このページでは近江巳記夫衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○近江委員 今回の「もんじゅ」の事故、また東海事業所におきます火災、あるいはまた廃棄物の管理の不手際等々、非常に国民の皆さんに大きな不信感が芽生えた。これは非常に残念に思うわけでございます。長官初め関係者の皆さんも同じ思いである、このように思うわけでございます。 昨年のちょうど八月末に、日ロの友好議員連盟がございまして、ロシアとウクライナへ行ってまいりました。この団は、櫻内さんが団長で各党から選ばれて行ったわけでございます。ロシアにおきましては、核不拡散の問題を初め、特に日本に関係する問題としては、日本海へのいわゆる廃棄物の投棄、この辺のところを再度厳重に申し入れ、注意を喚起したわけでござい……
○近江委員 私もスーパーフェニックスを見てまいりましたが、今回、フランスがスーパーフェニックスを廃止した。主な理由は、経済的な側面が非常に強いと思うのですけれども、原型炉は二十年ほど稼働しておりまして、近々また研究を再開する。ロシアにおいては、今度、実証炉の建設を行う。そういうことも聞いているのですけれども、この問題につきまして、高木先生からひとつお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 エネルギーの重要性ということ、これはもう先生方皆さんからお話があったわけでございますけれども、今、原発の発電量というのは三四%。そういう中で、代替エネルギーということは、絶えず国会でもいろいろ問題になっている……
○近江委員 新党平和の近江でございます。限られた時間でございますが、何点かお聞きしたいと思っております。 村山内閣、橋本内閣とはや三年八カ月が経過したわけでございます。当初私どもは、理念も政策も違う政党さんが一緒になって、本当にいい政治ができるのだろうか、そういう危惧をいたしておりました。今の現状というのは、もう皆さん御承知のように、これは政治も経済も社会のすべてのシステムにわたって行き詰まりを示しておるわけでございます。非常に深刻な問題が全国各地どこへ行っても聞かれるわけでございます。 そういう中で、経済の問題一つを限りましても、昨年の国民の九兆円の負担というものがこれだけの大きなインパ……
○近江委員 まず、竹山先生、大臣御就任おめでとうございます。きょうは、非常に限られた時間でございますので、何点か御提案申し上げ御意見を賜りたい、このように思います。 御承知のように、科学技術基本法が平成七年十一月に成立をいたしました。昔、昭和四十三年当時だったと思いますが、一時出かけたことがございましたが、なかなか合意できないということで、残念な結果に終わったわけでございます。そういうことで、これは画期的なことでございまして、私も提案者の一人といたしまして、各党の皆さんの一致した中でこれが成立を見た、非常に意義あることであった、このように思うわけでございます。 たしか平成八年の六月二十四日……
○近江委員 新党平和の近江でございます。 きょうは、参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。 岡田先生、豊島先生、私も大阪でございますので、よく存じております。きょうはまた、角田先生も関西ということで、期せずして三名の先生においでいただいたわけでございます。 私は、先生方の話を聞いておりまして、特にヒトのいわゆるクローン個体の問題でございますけれども、これはたしかアメリカでございましたか、シードさんという人だったかと思いますが、シカゴでしたかね、政府が反対しようとどこかへ出かけていって私はつくるんだというようなことで、ニュースになったことがございますが、技術面、資金面で到底それは無……
○近江委員 きょうは、有馬長官には初めてこの科学技術委員会に出席をしていただいたわけでございます。私ども今まで、有馬先生ということで、東大総長、また理化学研究所の理事長として、私たちも理研の方にお伺いしたこともございますし、また、有馬先生をお迎えしていろいろな御講演を賜ったこともございます。それで、今こうして科学技術庁長官としてこの場に御出席でございます。 また、文部大臣との兼任ということで、一面、私も科学技術行政の責任者として一時期任についたことがございますけれども、時の政治情勢といいますか、それはもう大変ハードな日々でございました、それだけに、両省の責任を持つ立場というものは非常に大変だ……
