このページでは楯兼次郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○楯委員 まあ、ざっくばらんに申し上げると、大人の話を子供が聞いておって、どうもこれは筋が通らぬ、理解できぬというような初歩的なことを、これから一時間五十分にわたってお伺いをしよう、こういうつもりです。 まず第一に、大蔵大臣にお伺いしたいのですが、財政法六条に、四十八年度の剰余金の半額は国債の償還に充てなくてはいかぬ、こういうことがぴったり明示をしてあるわけです。ところが、一日配られましたあなたの方の法律案によりますと、昭和四十八年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案、二分の一を五分の一しか償還をしない、こういう法律を出されたのです。これは財政法六条の原則を否定した法律案じゃ……
○楯委員 まず、最初に、今後の国鉄がどうなるかという点についてお聞きしたいと思います。といいますのは、昭和二十四年から公共企業体になった。ところが、以来今日まで国鉄はため息の連続ですね。前半はため息の連続だ。これは賛美のため息ではない。苦渋のため息ですね。後半は毎日毎日赤字赤字で泣いておる。昭和二十四年から三十年間こういう連続ではなかったかと思います。 公共企業体になりまして、われわれが国会でいつも議論をしたのは、仲裁裁定をなぜ政府は守らないのかということで、仲裁裁定の完全実施ですね。二十四年から約十年間は、金がないということで、いつも十六条によって裁定が国会に出る。石田さんが労働大臣のとき……
○楯分科員 私は、きのう自民党の小坂さんがやられた、例の文芸春秋二月特別号に二十七ページにわたっての、いわゆる「イタイイタイ病は幻の公害病か」という記事を読みまして非常にショックを受けたわけであります。同じようなことの二番せんじを言うことになると思いますけれども、三十分だから、ひとつごしんぼうを願って聞いていただきたいと思います。 これはわれわれショックを受けたわけでありますが、相当長いというか、以前からの問題であるわけです。環境庁は主管官庁として、当然長年にわたるこのイタイイタイ病に対する諸現象というか、経過について目を光らせておったというか、研究を積んでおられたと思うのです。われわれはシ……
○楯分科員 私は、三十分以内に質問ということでありますので、建設省に起こっておるマル生運動についてお聞きをしたいと思います。きのう社会党の議員が質問をしておりますので、恐らくこの問題については重複をする点があるかと思いますが、いま委員部の方に聞いたら、きのう島本虎三君が多少この問題に触れた、こういうことでありますが、私は同席におらなかったものですから、多少重複するかもわかりませんけれどもお許しをいただきたいと思います。 これは、私は建設省の管轄で言いますと中部地建内に住んでおるのですが、どこへ行きましても、もう私の顔を見るとマル生マル生と、どこへ行ってもマル生という言葉が建設省の関係の方から……
○楯分科員 この前総括質問で時間がなかったものですから、頭だけちょいちょいと質問をしましたので、きょう三十分で三問題質問しますから時間がないと思いますけれども、よろしくお願いします。 まずこの前申し上げた新交通システムというものですね。これは新種の交通機関の研究というのを質問をしたのですが、具体的に申し上げますと、神戸市、大阪、それから愛知県、ここでニュータウンなんかできる。団地の密集したところにどういう交通施設を敷いたらいいかというので、私の聞いておるところでは、これは昔からそうですが、運輸省と建設省がこのシステムの構想をめぐってなわ張り争い、こういうことを聞いておるわけです。これはもうわ……
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