらえまして、これは一体どこに原因があるのかというようなことを国民に成りかわって解明をしていこうということでこの形が設けられたのでございまして、今年は三年目でございます。ことしのテーマは、もう御承知と思いますが、不況と雇用という問題でござい……
○小林(進)委員 時間もありませんから、ほんの駆け足で重点だけ申し上げておきます。質問にもなりませんけれども。 ただ、児玉、小佐野、コーチャンについてあなたは全然お知りにならぬでしょう。これは言っておきますけれども、コーチャンは小委員会の中で、この売り込み工作中に十回訪日し、延べ十一週間日本に滞在したが、その間何回も児玉、小佐野両氏に面会をし、売り込みの戦略について話し合った、こう言うのであります。私は、これは当然丸紅さんが中心になっておやりになったというのだと思いまして、あなたたちの答弁は全部私は明らかになるときがあると思いまして、これだけ御注意を申し上げておきます。 時間がありませんか……
○小林(進)委員 ちょっと議事進行について一言委員長に要望をいたしたいと思います。 若狭証人について一言委員長に要望いたしますが、若狭証人は控え室に待機中、食堂へ行ったり、食事をしたりしております。証人として待機中は控え室にいて、テレビを見ることも、生理的要求以外外出することも、固く禁ぜられているのであります。しかるに若狭証人は、特にあなたと対決をする大庭証言の最中にのこのこ部屋を出ていられることは、まことに証人としての厳粛性を失われていると見なければならぬと思うのであります。あなたの前回の証言も含めて、あなたは国会を軽視し、国会の証言を軽視されているというおそれがあるということが議員の中に……
○小林(進)委員 これは、出した法案自体がインチキだということになれば、これは理事会で協議していただかなければならない。
○小林(進)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案された昭和五十一年度一般会計暫定予算、同特別会計暫定予算及び同政府関係機関暫定予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。 暫定予算について申し述べます。 まず第一に、四十日間の暫定予算の編成に追い込まれた理由を考えると、その全責任は三木首相にあると言わなければなりません。断固たる信念と決意をもって、国会正常化のために公約を履行されることを心から要望するものであります。 言うまでもなく、不況とインフレの共存のもとで、わが国の経済、財政と国民生活はかつてない厳しい状況にあります。したがって、五十一年度予算がこれらの難題の解決に当た……
○小林(進)委員 私は、捜査当局が大久保を逮捕されたことに対して賛意こそ表すれ、決して異議を申し上げるものではありません。非常に結構だと思っております。思っておりますが、この国会で証人に出られた方々はまだ大久保に準じて相当偽証の疑いが多いのでありますから、まあわれわれの側からすれば、全部逮捕していただいてもいいというくらいにも考えておるのでありますが、それはそれといたしまして、やはり手続がひとつ問題ではないかと思うのでございまして、私ども国会の中でも、いまを去る二月十七日、三月一日と二回ここへお呼びをして、これはもう明らかに偽証をおやりになっているという状況判断はできたのでありまするけれども、……
○小林(進)委員 最初に、法務省が、前、大久保逮捕に関するわれわれ予算委員会の理事会で要望をいたしましたこの通知書の文書の形式等も正常な形に改めていただきましたし、なおまた、われわれ国会における予算委員会のこの証言をもとにして逮捕をされたというその関係上、やはり予算委員長等に事前に通告を、連絡をすべきじゃないかというそういうわれわれの要望もいれられて、予算委員長に通告の態度をとられた。たまたま委員長不在のために、与党筆頭理事の小山氏にその話を通じられた。こういう二つの態度をおとりいただいたことは非常に結構だと思いまして、私ども率直にその労苦を感謝するものであります。こういう重大問題は、後でも言……
○小林(進)委員 ほんの一問だけ御質問をいたします。
この予算委員会における二月十六日の小佐野賢治証言についてでありますが、そのときの証言はアメリカの上院多国籍企業委員会におけるコーチャン証言とは異なっておることが明らかであります。この問題について捜査当局は小佐野証言の偽証について調査を現在お進めになっているかどうか、これをお伺いをしておきたいのであります。
【次の発言】 この予算の委員会で都合四日間にわたり証人の喚問をしたわけでございますが、その中で、若狭証人、檜山証人、大久保、伊藤証人、それから同じく渡辺証人はこれはロッキードの特別委員会でありまするが、このうちの檜山氏は偽証ではございま……
