土井たか子 衆議院議員
37期国会発言一覧

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このページでは土井たか子衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院37期)

土井たか子[衆]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 衆議院本会議 第32号(1984/06/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井たか子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を促進するための労働省関係法律の整備等に関する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。(拍手)  質問の第一は、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約批准に対する政府の姿勢についてであります。  今回の法律の整備は、そもそもこの条約批准のために国内法を制定するものであります。この条約は、女性の労働権は奪うことのできない基本的権利であるとしています。我が党は、この条約を留保することなく完全批准すべきであると主張し、過去六回、男女雇用平等法案を国会に……

土井たか子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院37期)

土井たか子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 外務委員会 第1号(1983/12/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 今回の日ソ漁業交渉が例年になく厳しいというのは中曽根内閣の対ソ外交姿勢に起因しているのではないかという疑念が国民の間に大変ございます。また、ただいまも岡田議員の方からの御質問の中でございましたけれども、渡邉水産庁長官が十二月八日の記者会見でも、ソ連側の出方は従来に比べて非常に厳しいという面を述べていらっしゃる。こういうことなどは、日ソ間の緊張関係というのがやはり日ソ漁業交渉に強く反映しているということであると理解せざるを得ないのです。したがいまして、まずお尋ねしたいのは、対ソ外交のあり方なのです。  第二次中曽根内閣の顔ぶれがいよいよ決定をいたしましたが、いま、漁業交渉の相手でござ……

第101回国会 外務委員会 第3号(1984/03/02、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 五十八年一月十四日に当時の内閣官房長官後藤田長官の談話がございました。また、十一月八日には交換公文が取り交わされております。そこで武器輸出三原則に変更が出てまいっておりますが、きょうは基本的なことをひとつお尋ねしたいと思うのです。  今予算委員会が開かれておりますけれども、去る二月十六日にこの問題を取り上げて、我が党の大田議議員の方からの質問もございましたが、その二月十六日の会議録を見ましてもどうもわからぬことが多いのです。これもあわせてただいまから聞きせていただきたい、このようにまず申し上げます。  さて、一月十四日の後藤田官房長官談話にございます「防衛分野における技術」というの……

第101回国会 外務委員会 第5号(1984/04/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 ただいまのスリランカ民主社会主義共和回との間の定期航空路の開設に関してのこの協定なんですが、これは東京―コロンボ間の定期航空路を開設するということですから、当然のことながら乗り入れの空港は成田空港という形になると思いますが、そのとおりに考えていいんですね。
【次の発言】 スリランカの場合、協定にこぎつけるまでのいろいろな話し合いの中で、成田空港以外の日本の回際空港に対する乗り入れに対して意欲を示されたというふうなことはございませんか。
【次の発言】 今回の場合は、スリランカとの間ではそういう話がなかったという御答弁ですが、先ほど来の御質問の中にもございましたとおりで、三十何カ国かの……

第101回国会 外務委員会 第8号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 昨日の夕刻、石橋政嗣委員長を団長にいたしました社会党の訪米団が帰ってまいりました。十日にわたる大変目まぐるしい日程でございましたが、おかげさまで元気にその全日程を終えまして帰ってくることができたわけでございます。  安倍外務大臣を初めといたしまして、外務省の皆さんに大変にお世話になりました。心から厚く御礼を申し上げます。また、マンスフィールド大使を初めとして在日米大使館の皆さんにもお心遣いやお骨折りをいただいたことを重ねてこの場所で御報告とともに感謝の意を表したいと思うのでございます。民間団体では、国際交流センターの皆さんにも大変なお骨折りをいただいたことも、あわせてここでお礼の気……

第101回国会 外務委員会 第10号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 最近、朝鮮半島をめぐる緊張緩和の機運ということに対して国際間でも大変注目が集まっているのでありますけれども、先日アメリカに参りました節、議会人と話をしておりましたら、一方では韓国のいろいろなあり方の中で、政治犯に対しての取り扱いが以前に比べると緩やかになってきたという意見が出る一方で、しかしまだ問題は多く残っているという発言も私は聞いたのです。外務大臣におかれましては、韓国における政治犯の中で、わけても私どもにとって決して無関係ではない在日韓国人の方に対する政治犯としての取り扱い方がこの節どういうことになっているかというあらましの問題に対して掌握をされていると思いますが、まずその点……

