近江巳記夫 衆議院議員
31期国会発言一覧

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近江巳記夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは近江巳記夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

近江巳記夫[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第13号(1967/05/16、31期、公明党)

○近江巳記夫君 私は、公明党を代表いたしまして、今回政府が提出されました中小企業白書並びに本年度施策、さらに中小企業振興事業団法及び特定繊維工業構造改善臨時措置法に関し、特に重要と思われる数点につきまして、総理並びに関係大臣の所信をお伺いしたいと思います。  中小企業がわが国経済に大きなウエートを占めていることは御存じのとおりであります。現在、中小企業にとって最大の課題は、資本自由化の影響と小規模企業の前途に対する問題であります。この点、今回提出された白書の分析及び施策はあまりにも不十分であります。資本の自由化に対しては、中小企業を含めた総合的な構造改善を実施するといっているだけであります。 ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第34号(1968/05/16、31期、公明党)

○近江巳記夫君 私は、公明党を代表いたしまして、このたびの、アメリカ原子力潜水艦ソードフィッシュ号が寄港中の佐世保港で起こりました異常放射能事件に関しまして、総理並びに関係大臣に質問を行ないます。  去る二日よりアメリカ原子力潜水艦ソードフィッシュ号が入港していた長崎県佐世保港におきまして、放射能測定に異常な数値が検出された今回の事態は、きわめて重大であります。わが国に対するアメリカ原子力潜水艦の寄港は、昭和三十九年十一月十二日の佐世保へのシードラゴン号以来、今回で実に二十四回を数えております。この間わが党は、アメリカ原子力艦寄港反対の理由の一つとして、その安全性が保障されないことを指摘してま……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第16号(1969/03/20、31期、公明党)

○近江巳記夫君 私は、公明党を代表いたしまして、昭和四十三年度中小企業の動向に関する年次報告について、特に重要と思われる点につきましてお尋ねいたします。わが国経済の成長は、世界各国からも非常に注目されております。これは、先進工業諸国に追いりき、追い越せという、経済の先導部門における設備投資に対する異常なエネルギーの結集の結果であることは、言うまでもありません。しかしながら、一見バラ色に見えるわが国経済のたどってきた高度成長にも、体質的に大きな問題点をかかえているのであります。それは言うまでもなく、重化学工業を中心とする成長産業部門が先導するわが国経済の発展が、その陰にこれら花形産業部門の活動を……

第61回国会 衆議院本会議 第41号(1969/05/30、31期、公明党)

○近江巳記夫君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま提案されております外務委員長北澤直吉君の解任決議案に対しまして、賛成の意を表するものであります。(拍手)  申すまでもなく、外務委員会は、わが国の国際社会における外交方針を審議し、いわばわが国将来の平和と安全に深く関係のある法案や条約を審議する重要な委員会であることは、いまさら申し上げるまでもないと存じます。しかも、本年は、日本国民の戦後最大の悲願である沖繩返還交渉と、それに伴う外交スケジュールが多く予定されており、ますますその重要性と国民の期待の高まっているのが外務委員会であります。したがって、十分な審議を尽くしても尽くし過ぎるというこ……

近江巳記夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

近江巳記夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからいろいろな質問があったわけでございますが、わが国のプラント輸出の状況、件数から見まして、本法の適用というものが契約件数が非常に少ないわけです。これにおきまして、法律はあるけれども利用されてないという先ほど答弁があったわけでございますが、どういう点が契約締結に引っかかっているか、もう少し具体的に御説明願いたいと思うわけです。
【次の発言】 いま具体的な点について、こちらの質問することについての明快な答えは得られなかったわけでございますが、内容的に少しお聞きしたいと思うのですが、サブコントラクターの問題であります。これは要するに補償契約当事者の扱いをされるかどうかという問題で……

第55回国会 商工委員会 第4号(1967/03/28、31期、公明党)

○近江委員 刑事局長さんが次の予定があるそうでございますので、まず最初に警察関係のことをお聞きしたいと思います。  これはきのう現場でとってきた写真なんです。事故発生後五日目でありますが、このように歩道に積み上げたままなんです。非常に車がよく通る。ところが、そこには点滅灯も設置をしておりませんし、要するにあぶなくてしかたがない、こういう状態であります。これを見まして、現場付近の方も非常におこっております。これについてどう思われますか。
【次の発言】 いま善処のお話があったわけでございますが、これは警察行政の一面でありますが、付近の人が思い余って警察へ行った。それは東京瓦斯へ言いなさい、そうすれ……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、公明党)

○近江委員 きょうは経企庁長官は御出席にならないようでございますが、理由をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは委員部の方から、段取りがとれ次第少しでもこっちへ来ていただくように、もう一度御連絡をひとつお願いしたいと思います。  それではケネディラウンドのことについて若干お聞きしたいと思いますが、十六日に妥結したと伝えられておるわけでございますが、要するに、今回の関税の引き下げでもってわが国にどのくらいの利益があるか、このことについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これは五年間の期間があるわけでございますが、五年以後、年間で金額にして推計どのくらいになるのですか。

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/05/26、31期、公明党)

○近江委員 最近、国会でも、表示と中身が違うのは詐欺行為であるというような問題が非常に大きく上がってまいりまして、特にレモンとかフルーツ牛乳あるいはコーヒー牛乳等においてはヤシ油まで入っておる、こういったような、非常に食品関係において大きな問題が出てきておるわけであります。こういう点については、私も国民の一人といたしまして非常に憂慮しておる問題でございますが、この問題につきまして、結局総括的な取り締まりをやっておるのは公正取引委員会である。こういう点におきまして、公取の勇気あるそうした行動というものを国民がみんな期待しておるわけでありますが、ここで公取委員長が三月七日から、大手メーカーを含む十……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/06/09、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからいろいろな問題が出たわけでございますが、パレスチナ問題、あるいは以前のスエズ動乱、あるいは今回の動乱と考えてまいりますと、そのたびに中近東の石油がストップする、こういうわけで、わが国も特にスエズ動乱のときは非常に困ったわけであります。西欧も同じでございますが、しかしながら、西欧等においては分散化ということが非常に積極的に行なわれまして、たとえ中近東からの石油がストップをしてもかなり持ちこたえができる、そういうような体制にまできておるわけでございます。日本も当然そういうような姿勢で今日までこられたと思うのでございますが、しかしながら今回の動乱を見ますと、これはわが国にとって……

第55回国会 商工委員会 第24号(1967/06/28、31期、公明党)

○近江委員 午前中からいろいろな質問があったわけでございますが、YS11につきましては、政府委員の皆さん方も、また世間の評判も非常にいい、こういうわけで、私も、国産機といたしまして、日本の国民の一人として非常に誇りを持っておったわけであります。  そこで、今回の法案提出にあたりまして、私もそれぞれ航空会社なり、そうした関係者のところに行ったわけであります。ところが、当たるたびにだんだんと私がそのように誇りを持っておったのが、一つ一つ何となしに打ち消されていく、そういうような悲哀を味わったわけです。ちょうどわが子の成績がいい親が胸をふくらまして学校へ行きまして、そこで先生からいろいろな点を聞かさ……

第55回国会 商工委員会 第25号(1967/06/30、31期、公明党)

○近江委員 参議院の物価対策特別委員会で、タクシー料金の一括申請、これについては全国を百二十五地区に分けて、地区ごとに地区内の業者が委任状を組合代表に提出し、この中には業者委任状があるわけですが、組合幹部合議の上で陸運局長に申請しておる。これは御承知のとおりです。この申請について独禁法違反の疑いがある、このことについて慎重に検討したい、このような答弁があったわけです。まず第一に、検討した結果はどうかということをお聞きしたい、これが一点。  それから本委員会において、委員の方からの質問があったときに、公取委員長が、認可行為について事前に独禁法違反である協定があっても問題にすることはむずかしい、そ……

