土井たか子 衆議院議員
34期国会発言一覧

土井たか子[衆]在籍期 : 32期-33期-|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期
土井たか子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは土井たか子衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

土井たか子[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第24号(1977/05/10、34期、日本社会党)

○土井たか子君 私は、日本社会党を代表し、日韓大陸棚協定について、以下七点にわたって質問をいたします。  その一、いまや世界の海洋秩序というものは大幅に変わり、わが国も、領海十二海里、漁業水域二百海里を設定したのであります。このことは、日韓大陸棚協定が署名された昭和四十九年一月三十日当時とはまるで状況が一変したことであり、わが党として、この状況下であらゆる角度から本協定の疑問を解明するため、十名を超える質問者をすでに通告し、その質問を用意していたのであります。  しかるに、本協定の自然承認をもくろむ親韓派議員の手によって、四月二十七日、強行採決が行われました。しかもそれは、四月八日、外務委員会……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第7号(1978/02/09、34期、日本社会党)

○土井たか子君 ただいま議長から御報告のございましたとおり、本院議員刀祢館正也先生は、去る一月八日逝去されました。  昨年秋のことでございます。公害対策並びに環境保全特別委員会で熱心に他党の委員の質疑に耳を傾けられていた先生が、隣の席の私に「不況になればなるほど人命尊重の原点に立って公害問題と取り組まなければならないと思います。自分にできることは精いっぱいやるつもりです。どうかよろしく。」と声をかけられました。  今後の研さんを誓い合った先生がこんなに早く逝ってしまわれるとは、一体だれが思ったでございましょう。あのようにお元気であった先生がいまはもうこの議場で永遠にそのお姿を見ることができない……

土井たか子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

土井たか子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 外務委員会 第8号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○土井委員 大臣を初め御列席の政府委員の方々が、このところ連日不眠不休のようなかっこうで日ソ交渉に当たって身命を賭して御努力を払っておることにまず敬意を表したいと思います。  まずお尋ねをいたしたいのは、目下問題の日ソ漁業協定でございます。国民注視のもとに、この協定の行方というのは政治の基本問題に迫る大変重要な課題として、外務当局も悲壮な決意でいま臨んでおられることと思いますけれども、この協定の締結に当たりまして、日ソ間の、取り決めは、日米間の漁業暫定取り決めのような民間取り決めを内容とする方式をお考えになる余地というのは、現時点においてはお考えの中に全くないのかどうかということをひとつお聞か……

第80回国会 外務委員会 第10号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま委員長より、去る八日の当委員会の運営につきましての御発言がございましたけれども、あの八日の日の外務委員会についての運営の取り扱いが、再びあのような状態で繰り返されないようにきつく私は申し上げまして、質問に入りたいと思うのです。  まず、日ソ関係の問題を取り上げたいと思うのですが、これは日ソ漁業交渉のさなかでもございましてお答えにくい点もあろうかと思います。しかし、政府の基本的な態度についてわからない点が二、三点ございますので、ぜひこの点についてはお尋ねをしたいと思うのです。  去る三月三日の交換書簡以来、日ソ間で三月三十一日までに暫定取り決めをという問題が目下目の前のことに……

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○土井委員 まず、質問をするに先立ちまして、本日私ども外務委員の手元に配られました口上書なるものについて少し申し上げたき点がございます。  本日いただいた口上書を見ますと「(日本側口上書)」という括弧書きの横に「E―一三三」と書いてございます。またさらに「(韓国側口上書)」という括弧書きの表題の横に「OAT―二八六」という数字が記載されております。しかも、この口上書の本文の部分について見ました場合、先日私ども外務委員に配付されました口上書と比較いたしますと、いま申し上げた点が相違しておりますと同時に、本文の点についても韓国側口上書の内容が変わっております。一体、先日私どもに配付されました口上書……

第80回国会 外務委員会 第14号(1977/04/23、34期、日本社会党)

○土井委員 本日はせっかくの土曜日にもかかわりませずお三人の先生方に参考人として御出席をいただきましたことをまず御礼申し上げたいと思います。本当に御苦労さまでございます。  まずお三人の先生それぞれにお尋ねをしたいと思いますが、ただいまの協定がそのままの形で、また現状がそのままの状態においていま韓国との共同開発をしてしまうということは、わが国の子孫に対して取り返しのつかないことになるのかどうかということをひとつお三方からそれぞれお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 共同開発という問題は、お互いの国がお互い政府同士だけではなくて、国民相互間においても信頼し合うという状況があって初めてう……

第80回国会 外務委員会 第18号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま外務大臣より、日ソ漁業交渉について昨日一応の決着を見たということについてあらましの御報告を受けたわけでございますが、この間、政府、さらには野党も含めまして全議員の代表、さらに労働者四団体等々が訪ソいたしまして多大の努力を払ったということに対しては、その成果だと一応考えなければならないと思っております。ただしかし、いろいろまだまだ不確定要素もあるようでありまして、われわれが見聞いたします新聞紙上の記事を通じての情報によりましても、もう一つはっきりわからない点も、まだ基本的な問題においてあるようでありますので、少しその不確定要素がまだ動いているということも念頭に置きながら外務大……

第80回国会 外務委員会 第20号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○土井委員 アメリカのカーター大統領が、在韓米軍の撤退計画に反対を表明いたしましたシングローブ参謀長を二十一日解任したわけであります。もはやアメリカ軍は韓国から地上軍を撤退するということは、単なる机上の論ではなくなりまして、二十四日からソウルで米韓の公式交渉が始まることになりました。現にその交渉が進行しつつあるわけであります。  かねてより福田・カーター共同声明で、その第五項の中に、米国は韓国とまた日本とも協議の後朝鮮半島の平和を損なわないような仕方でこれを進めていくことになろうというふうな趣旨のことが述べられております。こういう点から考えてまいりますと、もう撤退の問題がプログラム化されて具体……

第80回国会 外務委員会 第22号(1977/06/03、34期、日本社会党)

○土井委員 馬場委員に続きまして私も、長日月大変な日ソ交渉の中で御苦労されました農林大臣並びに関係の方々に対しまして感謝を申し上げたいと思います。  先ほどの本会議場におきまして、外務大臣は、近く訪ソをされるに当たりまして領土問題について非常な決意でもってこれに臨まれるだろうと思うのですが、つまり領土問題についての解決の糸口をこの訪ソでつかみ取りたいという意味も込めての御答弁をいただいたわけであります。お尋ねをしたいのですが、外務大臣はやはりこの四島一括主張という立場で領土問題に対しては対ソ交渉を進めるということを確認させていただいてよろしゅうございますか。

第80回国会 外務委員会 第25号(1977/06/06、34期、日本社会党)

○土井委員 福田総理は、先日の本会議におきまして、日ソ間においては領土問題を解決して平和条約を結ぶということで、対ソ関係の総仕上げをしたいという趣旨の御答弁をされました。総理とされては、領土問題は未解決というふうな御認識でいらっしゃるわけでございますか。
【次の発言】 そこで、このたび石田労働大臣が訪ソをされるに当たりまして、一体総理は何を御指示なすったのか、この点が一つはお伺いしたい点であります。  かねてより石田労働大臣につきましては、当初、歯舞、色丹、この二島の返還という問題に臨んで、あとの国後、択捉という二島については共同管理方式あるいはまた今世紀は凍結させるというふうな方式を考えてい……

第80回国会 外務委員会 第27号(1977/07/13、34期、日本社会党)

○土井委員 去る六月二十二日のアメリカ下院国際関係委員会国際機構小委員会、通称フレーザー委員会での公聴会で、もうすでに先ほど来御質問が展開をされております金炯旭氏の証言に対しまして、外務省とされましては、資料を取り寄せてそして具体的にその内容に対して吟味をしてみなければ事の信憑性がよくわからないし、事情についてもそれをつかむことができないというふうないままでの対応で今日まで事を運ばれてきたというふうにわれわれは理解をいたしております。  ところで、御承知のとおりに米議会においては宣誓をしての証言でございますし、フレーザー委員長自身が、金氏が述べた情報のいずれを見てもフレーザー小委員会での他のい……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1977/03/10、34期、日本社会党)

○土井委員 これは運輸省と環境庁、両方にお尋ねしたいと思うのですが、どれだけ運輸省側がいままで音源対策に対してこれしか打つ手はないということを言葉をきわめて説明をされても、エアバスの導入に対して大阪国際空港周辺の住民の方々がこれを納得なさらなかった、こういういきさつがあったわけであります。現にそうであります。こういう状況について原因は那辺にあるとお考えでいらっしゃるか、それをまずお伺いしたいと思うわけです。  先日、環境庁長官も国道四十三号線や大阪国際空港の騒音の問題などについて、現地にわざわざ足を運んで現地の住民の声もお聞きになっていらっしゃるわけですから、その辺もこの認識の中に置いて一つは……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1977/04/07、34期、日本社会党)

