草川昭三 衆議院議員
34期国会発言一覧

草川昭三[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
草川昭三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは草川昭三衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院34期)

草川昭三[衆]本会議発言(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第10号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○草川昭三君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました雇用保険法等の一部を改正する法律案の内容について若干の質問を行うものであります。(拍手)  景気の長期低迷で、企業はいわゆる過剰雇用を理由に減量経営への転換を強め、雇用不安を恒常化しております。完全失業者は五十年以来百万人を上下しており、特に中高年齢、身体障害者、寡婦及びいわゆる季節的労働者の働く機会は一層狭められ、弱い立場の人々へのしわ寄せが顕著になっております。  失業はそれ自体重大な社会問題であり、健全な身体と能力のある多くの人たちを仕事につけられないことは、勤労者から生きがいを奪うばかりではなく、社会にとっても……

草川昭三[衆]本会議発言(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院34期)

草川昭三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 社会労働委員会 第2号(1977/03/01、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。  最初に、私、初めて本社会労働委員会で発言をさしていただきますので、何かと失礼なことがあるかもわかりませんけれども、先輩の各位の皆さん方からよろしくお引き回しのほど、お願い申し上げる次第であります。  最初に、先般大臣より、今後の方針について適切な御方針がございましたが、当面する労働行政の最大の課題は、インフレなき完全雇用をいかに達成するかにある、このように抱負が述べられておるわけであります。私も同感でございます。私は、今日ほど日本経済にとって労働問題が重要な局面を迎えているときはないと考えるわけです。特に、産業優先、資本蓄積重視から、生活を大……

第80回国会 社会労働委員会 第6号(1977/03/23、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  私は、国鉄が、公労法違反による解雇、免職者のうち、東京地裁あるいは新潟地裁等でいろいろと裁判があったわけでございますけれども、このほど東京地裁民事第六部で和解勧告を受けたということについてお伺いをしたいと思いますけれども、その時期はいつでございましたか。まずそれからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは東京地裁だけですか、それとも新潟地裁の方も同じころに出たわけでございますか。
【次の発言】 この和解は、いわゆるいろいろな和解の方法でも、当事者同士の和解もございますし、それから裁判長が適当な時期を見て双方にあっせんというのですか、申し入れというのですか……

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/06、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川であります。  まず最初に、今回、雇用保険法の一部改正と雇用安定資金の創設ということになったわけでございますが、政府の方は、この安定資金をもって雇用政策の柱が一応整ったと言われておるわけでございますけれども、私は、必ずしもそうではない、こういう立場でいろいろと御質問を申し上げてみたい、こう思うわけであります。  特にまず最初に、政府が昨年六月に第三次雇用対策基本計画というものを打ち出されたわけでありますけれども、この関係で雇用というものについてお伺いをしたいと思うわけでございます。  第三次雇用対策基本計画というのが五十一年六月に閣議決定をなされたと思うわけで……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/04/08、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 私は、先々回行われました三月二十三日の本委員会における国鉄当局の答弁に重大な問題がございますので、委員長に対する調査方の要望を申し上げたい、このように思います。  実は三月二十三日、本委員会におきまして、私は国鉄の解雇処分者の再雇用、和解問題についての質疑を行いました。その際、国鉄当局の橘高職員局長の答弁の中に、事実問題についての明らかに間違いな点があるわけでございますので、それをひとつ解明をしていただきたいと思うわけであります。  私はこの委員会の中で、国鉄当局の解雇処分者の再雇用の和解というものについては、国鉄の労働組合とはこれで非常に円満な解決になるわけなので、それを体して将……

第80回国会 社会労働委員会 第9号(1977/04/13、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 私は、二百海里問題と雇用問題についてまずお聞きをしたいと思うのであります。  二百海里問題が、いま北海道等を中心とします水産業界に非常に深刻な失業あるいは解雇の問題を投げかけておることは御存じのとおりだと思います。釧路では特に、歴史上初めてと言われるように、水揚げがゼロというようなことが報道されておりまして、魚市場というのですか、市場そのものが休業したと報ぜられております。そしてまたそれに伴いまして、水産加工業者、あるいは水産加工以外の運送業者あるいは製函というのですか、そういうような業態の方々、あるいは全国的にもたとえば網をつくるような業者というところまで、非常に広範囲に失業、解……

第80回国会 社会労働委員会 第15号(1977/04/26、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  じん肺法は、制定後十七年を経過しておるわけでございますけれども、法律の施行後もじん肺の患者が非常に増大をしておるというお話は、午前中参考人の方からも御発言があったわけでございます。  そこで私は、粉じん作業に従事をする労働者の数がどのような増加傾向にあるのか、特にまた新しい職種としてどういうような職種がふえておるのか、顕著な例がございましたら、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 最近の数字で、約十年ほど前に比べてこの六十万人というのは約十四万人ほどふえておるというのを私、少し調べたのでございますが、大体十年前に比べて十四、五万人の方がふえておると……

