菅直人 衆議院議員
36期国会発言一覧

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菅直人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは菅直人衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
菅直人[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 社会労働委員会 第2号(1980/10/16、36期、社会民主連合)

○菅委員 きょうは私にとっては、この国会においての初めての質問の場を与えていただきまして、特に私は議員になる前にも医療問題ですとか食品公害の問題ですとか、ごみ、リサイクルといった問題で市民運動のようなものを続けてきたものですから、そういう点では社会労働委員会に籍をいただいて、こういう形で質問ができることを大変喜んでおります。  短い質問時間ですので早速、本題に入らせていただきたいと思います。  富士見病院の問題については、もう朝からずっと議論がなされてきておりますので、二、三、これからの問題についてだけ特にお聞きしたいと思います。  現在、厚生大臣及び都道府県知事は医療法二十五条また二十九条等……

第93回国会 社会労働委員会 第5号(1980/10/30、36期、社会民主連合)

○菅委員 きょうは健康保険法の改正についての審議ということで審議を続けているわけですけれども、まず大臣に、この審議の私の質問に先立って、ひとつお尋ねというか、御意見を伺いたいのです。  先ほどの新自由クラブの石原委員の御質問にも一応答えていただいたのですが、私どもも、この健康保険法の改正のいろいろな議論、これはフォーマルに、この委員会でされている議論、またはインフォーマルに各党でやっておられる議論をあわせて詳細に、いろいろな方から意見を伺っていて、何か一つ抜けているような気がするわけです。つまり、前回の一般質問のときにも出ておりましたように富士見病院の問題を初めとして、またスモン病の問題を初め……

第93回国会 社会労働委員会 第7号(1980/11/07、36期、社会民主連合)

○菅委員 ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、新自由クラブ及び社会民主連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、政府原案に盛り込まれた薬剤費等の五〇%自己負担を三〇%自己負担に修正するものであります。また、政令にゆだねられる事項ですが、高額療養費の自己負担の限度額を現行の三万九千円から一万五千円に引き下げることを、あわせて提案するものであります。  私たち新自由クラブと社会民主連合が、こうした修正案を提案いたしますのは、健康保険法の改正を医療内容の改善に結びつけるためであります。今国会でも大変論議されましたように、……

第93回国会 社会労働委員会 第9号(1980/11/18、36期、社会民主連合)

○菅委員 来年の一九八一年が国際障害者年ということで、これに関連しては、労働省だけではなく、特に厚生省そして総理府等を中心に、いろいろな施策がなされるというふうに、いろいろ計画を聞いているのですけれども、この問題、労働大臣にお聞きするのが適切かどうか若干、疑問もあるのですが、一つだけ大臣の御見解をお聞きしたいのは、障害者の問題について最近ノーマリゼーションといいますか、ノーマライゼーションといいますか、できるだけ一般の人たちと同じような生活のできる環境をつくっていこうということが、いろいろと言われておりますし、今回の国際障害者年に当たっての宣言等の中にも、そういう趣旨のことが入っているわけです……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 社会労働委員会 第4号(1981/03/19、36期、社会民主連合)

○菅委員 きょうは一つは薬事行政について幾つかお伺いをしたいのと、あと時間があればごみの問題、そういったことについて幾つかお伺いをしたいと思います。  まず、先般から丸山ワクチンの問題などをめぐって私も質問主意書を出したりしていろいろと政府の見解をただしてきたりしたんですけれども、丸山ワクチンを審査している中央薬事審議会というもののあり方についていろいろと調べてみると、密室性とかいった意味での疑問が幾つか生じてきました。特に丸山ワクチンと同じような種類である免疫療法剤の中ですでにクレスチンという薬とピシバニールという薬が許可をされているわけですけれども、その中でも特にクレスチンの許可の経過をず……

第94回国会 社会労働委員会 第20号(1981/07/30、36期、社会民主連合)