○土井委員 いよいよあす八日から大阪国際空港においてエアバスのテストフライトが実施されるわけでありますが、運輸省がいま持っておられるテストフライトについてのスケジュールを、環境庁としてはもちろん御承知だと思いますが、御承知でしょうね。いかがですか。
【次の発言】 それに環境庁としても立ち会われるのでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 かつて橋本局長は、図上作戦であってはならないという御発言を当委員会の御答弁の中で述べられているわけでありますが、できる限り実情に即応してその周辺の住民の方々の健康や生活というものを、その意見を通じて受け入れながらテストフライトをやっていこうとすると、おっしゃ……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1977/04/21、34期、日本社会党)

○土井委員 いま、水田委員の方から最後の質問として環境アセスメント法案の問題が取り上げられて、長官の決意のほどを聞かれるという内容になったわけですが、これは長官に申し上げるまでもなく、膨大な資料が役所側から出て、各省庁の間での詰めがとうてい間に合わないままに、昨年も、必ずこの国会には提出をしますという長官の言葉どおりにはいかなかったという経緯があるわけです。長官は、今国会ではその法案の作成を急いで、そして必ず上程するという約束を予算委員会でされたということは、国民の耳や目にもう触れてしまって、そして必ずそうなるのだという期待を持った国民がどれほど多いかということも考えてみると、私は、これは余り……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○土井委員 本日は、大阪国際空港のエアバスのテストフライトについての当委員会の集中審議を行うということを理事会で決定し、開催をされた日でございます。しかし、本日開いてみますと、もうすでに午前中から午後にかけての各党の委員を通じての質問の中身でも明らかなように、運輸省側も実はテストフライトの結果に対しての分析をすべて終了されているというわけではない、環境庁の方におきましてはただいま鋭意検討中という段階でございまして、両者のこの問題に対しての分析結果というものを踏まえての審議にはならなかったわけであります。したがいまして、このテストフライトの結果についての分析に対する審議というのは、当委員会の理事……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1977/05/13、34期、日本社会党)

○土井委員 運輸省の方からも御出席をいただいていますが、大阪国際空港にエアバスを導入するということを前提に先日、五日間にわたるテストフライトが実施されたわけですが、一昨日ですか、十一市協に対して運輸省の方から、あのテストフライトの結果に対しての説明と、さらに導入計画に対する説明がなされたやに報道されておりますが、その内容について、あらましの御説明をまず賜りたいと思います。
【次の発言】 ちょっと梶原さん待ってくださいよ。十一市協の方がどういうふうなそれに対しての反応なり返答なりをなさったかという問題については、私はさらに聞きたいと思いますが、それをお伺いする前に、いまの御返答の中でちょっと確か……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○土井議員 ただいま議題となりました環境影響事前評価による開発事業の規制に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  われわれ人間は、自然の生態系の一部であり、自然環境との調和なくして生存できないのであります。この厳然たる自然の法則に逆らい、目先の繁栄と便利さを追うならば、いずれは手痛い報復を受けること必定であります。  ところが、わが国におきましては、人間の生存と自然環境との調和を忘れて、自然の浄化能力を無視した高度経済成長政策の遂行を急いだため、不可逆的な自然の破壊と汚染が進行し、日本は世界に類を見ない公害実験国と言われているのであります。  今日の公害……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1977/05/19、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいまの御質問につきまして、二、三関連の質問をさせていただくことにいたします。  すでに予算委員会の席で、工特地域での実施状況が思わしくないということを、環境影響事前評価の問題を取り上げた節、通産省に対しては私は御質問をしたところでありますが、きょうもこの公害対策並びに環境保全の特別委員会の席で、岡本委員の方から、新産都市や工特地域についての事前の評価ということが予防対策としてどうしても大切であるという趣旨の御質問がございました。ただ、すでに設置をされてしまっている新産都市や工特地域について、現在ある法律の改正がなければ、具体的な大気汚染や水質汚濁に伴う健康被害に対する対処がなか……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1977/05/24、34期、日本社会党)

○土井委員 わが国の大気汚染の状況を見てまいりますと、硫黄酸化物であるとか粉じんによる汚染の改善というものがだんだん進んでまいっておりますが、そういう中で、二酸化窒素の環境濃度というのが依然として横ばいの傾向である。月別に見ていきますと、大変に高い月も実はあるわけでありますが、現在その対策というのが非常に強く地域の住民の方々から求められているところです。五十年度の窒素酸化物の現況というのを見ましても、全国の中で有効測定局数が三百四十四都市、六百六十六局の中で、長期的な評価によって見てまいりました場合には、二酸化窒素の環境基準を達成している測定局というのはわずか五十四局でしかない。その中に占める……

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1977/06/09、34期、日本社会党)

○土井委員 大気汚染や騒音や振動や水質汚濁など、すでにございます公害の特に激甚地域に対しまして、新たな発生源となる可能性のある問題を持ち込むことに対しましては、本来これは好ましくないということがまず言えますと同時に、十分なる事前環境影響評価ということをしなければならない。これはもはや鉄則だと言うことができるかと思います。  御存じのとおりに、兵庫県の尼崎市という場所は、川崎市と並びまして全国でも大気汚染で有名な場所であります。特に尼崎は全国でも有数の過密都市の一つでございまして、その尼崎の中の特に過密地帯にただいま、ある百貨店の誘致が考えられつつあります。具体的に申し上げますと西武百貨店なので……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○土井委員 労災法にいう白ろう病として認定をされております、現在適用対象になっている人員、それから職種、作業場、それぞれについて大体簡略にまずお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 職種、作業場ということになりますと、それはどのようなぐあいになっておりますか。
【次の発言】 かなりその範囲は広範に及んでいるという中で、いままで船内荷役の会社に働いている作業員の方々が、チェーンソーを使用しているというために白ろう病症状になったという例を聞いていらっしゃいますか、どうですか。
【次の発言】 実は神戸港で、船内荷役のチェーンソー作業員の方の中から白ろう病とおぼしき方が出てまいっております。……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、日本社会党)

○土井委員 先日、わが社会党の野田哲参議院議員がアメリカに参りまして、かの地で、元在米韓国大使館員である李在鉱元公報館長に直接会いまして、そうしてその席で聞いてきたとろによりますと、日本では、KCIAは政界においては岸さんであるとか椎名さんであるとか、また民間においては矢次さんとか児玉誉士夫夫氏とか、さらに在日大韓民国居留民団、略して民団ですが、民団がいたのでKCIAの活動は非常にやりやすかった、アメリカでは、そのようなロビイストがいない、民団のような組織もないので、在米韓国大使館員までKCIAの工作の手先に使われるようになってきたので、いや気が差してやめたのだというふうな発言がその席であった……

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、日本社会党)

○土井委員 福田総理は、衆議院の本会議で環境影響評価制度、一般的にはアセスメント法の立法化というふうにも言われておりますが、この問題についてすでに触れて言われております。それは「環境対策といたしまして、環境影響の事前評価法を早期に制定すべしというお話でございます。これは、世論もそういう高まりを見せておるわけでございますが、やはり私も、いろいろな開発行為が行われる、その開発行為が行われる前に効果的な環境影響評価をしておく必要がある、こういうふうに思います。それを実行するための制度、体制、ただいまどういうふうにするかにつきまして、政府におきましては検討中であります。」、このように福田総理はお述べに……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 外務委員会 第1号(1977/08/02、34期、日本社会党)

○土井委員 朝鮮民主主義人民共和国は、二百海里経済水域をこの八月の一日から設定実施するわけでありますが、当面の問題は、漁業に関することだと考えます。  いま政府とされては、民間団体で漁業協定をつくることが必要だと一般には考えられているわけでありますが、こういう考え方に対してどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 一つの可能性ということでありますから、そのほかにもいろいろな方法なり手段なりがお考えの中にあるかとも思いますけれども、一つは、いま民間団体で漁業協定をつくることができればということだろうと思うのです。具体的には、漁民の方々のお立場からいたしますと、やはり安全操業、こ……

第81回国会 外務委員会 第3号(1977/09/16、34期、日本社会党)

○土井委員 まず外務大臣にお尋ねを申し上げたいのですが、八月四日の日にアメリカのホルブルック次官補と東郷駐米大使との会談で、ベトナム難民問題につきまして日本も経済大国としての責任を果たすべきだというふうな意見が伝えられたようでありますけれども、あの会談の内容についてどういうものであったかということをひとつお聞かせいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 それじゃ、いまの御答弁の中で、アメリカ側にあった誤解の点、そして、そのことに対して後にわが国とされて善処されるという中身、これは一体どういう問題だったんですか。
【次の発言】 アメリカ側の誤解の問題についていま局長はお触れになったわけです……