第80回国会 社会労働委員会 第18号(1977/05/12、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川であります。  私は、今度の健康保険法の一部改正案の審議に当たりまして、国民の皆さん方が医療に対して非常に深刻な不安感を抱いており、かつまた、ぬぐいがたいところの不信を持っておるということを、まず冒頭に申し上げておきたいというように思うわけであります。  すなわち、本案は、国民が現在本当に苦しんでおるところの差額ベッドの問題だとか、付添看護料の負担の問題、救急医療のたらい回し事件等、あるいはまた国民の総薬づけとでも言うべき薬の乱用、あるいはまた医療過誤、こういうような国民の命と健康を守ることとは逆行しておるような現状を放置しておいて、医療に対する基本的な展望がないまま、財政対策……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  まず第一に私は、いわゆる激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律というのがあるわけでございますが、その中の二十五条に関しまして、少し具体的な例を挙げて御質問を申し上げてみたい、こういうように思うわけであります。  まず最初に、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の第二十五条というのがあるわけでございますが、この中には雇用調整給付金に関連する項があるわけですが、ひとつどういうことか具体的に御説明を願いたい。
【次の発言】 続きまして、激甚災害時における雇用保険法による求職者給付の支給の特例に関する省令というのがあるのですが、この省令の……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1977/05/17、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 ただいまも漁業問題が出ましたけれども、私の方もごく簡単に最初に触れさしていただきたいというように思います。  漁業問題に端を発しまして、加工用の原材料のすり身だとか原魚が非常に値上がりをしておるわけでございますが、これは明らかに商社や大手水産業者の魚隠しや魚転がしによる疑いが濃いということは事実だと私は思うのです。水産庁はただいまも、流通業界の値上げの自粛を呼びかける、在庫量の報告を求めるという通達を出しておりますけれども、私は、これだけで加速度がついておる魚価の高騰が抑えられるとは思っておりません。現在、東京だけでも七十二万トンの能力があると言われておりますが、たとえば東京のみの……


■ページ上部へ

第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 社会労働委員会 第1号(1977/08/01、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  まず最初に、柳井建設の事故の処理についてお伺いしたいと思いますけれども、ただいまのお話だと労働基準法の九十六条違反と十五条違反というお話ですが、そのほかに消防法違反あるいは建築基準法違反の事実があったのかないのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私どもが少し調べたのでは、五十人未満の場合は消防法違反あるいは建築基準法違反には該当しないというようなことがあるわけでございますが、その点はいまのお話で多少どうかということもございますが、私の質問は、たとえそうだとしても、実際上の飯場というのは、五十人以上の飯場というのはかなり大きい飯場になるわけでございま……


■ページ上部へ

第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/10/25、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  私は、航空機騒音の問題について、特に公害対策基本法と基地の周辺整備法とのギャップの問題を中心に、愛知県の小牧空港の問題にしぼって質問をしたいというように思います。  まず第一に、運輸省にお伺いをいたしますけれども、運輸省は第三次空港整備五カ年計画を昨年の八月につくりました。その中で、名古屋空港の整備事業計画も当然予測値を試算をしておるわけでございますが、ことしの十月一日から名古屋―ソウル便というのが急に決まったわけでございますが、それは予測をされておったのかどうか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 第三次空港整備計画の基本方針の確か(ロ)だと思いますけれど……

第82回国会 社会労働委員会 第1号(1977/10/25、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川であります。  公明党・国民会議といたしまして、今回の不況業種の実態調査を行いましたので、その実態の上に立って、きょうは質問をさせていただきたいと思いますし、なお途中では、平電炉の具体的な倒産の例を取り上げまして、ケーススタディーという感じで労働省の考え方をお聞かせ願いたい、こう思うわけであります。  私どもは、特に繊維、これは愛知県を中心に非常に多いところでありますし、造船は、たとえば神奈川県だとか静岡県、平電炉は京浜地区、そのほか合板は東海地方、こういうように現地調査をそれぞれ行いまして、一体、今日のこの構造不況というものが具体的に、どのようにあらわれておるかということを調……