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから問題が出ておりましたが、海外原油開発の具体的な計画です。国産原油の開発について、四十一年度を初年度とする第三次石油及び可燃性天然ガス資源開発五カ年計画があることは御承知のとおりです。ところが、海外の原油について、総合エネルギー調査会の答申で一応の目標は出ておりますが、具体的なそういうような点があかされてないように思うのです。この点について具体的な計画をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは大体いつごろ発表されますか。
【次の発言】 そこで、いま大体アウトプランを聞かしてもらったわけですが、東シナ海の問題を私は前の委員会で取り上げたわけです。そのときに局長からも……

第55回国会 商工委員会 第28号(1967/07/11、31期、公明党)

○近江委員 この前の委員会におきまして、エカフェにおける海洋資源のことについて御質問したわけでございますが、そのときに政府委員がまだ帰っておられなかったものですから、内容がわからなかったのです。幸いに帰国されているようでございますので、採決の前にこの際報告をお願いしておきます。
【次の発言】 そうすると韓国、台湾の沖合いですね、これは当然東シナ海にかかっていると思うのです。もう少し内容的にわかりませんか。
【次の発言】 それじゃまた報告の詳細を、私のほうへ資料をいただけますね。――以上で終わります。

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、公明党)

○近江委員 あとの法案の審議も控えておりますので、できるだけ簡潔にしていきたいと思います。  まず第一点の問題でありますが、この貿易大学の設立については、民間から非常に要望が多いという趣旨のもとに設立の準備がなされてきた、私もそのように思っておったわけです。ところが、私がそれぞれの業者に当たった範囲では反対なんですね。要するに、貿易大学ができるなんということを全然知らない。あるいはまた、大きな商社になってくると、自分の社で研修機関というものを持っているわけです。中小企業の業者というのは全然知らない。反対の感じなんです。政府委員から、民間の非常に大きな要望のもとに今回の設立が準備されておるという……

第55回国会 商工委員会 第30号(1967/07/13、31期、公明党)

○近江委員 三十九年の六月に繊維新法ができました。そのときに政府は抜本的な対策であるということで、このような対策のもとに百万錘の処理がされたわけであります。ところがその後過剰生産のために、四十年十月不況カルテルでさらに百万錘を凍結した。しかるに、これでもなおかつ過剰設備ということが問題になって、今度の法案が提出されたわけであります。この一連の動きを見てまいりますと、ほんとうに通産省の見通しの甘さということを非常に感じるわけです。そうしますと、過去においてこのような経過をたどっておるわけでありますから、この法案が通ったとしても、また私たちの見方が甘かったからよろしくお願いしますでは、私たちも非常……

第55回国会 商工委員会 第32号(1967/07/18、31期、公明党)

○近江委員 本論に入る前に、私は今回西日本、関西を襲った集中豪雨による災害のことについて若干お聞きしたいと思います。  今回の災害は、人災プラス天災といわれておりまして、そのことについては政府委員の皆さんもえりを正して今後の万全の対策をお考えになっていらっしゃると思いますが、私は特にこの商工委員会の委員の立場といたしまして、特に中小商工業者のそうした対策について若干お聞きしたいと思います。  まず中小企業庁長官にお尋ねしますが、被災中小商工業者に対する災害復旧資金の融資等について、融資ワクの増大、融資条件の緩和等々、具体的な措置を考えているかどうか、この点をまずお聞きしたいと思います。

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、公明党)

○近江委員 私も時間の関係で、質疑に入るということで一、二点お伺いし、次の機会に譲りたいと思います。  まずお聞きしたいことは、プロパンガスの集合配管をめぐりまして、都市ガス業界と対立があって、その調節がつかないために、本法案の国会提出が若干おくれた。結局またいろいろな問題点がたな上げになっている。LPGの配管方式で供給している事業者は、結局新法の対象外となっておる。いま非常に――先ほどからも事故の話がございましたが、事故のそうした多発しておる現況からして、早急にガス事業法の改正及びLPG法案の再改正など、私は必要に思うわけです。その点どのような御見解を持っていらっしゃるか、この点をまずお聞き……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 商工委員会 第2号(1967/10/09、31期、公明党)

○近江委員 時間もあまりないようでございますので、問題をしぼりまして、万博の問題についてお聞きをしたいと思います。  以前に本委員会におきまして、私が万博の件につきまして質問いたしました。覚えていらっしゃると思いますが、一つは地元負担の問題、あと地利用の問題、関連事業の問題、それから協会の運営、またその責任の明確化、こういった点についてお聞きしたわけでございますが、以下そういった項目に関連をいたしまして数点お聞きしたいと思います。  まず地元負担の問題でありますが、この問題について、負担率の問題について非常に地元が紛糾しておるわけであります。暫定的に大阪府が七割、大阪市が二割五分、ほかの府県で……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、公明党)

○近江委員 時間も相当おそくなりましたので、私もできるだけ簡潔にお聞きしたいと思います。政府委員の方々も長時間にわたってたいへんと思いますが、私が最後でございますので、あとしばらくがんばっていただきたいと思います。  まず、私は年末融資の問題をお聞きしたいと思うのでございますが、ことしに入って十月一ぱいでどれだけの倒産があったか、昨年の十月までのデータとあわせてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 先ほど御答弁いただいたように、倒産数は戦後最高の記録を示しておるわけであります。ここで、このような倒産がなぜ多くなってきたか、これについて見解をひとつお聞きしたいと思います。


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 商工委員会 第2号(1967/12/13、31期、公明党)

○近江委員 前回の委員会におきまして、化粧品の表示の問題等についてやらしていただいたわけでありますが、厚生省の方にお聞きしますが、薬事法の第二条第三項には、「「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」とあり、全く危険や危害のないものと定義されている。これは間違いありませんか。
【次の発言】 これは「国際経済」という雑誌でありますが、これを見ればわかると思いますが、これにも「多発する化粧品事故」「その危険性と……

第57回国会 商工委員会 第4号(1967/12/15、31期、公明党)

○近江委員 このLPG法案につきましては、相当な議論が戦わされたわけでありますが、いままで出ておらなかった問題を特に重点的に御質問申し上げたいと思います。  まず第一点は、この第三条の事業の許可、このLPG販売業を許可事業とする理由、その点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この許可制ということ、私はそれに関連をしてお聞きしたいのですが、昨今問題になっておりますタクシー汚職この問題などは、一番この代表的な問題であろうかと思います。そうしたいろんな汚職、そういったことが非常にこういった問題をめぐって発生しておるわけでありますが、通産省としても、これは運輸省の問題であると片づけるこ……

第57回国会 商工委員会 第6号(1967/12/20、31期、公明党)

○近江委員 もう時間がございませんので、一、二点だけ最終的にお聞きしておきます。  販売業者に保安の施設等の義務を課しておるわけでありますが、要するにその裏づけですね。零細業者は金を持ってない。この金融処置あるいは税制措置等において、こうこうこういうことをやりますと、いろいろな金融機関のことを並べられました。しかしながら、いままでの実際の政府のやってきたことを見ると、実際にそのことがどれだけ適切に行なわれたかということ、これは非常に疑問です。そういう点で、このようにやりますと、最終的に明確な答弁をひとつ聞きたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、その全業者が借りるとして、どのくらい借りるので……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1968/03/07、31期、公明党)

○近江委員 長官の所信表明に基づいて質問したいと思います。  まず、長官は、六項目の施策を「強力に推進してまいる所存であります。」このようにおっしゃっております。以下、その項目ごとにお聞きしたいと思うのでございますが、長官も予算委員会の出席等の関係もあると思いますので、本日は一、二点だけについて質問したいと思います。  まず第一点でございますが、第四項目の海洋の開発利用の点でございます。長官は、「海底資源の調査技術や海中居住基地等についての研究を重要課題として取り上げ、その総合的な推進をはかっていく所存であります。」このようにおっしゃっておられるわけであります。この日本の狭い国土、また、四面海……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1968/03/21、31期、公明党)