第81回国会 決算委員会 第3号(1977/08/24、34期、日本社会党)

○土井委員 去る六月二十二日のアメリカの下院国際関係委員会国際機構小委員会、通称フレーザー委員会における公聴会で公にされました金炯旭氏の証言に対しまして、すでに七月の十三日に外務委員会の席で私は質問させていただいております。  その節、鳩山外務大臣の御答弁の中に、どうも、この金炯旭氏自身の発言の中には伝聞のところが多い、こういうふうな御認識でもって、その中で、金在権氏からいろいろ聞いておる、こういうことが述べられておりますので、この金在権氏について、いろいろ証拠のあるようなことが入手できるのではないか、このように考えて、金在権氏の所在あるいは接触の可否について、アメリカの国務省等に折衝しておる……

第81回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、日本社会党)

○土井委員 公害対策並びに環境保全状況の実情を調査するため、議長の承認を得て、去る九月五日から八日まで四日間、北海道及び青森県に派遣されました派遣委員を代表して、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、委員長島本虎三君、染谷誠君、向山一人君、水田稔君、中井洽君、竹内勝彦君及び私、土井たか子の七名でありまして、ほかに現地参加として地元選出議員の参加を得ております。  調査団は、九月五日、まず北海道に入り、北海道庁において道当局から北海道における環境保全対策の概要について説明を聴取した後、石狩湾新港開発計画地域に赴き、この地域の環境保全の概要について北海道当局から説明を聴取するとともに、港湾……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 外務委員会 第1号(1977/10/14、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいまから私は二つの案件、すなわちブラジル合衆国との租税条約修正補足議定書とルーマニア社会主義共和国との租税条約について質問をさせていただくことにいたします。  まず、ブラジルとの租税条約修正補足議定書についてお尋ねをしたいと存じますが、昭和四十二年の一月に署名されましたこのブラジルとの租税条約を今回改正をいたします必要性、言葉をかえて言うとその理由でございますね、それはどういうことになるか、簡単にひとつ御説明を賜りたいと思います。
【次の発言】 そうすると、つづめて言うと、ブラジル側の課税権の増大の要求に基づいて改正されることになったという経緯だと理解をしていいわけですね。端的……

第82回国会 外務委員会 第2号(1977/10/21、34期、日本社会党)

○土井委員 まず、端的にお尋ねいたします。  この核兵器不拡散に関する条約にまず加盟をいたしまして、今回の保障措置協定に加盟をするのが、わが国ではなくて、少なくとも全世界各国のそれぞれの国がこれに加盟をするという状況になってまいりましたら、核の拡散防止は徹底してできるという確信をお持ちになっていらっしゃるかどうか、ひとつお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 効果はなくはないけれども、これで万全だというわけにもいかない、そういうニュアンスがただいまの御答弁の中にはあると私は思うのです。ただしかし、少なくともNPTに加盟をする、したがってこの保障措置協定にも加盟をするということをより多くの国がや……

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○土井委員 国連におきまして非核武装地帯はただいまのところ一体幾つ採択をされておりますか。そして、それに対しまして、わが国としてはどのような態度でこの問題にいままで対応されてこられているかというところをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいま条約は一つとおっしゃいましたが、決議案については幾つ採決されておりますか。いわゆる非核兵器地帯設置とか非核武装地帯設置という意味での決議です。
【次の発言】 毎年のように出てきたその数は、いまのところ要約幾つくらいですか。国連で採択された決議案は一体幾つあるのですか。
【次の発言】 一度それを正確に、非核地帯に対しての決議はどういうものがあるか……

第82回国会 外務委員会 第6号(1977/11/11、34期、日本社会党)

○土井委員 それでは、まず日本国と中華人民共和国との間の商標の保護に関する協定の締結についてお尋ねをしたいと思います。  中国の商標管理条例というのを見ますと、外国人が中国において商標登録の出願をするためには、その商標が本国ですでに登録されているということが必要であるということになっております。たとえば日本においてすでに出願されてはおりますけれども登録がまだであるというふうな場合ですね、出願はしているけれども未登録の商標を中国で出願することができるのかどうか、この点が少しひっかかってくると思いますので、まずこの点からお尋ねをしたいと思います。いかがでございますか。

第82回国会 外務委員会 第7号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○土井委員 さきに政府はルーマニアとの間において租税条約を締結されようとし、今回またチェコスロバキアとの租税条約を締結されようとしているわけでございますが、政府が東欧諸国との間に租税条約の締結を、ただいまこのように積極的に推進されようといたしておりますその理由をまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 大まかに申し上げますといまの御答弁のとおりだろうと思うのです。  ところで、チェコスロバキアに限らないで、東欧諸国が西側諸国とこのように経済交流を積極的に進めようといたしておりますが、東欧諸国側がただいま西側諸国とそういう経済交流を積極的に進めようといたしております理由というのを、一体……

第82回国会 外務委員会 第9号(1977/11/25、34期、日本社会党)

○土井委員 本日は、当臨時国会最終の日に当たりまして、当外務委員会におきましては臨時国会最終の質問ということになるわけでございます。 内閣改造を初め、まことに政局あわただしい折から、いろいろ諸般の事情を勘案して、外務大臣におかれましても答弁がしづらいとお思いになる点もあるかもしれませんが、しかし諸般の事情から考えれば、きょうこそ外務大臣としては意のあるところをはっきり御見解を表示なさることが私は最も大事な問題ではないかというふうに考えます。したがってきょうは外務大臣に対しまして、目下これからの行方が大変注目をされております最重要な問題と申し上げてよいと思いますが、国際収支の問題等を含めまして御……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○土井委員 一問だけ私は実はお尋ねをしたいと思うのですが、きょうの午前中の質疑の中で林議員の御質問にお答えになって、石原長官が例の公害対策基本法にある、かつて昭和四十二年にあった経済との調和条項というのが四十五年の改正のときに削除されたという問題に触れて、調和条項の魔女狩りという発言自身が不適切な発言であるならばこれは撤回しよう、ただしかし、この調和条項というものが削られたことで新しい誤解が生じたということはこれは否めないという趣旨の御答弁をされております。  そこで、私お伺いしたいのですが、これはむしろ環境行政にいままで長らく携わってこられた中で、橋本局長やそれから信澤局長にお尋ねをしたいの……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○土井委員 大変お忙しい中をお三方の参考人の方々、きょうは時間をお割きいただいて本当にありがとうございます。  さて、先ほど尼崎の環境保全局の佐竹環境部長の方からの御発言の最後の方で、現在、環境基準の科学的根拠を企業者側が問題にされているので、窒素酸化物に対しての環境基準の達成という問題が引き延ばされつつあるようであるというふうな趣旨の御発言がございましたが、その窒素酸化物の対策が尼崎の中ではどういうふうな引き延ばし対策として具体的にあって、それが足踏みを現にさせることになっているかという実情について少し伺いたいのです。尼崎では、鉄鋼関係なんかの工場もあったりいたしますので、最近、鉄鋼連盟から……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1977/10/27、34期、日本社会党)

○土井委員 一昨日の当公害対策並びに環境保全特別委員会で、私、質問の入り口程度のことを始めまして、次回に続行というかっこうで前回は終えたわけですから、きょうは前回、一昨日に引き続いて質問をさせていただきたいと思うのです。  一昨日の委員会で、私は、公害対策基本法の昭和四十二年につくられたあの一条二項にあった経済との調和条項が昭和四十五年の改正時点で外されたということに対して、環境庁長官はこの経済との調和条項が外されたために誤解が生じたように思われるというふうに言われた事柄を取り上げて、ここに御出席の信澤局長並びに橋本局長に御質問を始めたわけであります。  そこで、まず私は、もう一度確認の意味で……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1977/11/17、34期、日本社会党)【議会役職】

○土井委員長代理 この際、暫時休憩いたします。     午後零時二分休憩

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1977/11/22、34期、日本社会党)

○土井委員 運輸省の航空局長の方で、お時間の御都合がおありになるようですから、先にその問題から質問に入らせていただきたいと思います。  今回、大阪国際空港のエアバスについて、この騒音基準を九十九ホンというふうにお考えになっているやに私たちは存じておりますが、これを御決定になるまでのいきさつについて御説明をまずいただきたいと思います。
【次の発言】 その離陸地点についてはいまおっしゃった久代小学校を測定点としてお考えになっておることは従来より同様でありますが、九十九ホンという騒音値に対しての算出の根拠と申しますか考え方と申しますか、それをひとつお示しをいただければと思います。