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/27、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川昭三であります。  まず最初に、大臣の方にこの健康保険の今後の、あり方についての若干の質問と、それから後で、銘柄別収載に新しく薬価が収載をされるわけでございますが、その実態を踏まえまして問題提起をさせていただきたい、こういうように思います。  実は、前々の八十国会で健保が継続審議になったときに、これはある新聞の報道でございますけれども、健康保険の法案がなかなか通らないのは、成立をしなくても困る人がいないからだ、こういう報道がございました。これは厚生省の首脳の一人が暗然とした表情でつぶやいた、こういう報道でございます。その理由は、一つ、赤字がふえても支払い停止ということはまずない……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/22、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 今回の不況の問題について、きょうは、特に雇用を創出する、いわゆる新しくつくるにはどういう問題点があるのかということを中心に、造船関係と電気工事業に関する問題とスーパー関係、あるいはまた、雇用保険の現実的な運営なり職業訓練の問題等について少しお伺いをしたい、こう思います。  まず、今回の不況は、四十年のときの不況あるいは四十六年のときの不況とけた違いで、本格的な不況であるということが、数字ではもうずっと何回か出ておるわけです。完全失業率も二%を上回って、高い位置を示しているのですが、三十四年八月のなべ底景気の二・一六%の失業率に近い、非常に不況になっておりますし、さらに今日的には円高……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第14号(1978/04/14、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  私は、船員の職業上の災害の防止に関する条約、いわゆる百三十四号条約について少し質問をさしていただきたいと思うのです。  まず最初に、大臣が大変お忙しいようでございますので、このILOの基本的なことだけお伺いをしたいと思います。  御存じのとおりに、いまわが国と海外の諸外国との間には貿易の摩擦が非常に大きいわけでございます。特に経済的な摩擦があるわけでございますが、このILOの基本的な考え方である公正労働基準というものを推進する上においては、私、ILOというのは非常に重大な役を果たすものだと思うのでございますけれども、いまわが国の批准状況と……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1978/04/11、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 きょうは、お許しを得ましてたばこの問題を取り上げさせていただきたいと思うわけでございますが、いわゆるたばこを吸わない非喫煙者に及ぼす喫煙の影響、さらに環境問題ということについて、長官にまず御質問をしたいと思うわけでございます。  いままでたばこというのは、社会的に容認をされた嗜好品として取り扱われてきておるわけでございますが、たばこと健康との関係は、主として個人衛生の問題として考えられてきたと思うのです。これは社会労働委員会の問題でもあり厚生省の問題になってくるわけでございますけれども、一般には喫煙の有害作用、特に紙巻きたばこの喫煙が肺がんの発生に大きな役割りを果たす、あるいは心疾……

第84回国会 社会労働委員会 第2号(1978/02/16、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。大臣は朝から大変お疲れのところを御苦労さんでございますけれども、私の方も過日、大臣の所信表明をお伺いをいたしまして、いろいろと検討させていただいておるわけでございますが、いずれにいたしましても、この十兆円を超える医療費を負担をする医療政策はきわめて重大になってきたと思うわけであります。それだけに厚生行政の置かれておる立場というのは非常に重要な問題になってくるわけでございます。  実は、前厚生大臣の渡辺先生はかなりいろいろと御活躍をなすったわけでございますが、大臣をやめられて、それなりに非常に活発ないろいろな御意見を出しておみえになるようでございまして、過日、私のと……

第84回国会 社会労働委員会 第3号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  最初に、経済企画庁の方お見えになっておられますか。――経済企画庁の方に、実は先回、衆議院の予算委員会で公明党の矢野書記長が経済成長率の問題で質問をした中で、ことしの春闘相場というものが一体どうなるのだろうかという質問があったわけであります。私、議事録を持ってまいりましたけれども、正確に申し上げますと、そのときに矢野委員が「くどいようですけれども、その見通しは、昨年のベースアップの実績に比べて高い基準で想定されたのか、あるいは低い基準で想定されたのか。上なのか下なのかということです。その辺もう一遍ちょっと言ってみてください。」宮澤国務大臣が「少し下回っております……

第84回国会 社会労働委員会 第6号(1978/03/22、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございますが、まず最初に日本の財形のモデルになっております西ドイツの財形政策との比較について御質問を申し上げたいわけでございますが、その前に、きょうもいろいろと御論議があったと思うのですけれども、財形というのは、昭和四十七年に発足いたしまして、現在七百三十九万人の勤労者の方々が契約をし、六十一万の事業所、貯金の残高も一兆七千九百六十七億円というような大変な伸び率を示しているというように聞くわけであります。しかし一方、いわゆる第二財形と言われるような給付金の受益者の方は十八万人、非常に少ないわけでございますし、実施企業も全国で五千三百八十六社ですか、預金に比べますと非常に数が少……

第84回国会 社会労働委員会 第8号(1978/03/28、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。  私は、昨年、この社会労働委員会として沖繩の現地視察をさせていただいたわけでございますが、その沖繩の現地視察の問題を踏まえまして、この法案に賛成の立場から、少し質問をさせていただきたいと思うわけです。  ただいま古寺議員からも、いろいろとお話があったわけでございますが、沖繩の状況は、失業者が約七%を超えておるわけでございまして、日本でも地域的には最高の失業状況にございます。現地の安定所の方々とお話をいたしますと、七%の失業というのは、実は暴動寸前の数字ではないだろうか。だけれども、その暴動寸前に、これを支えておるのは、実は雇用調整給付金、特に、いま提案をされてお……

