土井たか子 衆議院議員
36期国会発言一覧

土井たか子[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
土井たか子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは土井たか子衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
土井たか子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

土井たか子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 外務委員会 第2号(1980/08/19、36期、日本社会党)

○土井委員 伊東外務大臣御就任初めての質問の機会でございますから、まず基本的なことをお尋ねしたいと存じます。  時間が限られておりますので舌足らずになるかもしれませんが、その辺をまず御承知おきいただきたいと存じます。  戦後の日本外交の柱を考えてまいりますと、軍事力の後ろ盾のないいわゆる平和外交であるということがその基本でございます。外務省のお出しになった「八〇年代の安全保障政策」というのを見てまいりますと、必要最小限度という表現はございます。そういう表現はございますが、どうも軍事力の裏打ちがなければ、八〇年代のわが国の安全保障は、そして外交は困難であるというふうな向きがどうも行間に読み取れる……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 外務委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○土井委員 伊達条約局長、御出席ですね。  局長にまずお尋ねしたいと思うのですが、日本国憲法があるために、外交の行政事務をつかさどる上において何らかの支障、障害というものがいままでにあったのかなかったのか、長い御経験の上に立って、ひとつその点お考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 国連局長、御出席ですね。同じことをお尋ねしたいと思うのですが、国連における日本の外交の行政事務を行う上からいいまして、日本国憲法があるために支障、障害があるのかどうか、またむしろいろいろと国連における日本の外交を行う上でやりやすいということが言えるのか、やりにくいということが言えるのか、いかがですか。

第93回国会 外務委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○土井委員 国連の世界観光機関WTOが主催をいたしました国連の世界観光会議が、このたび初めて九月二十七日から二週間マニラで行われたわけでございますが、もちろん日本もこれに参加し、出席をいたしております。このマニラでの国連の世界観光会議に先立ちまして、同じくマニラで観光問題の民間会議が九月の十二日から二十五日までの間、参加は十八カ国から三十人出席をされております。もちろん日本からもこの中に出席をされたわけでございますけれども、その民間会議の席で買春観光の問題が焦点になりまして、日本男性のセックスツアーについて地元のフィリピンから調査データを盛り込んだ報告書が提出され、さらに野党の有力指導者からこ……

第93回国会 外務委員会 第4号(1980/10/29、36期、日本社会党)

○土井委員 まず、ただいま委員長からごあいさつがありました社団法人日本旅行業協会会長の兼松会長にお忙しい中を御出席をいただきまして、ありがとう存じました。  前回の当委員会におきまして、九月にマニラで行われました観光の国際会議において大変な一つの話題になりました日本からのいわゆる買春観光という問題を取り上げまして、これは国際親善という上から国家対国家の間で国民がお互いに信頼し合えるという状況をつくっていくということが外交上日本に対して非常に問われている大事な問題であるということも含めまして、質問を私自身がしたわけでございます。  そこで、まず兼松会長にお伺いをいたしたいと思いますが、観光旅行と……

第93回国会 外務委員会 第5号(1980/10/31、36期、日本社会党)

○土井委員 まず条文に関係のするところから少しお尋ねを進めてまいります。  今回の食糧援助規約の中身を見てまいりますと、第三条の(7)というところで、七一年規約も八〇年規約も食糧援助の方法として(a)(b)(c)の三つの方法によることになっております。この三つの方法の中で援助全体における比率というのは一体どのようになっているのか。特に大量の拠出国ということになると全世界の中でだれしも認めるアメリカということになるわけですが、アメリカはどういう傾向にございますか、この点の御説明をまず賜りたいと存じます。
【次の発言】 七一年規約と同様の中身を今回も審議しているわけでありますから、(a)(b)(c……

第93回国会 外務委員会 第6号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○土井委員 アメリカ大統領選挙、十一時現在で代議員数五百三十八中レーガン候補が六十七、カーター候補ゼロという数字が手元に出てまいりました。いまお尋ねをして調べていただいたところによりますと、NBC予測ではレーガンが二百七十ぐらいでカーターが十五ぐらいにとどまるのではないか、そういう予測も出てまいっております。  先ほど井上議員からのお尋ねに、大臣は最後まで選挙というのはわからないとおっしゃいました。なるほどそうであるに違いありませんが、大臣は申し上げるまでもなく、われわれ議員仲間は、少なくとも選挙というものを通じました経験則に照らしまして、およそこれからすればおのずと勝敗は決しているんじゃない……

第93回国会 外務委員会 第8号(1980/11/28、36期、日本社会党)

○土井委員 金大中氏の大法院における審理の見通しは非常に暗いというのが、いま一般の見方であるようでございます。中でも最も深刻なのは、判決はもう死刑ではないか、そうして死刑が確定した後、直ちに処刑されるのではないかという、そういう一般的読みというのが、ここ二、三日大変濃厚になってまいっております。けさほどの二ユースでも、治安当局は金大中氏について、その裁判と刑の執行の見通しを出しておられるようでありますけれども、死刑執行が年内に行われるという可能性がきわめて強くなったということを明らかにされているようであります。  まことにこうなってしまったのではもう取り返しがつきません。こうならないことのため……

第93回国会 環境委員会 第1号(1980/10/24、36期、日本社会党)

○土井委員 まず委員長に、質問に先立ちましてお願いを申し上げます。  本日、質問をいたします空きかんの回収問題に対しまして、必要になるかとも存じましたので、参考になる物品を持ってまいりましたので、その物品の持ち込み並びに提示をすることをあらかじめお許しいただきたいと存じます。よろしゅうございますか。
【次の発言】 先ほど長官から大変意欲的なごあいさつを私どもはいただいたわけであります。その中では、「使命の重大さを痛感するとともに、」「大きな誇りと意欲を感じて」おられるということで、特に長期的な総合的な視点で環境政策を展開されるという大きな柱の二点目で、いろいろエネルギーの需要供給の変化というふ……

第93回国会 環境委員会 第2号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○土井委員 当委員会の前回の質問で、私はNOxの総量規制についてお尋ねをいたしましたが、この問題が非常に大事な段階になってまいりましたので、今回も引き続きお尋ねを続けたいと思います。  懸案のNOx総量規制が、先月十月の末ごろ、通産省や厚生省などの関係省庁といよいよ環境庁も調整にお入りになったようでありますが、このNOxの総量規制は、法的に見ますと、すでにSOxについての総量規制が整備されているというふうな前例もございますが、どのようなお取り扱いになるのか。それは法律改正ということになるのか、政令を改正するということになるのか、あるいはそういうことなくして一連の行政指導という手続だけで事足りる……

第93回国会 法務委員会 第4号(1980/11/07、36期、日本社会党)

○土井議員 国籍法の一部を改正する法律案の提案趣旨説明をいたします。  すでに本年七月十七日、デンマークのコペンハーゲンで開催の国連婦人の十年世界会議において、政府は婦人に対するあらゆる形態の差別を撤廃する条約に署名しました。この国際条約の批准に向けて国内法の整備が急務でありますが、性別による差別を撤廃し、個人の尊厳性と両性の平等を保障する上から、可及的速やかにその実現が望まれる国籍法の一部を改正する法律案について、私は、日本社会党を代表して、提案の趣旨を御説明いたします。  戦後、日本国憲法の施行に伴い、憲法十四条の法のもとの平等及び二十四条の家族生活における個人の尊厳・両性の平等の趣旨に基……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 外務委員会 第1号(1980/12/22、36期、日本社会党)