第82回国会 商工委員会 第8号(1977/11/15、34期、日本社会党)

○土井委員 この節、当特別措置法案の質問をいたしますに際しまして、特に外務大臣にまずお尋ねを申し上げたいことがございます。  きょうも実は新聞に一部載っておりましたが、外務大臣のお気持ちの中には、余り韓国側から強く責められますと、ただいま審議中のこの特別措置法案が成立しなくとも日韓大陸棚協定に対して批准をしてしまおうというふうなお考えがあるのではないかという、こういう一部情報が流れておりますが、まさかそんなことはないと私は思います。外務大臣、いかがでいらっしゃいますか。
【次の発言】 日韓両国のお互いの政府が大変困った立場になるという状況の御説明をただいま御答弁の中では賜ったわけでございますが……

第82回国会 文教委員会 第3号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○土井委員 義務教育小・中学校の学校設置基準というものは、学校教育法の第三条で制定が義務づけられているわけでございますが、現在、この総合的な基準というものを制定しておられるかどうかをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 中学校はいかがですか。
【次の発言】 ここに私、議事録を持ってまいりましたが、昭和四十七年五月十日の文教委員会の会議録でございます。この日に同僚の木島委員の方から質問されたのはまさにいま私がお尋ねをした問題でございまして、その節の御答弁の中で高見文部大臣が、「御指摘のように、あるいは制度の上でやる必要があるものなら、これはやるべきであるという考え方はあります。」という……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第1号(1977/12/19、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま審議をいたしておりますこの協定をめぐりまして、日ソ両国間の基本的な政治問題というのは少し横に置いておきまして、この協定に事関して、技術的側面から見ました限りにおきましても、やはりこの有効期間を延長するということと同時に、重要課題は漁獲量の設定の問題であります。この漁獲量を割り当てするに際しまして、体世界の趨勢というのはどういう方向でこの問題に取り組もうとしているか。 申し上げるまでもなく、第三次海洋法会議第六期非公式統合草案の六十二条によりますと余剰主義をとっているわけでございますが、日本といたしましては一体どういう考え方を持つべきだとお考えになっていらっしゃるのか、またど……

第84回国会 外務委員会 第3号(1978/02/15、34期、日本社会党)

○土井委員 昨日、佐藤駐中国大使が韓念竜中国外務次官と会談をされたわけでございますが、まずお尋ねしたいのは、この会談は外務省の訓令によるものでございますかどうでございますか。
【次の発言】 そうすると、外務省側は何らこれに対して訓令を出さずして行われた会談であるということを、まず確認をしておいていいわけでございますね。
【次の発言】 そういたしますと、会談は約一時間四十分の長時間にも及んでいるわけでございますが、いまの外務大臣の御答弁から考えまして、この会談自身は、日中平和友好条約に関して公式の接触を持った会談であるというふうに理解をいたしましてようございますね。

第84回国会 外務委員会 第5号(1978/02/22、34期、日本社会党)

○土井委員 防衛庁の方の防衛局長、御出席でいらっしゃいますね。  それでは、まず防衛局長にお尋ねをさせていただきます。  日本国憲法から考えまして核兵器というのは保持できるようになっておりますか、いかがでございますか。
【次の発言】 いまの御答弁からするともう一つあいまいなところが残るわけでありますが、もう一度お尋ねいたします。憲法から考えまして核兵器というのが持てるか持てないか。つまり憲法から考えて、法理的にどうなのかという点をもう一度確かめたいと思います。
【次の発言】 すべての核兵器を否定するものではない。  その次に、それじゃ否定されていない核兵器というのはどういうことになるのですか。

第84回国会 外務委員会 第7号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○土井委員 それでは外務大臣に関連質問申し上げます。  ただいまおっしゃるとおり非常に重要な時期ではございますが、この条約がスムーズに締結の方向に向けて歩みを進めるためにも、いまの問題については後々問題が残ろうと思います。そこで、いま井上委員が取り上げて質問をされております台湾との関係、これは外務大臣御答弁のとおり、日中共同声明の中の第三項にはっきり日本としては「領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。」「この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。」と述べてあります。そのとおりで今日まで来たわけなんですね。今回、日中平和友好条約の中でこの……

第84回国会 外務委員会 第8号(1978/03/24、34期、日本社会党)

○土井委員 まず総理にお尋ねをいたしますが、先月二十二日、当外務委員会におきまして、私、外務大臣に対しての御質問をさせていただいた節、園田外務大臣の御答弁の中に、今度の軍縮総会では総理がお出になるか私が出るかわかりませんけれども、核は憲法上持てないということを、世界各国のいろいろな質問に対してもこれは鮮明にすべきであるという御趣旨の御答弁がございます。総理大臣は軍縮総会にお出ましになるわけでございますか、いかがでございますか。
【次の発言】 いまお答えのとおりで、時間とそのときの条件が許せばというふうな御答弁だと承るわけでありますが、ただ軍縮総会というのは、これはもう申し上げるまでもなく大変大……

第84回国会 外務委員会 第9号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま委員長からの御提案の趣旨に沿ってひとつ質問をさせていただきたいと思います。  まず、政府はこの五年間に政府開発援助を倍増以上に拡大するという国際公約をなすっているわけですが、どうも見ておりますと、そうしたかけ声とはうらはらに、開発途上国に対するわが国の経済協力の実績というのがどうもはかばかしくない、進捗していないというのが実情ではないでしょうか。  そこで、五十二年度予算において対外技術協力の目玉として、開発途上国に政府の調査団を派遣する、そうして大規模開発プロジェクトのプランづくりに協力する、こういうことが取り上げられて、事業予算がつけられたわけでありますが、未消化のまま……

第84回国会 外務委員会 第11号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま提案の件につきまして、提出者を代表いたしまして案文を朗読し、趣旨説明にかえさせていただきます。  朗読いたします。     対外経済協力に関する件(案)   南北問題の解決をめぐり、長期的かつ世界的 視野から経済協力の果すべき役割の重要性が国際的に強調されている情勢であるにもかかわらず、他の先進諸国に比べ、我が国の経済協力に対する立ち遅れが際立っている。   かかる現状にかんがみ、政府は左記事項につき適切な措置を講ずるとともに、重大な決意をもって対外経済協力の推進に努めるべきである。      記  一、恒久平和と国際協調を宣明した我が国憲法の精神に基づき、政府は今後五年間……

第84回国会 外務委員会 第12号(1978/04/07、34期、日本社会党)

○土井委員 もうすでに本条約に対しまして触れられた点もこれからの質問の中には一部出てくるかと存じますが、その点は私の方も配慮をしながらひとつお尋ねを進めたいと思うのです。  今回、この引渡し条約を新しく締結する主な理由というのを簡単にひとつ御説明賜れませんか。
【次の発言】 経過についてはいま御説明のとおりだろうと思うのですが、その中で、国際的な犯罪というものがふえつつあるということの御指摘がございました。どのような犯罪がふえつつあるのであって、それに対して一体どれくらいの件数を掌握なすっていらっしゃるのであるか、これはどうなんですか。

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま審議中のこの漁業についての外国との協力関係であるとか、そのために協定を結ぶ問題であるとか、あるいは協定に従っていろいろと交渉を進めるという問題は、一方では資源の問題であり、他方ではやはり外交の問題、いわゆる漁業交渉というのは外交交渉の問題であるという側面を持っていることは事実なのでございますが、午前中、中川農林大臣の方から、協定そのものについては私としては満足だけれども、議定書については残念であったという意味の感想を漏らされました。農林大臣のその御感想は御感想として、外務大臣とされては、今回、外交交渉というふうな意味からして、これを成功と見ていらっしゃるか、ある意味では少し……

第84回国会 外務委員会 第18号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○土井委員 いよいよ外務大臣はこの三十日、日米首脳会談のために日本を出発されるわけでございますが、この日米首脳会談におけるいろんな懸案事項というのがある中で、本来この問題がさほど深刻に討議をされるという予定にない問題も含めて、きょうは二、三、時間の範囲内で御質問をさせていただきたいと思うのです。  それはまず、申し上げるまでもないことでございますが、外務大臣のお立場からすれば、ある意味では政治生命をかけて懸命にこれに取り組んでこられた日中平和友好条約、この問題の前に、予期しなかった中国の漁船による尖閣列島問題が出てまいりました。これはアメリカにいらっしゃいまして、報道の伝えるところによると、中……

第84回国会 外務委員会 第19号(1978/05/10、34期、日本社会党)

