このページでは楯兼次郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○楯兼次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、佐藤内閣の施政方針に対する質問を行ない、その諸施策についての問題点を国民の前に明らかにしてまいりたいと思うのであります。(拍手) まず、財政経済の基本ともいうべき本年度政府予算案について質問いたします。 資本主義社会における国家財政の役割りは、第一に景気調整的機能であり、第二に所得の再配分的機能であり、第三には資源の適正配分機能の三点に集約されます。しかも、これが三位一体となって機能を発揮するところに健全なる経済発展が期待でき得るのであります。しかるに、四十四年度予算案はそのいずれをも全うしていないところに、私は佐藤内閣の政治の貧困を見出す……
○楯委員 関連をいたしまして二点ばかりお聞きしたいと思います。 いま古川委員は、現在患者が発生しておる個所を代表して質問をされたわけでありますが、実は私の地域にも、この神通川の川沿いに住む人たちあるいは神岡鉱山の人たちが数万おるわけです。だからテレビ等で放送されるイタイイタイ病を見ると、見ておるわれわれの骨が痛いような感じがするわけです。それで医学上から見た原因というものはまだ判明しておらない、こういうようなことは聞いております。厚生省では、これは政府の機関として調査をされておるのですが、三月中には医学上から見た結論が報告をされる、こういうことを聞いておりますので、カドミウムが原因であるとい……
○楯委員 簡単に二点ばかりお聞きしたいと思いますが、いま被災地に同じ条件の雨が降った、集中豪雨があったという場合には、ここ当分はおそらく、関係官庁の改良復旧が進むとしても、災害は防止し得ないと思うのです。たとえば他に集中豪雨があって、土砂を国道へ放出をする、こういうことは、同じ条件下にあった場合には、改良復旧が進むにしても、直ちには防止し得ない。そういう場合には気象関係が主となって、道路の運行といいますか、使用を禁止するとか、あるいは鉄道ならば列車の運行を見合わせるということが事故防止の第一条件だ、こう私は思うわけです。そういうことに今後どのような方法が考えられるかという点が第一点。 それか……
○楯委員 私は、社会党を代表して数点について質問をいたしたいと思います。 まず最初に、けさ新聞を見たのでありますが、横須賀の、原潜が入っておりますが、「ズサンな放射能監視体制」と、こういう見出しで、監視体制が不備ではないかという記事が出ておったわけであります。十日の日にアメリカの原潜ハドックが入港以来、港内にあるモニタリング・ポスト、これは放射能自動記録装置だそうでありますが、放射能の異常値を七回も数えておる、十四日以来五日間このことが続いておるというふうに新聞報道がなされておるのであります。われわれ、専門家ではありませんのでこまかい点はわかりませんが、非常に住民は不安がっておる、こういうこ……
○楯分科員 運輸全般のことをお聞きしたいのでありますが、いま委員長から御注意がありましたように、たくさんの質問者で時間が制約されておりますので、当面の問題でありまする国鉄のことにしぼってひとつ聞いてみたいと思います。 この間運輸省、国鉄から参考資料をもらったわけです。その参考資料は「国鉄財政再建推進会議意見書の要旨」――これはあなたのほうからもらったやつですが、これをざっと目を通してみますると、あまり頭に入らない点があるわけです。それは、二番目の「国及び地方公共団体の財政措置」というところのイロハニのニの「長期低利資金の確保」こういうことがうたってあるわけです。これはどういうことを想定をされ……
○楯主査代理 次に、伊藤惣助丸君。
【次の発言】 次に、伊賀定盛君。
○楯分科員 いま同僚の久保君からもお話があったのですが、日本の政治、行政というのは弱い者と地域的にはいなかの人たちをいじめておるという現象があらわれておるわけです。われわれのところへいろいろ陳情がありますが、どうもそういう傾向が強いわけです。私に与えられました三十分間は、いなかの問題を取り上げまして郵政省のほうにお伺いをしたい、こう思います。 私がお聞きしたいのは、山間地にあります有線テレビの問題であります。私はよくわかりませんが、有線テレビといいますと、先ほどお話のあった有線放送でテレビに利用しておる、こういうように受け取ったわけでありますが、この有線テレビというのはどういう形態で何を基準……
○楯分科員 私は、国道と高速自動車道のことをなるべく短時間でひとつお聞きしたいと思います。
高速自動車国道の年次計画があると思うのですが、ごく簡単に年次計画と建設資金をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 われわれ十数年前から中央自動車道の推進をやっておったわけですが、最近ではこの建設工事が東名その他と比べますとだいぶおくれておるようであります。私どもが提案した国土開発縦貫自動車道法では、中央道をバックボーン、背骨と考えてやりたわけでありますが、最近ではだいぶ変形をしてきたわけでありますけれども、この中央自動車道の建設計画をどのように計画されておるかお伺いをしたいと思います。
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