○菅委員 大きく二つに分けて桜井参考人にお尋ねをしたいのですが、一つは調査会の問題、特別部会の前回の認定にかかわる問題について、それからもう一つは、先ほどから問題になっているいわゆるそのメンバーの構成が果たして妥当であるかどうかという問題に分けてお伺いしたいのです。  朝からの議論を聞いていますと、桜井座長は規格の問題をしきりに言われているのですけれども、少なくとも、七月十日の調査会が終わったときの記者会見のテープを私はいろいろな形で読ましてもらったり聞かしてもらいましたけれども、あの段階では規格の問題は何も言っておられないわけですね。調査会が終わってから急に規格のことを言われ出して、私自身は……

第94回国会 商工委員会 第13号(1981/04/24、36期、社会民主連合)

○菅委員 私、この商工委員会は、昨年初めてこの衆議院に出していただいて最初の質問ということであります。そういう機会にこの原子力発電所の問題を取り上げるということは、私にとって大変に重要な場に出させていただいたと思っております。  実は、私も大学時代は物理を専攻いたしまして、そういう点ではこういう原子力の問題なんかも当時はやったんですけれども、最近はかなり縁が薄くなったんですが、まず私自身がこの問題について感じたことは、核分裂とか核融合ということを人工的に起こしてエネルギーを引き出す技術、これは人間が生み出した技術の中でも大変にある意味ではすばらしい、ある意味では大変に恐ろしいとも言えるような技……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/11/13、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 この沖繩及び北方領土に関する委員会で私は初めて質問をさしていただきます。社会民主連合と新自由クラブが会派を一つにしまして、これまで委員であった柿澤さんがやめられましたので、私がかわりに出てまいりました。  時間も短いので、きょうは北方領土についての基本的な長官なりまた外務省の態度等についてお伺いをしたいと思います。  一つは、第二次大戦の中で日本とソ連との間で北方領土の領有をめぐって問題が起きているわけですけれども、同じような問題がソ連と他の国との間、たとえばヨーロッパの国々とか、場合によっては中国等の間でいろいろ領土問題を抱えている事例も多いのではないかと思うわけですけれども、そう……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第8号(1981/10/21、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 この行革特別委員会において長いかなりの審議を尽くしてこられたわけですけれども、どうもこの間のいろいろな議論を見ておりまして、大きな問題がまだ十分に議論をされていないのじゃないかと思うわけです。その一つが、いわゆる地方分権の問題とこの行政改革をめぐる問題との関連といいましょうか、考え方についてです。  昨今、地方の時代ということが言われておりまして、いわゆる中央の政府と地方の政府との間でどういう仕事の役割り分担をしていくか、また、財源的な面でもどういう役割り分担、財源の分担をしていくかということが相当議論になっているわけですけれども、現実には国が七割の財源を得て、そして仕事の方は地方が……

第95回国会 社会労働委員会 第2号(1981/10/22、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 この老人保健法について朝から審議が続いているわけですけれども、幾つかの問題について最終的にはしぼって御質問したいのです。  この法律を見ておりますと、第一条に、老後の健康の保持と適切な医療の確保ということで、予防、治療等を行うということ、私もこういったことは大変に必要なことでもあり、また、いろいろな形でやらなくてはならないことだということには全く賛成なわけであります。しかし、果たしてこの老人保健法で予定している制度が、そういうことを本当にうまく機能するようになるのかどうか、かなりいろいろなところで疑問点が大変たくさんある制度だという感じがいたします。  その中で一つお尋ねしたいのは、……

第95回国会 社会労働委員会 第3号(1981/10/29、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 老人保健法につきまして、前回の審議のときにも幾つかの点について御質問申し上げたのですが、まだいろいろな面で大きな疑問がありますので、ちょっと方向を変えてお尋ねをしたいと思います。  特にまず第一点としては、この老人保健法の場合に、実施主体がいわゆる市町村になっているわけですけれども、そういう意味で、いわゆる市町村や都道府県から見たときに、この老人保健制度というものがどういうふうな形で、負担を含め、また仕事量を含めて、自治体で行うことができるのかといった点を中心に幾つかお尋ねを申し上げたいと思います。  まず、負担の問題からいきたいのですけれども、医療費、いわゆる療養に必要な費用の問題……