○土井委員 外務大臣、訪米御苦労さまでございました。  それできょうは、外務大臣が訪米をなさる前に当委員会において質問をいたしましたことをもちましてひとつお尋ねを進めてみたいと思います。  まず、訪米後、日中の平和友好条約についてアメリカが大いに期待しているという向きの報道がなされております。この事柄について、どういう感触をアメリカで外務大臣は感じてこられたか、まずこの点を伺いたいと思います。
【次の発言】 そこでお帰りになってからこの方、日中平和友好条約について五、六月ごろというふうな政治日程が、報道を通じてわれわれの間で認識されているわけでありますが、この内容は交渉再開ということを指してい……

第84回国会 外務委員会 第20号(1978/05/12、34期、日本社会党)

○土井委員 イラクとの航空業務協定について御質問をさせていただくわけでありますが、この協定を締結するに当たりまして、日本側の航空会社、イラク側の航空会社、これはともにIATAに入っておりますか、どうですか。IATAに加盟しているかどうかをまずお尋ねします。
【次の発言】 両者ともIATAに加盟しているといういま御答弁をいただいたわけですが、先日IATAのハマーショルド事務総長から、国際線は羽田に在留し、成田は国内線に振りかえてもらいたいという趣旨のことを言ってきたというニュースがあります。このようなことがあったと思いますが、内容に対してひとつこの場所で具体的にお知らせをいただきたいと思います。

第84回国会 外務委員会 第21号(1978/05/26、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいまは、先日の質問に対しての経過を御報告いただきました。なおかつ二十七日という日が目の前でございますから、一層これに注目をしつつ、いろいろな点での御努力の方を心より期待するわけであります。  さて、ただいま国民の悲願の目で見られております国連史上初の軍縮特別総会が催されているわけでありますが、いよいよ園田外務大臣は三十日にこの世紀の、記録にとどまるであろう軍縮史上初めての大がかりな会議での演説をされるわけであります。外務大臣が大変意欲的でおありになるというのはよくわかっております。ただ私たちといたしまして、軍縮、特に核の廃絶というのは国民悲願の問題でございまして、世界でただ一つ……

第84回国会 外務委員会 第24号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○土井委員 本日は、いろいろな懸案事項も含めまして、重要問題がいろいろございます中で、まず私は日韓問題を取り上げて御質問を進めたいと思います。  日韓大陸棚協定に伴う関連国内法が参議院の商工委員会で成立をし、そして本日、参議院の本会議で賛否が問われることになりましたが、どうひいき目に見ましても内容には問題のある条約であり、関連国内法であるということを言わざるを得ません。ただ、議会制民主主義の数の論理の上で、この問題が多数の力関係で実は成立をさせられるというかっこうになるわけであります。しかし、当外務委員会といたしましては、海洋法の動きであるとか、さらには二国間における共同開発方式というのが、こ……

第84回国会 外務委員会 第25号(1978/08/18、34期、日本社会党)

○土井委員 日中共同声明後足かけ七年、国民はこの日中平和友好条約の調印の日を待ちかねておりました。その間、外務大臣におかれましては精魂込めてこのことに当たられ、そしてついにこの調印をなし遂げられたわけであります。その御苦労に対してまず心から感謝を申し上げたいと思います。  さて、きょうは、この日中平和友好条約の条文の内部にわたる問題にまで立ち至って質問を申し上げるという時間的余裕がございません。したがいまして、ただいまから二、三、この日中平和友好条約調印をめぐる情勢と、さらに今後の日本のあるべき外交姿勢ということについてお尋ねをしたいと思います。  この一月でございましたか、外務大臣が、自民党……

第84回国会 決算委員会 第18号(1978/08/07、34期、日本社会党)

○土井委員 きょう私は、ただいま馬場委員の方から御質問のございました国税庁、国税局の退職職員の税理士開業の顧問先あっせんに関する問題について、さらに質問を進めたいと思います。  去る八月三日に国税庁長官から国税局長並びに国税事務所長あての通達が出されましたが、恐らくただいま問題になっておりますこの顧問先あっせんに関するいろいろな国民の疑惑、納税者の疑惑にこたえまして、今回はあっせんを一切取りやめますという通達が出るに違いないと思ったのです。ところが何のことはない、通達の中身を見ると、相も変わらず、納税者等から批判や疑惑を招くことのないように留意するとともに、部下職員に対してもその趣旨の徹底をし……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○土井委員 建設省のお考えになっていらっしゃる大阪市周辺等幹線道路網整備計画の一環として大阪湾岸道路という問題がございますが、昨年発表されました「大阪湾岸道路調査概要」という資料によりますと、「大阪湾沿岸部に沿って、神戸市垂水区から阪神間、大阪市南港及び南大阪臨海部の各埋立地を経て泉佐野市に至る約八十キロメートルにおよぶ道路である。」こう書いてございます。この大阪湾岸道路について、まず完成時期はいつくらいに考えていま調査をお進めになっていらっしゃるのか、この点はいかがでございますか。
【次の発言】 四十三年度から調査を始められて、五十二年度までの調査として約十二億七千万円の費用がこれに投入され……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1978/05/09、34期、日本社会党)

○土井委員 建設省は御出席でいらっしゃいますか。――まず、それじゃ建設省に私お尋ねしましょう。  昭和四十四年の建設省調査の結果がデータとしてあると思うのですが、瀬戸内海の海岸線の状況です。総延長が幾らで、そして自然、半自然海岸というのが何キロメーターか、建設省からちょっとお知らせいただけませんか。
【次の発言】 これは後ほどとおっしゃいますが、私の手元にあるので、ひとつそれじゃまず申し上げましょう。四十四年では総延長が五千九百キロメーター、自然、半自然海岸が約三千五十キロメーター、こういう数字が建設省の調査結果として出ておるようであります。それ、もう一度確認してみてください、これはすでに調べ……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○土井委員 化学物質によりまして環境が汚染され、その環境汚染から健康被害が生ずるという一連の問題の中で、典型的な例は、よく挙げられるPCBの問題がございます。環境庁長官もよく御承知のとおりに、このPCB問題というのは、例のカネミ油の被害事件などに見ますように、一連の被害者の方々がありまして、それに対して、問題の深刻さをいろいろと世上取り上げるということでこれに対する対策が初めてとられるというかっこうにも実はなってまいりました。環境庁所管の水質汚濁防止法二条二項の中にございます人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質として政令で定めます中にこのPCBを入れて考えられるまでの歴史的経過というのは……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1978/06/13、34期、日本社会党)

○土井委員 公害対策基本法の九条三項というところを見ますと「第一項の基準については、常に適切な科学的判断が加えられ、必要な改定がなされなければならない。」このように規定をされております。  そこでお尋ねをいたしますけれども、環境基準の科学的な判断ということになってまいりますと、常に安全率についての検討と判断というのが含まれているというふうに考えられていいのかどうか、この点、そういうふうにお考えになっていると思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 今回のNO2についての専門委員会報告の値を見ますと、健康からの偏りをも避けるようなものでありまして、十分に安全率が入っているというふうに考え……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1978/06/16、34期、日本社会党)

○土井委員 私はまず、マツクイムシの防除について、昨年第八十国会で特別措置法が成立をいたしまして以後、この空中からマツクイムシ防除剤を散布することについていろいろな問題が出てまいっておりますので、それについてお尋ねをしたいと思います。  御承知のとおり、昨年の第八十国会でのこの松くい虫防除特別措置法の審議は農林水産委員会の方で進められたわけでありますが、その場所に、連合審査ということで当公害対策並びに環境保全特別委員会からも出席をいたしまして、ここにおられる島本委員を初めわれわれも質問を展開したわけであります。その後また農林水産委員会の方におきましても、林野庁からお出しになっていたそのときの審……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1978/07/05、34期、日本社会党)

○土井委員 まず、懸案のNO2の環境基準について、基本的なことをひとつお尋ねをしたいと思います。  四十八年のNO2についての基準値が問題にされましたときの専門委員会で討議をされた内容の中に、SO2よりもNO2の方が有害であるということで、SO2〇・〇四に対してNO2〇・〇二ということを決めたはずであるとわれわれは認識をいたしております。今日、このNO2に対して、もし緩和されるということになりますと、SO2とNO2に対しての基準の内容というものが同一になるか、さらに有害であるという点が上回るという、この問題が出てまいるわけでありますから、かつての立論が基準値緩和ということで崩れるということにも……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/02/16、34期、日本社会党)

○土井委員 私はこれから、与えられました質問時間の範囲内で、前半を公害対策、環境問題について御質問申し上げ、後半、外交問題に対してひとつお尋ねを進めさせていただきたいと思います。  ことしは、公害対策基本法が一九六七年八月に公布されましてから満十年を数えるわけでございます。この間、公害対策基本法は、だれでもが知っておりますように、昭和四十六年に経済発展との調和条項の削除という大幅改正が行われましたし、さらに四十八年、四十九年と続けまして一部改正がなされまして今日に至っているわけでございますが、この満十年の歩みをいま振り返ってみますと、確かに公害問題に対する国民の認識というものを高める一方で、政……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第3号(1978/10/16、34期、日本社会党)