○近江委員 この前、科学技術庁長官に対しまして所信表明に対する質疑を行なったわけであります。そのときに、海洋の開発利用について質問したわけでありますが、予算委員会に大臣が出席なさる都合で煮詰めるところまではいかなかったわけであります。きょうは御出席を得ておりませんので、残念でございますが、副大臣ともいうべき次官が出席されておりますのでお聞きしたいと思いますが、この海洋開発の問題については、これは世界各国でも非常に注目されてきております。本年の二月の十八日に東大海洋研究所所属の新造研究船白鳳丸三千二百二十五総トンが初めての遠洋航海から帰ってきたわけであります。千島、ラバウル、ハワイ等、太平洋八十……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1968/03/27、31期、公明党)

○近江委員 ただいま次官より提案説明されました法案について審議をしたいと思いますが、しかし、どうしてもそうした背景というものに及んでいかなければなりませんので、そうした点に触れましたときにおいてはひとつ御了承願いたいと思います。  まず最初に、ウランの産出でお聞きしたいのでありますが、日本国内のウラン資源は主として人形峠が中心である、このように聞いておりますが、それ以外の有望な地点があったならばお聞かせを願いたいと思います。また、その埋蔵量等についても聞かせてもらいたいと思います。
【次の発言】 日本でも、今後の探鉱の結果非常に有望なウラン資源を発見する可能性があるかどうかという問題です。五千……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1968/04/01、31期、公明党)

○近江委員 前回の委員会で時間等の関係もありまして、きょうまた長官が御出席されておりますので、聞き漏らした点もありますので、その点お聞きしたいと思います。  先ほどからも再処理のことが問題になっておるわけでありますが、この燃料再処理の場合において、低レベルの放射性物質を生活環境に排出する、このように言われておるわけでありますが、まず、この高レベル、中レベル、低レベルと容易に分離ができるかという問題なのです。その点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、その分離ができるといたしましても、この核燃料の再処理工場から出る低レベルの廃液、これは各国の例を見ていきますと、一日に数キュリーか……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1968/04/25、31期、公明党)

○近江委員 時間がほとんどありませんので、数点だけお聞きしたいと思います。  まず、科学技術庁にお尋ねをいたしますが、昭和四十年に科学技術庁から九百六十四万円の調査費が出されまして、通産、厚生、農林、それから経企庁に調査を依頼されたわけでありますが、その依頼された件に対して、あくまでも信頼をもってその依頼をされたのか、ただ、資料をとるぐらいの意味で依頼されたのか、その辺の見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 そこで十分な調査研究ができるという観点で依頼をした、その結果について、あなたのほうとしては十分な信頼に足るものとしてそれを依頼されたわけですか。その辺はどうなんです。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1968/05/08、31期、公明党)

○近江委員 原子力潜水艦あるいは空母等の入港につきましては、放射能の影響がないかどうかということが一番国民が心配しておることであります。今回これだけの高いカウントが発見されたということについては、これは国民的な大問題だと思うのです。こういう点について、先ほどからも石川議員のほうから話があったわけでありますが、このように発表をおくらしたという問題でありますが、これだけ重大な問題について、あなたは総理あるいはまた閣僚のだれかと、発表するか、すべきでないかということを相談されましたか。
【次の発言】 相談という問題は、それはわかりましたが、それじゃ、政府のほうからこの発表はしばらく待て、そういう指示……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1968/05/23、31期、公明党)

○近江委員 非常に時間がないようですので、簡単に明快にお願いしたいと思います。大臣に質問を集中いたします。率直にお答え願えるならば、私もすぐ終わりたいと思います。その点は了承願います。  まず、原潜の寄港を安全と認定した原子力委員会のあり方、それから政府の方針自体が誤りでなかったか。この点についてお聞きしたいと思います。  原子力基本法の第二条に「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。」、第五条では「原子力委員会は、原子力の研究、開発及び利用に関する事項について企画し、審議し、及び決定……

第58回国会 商工委員会 第3号(1968/02/28、31期、公明党)

○近江委員 関連。先ほどから通産省の意見を聞いておりますと、非常にはっきりしないわけです。先ほどから岡本委員も言っておりますが、あなた方として、要するに厚生省の研究班の出す原因究明の結論に不十分な面がないとは言えないので、それに備えるため特別研究を行なうのだ、こういった態度でこられておるわけです。要するに十分な知識を持って、あなた方はそういう態度でこられたと思うのです。ですからそれはどういうような根拠でそうおっしゃっているのですか。私たちはしろうとで何の知識もないからとあなたが言っていることと全然矛盾するわけですよ。
【次の発言】 要するに通産はこれだけイタイイタイ病で苦しんでいる人の立場に立……

第58回国会 商工委員会 第4号(1968/03/01、31期、公明党)

○近江委員 あまり時間もございませんので、簡単にしたいと思いますが、いま預金保険の創設ということが問題になっておりますね。これについての御意見を簡単にお聞きしたいと思います。森本さんから……。
【次の発言】 それからコール資金の金利の上昇、こういったところですが、日銀も窓口を相当締めてきておりますし、金利の上昇等考えていきますと、一部では、倒産のおそれのあるそうした中小企業に貸すよりも、そっちへ回したほうがいい、こういう空気が非常に強いというふうに思うのです。この現況、並びに皆さん方がどのように指導なさっておるか、この点をひとつ小原さんから……。

第58回国会 商工委員会 第7号(1968/03/12、31期、公明党)

○近江委員 まず通産省の行政施策をお聞きする前に、何としてもその行政姿勢が問題ではないか、私はこのように思うわけです。まずこの点が明確でなければならないと私は思います。  昨今の汚職の続発というものはまことに目に余るものがあるわけであります。この汚職の原因として公務員のモラルの低下があげられるわけでありますが、通産省は業界との関係というものが非常に深いことからして、最もこうした公務員のモラルの低下ということを心配しておったわけです。ところが、その心配が当たりまして、JIS汚職事件で世間を騒がしておるわけでありますが、きょうはJIS汚職等を中心として通産省等の綱紀粛正等についてお伺いしたいと思い……

第58回国会 商工委員会 第8号(1968/03/13、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからもいろんな問題が出ておるわけでありますが、中小企業にとって最大の問題は、当面する倒産問題と思います。御承知のように、四十二年の一月から十二月までで八千百九十二件、それからことしに入って一月が七百五件、二月が九百十四件、いずれにしても戦後最高のこうした記録を示しておるわけです。この中小企業倒産の根本的な原因をどこにしぼって考えていらっしゃるか、この点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その根の深い構造原因、それに対して中小企業を健全に育てていく対策をあなたはどのように考えていらっしゃるのですか。
【次の発言】 そうした個々の体質あるいは業種ぐるみの体質を国際……

第58回国会 商工委員会 第12号(1968/03/27、31期、公明党)

○近江委員 まず第一点にお聞きしたいことは、常にいろいろと政府は施策を講じられるわけで、その点は非常にけっこうに思うわけでありますが、それが要するにどれだけの効果をあげてきておるか、またその計画どおり推移しておるかどうかという問題であります。  ここで、この投資育成株式会社が、過去五年間でありますが、本法が成立して以来どのように実施してきたか。それをずっと見てまいりますと、相当計画におくれがあるように思います。たとえば年度別の投資計画表、これで見てまいりますと、四十二年一ぱいで大体五百十二社を対象にしている。ところが現実には二百六十という数字が出ている。これは初年度、二年度あたりはしかたがない……

第58回国会 商工委員会 第15号(1968/04/03、31期、公明党)

○近江委員 参考人の方には、非常に長時間にわたりまして恐縮に思います。私が最後でございますので、よろしくお願いします。私も簡潔にやっていきたいと思います。  この海外資源の開発については、探鉱、新しいところを開拓していく、そういう重点的な考え方に立っておるわけでありますが、昨年の秋私も東南アジアをずっと回りまして、特にインドネシアなどで感じたことは、特にバンカ島のすずなんか、これは世界的に非常に有名なところでありますが、オランダが統治しておった当時に比べて――オランダがやっておったときは二十万トンぐらい掘れたんですね。ところが現在は一割くらいに減っている。こういう点において、新しいところをその……