○小林(進)委員 法眼さんそこに座っているから、あなたにひとつ質問しましょう。
例の済州島の開発の問題で、第七閣僚会議か第六閣僚会議で日韓協力で済州島の開発をやるということを決定をして、それであなたのところと運輸省あるいは通産省等関係省が共同して済州島の開発の調査に着手せられたはずだけれども、一体その後の調査の結果はどうなったのか、ちょっとひとつお聞かせを願いたいと思う。
【次の発言】 あなたの前だからといって、事業は引き継いでいるんだろうから、人がかわったから知らぬといって、機関は一つだから。大分国費を使って、そして閣僚会議に基づいて調査をして、それでその中には、何か無税にすればよろしいと……
○小林(進)委員 三木総理大臣にお伺いいたしますが、九月二十七日の本会議場におけるわが党の石橋政嗣氏の質問に答え、総理は、野党が国民の納得するようないわゆる政権担当の用意を示しておったならば、日本の政党政治の事態はもう少し変わっていたかもしれぬが、しかし現在も野党に政権を渡せという世論の高まりは見られない、こういうふうに答弁をしておられるのでありますが、これは野党第一党の存在を無視し、自民党の永久政権を正当化するファッショに通ずる思想と思うが、どうか。社会党は現在衆議院百十二名であります。参議院六十二名であります。自民党に続く第二党であります。第一党の自民党が重大な失敗を犯し、政権担当の能力を……
○小林(進)委員 証人小佐野賢治君偽証告発に関する件、右の件について次の動議を提出いたします。 五党代表日本社会党小林進、同日本社会党楢崎弥之助、日本共産党・革新共同寺前巖、公明党山田太郎、民社党小平忠、新自由クラブ田川誠一。昭和五十一年十一月二日。 動 議 去る二月十六日の予算委員会において、小佐野賢治君が証人として宣誓の上行った証言は、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律第六条に該当するものと認め、同法第八条により本委員会の決議をもって告発する。 理 由 右の小佐野君の証言は、米国上院外交委員会多国籍企業小委員会におけるコーチャン証言、国会における質疑で明ら……
○小林(進)委員 何か時間もないようでございますから、私は、私の主張は簡単にして、三人の先生方にそれぞれお伺いをいたしたいと思います。 御発言をいただきました順序に従って、まず矢野先生にお尋ねいたしたいことは、実は国鉄の赤字の問題に関連いたしまして、労使でこの問題を真剣にもっと考えるべきではないかという御発言だったというふうに聞いておりますが、先ほどからしばしばお話のありましたように、二百億ドルに近いドルは国民の血と汁の結晶である。しかし、このたまったドルが結局インフレの種になったり、土地の買い上げに化けたり、株の値上がりに化けたり、骨とう品や絵画、書籍の購入費に化けたりして、一切の悪の根源……
○小林(進)委員 ほとんど限られた時間でございますので、三先生というわけにはまいりません。発言順序の中村先生にお伺いいたしまして、ほかの先生方でもひとつ貴重な御意見があったら、それに関連してお聞かせいただければありがたいと存じます。 私は、中村先生のお話を承っておりまして、率直な感じでございますが、ちょうど大蔵大臣の予算説明書を二度承っているのと同じ感じを受けたのでございます。ただ一番最後へまいりまして、財政主導型のその考え方にはやはり民間も加えて、民間と財政主導型と相一体でいかなければならぬ。その点だけは、確かに銀行マンらしく違っているなという感じを受けたわけでございます。 そこで私は、……
○小林(進)分科員 厚生大臣、ひとつ最初に文句を言いたいのでございますけれども、大体いまの政府は、この四十八年を福祉元年とすると言うのでございますが、福祉元年といえば、福祉元年に値する福祉行政、厚生行政というものが予算の中にぱっと浮き彫りにされなければならないと思うのでありますけれども、何も浮き彫りにされていない。単に去年、おととし、さきおととしの予算の編成方針の中に、何%積み上げた、何%積み上げたというだけの話であって、いわゆる大きく流れを変えて福祉の元年と言い得るような、そういう画期的な予算の編成がえもなければ、画期的な福祉行政というものも、見るべきものはない。 私は、福祉元年を迎えるに……
○小林(進)分科員 私は、出かせぎの問題と、それから身障者の雇用の問題と、二つにしぼって質問いたしたいと思いますが、まず出かせぎの問題について大臣にお伺いいたします。
出かせぎとは何ぞ、定義を承りたいと思います。出かせぎの定義であります。