○土井委員 いよいよ日中平和友好条約の審議も大詰めでございます。国交回復へ向けて、さらに国交回復の共同声明後この調印へ向けて、調印からこちらに、この国会の審議を通じていよいよ承認をする前夜だということを考えてまいりますと、いままで幾多の苦難を乗り越えてこの日のために、中国との間に平和友好のきずなを強く結ぶために苦労されてこられた方々に対して、非常に感謝の気持ちを強く持つわけでございます。わけても、このために文字どおり政治生命をかけられた故浅沼稲次郎元委員長を持ちます私たちの日本社会党といたしましては、この外務委員会の席でいよいよ承認寸前の日中平和友好条約の審議に当たりまして、感無量でございます……

第85回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○土井委員 去る六月六日の当委員会におきまして、食用油であるとか、チューインガムであるとか、魚の塩干物などに酸化防止剤として広く添加されておりますBHTについてお尋ねをしたわけでございますが、きょうまた厚生省から御出席をいただいて一つだけ確認をし、また今後の対策についてはっきりさせておきたい問題がございます。  それは、食品に広く使用されております合成着色料の赤色二号についてなのでございますが、この赤色二号については、日本では昭和二十三年から使用が許可されて、引き続き今日に至るまで使用されております。すでに御承知のとおりで、アメリカにおきましては、五十一年の二月に、食品医薬品局が発がん性のおそ……


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 外務委員会 第2号(1978/12/20、34期、日本社会党)

○土井委員 日本時間で十二月十六日の午前十一時、大変画期的な、国際的規模で申し上げますとまことに全世界の、世界史に残る大きな出来事が出てまいりました。米中両国が、来年一月一日付で国交を正常化するという共同声明を同時に発表したわけでございます。このニュースを受けるに当たりまして、私どもが思いますには、政治生命をかけて中国に赴かれ、さきに日中平和友好条約の締結にまで努力をされました園田外務大臣の努力が、今度はこういう形でも実ったという一つの関連性を思わざるを得ません。  そういうことから、まず外務大臣にお伺いをしたいのは、この米中国交正常化ということで、東西冷戦構造というのがここで消えて、緊張緩和……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第2号(1979/02/20、34期、日本社会党)

○土井委員 自民党の方の御出席がまことに悪いようでありますが、委員長の方から御指名がございましたから、質問を始めたいと思います。  十七日の日に御存じのとおり、中越国境で衝突が起こりまして、これに対してはすでにかなり前から懸念されていた問題でありましたけれども、とうとうこういう状況を迎えたわけであります。昨日わが党は、国際局長名ですでに談話を発表いたしております。きょうは、この問題についてまず外務大臣にお尋ねを進めたいと思います。  この中越紛争のきょうまでのいろいろな情報と、この紛争は何がゆえに起こったかという外務大臣なりの御認識をひとつお聞かせくださいませんか。

第87回国会 外務委員会 第3号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○土井委員 外務大臣、まずお尋ねしたいのは、いまもなお十万の兵員がベトナムからカンボジアに行ってそのままそこに存在しているという情報がございますが、これは確認なすっていらっしゃいますか。
【次の発言】 そうすると、確認はできないけれども、一応いままで入ってくるいろいろなかの地からの情報、またいろいろな場所からの情報を総合して判断すると、カンボジアにはベトナムの兵員がいまもなおかつ存在しているというふうに考えて間違いがないということが言えるかどうか。いかがでございますか。
【次の発言】 そうすると、ベトナムの方といろいろ話し合われる感触の上では、ベトナムの方は別にカンボジアに軍隊を入れているとい……

第87回国会 外務委員会 第4号(1979/03/16、34期、日本社会党)

○土井委員 いま委員長から御提案のございました、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約、いわゆるA規約及び市民的及び政治的権利に関する国際規約、いわゆるB規約、この両国際人権規約についてすでに提示をされております提案理由の説明におきましても、「政府としては、」「所要の留保を行いました。」という部分がございます。また同時に資料として提示をされております国際規約の説明書の内容を見ましても、大きく項目を起こし、その5というところで「我が国の留保等」という項目が用意されております。  そこでお尋ねをいたしたいのでございますが、留保と申しますのは国際法的に一体どういうふうに考えたらよいわけでござい……

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○土井委員 私は、ガット東京ラウンドについて、特に政府調達統一コードの適用範囲等に関係のございます、ただいまもっぱら問題になっております通信機器本体の開放問題などに触れて、きょうは少し御質問をさせていただきたいと思っておりましたが、その部分はまた、外務大臣がアメリカからお帰りになって、そして東京での会議に向けて、少しまた外務委員会を開くという機会も当然設けるべきだと思っておりますので、その節、少し詳しくお伺いすることにしたいと思います。  それできょう、ほかに二点私はお伺いしたいことがあるわけですが、一つは中ソ条約の廃棄通告に関する問題です。  四月の三日のこと、中国はソビエトに対しまして、ソ……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○土井委員 特に労働大臣がただいま御出席でいらっしゃいますから、この関係の分野の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  A規約の中で、特に女性の労働について第七条a項の(i)であるとか、第十条の2項であるとか等々は具体的な配慮が非常になされているわけでありますが、労働大臣、日本の場合には、現行労働基準法も含めまして、女性に対しまして、この人権規約が求めている内容に十分に合致する労働条件というものがもうすでに確定されているというように考えていらっしゃるかどうか、いかがでございますか。
【次の発言】 労働大臣、いま終わりの方で、ちょっとはっきりおっしゃることが聞き取れなかったのですが、行政……

第87回国会 外務委員会 第9号(1979/05/07、34期、日本社会党)

○土井委員 本日は、大変お忙しい中をわざわざ当委員会のために参考人として御出席の諸先生に、まず御礼申し上げます。  もう持ち時間の方が経過をいたしてしまっておりますので、具体的に私はお尋ねをさせていただきます。  久保田先生と和島先生に同じことについて御見解を承りたいのですが、B規約の四条を見ますと、「国民の生存を脅かす公の緊急事態」が公式に宣言されました場合に、法の前の平等とか集会の自由、表現の自由等の規定に違反する措置をとることができるということになっております。私は、この規定について、先日当委員会において政府に対する質問をいたしました。その席で、政府側からは、日本国憲法からすればそのよう……

第87回国会 外務委員会 第10号(1979/05/08、34期、日本社会党)

○土井委員 園田外務大臣が国連本部で人権規約に署名をなさるに当たりまして、日本政府が留保と解釈宣言をここで行っているわけであります。したがいまして今回、この審議の途上で幾たびとなく留保と解釈宣言の内容に触れて質疑が繰り返されているわけでありますが、この解釈宣言の問題について、特にこの解釈の内容に変更を生じたあるいは解釈宣言そのものに対して解除するというふうな実情が日本の国として起こってまいりました場合には、これについては新たな国際的な手続が必要だと考えられますが、この点はいかがなんでございますか。
【次の発言】 国際的に十分受け入れられる手続とおっしゃるのはどういうことでございますか。

第87回国会 外務委員会 第12号(1979/05/28、34期、日本社会党)

○土井委員 きょう、私は、外務省からさきに五月十八日、追って五月の二十六日、二度にわたりアメリカの国務省から出されました金大中氏事件に関する文書についてお尋ねを進めるわけであります。  この問題を取り上げるに先立ちまして、まず塩谷委員長の方にお尋ねと、それからお聞かせをいただきたいと思うわけですが、塩谷委員長自身は、この金大中氏事件が起こされまして以来、最大の関心をこの問題に対して払ってこられた政治家のお一人であります。特に金大中氏とは、この事件が起こる一年くらい前のころにすでに会談をされるというふうな経緯などもあったりいたしまして、その後、金大中氏に対する原状回復に対しても多大の努力を払われ……

第87回国会 外務委員会 第13号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○土井委員 私は、まず尖閣列島問題についてお尋ねをして、さらに金大中氏事件に対しての質問に入りたいと存じます。  園田外務大臣、中国側は口頭で遺憾の意を表明しておられるようであります。その中で、中日両国間の了解に違反していることは明白という旨の部分があるわけでありますが、日中平和友好条約締結の際にはそのような了解があったというふうに考えてよろしいわけでありますか。
【次の発言】 そうすると、いまの外務大臣の御答弁の中では、北京においては、外務大臣は日本の領有権を明確に主張されたということがはっきりうかがえるわけでありますが、去る二月二十七日の予算の第二分科会の席で、同僚議員がこの尖閣列島問題に……