○土井委員 あと五分くらいしか時間ございませんから、大変恐縮なんですが、私はまとめて質問を申し上げますので、大臣の方から率直な御見解をひとつ承ることにさせていただきたいと思います。  今回の日ソ、ソ日の暫定漁業協定の交渉というのは、昨年に比較いたしますと大変違いまして、非常に短期間で交渉がまとまったということでございます。これはいいことであるというふうに考えなきゃいけないと思うのですが、これにはいろいろな理由があると思われます。たとえばアフガン問題以降、対ソ非難が非常に多い国際情勢の中で、ソビエトはソビエトとして日本との友好関係というものに非常に配慮をされたということがその背後関係にあるのでは……

第94回国会 外務委員会 第2号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○土井委員 鈴木内閣でただ一人の大変私たちが期待をする外務大臣であります伊東外務大臣に、いろいろきょうはお尋ねをしたいと思っておりますが、まず、何と申しましても日米関係というのは日本の外交を考える場合に枢要な軸となるというふうにただいままで考えられてまいりました。私どもは自民党と立場は全く違いますけれども、日米関係が日本の外交にとって枢要なかなめというふうに考えるという意味においては同じなんです。  そこで、まずお伺いをしたいのは、一月の二十日、カーター政権からレーガン政権にかわりまして以後、どうも日本からアメリカヘのパイプというものがスムーズにいっていないと言われるような節が見えてなりません……

第94回国会 外務委員会 第5号(1981/03/20、36期、日本社会党)

○土井委員 当委員会も、定足数を厳密にということを最近強く国会の中での声として提唱がさらにございまして、先ほど来自民党側は小坂先生を初め精力的に御出席ではございますが、少し足りないようでありますので、定足数が整いますまで、暫時待たせていただくことにいたします。
【次の発言】 それでは、定足数を何とかいま充足しているようでございますから、一次産品のための共通基金を設立する協定についての質問から、少し質問の中身を広い視野でお尋ねを進めてみたいと思っております。  まず、第四回一次産品共通基金交渉会議、昨年の六月に行われましたあの会議で、開発途上国の強い支持がございまして。先進国の同意によってようや……

第94回国会 外務委員会 第6号(1981/03/30、36期、日本社会党)

○土井委員 外務大臣、先日の訪米は気骨の折れる中身であっただけに、大変お疲れであっただろうと思います。大変御苦労さまでございました。  きょうは、そのことに関連をいたしましてお聞かせいただきたいと思うのですが、今回の外務大臣の訪米目的というのは、説明をしてみればどういうところに目的がおありになったのでございますか。
【次の発言】 外務大臣はレーガン大統領ともお会いになって、いまお答えのような意味を含めていろいろお話し合いをなすったことと存じ上げますが、このレーガン外交政策について、一言で言うと、軍事優先の対ソ戦略外交というのが特徴だというふうに日本国内では私どもいろいろ取りざたをしているわけで……

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/04/08、36期、日本社会党)

○土井委員 私は、南極の海洋生物資源の保存に関する条約についてのお尋ねを進めたいと思うのですが、すでに日本が加盟をいたしております南極条約というのがあります。この南極条約と今回の南極の海洋生物資源の保存に関する条約との関係はどういうことに相なるわけでありますか。
【次の発言】 そういう関連性がある今回の条約ではありますけれども、この南極条約を締結しているといないとにかかわらず今回の条約については加盟国になるという資格があるのでありますか、ないのでありますか、どうなんですか。
【次の発言】 おっしゃるところは、第三条の条文を見るとそういう趣旨はうかがい知れるわけでありますけれども、先ほどおっしゃ……

第94回国会 外務委員会 第8号(1981/04/10、36期、日本社会党)

○土井委員 本日私が質問申し上げますことは、非常に政治的な問題であります。したがいまして、関係の局長以下事務当局の皆さんももちろんのこと御出席でありますけれども、外務大臣にひとつきっぱりした御答弁のほどをお願い申し上げたい、このことをあらかじめお断りをして本題に入ります。  外務大臣、金大中氏事件について、裁判過程の中で、私たちは終始一貫、判決文の要求ということを申し上げてまいりました。当初、大臣は、判決文を入手できるように韓国側に要求するという努力をずっと続けられたはずなのでございます。しかし、この問題の焦点は、言うまでもなく日韓政治決着という問題がございまして、この金大中氏問題をめぐる政治……

第94回国会 外務委員会 第9号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○土井委員 いま同僚の高沢議員から質問がございました米原潜当て逃げ事件について、引き続き少しお尋ねを進めたいと思うのです。  きのうまでの国会での質疑を通しまして、米国の調査待ちという趣旨が御答弁の中で再三再四にわたって出てまいっております。いま大臣からは遺憾の意の御表明があったわけでございますが、真相がいまだ究明されていないというかっこうできょうを迎えているわけです。しかし、どうなんでしょう、昨夜からきょうこの時間までの間に、アメリカ側から調査についての何らか新しい情報が届いておりますか、いかがですか。
【次の発言】 そうすると、いまの御答弁からしてもそうなんですが、アメリカ側の調査が長期化……

第94回国会 外務委員会 第10号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○土井委員 去る十五日の当委員会におきましてアメリカの原潜の衝突事故に関する集中審議を行いました節、アメリカ側からの報告書と想定問答、これは新聞では付属文書というふうな表現をとっておりました、しかし、お尋ねをしてみると想定問答とお答えになりました、この中身を即刻提出するというお約束を実はいただいたわけであります。  その後、お待ちいたしておりますけれども、私どもの手元には届いておりません。けさ新聞を見ますと、参議院の方にすでにこの問題について中身を公にされた由、私たちは初めて知って驚いたわけでありますが、一体これはどういう事情になっているのか、その辺の釈明を私はひとつはっきりさせていただきたい……

第94回国会 外務委員会 第11号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○土井委員 いま高沢委員の方から御質問のございましたアメリカ原潜の当て逃げの事件について、さらに少しお尋ねを進めたいと思うのですが、事故当日からこの方、日昇丸の野口船長と松野下一等航海士は行方不明のままでございまして、一縷の望みを託しながら、しかしわれわれは不安な気持ちを抑えることができなかったのですが、けさほどの報道で、ついにこのお二人は遺体で発見されたという事実が出てまいりました。屋久島の沖で十二日ぶりに発見をされたわけであります。御家族のお気持ちは言うまでもなく、何と痛ましいことか、われわれとしてはふんまんやる方ない思いで、アメリカに対してこのままで済む問題ではないという気持ちにより一層……

第94回国会 外務委員会 第13号(1981/05/11、36期、日本社会党)

○土井委員 前回に引き続きまして、条約法に関するウィーン条約、いわゆる条約法条約についての質問を続けたいと思いますが、中には前回取り上げた点で重複する部分も出てくるかもしれません。しかし、あえて私は大事な点であるという認識でひとつ質問を続けさせていただきます。  いままでの外務省がお考えになってきた条約と国内法との関係というのは、どうも議事録に当たって見てまいりますと一貫していないように思われてならないのです。改めてまずお尋ねをしたいのですが、今回の条約法条約の第四十六条にも関係をいたしますけれども、わが国としては条約と国内法、わけても国内法の中の憲法との関係をどのように考えていらっしゃいます……

第94回国会 外務委員会 第14号(1981/05/14、36期、日本社会党)

○土井委員 それぞれきょうはお忙しい中を御出席くださいました参考人の皆様方に、まず御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。  限られました時間ですから、順を追ってお尋ねを進めるのが至当なんですが、大変失礼かと存じますけれども、それぞれの参考人の方々にお尋ねしたいことを一括してここで申し上げますので、あと、それに対してのお考えなり御見解のほどをお聞かせいただければ幸いだと思います。  安藤参考人にお尋ねしたいのですが、先日ある韓国籍の方が私の部屋に来られまして、今回帰化について容易になるという、手続上のいろいろな問題について考えることは非常に大切だとは思われるけれども、ただ、……