第95回国会 社会労働委員会 第4号(1981/11/05、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうは、参考人の皆さんにはお忙しいところ本当にありがとうございます。  なるべく重複しない形で幾つか意見をお伺いしたいのですが、最初に村田参考人にお伺いをしたいのです。  先生がさっきアウトドアからインドアへといいますか、多分入院から在宅ケアをもっと重視すべきだということだと思うのですけれども、私もそういう考え方はぜひ、この老人保健をもし実施するのであれば、その中にうまく盛り込んでいかなくてはならないと思うのです。実際にそういう地域でこの問題に携わっておられて、先ほど専門家、それからホームヘルパー、さらにはボランティアなどを含めてのサブシステムという言われ方もなさっておりましたけれ……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1982/02/24、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 沖縄の振興開発特別措置法の改定についての審議でありますけれども、私も昨年の夏、社会労働委員会の視察で三日ほど沖縄に伺う機会がありました。そのときに、総合事務所や県庁、またいま問題になっている水の問題での西原浄水場、麻薬取り締まりの関係の問題、各種福祉施設、またオリオンビルなどいろいろ見てきたのですけれども、給水制限がちょうど始まったときでしたし、いろいろな面でかなり厳しいなという感じがする一方で、南国のわりとゆったりした感じがしまして、これからの沖縄を考えるときに、いいところは残しながら、しかし開発すべきこと、改革しなければいけないことは大いにやらなければいけないのじゃないかというふ……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1982/03/02、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 六名の参考人の皆さんには、本当に貴重な話を伺わせていただいてありがとうございます。私も、与えられた時間が大変短いので、早速本題に入りたいと思います。  きょうのお話を伺っておりましても、やはり沖縄の問題は産業の問題、雇用の問題、それから基地の問題、こういうことが大変重要な課題になっているかと思います。さきの瀬長委員の方からもありましたけれども、私もせんだっての沖縄北方委員会の席で、公用地の暫定使用法がことしの五月十四日に期限が切れるということで、それについて一体どういう形で防衛施設庁の方は対応しようとしているのかということをいろいろとお聞きしたのですけれども、なかなかのらりくらりでわ……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 この特別措置法の延長の一部改正についての審議を進めてきたわけですけれども、総理も沖縄に視察に行かれていろいろな状況をよく御存じのように、先ほどいろいろと話をされておりましたけれども、短い時間ですので、しぼって二つほど御質問したいと思います。  沖縄の振興ということを考えるときに、この十年間まだまだいろいろな問題が残っているわけですけれども、その大きな負担になっているのが本島の二〇%の面積を占めるという基地の存在にあることは、これはもうだれもが疑うことのないところだと思います。そういう中で、十年前に返還のときにも基地の縮小ということがかなり議論をされておりますし、伺うところによると、沖……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1982/04/14、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうは沖縄問題に関する審議が朝からずっと続いているわけですけれども、多くの問題についてはもう他の同順委員からいろいろと質問があったわけで、私は少し変わった観点からと申しましょうか、沖縄の持っている独特な自然環境というものをどのように守っていくのかということについて、幾つかの点でお尋ねをいたしたいと思います。  これは昨年の秋でしたか、日本では何か百年ぶりということなんですけれども、新種の鳥が見つかったということは大臣も新聞などで御存じだと思います。これはヤンバルクイナという名前の鳥であるそうで、日本でもうほとんどの鳥が発見され尽くして、どちらかと言えばせっかく発見された鳥もかなりの……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1982/04/26、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうはこの委員会に櫻内外務大臣をお迎えして、特に大臣に幾つかの点でお聞きしたいのですけれども、きょう朝以来何人かの委員の方から、イギリスとアルゼンチンとの間で問題になっておりますフォークランド諸局の領土問題といいましょうか、もっと言えば武力衝突について幾つかの質問がなされておりましたけれども、私も、日本とソ連との間の北方領土の問題、さらには竹島や尖閣列島の問題などを考えるときに、いい意味でも悪い意味でも、こういったイギリスとアルゼンチンの領土紛争というものに一つの関心を持たざるを得ないわけであります。そういう点で、多少重なる部分もあるかと思いますけれども、今回のフォークランド諸島を……