第101回国会 外務委員会 第11号(1984/04/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 私は、これから質問するに当たりまして、初めに少し気にかかることを二、三点聞きまして、あと基本的なことについて釈然としない問題がございますから、そのお尋ねを進めたいと思います。端的にひとつ外務省の方としてはお答えいただきたいと思います。  先ほどずっと御答弁なさることを聞いておりまして思うのですけれども、航空機の生産という点からしますと、アメリカに比べて日本は何年ぐらいおくれているのですか。いかがです。
【次の発言】 よくわかりません。何でも数字を示して金額で言えばそれでわかってもらえるという根性がどうも政府にあるので、本当に釈然としないのです。肝心のところがどうも答えられてない。か……

第101回国会 外務委員会 第14号(1984/05/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 社会党の持ち時間というのがあと十分もありません、六分そこそこですから、その時間内でというとこれは問題が非常に大きいわけですが、私自身は国際電気通信条約について質問させていただくということであります。  今回この問題をずっと見てまいりますと、国際電気通信連合、ITUの最高機関である全権委員会議が一九七三年のマラガ・トレモリノスの会議以来九年ぶりにナイロビで開かれているのです。新しい国際電気通信条約がそこでつくられたという経過が御案内のとおりございます。日本から代表団がそこに参加をされて昭和五十七年九月二十八日から十一月六日までの長い間、四十日間という会議であったわけですが、私は会議の……

第101回国会 外務委員会 第15号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 いよいよ国際電気通信条約をきょう審議いたしまして議了という運びになる予定でございますが、奥田敬和郵政大臣におかれましては、この外務委員会はふるさとのように思われているのではないかと思います。この条約審議につきまして、まさしく所管の大臣でいらっしゃる郵政大臣として当委員会に御出席をいただけたことは、本当に私もうれしゅうございます。きょうはまず大臣に端的な御質問を申し上げさせていただくことから始めて、制限時間の中で審議を終了させていただきたいと思います。  今回のこの国際電気通信条約の主たる改正点を見てまいりますと、電気通信分野における開発途上国への技術協力、技術援助の促進によって、国……

第101回国会 外務委員会 第16号(1984/06/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 きょうの委員会の冒頭に外務大臣からサミット報告をいただいたわけですが、サミットでは本当に御苦労の数々がおありになったと思います。  このサミットの会議を前にして中曽根総理は野党党首と会談の場を持たれたのですが、その折に社民連の代表との会談で、核兵器を使う使わぬは核保有国の勝手という、いわゆる勝手発言が飛び出したことは御承知のとおりです。この発言は不沈空母や運命共同体と同次元あるいはまたそれ以上で、まさにタカ派総理を証明するものだということが国民の間では取りざたされていることも外務大臣はよく御承知でいらっしゃるはずだと私は思います。その後総理大臣は、勝手とは言わなかったというふうに否……

第101回国会 外務委員会 第18号(1984/08/01、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 本日は、我が党の石橋政嗣委員長も傍聴に見えておられますが、私ども、河上、高沢両議員とひとつ力を合わせて分担をいたしまして、それぞれ手に持ちましたことをここに持ってまいりまして、質問をさせていただくという機会にいたします。  安倍外務大臣におかれましては、先日ジュネーブの軍縮会議に出席をされまして、我が国の外務大臣としては初めて日本の外交の中で、軍縮政策について具体的な提案を一つの決断として表示されたということが大変注目を集めているわけでありますが、その会議に出席をされた直後記者会見で、世界の平和維持のために、核による均衡論だけに安住しているのは危険だ、核軍縮、核廃絶に結びつけていく……

第101回国会 外務委員会 第20号(1984/11/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 このたび、三たび外務大臣に御就任されました安倍外務大臣、そして有史以来、女性の外務政務次官としては初めてと思われる森山次官、お二方、これから大変な時期を迎えるわけでございますけれども、ひたすら御健闘を願ってやみません。  折しもアメリカの方では、大統領選挙でレーガン大統領の再選が決まりまして、世にロン・ヤス第二ラウンドなどと言われております。もちろん私たちも、対米関係が重要であるということは言うまでもなく承知をいたしておりまして、私たちもこれに対してどう対応するかということが非常に差し迫った問題であり、外交問題に対して、これなくして考えられないくらいに重要視はいたしておりますけれど……