○近江委員 近江でございます。 この法律は、昭和三十六年、一九六一年にできまして、それから十年後の七一年、七九年、八九年と今日まで改正をいたしてまいりました。私も何回かこの改正に当たりまして審議に当たらせていただいたわけでございます。 今回は、この賠償措置額につきまして三百億から六百億、また十年の延長、中間貯蔵施設に対するそうした規定、こうなっております。これはあくまで国内法でございます。そこで、私はチェルノブイリの例を見まして、いわゆる国境を越えた地域の問題、これが非常に大きな問題となって浮かび上がっておるわけでございます。 一昨年、私はロシア、ウクライナを訪問いたしました。特にウクラ……
○近江委員 今回の法改正というものは、保障措置の強化、また使用済み燃料の中間貯蔵、こういう二点に絞られるのじゃないかと思います。私は、保障措置の問題に関しまして、幾つかの観点から御質問させていただきたい、このように考える次第でございます。 この保障措置の強化のことにつきましては、IAEAとの保障措置協定、それに伴う追加議定書がございまして、それに基づく国内法の整備ということでございますけれども、この追加議定書というものは、御承知のように、イラクあるいは北朝鮮等の核疑惑、これに私は端を発しておるのではないかと思うわけでございます。 我が国としまして、この議定書に関しまして批准をする、あるいは……
○近江委員 平成七年の十二月、「もんじゅ」の事故がございました。その後、平成九年の原子力委員会におきまして、この位置づけといいますか、事故が起こる前までは御承知のように核リサイクルの中の中核ということでございまして、事故以降、この原子力委員会の決定におきましては、非化石燃料の利用の中では選択肢の一つ、こういう位置づけがされて今日まで来ておるわけでございます。 そういう中で、今度、新長期計画の策定ということで、五月に会合されて、六月の二日に第一回策定会議が開かれています。あすですか、また第二回目の長期計画の策定会議が開かれるということも聞いておるわけでございますが、その中におきまして、やはりプ……
○近江委員 中央省庁の改革関連につきましてお伺いしたいと思いますが、私は主として、きょうは科学技術の問題にできるだけ絞りましてお伺いしたいと思っております。 今回の省庁再編の状況を見てまいりますると、内閣府におきましては、経済財政諮問会議、総合科学技術会議、中央防災会議、男女共同参画会議と、非常に重要な四つのセクションが設けられておるわけでございます。また、科学技術庁が今回は文部科学省というようなことになるわけでございまして、今後の科学技術の進展というものがどのように図っていかれるのか、これはもう国民だれしもが非常に大きな関心を持って見ておるところでございます。 我が国といたしましては、御……
○近江委員 きょうは二十五分ほど私は時間をいただいております。そういう短時間でございますが、きょうは私は主として専門高校の問題についてお伺いしたいと思います。 平成六年の四月に、当時理研の理事長をされておりました有馬先生が、文部省の初中局長の私的諮問機関として職業教育の活性化方策に関する調査研究会議が発足されて、その座長に就任されたということがございました。 私ごとで恐縮ですけれども、ちょうど私はこの四月に羽田内閣で科学技術庁長官を拝命いたしまして、科学技術庁と理化学研究所、こういう関係の中で御高名な有馬先生にもしばしばお会いさせていただく機会もございました。大変有意義な、専門高校の将来は……
○近江委員 最近の経済情勢というのは極めて厳しいわけでございますが、株安、あるいは円高、あるいはまた長期金利の上昇、トリプルダメージと言っても過言じゃないと思うのですね。私、三日付の経済指標も拝見させていただきました。依然として、設備にいたしましても個人消費にいたしましても、非常に低迷いたしております。心配しておるわけでございますが、最近の動向につきまして、簡単に要点を経企庁長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 韓国も大変な状況でございますけれども、IMFとの協議で、当初マイナス一%と見ておったものを修正して、二%ぐらいいくんじゃないかというようなことが報道もされておるわけでございま……
○近江委員 私は、きょうは非常に限られた時間でございますので、科学技術基本計画につきましてお伺いしたいと思います。 私は、長年本委員会に在籍させていただいておるわけでございますが、資源のない我が国におきまして、これからの我が国をどうしていくか、科学技術創造立国ということを何十年も前から心に秘めまして努力をいたしてまいりました。また、それを支えるのは人材であります。教育立国にすべきである、この二つを私の信念として、微力ですが、努力をいたしてまいりました。 今般、総理の施政方針演説におきましても、この二本が柱になっておるわけでございます。長官の所信表明におきましても同様で、この二つを柱として取……