第84回国会 社会労働委員会 第9号(1978/03/30、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 時間がたっておりますから、はしょって少し質問をさせていただきます。  ことしの一月に厚生省は例の社保の長期計画懇談会に人口老齢化による社会保障への影響を発表いたしておりまして、この老齢化問題というのは非常に重要な時期になってきたと思うのです。そこで、まず第一に、老齢化社会を迎えて大臣の基本的な見解、同時にまた、そのものを含めまし三昨年の暮れ、社会保障制度審議会が基本年金制度の大変な抜本的な改正を打ち出し、なかんずく、その中に年金の支給開始年齢のあり方というきわめて重要な問題提起があるわけでございますので、その三点について大臣の見解をお伺いしたいと思います。

第84回国会 社会労働委員会 第11号(1978/04/11、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 現在の、この職業訓練の法律というものについては、部分的には非常に喜ばれるというのですか、非常に利用されている面もあるのですけれども、やはり現実的ないまの産業界の状況だとかいうものに対比をしてみると、なじまないというと言葉が悪いのですけれども、ぴったりとかみ合っていない面の方が実は多いのではないかということを私はかねがね思っておるわけです。これは批判という意味ではなくて、審議会なんかでも産業界の代表、労働組合の代表、いろいろな方の御意見もあると思うのですが、もっと幅広い意見を聞きながら、せっかく国も膨大な予算というものを職業訓練に対して投入をするわけでありますから、もう少し職業訓練そ……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。  私どもも構造不況の実態をいろいろと現地で調査をさしていただいたわけでございますが、部分的には、かなりひどくて予想外に深刻な状況がうかがわれるわけです。  そこで具体的に質問に入るわけでございますが、たとえば造船でもベニヤでもそうでございますが、会社が行き詰まるという場合があります。そうすると大銀行だとか商社だとか、いろいろな債権者が来て再建計画を立てるわけですが、必ず従業員の縮小ということになるわけでございます。そこで主として希望退職という手がとられるわけであります。私はまず第一に、希望退職というものは一体何なのかということを中心に、少し労働……

第84回国会 社会労働委員会 第15号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  本日は盲導犬のことについて、いろいろと現状の訴えをさせていただきたいわけでございますが、本日のこの委員会を開催するに当たりまして、委員長初め各党の理事の諸先輩の方々に大変お世話になりまして、心からお礼を申し上げさせていただきたいと思う次第でございます。  まず第一に、盲導犬のことでございますけれども、最近は車社会で交通事故が非常に多くなってきておりますし、どこの道路を歩いておっても激化しておるわけでございますが、盲人の単独歩行はきわめて困難になっております。きょうも傍聴に来ていただいておるわけでございますが、中部盲導犬協会の調査によります……

第84回国会 社会労働委員会 第16号(1978/04/25、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。  労働組合法の一部を改正する法律案の審議をさしていただくわけでございますが、原則的に私どもも賛成の立場でございますが、この内容を審議する場合に、どうしても、ただいま行われております春闘の問題に関係をするわけでございますので、まず、その点から大臣の見解をお伺いしていきたいというように思います。  こういうことを質問をして大変恐縮でございますけれども、藤井労働大臣は労働問題については基本的には、いわゆるハト派だというふうに私どもはお伺いをしておるわけであります。スト権問題についても早期に解決をしたいというようなお立場と聞いておりますし、あるいはまた……

第84回国会 社会労働委員会 第19号(1978/06/01、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  まず最初に大臣にお伺いをしたいわけでございますけれども、御存じのとおりに健康保険法の改正は、ずっと私ども新聞を通じて事の推移というのをお伺いをしておったわけでございますけれども、健保改正は将来どう扱われるかわからない。早く言えば全く予想がつかないような状況で、いま提案をされつつあります。進行形になるわけでございますけれども、いわゆる医師会を初め関係者の方々の合意のないままに上程をされてくるということは、結局、私は新聞を見ておる立場で、本当に問題がかえって混乱を大きくしていくのではないだろうかというような気がしてなりません。特に大臣は厚生省……

第84回国会 社会労働委員会 第20号(1978/06/06、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。  まず最初に、大臣にお伺いをするわけでございますが、実は経済の動向が非常に一時的に回復に向かっておると言われておりますけれども、雇用の面に限っては一向によくなっていないというのが統計数字では出ておるわけであります。そういう中で過日、二十七日でございますか、労働省は次官通達で、時間外労働を削減したい、あるいは週休二日制を推進するというような通達を出されて、雇用創出を図りたいというような提案がなされております。  実は昨年の十二月に、石田労働大臣のときでございますが、非常に労働省は力を込めまして、全国で三千人に上る労働基準監督官を動員いたしまして、……

第84回国会 社会労働委員会 第22号(1978/06/22、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。時間がございませんので、官房長官にしぼって御質問をしたいと思います。  御存じのとおりの、ああいう答申案が出たわけでありますが、あの中での第三の柱である、いわゆる「労使関係の正常化」のために政労使は「相互信頼を基礎とした対話を積み重ねること」に努力すべきだという点について、私は他の点については非常に不満なんですけれども、この一点は真剣に受けとめなければいかぬ、こう思っておるわけです。また、それが国民の願いでもないだろうか、こう思います。  しかし一方、労働側から言わしてみれば、これで三回目の肩透かしということですから、労働側の不満もきわめて大……

