このページでは菅直人衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○菅直人君 私は、民主党の菅直人でございます。 私は、民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合、国民新党・無所属の会を代表し、安倍内閣に対する不信任決議案の提案の趣旨を説明いたします。(拍手) まず、決議案の案文を朗読いたします。 本院は、安倍内閣を信任せず。 右決議する。 次に、我々が本決議案を提案する理由を説明いたします。 第一に、安倍総理みずからが官房長官時代に責任者として行った、タウンミーティングでのやらせ質問による世論誘導であります。 第二に、いじめや未履修問題などについて改革案も示さないまま、教育基本法改正を与党が強行してきた点であります。 第三……
○菅直人君 民主党の菅直人です。 趣旨説明に入ります前に、昨日亡くなられました宮沢元総理、戦後の日本の政治の中で大きな役割を果たされ、足跡を残されました。最近に至るまで、現状の日本の政治に対して大変な心配もされていたとお聞きをいたしておりますが、その宮沢先生が亡くなられたことに、心から哀悼の意をあらわし、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 これより、私は、民主党・無所属クラブ、社会民主党・市民連合、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表し、安倍内閣に対する不信任決議案の提案の趣旨を説明申し上げます。(拍手) まず、決議案の案文を朗読いたします。 本院は、安倍内閣を信任せず。 ……
○菅直人君 民主党の菅直人です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、道路整備費の財源等の特例に関する法律の一部を改正する法律案の再議決に対し、反対の立場で討論を行います。(拍手) まず、討論に先立ちまして、昨日午後、中国四川省で大規模な地震があり、多くの犠牲者が出ていると伝えられております。心から中国の皆さんにお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早く被災者の救援がなされ、復旧されることを願い、我が国としても全面的に協力すべきということを申し上げておきたいと思います。 さて、福田総理、あなたは、これからの日本をどのような方向に導こうとされているのですか。道路政策をどのように改革しようと……
○菅(直)委員 小泉総理、五年間の小泉政権が、九月にはもう総裁選に出られないということですので、いよいよ終わりが近づいてまいりまして、私と小泉総理、数えてみますと、きょうで二十四回目の委員会質疑になろうとしております。政策的にはいろいろと意見が合わなかったところも多いわけですけれども、まずは小泉総理に、この五年間、本当に御苦労さまでしたと申し上げさせていただきます。また、小泉総理の精神的なタフさには心から敬意を申し上げたい。私も、これから、そのタフさをぜひ学ばせていただきたい、このように思っております。 今、斉藤委員の方からも少子化のお話がありました。私も、ちょうど十年前、小泉総理の直前に厚……
○菅(直)委員 昨日は、皇居を一周いたしまして、桜の下を歩きながらきょうの質問を考えておりました。何人かの方から、菅さん頑張って、民主党頑張ってという言葉もいただきまして、そういう皆さんのエネルギーとあのすばらしい桜のエネルギーをいただいて、この質疑に立たせていただきます。 小泉総理、内閣ができて、この四月で満五年になるわけであります。九月の退任を表明されておりますので、ある意味では、この小泉政権五年間、まさに行財政改革を旗印にスタートした小泉内閣が、この五年間で何をなし遂げ、何ができないで、何を後の私たちに残そうとしているのか、そのことを総決算する、そういう立場から質疑をさせていただきたい……
○菅(直)委員 大変きれいな桜も散りまして、総理も、総裁任期があと四カ月ということで、そろそろ散り際を考えられているのかな、そんなふうにも思います。最後になるかどうかわかりませんが、きょうの質疑は国民の皆さんもテレビで見ておられますので、ぜひ、私も真正面からこの行財政改革についてお尋ねをしますので、どうか真正面からお答えをいただきたい、はぐらかしのない答弁を冒頭お願い申し上げておきます。 そこで、まずこの五年間の小泉政治が何であったかについては、四月三日のときにも少し申し上げました。四十数兆円の公的資金を投入して不良債権処理を行った。その間、ゼロ金利を含めて、日銀の計算では、九一年度からトー……
○菅(直)議員 二田先生の方から大変本質的な御質問をいただきましたので、私も本質に戻ってお答えをしたいと思います。 まさに今の日本の状況は、農山村の地域社会が崩壊を始めているという、この危機感は多分二田先生も共通だと思います。(二田委員「あなた、大潟村に来たでしょう」と呼ぶ)はい、伺いました。 私、二〇〇三年に民主党の党大会、当時私は代表でしたけれども、農山村の再生なくして日本の再生はない、こういう方針を打ち出しまして、きょうも一緒に提案者になっております山田さんや篠原さん初め、その中から生まれたのが、この法案のもとになっております農林漁業再生プランであります。 私がその皆さんに申し上げ……