第96回国会 科学技術委員会 第3号(1982/03/23、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 私、この科学技術委員会において初めての質問をさせていただくわけですけれども、きょうは「むつ」め話とか原子力発電所の話とかいろいろ議論がなされたようですけれども、私の方からは、日本におけるエネルギー開発の中でのいわゆるソフトエネルギーといいましょうか、またクリーンエネルギーともいいますけれども、そういった開発の中で特に風力の問題、風の問題について二、三お尋ねをし、また、大臣の御見解を伺いたいというふうに思うわけです。  エネルギー問題といいますと、石油がだんだんなくなるのではないか、石油がなくなったときに、まず議論をされるのが原子力ということですけれども、実は地球には毎年大変な量の太陽……

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1982/08/06、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 この公職選挙法の改正について質問する機会を与えていただいたのですけれども、私の質問時間は三十分ということでかなり制約をされておりますので、できるだけてきぱきと質問を進めたいと思いますので、御返事の方もぜひよろしくお願いします。  まず、発議者の方にこの比例代表制という制度の本質についてちょっとお聞きをしたいのです。  私が、この比例代表制というものについていろいろと見聞きをし、また、そういう本を読んでみると、多数代表制の場合には少数者の意見が無視をされたり軽視をされたりする割合が多いので、そういうことがないように各党派の得票率に比例した議席を配分する、それによって国民の意思をより的確……

第96回国会 社会労働委員会 第3号(1982/03/18、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 社会労働委員会での森下大臣に対する初めての御質問を申し上げるわけですけれども、最初にひとつ最近少し問題になってきております厚生年金基金の特別法人税の課税強化についてお伺いをいたしたいと思います。  大体、年金の掛金に対して法人が、企業が払う分についても課税するということはかなり問題があるのじゃないかと、それ自体疑問に思うわけですが、それが特に上乗せ部分についての課税を最近さらに強化しようということを財務当局が考えているやに聞いているわけです。退職金という一時金の方式から、企業年金化の方式へできるだけ促進をしていこうというのがいまの方向ではないかと思うわけですけれども、この点について、……

第96回国会 社会労働委員会 第5号(1982/04/06、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうは、労働大臣の所信に対する質問ということでありますけれども、二十二分という限られた時間ですので、私はいわゆるパート労働、パートタイマーの問題について少しいろいろとお聞きをいたしたいと思います。  パートタイマーの問題は、きょう朝も他の委員の質問の中でもいろいろと出ておりましたけれども、近年大変にパートの増加ということが言われておりますし、また同時に、その構造が相当に変わってきているといいましょうか、産業構造的に見ても、第二次産業における臨時工としてのパートという形に加えて、第三次産業におけるスーパーとかチェーンストアなんかのパート労働というものが大変に拡大してきているということ……

第96回国会 社会労働委員会 第7号(1982/04/13、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案の審議ということで、きょう朝方来多くの委員の方からいろいろな議論がなされたわけですけれども、私も聞いておりまして、この制度の趣旨そのものは大変に結構なんですけれども、その趣旨が今回の改正で果たしてどこまで生かされてくるのか、そういった点でいろいろな面で疑問がわいてくるわけであります。特に、今回新しくこの改正によってつくられようとしている財形年金貯蓄契約というものについて、幾つかの点でお尋ねをいたしたいと思います。  まず、この財形年金貯蓄契約の条件といいましょうか、そういったものを簡単に御説明いただきたいと思います。