第84回国会 商工委員会 第9号(1978/03/23、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。皆さま方にちょっとお許しを得まして、きょうは参加をさせていただいたわけでございます。  実は、このたびの構造不況法案が提案されるに当たりまして、私ども、いわゆる構造不況業種と言われる産業をかなり歩いてみたわけでございまして、それぞれの産業の実態、あるいはまたそこで働いておりますところの現場の労働者なり経営者の方々、あるいはまた金融機関の方々のいろいろな御意見を集約をしてまいりまして、私どもなりに整理をして、この法案について、骨格的な問題になりますけれども、ひとつ御質問を申し上げたいというふうに思うわけであります。  まず、私の率直な感想でございますけれども、日本の……

第84回国会 農林水産委員会 第33号(1978/06/15、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  きょうは皆様方にお許しを得まして、いま愛知県を初めといたしまして三重県、あるいは岐阜県、静岡県の東海四県下に稲の新害虫でございますところのイネミズゾウムシというものの被害が非常に大量に発生をいたしておりますので、このイネミズゾウムシの問題について質問をし、いろいろな要望を申し上げてみたい、こう思うわけでございます。  すでに農林省の方も御存じのとおりに、このイネミズゾウムシというのは昭和五十一年に愛知県に初めて発生をしたわけでございまして、日本でもこの虫が初めて発見されたわけでございます。発生源は、推定でございますけれども、同様の虫という……

第84回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1978/03/28、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 お許しを得まして、きょうは医薬品の問題を中心に御質問をさしていただきたいと思うわけであります。  医療保険制度の抜本的な見直しが進んでいる中で、薬価基準制度全体が大きな変革を迫られていると思うわけです。それだけに、昨年の十一月に採用されまして、ことしの二月一日より実施をされております銘柄別の収載制度が採用されたというのは、私は、そういう意味では一つの契機ではなかろうかと思うわけです。従来の統一限定例記方式では、市場価格と薬価との乖離というもの、差というものが非常にひどかったわけでございますが、優良な医薬品が安定的に供給されることを目的にした銘柄別というものが、二月からわずかの日にち……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川でございます。私は、時間が短いのでございますけれども、約四十五分ぐらい、雇用の問題にしぼって御質問をしたいと思うわけであります。  まず最初に、宮澤経済企画庁長官にお伺いをするわけでございますけれども、御存じのとおり失業というのは非常に深刻になってまいりまして、やがて百三十万から百五十万の失業者を出そうという、こういう時代になってまいります。われわれもその前途については非常に心配をするものでございますけれども、一方、七%の経済の成長という問題が先ほど来からいろいろと論議になっておるわけでございますが、民間の心理だとか消費性向というものが、一方では非常に低下をしてきておると私は思……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/13、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川であります。  今回のこの法案についての基本的な考え方を最初に申し上げておきますが、実は前国会で構造不況法案というものが成立をしたわけでございますけれども、どちらかと言えば、前回のこの法案は業種別の縦の救済対策であったわけでございまして、今回のこの不況地域の対策は、横の地域ぐるみという意味では一定の前進ではないだろうか、こういうようにまず評価を申し上げておきたいというように思うわけであります。  ところが、実際上のこの中身につきましては、前回の構造不況法案も、この法案で構造不況業種がかなり具体的なてこ入れができる、こう言われておったわけでございますが、たとえば……

第85回国会 社会労働委員会 第3号(1978/10/17、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  いま大臣の方から、雇用の場をつくるという立場に立って、幅広く他の関係省庁にも呼びかけられるというお話がございましたが、私どもも全くそれは同感でございまして、今日的な、特に雇用という面の意味での労働省の役割りは大きいわけでございますので、ぜひそれは進めていただきたいと思うわけです。  そこで、今度の臨時国会で総理の本会議答弁なんかを聞いておりましても、ことのほか、雇用ということについて非常に強く主張されておるという面があるわけであります。労働省としても、前回通りました法案の審議の中でも、新しい発想を打ち出されてみえるとは思うわけでありますが……