○菅(直)委員 民主党の菅直人でございます。 安倍総理、総理就任、おめでとうございます。 安倍総理が初当選をされた中選挙区時代の山口一区には私の生まれた宇部市が含まれておりまして、私は十七歳までその宇部市で育ちました。そういう意味では、我が生まれ故郷から出た初の戦後生まれの総理ということで、故郷の皆さんの期待も含めて、ぜひ頑張っていただきたい、このことを冒頭にお願い申し上げておきます。 時代が戦後六十年を迎えておりまして、今の時代をどうとらえるかということを私なりにも考えてみました。私は、やや危うい時代に入ってきたのではないか、最近のいろいろな、子供が親を殺し、親が子供を殺すといった本当……
○菅(直)委員 昨日に引き続き、質疑を続けさせていただきます。
まず、北朝鮮の核実験を行うという宣言に関して、最近の報道では、実際に近日中にも実験が行われるのではないか、そういう憶測といいましょうか報道も飛び交っております。
総理にお聞きいたしたいんですが、この実験が行われる可能性についてどのように認識されているのか。それをとめる手だてとして、今度、日中あるいは日韓の首脳会談も予定されているわけですが、どのような形でそれを押しとどめることを考えておられるのか、見解をお伺いします。
【次の発言】 総理も副官房長官として同席された日朝平壌宣言の中で、「双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のた……
○菅(直)委員 総理が最も重視される教育再生に関する、本格的に議論が始まるということで、私も民主党の質疑者の一人として、きょうはこの場所に出てまいりました。 本題に入る前に、先日の、大変痛ましい、長崎市長銃撃、そして亡くなられたという事件であります。今聞きますと、何かまた銃に絡む事件が発生した、そういうニュースも入ってきているようでありますが、特に、政治家に対して、近くは加藤紘一議員の家が放火される、少し前ですが、我が党の石井紘基議員が刺殺される、いずれも、その政治活動に関連してそうした被害に遭っている、大変痛ましい事件であります。 私たち、本当に民主主義というのは、選挙で勝ち負けは、これ……
○菅(直)委員 まず冒頭、これは質問通告はしておりませんが、大変大きなニュースですので、お聞きをいたしておきたいと思います。 六カ国協議が合意に向かっているという報道がなされております。これが北朝鮮の核放棄、さらには拉致問題の解決につながる合意であれば、私たちも、大変喜ばしいもの、このように思っております。 そこで、総理にお聞きします。この六カ国協議で合意に向かっているという報道について、そのとおりなのかどうか。さらには、二国間の協議も行われたようですが、核放棄と同時に拉致問題での前進があったのかどうか。この二点についてお尋ねをいたします。
○菅(直)委員 昨日は、舛添大臣がお留守のときに、厚生労働省地下三階の倉庫にお邪魔をいたしました。医薬食品局の倉庫でありまして、大臣の方からの指示で扉を開いていただきまして、お約束でしたので中に入ることは控えましたけれども、扉の開かれたところから中の様子をしっかりと見させていただきました。御指示をいただいたことは大変ありがたいと思っております。 最近の舛添大臣の発言、率直に言って私の目から見ると、お役所に乗せられた発言が多いなという感想があるんですが、少なくとも、この倉庫の扉を開くという一件に関しては、お役所の抵抗をはねのけられた、多少の期待はまだ残してもいいのかなというのが私の率直な感想で……
○菅(直)委員 福田総理、総理になられて初めての私の質疑でありまして、まずは、総理就任おめでとうございます。 一般には、突然の登板とか期せずしてとか、そういう言い方がされておりますが、実は私は、福田総理の登板はちょっと印象が違うんですね。まさに福田総理は満を持して登板をされた、こういうふうに受けとめております。 というのは、昨年、小泉さんがやめた後、次期総理をめぐっては、安倍総理に比べて政治経歴も年齢的にも兄貴分に当たる福田総理は、出馬のチャンスは十分にあったと思うんですね。しかし、当時人気の高かった安倍総理に道を譲って、そして、安倍総理がいわば自滅された後、即座に立候補を表明される。多く……
○菅(直)委員 福田総理、ダボス会議、御苦労さまでした。 きょうは、私、午前、午後と分かれての質疑になっておりますので、環境問題等は午後の質疑に取り上げさせていただきたいと思っております。午前中は、この国の形、特に国会と内閣、さらには自治体との関係について、基本的なことを議論させていただきたいと思っています。 なぜこういう議論をしようと思っているかということを、まず国民の皆さんにも理解していただきたいと思いますので申し上げますと、私、もう議員になってかなり長くなるんですが、残念ながら、日本の国は、国民主権国家という形で憲法はできておりますが、相変わらずの官僚主権国家である。戦前は、明治憲法……
○菅(直)委員 総理、本題に入る前に一つだけお聞きしたいことがあります。 イージス艦が清徳丸と衝突をした。まずは、お二人の本当に無事をお祈りいたしたいと思っております。 いろいろな報道がなされておりますが、直前まで自動操舵であった。通常、自動操舵というのは、ああいう大きな船の場合、大海原で路線変更が余り必要がないときに使われると聞いております。なぜ東京湾の、しかも午前四時、そういうときに自動操舵であったのか。 また、いろいろな報告がおくれております。これは、さきのインド洋の給油問題でも、官房長官時代の総理が国会で述べられた数字が間違って官僚から報告されていた。いろいろ、防衛省の問題も、不……