第96回国会 社会労働委員会 第8号(1982/04/15、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 国民年金の改正ということですけれども、十三日以来この問題で多くの委員の方から質問が続いているわけです。私の場合もいろいろな質問をしたいのですけれども、限られた時間ですので、問題を幾つかにしぼって御質問をさせていただきます。  せんだっての他の委員の方の質問の中でも、海外へ勤務をしている人の奥さんは、海外勤務中に御主人が亡くなったときの遺族年金の給付が受けられないという問題について、非常に不合理じゃないかということの質問があったわけですけれども、実はこういった海外勤務にかかわる不合理さというのは、他にもたくさん事例があることは大臣も御存じかと思います。  たとえば現在、日本からアメリカ……

第96回国会 社会労働委員会 第11号(1982/04/27、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 私は、新自由クラブ・民主連合を代表して、ただいま議題となっております政府提案の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対して反対、野党五会派共同提案の被爆者援護法に賛成する立場から討論を行うものであります。  今日、世界的に核軍縮を望む声は大きな広がりとなっております。核兵器の廃絶は、政治の問題というよりも、人類の自殺を回避するという大きな文明上の問題だと言えると思います。人類として二度と核兵器を使わない決意を示すためにも、原爆投下が国際法違反であることを明確にすることの意義は大変大きなものがあると思います。その意味でも、国家補償の考え方に立って、この国際法……

第96回国会 社会労働委員会 第12号(1982/08/09、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 老人保健法案の質疑の最後になりましたけれども、衆議院の段階で私もかなりいろいろな質問をさせていただきまして、今回参議院に回って修正の結果、戻ってきたわけです。私としてはこの老人保健法案というものがその趣旨のような形で本当にうまく機能するのかどうか、また医療費が大変に伸びているときにこういう制度をつくって、いろいろな努力をすることがむだになるような制度にならないのだろうかということでいろいろと心配をしてきたわけでありますけれども、参議院の幾つかの修正を見ておりますと、そういった点についてある程度改善が加えられたのではないかというふうに私も見ております。しかし、いまなお幾つかの問題点があ……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1983/05/17、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 丹羽長官に大臣就任以来初めて質問申し上げるわけですけれども、現在の中曽根内閣の最大の公約というのは行革の推進ということで、総理大臣は何度も言われているわけですが、長官が大臣就任のときに中曽根総理の方から、この点については何らかの話があったというふうに聞いておりますけれども、どんなふうな形で長官が大臣就任のときに総理大臣の方から行革についての話があったのか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういうことで大臣になられたわけですけれども、すでに臨調の最終的な答申も出されたわけですので、行管庁に来ていただいていますけれども、行管庁にちょっとお聞きをしたいのてす。  いま幾つか……

第98回国会 建設委員会 第6号(1983/03/25、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうは三名の参考人の皆さんには本当に御苦労さまです。  私は、東京では一番公団の団地の多い地域に、選挙区を含めて、三多摩に住んでおりますので、いろいろな方からこの問題では御指摘をいただいたり要請をいただいたりということで、かなりこの間いろいろな形で勉強させていただいているのですが、なかなか納得できない部分がいろいろとあって、その点について、私の場合時間が十分間に限られていますので、論点をしぼって参考人の皆さんにお尋ねをしたいと思います。  特に、石原先生にいろいろお聞かせいただきたいのですが、今回の値上げの理由とか根拠の中で、先ほど来のいわゆる新旧家賃格差という不均衡論というのがい……

第98回国会 社会労働委員会 第3号(1983/03/03、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうは、林新大臣に初めてこの社会労働委員会で質問をさせていただきますけれども、きょうの私の質問は、薬漬け医療という言い方が長年されておりますけれども、そういった薬の問題にしぼって質問をさせていただきたいと思います。  現在四兆円を超す薬が日本では毎年使われている。一方ではサリドマイド、スモン、クロロキン網膜症といった薬害が後を絶たない。また、きょう朝以来いろいろ議論がされておりますが、日本ケミファ事件といったような事件も次々に起きてくる。こういう意味では、いまの薬事行政というのが一体国民の健康とか安全という立場を考えてやっているんだろうか、こういう疑問を率直なところ持たざるを得ない……