第94回国会 外務委員会 第15号(1981/05/15、36期、日本社会党)

○土井委員 まず、確認をさせていただきます。  五月八日の日米共同声明の中に言う「同盟」は、軍事同盟なんですかどうなんですか。
【次の発言】 いまの御答弁はコメントでありまして、私の質問に対する御答弁をまだいただいていないのですね。  共同声明の中に言う「同盟」は、軍事同盟なんですかどうなんですか。安保条約問題を問題にして私はお尋ねしているわけじゃないのです。
【次の発言】 その「関係」という、リレーションシップという以前の「同盟」というそのもの自身に対して軍事同盟と呼んでいいのかどうかということが大変問題になっておるわけでありますから、もう一つしぼって、外務大臣、ここで明確にその辺をお答えい……

第94回国会 外務委員会 第18号(1981/06/02、36期、日本社会党)

○土井委員 難民条約に言う難民と、日本の場合は閣議了解において難民というふうに考えられている難民とがございます。この関係についてまずお尋ねをしたいのですが、いま閣議了解で認めております難民の方々の数はどれくらいになっておりますか。
【次の発言】 いまお話しになりました二つのカテゴリーにおける閣議了解で認めている難民の方々の中で、これはわかりませんけれども、考えてごらんになって、条約上の難民となると考えられる方々はそのうち一体何人ぐらいになりますか。
【次の発言】 いまお話のございました、自発的に御本人が申請なさればともかくという御発言でございましたが、この申請というのが上陸した日から六十日以内……

第94回国会 外務委員会 第19号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○土井委員 去る五月十四日の内閣委員会の議事録をきょう私は手元に持ってまいりましたが、この席で楢崎議員の質問に答えて淺尾北米局長の答弁があるのです。アメリカの日本にある基地の代替施設についての問題で、新規に施設を提供する、施設内に新規に建物や工作物を提供する、そのために日本の方が経費負担をしていくということを答弁の中でおっしゃっているわけですが、これはこのとおりに理解していいのですか、どうなんです。
【次の発言】 ちょっといまの御答弁は不明確なんですが、そうすると駐留米軍の維持費について、新規に建物とか工作物をつくることについても日本側がそれに対して経費の負担をするということを局長自身お認めに……

第94回国会 外務委員会 第20号(1981/06/05、36期、日本社会党)

○土井委員 本日、核軍縮に関する件の決議を行うに当たりまして、それに先立って確認をさせていただくことがございます。  外務大臣、非核三原則に言う核持ち込まずとは、核の貯蔵、配備、領海、領空の通過、寄港等を含め、それらすべてにノーというのが政府の解釈であり、立場である、このことを確認させていただきます。よろしゅうございますね。
【次の発言】 以上です。

第94回国会 外務委員会 第21号(1981/09/02、36期、日本社会党)

○土井委員 園田外務大臣、国会が閉会になりまして、大臣におかれましては、いよいよ席の暖まる暇もなく、連日大変な御精励でいらっしゃることにまず敬意を表したいと思うのですが、きょうはひとつ限られました時間の中で率直に承りたいと存じます。  日米共同声明で非常にごたつきました折、これは新聞紙上にも掲載をされたわけでありますけれども、鈴木内閣総理大臣が、いま外交は首脳外交の時代である、事務当局による外交の時代ではないというふうなことを述べられたと言われております。  私も、外交というのは本来、外交専門家ということを自負なすっている事務当局の方々、お役人の方々のものであってはならない、このように考えてい……

第94回国会 環境委員会 第3号(1981/03/20、36期、日本社会党)

○土井委員 かねてより環境庁とされましては大変御努力の積み重ねをいまされているところでございますNO2の総量規制の問題で、行政レベルでの折衝は一体どういう状況にただいまなっておりますか。それは実は、大気汚染防止法の施行令の改正ということが具体的な作業になるはずでありますが、政府部のいまの調整状況、それはどういうことになっておりますか。その辺からひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、いまおっしゃいました四地域が当面の規制地域になるわけですが、その四地域のさらに対象範囲というのが大変問題になってくるだろうと思うのですが、その対象範囲などについてはどういうふうに考えたらよろしゅうござい……

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/02/26、36期、日本社会党)

○土井委員 本日、私は、女性に関する施策ということにしぼりまして御質問を申し上げたいと存じます。  ちょうどきょうは亡くなられました市川房枝参議院議員の告別式の日でございます。女性の地位向上のために生涯をかけて実践された大先輩に対しまして心から哀悼の意を表しながら、えりを正して質問させていただきたいと思います。  まず、一九七五年という年、御存じのとおり国際婦人年なんでございますが、その年からこちらに国内行動計画を策定することを中心に婦人問題企画推進本部が設けられて、今日までいろいろ御苦労いただいてきたわけであります。本部長は内閣総理大臣、きょうは御出席じゃございません。副本部長の総理府総務長……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 外務委員会 第1号(1981/10/15、36期、日本社会党)

○土井委員 ここ二、三日のニュースのまずトップでございましたPLOのアラファト議長、もう周知のことの中身になってまいりますが、西側の先進国の中でまず初めて日本に来訪されまして、昨日は外務大臣と直接会ってお話をなすっているわけでございますが、外務大臣、きのうアラファト議長との話の結果、どのような感想、印象をお持ちになっていらっしゃるか、まずそれから承りたいと思います。
【次の発言】 その気持ちのよい率直なお話し合いの中で、今後の中東の日本の外交政策の中で新たに生かしていかなければならないいろんなあり方を、外務大臣自身、心に期していらっしゃることだと私は思いますが、中東和平について、パレスチナ問題……

第95回国会 外務委員会 第2号(1981/11/11、36期、日本社会党)

○土井委員 まず、外務大臣に確認という意味を含めてお尋ねをしたいのですが、去る十月十五日に当外務委員会が開かれました。その節、私が質問の最後の方で外務大臣にお尋ねをしたことにお答えをいただいて、外務大臣答弁として、「憲法、武器輸出三原則、国会の決議」「これに抵触しないように、どういう技術交流の要求があるのか、それによって検討すべきことで、主として通産省が所管で、われわれも意見を述べるわけでありますが、しかしいまおっしゃいましたように、憲法や三原則や国会決議には抵触しないということは前提でございます。」と、こう明確にお答えになっているのです。園田外務大臣はその御見解がころころ変わる大臣では断じて……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 外務委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本社会党)

○土井委員 一つ、事重大なことでございますことを新しい外務大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、アメリカの対ソ戦略に非常に関係する部分であります。  昨日、十二月二十日付の新聞報道を見まして、これはあっとかたずをのんだ国民が非常に多いだろうと思うのですが、中身はもう外務大臣御案内だと思いますけれども、権威あるアメリカ政府当局者が日本の新聞記者からの質問に答えまして、核兵器積載の米艦船の日本寄港や航空機の日本立ち寄りが行われる場合でも、それを日本の政府に通告しないというのがアメリカの一貫した政策であるということを明らかにしたという事実であります。  こうなってまいりますと、日本への一切の核持ち込み……

第96回国会 外務委員会 第2号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○土井委員 いよいよ外務大臣はあすアメリカに出発をされるということなのでありますが、私は先ほど来の質問、御答弁を承っておりましてもどうもよくわからない。大臣、一体何を訪米目的としていらっしゃるわけでありますか。
【次の発言】 いま外務大臣のおっしゃったことは必ずしも国民感情を反映している御発言とは思えません。アメリカの方の公聴会を初めいま議会の中でもそうでありますし、国務省の中でもそうであります。理不尽な発言が続いている、けしからぬという気持ちはわれわれの間にもありますし、国民からしても大いにそういう気持ちはあるだろうと思うのです。そういう中でアメリカにいらっしゃって、いまおっしゃったとおりで……