○菅(直)委員 麻生総理、総理就任おめでとうございます。私もJCに属したことがありますが、総理はJCの会頭までやられて、そういう点では若干の親しみを感じております。しかし、予算委員会は国民の皆さんの前での真摯な議論でありますので、余り手かげんはしないで質問させていただこうと思っております。
まず、総理は、総裁就任直後に、次なる総選挙において断固民主党と戦って勝たねばならない、私はその選挙に勝って初めて天命を果たしたことになる、こう言われましたね。では、天命を果たすための総選挙はいつ行われるんですか。
【次の発言】 前の福田総理、その前の安倍総理と同じように、まさか天命を放棄して、総選挙をやら……
○菅(直)委員 十月の七日の予算委員会に続いて、麻生総理に御質問をさせていただきます。 実は、総理誕生の直後の十月の七日の質疑の中で、私は、このままいくと総理は、解散も総選挙もしないまま、また次の人に移るのではないか、若干心配だと申し上げました。さらに、麻生総理も国民の信を問わないまま居座ろうとすれば求心力は急激になくなるだろう、このようにも申し上げました。そして、その後の展開は、私がそこで申し上げたとおりの展開になりつつあります。 内閣支持率、いろいろな報道機関がありますが、先日の小沢党首との党首討論以降、急激に低下をし、三〇%前後。また、総理にふさわしい人という問いでは、常に麻生総理が……
○菅(直)委員 予算委員会の理事という初めての立場になりまして、よろしくお願いしたいと思います。
まず総理に、ちょっと個人的なことで恐縮なんですが、総理は、タイムカードを押すような、そういう仕事をされたことはありますか。
【次の発言】 総理がいろいろと視察をされる中でハローワークに視察をされたときに、職探しをしていた青年に、何かありませんかではなくしっかり目的意識を持てというようなことを言われたと。私は本当に職を失って困っている人にアドバイスされるにはちょっと的外れじゃないかなと感じたんですね。
ですから、総理、私は細かい総理の仕事がどういうところだったかわかりませんが、経営者であったとい……
○菅(直)委員 一月の予算委員会に引き続きまして、総理を中心に御質問を申し上げます。 アメリカではオバマ大統領が一月二十日に就任をされて、大変高い支持率を誇っておられます。私は、オバマ大統領がこれだけ高い支持率を誇っておられるのは、やはり選挙を通してアメリカ国民の信頼をかち得たからだ、このように考えております。 麻生総理は、私が計算したところ、きょうで就任百三十四日目になりますが、この間、麻生総理は、選挙を逃げまくったために国民の皆さんの信頼を失ってしまった。そういう意味では、オバマ大統領とは対照的な形になっております。 そこで、十月三十日、麻生総理が記者会見をされて、たしか生活対策等を……
○菅(直)委員 私、総理が本当にどんなふうに中川財務大臣の辞任について言われるのかなと耳をそばだてて聞いておりました。私は、多くの国民の皆さんも、麻生総理の盟友とも言われ、お友達という言い方もありますけれども、その中川大臣の辞任にどういうふうに総理が国民の皆さんにおわびを言われるのかなと聞いておりました。 しかし、総理の言葉は、中川財務大臣が自身の健康管理が不十分であったことから、つまり、総理の判断は一切入っておりません。本人が健康管理が不十分で辞任することになったと。申しわけないと言われた部分は、単に、予算の審議中に担当大臣が交代に至ったことはまことに申しわけないと。一言も、みずからが任命……
○菅(直)委員 きょうは、締めくくり総括という形になっておりますが、私たちとしては、まだまだ大きな課題、重要な課題が残っていて、もっと議論を続けるべきだということを冒頭に申し上げた上で、しかし、委員長の職権で締めくくりということになっておりますので、この国会をまさに総括しながら少し議論を進めていきたいと思います。 この国会、多くの課題がありましたけれども、私は、やはり今、日本に迫られた問題としては、一つは雇用の問題、そして関連して景気、経済の問題、さらに言えば、そういうものを越えていった先の日本の将来の問題、こういうところが非常に国民の皆さんにとっても最大の関心事であり、重要な政治課題だと考……
○菅(直)委員 百年に一度と言われるこの景気、経済の落ち込みの中で、十四兆を超える大型の補正予算が提出をされて、いよいよ本格的な議論がスタートいたしました。野党のトップバッターとして、私、菅直人、質問に立たせていただくことを大変うれしく思っております。 まず、喫緊の課題として、新型インフルエンザについて少しお聞きいたしたいと思います。 我が党の中にもこの対策本部をつくって、私、本部長になりまして、その都度、関係官庁、さらには、個人的にはいろいろな専門家の方からも話を聞いております。 今のところ、厚生労働省も頑張っておられて、あるいは他の部門も頑張っておられて、水際作戦が成功といいましょう……
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