第58回国会 商工委員会 第18号(1968/04/10、31期、公明党)

○近江委員 第二次大戦後、平和国家として再出発をしたわが国は、いまや自由主義諸国におきまして米、ドイツに次ぐ世界第三位の生産力を有する工業国となったわけであります。国内的には多くの社会的あるいは経済的な課題を残しておるわけでございますが、その成長は大なるものがあると思います。この工業の目ざましい発展にもかかわらず、鉱物資源は非常に恵まれない状態であります。経済の底は依然として低いわけであります。今後の工業の発展を考えますと、資源の確保ということが非常に大きな問題となってまいります。そこにおいて、おそまきながら政府が海外資源の開発等に一歩を乗り出した、このことについては当然のことであると思います……

第58回国会 商工委員会 第19号(1968/04/16、31期、公明党)

○近江委員 大臣も時間の関係で出席されておりませんし、参考人もめったにお見えにならないわけでございますので、参考人に特にきょうはお聞きしたいと思います。  予算委員会の分科会におきましても聞いた問題でございますが、いま国民が一番心配しておることは、万博が非常におくれておる、このままでは庶民の感覚として万博は開催までに間に合わないのではないか、いろいろなそういうマスコミの報道するところを見たり聞いたりしておりまして、非常にみんなが不安を持っておるわけであります。そこで私は、実際にそのおくれがどういうものであるか、そうした点を事実の上から聞いてみたいと思うわけであります。  まず、この四十二年度の……

第58回国会 商工委員会 第25号(1968/05/07、31期、公明党)

○近江委員 まず、この法案の質問に入る前に、この割賦販売法が昭和三十六年、第三十八国会で審議された際に、附帯決議が行なわれているわけです。四項目にわたって附帯決議がなされておるわけでございますが、どの程度その附帯決議が実行されているか、その段階をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この四項目について御説明をいただいたわけでありますが、特に金融等の問題については、三十六年から出発をして現在まだ検討中である。大体目鼻はついておるとは思いますが、しかしいずれにしても、これだけの年数がたっておって、まだ実施の段階に来てない。いつも附帯決議を、採決のたびに各党からいろいろと要求を出し、まとめ……

第58回国会 商工委員会 第29号(1968/05/15、31期、公明党)

○近江委員 まず砂利関係についてお聞きしたいと思います。先ほどから各委員を通じて、砂利の乱掘によるいろいろな被害の状況等の問題がここであげられたわけでございますが、私の聞いておる範囲におきましても、特にその災害の顕著な例として、千葉県あるいは埼玉県の飯能、熊谷、それから京都の城陽町、それから陳情にあがられた同じく田辺町等、各所でそうした災害が見られるわけであります。私は特に京都の城陽町を中心にしてお伺いしてみたいと思うのです。この城陽町の砂利の採取の状況というものは、特に万国博の会場を近くに控えております関係でしょうが、最近は特にそうした乱掘が行なわれておるわけであります。したがって、その掘っ……

第58回国会 商工委員会 第30号(1968/05/17、31期、公明党)

○近江委員 時間がありませんので簡潔にお答え願いたいと思います。  なぜこの会社を廃止するようになりたか、明確にあげてください。
【次の発言】 それから、これを廃止する最も大きな原因は非常に大きな赤字を出したためで、現在の赤字は幾らありますか。こまかい数字がわからなければ概数でよろしい。
【次の発言】 これだけの赤字を出した原因というのが、ただ経済事情だけによるのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 臨時行政調査会の指摘した理由として、一、業績の実態が著しく本来の使命からかけ離れている。二、事業のほとんど全部が営利的事業であるにもかかわらず赤字の累積を重ねている。三、本来の使命である国策……

第58回国会 商工委員会 第31号(1968/05/20、31期、公明党)

○近江委員 本法案の審議にあたりまして、基金の問題、あるいはまた海外援助の問題等につきまして私の所見を述べまして、それに対する答弁をお願いしたいと思います。  わが国の過去の経済援助の状態を見ていきますと、とかく大もの政治家といわれる人のそうした汚職、またそれとうらはらの関係にあるそうした援助の非効率化というものがつきまとっておった。またそれは東南アジアに対する援助で特に目立っておるように思います。これは私だけではなくして、国会の会議録から思いつくままに私も拾ってみました。三十四年の三月の十三日、衆議院予算委員会で、時の総理岸信介氏と通産相の永野護氏の両氏が、フィリピン、インドネシア賠償とから……

第58回国会 商工委員会 第32号(1968/05/21、31期、公明党)

○近江委員 総理にお伺いいたしますが、三月の三十一日、第二回目の佐藤・スハルト秘密会談の結果、わが国のインドネシアに対する最終援助額は決定した。当時の新聞は、このように伝えておりますが、この会談の模様、特に援助に関する交渉の経緯をお聞かせ願いたいと思います。  また、援助額が未定とすると、総理の腹づもりをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 こうした諸般の状況から見ますと、六千万ドル・プラスアルファになることは、これは衆目の見るところでありますが、このアルファの財源というものは何によって求めるのか、この点をお伺いしたいと思うのです。むろん補正は組まない、さらに予備費は流用しない、輸銀は使用し……

第58回国会 商工委員会 第33号(1968/05/24、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからいろいろ御意見を承ったのでございます。いろいろと合併のメリットを言われたわけでありますが、私は、そのメリットの中にはおっしゃられてはいなかったですけれども、ほんとうのねらいは管理価格だと思うのです。皆さんはそこでそうだということは言えませんけれども、この点について、先ほどもお話がございましたが、通産なり経企庁なりそれぞれが応援団のような形をとっている、こういう点は政府としては非常に行き過ぎた態度だ、現在そういう積極的なことを示すのは行き過ぎだとは思います。ここにおいて何かそういうように政府が応援しているような形でありますから、皆さんが賛成しているような感じを与えるのです。……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからも石川委員のお話があったわけでありますが、長官もこの七月の十二日から渡米されたわけでありますが、向こうで会談なさったことも大体聞いておるわけでありますが、おもにどういう点を話をなさったか、かいつまんでひとつ話をしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま長官から大体三つの柱で交渉なさった経過をお聞かせいただいたわけでありますが、この内容についてお聞きしたい点が若干あるわけです。  その前に、先ほども質問が出たわけでありますが、原潜の問題ですね、これについて日本国民が全部非常な不安におとしいれられたわけです。こういう問題について、政治的ないろいろな立場もあろうかと思いま……

第59回国会 商工委員会 第2号(1968/08/09、31期、公明党)

○近江委員 予算委員会に行かれますそうで、少々時間をいただきまして一問一答したがったのですができませんので、申し上げたいことを全部申し上げますから、それに対して感想をひとつ述べていただきたいと思います。  一つは、さきに発表されました四十三年度の経済白書の作成過程において、原案作成者と各省との間でかなり激しいいろいろなやり取りがあった、このように聞いております。そこで第一点は、生産の集中度と卸売り物価との下方硬直性との関係についてでありますが、現在問題になっております大型合併が管理価格の発生を招くというこの議論というものを統計的に実証したものでありますが、これに対して通産省が最後までいろいろと……

第59回国会 商工委員会 第3号(1968/10/17、31期、公明党)

○近江委員 先ほどからだいぶ意見が出ておるようでありますが、鈴木さんにお伺いいたしますが、合併をもしもなさった場合いろいろな弊害が考えられるわけです。先ほどもいろいろな話がありまして、そうしたプライスリーダーシップ等による管理価格の問題とか、いろいろな問題が出てまいります。そういうことに対して行政指導で何とかやっていけばいいのではないかという話があったのですが、そこのところをもう少し具体的に、どういうような方法があるのか説明を願いたい。
【次の発言】 そうした監視機構等についてもどのような法的規制が伴うか。結局そういうものがない。そういう監視機構でどれだけ実効があがるかということは非常に疑問だ……