第98回国会 社会労働委員会 第4号(1983/03/22、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょうはこの特定不況業種・不況地域の雇用の安定に関する特別措置法案についての審議ということなのですが、朝以来いろいろな議論がなされたようですけれども、多少重なる部分もあるかと思いますが、私からも何点かの問題についてお尋ねさしていただきたいと思います。  大分長い問いわゆる不況と言われる状況が続いてきているわけですけれども、これまではいろいろな意味で不況が継続している割りにはわが国の雇用状態というのは失業率が二%、多少超えることはあっても、他の国などに比べれば相当低いレベルだということで、政府の方もその問題に関しては比較的胸を張るような形での発言が多かったと思うのですが、せんだって発表……

第98回国会 社会労働委員会 第10号(1983/05/19、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 私の前の浦井委員からも、いまの保険のあり方等についていろいろな議論が交わされておりましたけれども、最初に一つだけ、私もその点について保険局長にお伺いをしたいのですが、医療費の適正化という問題については、私なども積極的に進めるべきだということを主張してきた一人です。それはまさにむだな、たとえばむだな薬なんかを少なくしていくというようなことは重要だと思っていたのですが、最近の傾向を見ておりますと、医療費の適正化という言葉の中で、ちょっと本来の筋から外れたことも出かねないような空気もありまして、若干心配をしている一人です。  先ほどの議論にもありましたけれども、たとえば保険点数などがいま甲……

第98回国会 商工委員会 第16号(1983/05/20、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 きょう朝以来、民社党の横手委員や先ほどの渡辺委員からも特許行政についての質問が幾つかなされておりましたけれども、私も、短い時間を新自連の石原議員と私と二人で分け合って質問をする関係で、答弁はなるべく簡潔にお願いをあらかじめしておきたいと思います。  まずお伺いしたいのは、いま日本の特許行政もいろいろな意味で曲がり角に来ているというところですけれども、その中で最近、アメリカの特許商標庁長官と日本の長官、お会いになっていろいろなことを話し合われ、またいろいろな面での協力を約束されたというふうに聞いておりますけれども、どのような約束をされ、どういう分野で協力をしていかれようとしているのか、……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 科学技術委員会 第1号(1983/10/06、36期、社会民主連合)

○菅委員 きょうは、この科学技術委員会におきまして、短い時間ですが、一つは遺伝子の組みかえの基準等について幾つかの質問をさせていただき、またもう一つは、時間があれば科学博について少しお聞きをいたしたいと思います。  まず、大臣に少し一般論でお話を伺いたいのですが、私は、今回の第百国会で中曽根総理が所信表明演説をされまして、その中にこの遺伝子組みかえの問題が入っているのにいささか驚いたというか、何ともいろいろなことを言われるけれどもよくそこまで手が回ったなというか、そんな気も率直なところしたわけです。私は、科学技術というものは、その発展が人類にとって大変大きな夢を与え、また人間の幸せにつながると……



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各種会議発言一覧(衆議院36期)

第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 運輸委員会地方行政委員会社会労働委員会環境委員会連合審査会 第1号(1981/04/15、36期、社会民主連合)

○菅委員 このセンター法案については環境に与える影響の問題ですとか機構の問題などでかなり問題が多いわけですけれども、私は非常に限られた七分という時間ですので、問題をしぼってリサイクル、つまりごみの再利用の問題と陸上残土の問題についてお聞きをしたいと思います。  まず厚生大臣に、さきの社会労働委員会の席でもリサイクルの必要性といいますか、重要性について私の意見を申し上げたのですが、このリサイクルというものについての大臣のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、今回のセンター法案の前提になるフェニックス計画について関係者の方から詳細にいろいろと話を伺っているんですが、まず一般廃棄物……