第96回国会 外務委員会 第5号(1982/04/02、36期、日本社会党)

○土井委員 私は、これから国際科学技術博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案について審議を進めたいと思うのですが、それに先立ちましてひとつぜひお尋ねをしておきたいことがございます。  今国会中に提出が予定ないしはもうすでに約束されております三つの条約のこれからの予定について確かめたいのですが、一つは特定通常兵器禁止制限条約、一つは環境改変技術的敵的使用禁止条約、あと一つは生物・毒素兵器禁止条約、この三つの条約について現状どうなっているか、そして先の見通しはどういうことになりますか。いかがでございますか。
【次の発言】 御努力は承知をいたしておりますが、一体先の見通しは大丈夫なんですか、どうな……

第96回国会 外務委員会 第6号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○土井委員 午前中は小林進委員の方から大変高度な、しかも視野の大変広い質問がございました。私は特に、その質問の中で取り上げられました日韓経済協力問題について、いわば関連質問をいまからさせていただきたいと思います。  さて、小林委員が本日の新聞の記事になっておりました対韓協力三十五億ドル供与という中身について、これがデマ記事であるかどうかという論議をされたわけでありますが、私は外務省の姿勢というのは、これをデマと言おうが言うまいが、従来から大変ふんまんやる方ない思いで見ているのです。外務大臣、よくお聞きくださいよ。十九日の当委員会において、商品借款の問題について面こうが二十五億ドルを要請している……

第96回国会 外務委員会 第7号(1982/04/09、36期、日本社会党)

○土井委員 ただいまの井上泉議員の御質問に続きまして、私は、千九百七十六年の海事債権についての責任の制限に関する条約と、もう一本、千九百七十八年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約について質問をさせていただきたいと思います。これを二つともやるというのは大変なことでありまして、しかも二つともそれぞれかなり問題点があるようであります。そこできょうは、この船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約の方に重点を置きまして、あと残余の時間で、片方の海事債権についての責任の制限については、ここでひとつ定義を確かめておきたいというふうに考えています。  さてさて、船員の訓練、……

第96回国会 外務委員会 第9号(1982/04/16、36期、日本社会党)

○土井委員 先に千九百七十六年の海事債権についての責任の制限に関する条約から質問を始めたいと思います。  まず、お尋ねをしますが、この条約に言う「船舶所有者」というのは、公人でも私人でもともにこれは船舶所有者たり得ると理解してよろしいか。
【次の発言】 そうすると、船舶自身は、公用の船舶であっても、当然この条約の対象になると考えていいわけですね。
【次の発言】 先ほどの御答弁では、船舶所有者が公人であれ私人であれ、ともにこの中に含まれるという御発言だったのです。矛盾するじゃありませんか。
【次の発言】 含まれないという解釈になっておりますと言われるのですが、それはいまも御答弁の中で言われるとお……

第96回国会 外務委員会 第10号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○土井委員 昭和五十六年の五月八日に出ました日米共同声明の中の第八項に言う日本の周辺海域、空域というのは一体どこを指すのですか。これをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この問題は、昨年の五月段階で当外務委員会は言うに及ばず、内閣委員会、さらにはことしに入って予算委員会、各委員会で取り上げられていろいろ論議をされてきたところで、およそいま局長が答えられたようなことが種々問題になったのです。  さて、そこでお尋ねをいたしますけれども、いま御答弁の中にございました周辺海域について数百海里の範囲内、特定の航路帯を設定する場合には千海里程度の範囲ということを日本がアメリカ側に対して正式に言われ……

第96回国会 外務委員会 第12号(1982/04/27、36期、日本社会党)

○土井委員 まず、外務大臣にお尋ねをいたしますが、対外経済協力の中でバイに充てられる配分、マルチに充てられる配分、これは割合からいうとどういうことに相なりますか。まず、それについてお聞かせをいただきます。
【次の発言】 いまは事務当局から過去の実績についてお聞かせいただいたのですが、外務大臣、いかがですか、外務大臣としては、そのことをことしも踏襲して考えるというお立場でしょうね。  「五十七年度外務省予算重点事項」というのをちゃんといただいておりますが、この中でも、マルチについては援助の拡充というのを力を込めて外務省としてはお書きになっていらっしゃいます。いま、大体七対三という事務当局からの過……

第96回国会 外務委員会 第14号(1982/05/13、36期、日本社会党)

○土井委員 まず、お尋ねを進めたいと思いますが、一九八一年の六月の七日にイラクの原子炉爆撃事件について第二十五回のIAEA総会におけるイスラエル非難決議に日本が棄権しているのですけれども、これは棄権した理由は那辺にあるのですか。
【次の発言】 何だかわかったようなわからぬような御答弁なんですが、要するに、アメリカがどういう態度をとるかということを非常に気にしてそうしたのでしょう。これは、いまの御答弁からすると、誠実にIAEAという立場というものを日本としては考えたがごとくの御答弁でありますが、むしろ政治的配慮が先立つ取り扱いじゃなかったのですか。

第96回国会 外務委員会 第15号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○土井委員 先ほど来、昨日の私の質問に関しまして同僚の高沢議員の方からのお尋ねが続いたわけでありますが、外務省側の答弁を私は先ほど来ここでお聞きをしておりまして、二転、三転、しかも私の質問の趣旨まで勝手につくっていただくようなかっこうであります。いいかげんにしていただきたい。こういうふうなやり方をやられたのじゃ、質問する意味がないですよ。委員長には、いま高沢議員の方からの申し入れがございますけれども、ひとつ理事会で正式に印刷になる以前に取り上げる問題になると思いますから、速記を起こしていただいた文章をお互いに討議の資料にしまして、外務省のきょうのけしからぬ答弁に対してぜひお取り上げをお願いした……

第96回国会 外務委員会 第16号(1982/05/27、36期、日本社会党)

○土井委員 鈴木総理大臣は、もうすでに、わが党の武藤議員の質問にお答えになりまして、核兵器はもう議論の余地のない絶対悪であるという表明を国会の答弁の席においてなされているわけであります。申し上げるまでもないことですが、そういうことを認識されている総理大臣でありますから、将来において核兵器が廃絶されるということを望まれるのはもう至極当然のことだと思いますが、これはもちろん御異論はございませんね。
【次の発言】 そこで、努力をしたいという御意思のほど、御決意のほどを披瀝されているわけでございますが、きょう、その第二回国際連合の軍縮特別総会に向けての当委員会における決議案を採択するまでの努力の過程の……

第96回国会 外務委員会 第20号(1982/07/02、36期、日本社会党)

○土井委員 外務大臣におかれましては、海外での御活動をこの会期中続々と行われておりますことに大変御苦労さまをまず申し上げたいと思いますが、先日、国連の第二回軍縮総会におきましても外務大臣が御出席になりまして、種々各国との間での軍縮に対する日本の立場での御努力をなすったことに敬意も表したいと思います。私自身も、超党派の軍縮議員連盟の社会党代表の一員といたしまして国連に赴きまして、種々かの地において具体的に総理大臣を初め日本の政府がどのような応対をされているかということを、部分的ではありますが、この目で見、そしてこの耳で聞いた一人でございます。  総会における総理の日本を代表しての演説は、中身は大……

第96回国会 外務委員会 第21号(1982/07/07、36期、日本社会党)

○土井委員 私は、コーヒーとココアをきょうは一括して審議させていただきたいと思うのですが、いずれも嗜好品でありまして、私自身も愛好者の一人でありますから、この中身には関心を持ってひとつ臨みたいと思っております。  ただいまコーヒー協定の問題につきまして外務大臣から御発言がございましたので、まずその点についてお尋ねを始めてみたいと思うのです。  現行協定はことしの九月三十日に失効することとなるので延長が今回問題になっていると思われるのですが、延長のための要件が満たされないということになるとこれは失効するということに相なるのですか、どうなんですか。