第59回国会 商工委員会 第4号(1968/10/18、31期、公明党)

○近江委員 きのうは大型合併の問題につきまして参考人の方から御意見を聴取したわけでありますが、それに関しまして一、二お聞きしたいと思っております。  最近の合併問題に関しまして、独禁法改正の動きが一部に見られるわけでございますが、このことに関しまして見解をお聞きしたいと思うのです。まず委員長、それから長官にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この合併の問題につきましては公取委員会のほうで審判をされるわけでありますが、私思うのでありますが、そうなってまいりますと、委員会の構成というものは非常に大事な問題になってくると思います。ところが従来、通産、大蔵あるいは法務、日銀等からそれぞれ出ておられ……

第59回国会 商工委員会 第6号(1968/11/15、31期、公明党)

○近江委員 最近国民の強い声として聞く問題は物価の問題であります。最近の日本の経済成長というものは非常に急速な伸びを示しておる。特に総生産においては世界の第三位を占めておる。しかしながら国民所得においては世界で二十三位である。まことに大きな格差に驚くわけであります。素朴な質問として至るところで聞かれるのは、それだけの日本の驚異的な発展の中で、なぜわれわれの所得は上がらないのですか、またなぜこのように物価が上がるのですか、何とかしてもらえませんか、毎月毎月赤字で、やっとボーナスで何とか埋め合わせをやっております、そういう声が至るところで聞かれるわけです。  そこで私は経済成長と物価の問題について……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、公明党)

○近江委員 科学技術庁は、七カ月前の佐世保の事件といい、今回のジョンソンメモといい、周章ろうばいしておることが続いておるわけです。前の原潜の問題のときにも、結局監視体制の不備ということで原因の究明もできなかった、国民に安全性も立証することができなかった。今回の例のジョソンメモについても、先ほどから何回もお話が出ておりますが、一年も前からそれがかわされておったわけです。突然ジョンソン大使からそれが公開され回答を求められた。われわれ国民の立場から見ておって、一体科学技術庁は何をしておるのかと、こう言いたいわけです。このジョンソンメモにしても、一年の間なぜ回答せずにほうっておいたのですか、まずそれを……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/18、31期、公明党)

○近江委員 いろいろと聞きたい問題がありますが、時間の関係もありますので、しぼって二、三お聞きしたいと思います。  まず第一は、最近問題になっております中共肉の輸入の問題でありますが、政府はこの禁止の解除に内定をしたとか、あるいは前向きに検討することにしたとか、こういうような報道がなされておりますが、その真相というものを具体的に聞かせてもらいたいと思います。
【次の発言】 いままで通産省は中共肉の輸入についてはむしろ反対の立場をとってこられたわけですが、今回そうした報道がなされたということについて、最初通産大臣のほうから農林省のほうに指示して、その指示に従って農林省のほうで検討しておる、こうい……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1969/03/01、31期、公明党)

○近江委員 関連。  いまの局長の御報告によりますと、われわれが聞いておるそういう範囲を出ておらない。われわれはもっと期待をしておったわけです。いまの御報告ですと、一体それじゃどこがほんとうの原因であるかということがわからぬわけです。先ほどの御報告によりますと、一つは装置自体が非常に疑問である。あとは燃料棒自体の問題という点があるわけですが、その辺のところをあなたが検査員から御報告を受けられたのを、もう少し突っ込んだ報告をしていただきたいと思うのです。どこにおもな原因があったか、ばく然としておる。
【次の発言】 そうすると、事故はどことどことどこにあったのですか。もう少しその辺を詳しく報告して……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、公明党)

○近江委員 私もそれじゃ、詳しくは法案審議に入ってからいろいろとお聞きしたいと思います、一、二点だけお聞きしたいと思います。  ワシントン会議におきまして、日本政府の代表の方は、地域衛星の打ち上げ権利を留保する、このように主張すると聞いておりますが、しかしながら、一方、東南アジア諸国は、この点に関して反対の意向を表明しておる、このようにも聞いておるわけであります。日本の地理的な立場からして、地域衛星の打ち上げ問題をどのように考えていらっしゃるか。  それからさらに、ソ連等の共産圏諸国、それから欧州諸国の主たる主張点はどういうものであるか、この点をひとつ簡単におっしゃってください。

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、公明党)

○近江委員 私は、最近の原子力研究所等における事故につきまして非常にいろいろと心配をしておったわけです。そういうわけで、本委員会を通じてもいろいろその対策等について、安全という面における万全のそういう措置をしてもらうように、あらゆる角度から長官にもその点を要望してまいりました。ところが、残念なことに、日本原子力発電所で、またそういう事故が起きておった。しかも、この事故は、一月から二月末にかけて同発電所の使用済み核燃料を冷却するプールの内壁のはげた塗料をはがして再塗装する工事を行なっておった。そのときのできごとであります。二月の二十四日にこの事故が発生しておるのですが、もうすでに四月ですよ。あれ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1969/04/03、31期、公明党)

○近江委員 きょうは、宇宙開発事業団法の質問に入りたいと思うのですが、その前に、宇宙開発の基本的な問題についてお聞きしたいと思うのです。  まず最初にお聞きしたいことは、宇宙基本法を提案をしないで、宇宙開発事業団法を先に提案をしてきた、これは理事懇等においてもいろいろな話が行なわれておったわけでありますが、その点、われわれとしては、あくまでも宇宙開発基本法というものを先につくって、それから宇宙開発事業団なり、そうした具体的な構想に進むべきだ、こういう点は常に主張してきたところです。その点、宇宙開発基本法をいつごろ国会へ提出される準備をされておるのか、この辺のところをお聞きしたいと思います。

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1969/04/22、31期、公明党)

○近江委員 四月二日に私は本委員会におきまして原電の汚染の問題を取り上げたわけでございますが、その後もいろいろと、三名の汚染者が発見されたとか、そういう事故が起きておりますが、放射能に汚染された作業員がノイローゼのようになって、近所の人も非常に避けておるとか、あるいは婚約がこじれたとか、これはうわさだと思いますが、そういうような話も出ておりますし、一般の住民も非常に不安がっておる。われわれとしてもその点をさらによく原因等を調査したい、こういうことで、昨日公明党として調査団を送ったわけでありますが、きょうは時間があればいろいろな点でお聞きしたいと思ったのですが、時間の関係もありますので、ごく一部……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1969/04/24、31期、公明党)

○近江委員 この前に宇宙開発の問題についてお聞きしたわけでございますが、きょうはちょっと開発事業団法案の内容のほうに入っていきたいと思います。  まず初めにお聞きしたいことは、宇宙開発の意義ということ自体がはっきりしておらないわけでありますが、その辺のところを科学技術庁として煮詰めない段階でこの法案を出してきた。そこで、現在の段階でこの宇宙開発の意義というものをどのようにお考えになっておられるか、把握しておられる範囲。それから、それを正式に法律にうたわなかったその理由をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この宇宙の利用という点ですが、いろいろ話も出ておりますけれども、宇宙の利用というこ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1969/05/08、31期、公明党)

○近江委員 私も、先ほどからの石川議員、三木議員の質問と重複しております点は避けたいと思いますが、先ほど三木議員からも、インテルサットとそういう今後の地域衛星を打ち上げとの影響についての御質問がありました。きのうの連合審査会でもそういう問題があったかと思いますが、私もちょっと聞き漏らしておった点もあると思いますので、重なるか知りませんが、ちょっとお聞きしたいと思います。  宇宙開発に関する技術協力について日米間の合意がほぼできてきたように思いますが、米国に協力を期待する事項というものが大体どういうものであるかということの突っ込んだ点、なお、この技術協力が得られなければ打ち上げは当初の計画どおり……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1969/06/05、31期、公明党)