第101回国会 社会労働委員会 第25号(1984/07/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 私は、質問に入ります前に、一つはっきり確認をしておきたいと思うので、まず外務省の方にお尋ねしたいと思います。  女子差別撤廃条約は来年批准をするということを、国会で幾たびか答弁をされ、閣議決定があるというのは日本の国内の問題なんです。さて、国際会議がたくさんある中に、ことしの二月ですが、国連婦人の地位委員会がございました席に、縫田さんが日本の政府代表という立場でお出になったのですが、この女子差別撤廃条約、これは外務省は正式に女子差別撤廃条約というふうに訳をしておられると私は思いますが、この条約の批准方に対してどのような意思表明をされたのか、お聞かせいただきたいと思います。

第101回国会 社会労働委員会 第27号(1984/07/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 今審議を進めております当法案の政府案は、初めから終わりまで、これは見れば見るほど問題だらけでありまして、これに対しての審議をやり始めたら、とどまるところを知らずという格好に恐らくなるだろうと思うのです。先日来の御答弁を承っておりますと、それぞれの分野における考え方はある程度言われるのですけれども、法律の規定する定義自体については、限定的に考えていなければならないはずのところがどうも一向にはっきりおっしゃらない。したがって、本日は、私は前回予告をいたしましたとおり、この深夜業について取り扱っております第六十四条の三のところの部分に対して、逐条的にお尋ねをいたしますから、定義自体につい……

第101回国会 法務委員会 第12号(1984/04/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 きょうは、一時間という質問時間が与えられたわけですから、その中で少し論点を絞ってお尋ねを進めてみたいと存じます。  まず、父系優先血統主義、現行国籍法がその立場をとっているわけですが、この父系優先血統主義というのは現在でも憲法違反の疑いはないという御見解を法務省としては持ち続けていらっしゃるかどうか、このあたりをはっきりお聞かせをいただきたいのです。  実は、これに対しての審議というのを今までのところ大体一九七七年以後積み重ねてまいりまして、幾たびかにわたって私はその論点でお尋ねを進めてきたのですが、どうも釈然としないのです。憲法違反ではございませんと言われるのですが、では、どうい……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外務委員会 第3号(1985/03/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 久しぶりで、当外務委員会の国際情勢についての質問の機会がきょうあるわけでありますが、前回当委員会を開きまして以後、外務大臣は、故コンスタンチン・チェルネンコ・ソ連共産党書記長の国葬に参列をされました。三月十四日の日に外務大臣は中曽根総理とともに、クレムリンでミハイル・ゴルバチョフ新書記長と会談をされているわけでありますが、その節の新書記長に対する印象と申しますか、ソビエトの対日外交、対日政策というものに対して、どのような感触を得られたかという表現で聞いた方がいいかもしれません、その辺をまず大まかになるかもしれませんが、聞かせていただきたいと思います。

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 きょうは、IAEAの関係条約について質疑をさせていただく日でありますが、外務大臣は、きょうの夕刻日本を立たれましてOECDの会議に臨まれます。その場所でアメリカのブッシュ副大統領とも会見をされるという御予定でおありになることは、周知の事実でございます。  ちょうど昨日、政府からは「市場開放へ包括的対策」ということの中身が出されまして、それで私どもも、政府があらましどういうふうな対応をこれにされるかということを知ったわけでありますけれども、アメリカは即物的と申しますか、非常に具体的にやるべきことを現実行動で示さないと問題にしないという特性があると私は思っております。昨日のは、三年内に……

第102回国会 外務委員会 第7号(1985/04/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 大臣、五分ばかり後ろの方で時間をとっていただいて結構です。その間、質問を始めることを待ちます。
【次の発言】 前回の外務委員会後、外務大臣は、パリでのOECD閣僚理事会の御出席、そして引き続いてアメリカのワシントンでのシュルツ国務長官、ブッシュ副大統領との会談などで、大変御苦労なすってきたわけであります。  けさの新聞を見ますと、サミットの経済宣言の素案の中には、日本を名指しにして批判をすることを避けるということがニュースとして報道されております。これは考えてみると、安倍外務大臣の功績であったということも言えると私は思うのです。しかし、外務大臣、これは考えてまいりますと、どうも日米……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 前回に引き続き、国際原子力機関憲章についての質問をさせていただきたいと思います。  一九七六年に我が国は、核兵器不拡散に関する条約に参加をいたしました。当時の国会論議というのは、私も鮮明に覚えているわけですが、いろいろな角度から賛否両論が述べられまして、やっとのことで国会の承認が得られたという形になったことは、皆さん覚えていらっしゃるところだと思うのですが、そのときに私たちが少なくとも一致したことは、核戦争の脅威にどう立ち向かうかという問題だったはずなんです。  このNPT条約は、非核保有国にとって非常に不平等な、問題の条約であるということは周知の事実だと思います。しかし、これ以上……