【次の発言】 出かせぎの数ですが、労働省の持っておられる出かせぎの数、農林省の持っておられる出かせぎの数、それぞれ各省の数を御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 農林省は何だ。まず返事をする前に、おそく来まして申しわけありませんと、速記録にはっきり残るように言っておきなさい。
【次の発言】 どうして労働省と農林省と、同じ出かせぎの数に――もっとも……
○小林(進)分科員 通産大臣にお伺いいたしますが、あなたは通産大臣になられて、通産行政の中で、福祉行政を優先するということでたいへんはなばなしく花火をお上げになっていらっしゃいますが、通産行政の中における福祉行政というのは一体何をさすのか。あなたは多弁ですが、多弁は要りません。そのものずばりで一言教えていただきたいと思います。通産行政の中における福祉行政優先ということばは一体どういうことを意味するのか。学のあるところで、簡単でよろしゅうございます。
【次の発言】 私は、いまおっしゃった業者、事業家を優先にする政治、生産者本位から消費者の利益を守るというあなたのおことばは非常に賛成でありますが、……
○小林(進)分科員 外務大臣にお伺いいたしますが、まず最初に、先般キッシンジャー補佐官が北京に行かれましたけれども、これについて事前に通告があったかどうか、一言でお答え願いたいと思います。
【次の発言】 それではキッシンジャ補佐官来日のおりに、今回の米中会談について大要の内容を聞いていらっしゃいましたかどうか。
【次の発言】 北京における米中、いわゆるキッシンジャー・周恩来会談の内容をキッシンジャーが日本へ来たときにお聞きになったかどうか、報告を受けられたかどうかということであります。
【次の発言】 今回の米中会談の結果から見て、米中間の国交の正常化は案外早いのではないかと私はしろうとなりに推……
○小林(進)分科員 ともかく三十分でございますので、問題を切り詰めてお尋ねいたしますので、ひとつ要領よくお願いいたしたいと思いますが、まず第一間といたしましては、四十九年度の予算の中で、いまも御説明のありましたとおり、一億三千四百万円が減少になっております。総額において、この減った理由は一体どこにあるのか、簡単にお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 私は、いまちょっと数字を間違えましたが、四十八年度の予算に比較いたしまして一億五千七百万の減少でございます。前の数字を訂正いたします。
私は、営繕費等を主にして費用を節減されたということでございますが、この内容をまずお伺いいたしますと、宮……
○小林(進)分科員 古くて新しい問題でございまして、新しくて古い問題でございまして、これは二十年このかた同じことを繰り返しているのでございますが、例の超過負掛金の問題、補助金の問題でございますが、最近のインフレで、さらに自治体は悲鳴をあげているわけでございます。昨年の十二月に、革新市長会から政府に対して強い意見書が出されておるはずでございます。また指定都市の九市の市長が、一致して政府に意見書を出している。二十三区、七十一の市と二つの町が一緒になって、これまた内閣に対して意見書をお出しになっております。相当切実な要望をされているわけですが、これに対して自治省はどういう回答をお寄せになったのか、承……
○小林(進)分科員 局長八人に来ていただきましたが、大体一人四分ずつの質問でございますので、そのお気持ちで要領よくひとつお答えを願いたいと思います。 まず第一に、大臣でいいのでありまするけれども、大臣ができなければ社会局。これはもうわが党の八木委員等からきめのこまかい質問があったのでございますが、私自身まだなかなか理解ができないのでありまするので、同じことを繰り返して質問いたします。 四十八年度の生活保護費をおきめになった基準の年月日。何月何日を基準にして四十八年度の生活費をおきめになったか、その年月日をお聞かせ願いたいと思います。
○小林(進)分科員 外務大臣にお伺いいたしますが、三十分ですから項目だけでけっこうでございます。
韓国と結んだ大陸だなの協定でございますが、これは完全にもうコンクリートされて、将来に向かっても動かし得ないものかどうか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、もうコンクリートされて、これは動かし得ないものですね。
【次の発言】 そうすると、もう国会の批准を待つだけですか。完成するには、国会の批准を待てば完全なものになるわけですね。