○近江委員 この四月の上旬に、私は、原電の作業員が作業中汚染されまして、そして衣服まで汚染された、それが全然発見されずに、長い間東海村を中心として一般住民の中で汚染された人々が生活をしておった、重大な安全管理という点にミスがあるという事実をここで明らかにしたわけでございますが、そういう点で科学技術庁も、この安全管理については重視して、全力をあげてそれに当たっていく、このように言われたわけであります。しかしながら、その直後にまた重大な事故が発生しておるわけです。それをひた隠しにいままでまた隠してきた。こういうことが何回も繰り返されていいものであるかどうかという問題なんです。  御承知のように、原……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1969/06/12、31期、公明党)

○近江委員 森下参考人にお聞きしたいと思います。  五月十四日のNHK「生活の知恵」、これは非常に大きな反響を呼んだわけでありますが、その中で、森下さんは、着色料を体内に入れると血液が着色する、このように実物を持ってきて説明なさったわけでございますが、その点で二、三聞いてみたいと思うのです。  一つは、健康な人でも必ず染まるかという点。それからまた、成人の場合、どのくらいの分量でそのようになるか、この二点について初めにお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 この着色料が血液中に入るということは先ほどの御説明でわかったわけでございますが、その他の食品添加物も血液中に入るかという問題です。  そ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1969/06/19、31期、公明党)

○近江委員 先ほど石川委員のほうからもいろいろな御質問があったわけでありますが、現在、わが国の海洋開発ということが非常に叫ばれるようになりまして、その点はわれわれとしても非常に喜んでおるわけでありますが、ムードばかりで中身がないじゃないかという声が非常に強いわけであります。この点について両先生から、まず御感想をお聞きしたいと思うのです。それで、どういうところにそう言われるところがあるのか、その辺のところを、お考えになっていらっしゃる点、あわせてお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 両先生の御意見も、お聞きしまして、ほぼ一致しておると思うのです。要するに、海洋審で答申がなされたことを実行して……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1969/07/02、31期、公明党)

○近江委員 この前、本委員会におきまして、日立港より積み出しの使用済み核燃料の問題につきまして質問をしたわけですが、七月ということでございまして、その再確認の意味におきまして、日時あるいは量等、確定した問題についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 二十二トンといいますと、燃料棒にいたしますと、これは何本になるのですか。
【次の発言】 これだけの大量のものを輸送されるわけでありますが、七月四日といいますと、あさってということになるわけでしょう。われわれとしてはこの安全という問題を非常に心配するわけでありますが、その前に、使用済みの核燃料棒一本当たり、実際にむき出しにした場合に大体どのぐらい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1969/07/03、31期、公明党)

○近江委員 きょうは限られた非常に短い時間でありますので、ほんのわずかな部分しか聞けませんが、合成洗剤のごく一部の点についてお聞きしたいと思うのです。  六月二日付の読売紙を見ましたところが、園田前厚生大臣は、合成洗剤の毒性について非常に疑念を持っている、諸外国の例から見ても、必ずしも無害とは言い切れない、事務当局に再検討を命じてある、このように昨年五月十七日の参議院物価対策委員会で答弁している。この旨が載っておりますが、これに対して事務当局は、「三十七年の膨大な答申結果以外に、ABSの毒性研究の余地はない。大臣には資料を提出してよく説明してある」、このように言っております。  ここで、まずお……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1969/07/09、31期、公明党)

○近江委員 きょうは時間がないようでございますので、数点についてお伺いしたいと思います。  去る八日に使用済み核燃料が日立港から輸送された。その問題につきまして、安全性ということについて何回も本委員会で質問をしてまいりました。その経過について、政府のほうからお聞きしたいと思います。
【次の発言】 特に反省すべき点ですね、その辺はなかったわけですか、この点は報告しておかなければならないという点は。
【次の発言】 各関係機関協力体制をとってやられた、しかし、それはあくまで協力体制ということであって、要するに、その辺の一元化といいますか、その辺のことについては、将来この点についてはやりたいということ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1969/07/10、31期、公明党)

○近江委員 今回、第三号に対する答申案が出まして、一歩前進したかの感があるわけでありますが、いままで確かにムードばかりで中身がない、このようにいわれておるわけであります。それはどこに一番原因があるか。中身がないということは、結局政府の予算が非常に少ない。やはり金というところに一番問題点があるように思うのです。これだけの答申案を出されたわけでありますが、予算化をやっていかなければ、これは何にもならぬわけです。その点、いままでこの海洋開発については、各省庁がそれぞれの計画を立ててそれぞれやってこられたわけでありますが、各省庁合わせても、今年度においてわずか三十一億円というような、諸外国に比べますと……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1969/07/24、31期、公明党)

○近江委員 時間がありませんので、参考人の方におきましては、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  まず、黒川さんにお聞きしたいと思いますが、この情報処理の通信回線の利用ということは、これはもう不可欠の要件になってきておるわけでありますが、その点、電電公社の独占となっておるこうした電信回線を当然開放しなければならぬわけです。これは当然だと思いますが、個々については考慮されておられるわけでありますが、そのビジョンというか、具体策ですね。この辺のところを明確にお願いしたいと思います。
【次の発言】 まあ、その点に関して、先ほど触れられました現行の法令ですね、それから回線の量、それから通信料金等に……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1969/10/14、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから三木委員のほうからいろいろな質疑があったわけでございますが、この東大の失敗につきましては膨大な国費を投入しておりますし、われわれとしても成功を願っておったわけであります。成功は明といい、失敗は暗といいましょうか、こうした失敗の中で、質問をするということについては、皆さんのそうしたお気持ちもよくわかるわけでありますが、私たちも国民の代表としてやはり国費が投入されておるわけでありますし、その点をお聞きしたいと思います。  先ほどからのやりとりの中でもありましたが、失敗はしたけれどもデータは得られた、こういうように言っておられますが、こういうデータはいままで、過去公開されたこと……

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/05、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから種々な問題が出ておるわけでございますが、同じようなことをお聞きするかもわかりませんが、私の立場でお聞きするわけでございます。  三品種は問題がある、鋼矢板は灰色である、この判断をされた具体的な根拠、これがはなはだはっきりしないわけです。また他の主力製品にも問題がないとなさったその具体的な根拠、これをひとつ公取委員の方からお聞きしたいと思います。まず菊池委員。
【次の発言】 しかし、これが白であってこれが黒だ、そういう点について非常にいろいろな疑問があるわけですよ。ですからいかなる場合に競争制限になるのか、だれがやっても客観的にそういう結論になるというそういう基準というもの……

第61回国会 商工委員会 第9号(1969/03/14、31期、公明党)

○近江委員 初めに菊池委員にお聞きしたいと思うのですが、過日の委員会で、わが党の岡本委員の質問に対して、内示で触れていない五品目について調査が終わっていない、こういった旨の発言があった。それについて、二月二十四日の内示というのは、部分的な回答なのか、あるいは部分的なものとすれば、なぜそのような不完全な段階で回答したか、その辺のところをお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 他の委員も出席されておったわけですが、調査が終わっていない、こういうような発言はどなたからもなかったのですか。その点を聞いているのですよ。
【次の発言】 それではもう一度、それを確認して、また次の委員会でもやりたいと思いま……

第61回国会 商工委員会 第11号(1969/03/19、31期、公明党)

○近江委員 今回のこの法案は、特にメリヤスと染色を対象にしたそういう構造改善の臨時措置法の一部を改正する法律案であります。私は、この法案のこまかい審議に入る前に、一体政府がいろいろ立てる対策、法案、これが実際どれだけの効果をあげておるか。私は、今回この法案を提出されまして、実際に施行されても、どれだけの効果があがるのか、非常に疑問を持っております。はたして中小業者をこれで救済できるか、また、これからの繊維あるいは染色を立て直すことができるか、非常に私は疑問を持っております。なぜ私がそのように疑問を持っておるかというと、私は、一つのケース、またいろいろな日本全国にまたがるそうした団地の実態を知る……