第87回国会 外務委員会 第14号(1979/06/01、34期、日本社会党)

○土井委員 大平総理大臣が総理御就任以来、次から次へと大変な難題が相次いでいるわけでございますが、わけても航空機汚職やソウル地下鉄に見る政治疑惑、さらに、ただいままた大変国会では集中的にこれが取り上げてまいられております金大中氏事件、どれ一つをとりましてもすっきりしたものはございません。国民にいたしますと、いらいらしたやりきれない政治への不信と不満というのがただいま過巻いていると申し上げることができると思うわけでございます。  その中で、まずお尋ねしたいのは、松野元防衛庁長官のこの国会証言に対する偽証告発を野党はこぞって決定をいたしております。総理のこれについての御決断が非常にいま大事なときで……

第87回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1979/03/23、34期、日本社会党)

○土井委員 兵庫県の尼崎、西宮、芦屋にわたります港湾計画、さらには県の方の埋め立て計画を策定するのに当たりまして、瀬戸内海環境保全臨時措置法の第十三条「埋立て等についての特別の配慮」という条項がございますが、この十三条並びに第三条の瀬戸内海の環境の保全に関する策定について留意しなければならない項目に拘束をされると存じますが、この点いかがでございますか。
【次の発言】 兵庫県の尼崎、西宮、芦屋港の港湾計画並びにそれに関連する兵庫県の埋め立て計画は、いま申し上げた瀬戸内海環境保全臨時措置法の条項に拘束をされますかという質問なんです。
【次の発言】 それでは、環境庁の方にお尋ねしたいのですが、いま運……

第87回国会 大蔵委員会 第8号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○土井委員 御出席の政務次官、大変愛妻家で有名な方であります。プライバシーにわたることではなくて、一般的な社会通念上の問題としてひとつお考えいただきたいと思うのですが、政務次官並びに主税局長にもお尋ねをしたいと思うのです。  いま奥様が家族生活を維持していく上において、また夫婦生活を維持していく上において非常に努力をされ、そして協力を惜しみなく日夜続けていらっしゃると思うのですが、この奥様に対して、婚姻後協力のもとに形成された財産に対しては一体どれくらいの権利が社会通念上認められてしかるべきだと御自身の生活体験の上でお考えになりますか。特に政治家などは、これは奥様の苦労の方が多い方があちこち見……

第87回国会 法務委員会 第7号(1979/03/20、34期、日本社会党)

○土井議員 ただいま議題となりました国籍法の一部を改正する法律案について、提案の趣旨を御説明いたします。  戦後、日本国憲法の施行に伴い、憲法十四条の法のもとの平等及び二十四条の家族生活における個人の尊厳・両性の平等の趣旨に基づき、旧来の家父長的家制度は根本的に改められることとなり、民法の親族編、相続編は全面改正されたのであります。  国籍法制についても旧国籍法を廃止して、一九五〇年に現行国籍法が制定され、その際身分関係の得喪がその国籍に影響を及ぼす点は改められております。しかし、子の国籍取得における父母同権については改められないまま今日に至り、また日本人を配偶者に持つ外国人の帰化要件における……


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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○土井分科員 先日、政府から婦人問題企画推進本部を通じまして、婦人に対する施策として「国内行動計画」が出されたのを法務大臣はよく御承知でいらっしゃると思います。これは御説明申し上げるまでもなく、一九七五年のあの国際婦人年に当たりまして世界会議が採択した世界行動計画を受けて、これからの日本政府としての政策に対しての指針をこの中で打ち出しているわけでありますが、この行動計画の中に「憲法に定める男女平等の原則を一層徹底させ」ていく、そういう点から「常に諸法制を見直し、その再検討を行う。」そのためにいろいろ書いてありますが、「引き続き、民法等関係法令の再検討を行うとともに、法的に認められた諸権利が確実……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○土井分科員 まず大変気になることを私はお伺いしたいと思うのですが、報道されたところによりますと、アメリカとカナダがことし七月をめどにいたしまして人工甘味料サッカリンの使用禁止を決めたということであります。これでわが国においても影響は絶大だと私は見るわけであります。かつて私は、五十年の六月十三日に社会労働委員会において、また続けて六月二十四日には公害対策並びに環境保全特別委員会において、それぞれサッカリンの規制緩和に関する質問をいたしておりますが、ひとつきょうはこれから日本の厚生行政の中でサッカリンがどのように取り扱われようとするかという問題をお尋ねをしなければならない、このような気持ちであり……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○土井分科員 どこの家庭でも使われております石けんと洗剤、きょうはこの問題に対しての表示のことを一つはお尋ねしたいと思うのですが、大臣の御家庭でも石けんや洗剤は日常使っていらっしゃると思うんですが、実は石けんについては、家庭用品品質表示法という法律からいたしまして、この品質表示の指定品目にいままで入っていなかったわけであります。ところが合成洗剤については、いままで成分による分類はなくて、単に合成洗剤という表示がなされて今日まで来たわけです。私たちは、この合成洗剤の中身については大臣も御承知のとおりで、大変に有害性、有毒性というのが、おむつかぶれの例を挙げるまでもなく、それから、台所に立って毎日……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○土井分科員 昨年五月に労災法の改正がございましたが、その節、衆参両院において附帯決議がございます。附帯決議の中で、一の部分にこのように述べてあります。   政府は、次の事項に関し所要の措置を講ずべきである。  一傷病補償年金制度の運用に当たつては、特に頸肩腕症候群、むち打ち症、腰痛症等の職業性疾病患者の療養の実情に即して、適切に行うよう努めること。 このように附帯決議があるわけでございます。御存じのとおりに、保母さんや看護婦さんや介護者さんやキーパンチャーやタイピスト、事務職員等々、特に女性の職場でたくさん起こっております頸肩腕症候群あるいは腰痛、こういう問題を考えていきますと、この労災法の……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○土井分科員 先日私は、新聞紙上でただいま伝えられております国際学友会の現状が大変深刻な段階に到達しているということで、現場に足を運びまして、その後実情についてそれなりの調査を進めてまいりました。きょうはここに、その現場にまで参りましたときの写真がございますので、ひとつ外務大臣にごらんいただきたいと思います。いろいろございますから……。  国際学友会の目的は、「本会ハ学生二依ル国際間文化ノ交換及ビ本邦留学外国人学生ノ保護善導ヲ図り以テ国際親善ヲ増進スルヲ目的トス」という目的がございます。国際学友会の理事の名簿を見ますと、文部省の学術国際局長、法務省の入国管理局長、元特命全権大使の方が三名、それ……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○土井分科員 このたび、昭和五十一年度の児童生徒の学校外学習活動に関する実態調査の結果が文部省から発表されたわけでありますが、報道でもこれが非常に大きく取り上げられておりますとおり、学習塾というものの激増が最近大変に論議を呼んでおります。文部大臣は、この学習塾というものが年々ふえていく傾向にある、決して減りはしない、こういう現象に対して、その原因はどの辺にあるというふうにお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 いまおっしゃったおけいこごとの塾、それから先ほどおっしゃいました進学のための塾、それからいろいろ組まれている教科課程の内容が理解しにくいために、理解を促進させるための塾、これは……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○土井分科員 私、本日、大阪国際空港にエアバスの導入を考えていらっしゃる運輸省の姿勢と、その内容に対して少しお尋ねをしたいと思います。  先日、三日の日に環境庁からの十三項目にわたる申し入れに対しての回答を環境庁に出された。その二日後に、環境庁からこの回答に対して、よろしかろうという同意が出た。こういう経過があることはもうすでに御承知のとおりなんですが、あの回答の内容を見ますと、五十三年に向けてジェット機を二百回に削減をして、その中でエアバスを百回にしたい、こういう一つの目安が出ております。五十八年になりますと、エアバスを百八十回にしたいという目安も出されております。  そこでお尋ねしたいので……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 運輸委員会建設委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/14、34期、日本社会党)

○土井委員 ただいま審議をいたしております法案の名称は、特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法という名称でございますが、ここに言う「特定空港」というのは、この法案によりますと、第二条で政令で指定をされるということになっております。ところが、政令で指定をされる特定空港の対象になるこの空港といたしましては、いま、空港整備法第二条第一項に規定する空港の中から政令で特定化されるということに、この条文の体裁から申しますと、なっているわけでございますが、ずばり運輸大臣にまずお尋ねをいたしたいのでございますけれども、大阪国際空港というのは、この特定空港の中に入れて政令で指定されようというお気持ちがいまございま……

第82回国会 法務委員会地方行政委員会外務委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/11、34期、日本社会党)