○近江委員 それでは、きょうは非常に限られた時間でございます。斉藤総括政務次官にお伺いしたいと思います。
斉藤総括政務次官は、衆議院ではただ一人、技術士をお持ちでございます。参議院では二人の先生がいらっしゃるということを聞いておるわけでございます。
そこで、冒頭に、斉藤先生がその資格取得を目指された動機が一つ、それから受験時の感想、三番目には、取得されてからどういう利点があったか、その三点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 率直に政務次官の御感想をお聞きしまして、とにかく技術士というのは非常に難しい、一般にそういう見方というものが定着しております。平成十一年、第一次試験に合格した人が一……
○近江委員 参考人の先生方には、本当にどうも御苦労さまでございます。ありがとうございました。 一昨年の当委員会におきまして、岡田先生初め参考人の先生方に来ていただいて、貴重な御意見をお伺いしたわけでございます。その後、科学技術会議におきまして、生命倫理委員会、またその下にクローン小委員会が設置されて、そうした中で、政府から先月やっとこの法案が提出された。少し遅い感がするわけでございますが、今日までの取り組みに対して敬意を表したい、このように思うわけでございます。 クローンの産出につきましては、私も、一昨年の参考人の先生方の質疑でも、一日も早い法の規制が必要であると、強く私個人の意見として申……
○近江分科員 近年、御承知のように技術革新、国際化、情報化、高齢化、少子化、大きな波が来ております。そういう中で産業構造も大変大きな変化を来しておりますし、そういう中で、専門家といいますか、いわゆる知識なり技能なり非常に高度なものが要求されている。そういうスペシャリストをいかに育成をしていくかということは、非常に大事な問題となっております。そういう中で、いわゆる職業高校、専門高校のあり方というものが、これを本当にどのように改革をしていくか、大変大きな関心を集めておるわけでございます。 そういう中で、御承知のように有馬先生を座長としまして、職業教育の活性化方策に関する調査研究会議、これが、平成……
○近江分科員 新党平和の近江巳記夫でございます。 きょうは、非常に限られた時間でございます。そういう中で、特に私は、最近の大変な景気の中で中小企業等が資金繰り等で大変困っておりますし、そうした貸し渋りの問題等から御質問をしたいと思います。 御承知のように、最近は、貸し渋りから、さらにまた貸し付けてあるのを回収にかかるというようなことでございまして、大変な厳しい状況が見られるわけでございます。御承知のように、倒産件数一つ見ましても、昨年は一万六千四百六十四件、負債総額が十四兆を超えておりますし、今年に入りまして一月、二月、もう既に三千五十五件、一兆六千億ということでございます。特に二月は千五……
○近江分科員 どうも長官、御苦労さまです。まず初めに、私は、恩給問題についてお伺いしたいと思います。 私がお聞きしております現在の状況というのは、受給者総数百五十六万五千人、本年度予算では一兆三千八百億というデータをもらっておるわけでございますが、そういう中に、いわゆる軍恩欠格者といいますか、受給に条件が適しておらない、こういう方が二百五十三万人いらっしゃる。恩給関係の九六%というのは軍関係なんですね。もう高齢者の皆さんが非常に多いわけでございますし、現在におきましても、地元都道府県を通じ、厚生省経由で恩給局という形で申請をどんどん出しておられる。しかしながら、当時の状況がはっきりしないとか……
○近江分科員 私は、宇宙開発の問題から御質問をしたい、このように思っております。 二十三日朝、スペースシャトル・エンデバーが無事着陸をいたしました。テレビをごらんになった人、私もそうでございますけれども、胸の高まりを抑えることができませんでした。HIIの問題あるいはまた宇宙研のMロケットの問題等もありましたから、やはりそこには不安というものがあったわけでございまして、ほっとした感があるわけでございます。 実に多くの仕事をされたと思います。地球上の陸地の七〇%以上の立体図を作成するための基礎データの収集、あるいはまたハイビジョンの撮影、また青少年への教育プログラム等、十一日間の搭乗ではござい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。