第61回国会 商工委員会 第13号(1969/04/01、31期、公明党)

○近江委員 これから私がお尋ねしようとするのは特許の問題でございますが、当然これからの世界の趨勢、またわが国の現状を考えるならば、国産技術の開発ということは非常に大きな課題になってこようかと思います。諸外国とわが国との特許に関する実情を調べてまいりますと、対価支払い額に対する受け取り額の比率というのは、日銀の為替統計を見ましても、昭和三十五年から三十六年には二・五%、三十七年、三十八年が大体四・一%台、さらに昭和四十一年度になりますと、八・一%、五十六億六千万円と、このように技術貿易の収支というものは完全に赤字である。大部分が先進国に払われておるわけでありますが、そのうち四十二年度末の累計で、……

第61回国会 商工委員会 第15号(1969/04/04、31期、公明党)

○近江委員 もう非常に時間がないようでございますので、一、二点だけお伺いしたいと思います。  わが党といたしましても、あらゆる機会にこの問題につきまして政府を叱喧してきたわけでございまして、これからの波及を考えてまいりますと、何としてもこれは強い態度で臨まなければならない、これは皆さん方の御意見と私たちも全く一致いたしております。そこで、皆さん方として、政府にその弱腰外交をひとつ改めてもらいたい、こういう強い要望があったわけでございますが、そういう基本的な姿勢は当然としまして、特に皆さん方として、交渉にこういう具体的な場を設けていけばいいとか、そういう具体的な政府に対するお考え、要望というもの……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、公明党)

○近江委員 大臣の出席される時間の制限があるようでございますので、私もできるだけ御協力をしたいと思います。  わが国の経済は世界の第三位というような総生産を誇るまでの成長を示しました。しかしながら、国民一人当たりの所得は二十数位というような非常なアンバランスの中に国民生活というものは苦しい状態に追い込まれておるわけであります。そういう苦しい中から、わが国は海外援助も精一ぱいのことをやってきた、このように政府の皆さんはおっしゃっておるわけであります。そこで私は、きょうは海外経済協力のことについてお聞きしたいと思うのであります。戦後足かけ二十五年といいましょうか、四分の一世紀を迎えた今日、私はここ……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、公明党)

○近江委員 先ほどから各委員からいろいろな質疑がございました。一貫して感じますことは、非常にまだ責任のなすり合いというような空気が強いということなんです。たとえば東京瓦斯は工事に非常に手抜かりがあったんじゃなかろうか、あるいはまた鹿島さんは設計にミスがあるんじゃなかろうか、あるいはあのときに緊急の電話もしておるのに来てくれるのがおそかった、あのときにもう少しバルブでも早く締めてくれれば事故が起こらなかったのに、お互いがそういうような気持ちが片隅にでもある間は、今後事故を起こさないという、そういう積極的な前向きの姿勢はとれないと思う。その点、三者の責任は先ほどからありましたが、そのような気持ちは……

第61回国会 商工委員会 第25号(1969/05/09、31期、公明党)

○近江委員 私は、中小企業団地と八幡、富士の合併の二つの問題についてお聞きしたいと思いますが、まず団地のことについてお聞きしたいと思います。  以前、本委員会におきまして福井の染色団地の件を私が取り上げまして、それを通じて、政府のほうでは中小企業団地の総点検をする、そしてそれのいろいろな点に対してまた今後の対策を考えていく、こういうような答弁がありました。その後、経過はどうなっておりますか。まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 総点検の成果を期待しております。できるだけこの機会を通じてひとつきめこまかくやっていただきたい、これをお願いしておきます。  それから私も、団地のことにつきまして……

第61回国会 商工委員会 第27号(1969/05/16、31期、公明党)

○近江委員 時間があまりありませんので簡潔にお願いしたいと思うのですが、内示後の三月上旬の当委員会におきまして、この内示において触れなかった五品目――四品目についてはもう一応こういう結論を出していらっしゃるわけでありますが、五品目について私がお聞きしたところ、未調査である、したがって正式審査段階で調査をする、このように答えられたわけです。今回の勧告においては、依然として一言も五品目のことについては触れておられない。要するにそれはまだ未調査であるのか、あるいはまだ結論が出ておらないのか、その辺のところはどういうわけで発表なさらないわけでありますか、まずお聞きしたいと思います。

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、公明党)

○近江委員 先ほどは定足数が足らないということで社会党のほうが退場されました。しかしわれわれとしては、自民党さんのほうで定足数をそろえられる、こういうことでいままで待っておりました。まあ定足数さえそろえば何ら拒否すべき理由もありませんし、できるだけの御協力をしていきたい、こういうわけで待っておりました。いま御指名をいただいたわけでございますが、定足数が残念ながらそろっていないように思います。したがって、私は定足数がそろうまで質問に入るのを待たしていただきたいと思います。

第61回国会 商工委員会 第31号(1969/06/11、31期、公明党)

○近江委員 本件につきましては、相当時間の審査をやってこられたわけであります。各委員からもそれぞれの問題点についてさまざまな質疑がございました。多少重複する点はあろうかと思いますが、私の立場からお伺いしたいと思いますので、各委員におかれましても、御了承願いたいと思います。  まず、本改正案につきましては、非常に反対が強いということであります。当然この実務に携わっておられる審査官の皆さん方の中においても、実に多くの反対がある、あるいは各種の団体からも反対がある、こういう中で、なぜこの法案を成立さすためにこの審議をこのまま続行しているかという問題であります。そこでお聞きしたいのでありますが、この改……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、公明党)

○近江委員 今回の事故は、前回に引き続いて、われわれとしてもことばをどう表現していいか、事人命に関することであります。強い怒りというか、そういう押えがたい気持ちにある現在であります。  今度の事故におきましても、民家が三十軒、七人がけが、通行の車が三台吹っ飛んでおる。しかもタクシー、トラック、いかに爆発力がすごいかということをあらわしておるわけであります。しかも、商店街のどまん中である。もしもこれが昼であったならばどれほどの犠牲者が出ておったか、ぞっとするわけです。事が人命に関するだけに、われわれとしても、いままでの事故の際にも、再々事故を起こさないように、万全の対策をとるように話してきたわけ……

第61回国会 商工委員会 第36号(1969/06/25、31期、公明党)

○近江委員 家庭用ミシンの登録事業者数、この推移を見ますと、法の制定当初の百二十一から六十まで減少しております。それから双眼鏡の登録事業者の数は、二百十五から百九十八と、まあわずかに減少したのにすぎないわけでありますが、このミシンの登録事業者のそういう減少、これはすなわち中小企業の減少を示しておる、このように思うわけでありますが、その理由ですね、大企業のそういう不当な圧迫があったのじゃありませんか。こういう心配が一点あるわけです。  それからまた本年の四月以降に、メーカー段階で数量規制を撤廃したというようなことでありますが、今後中小企業者が不当に圧迫されることがないかどうか。この点を簡潔にお答……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、公明党)

○近江委員 各委員より相当種々の問題点が出ておるわけでございますが、私はきょう限られた時間の中でありますが、特に情報管理の問題についてお聞きしたいと思います。  科学技術情報が年ごとに非常にはんらんしていくということについては、もうすでに御承知のとおりでありますが、特に特許情報というものにつきましては、技術情報あるいは権利情報、そういうものが含まれているわけです。現在公告されているものだけでも各企業においても処理をされておらないという現状であります。ましてや個人あるいは一般の大衆においては、もう言うまでもないわけです。そこでお聞きしましたところが、現在の特許公報というのは一年間に六万件発行され……

第61回国会 商工委員会 第40号(1969/07/08、31期、公明党)