第85回国会 社会労働委員会 第4号(1978/10/19、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  きょう、私は、まず人工透析の問題を中心に質問をさせていただきたいと思うのですが、過日、兵庫県の監査で巨額な診療報酬の不正請求が明るみに出た、国富病院の処分についてお伺いをしたいと思うのです。特に国富病院の場合は、人工腎臓を売り物に、わずか数年で、医師の所得番付のトップになったわけでございまして、それだけに世間からも非常に注目を受け、すでに保険医療機関の取り消し、あるいは院長自身の国民健康保険医の登録取り消しの処分が出ておるわけでございますが、この不正要求額が一体幾らになったのか、あるいはまた、自主返還の分を含めると一億を超すのではないか、……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第7号(1979/04/26、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。私は、実はきょうは大変皆様方に申しわけございませんけれども、日ごろ社会労働委員会に所属いたしておりまして、特にかねがねこの国際人権規約の問題について非常に深い関心を持っておりまして、本外務委員会で審議をされるということで、ぜひともその審議に参加をさしていただきたいというので、差しかえてきょうは発言をさせていただくわけでございますので、改めて関係の皆様方に御了解を得ておくわけでございます。  いまもお話がございましたけれども、この世界人権宣言に法的拘束力を持ったこの国際人権規約が国連で採択をされてから、これは非常に画期的なことでございますが、か……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。きのうに引き続いて、私の方も時間が二十五分でございますので、簡潔に御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、労働大臣にお伺いをするわけでございますが、人権規約が国連で採択をされてから非常に長期の期間がかかっておるわけでございます。きのうもいろいろと外務大臣にお伺いをして、おくれた理由ということを聞いたわけでございますが、やはり国内法の整備の関係あるいはまたぎりぎりの部内調整で手間取ったということを言われております。  そこで、ざっくばらんにということで、一体関係省庁はどのような協力の態度をとったか、こういう御質問をしたわけです。そうした……

第87回国会 社会労働委員会 第3号(1979/02/20、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川であります。  私は、まず第一番に、率直に申し上げまして、今度の五十四年度の予算で、労働省が緊急雇用ということで中高年齢者の雇用開発給付金で大幅な予算を計上しておるという、そういう積極的な姿勢については率直に評価を申し上げておきたいと思うのです。  しかし、雇用という問題は、基本的に労働省としても考えを直すべき時期に来ておるのではないか。早く言うなら、高度成長時代の延長線上の雇用問題というのはもう抜本的な見直しが必要である。これは一つは失業の防止という面と、それから失業者が出た場合の離職者対策という面、そして出た後の雇用をいかにつくり上げていくかという雇用開発……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  私は、いま世間で非常に話題を呼んでおります京都の医療法人十全会グループによる大量の株の買い占め問題を取り上げながら、後半、いわゆる厚生省が診療報酬の不正請求で保険医の指導、監査を強化するという通達を出しておるわけでございますが、それが具体的にどのような形でやられようとしておるのか、この点について質問をしたい、こういうふうに思うわけであります。  医療法人というのは当然医療法の適用を受けるわけでございますけれども、医療法の第四十二条に業務の範囲というのがあるわけでございます。その業務の範囲を超えるかどうか、まず基本的な見解を賜りたいわけであ……

第87回国会 社会労働委員会 第8号(1979/03/20、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 草川昭三でございます。  まず最初に、今度の雇用保険法の改正について、雇用安定事業についてお伺いをするわけでございますが、雇用安定事業というのは五十年度に発足をして、たしかあれは五十二年からですか、名前が変わったわけでございますが、過去の中で一番高度に利用された給付金というものは具体的にどういうものか、まずお伺いします。
【次の発言】 最初はこれも非常に活用されたわけでございますが、その後景気の上向き等もあるわけでございまして、それでこれが問題になってまいりまして、いわゆる保険料率の弾力条項の創設について、使用者側の方からも、約一千億に上るお金が余るというのですか、それが蓄えになる……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/04/09、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  私は、まず最初に、社会保険業務の問題、あるいはまた年金の相談体制等、あるいは税金との関係、住宅資金の貸付枠の問題等を前段に行いまして、中段で在日外国人の方々の国民年金の取り扱いの問題、そして最後に厚生年金の地方自治体に対する還元融資制度のあり方、主に三つの山で質問をさしていただきたいと思います。  まず最初に、年金基金について大臣にお伺いをしたいわけでございます。  一昨年の十二月に社会保障制度審議会の年金の建議が出、さらにその財政的な裏打ちとして年金税としての付加価値税の提案がなされる、あるいはまた、厚生省の年金懇の中間報告を中心として……

第87回国会 社会労働委員会 第12号(1979/04/24、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  まず、これはきのうの新聞でもございますが、全国財務局長会議で大蔵省は最近の景気動向についていろいろな話をしておるわけでございますけれども、かなり雇用も徐々に改善をしてきておるというような報告をしておるようであります。あるいはまた、十日の日には、月例経済報告閣僚会議に四月の月例経済報告が提出をされまして、その中でも、インフレに対する予防の必要が中心になったようでございますが、「ゆるやかながらも着実な拡大を続け」と、景気というものがそういう形を続けておって、「常用雇用の減少に歯止めがかかり、完全失業率もこのところ低下を続けていることから、雇用……

第87回国会 社会労働委員会 第16号(1979/05/24、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川でございます。  まず第一に、私は、いままでの方の質疑と重複する点は避けまして、厚生省にこの薬事法を改正するに当たりましての基本的な考え方というものをお伺いをしたい、こういうように思います。  今度の改正案なりあるいはまた救済法をつくられる場合に、アメリカだとかあるいは西ドイツ等についてもずいぶん参考にされた点が多いと思うのですが、私も薬のことについては全くの素人でございますけれども、アメリカだとか西ドイツの法の体系なり仕組みと比べてみると、今度の法律の組み立て方について何か基本的に少し違うような気がするわけです。  一つの具体的な例を申し上げますけれども、た……