第96回国会 外務委員会 第22号(1982/07/09、36期、日本社会党)

○土井委員 前々回の当外務委員会で、軍縮に対する具体的な取り決めを国際的にするということがわが国に問われている大変重要な課題であるということを申し上げまして、外務大臣もそのとおりであるというお答えをいただいたわけです。  わが党は、党の立場といたしましては残念ながら政府・自民党と違いまして、安全性の点から申しましてもわが国に原子力発電所の建設をすることについて賛成はいたしかねるのですが、ただ現在、日本についてもそうでありますが、全世界見てまいりますと、原子力発電所が設置されております数が相当数に上るわけであります。日本の場合は、一九八〇年末現在で稼働いたしております運転中の発電所が二十三基、そ……

第96回国会 外務委員会 第23号(1982/07/30、36期、日本社会党)

○土井委員 今回、教科書記述において事実を歪曲した部分に関する中国側から日本政府に対する申し入れがあったわけでございますが、日中共同声明第六項の中で、「主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、」ということをはっきり述べられております。また、御案内のとおり日中平和友好条約の第一条の一項でも、「相互不可侵、内政に対する相互不干渉、」ということが明記されているわけであります。私は、今回のような中国側からの申し入れはこの共同声明第六項のただいま申し上げた部分、さらに条約一条一項に言うところの内政不干渉の中身には反しないというふうに考えております。さて、条約局長お見えですから、こ……

第96回国会 外務委員会 第24号(1982/08/09、36期、日本社会党)

○土井委員 外務大臣が外交案件のためにオーストラリアにお出かけの間に、御案内のとおり教科書問題が大変な外交問題になってしまったわけでございます。外務大臣のこの問題に対しての御認識のほどが大変大事にただいまはなっているわけでございますが、まず最初に、外務大臣としてこの問題にいかに対処することが大切だとお思いかということから質問を始めさせていただきます。いかがですか。
【次の発言】 冷静に事に処するために日本の立場を説明するといま外務大臣おっしゃったのですが、さて中国側からはすでに七月二十六日に肖向前外交部第一アジア局長を通じて在中国日本大使館に対して、具体的に中身がされている申し入れの文書なるも……

第96回国会 環境委員会 第6号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○土井委員 環境庁長官は東京御出身ですね。しかし、鹿児島は第二のふるさととお思いになっていらっしゃるのじゃなかろうかと私は思います。古い話になりますが、いまから四十年くらい前に鹿児島県にお仕事でいらしたという御経験がおありになるのじゃないかと思います。ほかの場所と違いまして、鹿児島に対しては特に何か近しい気持ちを環境庁長官はお持ちになっていらっしゃるのじゃないかと思いますが、その辺のお気持ちなり御感想なりをまずちょっと伺わせていただけませんか。
【次の発言】 この鹿児島の日南海岸国定公園、弧を描く海岸でございますが、参りますと、樹齢三百年を数えるような松林がずっと続いております。先ほども御質問……

第96回国会 環境委員会 第8号(1982/04/23、36期、日本社会党)

○土井議員 ただいま社会党案の作成に当たりまして種々私どもが努力をいたしてまいりましたことに対します評価をいただきまして、この評価に対しましてまず感謝を申し上げたいと思います。  さて、政府案の方と申しますか、これは自民党案ということで出ているわけじゃございませんから、政府案と言わなきゃならないと私どもは認識をいたしておりますけれども、その中で「円滑」とおっしゃる中身については、なるほど種々なるべくスムーズにいろいろなアセスメントの作業が行われるように、そして開発事業がスムーズに実効性を上げるようにというふうな方向での御配慮があるやに私たちも見聞をいたしております。しかしながら、幾らスムーズに……

第96回国会 環境委員会 第9号(1982/04/27、36期、日本社会党)

○土井議員 いま木間委員が御質問になりました点は、私は、実は非常に重要なポイントだと思うのです。むしろ環境影響評価の手続以前の問題として、この点は、私たちとしてはひとつしっかり認識を持っていないと、環境影響評価それ自身の意義が失われると申し上げてもいいくらいに重要なポイントだと思うのです。  環境影響評価をする場合にだれが評価を行うかということがまず問題でありますが、いま木間委員のおっしゃったとおりに、現在のやり方からいたしますと、志布志湾の開発問題であるとか、さらに本四架橋の問題であるとか、また大分で大変な問題を起こしました例の八号地の埋め立ての問題であるとか等々のアセスメントは、評価の項目……

第96回国会 環境委員会 第12号(1982/08/10、36期、日本社会党)

○土井委員 長官は七月二十二日に、国道四十三号線の現地を、お忙しい御日程の中で御視察になったわけでございますが、現地にいらしていろいろと実情に接しられると、御見解の上で新たなものがあるのじゃないかと私自身憶測するわけですが、いらしての印象と申しますか、長官としての四十三号線対策に対する物の考え方と申しますか、それをまずお聞かせいただきたいと思うのですが、いかがでございましょう。
【次の発言】 御決意のほどは、積極的にお進めになるということを承るわけですが、具体的内容をどうするかという問題が、決意とはうらはらに、なかなかうまくいかないという実情があるわけでございます。  それで、もう長官御存じの……

第96回国会 法務委員会 第18号(1982/04/23、36期、日本社会党)

○土井委員 先年、国際人権規約に日本は加盟したわけでございます。国連に対して日本として人権問題をどのように討議機関の場所で報告し、いろいろな質疑の場所での日本側の発言があるかということから、まず私はお尋ねを進めたいと思うのです。  それに先立ちまして、国連のファン・ボーベン人権部長が、これは事実上の解任であると私は言わなければならないと思うのですが、おやめになったという事実があるようでありますが、このいきさつについてお尋ねをしたいのです。何か御承知おきになっていらっしゃることがございますか。
【次の発言】 外務省の方で、これに対しては掌握なさっていらっしゃいませんか。国連に出向なさっている職員……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 外務委員会 第2号(1982/12/16、36期、日本社会党)

○土井委員 先ほどからの御質疑を私承っておりまして、条約そのもののあり方ということについて少し疑問を感ずる点がございますので、限られました十五分しか時間はございませんから、その点を少しお尋ねをしてみたいと思うのです。  現行協定には、これ、ございません。アメリカ合衆国の地先沖合における漁業に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の新協定の第五条についてお尋ねをいたします。  この中身は、もう申し上げるまでもなく、排他的な漁業専管権というものはアメリカ側にあるということを百も承知の上で、それはちょっと横に置いておいてお尋ねするのですが、条約を締結する場合に、その条約を行うに当たって、依拠する……

第97回国会 外務委員会 第3号(1982/12/18、36期、日本社会党)

○土井委員 安倍外務大臣御就任初めての外務委員会の席ということに本日は相なりますから、初めての質問であるという意味も含めて、きょうは大事なポイントについてのお尋ねを進めさせていただきたいと思います。  先日、ちょうど予算が審議されております合間を縫いまして、政務次官並びに水産庁長官、それから事務当局の方々の御出席をお願い申し上げまして、日ソ、ソ日、日米各漁業協定についての条文を主にした技術的な質問をもうすでに終了したかっこうになっております。本日は少しそれに関連のある問題について安倍外務大臣にお答えをいただきたいと思うのです。  聞くところによりますと、一月の一日、元日の日に、中曽根総理は非常……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 外務委員会 第1号(1983/02/23、36期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 安倍外務大臣は、一月十七日から中曽根総理と一緒にアメリカに赴かれているわけであります。私は外務省に、このアメリカにおける日米間の話し合いの中で武器技術輸出の問題に対しての話し合いの部分を具体的にメモとして出していただきたいと要求したのです。持ってこられたのが、五十八年二月十四日付の北米局北米第一課作成になる「中曽根総理大臣の訪米」というこの文書なんでございます。さあ、これを読んでみて私はあきれ果てたんですがね。この武器技術輸出の問題について触れてある場所は、突然出てくるのは、「大統領より、武器技術供与の問題についても努力を多としたい。」これだけが突然出てくるのです。「首脳のみの差し……