【次の発言】 もはや実質的には、政府間の協定は完全にでき上がっていると見なければいけない。じゃ将来、中国が御承知のとおり反対をいたしておりますが、中国……
○小林(進)委員長代理 それでは、次に櫻井公述人にお願いをいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより各公述人に対する質疑に入ります。お申し出の順序によって、順次質疑をしていただきたいと思います。順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 湯山勇君。
【次の発言】 よろしゅうございますか。時間がございますからどうぞ。――よろしゅうございますか。
荒木宏君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 質疑の途中ではございますが、ただいま鶴田公述人が参りましたので、ここで御意見を承ることといたします。鶴田公述人、お願いをいたします。
○小林(進)委員 まず金森先生にお伺い申し上げますが、消費者の立場から大変有意義なお話を承りました。食品の添加物に気をつけろ、化学肥料も危険性が多い、商品の耐久性についても努力をせよ、大変有意義なお話があったのでございますが、この中でも私は、商品の耐久性の問題についてお伺いいたしたいのでございますが、家電といいますか、家庭電器等を見ますと、どうも同じ品物を一年に一回ないし二回ずつ、ちょっとスタイルを変えて、そして故障したものを持っていきましても部品がない。むしろここで、新しいこういういいものがありますということで、消費経済といいますか、浪費経済といいますか、そういうふうな販売方法を大企業を中心……
○小林(進)分科員 勤労者財産形成促進制度だけについて御質問をいたしたいと思うのでございます。 まず第一に、政府は一九七二年でございますか、勤労者財産形成促進法を大変自信を持って国会にお出しになりました。しかるに、四十九年の末にその成果を見ますると、まず加入者が三百九十六万人、全勤労者のわずかに一割、貯蓄残高が三千七百五十億円、貸出金に至ってはわずかに三十一億円という、決して見るべき成果のないような形でこの法律が終わった。そこでいろいろの場合を勘案されたのでございましょう、今国会でこの法律の一部改正案を用意せられておるのでありますが、その改正案に論述を進める前に、なぜ一体この法律が政府の予期……
○小林(進)分科員 農林大臣、あなたに質問しようと思って一年がかりで問題を用意すると、あなたの部下が来られて、先生、うちの大臣にはひとつお手やわらかに、何の問題でございますか、と言うから、この問題だ、と言うと、さあ、先生、三十分の分科会ではちょっとどうでしょうか、私の方で説明しましょうか、こういうことで、あなたはなかなかいい部下を持たれましたな。どうもそういうことで撹乱されて、私の用意した問題が、次から次へとだんだんずれていきまして、私も、心ならずも、用意した問題を出さないことにしちゃったのです。改めて後日ほかの委員会でゆっくり申し上げることにしまして、あなたの忠実な部下諸君に免じて、きょうは……
○小林(進)委員 きょうはロッキードの問題でどうも走り回っておりまして、先生方の貴重な御意見を承る時間もなかったわけでありますが、板倉先生にはかねがね私は御質問申し上げたいと思っておりました。ここへ参りましたらお顔が見えましたので、ちょっと思いつきのようで悪いのでございますが、ひとつお教えをいただきたいと思うのであります。 それは、ほかでもございませんけれども――また、私は言葉が悪いのでございますけれども、ひとつ誤解のないように、腹はきれいな男でございまして、決して意地悪く申し上げているわけではございません。 ただ最近の、また政治献金を開始されるというようなことに関連をいたしまして、たしか……
○小林(進)小委員 いまの楢崎委員の質問に関連いたしまして三点ばかりお伺いいたしたいと思います。 いまも議論になりましたこの推定ということですね。建設省は正確、確実であるということで認定をされているのに対して、行管は、推定としては否定できないという意味の言葉を二つお使いになっているのでございます。これは文章上非常に疑問がありましたが、先ほどからの建設大臣のお言葉を聞いておりますと、行政庁内部、いわゆる両省の間では、両大臣の間では完全に一致している。一致しているが、完全に了解はできあるいは見解は一致しているが、ただ公式の文書として表へ出す場合、行政管理庁としてはこういう言葉を使わざるを得ないん……
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