○近江委員 私は、きょうは欠陥車の問題、あと時間があれば二、三の問題についてお伺いしたいと思っております。  欠陥車の問題がこのように燃え広がったのは、外電が国内の新聞に取り上げられて、それから各社が一斉にキャンペーンを始めた、それで非常に火がついたと思うのでありますが、まず運輸省の方にお伺いいたしますが、運輸省の首脳部の方々は、この事件がこれほど広がるまで問題を知っておられなかったわけでありますか。まずその点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 しかし、陸運局あるいは陸運事務所ではこういうことを知っておった、このようにいわれておるわけでありますが、これは当然あなたのほうでもいろいろなお考……

第61回国会 商工委員会 第43号(1969/07/23、31期、公明党)

○近江委員 私も与えられた時間があまりございませんので、数点にわたってお伺いしたいと思いす。  まず第一点は、先ほどから堀委員のほうからも質問があったわけでございますが、今回の法改正にあたって、改正後の法律案が非常に読みにくい、こういう質問がございました。確かに見てまいりますと、非常に無理をしておるという感じがするわけであります。一部改正ということになっておりますが、相当な部門にわたって改正が行なわれておる、それを無理してはめ込んでいくというところに、先ほどの非常に読みにくいというような体系になったのではなかろうか、このように思うわけであります。このガス事業の内容自体におきましても、結局簡易ガ……

第61回国会 商工委員会 第47号(1969/09/08、31期、公明党)

○近江委員 きょうは限られた時間でもございますので、いろいろとお尋ねをしたかったわけでございますが、特にきょうは中小企業の団地等の問題につきましてお伺いしたいと思います。  皆さんも御承知のように、先般、大阪鉄工金属団地の汚職事件が発覚をいたしました。いま警察でその後の取り調べを続行しておるわけでございますが、非常に残念に思います。この中小企業団地のことにつきましては、私も去る四十四年の三月の十九日の本委員会におきまして福井県鯖江の染色工業団地、さらに四十四年の五月九日に、同じく本委員会におきまして、大阪鉄工金属団地、この一括契約等の問題に非常に不明朗な点があることを指摘してまいりました。その……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、公明党)

○近江委員 それでは、大臣がお見えになるまで、二、三基本的な輸入自由化等の問題についてお聞きしておきたいと思います。  まず、わが国の残存輸入制限の現状を簡単にひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから、この輸入自由化に対する基本方針、考え方をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから、輸入自由化の具体的な検討状況、この辺のところをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 現在、日米間の残存輸入制限の協議が行なわれておりますが、きょうもあるそうですね。その折衝状況をあなた方がお聞きになっている範囲でできるだけひとつ詳しくここで表明していただきたいと思うのです。


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1967/12/16、31期、公明党)

○近江小委員 だいぶ意見も出たようでありますが、先ほどもお話があったのですが、この前の委員会でも、商工委員会でございますが、ちょうど石油の問題がありまして、国内資源の開発という問題について質問したわけでございますが、確かに通産省の政策というもの、また国内資源の開発というものについて、私は非常に手ぬるいように思うわけです。  鉱山局長に聞きますが、その後、国内資源の開発に対して、いままでやっておった対策に加えて新たにどういうような対策を考えていらっしゃるのか、その点をお聞きしたいと思います。調査開発ですね。
【次の発言】 この前も話が出たのですが、結局企業採算ですね。その点を非常に重視しておる。……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1968/05/06、31期、公明党)

○近江委員 大臣が七時に退場なさるそうでございますので、特に大臣に最初にお聞きしたいと思います。  この中で、プルトニウムについての問題でありますが、協定で三百六十五キログラム確保しているように明示してあるわけでありますが、この価格について、ウランの場合には協定があるわけでありますが、この点について何ら明示されてないわけです。こういう点において、アメリカの政治的な価格で一方的にきめられるのじゃないか、このように思うわけです。こういう点、どういうふうに政府として解釈しておられるか、この点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この協定の第六条において、資材、設備あるいはまた装置、あるいは特……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○近江分科員 私は、万博のことについてお聞きしたいと思います。  いよいよ開催まであと約二年に迫ってまいりました。総額五百二十三億円、関連事業は六千三百七十八億円、そして政府民間の出展は六百ないし八百億円が見込まれております。総計いたしますと七千五百億円以上のものがつぎ込まれるわけであります。したがいまして、国民のすべては無関心でおれないわけであります。私もこの万博の開催される吹田にも住んでおりますし、特にいつも現場の進捗状況を見ておるわけでありますが、非常に進みがおそいように思います。その点で予算上から、さらにその実際の上から進捗状況をお聞きしていきたいと思います。  まず第一点は、四十二年……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1969/04/16、31期、公明党)

○近江小委員 私も、軍事転用という問題でございまして、これは非常に心配しておるわけです。過日の委員会でも、それをどこでくくるか、結局、宇宙開発事業団も発足する、実施機関だけはどんどん進んでいく、しかし、どこにどれだけの平和なり、民主、自主、公開あるいは国際協力、そういう問題点が確約できるか。これに対して長官は、第一回の答申で、それを十分尊重していく、あるいは昨年の四月でしたか、佐蔵首相がそのことを明言されておる。代々の長官も、そのことについては十分尊重してやっていきます、こういうことで、結局明文化は避ける、そういう意向であったわけです。  いますっとお聞きしておりまして、確かに宇宙の定義等もき……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第3号(1969/06/18、31期、公明党)

○近江小委員 今後の宇宙開発の進捗を考えていきますと、日米の開発協力というものが非常に大きなウェートを占めてくるわけでありますが、日米の宇宙開発協力についてお聞きしたいと思うのです。その後の経過、それから現状について、まず初めにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 窓口としては政府間交渉、しかし、その接触の時点においては、やはり科学技術庁が相当具体的に接触しないとあかんと思うのです。その点、やっておられると思いますし、おおむね了解事項に達したということですが、どの辺が了解事項に達したのですか。
【次の発言】 だから、そのところを、大体どのようなものであるか、内容を聞いているわけです。

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○近江分科員 公取委員長に富士・八幡の合併問題についてお聞きしたいと思います。  まず初めに、事前審査のあり方でございますが、公取のこの委員会自身が、今回のような形で行なった事例というのは、私たち過去には承知しておらないわけであります。この影響の重大さをお考えになったわけであろう、このように考えますが、恣意的なそういう運用に流れる危険、結果として不公平になるおそれもある。この委員会自身が直接、正式届け出の前にタッチする場合、どういう基準があるか。それについてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 相談をなさる、これについては事務局の中に独禁相談所ですか、こういうところで扱いをしている。委員会……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○近江分科員 委員長、大臣、関係者の皆さんも、非常に長時間の御審議でお疲れと思いますが、私が一番最後でございますので、よろしくお願いいたします。  大臣にお伺いいたしますが、まず資本の自由化、これの第二次が近々行なわれるわけでありますが、この資本の自由化に関連して国内のそうした業界というのは、外資に牛耳られるということを非常におそれておるわけです。これは体制の弱体、いろいろな原因があろうかと思いますが、大多数は非常に消極的である。この資本自由化の対応策として、国際競争力をつけるための企業の合併の促進、それから外資のかってな企業活動のチェック、つまり独禁法を外資にはきびしくといった、そういう意見……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○近江分科員 菅野さんは万博担当大臣をなさっておられますので、私は万博のことについてお伺いしたいと思います。  菅野さんが通産大臣のころに私が万博のことで質問申し上げました。一兆円になんなんとするばく大な国家予算をもってこの事業が行なわれるわけであります。したがって、国民の関心というものは非常に高いわけです。重大な影響を持っている。そういうわけで、もしもこれが不成功、あるいはそれが住民福祉に非常に大きな影響を与える、そうなった場合、だれが責任を持つか。そのときに、私が責任を持ちます、このように言われました。今度は経企庁長官になられ、また、万博担当大臣に就任になったわけであります。  そこで、お……



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データ更新日:2023/02/05

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