第87回国会 社会労働委員会 第17号(1979/05/29、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  きょう私は、労働災害の最近の傾向について、いわゆる労働省管轄の民間あるいはまた公務員の災害、公務災害と言われるもの等々を少しお伺いをしたい、こう思います。  まず最初に、労働省の方にお伺いをいたしますが、労働災害とは労働者が業務に起因をして受ける生命あるいは身体への損害、こういうことだと思いますけれども、このような労働災害の最近の傾向をまずお伺いをしたいわけでございます。  まず、年間の交通事故による死傷者とそれから労働災害による死傷者との比べ方が果たして適当かどうかは別といたしまして、私ども一般的には交通災害の方が多いんじゃないか、こう……

第87回国会 商工委員会 第17号(1979/05/30、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。短い時間でございますけれども、私もたまたま地元の方に陶磁器業界があるわけでございますので、参議院の方々も陶磁器業界の調査をやられたようでございますが、私なりに問題提起をしながら少し意見を反映させていただきたい、こう思うわけであります。  いろいろと現地の方々と御相談申し上げておりますと、大約して、早期にこの法案を生かしていただきたいという早期成立の要望。そしてまた二番目には、これは率直な話でございますけれども、輸出産業が多かったりあるいはまた中小零細が多いわけでありますから、お金のめんどうよりも実際は仕事が欲しい。同時に、仕事を欲しいために、……

第87回国会 大蔵委員会 第16号(1979/04/24、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございますが、まず最初に、経営上の問題について公社にお尋ねをします。  昨年の公社の全国営業担当幹部の会議で泉総裁も、専売の販売数量の推移の動向から非常事態宣言というものを強調した、こう言われておるわけですが、販売数量というのはけさの新聞にも出ておりますけれども、昨年の八月には〇・二%のマイナス、これは対前年度だと思いますが、そういう月もあるわけでございまして、ことしはやっと昨年度実績を上回るところだ、こんなような数字が出ておるわけでございますが、一体どういう理由で下がるのか、あるいは横ばいになっておるのか、ひとつ簡単に説明を願いたいと思います。

第87回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1979/05/24、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三でございます。  きょうは、私は、皆さんのお許しを得まして、この委員会で、牛乳の小売店の現状を中心といたしまして、牛乳価格の安定というものが必要ではないだろうかという立場からいろいろと御質問させていただきたい、このようにお願いをするわけでございます。  まず最初に、小坂長官の方に、全体的なことでございますけれども、わが国の最近の生乳生産、いわゆる牛乳の生産というのは非常に順調な伸びを示しておるわけでございますが、それにもかかわらず消費というものがなかなかこれに伴っていないということが非常に大きな問題になっております。また一面、大型店舗等も出てまいりまして、……

第87回国会 予算委員会 第18号(1979/03/03、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 公明党・国民会議の草川昭三であります。  私は、一番最初にこういうことから発言するのは大変恐縮でございますが、労働大臣に、非常に言いにくいことでございますけれども、きょうの雇用に関する特別の予算委員会で、私も午前から参加をさせていただいておるわけですが、非常にがっかりしたわけです。いまの労働省の労働行政というのは、雇用の問題について比較的西ドイツあたりの先進的な経験なんかを生かしたり、あるいはまた労働大臣も就任以来かなり意欲的に取り組んでみえる態度については、私は率直にある程度評価したわけです。けれども、特にきょうの午前中に年齢差別禁止法案の取り扱いの問題をめぐり、あるいはいまの社……


草川昭三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院34期)

草川昭三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 私は、伊勢湾の汚濁防止の問題を中心にいろいろとお伺いをしてみたいというように思います。  先ほども瀬戸内海の現状がここでも論議をされておったようでございますけれども、瀬戸内海環境保全臨時措置法は三年間にCOD、BODをそれぞれ三分の一とか二分の一にカットするということでできたわけでありますが、いまのお話を聞いておりますと、そのような措置法ができましても、現実的には港あるいは閉鎖港の改善はなかなかなされていないというお話が出ておったようでございます。  伊勢湾の場合は閉鎖港であります。完全な閉鎖港で、しかもまだ総合的な対策、総量規制ができてないわけでございますので、汚染の度合いは年……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 公明党・国民会議の草川であります。  私は、愛知用水の問題にしぼって、大臣あるいは構造改善局長にお伺いをしたいわけであります。  愛知用水は、御存じのとおり、昭和二十四年ごろ当初の構想がございまして、非常に干ばつに悩む知多半島を中心といたしますところの尾張東南部の農業用水として計画をされまして、非常に大型なプロジェクトになりまして、御存じのとおりアメリカの方からのいろいろな技術導入もございまして、国際復興開発銀行の融資を受けて、世紀のプロジェクトと言われた非常に大きなものであったわけでございます。工事は昭和三十年度から開始をされまして、三十六年の九月に通水をいたしまして、総事業費……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1977/03/12、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 公明党・国民会議の草川でございます。おはようございます。  質問に入ります前に、実は私、けさの新聞を拝見をいたしまして、乱塾という言葉で大きく報道がなされておるわけでございます。私どももかねがね、いまの日本の教育の実態の中から、補習教育というのですか、塾の問題が非常に大きな話題になっておるということはそれぞれ十分承知をしておるつもりでございますけれども、改めて文部省が全国調査を発表されました数字を見まして、非常に深刻な衝撃というのですか、われわれもひとつ反省を含めてあの報道を見さしていただいたわけでございます。学習塾については、御存じのとおり文部省は所管外としていままで余り触れら……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1978/03/31、34期、公明党・国民会議)