第102回国会 外務委員会 第9号(1985/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 私は、これより三条約についての質問をいたしますが、まず、千九百七十九年の海上における捜索及び救助に関する国際条約、いわゆるSAR条約についてお尋ねをいたします。  SAR条約は、外務省のお出しになった資料によりましても、現在まで十六カ国が加入をしている。そして、もう目の前になっております六月二十二日になりますと発効が確定しているという条約でありますけれども、日本の隣接国は、現状はいずれも未加入なんですね。海上の捜索救助を地域協力、国際協力によって迅速かつ効果的に行うということがあくまでこの条約の目的でございますから、この条約の趣旨からいたしますと、日本の近隣国であるソビエトであると……

第102回国会 外務委員会 第10号(1985/05/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 外務大臣は、サミットから後、ヨーロッパへの歴訪を終えられてお帰りになって初めての外務委員会ですが、お疲れであったと思います。  今回のサミットは第十一回のサミットであったはずなんですが、先日、外務省の方から、「ボン・サミットについて(とりあえずの評価)」という文書が出されました。これを見ておりますと、「今次サミットは、緊張感あふれたウィリアムズバーグ・サミット、明るい雰囲気の下で開催されたロンドン・サミットに比し、不確実性を孕んだサミットであったといえる。」と書いてあるのです。これは外務省は、「不確実性」とえらい遠慮ぎみに書かれておるのですが、率直に言えば、対立が浮き彫りにされたサ……

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 今回のこの条約に対して、加盟予定国はそれぞれの国の特殊性、それぞれの国のよって立つ立場がございますが、御案内のとおりに日本は武器輸出三原則がある国でございます。今回の条約をずっと見てまいりました限りで、公社は公社が投資したいかなる企業の経営についても責任を負わないということになっているのですが、業務手続の中身を見ましても、武器を製造する企業あるいは武器関連企業、武器に援用される製造品を生産する企業等々について、やってはならない決め手はどこにもないのです。日本とすれば、本来武器輸出三原則を決めている国ですから、そういう武器製造並びに武器関連問題を取り扱う企業に対して、投資してはならな……

第102回国会 外務委員会 第14号(1985/05/22、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 きょうは大きく三点にわたって質問をさせていただきたいと思うのですが、まずホットなところからお伺いいたしたいと思います。  ニュースによりますと、昨日イスラエルの門田大使がイスラエル外務省の高官に会われまして、日本赤軍の岡本公三をイスラエルが釈放したことについて日本政府の遺憾の意を伝えられたということでありますが、この遺憾の意の中身はどういうふうな意思表示をされたのかを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今お答えになりました国際法上の疑義があるという点なんですが、国際法といいましても、どういう国際法にどういう疑義があるということに相なるのですか。

第102回国会 外務委員会 第15号(1985/05/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 世紀の条約と私はこれを申し上げたいと思うのですが、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約についてただいまから、本日はまず皮切り質問でございますから、入り口のところを私は質問をさせていただくことにいたします。  実は、この条約の中身は非常に重いものでございますし、女子に対する差別の問題を取り上げて審議を進めますと、これは時間は大変かかるわけです。何回審議をやったって、尽きるところはないと私自身は思うのです。特に、この条約の中から見ましても、「男女の定型化された役割に基づく偏見及び慣習その他あらゆる慣行の撤廃を実現するため、男女の社会的及び文化的な行動様式を修正すること。」こ……

第102回国会 外務委員会 第16号(1985/05/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 関連して。ただいまの問題についてちょっと関連で申し上げますが、今の小林議員の御質問に対する答弁というのは、非常にいいかげんな答弁なんです。文書で提出していただくにいたしましても審議中でないと意味をなしませんから、早急に、本日中にこれは出していただくということでないといけません。そのことをはっきり、委員長の一言で決まりますから、わざわざ理事会を開く必要はないと思います。出させますとおっしゃってください。
【次の発言】 二十四日の当委員会における質疑、さらに本日の午前中にかけての、そしてただいままでの質疑の中で、どうしてもこれは外務省に私は物を申さねばならない点がございます。簡単に申し……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/05/31、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 今の質疑応答を承っておりまして、まず私は、抽象的なことじゃなくて具体的なことでひとつ総理大臣の御認識を伺わせていただきたいと思うのです。  総理大臣、御存じだと思いますが、ゴルフ場の中で女性を締め出すゴルフ場がございます。実は当委員会でも大変問題になりました。二十五日に行われました外務省幹部と在京の各国大使の間での、外交団とのコンペの問題であります。森山眞弓外務政務次官が女性であるという理由だけで、このコンペに入ることを拒否されたということがゴルフ場の取り扱いの上から出てきたわけであります。  まずお伺いしたいのは、もう総理大臣もよく御存じだと思いますが、こういう問題についてどうい……