第94回国会 法務委員会外務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/05/27、36期、社会民主連合)

○菅委員 今回の難民条約の批准に伴う国内法の整備ということで、先ほど前の方もおっしゃいましたけれども、三十年前にこの条約ができてもう八十カ国を超す国々が加入をしているのに、日本がここまでおくれてきたということは大変残念であったと思うわけです。しかし、とにかく今回、おくればせながらもここまで加入をするということになったこと自体については、私も高く評価をしたいと思います。  ただ、難民の方をどのくらい受け入れるかという問題でいろいろな議論があるわけです。最近、内閣の決定では、三千名に枠を広げたということを伺うのですけれども、たとえばアメリカの三十五万人などに比べると、日本のいろいろな事情があるにし……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第2号(1982/05/13、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅小委員 本改正案については、将来さらに改善すべき点を検討することが必要だと思われますけれども、現段階における一定の前進であるという判断に立ちまして、私たち新自由クラブ・民主連合として本改正案に賛成である旨の意見を表明いたします。(拍手)

第96回国会 社会労働委員会高齢者に関する基本問題小委員会 第3号(1982/04/21、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅委員 どうもありがとうございます。  西ドイツの方式をかなり詳しく説明いただいたので、ちょっと確認をしたいのですが、二ページ目に「この方式においては、保険医が保険医協会に請求する診療総量(点数の総和)と「上限」との間で調整を行う必要があり、」と書いて、先ほどから出ている偏差値とか点数単価の調整ということなのですが、これを行うのは、この書き方だと保険医協会となっていますから、総額を払ってしまった後は中身の分配については医者の方にだけ任しているというふうに理解していいのかが一つ。  それから、「偏差値」と書いてあるのは、私の理解では、たとえば胃潰瘍なら胃潰瘍で余りにもたくさんかかり過ぎたケース……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1982/03/08、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅分科員 予算の分科会ということでありますけれども、厚生大臣には国会の場で初めて質問をさせていただきます。  きょうの御質問は、主に老人保健法の問題及びその老人を中心にした医療費の伸びの問題について幾つかお尋ねを申し上げたいのですけれども、さきの臨時国会で老人保健法が衆議院を通過いたしたわけですが、老人保健法についてはかなりいろいろと問題点が残っているように私も思います。そういう点について、ちょっと漠然としておりますけれども、まず大臣に、現在衆議院を通過し、参議院で継続審議になっている老人保健法について、大臣としてはどのように基本的にお考えになっているか、どういった問題点があるとか、またはど……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅分科員 予算委員会の分科会ということで、きょうは通産省の関係の事項について幾つかお尋ねをいたしたいと思いますけれども、分科会ですので、少し具体的な問題を特許庁を中心にお尋ねしたいと思います。  現在、公のいろいろな資格と民間の資格との間でいろいろなトラブルがよく起きておりまして、ついせんだっての交通安全対策特別委員会の中でも、たとえば交通損害保険士とか交通事故管理士とか、そういうものが弁護士関係の仕事といろいろ抵触するのじゃないかとか、いろいろな議論がなされておりました。実は工業所有権に関係しても公的な資格としての弁理士という資格があるわけですが、それに類似する民間資格として、特許管理士と……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1983/03/07、36期、新自由クラブ・民主連合)

○菅分科員 きょうは、この分科会で、通産省、関連して文化庁に、コンピューターのソフトの問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず、できれば大臣に、一般論ですけれども、この二月に通産省の機械情報産業局というところから出された「情報処理産業の現状」という中にも、かなりコンピューターのソフトウエアのことが出ていまして、年間のソフトの売り上げが五十六年で大体八千億、多分ことしあたりは一兆円を超えているのじゃないだろうかということが言われているわけです。また、この中には同じく、情報処理にかかる費用の中で、従来はいわゆるコンピューターの本体、ハードウエアの部分が八〇%ぐらいあったのが、最近では、……




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データ更新日:2023/02/05

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。