第98回国会 外務委員会 第4号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○土井委員 いまアメリカにおられる金大中氏に対し、日本側の政府がどういう対応をされておるかというのをまず最初にお伺いしたいと思うのですが、いま、現段階はどういう対応をされていらっしゃいますか。
【次の発言】 そうすると、いま日本側としては文書を作成されていると言われましたが、それはアメリカ側の日本の依頼を受けた当局が金大中氏に接触をした結果、それがアメリカ側から日本に伝えられてきて、日本としてはそういう作業をいまやっていらっしゃる、こういう順序ですか。
【次の発言】 そうすると、事情聴取に応じられますか、応じられませんかという、イエス・オア・ノーの金大中氏からの返答を得るための文書ということに……

第98回国会 外務委員会 第5号(1983/04/15、36期、日本社会党)

○土井委員 千九百七十三年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する千九百七十八年の議定書に関して質問時間を与えていただいたことに、まず感謝申し上げます。  私は簡単にこれを質問したいと思うのですが、従来環境保全の方の委員会で注目をしてまいりまして、関心の非常に高かった条約でもございますので、ひとつ気にかかるところを質問させていただきたいのです。  一つは、この議定書を今度承認いたしまして発効した場合も、一九七三年条約というのは未発効のままなのかどうなのか。  そしてまた、未発効だったといたしましょう。この議定書によってその内容に修正及び追加が行われるわけですから、それを実施することを各締……

第98回国会 外務委員会 第7号(1983/04/27、36期、日本社会党)

○土井委員 宇宙三条約の内容に対して質問を申し上げる前に、非常に大事な私どもの課題と申しますか、世界的規模の課題と言っていいと思うのですが、その基本に考えておかなければならないことをまずお伺いをしてから三条約の中身について入っていきたいと思います。  このところ本屋さんに行きますと宇宙戦争時代の幕あけだというような表題の本がたくさん目立ちます。新聞にもどんどんそういうことが報じられるようなかっこうになってまいっておりますが、外務省とされましては宇宙戦争時代の幕あけというふうな認識をいまお持ちになっていらっしゃるかどうかということをまずお伺いをしたいと思いますが、どうなんですか。

第98回国会 外務委員会 第8号(1983/05/13、36期、日本社会党)

○土井委員 先ほど井上委員の方からの御質問の中にございました金大中氏事件に関しまして、残余の時間ひとつ簡単にお尋ねをさせていただくかっこうになると思います。  先ほどの橋本局長のお答えによりますと、これは正式にFBIから日本に寄せられた金大中氏自身の正式回答であるというふうに考えてよろしいのですか。
【次の発言】 そうすると、繰り返しになりますが、FBIを通じて金大中さんが正式に文書でもって回答を寄せられた、その正式回答が日本にFBIを通じて伝達された、こういうかっこうに相なるかと思いますが、どうですか。
【次の発言】 わかりました。だから、その間のルートは、国のそれぞれの機構の外交ルートを通……

第98回国会 外務委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○土井委員 きょうは初めて中曽根総理の出席を得たこの外務委員会の席でございますから、聞きたいことはいっぱいあるのですけれども、時間の制約でわずか二十五分ということでございます。そこで、いろいろ後の案件に先立って、これからのお取り扱いについて確かめておきたいことを申し上げたいと思うのです。それは金大中氏事件に対してのお取り扱いであります。  先日、十二日に後藤田官房長官が記者会見の席で、金大中氏が条件に固執なさる限りは事情聴取をする考えはないということを言われまして、事実上事情聴取に対して断念する旨を表明されております。私は、これについていろいろ言いたいこともございますけれども、時間の関係から、……

第98回国会 環境委員会 第5号(1983/03/22、36期、日本社会党)

○土井委員 ただいまの阿部委員に続きまして、健康被害補償法に関する質問を続行させていただきたいと思います。  私はきょうここに、環境庁の大気保全局自動車公害課が昭和五十七年十二月に出されました五十六年度の「自動車排出ガス測定結果報告」というのを持ってまいりました。これを見まして、まず、どうしても質問せざるを得ない問題がございます。  五十年度以降の高濃度汚染地域を見てまいりますと、SO2汚染濃度はいささか改善されているのですが、これはもう幾度となくこの場所でも取り上げられておりますとおりでございまして、NO2、浮遊粉じんは横ばいないしむしろ悪化傾向の地域があるわけです。二酸化窒素の年間九八%値……

第98回国会 環境委員会 第7号(1983/04/26、36期、日本社会党)

○土井委員 まず、環境庁長官に承りたいのですが、自然公園法という法律がございますね。この法律の第一条、目的のところを見ますと、「この法律は、すぐれた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図り、もつて国民の保健、休養及び教化に資することを目的とする。」とございます。最近全国でいろいろな開発計画というのがございまして、ややもすれば、この自然公園法の立法趣旨からすると、自然公園法の方が後退していくというふうな風潮が非常にあるやに私たちは見ておりますが、環境庁長官とされては、まず第一に、この自然公園法に対してはこれは遵守なさるというのが当然のお立場であるはずでありますから、その辺の御決意なり……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1982/12/28、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○土井委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責を担うことになりました。  申し上げるまでもなく、国民生活の安定向上のためには、物価の安定がその最大の基礎でございます。  幸いにして、最近の物価の動向は安定的に推移いたしておりますが、世界経済は、インフレは鎮静したものの、依然として停滞を脱し得な、状況にございます。この中でわが国経済も低迷を続け、明るい兆しが見当たりません。加えて、未曾有の財政危機のもとにあって、物価の動向は予断を許さない厳しい環境にございます。  このような時期に委員長に選任され、その責任を痛感いたして……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1983/02/09、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件及び理事の補欠選任についてお諮りいたします。  まず、理事塩田晋君から、理事辞任の申し出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  ただいまの塩田君の辞任及び去る一月三十一日理事牧野隆守君が委員を辞任されましたので、理事が二名欠員になっております。その補欠選任につきましては、先例により委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に       青木 正……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 次に、長田武士君。
【次の発言】 次に、塩田晋君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時三十五分散会

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1983/03/22、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。  物価問題等に関する件、特に原油価格値下がりによる国内石油製品価格の動向について調査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選、出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1983/04/05、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件、特に原油価格値下がりによる国内石油製品価格の動向について調査を進めます。  本日、参考人として石油連盟会長永山時雄君、全国石油商業組合連合会会長笹野好男君、全国消費者団体連絡会代表幹事工藤芳郎君、以上の方々に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございます。  今回の原油価格値下がりについては、国民生活、消費者生活にも影響がございますことにかんがみ、それがどのような形で消費者に還元されることになるのか、今後の動向とその取り扱いに……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1983/05/19、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。五十嵐広三君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。岡本富夫君。
【次の発言】 林保夫君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 依田実君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時五十四分散会

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 ただいま木島委員の方からの御質問の中にもございましたが、中曽根総理の訪米は、まことに国民の間では不人気でございます。非常に人気が悪くなってきているというかっこうでございますが、まず安倍外務大臣にお尋ねをさせていただきます。  中曽根総理がアメリカで、日本はアメリカとの運命共同体という認識を持って臨まれるということになりましたが、アジア、ソビエト等も含めまして、外交を行いますのに、このようなことを言って、外務省としては外交をやりいいというふうにお考えになっていらっしゃるかどうか、その辺からお尋ねをさせていただきます。
【次の発言】 それはいままで外務大臣ずっと言い続けられているところ……