第102回国会 外務委員会 第18号(1985/06/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 この条約審議を始めました二十四日の初めの質問で、私は、この女子に対するあらゆる形態における差別を撤廃する条約に関連する国際条約がどれくらいあるかという質問をし、かつ、中身に対しても質問を進めました。きょうは、その点について少し詰めをしっかりやっておきたいと思います。  外務省いかがでございますか、この条約に関係する国際条約並びにILO条約を先日挙げられたわけですが、この条約から考えると、その国際条約並びにILO条約の方がおくれていてこの条約にそぐわない、そのために今さら批准をするということは意味が失われていると思われるような条約がその中にあるのかないのか、ひとつそれに先立って、もう……

第102回国会 外務委員会 第20号(1985/06/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 きょう、私は数点にわたって質問を申し上げたいと思いますが、まず、この十一日にアメリカの上院本会議で可決されました対日防衛要求決議案と一般に言われておりますあの決議について、あらましの概要を御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 ただいまは概要を御説明いただいたわけですが、昨日、私はこの決議について外務省に資料要求をいたしましたら、これはファックスにかけられていて非常に読みづらい。余り読みづらいものですからその原文をということでもう一たび要求をしまして、これもまた字が小さくて、私のように老眼鏡をかけなければ読めないような目で見ますと非常に読みづらい中身でありますが、これを見ますと……

第102回国会 社会労働委員会 第14号(1985/04/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井委員 今回の政府提案のこの法案を見ますと、見れば見るほど一体政府はどういう感覚でこういう法案をお出しになったのか、理解に苦しむのですね。一片の人間としての常識があるならばこの法案というのは恐らく速やかに撤回をされるのが私は順当であろうと思います。  大臣にまず申し上げますが、今回のこの法案を提案されるときにどういうことを念頭にお置きになったか、今まで母子福祉年金を補完するものとしてこの制度は創設された、こうなっているのですが、今回の改正で、年金にこれは今まで関係してきた問題なんですから、したがって、国民年金法の六条からするとかけなければならないところがあるはずですが、国民年金審議会におか……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井分科員 厚生大臣、あなた子供は大好きですか。
【次の発言】 単に好きというんじゃなくて、大好きですか。
【次の発言】 それは大臣の個人的な御事情を含めてのことでありましょうが、世の中の子供は全部自分の子供ぐらいに大好きだとお思いになるでしょうね。どうですか。
【次の発言】 今度、児童扶養手当法というのが改正されるということが今国会で問題にされているのですけれども、これは中身を見ると大問題だと実は私は思うのです。一つ、二つの問題点じゃありませんで、基本的に大変な問題があるのではないかと思うのです。  母子福祉年金の補完的機能として発足したのが児童扶養手当制度だったのですが、これを本来のあり……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井分科員 きょうは私は、国籍法の一部改正に向けての作業をお進めになっていらっしゃる法務省に、その中身についてお尋ねをしたいと思います。  婦人の差別撤廃条約批准に向けて、風内法整備の中で、今回国籍法の一部を改正する法律案要綱が発表されたわけです。まだ法律案そのものはこれからでありまして、私どもはまだそれを知る由もないわけですが、この法律案要綱に従って考えてまいりますと、父母両系主義を採用したことで、「出生による国籍の取得」「子は、出生の時に母が日本国民であるときも、日本国民とするものとする。」とございますから、改正後生まれてくる子供は、このことによって父または母が日本国民であることによって……

第101回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○土井分科員 きょうは時間のかげんがありますから、大きく二つの問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず初めの問題は住宅関係の問題なんですが、大きく言うと住宅政策一般にかかわり合いのある問題と申し上げていいかもしれません。現在は、公団住宅、公営住宅、公営の中にも一種、二種ございまして、いろいろそういう公的な住宅の組み合わせの中でどういう住宅を選ぶのかというのが、それぞれのそこに入る人たちのいろいろな判断基準というのがおおむねあるわけでありますが、家族の構成条件が変わるとか、家族の条件が変わるとか、転勤になるとかというふうな事情に見合って、この移りかわりということが人生長い生活設……



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データ更新日:2023/02/05

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