○土井委員 今回の日航ハイジャック事件によって受けましたわが国、わが国民の打撃と犠牲はまことに大きかったわけであります。西ドイツの場合も同様でありましょうけれども一具体的には六人の釈放犯や十六億円という莫大なお金が国民の血税によって賄われるということなどを考えますと、国民からすれば、日航ハイジャック事件の経過は一体どういうことだったのかということがはっきりわからなければならないのですけれども、どうもテレビで刻々伝えられるニュースであるとか、新聞紙上の政府それぞれの担当者のいろいろな談話であるとかを通じて断片的に知り得ても、全体の経緯に対してよくわからないというのが実感だと思うのであります。何が……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○土井分科員 昭和二十二年の五月に起こりましたいわゆる福岡事件におきまして、その後昭和三十一年の四月と五月にわたりまして死刑の確定判決を受けた二人の死刑囚が当時あったわけでありますが、現在この二人についてどういうことになっているかを、まず簡単にあらまし御説明賜りたいと思います。
【次の発言】 死刑が執行されました死刑囚に対してまずお尋ねをいたしますが、いつ死刑が執行されたわけでございますか。
【次の発言】 昭和五十年の夏の初めごろに死刑が執行されるに先立ちまして、本人から恩赦願が出されていた事実があると存じますが、それはいかがでございますか。

第84回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○土井分科員 郵政大臣御存じのとおりで、公共用の飛行場周辺や新幹線の沿線などにつきましては、航空機や車両の通過に伴いましてテレビの電波障害や電話の通話障害という事実がございます。国道周辺で大変な車の通過量に伴ってテレビの電波障害や通話障害があるという事実について、いままでお調べになったことがおありになるかどうかというのを一つお尋ねいたします。
【次の発言】 研究会で慎重な検討を進めていただくことは大変結構ですし、それは十分にお進めいただきたいわけでありますが、現実に来る日も来る日もこれに悩んでおる住民があることを、ひとつ一日も早くお取り上げいただいて、行政措置としてどうするかという、いま直ちに……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○土井分科員 先日、厚生大臣は予算委員会の席におきまして、健康保険法の改正の柱に、高額医療費の負担については全額給付という線で考えたいという大変特筆すべき御答弁を公にされたわけであります。  いまから申し上げますような例はどういうふうに取り扱われるかということが実は大変に具体的に切実な問題を抱えておりますので、お聞かせをいただきたいと思うのですが、一部新聞紙上にも掲載をされましたので、あるいは厚生大臣はよくこの具体的な事情に対して御存じでいらっしゃるかもしれないと思います。  兵庫県の宝塚市で、全国でも大変こういう例が少ないと言われる腸重積症の十三歳の少年がただいまございます。この腸重積症とい……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○土井分科員 きょうは藤井労働大臣にひとつ現状をお聞きいただきまして、これに適切な措置を講ずることをお考えいただきたい、こういう意味でただいまから御質問申し上げますからお聞き取りをお願い申し上げます。  大臣御承知のとおりで、昭和五十一年の五月十日に労働者災害補償保険法の一部を改正するに当たりまして、衆議院の社会労働委員会で附帯決議が決議されております。また同様に参議院の方でも附帯決議がはっきりと確かめられているわけでございますが、その附帯決議の中にこういうことがあるのです。傷病補償年金制度の運用に当たっては、特に頸腕、むち打ち、腰痛などの職業性疾患者の療養の実情に即して適切に行うよう努めるこ……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○土井分科員 昨年も私は当分科会で質問をさせていただく機会を得たわけですが、その節問題にいたしました家庭用品の品質表示の問題で、合成洗剤、それから洗たく用または台所用の石けん及び住宅用または家具用の洗浄剤について、この品質規格のいろいろな分類を御用意なさっているのを取り上げて御質問いたしました。あの節、これは非常にわかりにくい分類だ、これは非常にわかりにくい表示になるのではないかという一抹の危惧を持ちながら質問をさせていただいたのですが、果たせるかな、いろいろ消費者の声を聞いてみますと、まことにわかりにくくなったという声が圧倒的であります。そういうことを一つは念頭に置いた上で、きょうは御質問さ……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○土井分科員 きょう、私は教員養成大学院大学についてお尋ねをしたいと思います。  この問題は、今国会で恐らく教員大学院大学設置のための国立学校設置法改正案審議ということになる問題でございましょうから、追っていろいろな課題はそこの審議の場所で討議が進められるであろうと思いますが、大まかにいま私の考えております疑問の点だけをきょうは申し上げさせていただいて、いろいろそれに対する御見解を賜りたいと思っています。  いま予定をされております場所の一つが、実は文部大臣の御出身の兵庫県でもございますから、そういうことからいたしますと、具体的なことになるとお尋ねすることが実はむずかしい点もあるかもしれません……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○土井分科員 一九七五年の国際婦人年を機にいたしまして、ただいま政府の中に婦人問題企画推進本部というのが設置されているわけでありますが、総理府長官はこの中でどういう役割りをいま担っていらっしゃるわけでありますか。
【次の発言】 そうすると、副本部長であられる長官とされては当然御承知だと思いますが、五十二年の六月十四日に「婦人の政策決定参加を促進する特別活動推進要綱」というのが出されたわけであります。御存じでいらっしゃいますね。この要綱の中の、ただいま進められつつございます国内行動計画の十年のうちの前半期の重点実施事項の中で、活動方針をその目的に従って見てまいりまして、一番重点を置いて考えられて……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○土井分科員 まず法務大臣に、本題に入る前にお尋ねしたいことが一つございます。  それは、去る二月二十八日の外務委員会の席におきまして、すでに一月二十三日に外務委員長名で外務委員会の理事の一致の賛成でもって資料要求を法務省に対していたしました。中身は出入国の記録でありますが、具体的にチータム氏、カーン氏についてのこの出入国記録に対しての資料要求に対しまして、ただいま法務省としてはどういうお考えをお持ちでいらっしゃいますか。
【次の発言】 釈迦に説法のたぐいになりますが、憲法を出してそういう御答弁をされますと、人権侵害にわたらないようにという配慮は、日常、国民相互間の生活上、やはり忘れてはならな……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○土井分科員 きょう私はこれから、大阪湾岸道路計画について建設大臣並びに関係の担当の方々にお伺いしたいと思います。  大臣御承知のとおり、昭和四十三年に建設省は、大阪市周辺等幹線道路網整備計画ということの計画決定に従って調査をお始めになったといういきさつがございます。昨年の六月二十六日に建設省近畿地方建設局が大阪湾岸道路計画概要というのを出されたようでありますが、それに従って、現段階ではこの都市計画審議会、都計審が具体的にそれぞれ内容について案の具体策を進めておられる段階だということをわれわれは聞き知っているわけでありますが、一体これは何年完成ということを目標になされている計画であるかというこ……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○土井分科員 私は、大阪国際空港の航空機公害に関する問題について、きょうはその一端をお尋ねしたいと思うのです。  先日、運輸大臣もご承知のとおりに、航空局の方から、国際空港における「航空機騒音に係る環境基準の五年改善目標の達成状況について」という内容が発表されました。これについては環境庁から環境基準値というのが示されて、これについて中間目標値を達成するという時期が昨年の十二月であったはずであります。本来ならば昨年の十二月にこの内容というのは出されるべきところが二月に出されているわけでありますが、これはどういうわけで延びたのでございますか。地域の住民の人には昨年の十二月に出しますという予告を、ま……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○土井分科員 郵政省の方では、五十二年度の統計というのは大体集約できていますか。いろいろなデータについての集約はいかがですか。
【次の発言】 そうすると、これについては当然集約されていると思うのですが、ずばり、五十年度から五十一年度へ、五十一年度から五十二年度にかけての、各年度の生理休暇取得率というのはどういうことになっているかというのをひとつお知らせいただけませんか。
【次の発言】 これは通告しておいたんですよ。きょうの質問はと聞かれたので、生理休暇の問題も含めて、労基法で言うところの母性保護の内容に対して質問しますよと言ってあるんですよ。

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○土井分科員 私は、食品添加物についてまずお尋ねをいたします。  この食品添加物の中でオルトフェニルフェノール、OPP、柑橘類の防カビ剤に使用されている物質でございますが、これが御承知のとおり五十二年四月三十日に食品添加物として厚生省によって指定をされまして、それ以後現在に至るまでこれを使用いたしているわけでありますが、グレープフルーツとかレモンのたぐいにこのOPPが使用されているときには、この使用について、使用しているという表示をするようにという厚生省からの行政指導があったはずであります。これについては非常に不徹底で、現在このやり方自身が、極端に言うと行政指導があってもなくても同じような店頭……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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