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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1983/07/18、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。  何とぞよろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       青木 正久君    狩野 明男君       岸田 文武君    中島源太郎君       城地 豊司君    武部  文君       岡本 富夫君    林  保夫君 を指名いたします。  次回は、公報をもっ……

第99回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1983/07/22、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中審査案件が付託されました場合の諸件につきましてお諮りいたします。  まず、閉会中委員派遣の必要が生じました場合には、派遣委員の選定、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願い、議長の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1983/09/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 それでは、この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。  何とぞよろしく御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの狩野明男君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       青木 正久君    狩野 明男君       岸田 文武君    中島源太郎君       城地 豊司君    武部  文君       岡本 富夫君    林  保夫君 を指名いたします。  次回は、……

第100回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1983/10/05、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので順次これを許します。城地豊司君。
【次の発言】 塩田晋君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、明六日木曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時二十二分散会

第100回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1983/10/06、36期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 いまの御意見承りまして、理事会に諮りました上、検討させていただきます。
【次の発言】 熊川次男君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十八分散会


土井たか子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期

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各種会議発言一覧(衆議院36期)

土井たか子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 外務委員会内閣委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/05/29、36期、日本社会党)

○土井委員 午前中から出席を要求いたしておりました運輸大臣がついに午前中はお姿をお見せにならず、午後は必ず出席するというお約束のはずであったわけです。御出席なさるまで待たせていただきます。
【次の発言】 本委員会は、委員長、何とお心得でいらっしゃいますか。この連合審査がそもそもきょう行われるために、国対委員長会談の中でどういうことが討議されたかを御承知で委員長席にお座りであると思います。運輸大臣が御出席までお待ちいたします。
【次の発言】 午前中も石橋議員の質問について、運輸大臣が出席のとき運輸大臣への質問をど言われて午前中が終わりました。出席なさらなかったじゃありませんか。同じことです。待た……

第94回国会 法務委員会外務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/05/27、36期、日本社会党)