○草川委員 私は、去る三月二十三日の商工委員会で、社会労働委員の立場ではございましたが、お許しを得て質問をさせていただいたわけでございますが、そのときの印象は、結論的にこの法案というのは五年の間に景気がよくなるという前提でつくられておる、こういう感じがしたわけでありますし、また、事実その前提でつくられたと思うのです。ところが、私はどう考えても五年間でいまの景気回復というのは達成し得ないのではないかと思いますし、現実にこれだけの円の急騰、ドルの急落という条件があるわけでございますから、私は、今日の構造不況対策というものは、かなり一段とピッチを上げて対策を立てないと手おくれになるという気がしてなり……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 公明党・国民会議の草川であります。私はまず虫の被害について細かい話ですが二つほど、それから沿岸漁業の問題の三点について御質問をさせていただきたいと思います。  まず、虫の被害の中でもマツクイムシとイネミズゾウムシという虫があるわけでございますけれども、最初にマツクイムシの現状についてお聞きをするわけでございますが、私がいまさら申し上げるまでもございませんが、マツクイムシの被害は西日本から中部、関東を経て、いまでは東北の方にまで蔓延をして、非常に広域化してきておるんじゃないか、こう思うのです。しかも、激害化というのですか、非常に被害がひどくなってきておりまして、全国で百万立方メータ……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 草川でございます。私の方は、まず第一番に海外子女の教育充実についてお伺いをしたいと思うわけであります。  海外子女というのは、御存じのとおり最近日本の産業構造が非常に高度工業国家になってまいりまして、輸出に関する業務が非常に多くなってまいりまして、それに従事をする日本人も多くなってきたわけでございます。しかもまた最近、国内での需要もさることながら、海外におきましてかなり大型プロジェクトが組まれるようになりまして、一般の現地の作業員の方々も大量に諸外国の方に移られまして、そこで長期間にわたって作業をするということもかなりふえてまいります。こういうように、一つの国際交流というんですか……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 公明党・国民会議の草川であります。  私は、いわゆる救急医療問題に関して、どちらかといえば、プレという言葉がありますけれども、病院に搬送される以前の問題について、法体系と行政分担の体制整備の問題があるわけですから、その点を中心に質問をさせていただきたいと思うわけです。  御存じのとおりに、いまわが国の救急医療体制というのは、交通安全対策基本法というのがございますが、これはいわゆる交通規制等も含めまして道交法など警察関係ということになります、たとえば事故が起きた場合のことでございますから。それから、患者が発生をした場合には負傷者の搬送という意味で消防法というものがあるわけです。ある……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 公明党・国民会議の草川でございます。  私は航空機騒音に関する問題について環境庁と運輸省と防衛庁あるいは防衛施設庁に質問をいたします。  まず最初に、環境庁にお伺いをするわけでございますけれども、航空機騒音に係る環境基準の中間改善目標達成状況というのが出ておると思うのでございますけれども、御存じのとおり、この航空機騒音に係る環境基準というのは昭和四十八年十二月に環境庁の告示で出ておるわけでございますが、その際にジェット機の就航していた飛行場等については五年以内に八十五WECPNL未満とすること、または八十五以上の地域においては屋内で六十五WECPNL以下とするといういわゆる中間改……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○草川分科員 公明党・国民会議の草川でございます。  私は、濃尾平野を貫いて知多半島へ、夢の運河と言われております愛知用水のことについて質問をしたいと思うわけでございます。  この愛知用水も、水が流れてから早いもので十八年目を迎えることになります。この愛知用水は、昭和二十四年ころの初期の構想においては、干ばつに悩む知多半島を中心とする尾張の東南部の農業用水として計画をされたものでございますが、大名古屋の周辺都市を通るわけでございます。その後、都市化が非常に激しく進んでおりまして、また伊勢湾の臨海工業地帯の経済の拡大の中で、農業用水にとどまらず上水道、工業用水あるいは発電などの非常に幅の広い多目……



草川昭三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

草川昭三[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
草川昭三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 34期在籍の他の議員はこちら→34期衆議院議員(五十音順) 34期衆議院議員(選挙区順) 34期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。