○土井委員 私が属しておりますのは外務委員会でございますが、ただいま難民条約の審議を内国民待遇の国内法の整備と並行して進めております。きょうは、特に国内措置の中で問題になります国民年金等年金制度などに重点を置いて、少しお尋ねをいたしたいと思います。  さて、三月二十三日付で、国民年金審議会の山田会長から園田厚生大臣あての「国民年金制度の改正について」という文書が出されておりますが、この中で、「今回の改正に当たっては、国民年金制度の基本に触れることのないよう留意されたい。」こういう文言がございます。国民年金制度の基本に触れることのないよう、そして留意されたいという中身、これはどういうことを意味し……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○土井分科員 このたび法務省は、難民認定法案などとあわせて出入国管理法として入管令の抜本改正についての御用意をお進めになっているやに私どもも聞いております。けさもそのことが大きくニュースとして報道されておりますが、新聞を読んだ限りでは、各社各様のある点については取り上げ方をいたしておりまして、もう一つその点がはっきりいたしませんので、ひとつお確かめをさせていただきたい、このようなことを前置きにいたしまして、少しお尋ねを進めたいと思います。  一九七三年に提出をされまして、私どももこれに対しては政治活動のチェックなどの項目があるということのために賛成をすることができなかった出入国管理令案というの……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○土井分科員 中期業務見積もりの中で、航空自衛隊のナイキJを装備する高射隊を整備するということが出てまいっておりますが、これが整備されると一体何個の高射隊になるのでございますか。
【次の発言】 そうすると、現在高射群については六個、高射隊については十九個ということであると思いますが、この点確認をさせていただきます。そのとおりですね。
【次の発言】 したがって、十九個を二十個にする、一個が整備されなければならない、そういうかっこうだと思いますが、この一個についての予定地というものをもうあらまし念頭に置かれておりますか。どうですか。
【次の発言】 じゃ、関西地区とまではおっしゃいますけれども、関西……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○土井分科員 まず、私、この委員会に参りましてちょっと奇異に感じたことがございますので、揚げ足取りでなく一言申し上げたいことがございます。  先ほど運輸大臣が御説明を賜りましたのは「昭和五十六年度運輸省予算の説明」でございますが、まだ予算は確定いたしておりませんで、いま予算案を審議中の国会でございますので、御説明賜る場合は「昭和五十六年度運輸省予算案の説明」というのが的確なことになるのじゃないかと思います。いかがなんですか。
【次の発言】 よく私も耳をそばだてて承っておりましたので、後で議事録を精査をお願いします。予算とおっしゃったように私は聞いております。これは揚げ足取りでなくて非常に大事な……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○土井分科員 建設大臣、きょう私は、道路計画について具体的なことをひとつお尋ねいたしますので、まず事務当局の方からいろいろお答えをいただいて、最後に大臣の方から一言、それについて御意見なり御所信のほどをここで披瀝していただく、こういう順序で三十分間進めたいと思います。  東京の方では環七、西日本の方では有名な国道四十三号線というのがございまして、兵庫県では尼崎、西宮、芦屋、神戸と横断している、世にいわゆる悪名高き公害発生源の道路でございます。  そこで、環境庁、警察、御出席ですから、環境庁と警察にあらましのところをまず言っておいていただいて建設省に矛先を向けたいと思いますが、この国道四十三号線……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○土井分科員 いま厚生省が省を挙げて大変御苦労になっております問題に、国民年金法の適用をどうしていくかという問題が実はございます。それは何かというと、御案内のとおり難民条約締結に向けて年金のあり方を外国人に対して一体どう考えるべきかという問題なんでございます。  これは従来から、園田厚生大臣が外務大臣でいらっしゃったころから難民条約の締結が急がれながら、しかし国内での年金や健康保険や児童手当あるいは生活保護という問題について踏み切れなかったことのために、今日まで締結をすることがなかなかむずかしかったという過去の事情もございます。さらにその後外務委員会では、国際人権規約を審議して批准をすることに……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○土井分科員 きょう私は、農業者年金の問題について少しお尋ねしてみたいと思いますが、一時は三ちゃん農業と言われまして、お母さん、主婦の労働力なくしてもはや日本の農業は成り立たないということが全国各地で課題になり、そしてその貴重な労働人口である農業者の家庭にとりましては大切な女性の労働力、この問題に対してどのように保護するか、保障していくかという問題がひいては大変大きな問題となってきたわけです。いま大体、全国平均女性の農業に対する就業人口というのは、男性に比べて多いんですか少ないんですか、いかがですか。
【次の発言】 いまのお話のとおりなんで、女性のウエートがだんだん農業経営においては高まってき……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○土井分科員 きょうは、国を挙げて財政再建に大変難渋をしておられるやさき、実は税金の問題について、専門家であり、さらにはフェミニストであり、大変愛妻家として有名な大蔵大臣に対して、少しお尋ねをしてみたいと思っています。  大臣、これは何回となく私たちもこの問題を取り上げて押したり引いたりしてまいりましたが、女性の就労者の中でパートタイマーの方々が非常に多い、このパートタイマーに対して税の上で何か控除の中身を引き上げていただくわけにはいくまいかということでいままで質問をいたしまして、先年やっとのことで総額七十万から七十九万というかっこうに控除の中身が引き上げられるということになったわけであります……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○土井分科員 きょうは端的に私は、自分の意見も含めて質問を申し上げますから、ひとつ文部行政の中で生かしていただきたいと思うわけであります。  まず文部大臣、国連婦人の十年後半期の行動プログラムの中で、政府が着手しなければならないいろいろな問題がございます。その中で、男女間、農村婦人と都市婦人間、恵まれない層の婦人とその他の婦人間におけるあらゆる部門での、特に雇用、健康、教育の分野での達成状況の格差の除去を目標にすべきであるということが掲げられているわけであります。これは大臣も御案内のとおりであります。  ところで、いままでに国内行動計画は、国連婦人の年でございました一九七五年から五年を経過いた……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○土井分科員 ただいまの楢崎弥之助議員やわが党の横路孝弘議員のように専門的知識を持っておられる方と違いまして、防衛問題についてはずぶの素人の私が素人談義をただいまからさせていただきたいと思います。  まず、P3Cというのは何をするのですか。
【次の発言】 これはP2Jとどう違うのですか。
【次の発言】 P2Jというのは現に何機ございます。
【次の発言】 このP2Jは、自分自身でいろいろ哨戒した結果、その探索した内容を分析するという能力を備えているのでありますか、いかがですか。
【次の発言】 全くできないわけではない、しかしP3Cの方ができる、単純に言うとこういうことらしいですね。  いま八十機……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○土井分科員 法務大臣、御承知のとおりにただいま国籍法の一部改正に向けての作業がなされているわけでございますが、法制審議会の作業が所期の予定どおりに進行しているというふうに理解させていただいてよろしゅうございますか。
【次の発言】 前法務大臣には、八三年にはこの一部改正案を具体化して国会に提案したいというお約束をいただいているわけでございますが、もちろん坂田法務大臣におかれましても、その点はそのままそれを受け継いでおやりになると私たちは理解をいたしております。そのように考えておいてよろしゅうございますね。
【次の発言】 そういたしますと、八三年にはということでございますから、少なくとも次の通常……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○土井分科員 私、実はきょうは、本題は大阪湾岸道路計画についてお尋ねを進めたいと思うのですが、それに入ります前に、建設大臣、最近大変御苦労なすっていらっしゃることに、建設業界の例の談合の問題が大変あるわけであります。あちらこちらから告発がございまして、それに追われて大変な御苦労が昨今おありになることだろうと思いますが、またしても、かねてよりうわさの静岡市の新庁舎建設をめぐりまして、やはりうわさの業者が落札をいたしました。しかもうわさの金額で落札をいたしました。かねてよりうわさがございましたために、市民の方も早くから注目をいたしておりまして、その成り行きがどうなるかということは注視をされていたの……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○土井分科員 先ほど箕輪大臣から予算の説明を承ったわけでございますが、その中で、保険業務のサービスの改善、向上ということをお述べになりました。そこで私は、ちょっと保険業務についてお尋ねをまずさせていただきたいと思うことがございます。  簡易保険、学資保険、普通養老保険、こういう郵政でお取り扱いになっていらっしゃる保険関係に外国人は加入できますか、いかがでございますか。
【次の発言】 無条件で加入が認められるわけでありますか。
【次の発言】 いまおっしゃったその内部通達の中身がどうも徹底していないのですね、現場では、大臣もよく御承知だと思いますけれども、家庭訪問をされる外務員の方は、一人でもたく……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○土井分科員 三十七年ぶりに中国から日本に孤児の方々が親捜しに来られまして、連日このことがテレビで報道されております。私どもはその報道内容を見まして胸の詰まる思いがいたしますし、涙なくしては見ることのできない場面がございますけれども、先日、六日に大臣お忙しい中をわざわざお時間をとっていただきまして、日本へ永住帰国をされております代表の方々とお会いいただきまして、ありがとうございました。大変関係者の方々は感謝をされておりました。  その席で、引き揚げの旅費や経費について日本側が負担をする部分に男女の差があるということを大臣はお聞き取りいただいて、早くこのことに対しては改善をしたいと思うというお答……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○土井分科員 砂糖甘味の関係できょうはちょっとお尋ねをしたいと思います。  大臣御承知のとおりに、一九七七年の十二月に制定をされまして、八〇年の五月に一年半の延長が決まりまして、ことしの三月末で失効いたします例の砂糖の売り戻し臨時特例法がございますが、この特例法というのはそれなりの効果を上げたと大臣はお考えでいらっしゃいますか。  ちょうどこの特例法延長に当たりまして、業界の方からも構造改善を社会的に約束をした、公約をした中身を出しております。また、需給調整措置というのはおおむね三年継続されることが必要であるという中身もここで公にいたしておりますが、現実におきましては、あちらこちらで非常に深刻……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○土井分科員 きょうは私は、昭和五十五年三月三十一日に成立いたしました所得税法の一部を改正する法律、これが公布されて、さらに、御案内のとおり、五十九年一月一日実施を目指すいわゆるグリーンカード制度いうものが準備をされることになりました。五十六年十一月五日には、これに関する政省令が出されたということに現在はなっているわけですが、その中で、ずばり私、大変気にかかることをきょうは率直に渡辺大蔵大臣にお伺いをして、また、率直な御返答をひとついただきたいと思います。  いわゆるこのグリーンカード制度というのは、いろいろな点でまだまだ準備をしていかなければならない問題も現在あると思うのですが、基本的に考え……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○土井分科員 まず最初に、私はちょっとお尋ねをしたいことがあるのです。  国際学術文化交流の発展というのは、学問探求の自由というものを大切にする、お互いが真理をとうとびて人権の尊厳性というものに根差して初めて期待し得るというふうに私は思うのですけれども、これは外務大臣、それと文部省からもきょうは御出席をお願いしているわけでございますから文部省からと、いま私が考えている考え方に対して、恐らく御回意いただけると思いますが、御所信をまず承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、いま一人の高名な社会学者について人権が大変問題になるテーマをきょうは取り上げて、質問をしたいと思います。  京都精華大学の……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○土井分科員 きょうは、大きく分けまして三問、三十分の間に質問を申し上げたいと思うのです。  一問目は、本国会では提出が予定されておりませんが、検討中のものとして考えられてまいっております優生保護法の一部を改正する法律案についてのお取り計らいの問題でございます。これは、もうすでに大臣は頭を抱えていらっしゃいますが、御案内のとおり、先日、衆参の女性議員が与野党全員こぞって大臣のところにお邪魔をいたしまして、この法案提案はぜひ思いとどまっていただきたいということの御要請を申し上げました。大臣はその席で、やはりこういうのには慎重に論議を重ねていくということがさらに必要であるというお気持ちも披瀝をされ……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○土井分科員 きょう私は、男女雇用平等の問題についてお尋ねをさせていただくことにいたします。  大臣には、ずいぶん連日の御過労でお疲れのところ非常に御苦労さまに存じますが、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  労働基準法の三条を見ますと、御承知のとおり性別による差別の禁止がここでは明記をされておりません。それではここに性別のこの禁止ということを織り込めばそれでよいかというと、それではただいまから問題にする雇用平等の問題にはなり得ないと思うのです。労働基準法というのは、採用後の差別について適用されるということになってまいりますから、採用の段階で女性に対して、雇うことは雇うけれども男性……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○土井分科員 きょう私は、国籍法の一部改正に関する問題で質問をさせていただきます。  すでに政府の方とされては、ただいま鋭意改正案を取りまとめる作業を急いでいらっしゃる段階でございますが、もう御案内のとおりに、社会党提案の法案は国会に上程をされておりますし、法務委員会におきましては、昨年十二月に国籍法の一部改正に対しての請願を採択されたという経過もございます。昨年は、前法務大臣にいろいろお尋ねを進めましたところ、その作業が順調に法務省としてお進めいただけたならば、ただいまもう法案は国会にかかっているというかっこうになっていたはずなのでございますが、大分作業がおくれておりますために、これはただい……



土井たか子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

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